JP2020174823A - 折畳みテーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】構成を簡潔にし、外観の向上と使用上の安全性を向上するとともに、煩雑な溶接を廃して容易かつ合理的に製作できるとともに、天板とアングルを回動可能に支持する回動軸に、カムブロックと支持ブロックを容易かつ強固に固定し、天板の折り畳み動作を安定かつ確実に行なえるようにした折畳みテーブルを提供すること。【解決手段】天板2の下面にアングル3を固定する。前記アングル3内に回動軸6を配置し、該回動軸6にアングル3と天板2を回動可能に支持する。前記アングル3内に、第1および第2カム溝32,33を形成したカムブロック24を配置する。前記カムブロック24の外側にロックカム34を旋回可能に配置する。前記ロックカム34を前記第1および第2カム溝32,33に係合可能にした折畳みテーブルであること。前記回動軸6にカムブロック24を固定したこと。【選択図】図7

Description

本発明は、構成を簡潔にし、外観の向上と使用上の安全性を向上するとともに、煩雑な溶接を廃して容易かつ合理的に製作できるとともに、天板とアングルを回動可能に支持する回動軸に、カムブロックと支持ブロックを容易かつ強固に固定し、天板の折り畳み動作を安定かつ確実に行なえるようにした折畳みテーブルに関する。
天板の下面の両側にアングル状の下枠を固定し、該下枠の内側にジョイントカバーを配置し、該ジョイントカバーに連結板を取付け、該連結板の内側面に角管状の支持枠の端部を溶接し、連結板の外側面に内側の支持脚をビス止めするとともに、該支持脚の外側に外側の支持脚を離間して配置し、この内外側の支持脚の上部を角管状の連結管で溶接する一方、ジョイントカバーの内側にハンドルの枢軸とロックリンクの枢軸を同動可能に連結し、前記ロックリンクの先端部を連結板の上部に設けた係合溝に係合可能に配置し、天板を水平に支持するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかし、前記折畳みテーブルは、連結板の内側面に角管状の支持枠の端部の溶接を要するとともに、内外側の支持脚の上部を角管状の連結管で溶接しているため、それらの溶接作業が煩雑で手間が掛かり、各部の組み立てや取付けが複雑になるとともに、連結板に形成した係合溝やジョイントカバーの係合部、ロックリンクの一部が下枠から表出して体裁が悪く、またそれらが使用者の手指に接触して、怪我をする惧れがある等の問題があった
このような問題を解決するものとして、天板の下面にアングル状の下枠を固定し、該下枠の内側にアルミダイカスト製のジョイント部材を配置し、該ジョイントを内側の脚支柱に挿入し、該脚支柱の内側に補強枠の端部に設けた掛止板を取付け、この掛止板の端縁を屈曲した掛止片を脚支柱に掛け止める一方、内外側の脚支柱の上部に接続金具を溶接して連結し、前記ジョイント部材の前後にブラケットと、ロックリンクと操作レバーとを配置し、またジョイント部材の前後に枢支溝と係合溝を形成して、天板の使用時にブラケットを枢支溝に係合し、ロックリンクを係合溝に係合可能に配置するようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
しかし、前記折畳みテーブルは、補強枠の端部に掛止板と掛止片の煩雑な製作を要する上に、内外側の脚支柱の上部に接続金具を溶接して連結する作業を要して、それらの溶接作業が煩雑で手間が掛かり、各部の組み立てや取付けが複雑になるとともに、ブラケットの一部が下枠から表出して体裁が悪く、またそれに使用者の手指が接触して、怪我をする惧れがある等の問題があった。
特開2017−86206号公報 特開2013−144086号公報
本発明はこのような問題を解決し、構成を簡潔にし、外観の向上と使用上の安全性を向上するとともに、煩雑な溶接を廃して容易かつ合理的に製作できるとともに、天板とアングルを回動可能に支持する回動軸に、カムブロックと支持ブロックを容易かつ強固に固定し、天板の折り畳み動作を安定かつ確実に行なえるようにした折畳みテーブルを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、天板の下面にアングルを固定し、該アングル内に回動軸を配置し、該回動軸にアングルと天板を回動可能に支持するとともに、前記アングル内に第1および第2カム溝を形成したカムブロックを配置し、該カムブロックの外側にロックカムを旋回可能に配置し、該ロックカムを前記第1および第2カム溝に係合可能にした折畳みテーブルにおいて、前記回動軸にカムブロックを固定し、回動軸とカムブロックとロックカムをアングル内にコンパクトに配置して、それらの表出を回避し外観を向上するとともに、使用上の安全性を向上するようにしている。
請求項2の発明は、回動軸の両端部に支軸を挿入し、該支軸に脚支柱に連結可能な脚継手を接続し、回動軸の両端部を支軸によって安定して支持するとともに、脚継手によって回動軸と脚支柱との連係を合理的かつ容易に行なうようにしている。
請求項3の発明は、カムブロックの一側に前記回動軸の外周面に係合可能な係合面を形成し、回動軸にカムブロックを密接かつ強固に固定するようにしている。
請求項4の発明は、回動軸を円管状に形成するとともに、前記係合面を凹状曲面に形成し、回動軸を汎用の素材で安価かつ軽量に構成するとともに、凹状曲面を回動軸に広域に係合させて、カムブロックを安定かつ強固に固定するようにしている。
請求項5の発明は、回動軸に開口部を形成し、該開口部に挿入可能な角軸をカムブロックの一側に突設するとともに、前記支軸に角軸を係合可能な角孔を形成し、開口部を介し角軸を角孔に係合して、回動軸を介し支軸とカムブロックを強固かつ一体的に連結するようにしている。
請求項6の発明は、角軸の周面をテーパ状に形成するとともに、前記角孔の内周面をテーパ状に形成し、角軸を角孔に容易かつ密着して係合するとともに、それらの楔効果によって強固に接続し得るようにしている。
請求項7の発明は、角軸を四角錐台状に形成し、前記角孔の内空を四角錐台状に形成し、角軸と角孔を簡潔に構成し容易に製作し得るようにしている。
請求項8の発明は、支軸の角孔の近接部を閉塞し、角孔周辺の強度を強化して、支軸の挿入ないし圧入に伴う角孔周辺の応力に対応させ、確実かつ安定して組み立てられるようにしている。
請求項9の発明は、カムブロックの上部に、アングルの下面と係合可能な平坦な支持面を形成し、天板の使用時、前記支持面を前記アングルの下面に係合可能にし、天板の安定した使用状態を得られるようにしている。
請求項10の発明は、支持面に調節ネジをねじ込み可能なネジ孔を開口し、カムブロックの使用に伴う経年的な劣化により、アングルの下面と支持面との隙間が拡大して天板の安定した使用状態が低下した際、前記支持面に調節ネジをねじ込んで頭部をアングルの下面に係合し、前記隙間を解消して天板の安定した使用状態を回復し得るようにしている。
請求項11の発明は、回動軸のカムブロックと対向位置に支持ブロックを固定し、回動軸の周囲にカムブロックと支持ブロックをコンパクトに配置し、固定するようにしている
請求項12の発明は、支持ブロックの一側に前記回動軸の外周面に係合可能な係合面を形成し、回動軸に支持ブロックを密接かつ強固に固定するようにしている。
請求項13の発明は、支持ブロックの係合面を凹状曲面に形成し、該凹状曲面を回動軸に広域に係合させて、安定かつ強固に固定するようにしている。
請求項14の発明は、回動軸の前記開口部と対向位置に開口部を形成し、該開口部に挿入可能な角軸を支持ブロックの一側に突設し、該角軸の端部を支軸の側部周面の凹孔に対向配置し、カムブロックの角軸と対向位置に支持ブロックの角軸を配置し、それらの同軸配置と容易かつ合理的な固定を実現するようにしている。
請求項15の発明は、角軸にボルトを挿入可能な通孔を形成するとともに、前記カムブロックの角軸にネジ孔を形成し、前記ボルトを通孔を介して前記ネジ孔にねじ込み、支軸および回動軸の両側にカムブロックと支持ブロックを固定し、これらを合理的かつ容易に固定するようにしている。
請求項16の発明は、支持ブロックの下部に基台を形成するとともに、支持ブロックの直上のアングルの下面にストッパを固定し、該ストッパに前記基台の側部を係合可能に配置し、天板の折り畳み時、前記ストッパを前記基台に係合可能にし、天板の折り畳み時における逆転を防止し、安全かつ安定した天板の折り畳み状態を得られるようにしている。
請求項17の発明は、脚継手の一側に、脚支柱の周面に接合可能な接合面を形成し、脚継手を脚支柱の周面に密着して取付け、その取付け強度と外観を向上するようにしている
請求項18の発明は、支軸と脚継手を一体成形し、これらを合理的かつ容易に製作し組み立ての手間を節減するようにしている。
請求項19の発明は、脚継手の接合面側に複数の係合ピンを突設するとともに、脚継手の内側周面に複数のボルト挿通孔を開口し、該ボルト挿通孔の奥部に段付き孔を形成し、該段付き孔を介し脚支柱のネジ孔にボルトをねじ込み可能にし、脚継手と脚支柱の取付けに煩雑な溶接作業を廃して容易に行えるとともに、係合ピンとボルトの取付け位置を加減することで、左右の脚支柱の取付け位置を調整し得るようにしている。
請求項20の発明は、脚継手を、脚支柱の外側または内側に取付け可能にし、脚継手を脚支柱の外側に取付ける場合は、その取付け作業を容易に行なえ、脚継手を脚支柱の内側に取付ける場合は、それらの取付け作業を簡便に行なえるとともに、脚継手の占有スペースを解消して簡潔かつコンパクトに構成するようにしている。
請求項21の発明は、脚支柱の下方に配置する前後脚の上端部を一軸に集結し、該軸部を脚支柱の下端部に装着し、前後脚と脚支柱の連結を簡潔かつコンパクトに行なうようにしている。
請求項1の発明は、回動軸にカムブロックを固定したから、回動軸とカムブロックとロックカムをアングル内にコンパクトに配置し、それらの表出を回避して外観を向上するとともに、使用上の安全性を向上することができる。
請求項2の発明は、回動軸の両端部に支軸を挿入し、該支軸に脚支柱に連結可能な脚継手を接続したから、回動軸の両端部を支軸によって安定して支持するとともに、脚継手によって回動軸と脚支柱との連係を合理的かつ容易に行なうことができる。
請求項3の発明は、カムブロックの一側に前記回動軸の外周面に係合可能な係合面を形成したから、回動軸にカムブロックを密接かつ強固に固定することができる。
請求項4の発明は、回動軸を円管状に形成するとともに、前記係合面を凹状曲面に形成したから、回動軸を汎用の素材で安価かつ軽量に構成するとともに、凹状曲面を回動軸に広域に係合させて、カムブロックを安定かつ強固に固定することができる。
請求項5の発明は、回動軸に開口部を形成し、該開口部に挿入可能な角軸をカムブロックの一側に突設するとともに、前記支軸に角軸を係合可能な角孔を形成したから、開口部を介し角軸を角孔に係合して、回動軸を介し支軸とカムブロックを強固かつ一体的に連結することができる。
請求項6の発明は、角軸の周面をテーパ状に形成するとともに、前記角孔の内周面をテーパ状に形成したから、角軸を角孔に容易かつ密着して係合するとともに、それらの楔効果によって強固に接続することができる。
請求項7の発明は、角軸を四角錐台状に形成し、前記角孔の内空を四角錐台状に形成したから、角軸と角孔を簡潔に構成し容易に製作することができる。
請求項8の発明は、支軸の角孔の近接部を閉塞したから、角孔周辺の強度を強化して支軸の挿入ないし圧入に伴う角孔周辺の応力に対応させ、確実かつ安定して組み立てることができる。
請求項9の発明は、カムブロックの上部に、アングルの下面と係合可能な平坦な支持面を形成し、天板の使用時、前記支持面を前記アングルの下面に係合可能にしたから、天板の安定した使用状態を得られる効果がある。
請求項10の発明は、支持面に調節ネジをねじ込み可能なネジ孔を開口したから、カムブロックの使用に伴う経年的な劣化により、アングルの下面と支持面との隙間が拡大して天板の安定した使用状態が低下した際、前記支持面に調節ネジをねじ込んで頭部をアングルの下面に係合し、前記隙間を解消して天板の安定した使用状態を回復させることができる。
請求項11の発明は、回動軸のカムブロックと対向位置に支持ブロックを固定したから、回動軸の周囲にカムブロックと支持ブロックをコンパクトに配置し、固定することができる。
請求項12の発明は、支持ブロックの一側に前記回動軸の外周面に係合可能な係合面を形成したから、回動軸に支持ブロックを密接かつ強固に固定することができる。
請求項13の発明は、支持ブロックの係合面を凹状曲面に形成したから、該凹状曲面を回動軸に広域に係合させて、安定かつ強固に固定ことができる。
請求項14の発明は、回動軸の前記開口部と対向位置に開口部を形成し、該開口部に挿入可能な角軸を支持ブロックの一側に突設し、該角軸の端部を支軸の側部周面の凹孔に対向配置したから、カムブロックの角軸と対向位置に支持ブロックの角軸を配置し、それらの同軸配置と容易かつ合理的な固定を実現することができる。
請求項15の発明は、角軸にボルトを挿入可能な通孔を形成するとともに、前記カムブロックの角軸にネジ孔を形成し、前記ボルトを通孔を介して前記ネジ孔にねじ込み、支軸および回動軸の両側にカムブロックと支持ブロックを固定したから、これらを合理的かつ容易に固定することができる。
請求項16の発明は、支持ブロックの下部に基台を形成するとともに、支持ブロックの直上のアングルの下面にストッパを固定し、該ストッパに前記基台の側部を係合可能に配置し、天板の折り畳み時、前記ストッパを前記基台に係合可能にしたから、天板の折り畳み時における逆転を防止し、安全かつ安定した天板の折り畳み状態を得られる効果がある
請求項17の発明は、脚継手の一側に、脚支柱の周面に接合可能な接合面を形成したから、脚継手を脚支柱の周面に密着して取付けられ、その取付け強度と外観を向上することができる。
請求項18の発明は、支軸と脚継手を一体成形したから、これらを合理的かつ容易に製作し組み立ての手間を節減することができる。
請求項19の発明は、脚継手の接合面側に複数の係合ピンを突設するとともに、脚継手の内側周面に複数のボルト挿通孔を開口し、該ボルト挿通孔の奥部に段付き孔を形成し、該段付き孔を介し脚支柱のネジ孔にボルトをねじ込み可能にしたから、脚継手と脚支柱の取付けに煩雑な溶接作業を廃して容易に行えるとともに、係合ピンとボルトの取付け位置を加減することで、左右の脚支柱の取付け位置を調整することができる。
請求項20の発明は、脚継手を、脚支柱の外側または内側に取付け可能にしたから、脚継手を脚支柱の外側に取付ける場合は、その取付け作業を容易に行なえ、脚継手を脚支柱の内側に取付ける場合は、それらの取付け作業を簡便に行なえるとともに、脚継手の占有スペースを解消して簡潔かつコンパクトに構成することができる。
請求項21の発明は、脚支柱の下方に配置する前後脚の上端部を一軸に集結し、該軸部を脚支柱の下端部に装着したから、前後脚と脚支柱の連結を簡潔かつコンパクトに行なうことができる。
本発明の実施形態における天板の使用状態を示す斜視図である。 図1の正面図である。 図1の右側面図である。 図3を前方より見た斜視図である。 図3のA−A線に沿う拡大断面図である。
本発明の要部を分解して示す斜視図である。 図6の要部を分解し拡大して示す斜視図である。 図7のB−B線に沿う断面図である。 本発明に適用したカムブロックの一例を示す斜視図である。 図9の正面図である。
図10の平面図である。 図10の右側面である。 図11のC−C線に沿う断面図である。 図10の左側面図である。 図14のD−D線に沿う断面図である。
本発明に適用した脚継手の一例を示す斜視図である。 図16を右側方から見た脚継手の斜視図である。 図17の正面図である。 図17の右側面図である。 図19のE−E線に沿う断面図である。
図19のF−F線に沿う断面図である。 本発明の実施形態の使用状態を示す正面図で、片側半部を図示している。 図22のG−G線に沿う断面図である。 図22のH−H線に沿う断面図である。
本発明の実施形態における天板の折り畳み状態を示す正面図である。 図25の右側面図である。 図26のI−I線に沿う断面図である。 図22のJ−J線に沿う断面図である。 本発明の他の実施形態の要部を示す斜視図で、脚継手を脚支柱の内側に収容して取付けている。
以下、本発明を図示の実施形態について説明すると、図1乃至図28において1は、天板2を折畳み可能な折畳みテーブルで、天板2の長さ方向の両側の下面に逆U字形断面の一対のアングル3が取付けられ、その両側に緩やかな山形形状の側面板3aが配置され、その開口側の下端縁に湾曲板状のカバー4が装着されて開口部が閉塞されている。
前記アングル3,3の側面板3aの対向位置に大径の通孔5,5が形成され、該通孔5,5に回動軸である鋼管製のセンター軸6が回動可能に挿入されている。前記センター軸6の両端部は天板2の長さ方向に沿って配置され、その両端部に脚継手7と一体に成形した支軸8が挿入されている。
この場合、実施形態ではセンター軸6と支軸8の断面形状を円形に形成しているが、矩形や多角形に形成することも可能であり、これに応じて後述するカムブロックと支持ブロックの係合面を、凹状曲面から凹状多角面に形成して対応する。
前記脚継手7はアルミダイカストによって略肉厚の板状に成形され、その外側の端部は平坦な接合面9に形成され、該接合面9を脚支柱10の内側面に接合して固定している。
前記接合面9は周囲を外側リブ11で区画し、その内側に複数の筒状リブ12を配置して補強し、その上下位置に係合ピン13,14を突設していて、該係合ピン13,14を脚支柱10の内側面のピン孔(図示略)に係合可能にしている。
図中、15は天板2の下面中央に設けたセンター軸ホルダ、16は脚支柱10の下端部から斜め後方に配置した後部脚、17は脚支柱10の下端部から内側に屈折後、脚支柱10と同方向の斜め下向きに配置した前部脚で、これらの脚16,17の下端にキャスター18,19を取付け、床面20上を走行可能にしている。
前記アングル3,3内のセンター軸6の対向周面に、矩形の開口部21,22が形成され、また開口部22の内側に配置した支軸8の対応位置に、角錐台形状の角孔23が形成され、該開口部22と角孔23にカムブロック24の角軸25が緊密に挿入されている。
前記角孔23の外側の支軸8に凹孔45が形成され、該凹孔45の平坦面にネジ孔8aが形成され、後述のボルトをねじ込み可能にしている。
一方、前記開口部21に支持ブロック26の角軸27が挿入され、該角軸25が角軸27と同軸上に配置され、これらに支持ブロック26の外側からボルト28をねじ込んで、センター軸6の両側にカムブロック24と支持ブロック26とを固定している。
前記カムブロック24はアルミダイカストによって縦長肉厚の板状に成形され、その内側の下半部に、センター軸6の外周面と係合可能な係合面である半円弧状の凹状曲面29が形成され、該凹状曲面29の内側に前記角軸25が突設されている。
前記角軸25は前記角孔23に係合可能な四角錐台形状に形成され、その角周面は先細のテーパ面に形成され、その内部にボルト28をねじ込み可能なネジ孔30が形成されている。
前記カムブロック24の片側側面に略屋根形の突状カム31が突設され、該突状カム31の下部に逆V字形状の第1カム溝32が形成され、前記突状カム31の上部に緩やかなV字形状の第2カム溝33が形成されている。
前記第1カム溝32は、天板2の水平状態での使用時、ロックカム34の先端の山形部35と係合可能に位置して、天板2の水平状態を形成かつ保持可能にしている。
一方、天板2を斜状に転回する折畳み時は、ロックカム34が突状カム31の外側を旋回して、山形部35に隣接する幅広な平坦の先端部36が第2カム溝33と係合可能に位置し、天板2の斜状の折畳み状態を形成可能にしている。
前記カムブロック24の上部に幅広な支持面37が形成され、その中央に凹部38が形成され、該凹部38に通孔39とネジ孔40が同軸に形成されていて、該通孔39とネジ孔40に調節ネジ41がねじ込まれ、その頭部42を凹部38に収容可能にしている。
前記支持面37は天板2の水平状態の使用時は、アングル3の下面に係合可能に配置され、前記ロックカム34の山形部35と第1カム溝32との係合時は、天板2の回動を阻止可能にしている。
そして、折り畳みテーブルの経年的な使用によって、支持面37とアングル3の下面との間に隙間が形成され、それらの密着性が低下した場合、天板2を取り外して凹部38から通孔39とネジ孔40に調節ネジ42をねじ込み、その頭部42をアングル3の下面に係合可能に調節して、天板2の使用時における安定性を回復可能にしている。
前記支持ブロック26は、アルミダイカストによって略逆T字形断面の板体に成形され、その中央に半円弧状の支持壁43が立設され、該支持壁43の内側に係合面である半円弧状の凹状曲面44が形成され、該凹状曲面44をセンター軸6の外周面に係合可能に配置している。
前記支持壁43の外周の中間位置に凹孔45が形成され、該凹孔45に座金46が収容され、また扁平な角軸27の端面に通孔47が形成され、該角軸27の端面を支軸8の凹孔45に対向配置している。
そして、前記凹孔45からボルト28を通孔47に挿入し、これを凹孔45のネジ孔8aと角軸25のネジ孔30にねじ込んで、センター軸6を介し支持ブロック26をカムブロック24に固定している。
前記支持ブロック26の下端部に矩形の基台48が設けられ、該基台48の外側周面に斜状のテーパ面48aが形成され、該テーパ面48aを天板2の折り畳み時にストッパ49に係合可能に配置している。
前記ストッパ49は合成樹脂によって箱形に成形され、これを支持ブロック26の直上のアングル3の下面にビス止めし、天板2の折り畳み時にストッパ49の下面を前記テーパ面48aに係合可能に配置している。
したがって、天板2の折畳み時にロックカム34が突状カム31の外側を旋回し、その先端部36が第2カム溝33と係合して、天板2の折り畳み状態を形成するとともに、ストッパ49が前記テーパ面48aに係合して天板2の回動を阻止し、天板2の安定した折り畳み状態を維持可能にしている。
前記ロックカム34は肉厚の鋼板によって略小判形状に形成され、その先端に山形形状の前記山形部35と、該山形部35に隣接する幅広な先端部36が形成され、それらの近接位置にV字形状の頸部50が形成されている。
前記ロックカム34は、略縦長矩形断面のカム軸51の両端部に固定され、そのカム軸51の周面に捩りバネ52が捲回され、該バネ52の両端部がアングル3の下面とロックカム34の周面に掛け止められている。
そして、前記捩りバネ52の弾性を介して、ロックカム34をカム軸51を中心に突状カム31方向へ回動可能に付勢し、天板2の使用時は山形部35を第1カム溝32に係合可能に位置付け、天板2の折り畳み時は係合部36を第2カム溝33に係合可能に位置付けている。
図中、53は左右のアングル3,3間に掛け渡した軸パイプで、内部にカム軸51が収容され、該カム軸51の両端部に操作レバー54の基端部が固定されている。55は突状カム31外側面に形成した異形の肉盗み、56はカムブロック24の内部に設けた異形の肉盗みで、何れも成形素材の低減と軽量化を図っている。
図中、57は脚支柱10を構成する合成樹脂製の結合部材で、結合枠58を介して脚支柱10に一体に組み込まれ、59は支軸8の外周面に軸方向に形成した凹溝、60は脚支柱10の上端部に装着した略蒲鉾形状の支柱キャップで、脚継手7の上端部の形状と同形に形成されて、前記脚支柱10の上端部側面に装着され、当該部の外観の向上を図っている。
この他、61,62は脚継手7の内側面の上下位置に形成したボルト挿通孔で、奥部に接合面9側に開口する段付き孔63,64が形成され、外側からボルト(図示略)をボルト挿通孔61,62に挿入し、その螺軸を段付き孔63,64を介して、脚支柱10側のネジ孔(図示略)にねじ込み可能にしている。
図中、65は支軸8の基部周面に形成した肉盗み、66は支軸8の端部に形成した肉盗みを兼ねる凹状壁で、当該部の強度を強化している。
このように構成した折畳みテーブルは、左右一対のアングル3と、センター軸6と、脚継手7と支軸8、左右一対の脚支柱10、カムブロック24と支持ブロック26、ロックカム34、等の主要な構成部材を備え、これらの製作を要する。
このうち、アングル3は鋼板をプレス成形し、カバー4は合成樹脂で樹脂成形し、アングル3の側面板3a,3aの中央に大径の通孔5を形成する。
前記センター軸6は所定径の鋼管を所定長さに切断し、その端部の対向周面に矩形の開口部21,22を形成する。
前記脚継手7と支軸8をアルミダイカストによって一体成形し、脚継手7を縦長の肉厚の板状に形成し、その周囲をリブ11で区画し、内部を複数の筒状リブ12で補強し、その内側面を平坦な接合面9に形成し、該接合面9の上下位置に係合ピン13,14を突設する。
前記支軸8をセンター軸6に挿入可能な円筒状に形成し、その中間部に四角錐台形状の有底の角孔23を形成し、その外側に凹孔45を形成し、該凹孔45の平坦な底部にネジ孔8aを形成する。
このように脚継手7と支軸8を一体成形しているから、これらを別々に製作し接続金具を介して、または溶接して連結する作業を回避し、容易かつ速やかに組み立てられる。
前記脚支柱10は、例えばアルミニウムまたは鋼管製の角菅材を所定長さに裁断し、その脚継手7に接合する内側面の上下位置、すなわち段付き孔63,64の開口位置にネジ孔を形成する。
前記カムブロック24と支持ブロック26をそれぞれアルミダイカスト成形し、このうちカムブロック24は縦長肉厚の板状に成形し、その内側の下半部に、センター軸6の外周面と係合可能な半円弧状の凹状曲面29を形成し、該凹状曲面29の内側に角軸25を突設成形する。
前記角軸25を前記角孔23に係合可能な四角錐台形状に成形し、その角周面を先細のテーパ面状に形成し、内部にボルト28をねじ込み可能なネジ孔30を形成する。
前記カムブロック24の片側側面に略屋根形の突状カム31を突設し、該突状カム31の下部に逆V字形状の第1カム溝32を形成し、前記突状カム31の上部に緩やかなV字形状の第2カム溝33を形成する。
前記カムブロック24の上部に幅広な支持面37を形成し、その中央に凹部38を形成し、該凹部38に通孔39とネジ孔40を同軸に形成し、該通孔39とネジ孔40に調節ネジ41をねじ込み可能にし、その頭部42を凹部38に収容可能にする。
前記支持ブロック26を、アルミダイカストによって略逆T字形断面の板体に成形し、その中央に半円弧状の支持壁43を立設し、該支持壁43の内側に半円弧状の凹状曲面44を形成し、該凹状曲面44をセンター軸6の外周面に係合可能に形成する。
前記支持壁43の外周の中間位置に凹孔45を形成し、該凹孔45に座金46を収容可能にし、また扁平な角軸27の端面に通孔47を形成し、該角軸27の端面を支軸8の凹孔8bに対向配置し、該凹孔45側からボルト28を通孔47に挿入し、これを凹孔45のネジ孔8aと角軸25のネジ孔30にねじ込み、支持ブロック26をセンター軸6を介しカムブロック24に固定可能にする。
前記支持ブロック26の下端部に矩形の基台48を設け、該基台48の外側周面に斜状のテーパ面48aを形成し、該テーパ面48aを天板2の折り畳み時にストッパ49に係合可能にする。
前記ストッパ49を合成樹脂によって箱形に成形し、これを支持ブロック26の直上のアングル3の下面にビス止めし、天板2の折り畳み時にストッパ49の下面を前記テーパ面48aに係合可能に配置する。
前記ロックカム34を肉厚の鋼板によって略小判形状に形成し、その先端に山形形状の山形部35と、該山形部35に隣接する幅広な係合部36を形成し、それらの近接位置にV字形状の頸部50を形成する。
前記ロックカム34を略縦長矩形断面のカム軸51の両端部に固定し、カム軸51の周面に捩りバネ52を捲回し、該バネ52の両端部をアングル3の下面とロックカム34の周面に掛け止める。
こうして製作した構成部材を用いて折畳みテーブルを組み立てる場合は、一対のアングル3,3と、センター軸6と、脚継手7および一体の支軸8と、カムブロック24と支持ブロック26を用意する。
そして、先ずアングル3の側面板3a,3aの通孔5,5にセンター軸6の両端部を挿入し、そのセンター軸6の両端部に脚継手7と一体の支軸8を挿入し、その角孔23の位置を開口部22の位置に合わせる。
次に、開口部21,22の外側にカムブロック24と支持ブロック26を配置し、カムブロック24の凹状曲面29をセンター軸6の外周面に係合し、角軸25を開口部22に挿入して、支軸8を角孔23に挿入する。
その際、角軸25の角錐面はテーパ状に形成され、角孔23の内周面も同様なテーパ状に形成されているから、角軸25が角孔23に緊密に係合し、かつその楔効果によって強固に係合する。
一方、支軸8の先端部は凹状壁66で閉塞されているから、先端部が開口されている場合に比べ機械的強度が強化され、前述の角孔23に対する角軸25の挿入ないし圧入時の応力に十分堪えられる。
この場合、実施形態ではカムブロック24の凹部38に調節ネジ41を当初から取付けず、経年的な使用によってアングル3の下面と支持面37との隙間が大きくなり、密着性が低下した場合に、調節ネジ41を取付けている。このようにすることで、組み立て当初の手間を軽減し得る。
一方、センター軸6の反対側から、支持ブロック26の凹状曲面44をセンター軸6の外周面に係合し、その扁平な角軸27を開口部21に挿入し、その軸端部を支軸8の凹孔8bの平坦面に対向配置する。
この状況の下で凹孔45に座金46を収容し、外側からボルト28を通孔47に挿入し、その螺軸をネジ孔8aに挿入し、更に角軸25のネジ孔30にねじ込んで緊締し、カムブロック24と支持ブロック26をセンター軸6の両側に固定する。
この場合、支持ブロック26の凹状曲面44をセンター軸6の外周面に係合し、また支持ブロック26の凹状曲面44をセンター軸6の外周面に広域に係合しているから、それらが安定かつ正確にセンター軸6の外周面に密着する。
この後、アングル3,3間に軸パイプ53を掛け渡し、その内部に収容したカム軸51の両端部にロックカム34を取付け、かつロックカム34とカム軸51に捩りバネ52の両端を掛け止める。
そして、ロックカム34をカムブロック24の側面の突状カム31に係合可能に配置し、カム軸51の外端部に操作レバー54の基部を取付け、カム軸51と操作レバー54を同方向に回動可能に付勢する。
また、支持ブロック26の直上でアングル3の下面にストッパ49を取付け、該ストッパ49の下面を、支持ブロック26の基台48の片側のテーパ面48aに係合可能に配置する。
この後、アングル3の側面板3a,3aの下端縁にカバー4を掛け止めて、下部の開口部を閉塞し、また脚継手7の外側の接合面9を脚支柱10の内側面に向き合わせ、その係合ピン13,14を脚支柱10の内側面のピン孔(図示略)に係合して位置決めする。
そして、脚継手7の内側からボルト(図示略)をボルト挿通孔61,62に挿し込み、その螺軸を、段付き孔63,64を介して脚支柱10の内側面のネジ孔(図示略)にねじ込んで、脚継手7を脚支柱10の内側面に密着して固定する。
このように脚継手7と脚支柱10の取付けは、係合ピン13,14の係合とボルトのねじ込みによって簡便に行なえるから、これらを溶接する場合に比べて手間が軽減され、組み立て作業を容易かつ速やかに行なえる。
その際、係合ピン13,14の係合位置やボルトのねじ込み位置を加減することによって、左右の脚支柱10の取付け高さを調整することが可能になる。
この後、アングル3を天板2の両端部の下面にビス止めし、脚支柱10の下端部に後部脚16と前部脚17の上端部を取付け、その下端部にキャスター17,18を取付ければ、一連の組立が完了する。
その際、後部脚16と前部脚17の上端部を集約して構成し、その単一の上端部を脚支柱10の下端部に連結しているから、部品点数が低減し容易かつ速やかに組立てられる。
したがって、前後一対の脚部の上端部を近接して配置し、これらを接続金具を介在し、または溶接して一体に連結する作業を回避して、容易かつ速やかに組み立てられる。
こうして組み立てた折畳みテーブルは図1乃至図4のようで、天板2の使用時は図23および図24のように、ロックカム34の山形部35がカムブロック24の第2カム溝32に係合して天板2の水平姿勢を形成し、また上部の支持面37がアングル3内の下面に係合して天板2の逆転を阻止し、天板2の安定した水平姿勢を保持する。
したがって、この後、天板2の安定した水平姿勢による使用状態を得られる。
このような天板2の使用状況から操作レバー54を保持し、その先端部を上向きに回動する。
このようにすると、ロックカム34が捩りバネ52の弾性に抗して、カム軸51を中心に図23上反時計方向へ回動し、その山形部35が第1カム溝32の係合位置から後退して掛け外れる。
そこで、前記操作レバー54の回動状態を保持しながら、例えば天板2の後端部を保持して支軸8を中心に押し上げ、天板2を図23および図24上反時計方向へ略80°回動したところで、操作レバー54を手放す。
このようにすると、ロックカム34がカムブロック24の突状カム31の外側を旋回し、その係合部36が第2カム溝33に係合して、天板2の折畳み状態を形成する。
その際、アングル3の内面に固定したストッパ49が天板2の折畳み変位に同動し、その下面が支持ブロック26の基台48のテーパ面48aに係合する。
このため、天板2の折畳み方向の回動が阻止され、前述した係合部36と第2カム溝33との係合と相俟って、天板2の安定した折畳み状態を保持する。この状況は図25乃至図28のようである。
したがって、この後、天板2の安定した折畳み状態を保持して、床面20上を適宜位置へ移動し得る。
図29は本発明の他の実施形態を示し、前述の実施形態と同一の構成部分には同一の
符号を付している。
この実施形態は、脚継手7を脚支柱10の外側に取付ける代わりに、脚継手7を脚支柱10内に収容可能な四角柱状に成形し、複雑な側面形状と係合ピン13,14を無くし、構成を簡潔にするとともに、脚継手7を脚支柱10内に挿入して、脚支柱10の外側からビス止めし、脚継手7の成形の容易化と脚支柱10に対する組み付けの合理化を図るようにしている。
このように本発明の折畳みテーブルは、構成を簡潔にし、外観の向上と使用上の安全性を向上するとともに、煩雑な溶接を廃して容易かつ合理的に製作できるとともに、天板とアングルを回動可能に支持する回動軸に、カムブロックと支持ブロックを容易かつ強固に固定し、天板の折り畳み動作を安定かつ確実に行なえるようにしたものである。
2 天板
3 アングル
6 回動軸(センター軸)
7 脚継手
8 支軸
9 接合面
10 脚支柱
13,14 係合ピン
16 後部脚
17 前部脚
21,22 開口部
23 角孔
24 カムブロック
25,27 角軸
26 支持ブロック
28 ボルト
29 係合面(凹状曲面)
30 ネジ孔
32 第1カム溝
33 第2カム溝
34 ロックカム
37 支持面
40 ネジ孔
41 調節ネジ
44 係合面(凹状曲面)
47 通孔
48 基台
49 ストッパ
61,62 ボルト挿通孔
63,64 段付き孔

Claims (21)

  1. 天板の下面にアングルを固定し、該アングル内に回動軸を配置し、該回動軸にアングルと天板を回動可能に支持するとともに、前記アングル内に第1および第2カム溝を形成したカムブロックを配置し、該カムブロックの外側にロックカムを旋回可能に配置し、該ロックカムを前記第1および第2カム溝に係合可能にした折畳みテーブルにおいて、前記回動軸にカムブロックを固定したことを特徴とする折畳みテーブル。
  2. 前記回動軸の両端部に支軸を挿入し、該支軸に脚支柱に連結可能な脚継手を接続した請求項1記載の折畳みテーブル。
  3. 前記カムブロックの一側に前記回動軸の外周面に係合可能な係合面を形成した請求項1記載の折畳みテーブル。
  4. 前記回動軸を円管状に形成するとともに、前記係合面を凹状曲面に形成した請求項3記載の折畳みテーブル。
  5. 前記回動軸に開口部を形成し、該開口部に挿入可能な角軸をカムブロックの一側に突設するとともに、前記支軸に角軸を係合可能な角孔を形成した請求項1記載の折畳みテーブル。
  6. 前記角軸の周面をテーパ状に形成するとともに、前記角孔の内周面をテーパ状に形成した請求項1記載の折畳みテーブル。
  7. 前記角軸を四角錐台状に形成し、前記角孔の内空を四角錐台状に形成した請求項1記載の折畳みテーブル。
  8. 前記支軸の角孔の近接部を閉塞した請求項5記載の折畳みテーブル。
  9. 前記カムブロックの上部に、アングルの下面と係合可能な平坦な支持面を形成し、天板の使用時、前記支持面を前記アングルの下面に係合可能にした請求項1記載の折畳みテーブル。
  10. 前記支持面に調節ネジをねじ込み可能なネジ孔を開口した請求項9記載の折畳みテーブル。
  11. 前記回動軸のカムブロックと対向位置に支持ブロックを固定した請求項1記載の折畳みテーブル。
  12. 前記支持ブロックの一側に前記回動軸の外周面に係合可能な係合面を形成した請求項11記載の折畳みテーブル。
  13. 前記支持ブロックの係合面を凹状曲面に形成した請求項12記載の折畳みテーブル。
  14. 前記回動軸の前記開口部と対向位置に開口部を形成し、該開口部に挿入可能な角軸を支持ブロックの一側に突設し、該角軸の端部を支軸の側部周面の凹孔に対向配置した請求項11記載の折畳みテーブル。
  15. 前記角軸にボルトを挿入可能な通孔を形成するとともに、前記カムブロックの角軸にネジ孔を形成し、前記ボルトを通孔を介して前記ネジ孔にねじ込み、支軸および回動軸の両側にカムブロックと支持ブロックを固定した請求項14記載の折畳みテーブル。
  16. 前記支持ブロックの下部に基台を形成するとともに、支持ブロックの直上のアングルの下面にストッパを固定し、該ストッパに前記基台の側部を係合可能に配置し、天板の折り畳み時、前記ストッパを前記基台に係合可能にした請求項11記載の折畳みテーブル。
  17. 前記脚継手の一側に、脚支柱の周面に接合可能な接合面を形成した請求項2記載の折畳みテーブル。
  18. 前記支軸と脚継手を一体成形した請求項2記載の折畳みテーブル。
  19. 前記脚継手の接合面側に複数の係合ピンを突設するとともに、脚継手の内側周面に複数のボルト挿通孔を開口し、該ボルト挿通孔の奥部に段付き孔を形成し、該段付き孔を介し脚支柱のネジ孔にボルトをねじ込み可能にした請求項17記載の折畳みテーブル。
  20. 前記脚継手を、脚支柱の外側または内側に取付け可能にした請求項2記載の折畳みテーブル。
  21. 脚支柱の下方に配置する前後脚の上端部を一軸に集結し、該軸部を脚支柱の下端部に装
    着した請求項2記載の折畳みテーブル。
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