JP4769892B2 - 植生マット - Google Patents

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Description

発明の詳細な説明
〔技術分野〕
本発明は、植生基盤材に係り、より詳細には、廃木材と廃紙とからなる軽量の植生基盤材、前記植生基盤材を備え、施工、取り替え及び補修が容易な植生マット及びこのような植生マットの製造方法に関する。
〔背景技術〕
急激な都市化によって都市内の緑地は、次第に減少している実情である。都市の不足な緑地を確保するため、都市内の庭園作りが始まりながら生態公園や植樹などが最近活性化されている。しかし、多くの建物と住居施設によって都市内で緑地を確保することは、現実的に困難な面がある。これに対する代案として、既存建物の屋上を利用した緑化工法に関心が高まっている。建物の屋上緑化は、空間のリサイクル、同時生態系構築、大気浄化、都市のヒートアイランド現象の緩和、建築物の省エネルギー及び微気候調節を通じる環境改善などの長所を有して、最近多くの建物で採択されている。
図1は、従来の人工地盤緑化用の植生構造10を表わした断面図である。植生構造10は、一般的に育成土壌層11、フィルター層12、排水層13、防根層14及び防水層15を備え、建築物の屋上のような人工地盤20上に設けられる。
育成土壌層11は、植物が持続的に成長する基盤材であって、植生マット10の大部分の重量を占めるために荷重が大きいという短所があり、前記フィルター層12は、降雨時に、育成土壌層の細粒土壌が流出されることを防止する。一方、排水層13は、育成土壌層11からの排水を担当し、防根層15は、植物の根から防水層15と建築物20とを保護し、防水層14は、植生構造10の水分が建築物20に漏水されることを遮断する役割を行うが、このように従来の植生構造10は、構造が複雑なだけでなく、育成土壌層11の荷重によって全体的な重量が重いという短所があった。
一方、植生構造10を通じて多様な植生を造成するためには、育成土壌層11は十分な土深を有していなければならない。しかし、土深が深いほど建築物に加えられる荷重が大きくなるので、建築物の構造的安全のために土深の深さは制限され、結局造成可能な植生も制限される。したがって、従来の植生構造10は、建築物に大きな荷重を加えるだけではなく、脆弱な構造の建築物には、土深の深い植生構造10を適用できないという問題点がある。また、建築物の屋上20などに植生構造10を確立するためには、図1に図示されたように、植生に必要な多様な層を施工しなければならないので、従来の植生構造10は、施工が不便であるだけではなく、部分取り替え及び補修が容易ではないという問題点がある。また、植生の基盤となる育成土壌層11が土壌または人工土壌を含むので、偏平な人工地盤上にのみ植生構造10を確立するしかない問題点がある。
〔発明の開示〕
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、前記のような問題点を解決するために創案されたものであって、本発明の一番目の技術的課題は、構造が簡単であり、育成土壌層を全然含まないために軽量である植生基盤材を提供することである。
本発明の二番目の技術的課題は、前記植生基盤材を備え、施工及び維持補修が容易な植生マットを提供することである。
本発明の三番目の技術的課題は、軽量で施工が簡便な植生マットの製造方法を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、前記一番目の技術的課題を果たすために、密集された多数のウッドチップと、ウッドチップの間の空間に満たされて密集された多数のウッドチップを板状に保持する充填体と、を含む植生基盤材を提供する。
本発明の一実施形態によれば、前記ウッドチップは、廃木材を破砕して得られた木材破片であることが望ましい。
また、充填体は、廃紙の紙パルプを含むことが望ましい。
また、充填体は、着色剤、粉状活性炭、製紙用の湿潤紙力増強剤または製紙用の表面サイズ剤を含有できる。
本発明の望ましい実施形態によれば、前記植生基盤材は、ココナッツ纎維からなる補強材をさらに含むことであり得る。
本発明は、前記二番目の技術的課題を果たすために、前記植生基盤材からなる植生層と、前記植生層の上部に種まきされた種子と前記種子を固定するように前記植生層上に形成されたコーティング層をさらに含む植栽層と、前記植生層の下部に配され、不織布シートと、前記不織布シートの下に配されて排水溝を有する排水板からなる排水層と、を含む植生マットを提供する。
本発明の一実施形態によれば、前記コーティング層は、酸化澱粉を含むことであり得る。
本発明は、前記三番目の技術的課題を果たすために、(a)ウッドチップを備える段階と、(b)紙パルプスラリーを備える段階と、(c)ウッドチップと紙パルプスラリーとを混合する段階と、(d)排水孔を有する成形フレームと成形フレームに整合する押圧板とを有する植生基盤材製造装置を備える段階と、(e)前記ウッドチップと前記紙パルプスラリーとの混合物を成形フレームに投入する段階と、(f)成形フレーム内に投入された混合物を押圧板で加圧して植生基盤材を成形する段階と、を含む植生マットの製造方法を提供する。
本発明の一実施形態によれば、前記(c)段階は、ウッドチップと紙パルプスラリーとの全体重量対比40〜60重量%のウッドチップと60〜40重量%の紙パルプスラリーとを混合してなされることが望ましいが、ここで、前記ウッドチップと紙パルプスラリーとの混合物に色素、粉状活性炭、製紙用の湿潤紙力増強剤または製紙用の表面サイズ剤がさらに添加されることができる。
本発明の他の実施形態によれば、前記(e)段階で、前記混合物の投入時にココナッツ纎維からなる補強材をさらに投入することができる。
本発明のまた他の実施形態によれば、前記(d)段階の成形フレームは、第1凹凸状を有する一側面と、該一側面に対向して第1凹凸状に整合する第2凹凸状を有する他側面とを有することが望ましい。
また、前記(f)段階以後に、前記植生基盤材からなる植生層の上部に種子を植栽する段階をさらに含み、前記で種子植栽段階は、植生層の一面上に種子を種まきする段階と、種子が種まきされた植生層の一面を酸化澱粉水溶液でコーティングする段階と、を含むことが望ましい。
また、前記(f)段階以後に、前記植生基盤材を液状肥料に浸漬した後、乾燥させる段階をさらに含むことが望ましい。
〔発明の効果〕
本発明による植生基盤材及び植生マットによれば、人工土壌などの育成土壌を全然含まないので、荷重が軽くて、脆弱な建築物にも人工地盤緑化が可能となり、単純に植生基盤材及び植生マットの厚さを厚くすることだけで、深い土深が必要な植生が適用可能である。したがって、同一の荷重の育成土壌を含む植生構造と比べる時、植生の多様化を図りうる。また、従来の植生構造のようなフィルター層、排水層、防水層などが不要となって、構造が単純であり、施工場所に拘わらず、施工及び補修が簡便であり、廃木材と廃紙とから得られる材料を使うために資源のリサイクルを図りうる。
〔発明を実施するための最良の形態〕
以下、添付図面を参照して、本発明を詳しく説明する。
本発明による植生マットは、育成土壌層を全然含まないために、荷重が軽量であり、別途のフィルター層及び防水層などを備える必要がなくて構造が簡単であるだけではなく、植生マット自体に種子、植生層、植栽層及び排水層が一体に備えられているために、施工が簡便であるという特徴がある。
図2は、本発明による植生基盤材を表わした斜視図である。植生基盤材100は、板状の形態に密集された多数のウッドチップ110と、ウッドチップ110の間の空間または空隙に満たされて密集された多数のウッドチップ110を板状に保持する充填体120と、を含む。
植生基盤材100は、全体的に板状の形態を有し、植生基盤材100の厚さは、造成する植生に必要な土深が確保されるように植生の種類によって選択可能である。図2において、植生基盤材100の平面状が長方形であると図示されているが、植生基盤材100の平面状は、これに限定されるものではなく、円形、三角形または任意の多角形になり得る。
ウッドチップ110は、任意の木材を破砕して得られる木材破片である。望ましくは、ウッドチップ110は、林野を間伐して出た立木廃棄物または建築廃木材を所定の大きさ(例えば、1.5ないし2cm)に破砕して得られる。ウッドチップ110は、材料の性質上、多孔性であるので、植生基盤材100に植栽された植物の生長に必要な各種の栄養分がウッドチップ110内に保有可能である。前記植生基盤材100内で前記ウッドチップ110の含量は、ウッドチップと紙パルプスラリーとの全体重量対比40〜60重量%であることが望ましいが、40重量%未満であれば、植物の生長に必要な栄養分の保有能が劣って望ましくなく、60重量%を超えれば、相対的に充填体120の含量が少なくなるために、前記植生基盤材100の強度が落ちる恐れがある。
前記充填体120は、それぞれのウッドチップ110を固定させて、密集されたウッドチップ110が板状の形態を成すようにする。充填体120は、植生の根差しが可能な材料からなる。したがって、充填体120は、植物の根が貫通することができて適当な水分を含有することができ、ウッドチップ110を維持して植生基盤材100の板状を維持できる材料からなる。
本発明による植生基盤材100の充填体120は、紙パルプからなることが望ましい。紙パルプのスラリーとウッドチップ110とが混合されている混合物から水分を脱水させれば、紙パルプが固着されながら纎維が互いに決着され、それぞれのウッドチップ110を捕まえるようになって密集されたウッドチップ110の板状を維持できる充填体120に形成される。紙パルプの充填体120は、廃紙、例えば、白上紙の廃紙を水分を添加して解離してなされた紙パルプスラリーから形成される。
充填体120が紙パルプからなるので、充填体120は水分吸収率が高い。したがって、植生基盤材100に植栽された植物は、充填体120から生長に必要な水分を適切に供給されることができる。
前記充填体120は、植生基盤材100の耐久性を向上させて植物の生長に有利な効果などを付与するための機能性添加剤を含有できる。機能性添加剤の例として、植生基盤材の腐敗を抑制させて土壌改良効果を有する粉状または粒状活性炭、腐食防止剤、植生基盤材の審美性を増進させるための植生に無害な着色剤、紙パルプの湿潤強度を増加させてバインダーとしての役割を行う製紙用の湿潤紙力増強剤、ウッドチップと充填体とに適当な水分を保有させる製紙用の表面サイズ剤などがある。このような機能性添加剤は、紙パルプのスラリーに添加されることで充填体120内に含有される。但し、機能性添加剤のうち製紙用の表面サイズ剤は、紙パルプのスラリーに添加されるか、植生基盤材100の表面に塗布されて含まれうる。
一方、本発明による植生基盤材は、ココナッツ纎維からなる補強材をさらに含むことであり得るが、ココナッツ纎維からなる補強材は当業界で通常使うものであって、湿潤耐久力を増加させるだけではなく、植生基盤材の厚さが厚くなる場合に耐久性を増加させる役割を果たす。すなわち、植生が深層の土壌を必要とする場合には、前記植生基盤材の厚さが厚くなるが、これは、植生の荷重を耐えるために前記植生基盤材に耐久性がさらに必要となるが、そのような耐久性を補強するためのものである。前記ココナッツ纎維からなる補強材は、ココナッツ纎維を切断した後に充填体120に混合して使うこともできるが、ココナッツ纎維からなるネットを使うことが耐久性面でさらに望ましい。前記ココナッツ纎維からなるネットの厚さは、特別に限定されず、前記植生基盤材の厚さを考慮して適当に調節が可能であり、使われる前記ネットの個数も特別に制限されず、植生基盤材の内部に相互離隔して多様な層が積層可能である。
図3は、本発明による植生マットの斜視図である。
本発明による植生マット200は、図2を参照して説明した植生基盤材100からなる植生層210を含む。植生層210は、板状の形態に密集された多数のウッドチップ211と、ウッドチップ211の間の空間または空隙に満たされて密集された多数のウッドチップ211を板状に保持して紙パルプからなる充填体212と、を備える。植生層210は、植生基盤材100が広い板状の形態からなるものであって、数mまたは数十cm の長さの長方形または正方形からなりうるが、その形態は限定されるものではない。ウッドチップ211と充填体212は、植生基盤材100の場合と同一なので、これについての説明は省略する。
植生マット200は、植生層210上に形成された植栽層220をさらに含む。植栽層220は、植生層210上に種まきされた種子221と種子221を植生層210上に固定させるコーティング層222からなる。
種子221は、植生層210上に適切な間隔を置いて種まきされることができる。種まきされる種子221は、植生層210の深さによる土深を考慮して選定されることができ、一方、特定種子221を選定した後、植生層210の深さが決められうる。
コーティング層222は、酸化澱粉を含む。例えば、酸化澱粉が溶解された溶液を種子221が種まきされた植生層210上にコーティングすることでコーティング層222を形成させることができる。前記コーティング層220を成す酸化澱粉は、種まきされた種子221が初期芽生える時に栄養分として使われ、種子221の固着力を強化させる一方、種子の保護層としての役割もする。前記コーティング層222は、図示されたように、植生層210上の全面にかけて形成されることができ、種まきされた種子221のみを覆うように形成されることもある。
本発明による植生マット200は、種子221を含む植栽層220が植生マット200に形成されており、植生層210が種子221の植生に必要な土台と水分とを供給するので、前記植生マット200は、その自体で種子221の植生に必要なすべての要素を設けている。
本発明による植生マット220は、人工地盤緑化のために施工されるように植生層210の下に配される排水層230をさらに含む。排水層230は、排水路(図示せず)を有する排水板231と、該排水板231上に配される不織布シート232からなり得る。
前記排水板231は、ポリスチレンのような合成樹脂からなり、その面上に縦横に多数の排水溝が形成されているか、円錐状の突起が形成されて、その周辺に排水になるように排水路が形成される。一方、前記不織布シート232は、植生層210のすぐ下に置かれ、生長する種子221の根が排水板231を突き抜けて生長しないように防根層の役割を担当する。不織布シート232は、排水板231上に直接付着されて提供されることもできる。この場合、排水層230は、“不織布一体型排水板”として提供されることができ、不織布一体型排水板は市中で入手可能である。
図4は、人工地盤20上に設けられた本発明による植生マット200の断面図であり、ココナッツ纎維からなるネット400が二つの層に積層されている。人工地盤20は、建築物の屋上、建築物の外壁または高速道路の斜面などになり得る。排水層230は、人工地盤20上に固定されるか移動しないように位置される。排水層230の排水板231は、基礎板231aと、基礎板231a上に形成された多数の突起231bと、突起231bの間に形成される排水路231cとを有しうる。本発明によれば、排水層230上に互いに一体に形成された植生層210と植栽層220とが配される。植生層210は、排水層230上に単純に定着されるか任意の固定手段を使って固定可能である。
本発明で、前記植生層210を構成するウッドチップ211と紙パルプとからなる充填体212は、その自体で軽量である。したがって、植生マット200が、人工地盤20に加える荷重は土壌を植生層として使う従来の植生構造10に比べてはるかに減少する。その結果、深い土深を必要とする植生を造成する場合、単純に植生層210の厚さを必要なほど大きくすることによって、人工地盤20に無理な荷重を加えなくても所望の植生の造成を果たすことができる。また、紙パルプからなる充填体212は、その自体が水分を適量含有できるので、生長する種子221の根に常に適当な水分を供給することができる。したがって、従来の植生構造10のようなフィルター層12、防水層15などの構成が不要であるために、構成が簡単で軽量である一体型の植生構造が実現される。
本発明で、種まきされた種子221は、コーティング層222の酸化澱粉を栄養分をして植生層210内に根をおろす。初期には充填体212を通じて根差しが起きて、時間が経過すればウッドチップ211が分解されるので、ウッドチップ211を通じても根差しが起きる。多孔性のウッドチップ211は、植物生長に必要な栄養分を含むことができ、同時に分解されながら植物生長に必要な栄養分を供給することもできる。
以下では、本発明による植生基盤材と植生マットとの製造方法について説明する。
図5Aないし図5Cは、本発明によって植生マットの植生基盤材または植生層の原材料を形成する方法を表わした説明図である。
林野を間伐して出た立木廃棄物または建築廃木材311aを含水率約11%程度になるように乾燥させた後、破砕機311bを使って微細な木材破片に破砕する。木材破片は、おおよそ1.5ないし2cmの大きさである。このようにして、ウッドチップ311として使われる木材破片を準備する(図5A参照)。
次いで、収去した廃紙、例えば、白上紙312aを細切して水とともに解離機312bに入れて解離させるが、解離機312bを約5000回回転させて細切した白上紙から紙パルプスラリー312を形成する。紙パルプスラリー312内の紙パルプの濃度は、約2.5ないし3.5%である(図5B参照)。
以後、図5Cに図示されたように、準備されたウッドチップ311と紙パルプスラリー312とを混合して混合物310を形成する。この際、ウッドチップと紙パルプスラリーは、それぞれ4:6〜6:4の重量比で混合することが望ましい。このように混合物310を形成した後、用水313を供給して植生基盤材の機能を高めるように機能性添加剤314を添加する。
機能性添加剤314としては、前述した粉状または粒状の活性炭、腐食防止剤、植生に無害な着色剤、製紙用の湿潤紙力増強剤または製紙用の表面サイズ剤などになり得る。粉状または粒状の活性炭は、植生基盤材の腐敗を抑制して植生層を改良する効果を発揮し、腐食防止剤も同一の役割を果たす。前記腐食防止剤は、当業界で通常使われるものであって、植生に悪影響を及ぼさない限り、特別に制限されない。製紙用の湿潤紙力増強剤は、紙パルプスラリーの追加の解離現象を抑制して紙パルプの湿潤強度を増加させてバインダーの役割を果たす。製紙用の湿潤紙力増強剤は、完成された植生マットの前乾重量の5〜30重量%の量が添加されることが望ましいが、5重量%未満である時には、添加効果が微弱で水分に対する耐久性が落ちる恐れがあり、30重量%を超過する時には、植物の生長に望ましくない影響を及ぼすことができる。前記製紙用の湿潤紙力増強剤は、当業界で通常使われるものである限り、植物の生長に悪影響を及ぼさない範囲で特別に制限されない。一方、前記製紙用の表面サイズ剤は、完成された植生基盤材の早い乾燥を防止して、紙パルプスラリーから脱水を通じて形成される充填体(図2及び図3参照)やウッドチップに適当な水分が保有されることを保障する。製紙用の表面サイズ剤は、完成された植生マットの前乾重量の5〜30重量%の量が添加されることが望ましいが、5重量%未満である時には添加効果が微弱であり、30重量%を超過する時には植生基盤材の強度などの物性が劣悪になる恐れがある。変形例として、機能性添加剤のうち製紙用の表面サイズ剤は、植生基盤材330(図7C参照)を形成した後、植生基盤材の表面に塗布されることもできる。
このようにして、準備されたウッドチップと紙パルプスラリーとの混合物310を植生基盤材製造装置に投入して植生基盤材または植生マットの植生層を製造する。図6は、本発明に使われる植生基盤材製造装置320を図示する斜視図である。
図6を参照すれば、植生基盤材製造装置320は、混合物310が投入される成形フレーム321と、成形フレーム321に整合する押圧板322と、成形フレーム321を支持して成形フレーム321から脱水された水を受け出すための桶323とを含む。
成形フレーム321は、例えば、四角形の箱状であり、その底に混合物310からの水が排出されるための多数の排水孔324が形成されている。桶323の上端には、成形フレーム321を支持するための多数の横木325が形成されている。
図7Aないし図7Fは、植生基盤材または植生マットの植生層の製造手続きを表わした説明図である。
先ず、ウッドチップ311と紙パルプスラリー312との混合物310を成形フレーム321に投入する(図7A参照)。
次いで、押圧板322で成形フレーム321内に注入された混合物310を加圧する。加圧が起きると同時に、混合物310内に含まれた水分は、成形フレーム321に形成された排水孔343を通じて桶323に排出される。混合物310が脱水されながらまた押圧板322による加圧によって、混合物310内のウッドチップ311は、成形フレーム321の長方形に対応するように長方形の板状体の形態に密集され、それと同時に紙パルプスラリー312は、脱水と共に内包された紙パルプが互いに固着されてウッドチップ311の間の空間を満たして密集されたウッドチップ311の板状の形態を維持する充填体(図2及び図3参照)に形成される。押圧板322によった加圧は、動力プレス装置によって遂行されることもでき、適当な重量物を押圧板322上に設けて遂行されることもできる(図7B参照)。
所定時間の加圧と脱水とが完了した後、成形フレーム321から完成された植生基盤材を離型する。図7Cは、完成された植生基盤材330を表わす。離型された植生基盤材330は、常温で所定時間の乾燥過程を経る。
一方、本発明では、すでに言及したように、ココナッツ纎維からなる補強材を前記混合物310にさらに含ませるか、前記混合物310と別途にココナッツ纎維からなるネットを前記混合物310の投入中間中間に一つ以上積層することで植生基盤材の内部にネットを積層させうる。
乾燥過程を経た植生基盤材330は、四角形の板状に密集された多数のウッドチップ331とウッドチップ331の間の空間に満たされて密集された多数のウッドチップ331を板状に保持する充填体332とを含む。このような植生基盤材330は、充填体332とウッドチップ331とが水分を含んでいるので、その自体で植生マットの植生層として使われる。
また、本発明による植生マットの製造方法は、前記乾燥過程を経た植生基盤材330を液状肥料に浸漬した後、乾燥させる段階をさらに含むことで植生に必要な栄養分を自体的に含有させうる。このように植生基盤材330を製造した後に液状肥料に浸漬させる理由は、混合物310に液状肥料を直接投入する場合には、植生基盤材330の耐久性に問題があり得るだけではなく、同一の量の液状肥料投入時に得られる効果が減殺されることができるためである。したがって、前記植生基盤材330を製造した後に乾燥まで完了した以後で、液状肥料に浸漬させることによって、前記液状肥料を植生基盤材330に浸透させることで植生の栄養分を含有させうる。一方、前記浸漬工程効率を向上させるためには、減圧浸漬法がさらに望ましい。
また、植生基盤材330は、成形フレーム321の大きさによって数mまたは数十cmの横及び縦長を有する長方形または正方形板状体からなり得る。数mの大きさで形成された植生基盤材330は、人工地盤上に一つがまたはいくつが設けられることで人工地盤緑化用の植生層の施工が達成されることができる。数十cmの大きさで形成された植生基盤材330は、人工地盤上に多数が互いに組み立てられることで人工地盤緑化用の植生層の施工が達成されることができる。
例えば、数十cmの大きさで形成された植生基盤材は、次の二つの形態からなり得る。
(1)横長:200mm、縦長:200mm、高さ:50mm、前乾重量:250g、混合物形成時に添加される水量:2000Ml
(2)横長:200mm、縦長:200mm、高さ:20mm、前乾重量:150g、混合物形成時に添加される水量:2000Ml
次いで、乾燥を終えた植生基盤材330上に植生基盤材330の厚さに相応する土深が必要な種子341を種まきする(図7D参照)。
次いで、酸化澱粉水溶液343を種子341が種まきされた植生基盤材330の表面に塗布する。酸化澱粉水溶液が蒸発しながら、固着される酸化澱粉は種まきされた種子341を植生基盤材330の上面に固定させる。酸化澱粉水溶液343は、植生基盤材330の全面にまたは種まきされた種子341のみを覆うように塗布されることができる(図7E参照)。
このようにして、種子341を含む植栽層340と種子の植生に必要な土台、水分及び養分を供給する植生層330とからなる植生マット340が形成される(図7F参照)。
一方、植生マットが数十cmの小さな大きさで形成されて(以下、数十cmの小さな大きさで形成された植生マットを“単位植生マット”と言う)人工地盤上に設けられれば、作業者は、多数の単位植生マットを互いに組み立てる方式で簡単に人工地盤緑化作業を遂行することができ、施工補修も簡便であるという長所がある。
図8Aないし図8Eは、本発明によって単位植生マットを形成する方法を表わした説明図である。
単位植生マットは、数mの大きさで完成された植生マット350(図7F参照)を所定形状に切断して形成される。
図8Aに図示したように、長方形に完成された数mの大きさの植生マット350を互いに直交する波線に沿って切断して、長方形または正方形の数十cmの大きさの単位植生マット361を形成しうる。
また、図8Bに図示したように、長方形に完成された数mの大きさの植生マット350を横方向の平行な波線と縦方向の波状の波線とに沿って切断して、数十cmの大きさの単位植生マット362を形成しうる。この場合、単位植生マット362は、一側面に凹状362aを有し、一側面に対向する他側面に凹状362aに整合する凸状362bを有する。一つの単位植生マット362の凹状362aに他の一つの単位植生マット362の凸状362bが合わせられる方式で、多数の単位植生マット362を使って人工地盤緑化が可能である。
また、図8Cに図示したように、長方形に完成された数mの大きさの植生マット350を横方向と縦方向の波状の波線に沿って切断して、数十cmの大きさの単位植生マット363を形成しうる。この場合、図8Cにおいて、単位植生マット363は、左側面及び右側面に互いに整合可能な凹凸状363a、363bを有し、上側面及び下側面に互いに整合可能な凹凸状363c、363dを有する。一つの単位植生マット363の凹凸状363aに他の一つの単位植生マット363の凹凸状363bが合わせられる方式で、また一つの単位植生マット363の凹凸状363cに他の一つの単位植生マット363の凹凸状363dが合わせられる方式で、多数の単位植生マット363が互いに組み立てられて人工地盤緑化が可能である。
単位植生マットを形成するように数mの大きさの植生マット350を切断する方式は、図8Aないし図8Cに図示されたところに限定されるものではなく、単位植生マットが互いに組み立てられるように、または審美感が表われる任意の形状を有するように、植生マット350が切断可能である。
また、単位植生マット361、362、363は、図7Cに図示したような数mの大きさの植生基盤材330を図8Aないし図8Cに表わした方式で切断して単位植生基盤材を形成した後、その上面に種子を種まきして酸化澱粉水溶液を塗布する方式で製造されることもできる。
一方、単位植生マットは、数十cmの大きさで成形フレームから直接製造可能である。図8D及び図8Eは、数十cmの大きさの単位植生マットを製造するための成形フレームを例示する。
図8Dは、図8Bに図示されたような単位植生マット362を製造するための成形フレーム321′と押圧板322′とを図示する。成形フレーム321′は、一側面に凸状321′aと一側面に対向する他側面に凸状321′aに整合する20凹状321′bとを有する。
図8Eは、図8Cに図示されたような単位植生マット363を製造するための成形フレーム321″と押圧板322″とを図示する。成形フレーム321″は、図8Eにおいて、左側面及び右側面に互いに整合する凹凸状321″a、321″bと上側面及び下側面に互いに整合する凹凸状321″c、321″dとを有する。
単位植生マットを製造するための成形フレームが、図8D及び図8Eに例示したところに限定されるものではない。単位植生マット用の成形フレームは、数十cmの大きさの長方形または正方形成形フレームになることもでき、単位植生マットが互いに組み立てられるように、または審美感がよく表われる任意の形状を有するように、成形フレームがなされうる。図9ないし図11は、単位植生マットを使った人工地盤緑化を図示する図面である。
図9を参照すれば、建築物の屋上のような平らな人工地盤21上に排水板231を設け、その上に不織布シート232を設けるが、すでに言及したように、前記排水板231と不織布シート232は、一体に提供されることもできる。次いで、前記不織布シート232上に多数の単位植生マット362を互いに合わせて配置する。このようにして、平らな人工地盤21上に簡単に人工地盤緑化が達成される。単位植生マット362を互いに組み立てる方式で施工がなされるので、作業者は、軽量の単位植生マット362を扱うようになる。また、植生層330と植栽層340とを含む単位植生マットを単純に置いておくことで人工地盤緑化がなされる。したがって、人工地盤緑化のための施工が簡便になる。また、人工地盤緑化が完成されて時間が経過して、多数の単位植生マットのうち一部を補修する必要がある時、当該部分に該当する単位植生マットのみを取り替えることで簡単で便利な維持管理が達成されることができる。
図10を参照すれば、高速道路の切開地の斜面のような傾いた人工地盤22上に多数の単位植生マットを使って人工地盤緑化を行うことができる。単位植生マット361は、構造上流失されるか流出される材料を有していないので、傾いた人工地盤22上に施工可能である。
図11を参照すれば、建築物の外壁のような垂直の人工地盤23を多数の単位植生マットを使って緑化することができる。この場合、単位植生マットは、任意の固定具を使って垂直の人工地盤23に固定可能である。
図12及び図13は、本発明による植生マットを使って芝種子を芽生えさせた試験例に対する写真であるが、芝が稠密によく育っていることを確認することができる。
前記で説明したように、本発明による植生基盤材と植生マットは、施工場所に拘わらず、単純に人工地盤上に位置させることだけで、人工地盤緑化が達成されることができ、種子が種まきされた植栽層と種子の生長に必要な植生層とを一体に有した植生マットが提供されるので、消費者の好みに合う種子が植栽されて施工が簡便なカスタマイズド植生マットが実現される。また、本発明による単位植生マットを使って人工地盤緑化を行う場合には、簡便に人工地盤緑化の施工を行うことができ、施工後部分的な補修が必要な時、単純に当該部分の単位植生マットを取り替えるか、補修することによって、人工地盤緑化の維持管理が容易になるという長所がある。
本発明は、図面に図示された実施形態を参考にして説明されたが、これは例示的なものに過ぎず、当業者ならば、これより多様な変形及び均等な他実施形態が可能であるという点を理解できるであろう。したがって、本発明の真の技術的保護範囲は、特許請求の範囲の技術的思想によって決まるべきである。
〔産業上の利用可能性〕
本発明による植生基盤材及び植生マットは、特に、建物屋上などの人工地盤の緑化に非常に有用であり、空間のリサイクル、同時生態系構築、大気浄化、都市のヒートアイランド現象の緩和、建築物の省エネルギー及び微気候調節を通じる環境改善などの長所を有する。
従来の人工地盤緑化用の植生構造を図示した断面図である。 本発明による植生基盤材の斜視図である。 本発明による植生マットの斜視図である。 人工地盤上に設けられた本発明による植生マットの断面図である。 本発明によって植生マットの原材料を製造する方法を表わした説明図である。 本発明によって植生マットの原材料を製造する方法を表わした説明図である。 本発明によって植生マットの原材料を製造する方法を表わした説明図である。 本発明による植生マットを成形するための成形フレームの斜視図である。 本発明による植生マットの製造手続きを表わした説明図である。 本発明による植生マットの製造手続きを表わした説明図である。 本発明による植生マットの製造手続きを表わした説明図である。 本発明による植生マットの製造手続きを表わした説明図である。 本発明による植生マットの製造手続きを表わした説明図である。 本発明による植生マットの製造手続きを表わした説明図である。 本発明の一実施形態によって単位植生マットを形成する方法を表わした説明図である。 本発明の一実施形態によって単位植生マットを形成する方法を表わした説明図である。 本発明の一実施形態によって単位植生マットを形成する方法を表わした説明図である。 本発明の一実施形態によって単位植生マットを形成する方法を表わした説明図である。 本発明の一実施形態によって単位植生マットを形成する方法を表わした説明図である。 本発明による単位植生マットを使った人工地盤緑化を図示する図面である。 本発明による単位植生マットを使った人工地盤緑化を図示する図面である。 本発明による単位植生マットを使った人工地盤緑化を図示する図面である。 本発明による植生マットで芝種子が芽生えた写真である。 本発明によって芝種子が芽生えた植生マットの側面に対する写真である。

Claims (5)

  1. 密集された多数のウッドチップと、前記ウッドチップの間の空間に満たされて、前記密集された多数のウッドチップを板状に保持する充填体と、を含む植生基盤材からなる植生層と、
    前記植生層の上部に種まきされた種子と前記種子を固定するように前記植生層上に形成されたコーティング層をさらに含む植栽層と、
    前記植生層の下部に配され、不織布シートと、前記不織布シートの下に配されて排水溝を有する排水板からなる排水層と、を含み、
    前記ウッドチップは、廃木材を破砕して得られた木材破片であり、
    前記充填体は、製紙用の湿潤紙力増強剤を含有し、
    前記植生基盤材は、ココナッツ纎維からなる補強材としてのネットが当該植生基盤材の内部に積層されていることを特徴とする植生マット。
  2. 前記充填体は、
    廃紙の紙パルプを含むことを特徴とする請求項1に記載の植生マット。
  3. 前記充填体は、
    着色剤、粉状または粒状活性炭、製紙用の表面サイズ剤及びこれらの混合物からなる群から選択された何れか一つを含むことを特徴とする請求項1に記載の植生マット。
  4. 前記コーティング層は、
    酸化澱粉を含むことを特徴とする請求項1に記載の植生マット。
  5. 製紙用の湿潤紙力増強剤の添加量は、完成された植生マットの全乾重量の、5〜30重量%であることを特徴とする請求項1に記載の植生マット。
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