JP4769833B2 - 日除け装置 - Google Patents
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Description
この日除け装置において、ハウジングとアーム基端部とは、中間子を介して連結され、この中間子がハウジングに挿入されて位置決め固定されるとともに、中間子の内周面に形成された歯形とアーム基端部の外周面に形成された歯形とが係合することで、アームが上下回転不能に支持されるようになっている。さらに、中間子およびアーム基端部の歯形同士の係合位置を変更することで、外壁面からのアームの突出角度が調節できるように構成されている。
このような構成によれば、ブラケットが複数の係合歯を含めて成形されたアルミ形材製であることで、アルミダイカスト製や切削加工によって製造されたものと比較して、製造コストの低減を図ることができる。
このような構成によれば、ブラケットの係合歯よりもアーム連結部材の被係合歯の個数を少なく形成したことで、アームの突出角度を変更する際にアーム連結部材を回転させて係合位置を選択する際に、被係合歯が余らないようにできる。従って、アーム連結部材に余分な被係合歯を形成しておく必要がなくなり、アーム連結部材の軽量化および小型化を図ることができ、製造コストのさらなる低減を図ることができる。
このような構成によれば、ブラケットの係合歯とアーム連結部材の被係合歯との係合に加えて、第1貫通孔および第2貫通孔を通したボルトおよびナットによってアーム支持部にアーム連結部材を固定することで、固定強度を高めることができる。そして、第1および第2の貫通孔とボルトおよびナットとで固定することで、係合歯や被係合歯を形成する円周の角度が180°未満であっても、アーム連結部材を確実に固定することができ、係合歯や被係合歯を360°の全周に渡って形成する必要がなくなり、アーム支持部やアーム連結部材の小型化を促進させることができる。また、第1および第2の貫通孔が基準軸の位置を貫通して形成されていることで、アーム連結部材を回転させてアームの突出角度を変更しても、第1および第2の貫通孔同士がずれることがなく、ボルトを容易に挿通することができる。
このような構成によれば、先ず、ベースを水平に位置決めした状態で外壁に固定しておき、このベースの係止部にブラケットの被係止部を係止させてからブラケットをベースや外壁に固定することで、少なくとも一対のブラケット同士の取付位置を適正にすることができ、日除け装置全体の水平精度が確保できる。さらに、ブラケットをベースに係止させた状態で固定作業が実施できるので、取付作業の効率化が一層向上できる。
このような構成によれば、アームの先端に対してアーム先端部材および前枠連結部材を介して前枠を連結し、これらのアーム先端部材と前枠連結部材とが複数の被固着部によって角度調節可能に構成されているので、アームの突出角度を変更した場合でも前枠の取り付け角度を外壁に対して一定にすることができ、日除け装置の外観が良好にできる。
図1は、本発明の実施形態に係る日除け装置1を示す斜視図である。図2は、日除け装置1を示す縦断面図である。図3は、日除け装置1の要部を示す縦断面図である。
図1〜図3において、日除け装置1は、外壁2の壁面(外壁面2A)から突出して設けられたもので、外壁2を構成する建物躯体に固定されている。この日除け装置1は、外壁面2Aに移動不能に固定される装置本体部1Aと、この装置本体部1Aから屋外側(外壁2から離れる方向側)に突没自在に設けられる日除け部1Bとを備えて構成されている。装置本体部1Aは、ベース3と、このベース3を介して建物躯体に固定される一対のブラケット4と、これら一対のブラケット4に渡って取り付けられる上面カバー5および下面カバー6と、各ブラケット4の側面に取り付けられる側面カバー7とを有して構成されている。そして、日除け部1Bは、一対のブラケット4の各々に支持されて屈伸動作によって伸縮可能な一対のアーム10と、これら一対のアーム10の先端に渡って設けられる前枠20と、一対のブラケット4に渡って支持されるとともに前枠20に連結された日除けシート30と、一対のアーム10を伸縮駆動させる図示しない操作部とを有して構成されている。
図4は、装置本体部1Aの構造を示す分解斜視図である。図5は、ブラケット4とアーム10の連結部分を示す正面図である。図6は、ブラケット4に対するアームの連結構造を分解して示す正面図である。
ベース3は、左右に延びて長尺なアルミ形材製の部材であって、外壁面2Aに沿って設けられる背面部3Aと、この背面部3Aの前枠20側側面にて左右に延びて形成された上下2本の固定溝部3Bと、背面部3Aの上端縁にて左右に延びて形成されブラケット4を係止する係止部3Cと、背面部3Aの下端縁にて左右に延びかつ前枠20側に突出した突出片部3Dとを有して構成されている。このようなベース3は、外壁面2Aに沿って配置されるとともに、当該ベース3の長手方向が水平となるように保持された状態で、背面部3Aを貫通するビス3Eを建物躯体に螺合することによって、外壁2に固定されるようになっている。そして、ベース3の2本の固定溝部3Bには、ブラケット4を固定する固定ボルト47Aの頭部が挿通され、その先端が前枠20側に突出した状態で固定ボルト47Aが保持されるようになっている。
アーム10の第2アーム部材12先端には、端部部材12Aおよび連結ピン12Bを介してアーム先端部材15が回動自在に取り付けられている。このアーム先端部材15は、端部部材12Aおよび連結ピン12Bに連結される第1連結部15Aと、前枠連結部材23に連結される第2連結部15Bとを有して形成され、第2連結部15Bが外壁側からのビス15Cによってアーム先端部材15が前枠連結部材23に固定される。
(1)すなわち、ブラケット4にアーム支持部44が一体に形成されるとともに、このアーム支持部44に係合歯44Bが設けられているので、別部材を用いなくても係合歯44Bに係合させてアーム連結部材14を支持することができ、部品点数を削減することができる。そして、係合歯44Bと被係合歯14Cとの係合位置を変更することによって、アーム10つまり日除け部1Bの突出角度が複数段階に設定できるので、簡便な構造によって日除け部1Bの突出角度の調節機構が構成できる。従って、日除け部1B突出角度の調節機構を有した日除け装置1において、部品点数が削減できることから製造コストを低減することができるとともに、日除け部1Bの突出角度の調節における部品同士のクリアランスの影響が小さくでき、当該日除け装置1の組立に要する手間や時間を減少させて組立性を向上させることができる。
例えば、前記実施形態においては、ブラケット4およびアーム10が左右一対で設けられていたが、これに限らずブラケット4およびアーム10がそれぞれ3箇所以上に設けられていてもよい。
また、前記実施形態において、アーム10は、回動自在に連結された第1および第2のアーム部材11,12の屈伸動作によって伸縮可能に構成されていたが、アームの伸縮機構としては、屈伸動作によるものに限らず、複数のアーム部材同士が同軸上に進退可能に構成されたものなど、任意の形態が適用可能である。
また、前記実施形態において、係合歯44Bは、基準軸(中心軸)を通る垂直線の位置よりも前枠20側に位置する円周上の範囲全域には形成されておらず、その範囲の一部にのみ形成されていたが、この範囲全域に係合歯を形成してもよい。
また、前記実施形態では、日除けシート30として、巻き取り軸31にシート布32を巻き付けたタイプのものを採用したが、これに限らず、日除けシートとしては、前枠20の進退移動に伴って繰り出し、格納可能なものであればよく、例えば、蛇腹状の折り畳み収納可能なタイプのシートや、シート布自体が伸縮可能なタイプのシートなど、任意の形態のものが利用可能である。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
Claims (6)
- 外壁に支持されるブラケットと、このブラケットに基端部が支持されて伸縮可能なアームと、このアームの先端側に支持される前枠と、前記ブラケットと前枠とに渡って支持される日除けシートとを備えた日除け装置であって、
前記ブラケットは、前記外壁に支持されるブラケット本体部と、前記日除けシートを支持するシート支持部と、前記アームの基端部を支持するアーム支持部とを有し、これらのブラケット本体部、シート支持部およびアーム支持部が一体に形成され、
前記アームの基端部は、前記アーム支持部に連結されるアーム連結部材を介して前記ブラケットに支持され、
前記アーム支持部には、外壁面に平行かつ水平な基準軸を中心とする円周上で、かつ前記基準軸を通る垂直線の位置よりも前記前枠側に位置する円周上の範囲内のみに径方向外向き凸に配列された複数の係合歯が形成され、当該アーム支持部と前記ブラケット本体部との間が中空状に形成され、
前記アーム連結部材には、前記係合歯に係合する複数の被係合歯が形成され、これらの係合歯と被係合歯との係合により前記アーム連結部材およびアームが前記ブラケットに支持されるとともに、当該係合歯および被係合歯の係合位置に応じて前記アームの突出角度が複数段階に変更可能に構成されている日除け装置。 - 前記ブラケットは、前記複数の係合歯を含めて前記ブラケット本体部、シート支持部およびアーム支持部が押出成形によって一体に形成されたアルミ形材製である請求項1に記載の日除け装置。
- 前記アーム連結部材における前記複数の被係合歯は、前記係合歯よりも所定個数だけ少なく形成されている請求項1または請求項2に記載の日除け装置。
- 前記ブラケットには、前記基準軸の位置を貫通する第1貫通孔が設けられ、
前記アーム連結部材は、前記アーム支持部に隣接する平板状の連結部材本体部と、この連結部材本体部を貫通する第2貫通孔とを有して構成され、前記連結部材本体部から側方に突出して形成された前記複数の被係合歯を前記係合歯に係合するとともに、前記第2貫通孔および前記第1貫通孔に挿通したボルトとナットとによって前記アーム支持部に固定されている請求項1から請求項3のいずれかに記載の日除け装置。 - 前記ブラケットは、前記外壁に固定されて左右に延びるベースを介して当該外壁に支持され、
前記ベースには、前記ブラケットを係止可能な係止部が当該ベースの長手方向に沿って形成され、前記ブラケットの上端部には、前記係止部に係止される被係止部が形成されている請求項1から請求項4のいずれかに記載の日除け装置。 - 前記アームの先端と前記前枠とは、アーム先端部材および前枠連結部材を介して連結され、これらのアーム先端部材および前枠連結部材の一方には、他方に固着する固着具が設けられるとともに、他方には、前記固着具と固着可能な複数の被固着部が設けられ、
前記複数の被固着部は、前記複数段階のアームの突出角度に応じた所定角度ごとに形成されている請求項1から請求項5のいずれかに記載の日除け装置。
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