JP2004267084A - 家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材及び緑化方法 - Google Patents

家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材及び緑化方法 Download PDF

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Abstract

【課題】家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面を緑化するに供する表面緑化用器材及び表面緑化方法において、緑化対象如何に係わらず簡便な手段により、緑化を低コストで確実簡便に取り進め得るものを提供することを課題とする。
【解決手段】緑化植物を植生可能なマットを複数箇所で表側に向けて凸状に膨出させ、緑化植物と共に土壌や保水材等を保持する複数のポケット部を形成し、これにより家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材を構成したことにより、表面緑化用器材自体の加工、工作の簡便化、容易化を図り、その製作、据え付け等のコストを大幅に節減し、緑化システムの普及に寄与、貢献した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、家屋の表面となる屋根の外面や壁の外面、同家屋に付随する塀の表面となる塀の内外面、道路等に沿って設置されるフェンス全般、更には建築現場等において、通行人に対する安全性の確保、又は工事現場を部外者の視界から遮蔽すること等を目的として工事期間中に同建築現場等を囲って設けられる仮囲い等々(本明細書中においては、これらの建造物を「家屋・塀・仮囲い」で代表させる)の表面に、緑化植物を配置、配列する際に用いられる、家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材、および同表面緑化用器材を用いた家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
既に周知の域に達しているように、近時地球規模での温暖化現象やヒートアイランド現象が顕著となり、これらの対応として、首都圏のみならず地方都市においても家屋の屋上をはじめとしてその壁面、そして家屋に付随する塀の表面等々の緑化技術(緑化システム)が脚光を浴びるようになって来た。
【0003】
この種の緑化技術は、始原的にはヨーロッパ、特にドイツに端を発し、全世界的に広まりつつあるが、わが国においては近時行政指導を含めて緑化基準が強化されたこともあって、当該緑化技術が加速的に普及する趨勢にある。
【0004】
このような緑化技術、特に先鞭をつけた屋上の緑化技術を中心としてわが国における発展の段階を振り返ってみると、この種の緑化技術はフェルト製やプラスチック製の繊維製又は不織布製のマットを敷設するもの、若しくは椰子繊維質等の薄層のマットに適宜の緑化植物を植生してこれを屋上に敷設するもの等に端を発している。
【0005】
他方、前記のように薄層のマットに植生を施していわゆる植生マットを形成し、これを単に敷設するだけの構成では、強風による植生マットの捲れや飛散をはじめとして、同植生マットの移動によりこのマット中に在る床土等の土壌の流出が生じやすく、また、薄層であるために水分の蒸発が生じて植生が枯れたり、同植生自体の成長が進んで緑化植物が過剰に繁殖すると、薄層での支持がダメージを受けることもあるので、このような不具合の発生を防止して緑化植物の安定的な成長を促すより適切な植生マットを作り、これを屋根、壁、塀等々の表面に確実、容易に取り付け、かつ維持管理も簡便化するより好ましい手法について、不断の開発努力が進められている。
【0006】
また、前記緑化部分は平坦な屋上のみならず切妻式の傾斜した屋根を含み、更に傾斜が直角となる家屋の壁面や塀の表面へと拡張されていくに従い、単に平坦な植生マットを使用するだけではなく、この植生マットの表面にポケット状のプランタを金具やビス等の固着具を用いて取り付けるようにしたものも現れるに至っている。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−272281号公報(図2のプランター10)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前記したように、従来の一般的な手法としての植生マットを主体とした緑化技術では、緑化対象が平坦な屋上の場合はともかく、これが傾斜屋根の表面となり、更にこの傾斜が大きくなって、壁面とか塀の表面へと適用範囲が広がっていくに従い、植生マットのみに依存するものから、これにポケット状のプランタを組み合わせたものが採用される傾向にある。
【0009】
しかしながら、植生マットにポケット状のプランタを組み合わせる場合には、前記したように金具やビス等の固着具を用い、植生マットの下層に配置された野地板等の建造物の基本構造部分に対して植生マットとポケット状のプランタを個々に固着することになるため、その製作、設置に要する資材及び手間のコストは決して少ないものではない。
【0010】
しかも緑化対象の建造物が、一般の一戸建ち家屋から、マンション等集合住宅形式の家屋となり、学校等のように大型の公共的建物へと規模が拡張する程にその製作、設置、更に維持管理に要するコストは嵩むことになる。
【0011】
本発明は、このような従来の状況、及び今後更に発展する緑化システムのニーズに鑑みてなされたもので、緑化対象が種々変化してもより簡便な手段により、緑化を低コストで確実簡便に取り進め得るようにした家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材、および同表面緑化用器材を用いた家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化方法を提供することを課題とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記した課題を解決すべくなされたもので、その第1の手段として、緑化植物を植生可能なマットを複数箇所で表側に向けて凸状に膨出させ、緑化植物と共に土壌や保水材等を保持する複数のポケット部を形成した家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材を提供するものである。
【0013】
すなわち同第1の手段によれば、家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面を緑化するための緑化植物と、同緑化植物が元気よく育成するために寄与する土壌や保水材等を併せ収納し保持する複数のポケット部を、同緑化植物を植生可能なマットを用いてこのマットの表側に向けて凸状に膨出させることにより緑化用器材を構成しているので、この凸状の膨出加工により地の部分と一体物で構成された複数のポケット部を有する緑化用器材は、別体物として構成された複数のポケット状部分(例えば従来のポケット状のプランタ)を取付けて一体化する構造ではないために、それ自体の加工、工作の簡便化、容易化により、その製作、据え付け等のコストを大幅に節減できることになる。
【0014】
特に地の部分とポケット部を一体物で構成されたこの緑化用器材は、本来が緑化植物を植生可能なマットであるために、ポケット部以外の膨出していない地の部分においても植物が植生されるので、ポケット部で育成される植物と相俟ってマットの全面に亘って多彩な緑化を実現可能とし、しかもポケット部においてはここに植え付ける緑化植物の交換が容易に行えることにより、前記多種、多彩性を一段と高め得ることになる。
【0015】
また、本発明は第2の手段として、前記第1の手段において、前記表側に向けて凸状に膨出させたポケット部は、同凸状の膨出部分を固化した家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材を提供するものである。
【0016】
すなわち同第2の手段によれば、緑化植物を植生可能なマットを複数箇所で表側に向けて凸状に膨出させて形成された前記ポケット部は、例えば一定の加熱、加圧条件下で所定の加工することにより同ポケット部を固化して、同ポケット部に植え付ける緑化植物の保全性を高め、かつ、植え換えの容易化を図り、四季折々に季節感に富んだ緑化を図り得るものである。
【0017】
また、本発明は第3の手段として、前記第1の手段において、前記マットは、緑化植物を植生可能なマットに代えて、全体に亘って固化した硬質マットを採用した家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材を提供するものである。
【0018】
すなわち同第3の手段によれば、前記マットは全体に亘って実質的に均一に固化されたものを採用し、これに複数箇所で表側に向けて凸状に膨出させたポケット部を形成しているので、強度的にもバランスが良くなり、型崩れすることなく容易に小分割出来、かつ運搬も容易となって、近年流行のガーデニング等を始めとして小区画の緑化等に適用範囲を拡張し、緑化システムの普及を図り得るものである。
【0019】
また、本発明は第4の手段として、前記第1乃至第3の手段の何れかにおいて、前記マットは繊維状素材により不織布状に形成した繊維マットで構成した家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材を提供するものである。
【0020】
すなわち同第4の手段によれば、緑化植物を植生可能とし、かつ、複数箇所で表側に向けて凸状に膨出させてポケット部を形成された前記マットは、繊維状素材を選び、不織布状に形成した繊維マットであるので、ポケット部の膨出加工の容易性に加えて緑化植物が根張りするのを容易にし、同緑化植物の育成を助長し得るものである。
【0021】
また、本発明は第5の手段として、前記第4の手段において、前記繊維状素材は再生繊維を用いている家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材を提供するものである。
【0022】
すなわち同第5の手段によれば、緑化植物を植生可能とし、かつ、複数箇所で表側に向けて凸状に膨出させてポケット部を形成された繊維マットは、再生繊維を用いているので、産業リサイクルに貢献するのみならず、その製造コストを更に一層節減し得るものである。
【0023】
また、本発明は第6の手段として、前記第1の手段において、前記緑化植物を植生可能なマットに代えて、熱硬化性のプラスチックを採用し、これに前記ポケット部を形成した家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材を提供するものである。
【0024】
すなわち同第6の手段によれば、表側に向けて凸状に膨出させることにより複数のポケット部を地の部分と一体物で形成するマットは、植生可能なマットではなくこれに代えて熱硬化性のプラスチックを採用しているので、同マット自体の製作コストを大幅に低減し得るものである。
【0025】
また、本発明は第7の手段として、前記第1の手段において、前記緑化植物を植生可能なマットに代えて、吹き付けタイル用素材、または微細な砕石等を固化した硬質シート状部材等の内外装仕上げ材を採用し、これに前記ポケット部を形成した家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材を提供するものである。
【0026】
すなわち同第7の手段によれば、表側に向けて凸状に膨出させることにより複数のポケット部を地の部分と一体物で形成するマットは、植生可能なマットではなくこれに代えて、吹き付けタイル用素材、または微細な砕石等を固化した硬質シート状部材等の内外装仕上げ材を採用しているので、マット自体の質感を重厚なものに変え、豪華な家屋壁面、ビル状の建造物にも適合性を持たせ得、緑化表面の適用対象の幅を拡張し得るものである。
【0027】
また、本発明は第8の手段として、前記第1乃至第7の何れかの手段において、前記それぞれのマットを複数箇所で表側に向けて凸状に膨出させて形成したポケット部の裏側には、保水性に富んだ保水マットを設置した家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材を提供するものである。
【0028】
すなわち同第8の手段によれば、緑化植物を植生可能なマット、繊維状素材により不織布状に形成した繊維マット、再生繊維を用いて形成したマット、熱硬化性のプラスチックで形成したマット、そして微細な砕石を固化した質感の硬質シート状内外装仕上げ材を採用したマット等々それぞれのマットに複数箇所で表側に向けて凸状に膨出させ、各マットと一体物で形成したポケット部には、その裏側に保水性に富んだ保水マットを設置しているので、同ポケット部内における保水機能はより安定化し、緑化植物の育成に一層寄与し得るものである。
【0029】
さらにまた、本発明は第9の手段として、前記第1乃至第8の何れかの手段における表面緑化用器材を用い、そのポケット部に土壌や保水材を収納して緑化植物を植え込み、これを取付けて家屋・塀・仮囲い等を緑化するようにした家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化方法を提供するものである。
【0030】
すなわち同第9の手段によれば、前記第1乃至第8の手段それぞれにおける表面緑化用器材の何れかを選択して使用し、同選択した表面緑化用器材に適切な緑化植物をその育成に寄与する土壌や保水材と共に収納し、これを緑化の対象とする家屋・塀・仮囲い等の表面に取り付けるというステップを経て、簡便、かつ、適切に所期の表面緑化を行い得るものである。
【0031】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の第1形態について図1乃至図3に基づいて説明する。
図1は本実施の形態における表面緑化用器材の一部を抜粋して示す正面図、図2は図1のA−A断面図、図3は図1のB−B断面図である。
【0032】
すなわち、本実施の形態は、家屋・塀・仮囲い等の建造物の中で、家屋の壁とか塀や仮囲いの表面のように、上下方向に鉛直又はそれに近い角度で立設されている部位をセダムやハーブ等の緑化植物で緑化するものに係る。
【0033】
本実施の形態において、1はマットで、同マット1はポリエステルやポリエチレン等の繊維状の素材を不織布(例えばニードルフェルト)状に加工して形成されているので、植物の毛根、細根が侵入して水分や栄養分を吸収し得る構造であり、そのために植生マット、緑化マット等と通称されるものである。
【0034】
2はポケット部で、前記マット1の裏側から表側に向けて凸状に膨出(張り出し)加工して形成され、洋服等におけるポケットの概念と同様に、マット1に上下方向を定めたときに上方に来る部位を開放し、側方から下方にかけて閉塞する形状をなしており、その膨らみを物品の収納部として使用できるものである。
【0035】
なお、ポケット部2は、洋服等におけるポケットの概念を引用したが、これは物を収納するという機能面の概念を明確にするために引用したもので、同ポケットの形状を特定するために引用したものではない。
【0036】
すなわち、ポケット部2の形状は多種多様であり、図に示した正に洋服のポケットのイメージに近いものから、正面投影が三角形状、台形状、正方形状、縦長又は横長の長方形状、丸形状等の単純な幾何学形状をはじめとしてこれらを組み合わせた複合形状のもの、更には火山の噴火口をイメージするような、中央に火口状の凹部を有して周辺を盛り上げたクレーター形状のもの等々が採用し得、本明細書ではこれらを総称して「ポケット部」と呼んでいる。
【0037】
このポケット部2は、平板状のマット1を用いて、これを所定の成形機にかけ、加圧・加熱して張り出し部を形成することにより製造するので、同ポケット部2は張り出し部以外の平坦部分と一体物であり、一体張り出し成形品、一体膨出成形品と称呼し得るものである。
【0038】
そしてこのポケット部2は、マット1の表面に例えば図1に示すような千鳥状の配列にして多数設けられるが、勿論この配列は千鳥状に限定されるものではなく、用途等に応じて任意の配置、配列を選択し得、それぞれのポケット部2は、ここで育成する希望の緑化植物3と、同緑化植物3に所定の養分、水分を供給して同緑化植物3を育成するために寄与する土壌7及びロックウール等の保水材8を入れるためのものである。
【0039】
また、マット1は、前記したように植生マット、または緑化マット等と呼称されるように、それ自身が緑化植物3を植生可能なものであり、前記膨出したポケット部2以外の膨出していない実質的に平坦な地の部分においても植物が植生される得るようになっている。
【0040】
また、図中、4は基盤を示し、同基盤4は緑化を行う建造物が家屋の壁のときにはいわゆる壁面がこれに相当し、同建造物が家屋に付随する塀、又は工事現場の仮囲いのときには塀又は仮囲いを立設する壁板状の部材がこれに相当することになる。
【0041】
同様に図中、5は防水層を示し、前記緑化植物3を含む外部から湿気が基盤4に侵入しないように、同基盤4を防御するためのものであり、反対に6は保水層で、マット1の裏面で前記防水層5との間に配置してポケット部2を含めてマット1に植生された緑化植物3用の水分を確保するためのものである。
【0042】
また、図示省略しているが、前記マット1を設置する緑化表面の上部に当たる位置には、散水管又は滴水管のような灌水装置を配置し、自動制御又は手動調整してスプリングクーラ状またはドリップ状に前記マット1に適量の水分を供給するようにしてもよい。
【0043】
なおマット1は前記したようにポリエステル、ポリエチレン等の繊維状の素材により形成されているが、一般的には柔軟性と強度に富んだ不織布状のマット部材で形成されることが多く、同マット1を形成する繊維素材としては、綿、麻、セルロース、ジュート、毛、絹等の天然繊維、カーボン繊維、アセテート、レーヨン等の再生繊維、ポリエステル、ポリアミド(ナイロン)、アクリル等の合成繊維が採用され得る。
【0044】
また、マット1は、これを構成する繊維状の素材として、必ずしも常に新しい素材を用いて製造する必要はなく、リサイクル品として再生された、いわゆる再生繊維を用いて製造されたものであってもよいことは勿論である。
【0045】
前記のように本実施の形態においては、家屋の壁、塀、仮囲い等の建造物表面の緑化を取り進めるに際し、緑化対象とする表面に複数のポケット部2を凸状に一体物として膨出加工したマット1を、防水層5及び保水層6等を介して適宜の固着手段を用いて取付けることになるが、ここで基本となる緑化用器材は、緑化植物3及び同緑化植物3の育成に寄与する土壌7や保水材8を併せ収納し保持する複数のポケット部2を、同緑化植物3等を植生可能なマット1をその表側に向けて凸状に膨出加工して一体物として形成しているので、緑化用器材自体としての加工、工作は簡便化、容易化され、しかもこの緑化用器材を家屋の壁、塀又は仮囲い等の希望する表面に設置することで、容易に、かつ、低コストで前記建造物表面の所期の緑化を達成することが出来る。
【0046】
しかも前記マット1はポケット部2以外の地の部分にも緑化植物3を植生可能であるので、緑化量を多くするのみならず、緑化面に凹凸をつけ深みのある緑化を行うことが出来る。
【0047】
またポケット部2では緑化植物3を側部及び底部で支持するという基本形態となるため、緑化植物3の移植、交換等も容易に行うことができ、緑化の多様性を増し、四季折々の季節感を堪能することも出来る。
【0048】
次に本発明の実施の第2形態について図4に基づいて説明する。
図4は本実施の形態における表面緑化用器材の一部を示す断面図である。
【0049】
すなわち、本実施の形態は、前記実施の第1形態が家屋・塀・仮囲い等の建造物の中で、家屋の壁とか塀や仮囲いの表面のように、上下方向に鉛直又はそれに近い角度で立設されている部位を緑化していたのに対して、家屋の屋根のように傾斜した面を緑化するものに係る。
【0050】
従ってその正面は、前記実施の第1形態における図1と同様の形態に表現されることになるので、重複を避け、説明の簡略化を図るべく、図4を提示して説明するに止め、また、前記実施の第1形態と対応する部位については図中に10台に桁上げした符号を付して示し、前記実施の第1形態の説明を援用する。
【0051】
本実施の形態において、14は野地板で前記実施の第1形態の基盤4に対応し、また、同基盤となる野地板14は梁19で家屋の傾斜屋根を形成する位置決めがなされている。
【0052】
すなわち、本実施の形態においては、梁19で位置決めされた野地板14の上面に防水層15、保水層16を介してポケット部12を有するマット11を設置し、同ポケット部12に土壌17及び保水材18と共に緑化植物13を保持させ、かつ、同マット11のポケット部12以外の地の部分にも必要に応じて緑化植物13を植生するものである。
【0053】
要するに本実施の形態は家屋の屋根の傾斜の為に梁19を補う他は、前記実施の第1形態と実質的に同一のものとなり、実施の第1形態として説明した事項と重なるので、前記したように実施の第1形態の説明を全面的に援用し、重複する説明は省略する。
【0054】
以上マット1または11の設置形態が鉛直面となるか傾斜面となるかによって、あえて実施の第1形態と第2形態に区分して説明したが、これらの各実施の形態は、更に以下のような変形、応用を含み得るものである。
【0055】
すなわち、マット1または11の一体物としてその表側に向けて凸状に膨出(張り出し)加工して形成されるポケット部2、12は、この張り出し部分だけを固化したものにすることができる。
【0056】
適宜のバインダ物質を併用して一定の加熱、加圧条件下でポケット部2、12を所定の加工することにより同ポケット部2、12を局部的に固化することにより、同ポケット部2、12に植え付ける緑化植物3、13の保全性を高め、かつ、植え換えを一段と容易化し、四季折々に季節感を堪能することができる。
【0057】
また、マット1、11は前記ポケット部2、12の局部固化だけでなく、地の部分を含めて全部が固化されるように、全体に亘って固化した硬質マットを採用し、これにポケット部2、12を形成することも出来る。
【0058】
このようなマット1、11では地の部分に緑化植物3、13を植生することはできなくなるが、マット1、11が全体に亘って均一に固化されたものとなり、強度的なバランスも良くなるので、マット1、11を面積の小さいものに小分割しても型崩れがしなくなり、移送、運搬等の取扱いも容易化し、ガーデニング等への適用、その他小区画の緑化等に適合して、緑化システムの適用範囲を多方面に拡張することが出来る。
【0059】
また、前記マット1、11を緑化植物3、13を植生可能なものから一般的な熱硬化性のプラスチックに代えることにより、ポケット部2、12を含めた緑化用器材としてのマット1、11は、製作コストを大幅に低減することができ、緑化システムの普及、発展に寄与することができる。
【0060】
また、前記と同様に、前記マット1、11を緑化植物3、13を植生可能なものから、吹き付けタイル用素材、または微細な砕石等を固化した硬質シート状部材等の内外装仕上げ材に代えることにより、マット1、11自体の質感を重厚なものに変え、豪華な家屋、ビル状の建造物等にも適合性を持たせ得、緑化表面の適用対象の幅を拡張することができる。
【0061】
なお、ここで採用する吹き付けタイル用素材は昨今建築現場で頻繁に採用されるに至った一般的なものが適用でき、また、硬質シート状部材としては、みかげ調のセラミックフレークにフッ素樹脂塗料をトップコートして作られたものとか、グラスファイバ強化不織布に工場塗装を施し、特殊なアクリルゴム系の防水接着剤を使用して下地材と一体化したもの、有色紙機器質骨材に合成樹脂エマルジョンを配合し、特殊な合成樹脂繊維により補強したシート状の内外装仕上げ材とか、天然石の砕石を特殊アクリルエマルジョン樹脂で混練加工したシート状の内外装仕上げ材があげられる。
【0062】
そしてまた、前記ポケット部2、12の裏側には、保水性に富んだ保水マットを設置し、同ポケット部2、12の内部における保水機能をより一層安定化し、緑化植物3、13の育成を一層向上することができる。
【0063】
このように種々の変形を含み得るマット1、11及びポケット部2、12よりなる表面緑化用器材は、緑化対象が家屋の屋根、壁、塀、そして工事現場の仮囲い等々必要に応じて選択することになるが、このうち特に工事現場の仮囲いを緑化する場合には、基盤4として壁状に隙間のない平面状の部位を必ずしも要することなく、例えばパイプで組んだ枠に適当な間隔をおいて裏板を渡し、それを基盤4と同様に支えとして利用することもでき、時には裏板も必要とせず、パイプの枠組みに直接マット1を支持させることも可能である。
【0064】
また、この仮囲いの緑化に際しては、全面を緑化するのではなく、商業公告板と組み合わせて緑化することにより、公告効果を向上することに加え、環境の美化を向上し、本来殺風景な工事現場を憩いの散歩道に変える等々、予想外の副次的な効果に連なることになる。
【0065】
なおまた、緑化植物3、13の植生に際し、前記したマット1、11のうち緑化植物を植生可能なものは、緑化対象物とは離れた植生専用の育成場で植生を行い、そのマット1、11を搬送して来て対象物に設置する等の応用を適用してもよいことは勿論である。
【0066】
以上、本発明を図示の実施の形態を中心に部分的な変形、応用を含めて説明したが、本発明はかかる実施の形態に限定されず、本発明の範囲内でその具体的構造に種々の変更を加えてよいことはいうまでもない。
【0067】
【発明の効果】
以上、本出願の請求項1の発明によれば、緑化植物を植生可能なマットを複数箇所で表側に向けて凸状に膨出させ、緑化植物と共に土壌や保水材等を保持する複数のポケット部を形成して家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材を構成しているので、前記凸状の膨出加工により地の部分と一体物で構成された複数のポケット部を有する緑化用器材は、従来のこの種装置のように別体物として構成された複数のポケット状のプランタを取付けて一体化する構造ではないので、緑化用器材自体の加工、工作の簡便化、容易化により、同緑化用器材の製作、据え付け等のコストを大幅に節減できる。
【0068】
しかもこの緑化用器材は、本来が緑化植物を植生可能なマットであるために、ポケット部以外の膨出していない地の部分においても緑化植物を植生し、ポケット部の緑化植物と相俟って多彩な緑化を実現し、癒し効果の高い緑化を具現し得る好適な家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材を得ることができたものである。
【0069】
また、請求項2に記載の発明によれば、前記請求項1に記載の発明において、前記表側に向けて凸状に膨出させたポケット部は、同凸状の膨出部分を固化して家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材を構成しているので、固化したポケット部に植え付ける緑化植物の保全性を高め、かつ、植え換えの容易化を図り、四季折々に季節感に富んだ緑化を容易に実現できる好適な家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材を得ることができたものである。
【0070】
また、請求項3に記載の発明によれば、前記請求項1に記載の発明において、前記マットは、緑化植物を植生可能なマットに代えて、全体に亘って固化した硬質マットを採用して家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材を構成しているので、強度的にもバランスが良くなり、型崩れすることなく容易に小分割出来、かつ運搬も容易となって、近年流行のガーデニング等を始めとして小区画の緑化等に適用範囲を拡張し、緑化システムの普及を図る好適な家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材を得ることができたものである。
【0071】
また、請求項4に記載の発明によれば、前記請求項1乃至3に記載の何れかの発明において、前記マットは繊維状素材により不織布状に形成した繊維マットで構成して家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材を構成しているので、ポケット部の膨出加工の容易性に加えて緑化植物が根張りするのを容易にし、同緑化植物の育成を助長し、好適な家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材を得ることができたものである。
【0072】
また、請求項5に記載の発明によれば、前記請求項4に記載の発明において、前記繊維状素材は再生繊維を用いて家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材を構成しているので、産業リサイクルに貢献するのみならず、その製造コストを更に一層節減し得る好適な家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材を得ることができたものである。
【0073】
また、請求項6に記載の発明によれば、前記請求項1に記載の発明において、前記緑化植物を植生可能なマットに代えて、熱硬化性のプラスチックを採用し、これに前記ポケット部を形成して家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材を構成しているので、前記マット自体の製作コストを大幅に低減し、緑化システムの普及に寄与する好適な家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材を得ることができたものである。
【0074】
また、請求項7に記載の発明によれば、前記請求項1に記載の発明において、前記緑化植物を植生可能なマットに代えて、吹き付けタイル用素材、または微細な砕石等を固化した硬質シート状部材等の内外装仕上げ材を採用し、これに前記ポケット部を形成して家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材を構成しているので、マット自体の質感を重厚なものに変え、豪華な家屋壁面、ビル状の建造物にも適合性を持たせ得、緑化表面の適用対象の幅を拡張し、緑化システムの普及に寄与する好適な家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材を得ることができたものである。
【0075】
また、請求項8に記載の発明によれば、前記請求項1乃至7に記載の何れかの発明において、前記それぞれのマットを複数箇所で表側に向けて凸状に膨出させて形成したポケット部の裏側には、保水性に富んだ保水マットを設置して家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材を構成しているので、緑化植物を植生可能なマット、繊維状素材により不織布状に形成した繊維マット、再生繊維を用いて形成したマット、熱硬化性のプラスチックで形成したマット、そして微細な砕石を固化した質感の硬質シート状内外装仕上げ材を採用したマット等々の各ポケット部内における保水機能はより安定化し、緑化植物の育成に一層寄与し得る好適な家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材を得ることができたものである。
【0076】
そしてまた、請求項9に記載の発明によれば、前記請求項1乃至8の何れかに記載の発明における表面緑化用器材を用い、そのポケット部に土壌や保水材を収納して緑化植物を植え込み、これを取付けて家屋・塀・仮囲い等を緑化するようにして家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化方法を構成しているので、前記請求項1乃至7それぞれにおける表面緑化用器材の何れかを選択して使用し、同選択した表面緑化用器材に適切な緑化植物をその育成に寄与する土壌や保水材と共に収納し、これを緑化の対象とする家屋・塀・仮囲い等の表面に取り付けるという簡単、簡潔なステップで、容易かつ適切に所期の表面緑化を行い得る家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化方法を得ることが出来たものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態に係る表面緑化用器材の一部を抜粋して示す正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】本発明の実施の第2形態に係る表面緑化用器材の一部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 マット
2 ポケット部
3 緑化植物
4 基盤
5 防水層
6 保水層
7 土壌
8 保水材
11 マット
12 ポケット部
13 緑化植物
14 野地板
15 防水層
16 保水層
17 土壌
18 保水材
19 梁

Claims (9)

  1. 緑化植物を植生可能なマットを複数箇所で表側に向けて凸状に膨出させ、緑化植物と共に土壌や保水材等を保持する複数のポケット部を形成したことを特徴とする家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材。
  2. 前記表側に向けて凸状に膨出させたポケット部は、同凸状の膨出部分を固化したことを特徴とする請求項1に記載の家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材。
  3. 前記マットは、緑化植物を植生可能なマットに代えて、全体に亘って固化した硬質マットを採用したことを特徴とする請求項1に記載の家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材。
  4. 前記マットは繊維状素材により不織布状に形成した繊維マットで構成したことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材。
  5. 前記繊維状素材は再生繊維を用いていることを特徴とする請求項4に記載の家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材。
  6. 前記緑化植物を植生可能なマットに代えて、熱硬化性のプラスチックを採用し、これに前記ポケット部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材。
  7. 前記緑化植物を植生可能なマットに代えて、吹き付けタイル用素材、または微細な砕石等を固化した硬質シート状部材等の内外装仕上げ材を採用し、これに前記ポケット部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材。
  8. 前記それぞれのマットを複数箇所で表側に向けて凸状に膨出させて形成したポケット部の裏側には、保水性に富んだ保水マットを設置したことを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化用器材。
  9. 請求項1乃至8の何れかに記載の表面緑化用器材を用い、そのポケット部に土壌や保水材を収納して緑化植物を植え込み、これを取付けて家屋・塀・仮囲い等を緑化するようにしたことを特徴とする家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化方法。
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