JP6105864B2 - 折畳みテ−ブル - Google Patents

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Description

本発明は、天板のロック装置の小形軽量化と支持強度の強化を図れ、天板の確実かつ安定した使用状態と折畳み状態を得られるとともに、天板の折畳み時における手指の挟み込みを防止して使用上の安全性を確保し、しかも組立ての容易化を図れる折畳みテ−ブルに関する。
折畳みテ−ブルの天板のロック装置として、二つの係合溝を形成した連結板を脚支柱の上部に取付け、前記係合溝に係合可能なロックピンを突設したリンクをロックレバ−と同動可能に取付け、一方の係合溝にロックピンを係合して天板の折畳み状態を維持し、他方の係合溝にロックピンを係合して天板の使用状態を維持するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかし、前記ロック装置は、ロックピンと係合溝との係合時、ロックピンが係合溝に片持ち状に係合しているため、概してロックピンの支持強度が弱く、天板の過負荷時または支柱の変位時にロックピンが変形し、使用不能になる問題があった。
また、ロックピンを天板の支持フレ−ムの外側から係合溝に係合しているため、ロックピンないしリンクの占有スペ−スと旋回スペ−スを要して、折畳みテ−ブルの大形化を助長するとともに、ロックピンないしリンクと支持フレ−ムとの間に手指が挟まれる問題があった。
更に、ロックピンと係合溝との係合によって天板の折畳み状態や使用状態を維持しているため、天板の支持状態ないし姿勢に不安があり、例えば天板が過剰に折畳まれて体裁が悪いという問題があった。
しかも、一対の連結板を横枠に溶接し、該連結板を脚支柱の上部にビス止めして取付けているため、横枠の組み立てが複雑で手間が掛かる等の問題があった。
このような問題を解決するものとして、二つの係合溝と角柱状の連結突起を成形したダイカスト製の上側支柱を支柱本体にビス止めし、前記係合溝に係合可能なロックピンを突設したロックリンクの軸部をロックレバ−と同動可能に取付けるとともに、天板の下枠内に上側支柱を配置し、該下枠に上側支柱の上部を回動可能に連結し、前記連結突起に角管状の連結枠を差し込んでビス止めし、一方の係合溝にロックピンを係合して天板の折畳み状態を維持し、他方の係合溝にロックピンを係合して天板の使用状態を維持するようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
しかし、前記ロック装置は、ロックピンと係合溝との係合時、ロックピンが係合溝に片持ち状に係合しているため、概してロックピンの支持強度が弱く、天板の過負荷時または支柱の変位時にロックピンが変形し、使用不能になる問題があった。
また、ロックピンを天板の下枠の内側から係合溝に係合しているため、ロックピンないしロックリンクの占有スペ−スと作動スペ−スを要して、折畳みテ−ブルの大形化を助長するとともに、ロックピンないしロックリンクと下枠との間に手指が挟まれる問題があった。
更に、ロックピンと係合溝との係合によって天板の折畳み状態や使用状態を維持しているため、天板の支持状態ないし姿勢に不安があり、例えば天板が過剰に折畳まれて体裁が悪いという問題があった。
しかも、一対の連結枠の両端部を連結突起に差し込んでビス止めしているため、連結枠の組み立てが依然として複雑で手間が掛かる等の問題があった。
このような問題を解決するものとして、脚体の上端部に天板を支持する逆U字形断面の取付部材を回動可能に連結し、該取付部材の内側にU字形断面の規制部材を回動可能に連結し、該規制部材の先端部にピンを掛け渡し、前記規制部材をバネを介して下向きに回動可能に付勢し、操作レバ−と同動可能な押圧片を前記規制部材の上部に係合可能に配置する一方、脚体の上端部に二つの係合部を形成した支持板を設け、一方の係合部にピンを係合して天板の折畳み状態を維持し、他方の係合部にピンを係合して天板の使用状態を維持するようにしたものがある(例えば、特許文献3参照)。
前記ロック装置は、規制部材の先端部にピンを掛け渡し、該ピンの中間部を係合部に係合しているため、ピンの支持強度が強化され、天板の過負荷時または支柱の変位時にロックピンの変形を一応防止できるが、ピンを係合部に係合する構造上、ピンの支持強度に不安があった。
また、規制部材を取付部材の内側に配置しているため、規制部材やピンの作動スペ−スないし占有スペ−スは多少コンパクトになり、またピンないし規制部材と取付部材との間に手指が挟まれることは防止できるが、取付部材の内側にピンやバネが配置されているため、取付部材の大形化を招く問題があった。
しかも、ピンと係合部との係合によって天板の折畳み状態や使用状態を維持しているため、天板の支持状態や姿勢に不安があり、例えば天板が過剰に折畳まれて体裁が悪いという問題があった。
更に、一対の脚体の上端部内側に取付台部をネジ止めし、この取付台部間に連結ビ−ムを固定しているため、連結ビームの組み立てが複雑で手間が掛かる等の問題があった。
実用新案登録第2572757号公報 特許第4471440号公報 特開2004−121441号公報
本発明はこのような問題を解決し、天板のロック装置の小形軽量化と支持強度の強化を図れ、天板の確実かつ安定した使用状態と折畳み状態を得られるとともに、天板の折畳み時における手指の挟み込みを防止して使用上の安全性を確保し、しかも組立ての容易化を図れる折畳みテ−ブルを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、天板の下面に取付ける逆U字形断面の複数の下枠と、該下枠を回動可能に支持するジョイント部材と、該ジョイント部材の上端面に形成した平坦な係止面と、ジョイント部材の上部周面に形成した第1および第2係合溝と、ジョイント部材を支持する左右一対の内側の脚支柱と、該脚支柱の外側に配置した脚支柱と、内側の脚支柱の間に掛け渡した補強枠と、前記下枠の内側に一端を回動可能に取付け、他端の係合突起をジョイント部材の上部周面の外側を旋回し、前記係合溝と係脱可能で、かつ前記係合溝の中心と同一面上に配置した板状のロックリンクと、該ロックリンクと同動可能な操作レバーと、を備え、天板の使用時、ジョイント部材の係止面を下枠の上面に係合するとともに、前記第2係合溝にロックリンクの係合突起を係合可能に配置し、天板の折畳み時、前記第1係合溝にロックリンクの係合突起を係合可能に配置した折畳みテーブルにおいて、前記第2係合溝と反対側のジョイント部材の上部に枢支溝を形成し、該枢支溝の開口側に平坦な係止面を形成するとともに、前記下枠にブラケットの基板を固定し、該ブラケットの先端部に平坦な係合面を形成し、天板の使用時、前記ブラケットの基板をジョイント部材の上部側端に係合可能に配置し、天板の折畳み時、前記枢支溝の平坦な係止面にブラケットの先端部の平坦な係合面を係合可能に配置し、ジョイント部材の上部の近接位置にロックリンクとブラケットを係合配置して、天板のロック装置の小形軽量化と支持強度の強化を図るとともに、天板の確実かつ安定した使用状態と折畳み状態を得られるようにしている
請求項2の発明は、前記下枠の後部の外周面に略U字形断面の下枠カバーを着脱可能に装着し、前記下枠の内側にブラケットの先端部を収容し、ブラケットの先端部を下枠ないし下枠カバーで遮蔽して、天板の折畳み時における手指の挟み込みを防止し、使用上の安全性を確保するようにしている。
請求項3の発明は、ブラケットの基板を略H形状に形成し、該基板の先端部を下枠の両屈曲片の内面に係合可能に配置し、ブラケットの基板を下枠に強固に取付けるようにしている。
請求項4の発明は、ジョイント部材を角柱状に形成し、該ジョイント部材の上部の後部側周面に二つの軸筒部を離間して突設し、該軸筒部の間に前記ブラケットの係合面を挿入し、前記軸筒部とブラケットの係合面を枢軸を介して回動可能に枢着し、ブラケットにジョイント部材を安定かつ強固に連結するようにしている。
請求項5の発明は、ジョイント部材の第2係合溝と同側周面に掛止溝を形成し、該掛止溝の開口部に係止爪を突設し、該係止爪と連結枠に設けた掛止片の係合爪との係脱を簡便に実現している。
請求項6の発明は、補強枠の両端部に掛止板を固定し、該掛止板の中間部に略逆L字形断面に屈曲形成した掛止片を設け、該掛止片の側端部に係合爪を突設し、補強枠とジョイント部材と内側の支持脚との組み立ておよび連結を簡便に行なえるようにしている。
請求項7の発明は、内側の脚支柱の周面に長孔を形成し、前記ジョイント部材の下部周面に前記脚支柱を挿入し、前記長孔と掛止溝に前記補強枠の掛止片を係脱可能に挿入し、補強枠とジョイント部材と内側の支持脚との組み立ておよび取外しを簡便に行なえるようにしている。
請求項8の発明は、掛止片の係合爪を前記係止爪に係脱可能に設け、掛止片とジョイント部材との組み立ておよび取外しを簡便に行なえるようにしている。
請求項9の発明は、内外の脚支柱の間にフックホルダを配置し、該フックホルダの上端部の外側にフックを上方に突出して配置し、該フックの下部に突設した脚を外側の脚支柱の上部に装着し、手提げ類の手懸け部をフックに安全に掛け止められるようにしている。
請求項10の発明は、フックホルダの上端部を凸状曲面に形成するとともに、前記フックの内側面をテーパ状に形成し、凸状曲面に手提げ類の手懸け部を安全に掛けられるとともに、フックの内側面をテーパ状に形成して、天板直下のスペースを拡副し、前記手懸け部を安全かつ簡便に掛け止められるようにしている。
請求項1の発明は、第2係合溝と反対側のジョイント部材の上部に枢支溝を形成し、該枢支溝の開口側に平坦な係止面を形成するとともに、前記下枠にブラケットの基板を固定し、該ブラケットの先端部に平坦な係合面を形成し、天板の使用時、前記ブラケットの基板をジョイント部材の上部側端に係合可能に配置し、天板の折畳み時、前記枢支溝の平坦な係止面にブラケットの先端部の平坦な係合面を係合可能に配置したから、天板のロック装置の小形軽量化と支持強度の強化を図るとともに、天板の確実かつ安定した使用状態と折畳み状態を得ることができる。
請求項2の発明は、下枠の後部の外周面に略U字形断面の下枠カバーを着脱可能に装着し、前記下枠の内側にブラケットの先端部を収容したから、ブラケットの先端部を下枠ないし下枠カバーで遮蔽して、天板の折畳み時における手指の挟み込みを防止し、使用上の安全性を確保することができる。
請求項3の発明は、ブラケットの基板を略H形状に形成し、該基板の先端部を下枠の両屈曲片の内面に係合可能に配置したから、ブラケットの基板を下枠に強固に取付けることができる。
請求項4の発明は、ジョイント部材を角柱状に形成し、該ジョイント部材の上部の後部側周面に二つの軸筒部を離間して突設し、該軸筒部の間に前記ブラケットの係合面を挿入し、前記軸筒部とブラケットの係合面を枢軸を介して回動可能に枢着したから、ブラケットにジョイント部材を安定かつ強固に連結することができる。
請求項5の発明は、ジョイント部材の第2係合溝と同側周面に掛止溝を形成し、該掛止溝の開口部に係止爪を突設したから、前記係止爪と連結枠に設けた掛止片の係合爪との係脱を簡便に実現することができる。
請求項6の発明は、補強枠の両端部に掛止板を固定し、該掛止板の中間部に略逆L字形断面に屈曲形成した掛止片を設け、該掛止片の側端部に係合爪を突設したから、補強枠とジョイント部材と内側の支持脚との組み立ておよび連結を簡便に行なうことができる。
請求項7の発明は、内側の脚支柱の周面に長孔を形成し、前記ジョイント部材の下部周面に前記脚支柱を挿入し、前記長孔と掛止溝に前記連結枠の掛止片を係脱可能に挿入したから、連結枠とジョイント部材と内側の支持脚との組み立ておよび取外しを簡便に行なうことができる。
請求項8の発明は、掛止片の係合爪を前記係止爪に係脱可能に設けたから、掛止片とジョイント部材との組み立ておよび取外しを簡便に行なうことができる
請求項9の発明は、内外の脚支柱の間にフックホルダを配置し、該フックホルダの上端部の外側にフックを上方に突出して配置し、該フックの下部に突設した脚を外側の脚支柱の上部に装着したから、手提げ類の手懸け部をフックに安全に掛け止めることができる。
請求項10の発明は、フックホルダの上端部を凸状曲面に形成するとともに、前記フックの内側面をテーパ状に形成し、凸状曲面に手提げ類の手懸け部を安全に掛けられるとともに、フックの内側面をテーパ状に形成したから、天板直下のスペースを拡副し、手懸け部を安全かつ簡便に掛け止めることができる。
本発明を適用した会議用テ−ブルの使用形態を示す斜視図である。 図1の正面図である。 図1の左側面図で、天板の使用状態と折畳み状態を拡大して示している。 本発明の要部を分解して示す斜視図である。 本発明の要部を分解し拡大して示す斜視図で、下枠内におけるブラケットとロックリンク、ジョイント部材と脚支柱の組み付け状況を示している。
本発明に適用したジョイント部材の正面図である。 図6の右側面図である。 本発明に適用したジョイント部材の斜視図である。 図7のA−A線に沿う断面図である。
本発明を適用した会議用テ−ブルの使用状態の要部を示す断面図で、天板を展開した使用状況を示している。 本発明を適用した会議用テ−ブルの組立て時の要部を分解して示す斜視図で、ジョイント部材に片側の脚支柱を挿入する状況を示している。 本発明を適用した会議用テ−ブルの組立て状態の要部を示す斜視図で、ジョイント部材と片側の脚支柱と連結枠の組立て状況を示している。 本発明を適用した会議用テ−ブルの組立て時の要部を示す断面図で、ジョイント部材に連結枠を取付ける前の状況を示している。
本発明を適用した会議用テ−ブルの組立て時の要部を示す断面図で、ジョイント部材に連結枠を取付ける途中の状況を示している。 本発明を適用した会議用テ−ブルの組立て時の要部を示す断面図で、ジョイント部材に連結枠を取付けた状況を示している。 本発明を適用した会議用テ−ブルの使用状態の要部を拡大して示す断面図で、天板の折畳み開始直後の状況を示している。 本発明を適用した会議用テ−ブルの使用状態の要部を拡大して示す断面図で、天板の折畳み途中の状況を示している。
本発明を適用した会議用テ−ブルの使用状態の要部を拡大して示す断面図で、天板の折畳み後の状況を示している。 本発明の第2の実施形態を適用した会議用テ−ブルを示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態を適用した会議用テ−ブルを示す斜視図で、該テ−ブルの側部にフックを設けて手提げ類を保管し得るようにしている。 前記第3の実施形態の要部を分解して示す斜視図である。
以下、本発明を天板のロック装置を備えた折畳みテ−ブルである会議用テ−ブルに適用した図示の実施形態について説明すると、図1乃至図18において1は折畳みテ−ブルで、該テ−ブル1は横長矩形の天板2と、該天板2の下面の長さ方向に離間して配置した角管製の一対の補強枠3と、該補強枠3の両端部を連結し、天板2の両端部の下面にビスをねじ込んで固定した略逆U字形断面の下枠4と、該下枠4の中間部に一端を回動可能に連結されたアルミダイカスト製のジョイント部材5と、該ジョイント部材5の他端に連結された鋼管製の直線状の脚支柱6と、該脚支柱6の上部にU字形断面の接続金具7を介して外側に連結された鋼管製の略L字形状の脚支柱8と、脚支柱6,8の下端部に連結した合成樹脂製の脚エンド9,10と、該脚エンド9,10の軸周りに回動自在に装着され、床面11を走行可能な接地部材であるキャスタ−12,13と、を備えている。図中、8aは脚支柱8の上端部に装着した合成樹脂製のキャップである。
前記下枠4は鋼板を略逆U字形断面に屈曲して形成され、その一対の屈曲片4a,4aの中間部に通孔14,15が設けられ、前記屈曲片4a,4a間の平坦な上面4bに複数のビス孔16と係合孔17が形成され、該係合孔17に合成樹脂製のブラケット18が下向きに取付けられている。
この場合、天板2の大形化に伴なうブラケット18の強度強化のため、ブラケット18を合成樹脂製の代わりに、アルミダイカスト製や鋼板製とすることも可能である。
前記ブラケット18は肉厚の略板状に成形され、その上端部に前記上面4bの内側に設置可能な略H形状の基板19を備え、該基板19の先端部の4箇所を下枠4の両屈曲片4aの内面に係合可能に配置し、ブラケット18の取付け後の回動を防止している。
前記基板19の中央にスリット付きの係合突起20が外側に突設され、該係合突起20を前記係合孔17に圧入し、その頸部を係合孔17の口縁部に係合して下枠4に取付けられている。
前記ブラケット18の下部に略円弧状の枢支部18aが形成され、該枢支部18aの中央に枢軸21を挿入可能な枢支孔22が形成され、また円弧状周面の側端部に平坦な係合面23が形成されている。
前記ジョイント部材5の上部は下枠4の内側に挿入可能な異形の角柱状に成形され、その外周面の上端部に平坦な係止面5aが形成され、前記外周面の前部側に平滑面5bが形成されている。
前記係止面5aの中間部に山形の第1係合溝24が形成され、また前記平滑面5bの中間部に鋸歯状の第2係合溝25が形成され、これらの係合溝24,25に後述するロックリンクを係合可能に配置するとともに、前記係合溝24,25の間に該溝24,25と同幅のカム溝26が形成され、該カム溝26に前記ロックリンクの係合部を滑動可能に収容している。
前記ジョイント部材5の上部の後部側周面に一対の軸筒部27,27が離間して配置され、該軸筒部27,27の間に凹孔状の枢支溝28が形成され、該枢支溝28にブラケット18の枢支部18aを係合可能に収容している。
前記枢支溝28の上部側開口縁に平坦な係止面29が形成され、天板2の折畳み時、前記係止面29に前記ブラケット18の係合面23を係合可能にしている。
前記軸筒部27,27に軸孔30,30が形成され、該軸筒部27,27の間にブラケット18の枢支部18aを挿入し、また下枠4の通孔14に枢軸21を挿入し、これを軸孔30,30と枢支孔22に差し込み、その螺軸31の端部にナット32をねじ込んで、下枠4に固定したブラケット18にジョイント部材5の上部を回動可能に連結している。
前記ジョイント部材5の下半部は前記角柱状部を縮径して角柱状に成形され、その下側角柱部5cを脚支柱6に挿入可能にしており、その前部側周面の中間部に細長の掛止溝33が形成されている。図中、34はビス孔で、脚支柱6の外側からビス(図示略)をねじ込み可能にしている。
前記ロックリンク35は下枠4の内側に回動可能に配置され、該リンク35は鋼板を鍛造成形して略逆L字形状に形成され、その板厚は前記係合溝24,25ないしカム溝26の溝幅と略同厚に形成されていて、先端の係合突起35aを前記係合溝24,25に係合可能に形成し、前記カム溝26に滑動可能に収容されている。
前記ロックリンク35の基端部に貫通孔(図示略)が形成され、該貫通孔の開口部に管状の軸筒部36が突設され、該軸筒部36に連結管37が挿入され、該連結管37に下枠4の外側から通孔15を介して回動軸38が差し込まれ、該軸筒部36と連結管37と回動軸38をビス止めし、これらを同動可能に連結している。
図中、38aは回動軸38の外側に形成した拡径部で、該拡径部38aに操作レバ−39の軸部39aがビス止めされている。
前記連結管37の両端部に、捩りバネであるロックスプリング40が取付けられ、その一端をロックリンク35の係合突起35aに掛け止め、他端を下枠4を固定するビスに掛け止め、その弾性によって連結管37と回動軸38と操作レバ−39とを一方向に回動可能に付勢し、かつ係合突起35aを係合溝24,25に係合可能に付勢している。
前記ジョイント部材5,5の間に矩形の鋼管からなる補強枠41が掛け渡され、該補強枠41の両端部に掛止板42が溶接されている。前記掛止板42は矩形の鋼板を断面略Z字状に屈曲して形成され、その上下端部に屈曲片42a,43を突設し、該屈曲片43上に補強枠41を載置し、それらの接合部を溶接している。
前記屈曲片42aの端縁の中間部を直角に屈曲して掛止片44を形成し、該掛止片44の一端に係合爪45を側方に突設している。
前記掛止片44は、ジョイント部材5の下側角柱部5cに装着した脚支柱6の長孔46に挿入され、かつジョイント部材5の掛止溝33に差し込まれて、前記係合爪45を掛止溝33の内部に係脱可能に装着している。
すなわち、前記掛止溝33内の一側、実施形態では下側に係に係合溝47が形成され、該係合溝47の口縁部に係止爪48を突設し、該係止爪48を前記係合爪45の基部に係脱可能に設けている。
図中、49は掛止板42の両端部に設けたビス孔、50は補強枠41の端部に形成した通孔、51は掛止板42の中間部に設けた通孔で、これらの通孔50,51は補強枠41に掛止板42を溶接後、これを脱脂洗浄液に浸漬し乾燥する際の脱脂洗浄液の水抜き孔として用いている。図中、52は天板2の直下に設けた収納棚で、該収納棚52に複数の棚桟53が架設されている。
この他、図中54は、下枠4の後方開口部に装着された合成樹脂製の下枠カバ−で、断面略U字形状に成形され、その内面に設けた凸部(図示略)を下枠4の溝55に係合し、下枠4に着脱可能に装着されている。56は下枠カバ−54の後部に形成した切欠で、該切欠56に前記補強枠3を挿入可能にしている。57は天板2を載置可能な作業台である
前記脚エンド9,10は、脚エンド9が略直管状、脚エンド10が略L字形状に形成され、それらは実質的に同一に構成されていて、その上端部が脚支柱6,8に嵌合可能に縮径した矩形管状に形成され、その縮径部の適所にビスをねじ込んで脚支柱6,8に連結している。
前記脚エンド9,10の下端部は下方に縮径する角錐台形に形成され、その内側の対向面に摺接面(図示略)が上下方向に形成され、各摺接面に二つの係合溝(図示略)が離間して上下方向に形成され、隣接する二つの係合溝の中心角度を後述するアジャスタの1/6回転角度に形成している。
前記脚エンド9,10の下端部にネジ孔(図示略)が形成され、該ネジ孔に合成樹脂製のアジャスタ58,59の螺軸が下方からねじ込まれ、そのねじ込み量によって、脚エンド9,10ないし天板2の床面11からの高さを調整可能にしている。
すなわち、前記螺軸の上端部に6個の係合爪を等角度位置に形成した六角板状のストッパ−リング(図示略)が装着され、該ストッパ−リングの係合爪を前記係合溝に係合し、振動や衝撃によるストッパ−リングの回動を防止して、脚エンド9,10ないし天板2の調整高さ位置を保持可能している。
そして、例えばアジャスタ58,59を1回転すると、これにストッパーリングが同期回動し、脚エンド9,10ないし天板2の高さアジャスタ58,59の螺軸の1ピッチ分上下動可能にしている。
したがって、アジャスタ58,59を1/6回転、つまり1つの係合爪分の60°回動すると、前記係合爪が隣接の係合溝に係合し、脚エンド9,10ないし天板2の高さを前記螺軸の1/6ピッチ分上下動させ、その係合位置の回動角度を保持可能にしている。
この他、図中、60,60は脚支柱6の上端部周面に形成したビス孔で、そのピッチをジョイント部材5に形成したビス孔34と同ピッチに形成している。
このように構成した折畳みテ−ブルは、主要な構成部品として、ジョイント部材5、脚支柱6,8、ブラケット18、ロックリンク35、補強枠41、掛止板42の製作を要する。
このうち、ジョイント部材5はアルミダイカストによって上部を異形の角柱状に成形し、下半部を若干縮径した角柱状に成形し、その上端部に平坦な係止面5aを形成し、前部側に平滑面5bを形成する。
そして、前記係止面5aの中間部に山形の第1係合溝24を形成し、前記平滑面5bの中間部に鋸歯状の第2係合溝25を形成し、該係合溝24,25の間に該係合溝24,25と同幅のカム溝26を形成する。
前記ジョイント部材5の後部側周面に一対の軸筒部27,27を離間して突設し、それらに軸孔30,30を形成するとともに、軸筒部27,27の間に凹孔状の枢支溝28を形成し、該枢支溝28の上部側開口縁に平坦な係止面29を形成する。
また、ジョイント部材5の前部側周面の中間部に細長の掛止溝33を形成し、該掛止溝33内の一側、実施形態では下側に係合溝47を形成し、該係合溝47の口縁部に係止爪48を突設するとともに、ジョイント部材5の下側周面に一対のビス孔34を形成する。
前記脚支柱6,8は角管状の鋼管を所定寸法に切断し、このうち前側の脚支柱6を直線状に形成し、その上端部の内側周面に長孔46を形成し、該長孔46の隣接周面にビス孔60,60を形成するとともに、後側の脚支柱8を略L字形状に形成し、これら脚支柱6,8の上部の対向面に接続金具7溶接し、これらを一体的に連結する。
そして、脚支柱6,8の下端部に脚エンド9,10をビス止めし、該脚エンド9,10にアジャスタ−58,59の螺軸をねじ込み、該螺軸の上端部にストッパ−リング(図示略)を取付け、前記螺軸のネジ孔にキャスタ−12,13と一体の取付ボルト(図示略)をねじ込んで緊締する。
前記ブラケット18は合成樹脂によって肉厚の略板状に成形し、その上端部に略H形状の基板19を形成し、該基板19の中央にスリット付きの係合突起20を外側に突設し、ブラケット18の下部に略円弧状の枢支部18aを形成し、該枢支部18aの中央に枢支孔22を形成するとともに、円弧状周面の側端部に平坦な係合面23を形成する。
前記ロックリンク35は鋼板を鍛造成形して略逆L字形状に形成し、その板厚を前記係合溝24,25ないしカム溝26の溝幅と略同厚に形成し、その先端に係合突起35aを形成し、該係合突起35aを係合溝24,25に係合可能に形成するとともに、前記カム溝26に滑動可能に形成する。
前記補強枠41は矩形の鋼管を所定寸法に切断し、その端部に通孔50を形成する。
また、前記掛止板42は矩形の鋼板を断面略Z字状に屈曲して形成し、その上下端部に屈曲片42a,43を突設し、一方の屈曲片42aの端縁の中間部を直角に屈曲して掛止片44を形成し、該掛止片44の一端に係合爪45を側方に突設する。
前記掛止片44の両端部にビス孔49を形成し、また補強枠41の接合部の内側に複数の通孔51を形成後、他方の屈曲片43上に補強枠41の端部を載置し、それらの接合部を溶接して、これらを一体に連結する。
前記溶接後、補強枠41と掛止板42のアセンブリを脱脂洗浄液に浸漬し、脱脂洗浄後、この脱脂洗浄液を通孔50,51から排水して水抜きし、かつ乾燥して、補強枠41と掛止板42の塗装に備える。
次に、前記構成部品を用いて折畳みテ−ブルを組立てる場合は、天板2の下面の両端部に一対の下枠4,4をビス止めする。
実施形態では天板2の内部の所定位置にナット(図示略)を埋設し、その連通孔に下枠4,4のビス孔16を位置付け、該ビス孔16にビスまたはボルトを挿入してナットにねじ込み、下枠4,4を天板2に固定する。
この後、ブラケット18を保持し、その基板19を下枠4の内側から上面4bの内側に位置付け、外側の係合突起20を係合孔17に押し込み、ブラケット18を下枠4の内側に取付ける。
次に、ジョイント部材5を保持し、その軸筒部27,27の間にブラケット18の枢支部18aを挿入し、この状態を保持しながら下枠4の側方から枢軸21を軸孔14に挿入し、これを軸筒部27,27の通孔30,30に差し込み、その螺軸を軸孔14から下枠4の外側に突出し、その螺軸端部にナット32をねじ込んで、ジョイント部材5をブラケット18に回動可能に連結する。
一方、下枠4,4の通孔15,15に連結管37を差し込み、該下枠4,4内の連結管37の端部に、ロックスプリング40とロックリンク35の軸筒部36を装着し、該ロックスプリング40の一端をロックリンク35に掛け止め、他端を下枠4を固定するビスに掛け止め、かつロックスプリング40に弾性を付与してロックリンク35を回動可能に付勢し、係合突起35aをジョイント部材5の第1または第2係合溝24,25に係合可能にする。
そして、前記ロックリンク35の軸筒部36のビス孔にビスを挿入し、該ビスを連結管37の端部と回動軸38の各ビス孔にねじ込み、これらを一体的にビス止めして同動可能に連結する。
前記回動軸38の端部の拡径部38aを下枠4の外側に位置付け、該拡径部38aに操作レバ−39の軸部39aを挿入し、これらをビス止めする。
こうして天板2の下面に下枠4を取付け、該下枠4の内側にジョイント部材5の上端部と、ブラケット18の基部とロックリンク35の軸筒部36を取付け、下枠4の外側に操作レバ−39を取付け後、下枠4の後部に下枠カバ−54を取付け、該カバ−54の内部に下枠カバ−54の後部とロックリンク35を遮蔽後、これらの天板アセンブリを一緒に箱詰めし梱包する。
その際、ジョイント部材5を折畳み、その長孔33に補強枠41の端部に固定した掛止板42を差し込み、該補強枠41を長孔33に沿って移動し、係合爪45を係合溝47と係止爪48に係合してジョイント部材5に仮止めする。
一方、前後一対の脚支柱6,8の下端部に脚エンド9,10を取付け、該脚エンド9,10にアジャスタ−58,59とキャスタ−12,13を取付け、脚エンド9,10の内部にストッパ−リング(図示略)を取付け、脚支柱8の上端部にキャップ8aを装着後、この脚アセンブリの左右1組を一緒に箱詰めし梱包する。
そして、前記梱包した各アセンブリを搬送後、搬送先で前記アセンブリを使用して折畳みテ−ブルを組立てる場合は、先ず天板アセンブリを天板2を下側にして作業台37に載せ、前記仮止めした掛止板42を長孔33に沿って移動し、係合爪45と係合溝47および係止爪48との係合を解除して、掛止溝33から引き抜く。
この後、ジョイント部材5を枢軸21を支点に若干起立し、この状況の下で脚アセンブリの1組の脚支柱6,8のうち、直線状の前側の脚支柱6をジョイント部材5に差し込み、長孔46を掛止溝33に位置合わせする。この状況は図11のようである。
そして、前記脚支柱6を差し込み後、ジョイント部材5を原状の水平状態に戻したところで、前記補強枠41を保持し、その両端部の掛止を長孔46に挿入し、かつ掛止溝33内に挿入後、掛止を長孔46に沿って移動し、係合爪45を係合溝47と係止爪48に係合し、これらを仮止めして掛止板42を脚支柱6の内側面に近接して配置する。この一連の状況は図12乃至図14のようである。
したがって、後述のビス止め前に脚支柱6,8によるテーブルの暫定的な立設状態を容易に得られる。
そこで、掛止板42のビス孔49,49を脚支柱6のビス孔60,60に位置合わせし、これらにビスを挿入し、かつ該ビスをジョイント部材5のビス孔34,34にねじ込んで、脚支柱6,6ないしジョイント部材5に補強枠41を連結する。この状況は図15のようである。
こうして天板アセンブリと脚アセンブリを組み付ければ、一連の組み立て作業が終了する。この組み立て状況は図1乃至図3のようである。
すなわち、脚支柱6,8が折畳みテーブルの両側に内外に位置し、内側の脚支柱6の下方が折畳みテーブルの前方に延び、外側の脚支柱8の下方が折畳みテーブルの後方に延び、該脚支柱6,8の下端にキャスタ−12,13が取付けられ、該脚支柱6,6の上端部間に補強枠41が掛け渡され、また下枠4,4の後部に下枠カバ−54が装着されている
そして、下枠4の内側にジョイント部材5の上端部が連結され、該ジョイント部材5の上端部に板状のロックリンク35がジョイント部材5に沿って配置され、ジョイント部材5の外周面の中間位置に第1および第2係合溝24,25が形成され、これらの係合溝24,25にロックリンク35の係合突起35aを係合可能に配置されている。
したがって、下枠の外側にロックリンクを配置し、該ロックリンクに係合ピンを側方に突設するとともに、支柱の上端部にカムプレ−トを設け、該カムプレ−トに二つの係合溝を板厚方向に形成し、該係合溝に前記係合ピンを係合する従来の天板のロック装置に比べて、ロックリンクや係合ピンの占有スペ−スが不要になり、その分下枠4の周辺スペ−スがコンパクトになるとともに、ジョイント部材5の薄厚化ないし小形化を図れ、この種折畳みテ−ブルの小形軽量化を図れる。
前記折畳みテーブルの使用時は、図1乃至図3および図10のように天板2が水平に支持され、ジョイント部材5の上端部の平坦な係止面5aが下枠4の上面に係合し、ジョイント部材5の第2係合溝25にロックリンク35の係合突起35aが係合し、第2係合溝25と反対側のジョイント部材5の近接位置に、ブラケット18の基板19が係合可能に配置されている。したがって、天板2の水平姿勢が確実かつ強力に維持され、安全な使用状態が形成される。
この場合、ブラケット18の基板19は下枠4の屈曲片4a,4aに係合可能に配置されているから、基板19の回動が阻止され、天板2の水平姿勢を確実かつ強力に維持するとともに、枢軸21によるジョイント部材5の枢支状態を堅持させる。
また、ロックリンク35はロックスプリング40の弾性によって、図10上時計方向へ回動可能に付勢され、係合突起35aと第2係合溝25との係合を維持するとともに、操作レバ−39はロックスプリング40の弾性によって、ロックリンク35と同方向へ回動可能に付勢されている。
このような天板2の使用状態から使用後の保管時に天板2を折り畳む場合は、操作レバ−39を握持し、ロックスプリング40の弾性に抗して回動軸38を中心に操作レバ−39を上向きに回動する。
このようにすると、操作レバ−39の作動にロックリンク35が同期回動し、その係合突起35aが第2係合溝25から引き抜かれ、第2係合溝25と係合突起35aとの係合が解除される。この状況は図16のようである。
そこで、前記操作レバー39の握持状態を維持して天板2の後部を押し上げると、天板2が枢軸21を中心に図16上反時計方向へ回動する。
その際、ロックリンク35も枢軸21を中心に図10上反時計方向へ旋回し、平滑面5bから離間して移動後、平滑面5bの上端部からカム溝26に係入する。この状況は図17のようである。
この後、天板2を更に押し上げると、ロックリンク35の係合突起35aがカム溝26の底面を滑動して第1係合溝24へ移動する。
そこで、操作レバ−39を手放すと、操作レバ−39がロックスプリング40の弾性によって回動軸38を中心に下方へ回動し、原位置に復帰する。
そして、操作レバ−39の復帰動作に連動して、ロックリンク35が操作レバ−39と同期回動し、係合突起35aが第1係合溝24と係合し、かつ係合溝24を圧接して天板2の回動を停止する。
このため、天板2が脚支柱6ないし脚支柱8の上端部と平行の斜状に折り畳まれる。この状況は図18のようである。
このような天板2の折畳み時は、一方でロックリンク35の係合突起35aが第1係合溝24と係合し、他方でジョイント部材5に形成した枢支溝28の平坦な係止面29が、ブラケット18の枢支部18aに形成した平坦な係合面23に係合し、天板2の時計方向および反時計方向の回動を阻止し、天板2の折畳み角度を確実かつ均一に形成する。
また、天板2の折畳み時は、ジョイント部材5の係止面5aとブラケット18と第1係合溝24とが、下枠4ないし下枠カバ−54に遮蔽され、第2係合溝25が下枠カバ−54に遮蔽されているから、それらに手指を挿入して挟まれる事態を回避し、使用上の安全性を確保し得る。
一方、このような天板2の折畳み状態から、天板2を展開して使用する場合は、操作レバ−39を握持し、該操作レバ−39をロックスプリング40の弾性に抗して天板2側へ引き寄せる。
このようにすると、ロックリンク35が操作レバ−39と同動し、その係合突起35aが第1係合溝24から引き抜かれ、係合突起35aと第1係合溝24との係合が解除される。
そこで、操作レバ−39の前記握持状態を維持して天板2の後部を引き下げると、天板2が枢軸21を中心に図18上時計方向へ回動する。
その際、ロックリンク35は枢軸21を中心にカム溝26および平滑面5bから離間し、図18上時計方向へ旋回する。
この後、天板2を更に引き下げると、ロックリンク35の係合突起35aが第2係合溝25の開口部に近接する。
そこで、操作レバ−39を手放すと、操作レバ−39がロックスプリング40の弾性によって天板2から離反して回動し、つまり枢軸38を中心に図17上時計方向へ回動し、原位置に復帰する。
そして、前記操作レバ−39の復帰動作に連動して、ロックリンク35が操作レバ−39と同期回動し、その係合突起35aが第2係合溝25と係合して、天板2の回動を停止する。このため、天板2が脚支柱6ないし脚支柱8の上端部で水平に展開され支持される
この状況は図10のようで、ジョイント部材5の上端部の平坦な係止面5aが下枠4の上面に係合し、ジョイント部材5の第2係合溝25にロックリンク35の係合突起35aが係合し、第2係合溝25と反対側のジョイント部材5の近接位置に、ブラケット18の基板19が係合可能に配置される。したがって、天板2の水平姿勢が確実かつ強力に維持され、この後の安全な使用状態が確保される。
図19乃至図21は本発明を適用した会議用テ−ブル1の他の実施形態を示し、前述の実施形態と対応する構成部分には同一の符号を用いている。
このうち、図19は本発明の第2の実施形態を示し、この実施形態は会議用テ−ブル1の前部側に非透過性の合成樹脂製の幕板61を取付け、前部側からの透視を遮断可能にしている。なお、この実施形態における、下枠4、ジョイント部材5、ブラケット18、ロックリンク35、下枠カバ−54の構成およびその作用は、前述の実施形態と同様である
図20および図21は本発明の第3の実施形態を示し、この実施形態は脚支柱6,8の上端部の高さを若干低位置に構成し、天板2直下の脚支柱6,8の上端部上におけるスペ−スを若干拡張するとともに、脚支柱6,8の上端部の間にU字形断面の接続金具7を溶接し、該接続金具7の外側に合成樹脂製のフックホルダ62を被着している。
前記フックホルダ62は略角柱状に成形され、その上端部は緩やかな凸状曲面に成形され、その一側に略円板形のフック63が突設され、該フック63の内側面をテーパ状に形成している。
前記フック63の直下に短小な角柱状の脚64が下方に突設され、該脚64を外側の脚支柱8の上端部に嵌合して装着している。
図中、65はフックホルダ62の左右両側面に開口した幅広のスリットで、該スリット65の間に前記接続金具7を収容し、該接続金具7を隠蔽可能にしている。66は所望の色に着色された合成樹脂製の円形の化粧板で、その裏面に複数のピン(図示略)が突設され、該ピンをフック63の表面に設けた凹孔(図示略)に嵌合可能にしている。
この他、図中、67は鞄、袋ケース等の手提げ類で、その手懸け部68を前記フック63に掛け止め可能にしている。
前記フックホルダ62の上端部の一側にフック63と脚64とが一体に樹脂成形され、前記フック63の表面に着色した化粧板66を取付け、また前記スリット65を接続金具7に嵌合し、スリット65を区画するフックホルダ62の前後面を、接続金具7の前後面に被着して該接続金具7を隠蔽し、更に脚64を脚支柱8の上端部に嵌合して装着する。したがって、脚64は脚支柱8のキャップを兼用する。
こうしてフックホルダ62を取付けると接続金具7が隠蔽され、該フックホルダ62の上端部に凸状曲面が表出し、その一側に脚支柱6の上端部に装着したキャップ(図示略)が突出し、この他側の脚支柱8の上端部に脚64を介して装着したフック63が突出し、前記キャップとフック63によって幅広な凹状の掛け止めスペ−スを形成する。
また、天板2の両端部の直下にフック63が配置され、該フック63に装飾された化粧板66が取付けられ、会議用テ−ブル1の側面の美観を向上するとともに、化粧板66によってフック63の位置を顕在化させ、手提げ類67の掛け止めの使用を促している。
前記脚支柱6,8の上端部は若干低位置に配置され、またフック63の内側はテ−パ状に形成されて前記掛け止めスペ−スを拡幅しているから、手懸け部68を容易かつ安全に掛け止められ、しかも前記掛け止め部は緩やかな凸状曲面に形成されているから、該凸状曲面における手懸け部68が摩擦や擦過によって破断されることがなく安全に掛け止められる。
なお、前述の実施形態は何れもジョイント部材5を脚柱6と別設しているが、これらを一体に構成することも可能であり、そのようにすれば部品点数が低減し、組立ての手間が軽減される。
このように本発明の折畳みテ−ブルは、天板のロック装置の小形軽量化と支持強度の強化を図れ、天板の確実かつ安定した使用状態と折畳み状態を得られるとともに、天板の折畳み時における手指の挟み込みを防止して使用上の安全性を確保し、しかも組立ての容易化を図れる。
1 折畳みテ−ブル(会議用テ−ブル)
4 下枠
4a 屈曲片
5 ジョイント部材
6,8 脚支柱
18 ブラケット
18a 枢支部
19 基板
23 係止部
24,25 係合溝
26 カム溝
28 枢支溝
29 係合部
33 掛止溝
35 ロックリンク
35a 係合突起
39 操作レバ−
41 連結枠
44 掛止片
45 係合爪
46 長孔
47 係合溝
48 係止爪
62 フックホルダ
63 フック
64 脚
67 手提げ類
68 手懸け部

Claims (10)

  1. 天板の下面に取付ける逆U字形断面の複数の下枠と、該下枠を回動可能に支持するジョイント部材と、該ジョイント部材の上端面に形成した平坦な係止面と、ジョイント部材の上部周面に形成した第1および第2係合溝と、ジョイント部材を支持する左右一対の内側の脚支柱と、該脚支柱の外側に配置した脚支柱と、内側の脚支柱の間に掛け渡した補強枠と、前記下枠の内側に一端を回動可能に取付け、他端の係合突起をジョイント部材の上部周面の外側を旋回し、前記係合溝と係脱可能で、かつ前記係合溝の中心と同一面上に配置した板状のロックリンクと、該ロックリンクと同動可能な操作レバーと、を備え、天板の使用時、ジョイント部材の係止面を下枠の上面に係合するとともに、前記第2係合溝にロックリンクの係合突起を係合可能に配置し、天板の折畳み時、前記第1係合溝にロックリンクの係合突起を係合可能に配置した折畳みテーブルにおいて、前記第2係合溝と反対側のジョイント部材の上部に枢支溝を形成し、該枢支溝の開口側に平坦な係止面を形成するとともに、前記下枠にブラケットの基板を固定し、該ブラケットの先端部に平坦な係合面を形成し、天板の使用時、前記ブラケットの基板をジョイント部材の上部側端に係合可能に配置し、天板の折畳み時、前記枢支溝の平坦な係止面にブラケットの先端部の平坦な係合面を係合可能に配置したことを特徴とする折畳みテーブル。
  2. 前記下枠の後部の外周面に略U字形断面の下枠カバーを着脱可能に装着し、前記下枠の内側にブラケットの先端部を収容した請求項1記載の折畳みテーブル。
  3. 前記ブラケットの基板を略H形状に形成し、該基板の先端部を下枠の両屈曲片の内面に係合可能に配置した請求項1記載の折畳みテーブル。
  4. 前記ジョイント部材を角柱状に形成し、該ジョイント部材の上部の後部側周面に二つの軸筒部を離間して突設し、該軸筒部の間に前記ブラケットの係合面を挿入し、前記軸筒部とブラケットの係合面を枢軸を介して回動可能に枢着した請求項1記載の折畳みテーブル
  5. 前記ジョイント部材の第2係合溝と同側周面に掛止溝を形成し、該掛止溝の開口部に係止爪を突設した請求項1記載の折畳みテーブル。
  6. 前記補強枠の両端部に掛止板を固定し、該掛止板の中間部に略逆L字形断面に屈曲形成した掛止片を設け、該掛止片の側端部に係合爪を突設した請求項1記載の折畳みテーブル
  7. 内側の脚支柱の周面に長孔を形成し、前記ジョイント部材の下部周面に前記脚支柱を挿入し、前記長孔と掛止溝に前記補強枠の掛止片を係脱可能に挿入した請求項記載の折畳みテーブル。
  8. 前記掛止片の係合爪を前記係止爪に係脱可能に設けた請求項5または6記載の折畳みテーブル。
  9. 前記内外の脚支柱の間にフックホルダを配置し、該フックホルダの上端部の外側にフックを上方に突出して配置し、該フックの下部に突設した脚を外側の脚支柱の上部に装着した請求項1記載の折畳みテーブル。
  10. 前記フックホルダの上端部を凸状曲面に形成するとともに、前記フックの内側面をテーパ状に形成した請求項記載の折畳みテーブル。
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