JP4770808B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4770808B2 JP4770808B2 JP2007192057A JP2007192057A JP4770808B2 JP 4770808 B2 JP4770808 B2 JP 4770808B2 JP 2007192057 A JP2007192057 A JP 2007192057A JP 2007192057 A JP2007192057 A JP 2007192057A JP 4770808 B2 JP4770808 B2 JP 4770808B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- value
- current
- voltage
- output
- image forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
本発明によれば、加算手段によって出力手段に対し、フィードバック制御中と同じ電流方向に加算電流を流すことで、フィードバック値が所定領域外の値になってしまうことを抑制できる。しかも、加算電流によって増減した出力手段の出力電圧値は変更手段によってその増減量が低減される。従って、変更手段を設けずに出力手段の出力電圧値をそのままフィードバック値とする構成に比べて、制御手段におけるフィードバック値のダイナミックレンジを広く確保できる。
本発明によれば、加算電流による出力手段の出力電圧の増減分を、変更手段によって相殺することで、出力手段の出力電圧の変化レンジとフィードバック値の変化レンジとが一致するため、制御手段側で出力手段の出力電圧とフィードバック値とのずれ量を考慮する必要がなくなる。
加算手段や変更手段は、例えば電源ラインと出力手段との間に抵抗を設けた構成であってもよいが、この構成では、電源電圧や出力手段に流れる電流量が変動する場合には、これに伴って出力電圧が変動し得る。これに対して、本発明によれば加算手段および変更手段のうち少なくとも一方は、定電流源からの定電流によって出力手段またはバッファ手段の出力電圧を増減させる構成であるから、当該出力電圧を安定させることができ、フィードバック値が所定領域外の値になってしまうことをより確実に抑制できる。
本発明によれば、比較的簡単な構成で精度の高い定電流源を構築することができる。
加算電流によってバッファ手段の出力電圧が飽和してしまうと正確なフィードバック制御を行うことができなくなる。従って、本発明のように加算電流はバッファ手段の出力電圧を飽和させない範囲内に設定することが好ましい。
仮に加算電流を、加算状態におけるフィードバック値が基準値よりも大きくなる値に設定すると、異常が発生していないにもかかわらず加算手段によってフィードバック値が基準値よりも大きい値に維持されて、異常であると誤判断してしまうおそれがある。従って、本発明のように加算電流を、加算状態におけるフィードバック値が基準値以下になる値に設定することが好ましい。但し、本発明では、加算電流による出力手段の出力電圧の増加分を変更手段によって低減させる構成である。従って、フィードバック値が所定領域外の値になってしまうことを十分に抑制できる程度に加算電流を大きく設定しつつ、その加算電流による増減分を変更手段によって基準値以下に低減することができる。
電気的負荷が転写手段である構成に対し、特に本発明は有効である。
本発明の実施形態1について図1〜図3を参照して説明する。
(レーザプリンタの全体構成)
図1は、レーザプリンタ(以下、「プリンタ1」という。画像形成装置の一例。)の要部を示す側断面図である。なお、以下、図1で紙面右側をプリンタ1の前側、図1で紙面左側をプリンタ1の後側として説明する。図1において、プリンタ1は、本体フレーム2内に、用紙3(被記録媒体の一例)を給紙するためのフィーダ部4や、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5などを備えている。
フィーダ部4は、給紙トレイ6と、用紙押圧板7と、給紙ローラ8と、レジストレーションローラ12とを備えている。用紙押圧板7は、その後端部を中心に回転可能とされており、この用紙押圧板7上の最上位にある用紙3が給紙ローラ8に向かって押圧されている。そして、用紙押圧板7上の用紙3は、その給紙ローラ8の回転によって1枚毎に給紙される。
画像形成部5は、スキャナ部16、プロセスカートリッジ17および定着部18を備えている。
図2には、転写ローラ30に転写電圧V1を印加するための印加回路60の要部構成のブロック図が示されている。この印加回路60は、制御回路62と高電圧出力回路61(供給手段の一例)とを備えて構成されている。高電圧出力回路61は駆動回路63及びトランス64を備える。
上述したように、制御回路62からPWM信号S1が与えられて高電圧出力回路61が駆動しているとき、換言すれば定電流制御(フィードバック制御)が実行されているときは、検出抵抗75Aに転写電流i1(図2の一点鎖線方向に流れる電流)が流れ、上記接続点Bの電圧値V2は正の値(例えば1.0〜3.3V)となる。そして、制御回路62は、A/Dポート62Bに入力される電圧値の保証領域が所定の正領域に設定されている。このため、検出抵抗75Aに逆電流(駆動時の転写電流i1とは逆向きの電流)i2(図2中の二点鎖線)が流れると、接続点Bには負極性電圧が印加される。つまり、フィードバック値の極性が反転してしまう。そうすると、A/Dポート62Bには保証領域外の電圧が入力されることになり、例えば制御回路62内のA/Dコンバータなどの回路が故障してしまうおそれがある。
電流検出回路75に上記加算電流i5が流れていない場合、接続点Bの電圧値V2は例えば0〜3.3[v]であり、定電流制御が停止されると検出抵抗75Aに逆電流i2が流れてフィードバック値の極性が負極性に反転してしまう。そこで、本実施形態では、定電流源130によって電流検出回路75に加算電流i5を常に流すことで、接続点Bの電圧値V2を所定の電圧分だけ高電位側に持ち上げることで、定電流制御の停止の際に接続点Bの電圧値V2が負極性に反転してしまうことを防止できる。
図3は実施形態2を示す。前記実施形態1が転写ローラ30に負極性電圧を印加する構成にあったのに対し、実施形態2は正極性電圧を印加する構成であり、このため加算手段及び変更手段の構成が一部異なる。従って、実施形態1と同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)「電気的負荷」には、上記実施形態で例に挙げた転写ローラ30以外に、例えば現像ローラ31や帯電器29であってもよい。
30…転写ローラ(電気的負荷、転写手段)
62…制御回路(制御手段、判断手段)
61…高電圧出力回路(供給手段)
75…電流検出回路(出力手段)
130…定電流源(加算手段)
131…バッファ回路(バッファ手段)
133…定電流源(変更手段)
i5,i7…加算電流
V1…転写電圧(負極性電圧)
V2…電圧値(出力手段の出力電圧値)
Claims (7)
- 電気的負荷と、
前記電気的負荷に電力を供給する供給手段と、
前記電気的負荷に供給されている電力の電流値に応じた電圧を出力する出力手段と、
前記出力手段の出力電圧値に基づくフィードバック値を受けて、前記電気的負荷に流れる電流をフィードバック制御する制御手段と、
前記出力手段に対し、前記フィードバック制御中と同じ電流方向に加算電流を流す加算手段と、
前記出力手段の出力電圧が入力されるバッファ手段と、
前記加算電流による前記出力手段の出力電圧値の増減方向とは逆の増減方向に、前記バッファ手段の出力電圧を増減させて、当該増減後の出力電圧を前記フィードバック値として前記制御手段に与える変更手段と、を備える画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置であって、
前記変更手段は、前記加算電流による前記出力手段の出力電圧の増減量と同じ量だけ前記バッファ手段の出力電圧を増減させる構成である。 - 請求項1または請求項2記載の画像形成装置であって、
前記加算手段及び前記変更手段のうち少なくとも一方は、定電流源を備え、当該定電流源からの定電流によって前記出力電圧を増減させる構成である。 - 請求項3に記載の画像形成装置であって、
前記定電流源はプログラマブルシャントレギュレータによって構成されている。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記加算電流は、前記バッファ手段の出力電圧を飽和させない範囲内に設定されている。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記供給手段は、前記電気的負荷に負極性電圧を印加する構成であり、
前記フィードバック制御がオフしている際のフィードバック値が基準値以上である場合に異常と判断する判断手段を備え、
前記加算電流は、前記加算状態におけるフィードバック値が前記基準値以下になる値に設定されている。 - 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記電気的負荷は転写手段である。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007192057A JP4770808B2 (ja) | 2007-07-24 | 2007-07-24 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007192057A JP4770808B2 (ja) | 2007-07-24 | 2007-07-24 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009031330A JP2009031330A (ja) | 2009-02-12 |
JP4770808B2 true JP4770808B2 (ja) | 2011-09-14 |
Family
ID=40401938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007192057A Expired - Fee Related JP4770808B2 (ja) | 2007-07-24 | 2007-07-24 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4770808B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3697193B2 (ja) * | 2001-10-16 | 2005-09-21 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP2006039133A (ja) * | 2004-07-26 | 2006-02-09 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
-
2007
- 2007-07-24 JP JP2007192057A patent/JP4770808B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009031330A (ja) | 2009-02-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8548348B2 (en) | High-voltage output apparatus and image forming apparatus | |
US8346114B2 (en) | Image forming apparatus and high voltage output power source | |
US9041942B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP5018942B2 (ja) | 画像形成装置および帯電器の制御方法 | |
JP4367530B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4900323B2 (ja) | 電源装置及び画像形成装置 | |
JP4770808B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4547635B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US8295724B2 (en) | Image forming apparatus | |
US8483584B2 (en) | Image forming apparatus including controller for detecting and reducing abnormal discharges | |
JP4770806B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5012846B2 (ja) | 画像形成装置および帯電器用電源 | |
JP5013223B2 (ja) | 画像形成装置および帯電電圧検出方法 | |
JP4831439B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5505710B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2020188615A (ja) | 電源装置及び画像形成装置 | |
JP2009048103A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4771228B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005258287A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5062227B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2013137410A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4863092B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5532564B2 (ja) | 画像形成装置及び画像形成制御方法 | |
JP5024339B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007052690A (ja) | 電源装置及び画像処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20091014 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20091014 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110330 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110524 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110606 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140701 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4770808 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |