JP6105864B2 - 折畳みテ−ブル - Google Patents
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また、ロックピンを天板の支持フレ−ムの外側から係合溝に係合しているため、ロックピンないしリンクの占有スペ−スと旋回スペ−スを要して、折畳みテ−ブルの大形化を助長するとともに、ロックピンないしリンクと支持フレ−ムとの間に手指が挟まれる問題があった。
更に、ロックピンと係合溝との係合によって天板の折畳み状態や使用状態を維持しているため、天板の支持状態ないし姿勢に不安があり、例えば天板が過剰に折畳まれて体裁が悪いという問題があった。
しかも、一対の連結板を横枠に溶接し、該連結板を脚支柱の上部にビス止めして取付けているため、横枠の組み立てが複雑で手間が掛かる等の問題があった。
また、ロックピンを天板の下枠の内側から係合溝に係合しているため、ロックピンないしロックリンクの占有スペ−スと作動スペ−スを要して、折畳みテ−ブルの大形化を助長するとともに、ロックピンないしロックリンクと下枠との間に手指が挟まれる問題があった。
更に、ロックピンと係合溝との係合によって天板の折畳み状態や使用状態を維持しているため、天板の支持状態ないし姿勢に不安があり、例えば天板が過剰に折畳まれて体裁が悪いという問題があった。
しかも、一対の連結枠の両端部を連結突起に差し込んでビス止めしているため、連結枠の組み立てが依然として複雑で手間が掛かる等の問題があった。
また、規制部材を取付部材の内側に配置しているため、規制部材やピンの作動スペ−スないし占有スペ−スは多少コンパクトになり、またピンないし規制部材と取付部材との間に手指が挟まれることは防止できるが、取付部材の内側にピンやバネが配置されているため、取付部材の大形化を招く問題があった。
しかも、ピンと係合部との係合によって天板の折畳み状態や使用状態を維持しているため、天板の支持状態や姿勢に不安があり、例えば天板が過剰に折畳まれて体裁が悪いという問題があった。
更に、一対の脚体の上端部内側に取付台部をネジ止めし、この取付台部間に連結ビ−ムを固定しているため、連結ビームの組み立てが複雑で手間が掛かる等の問題があった。
請求項3の発明は、ブラケットの基板を略H形状に形成し、該基板の先端部を下枠の両屈曲片の内面に係合可能に配置し、ブラケットの基板を下枠に強固に取付けるようにしている。
請求項5の発明は、ジョイント部材の第2係合溝と同側周面に掛止溝を形成し、該掛止溝の開口部に係止爪を突設し、該係止爪と連結枠に設けた掛止片の係合爪との係脱を簡便に実現している。
請求項7の発明は、内側の脚支柱の周面に長孔を形成し、前記ジョイント部材の下部周面に前記脚支柱を挿入し、前記長孔と掛止溝に前記補強枠の掛止片を係脱可能に挿入し、補強枠とジョイント部材と内側の支持脚との組み立ておよび取外しを簡便に行なえるようにしている。
請求項8の発明は、掛止片の係合爪を前記係止爪に係脱可能に設け、掛止片とジョイント部材との組み立ておよび取外しを簡便に行なえるようにしている。
請求項10の発明は、フックホルダの上端部を凸状曲面に形成するとともに、前記フックの内側面をテーパ状に形成し、凸状曲面に手提げ類の手懸け部を安全に掛けられるとともに、フックの内側面をテーパ状に形成して、天板直下のスペースを拡副し、前記手懸け部を安全かつ簡便に掛け止められるようにしている。
請求項3の発明は、ブラケットの基板を略H形状に形成し、該基板の先端部を下枠の両屈曲片の内面に係合可能に配置したから、ブラケットの基板を下枠に強固に取付けることができる。
請求項5の発明は、ジョイント部材の第2係合溝と同側周面に掛止溝を形成し、該掛止溝の開口部に係止爪を突設したから、前記係止爪と連結枠に設けた掛止片の係合爪との係脱を簡便に実現することができる。
請求項7の発明は、内側の脚支柱の周面に長孔を形成し、前記ジョイント部材の下部周面に前記脚支柱を挿入し、前記長孔と掛止溝に前記連結枠の掛止片を係脱可能に挿入したから、連結枠とジョイント部材と内側の支持脚との組み立ておよび取外しを簡便に行なうことができる。
請求項8の発明は、掛止片の係合爪を前記係止爪に係脱可能に設けたから、掛止片とジョイント部材との組み立ておよび取外しを簡便に行なうことができる。
請求項10の発明は、フックホルダの上端部を凸状曲面に形成するとともに、前記フックの内側面をテーパ状に形成し、凸状曲面に手提げ類の手懸け部を安全に掛けられるとともに、フックの内側面をテーパ状に形成したから、天板直下のスペースを拡副し、手懸け部を安全かつ簡便に掛け止めることができる。
この場合、天板2の大形化に伴なうブラケット18の強度強化のため、ブラケット18を合成樹脂製の代わりに、アルミダイカスト製や鋼板製とすることも可能である。
前記基板19の中央にスリット付きの係合突起20が外側に突設され、該係合突起20を前記係合孔17に圧入し、その頸部を係合孔17の口縁部に係合して下枠4に取付けられている。
前記ブラケット18の下部に略円弧状の枢支部18aが形成され、該枢支部18aの中央に枢軸21を挿入可能な枢支孔22が形成され、また円弧状周面の側端部に平坦な係合面23が形成されている。
前記係止面5aの中間部に山形の第1係合溝24が形成され、また前記平滑面5bの中間部に鋸歯状の第2係合溝25が形成され、これらの係合溝24,25に後述するロックリンクを係合可能に配置するとともに、前記係合溝24,25の間に該溝24,25と同幅のカム溝26が形成され、該カム溝26に前記ロックリンクの係合部を滑動可能に収容している。
前記枢支溝28の上部側開口縁に平坦な係止面29が形成され、天板2の折畳み時、前記係止面29に前記ブラケット18の係合面23を係合可能にしている。
前記ジョイント部材5の下半部は前記角柱状部を縮径して角柱状に成形され、その下側角柱部5cを脚支柱6に挿入可能にしており、その前部側周面の中間部に細長の掛止溝33が形成されている。図中、34はビス孔で、脚支柱6の外側からビス(図示略)をねじ込み可能にしている。
図中、38aは回動軸38の外側に形成した拡径部で、該拡径部38aに操作レバ−39の軸部39aがビス止めされている。
前記掛止片44は、ジョイント部材5の下側角柱部5cに装着した脚支柱6の長孔46に挿入され、かつジョイント部材5の掛止溝33に差し込まれて、前記係合爪45を掛止溝33の内部に係脱可能に装着している。
すなわち、前記掛止溝33内の一側、実施形態では下側に係に係合溝47が形成され、該係合溝47の口縁部に係止爪48を突設し、該係止爪48を前記係合爪45の基部に係脱可能に設けている。
前記脚エンド9,10の下端部は下方に縮径する角錐台形に形成され、その内側の対向面に摺接面(図示略)が上下方向に形成され、各摺接面に二つの係合溝(図示略)が離間して上下方向に形成され、隣接する二つの係合溝の中心角度を後述するアジャスタの1/6回転角度に形成している。
したがって、アジャスタ58,59を1/6回転、つまり1つの係合爪分の60°回動すると、前記係合爪が隣接の係合溝に係合し、脚エンド9,10ないし天板2の高さを前記螺軸の1/6ピッチ分上下動させ、その係合位置の回動角度を保持可能にしている。
このうち、ジョイント部材5はアルミダイカストによって上部を異形の角柱状に成形し、下半部を若干縮径した角柱状に成形し、その上端部に平坦な係止面5aを形成し、前部側に平滑面5bを形成する。
前記ジョイント部材5の後部側周面に一対の軸筒部27,27を離間して突設し、それらに軸孔30,30を形成するとともに、軸筒部27,27の間に凹孔状の枢支溝28を形成し、該枢支溝28の上部側開口縁に平坦な係止面29を形成する。
また、前記掛止板42は矩形の鋼板を断面略Z字状に屈曲して形成し、その上下端部に屈曲片42a,43を突設し、一方の屈曲片42aの端縁の中間部を直角に屈曲して掛止片44を形成し、該掛止片44の一端に係合爪45を側方に突設する。
前記掛止片44の両端部にビス孔49を形成し、また補強枠41の接合部の内側に複数の通孔51を形成後、他方の屈曲片43上に補強枠41の端部を載置し、それらの接合部を溶接して、これらを一体に連結する。
実施形態では天板2の内部の所定位置にナット(図示略)を埋設し、その連通孔に下枠4,4のビス孔16を位置付け、該ビス孔16にビスまたはボルトを挿入してナットにねじ込み、下枠4,4を天板2に固定する。
前記回動軸38の端部の拡径部38aを下枠4の外側に位置付け、該拡径部38aに操作レバ−39の軸部39aを挿入し、これらをビス止めする。
その際、ジョイント部材5を折畳み、その長孔33に補強枠41の端部に固定した掛止板42を差し込み、該補強枠41を長孔33に沿って移動し、係合爪45を係合溝47と係止爪48に係合してジョイント部材5に仮止めする。
この後、ジョイント部材5を枢軸21を支点に若干起立し、この状況の下で脚アセンブリの1組の脚支柱6,8のうち、直線状の前側の脚支柱6をジョイント部材5に差し込み、長孔46を掛止溝33に位置合わせする。この状況は図11のようである。
したがって、後述のビス止め前に脚支柱6,8によるテーブルの暫定的な立設状態を容易に得られる。
すなわち、脚支柱6,8が折畳みテーブルの両側に内外に位置し、内側の脚支柱6の下方が折畳みテーブルの前方に延び、外側の脚支柱8の下方が折畳みテーブルの後方に延び、該脚支柱6,8の下端にキャスタ−12,13が取付けられ、該脚支柱6,6の上端部間に補強枠41が掛け渡され、また下枠4,4の後部に下枠カバ−54が装着されている
また、ロックリンク35はロックスプリング40の弾性によって、図10上時計方向へ回動可能に付勢され、係合突起35aと第2係合溝25との係合を維持するとともに、操作レバ−39はロックスプリング40の弾性によって、ロックリンク35と同方向へ回動可能に付勢されている。
このようにすると、操作レバ−39の作動にロックリンク35が同期回動し、その係合突起35aが第2係合溝25から引き抜かれ、第2係合溝25と係合突起35aとの係合が解除される。この状況は図16のようである。
その際、ロックリンク35も枢軸21を中心に図10上反時計方向へ旋回し、平滑面5bから離間して移動後、平滑面5bの上端部からカム溝26に係入する。この状況は図17のようである。
そこで、操作レバ−39を手放すと、操作レバ−39がロックスプリング40の弾性によって回動軸38を中心に下方へ回動し、原位置に復帰する。
このため、天板2が脚支柱6ないし脚支柱8の上端部と平行の斜状に折り畳まれる。この状況は図18のようである。
このようにすると、ロックリンク35が操作レバ−39と同動し、その係合突起35aが第1係合溝24から引き抜かれ、係合突起35aと第1係合溝24との係合が解除される。
その際、ロックリンク35は枢軸21を中心にカム溝26および平滑面5bから離間し、図18上時計方向へ旋回する。
そこで、操作レバ−39を手放すと、操作レバ−39がロックスプリング40の弾性によって天板2から離反して回動し、つまり枢軸38を中心に図17上時計方向へ回動し、原位置に復帰する。
そして、前記操作レバ−39の復帰動作に連動して、ロックリンク35が操作レバ−39と同期回動し、その係合突起35aが第2係合溝25と係合して、天板2の回動を停止する。このため、天板2が脚支柱6ないし脚支柱8の上端部で水平に展開され支持される
このうち、図19は本発明の第2の実施形態を示し、この実施形態は会議用テ−ブル1の前部側に非透過性の合成樹脂製の幕板61を取付け、前部側からの透視を遮断可能にしている。なお、この実施形態における、下枠4、ジョイント部材5、ブラケット18、ロックリンク35、下枠カバ−54の構成およびその作用は、前述の実施形態と同様である
前記フックホルダ62は略角柱状に成形され、その上端部は緩やかな凸状曲面に成形され、その一側に略円板形のフック63が突設され、該フック63の内側面をテーパ状に形成している。
前記フック63の直下に短小な角柱状の脚64が下方に突設され、該脚64を外側の脚支柱8の上端部に嵌合して装着している。
この他、図中、67は鞄、袋ケース等の手提げ類で、その手懸け部68を前記フック63に掛け止め可能にしている。
こうしてフックホルダ62を取付けると接続金具7が隠蔽され、該フックホルダ62の上端部に凸状曲面が表出し、その一側に脚支柱6の上端部に装着したキャップ(図示略)が突出し、この他側の脚支柱8の上端部に脚64を介して装着したフック63が突出し、前記キャップとフック63によって幅広な凹状の掛け止めスペ−スを形成する。
前記脚支柱6,8の上端部は若干低位置に配置され、またフック63の内側はテ−パ状に形成されて前記掛け止めスペ−スを拡幅しているから、手懸け部68を容易かつ安全に掛け止められ、しかも前記掛け止め部は緩やかな凸状曲面に形成されているから、該凸状曲面における手懸け部68が摩擦や擦過によって破断されることがなく安全に掛け止められる。
4 下枠
4a 屈曲片
5 ジョイント部材
6,8 脚支柱
18 ブラケット
18a 枢支部
23 係止部
24,25 係合溝
26 カム溝
28 枢支溝
29 係合部
33 掛止溝
35a 係合突起
39 操作レバ−
41 連結枠
44 掛止片
45 係合爪
46 長孔
47 係合溝
48 係止爪
63 フック
64 脚
67 手提げ類
68 手懸け部
Claims (10)
- 天板の下面に取付ける逆U字形断面の複数の下枠と、該下枠を回動可能に支持するジョイント部材と、該ジョイント部材の上端面に形成した平坦な係止面と、ジョイント部材の上部周面に形成した第1および第2係合溝と、ジョイント部材を支持する左右一対の内側の脚支柱と、該脚支柱の外側に配置した脚支柱と、内側の脚支柱の間に掛け渡した補強枠と、前記下枠の内側に一端を回動可能に取付け、他端の係合突起をジョイント部材の上部周面の外側を旋回し、前記係合溝と係脱可能で、かつ前記係合溝の中心と同一面上に配置した板状のロックリンクと、該ロックリンクと同動可能な操作レバーと、を備え、天板の使用時、ジョイント部材の係止面を下枠の上面に係合するとともに、前記第2係合溝にロックリンクの係合突起を係合可能に配置し、天板の折畳み時、前記第1係合溝にロックリンクの係合突起を係合可能に配置した折畳みテーブルにおいて、前記第2係合溝と反対側のジョイント部材の上部に枢支溝を形成し、該枢支溝の開口側に平坦な係止面を形成するとともに、前記下枠にブラケットの基板を固定し、該ブラケットの先端部に平坦な係合面を形成し、天板の使用時、前記ブラケットの基板をジョイント部材の上部側端に係合可能に配置し、天板の折畳み時、前記枢支溝の平坦な係止面にブラケットの先端部の平坦な係合面を係合可能に配置したことを特徴とする折畳みテーブル。
- 前記下枠の後部の外周面に略U字形断面の下枠カバーを着脱可能に装着し、前記下枠の内側にブラケットの先端部を収容した請求項1記載の折畳みテーブル。
- 前記ブラケットの基板を略H形状に形成し、該基板の先端部を下枠の両屈曲片の内面に係合可能に配置した請求項1記載の折畳みテーブル。
- 前記ジョイント部材を角柱状に形成し、該ジョイント部材の上部の後部側周面に二つの軸筒部を離間して突設し、該軸筒部の間に前記ブラケットの係合面を挿入し、前記軸筒部とブラケットの係合面を枢軸を介して回動可能に枢着した請求項1記載の折畳みテーブル
- 前記ジョイント部材の第2係合溝と同側周面に掛止溝を形成し、該掛止溝の開口部に係止爪を突設した請求項1記載の折畳みテーブル。
- 前記補強枠の両端部に掛止板を固定し、該掛止板の中間部に略逆L字形断面に屈曲形成した掛止片を設け、該掛止片の側端部に係合爪を突設した請求項1記載の折畳みテーブル
- 内側の脚支柱の周面に長孔を形成し、前記ジョイント部材の下部周面に前記脚支柱を挿入し、前記長孔と掛止溝に前記補強枠の掛止片を係脱可能に挿入した請求項5記載の折畳みテーブル。
- 前記掛止片の係合爪を前記係止爪に係脱可能に設けた請求項5または6記載の折畳みテーブル。
- 前記内外の脚支柱の間にフックホルダを配置し、該フックホルダの上端部の外側にフックを上方に突出して配置し、該フックの下部に突設した脚を外側の脚支柱の上部に装着した請求項1記載の折畳みテーブル。
- 前記フックホルダの上端部を凸状曲面に形成するとともに、前記フックの内側面をテーパ状に形成した請求項9記載の折畳みテーブル。
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