JP4773267B2 - ロック装置 - Google Patents

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本発明は、天板が略水平な使用位置と、略鉛直な収納位置との間で回動可能に構成されたテーブルにおいて、天板を固定するためのロック装置に関するものである。
従来より、天板及び脚部からなり、天板が、水平な使用位置と略鉛直な収納位置との間で、左右方向を軸として回動可能に脚部に支持されたテーブルが知られており、このようなテーブルとして、天板を使用位置または収納位置に固定するためのロック装置が設けられたものが提案されている。
そして、このようなロック装置としては、例えば、天板に回動可能に設けられたロック部材と、脚部に設けられロック部材が係合する係合面を有する受け部と、ロック部材を受け部に係合する方向に付勢する付勢要素と、付勢要素の付勢力に抗してロック部材を受け部から離れる方向に操作する操作レバーと、からなり、ロック部材が係合方向に回動するのに伴い、ロック部材の係合面に対する圧接度合いが漸次高まる方向に係合面が傾斜するように受け部が形成されたものが提案されている(例えば、特許文献1等参照)。
特許第2734970号公報
しかしながら、上記提案のロック装置においては、係合面が上記のように傾斜されているので、ロック部材と受け部との係合が強固になるものの、ロック部材は、係合面に食い込んだ状態で、常時付勢要素により係合方向に付勢されているために、係合面に摩耗が発生し易かった。
そして、係合面における摩耗の発生に伴い、ロック部材がより強固に食い込んでロック部材と受け部との係合を解除しにくい方向へ係合位置がずれるため、係合位置を所定の位置に調整するための調整機構を設けているが、係合を解除し易くするためには、摩耗の状態に応じて適宜調整機構による調整を行わなければならず、面倒であった。
本発明はかかる課題に鑑みなされたもので、ロック部材と、受け部とを係合させて、天板を所定位置に固定するロック装置において、受け部の摩耗に関わらず、天板を所定位置に確実に固定すると共に、ロック部材と受け部との係合を容易に解除できるようにすることを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、
天板と、
該天板の下方に固定された支持部材を介して、該天板を水平な使用位置と略鉛直な収納位置との間で水平な軸を中心として回動可能に支持する脚部と、
からなるテーブルにおいて、
前記天板を、前記使用位置または収納位置にて固定するためのロック装置であって、
前記脚部に設けられ、前記天板が前記使用位置または収納位置にあるときに前記天板または支持部材に当接し、該天板を該使用位置または収納位置に位置決めする位置決め手段と、
前記支持部材に前記天板の回動軸と平行な軸を中心として回動可能に設けられ、前記天板が前記位置決め手段にて位置決めされた位置にあるときに、前記脚部の上端に設けられた受け部に係合可能に構成されたロック部材と、
該ロック部材を前記受け部に当接させる方向に付勢して、前記ロック部材と受け部とを係合させる付勢部材と、
前記付勢部材の付勢力に抗して前記ロック部材を回転させ、該ロック部材と受け部との係合を解除するための操作レバーと、
からなり、
前記ロック部材の前記受け部と係合する係合面は円弧状に形成されており、
前記受け部の前記ロック部材の係合面に係合される被係合面は、前記ロック部材が係合位置にあるときの前記円弧状の係合面の中心軸上の1点と、該係合面と、を結ぶ該係合面に対して垂直な線分上を通り、且つ、該係合面の中心軸と平行な軸を中心軸とする円弧状に形成され、
前記係合面は、前記操作レバーによる回転に伴い、該係合面が前記被係合面と離間する方向に移動しつつ回転するように前記ロック部材の回動軸からずれた軸を中心軸として円弧状に形成されたことを特徴とする。
このように本発明のロック装置においては、係合面及び被係合面が円弧状に形成されており、各面の中心軸は、操作レバーによる回転に伴い、係合面が被係合面と離間する方向に移動しつつ回転するように、ロック部材の回動軸からずれた位置に配置されている。
従って、本発明のロック装置によれば、操作レバーを回転させると、係合面は被係合面と離間する方向に移動しつつ回転するので、被係合面と係合面との摩擦等によりロック部材と受け部との係合が解除できないことを防止でき、容易に操作レバーを操作して、ロックを解除することができる。
また、ロック部材は付勢部材により受け部に当接する方向に付勢されており、係合面が被係合面に近づく際も、被係合面から離間する際と同じ軌跡で被係合面に近づくので、受け部に摩耗が発生し被係合面の位置がずれていたとしても、係合面と被係合面とを確実に係合させることができる。よって、受け部の摩耗に関わらず、天板を位置決め手段により位置決めされた位置にて確実にがたつきなく固定することができる。
次に、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のロック装置において、被係合面は、係合面と同径の円弧状に形成されたことを特徴とする。
従って、請求項2に記載のロック装置によれば、係合位置において、ロック部材の係合面と、受け部の被係合面とが面で当接して天板が固定されるので、天板に外力が加えられた場合に、被係合面は係合面により面で圧接される。このため、係合面と被係合面とが係合することにより各面に加わる力が分散され、各面の摩耗を低減することができる。
次に、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のロック装置において、受け部には、操作レバーが操作されない状態で天板が回動された際に、ロック部材の一部が当接して摺動可能な当接面が形成されたことを特徴とする。
従って、請求項3に記載のロック装置によれば、使用者により操作レバーが操作されない状態で天板が回動された際に、ロック部材が、付勢部材により受け部の当接面に付勢された状態で当接面上を摺動するので、ロック部材と当接面との間に摩擦抵抗が発生する。このため、この摩擦抵抗により、天板が使用位置または収納位置に回転される際に天板の自重により急激に回転することを防止することができる。
次に、請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3の何れかに記載のロック装置において、ロック部材には天板が使用位置にあるときに受け部と係合する第1係合面及び天板が収納位置にあるときに受け部と係合する第2係合面の2つの係合面が形成されており、受け部には、ロック部材の第1係合面または第2係合面と夫々係合される第1被係合面及び第2被係合面の2つの被係合面が形成されたことを特徴とする。
従って、請求項4に記載のロック装置によれば、第1係合面と第1被係合面との係合により、天板は使用位置に固定され、第2係合面と第2被係合面との係合により、天板は収納位置に固定されるので、使用位置及び収納位置のいずれの位置においても天板を確実に固定することができる。
ところで、受け部とロック部材とが係合する部分は、安全上外部に露出しないことが好ましい。そこで、通常は、ロック装置全体を覆うカバーを設けて、外部に露出させないようにしているが、全体をカバーで覆うことにより、ロック装置全体が大きくなるという問題があった。
そこで、請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4の何れかに記載のロック装置において、受け部は、脚部の上端に上向きに突設されると共にその側面にて被係合面が形成されており、天板または支持部材に、天板が使用位置にあるときに受け部の後方に配置され、天板が収納位置にあるときに受け部の上方に配置される壁部を備えたことを特徴としている。
従って、請求項5に記載のロック装置によれば、天板または支持部材に壁部を設けているので、天板が使用位置にあるときは、受け部の後方に配置された壁部により受け部とロック部材とが係合する部分が隠され、天板が収納位置に回転されると、天板の回転に伴い壁部が受け部の上方に移動して、この壁部により受け部とロック部材とが係合する部分が隠される。このため、ロック装置全体をカバーで覆うことなく簡単な構成で、受け部とロック部材とが係合する部分が外部に露出しないようにすることができる。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態の移動机1の外観を表す斜視図、図2(a)は、天板2が使用位置にあるときの移動机1の側面図、図2(b)は、天板2が収納位置にあるときの移動机1の側面図、図3は、移動机1の構成を示す分解斜視図である。
本実施形態の移動机1は、天板2が水平な使用位置にある場合に床面に対して固定され、天板2が略垂直な収納位置にある場合に床面上を移動可能に構成されたものであり、図1〜図3に示すように、長方形の板材からなる天板2と、天板2の長手方向の両端の下方に設けられ、天板支持部30を介して天板2を使用位置と収納位置との間で回動可能に支持すると共に、下方にキャスタ部を備えた一対の脚部4と、を備えている。また、天板2の下方には、天板2を使用位置または収納位置で固定するためのロック装置60が左右両側に設けられている。
なお、以下、天板2の長手方向を移動机1の左右方向、この方向に直交する方向を前後方向とし、椅子を配置する側を移動机1の後方(図2の右方)、反対側を移動机1の前方として説明する。
脚部4は、断面長方形の管状の長尺部材からなり、上端をやや後方に傾けて上下方向に配置された脚柱6と、脚柱6の下端に取り付けられたキャスタ部10aと、脚柱6の中央部からやや下がった位置に固定されており、前後方向に配置された脚座8と、脚座8の脚柱6へ固定された端部とは反対側の端部に取り付けられ、キャスタ本体及び高さ方向を調整するためのアジャスタからなるアジャスタ付キャスタ部10bと、から構成されている。また、各脚柱6の上方には、各脚柱6同士を連結する框パイプ14が設けられており、この框パイプ14は、両端に垂直に溶接された框プレート16を介して、脚柱6の内側に結合されている。
ここで、框プレート16は、図3に示すように、一面に框パイプ14が溶接され、反対側の面で脚柱6の内側の板部に当接して結合される板状の框パイプ取付部と、この框パイプ取付部から上方に延出されて、断面がコの字状となるように上方が開口された軸受け部と、を備えた金属部材である。そして、軸受け部は、コの字を形成する平行な一対の板部のうち、外側に配置される第1板部16aと、内側に配置される第2板部16bと、各板部に直交し、各板部を繋ぐ底板部16cと、からなり、この軸受け部にて、天板支持部30が支持される。なお、框プレート16は、軸受け部の底板部16cが、脚柱6の長手方向と直交する面に平行となるように、脚柱6の内側の板部にボルト18にて結合されている。
また、脚柱6の内部には、天板2が使用位置にあるときにキャスタ部10aの下方にストッパ12を突出させて床面に当接させ、天板2が収納位置にあるときにはこのストッパ12を床面から離間させるための図示しない制動機構が設けられている。そして、この制動機構は、後述するカム軸48に連結されて天板2の回動に連動するようにされており、天板2が使用位置にあるときに、ストッパ12により移動机1の移動が阻止されるように構成されている。
天板支持部30は、大きく分けて、天板2の下面に固定された天板連結部と、天板連結部に結合されると共に、脚柱6に固定された框プレート16の軸受け部に挿通されて、左右方向の水平軸周りに回動可能に脚柱6に支持される軸部と、からなり、天板2の回動に伴い回動するように構成されている。
天板連結部は、天板2の下方に左右方向に渡された2本の金属製の角パイプ32と、この角パイプの端部に設けられた天板受金具34と、天板受金具を覆うためのカバー36と、を備えている。
天板受金具34は、金属の板材が直角に折り曲げられて形成されており、一方の平面部である第1平面部が移動机1の前後方向に、且つ、天板2に垂直に配置されるように、他方の第2平面部にて天板2の下面側にねじ固定されている。
第1平面部は、天板2に沿って長尺状に形成されており、中央付近が台形状に一部突出されている。そして、天板2が水平に配置されたときに、台形に突出された部分の下端側の下端面34cが、脚柱6の長手方向と直交する角度、つまり、軸受け部の底板部16cと平行となるように形成されており、前方側の前端面34dは、天板2と垂直に形成されている。
また、第1平面部の台形に突出された部分には軸部の一部が係止される小判状の係止孔34aが形成されており、この係止孔34aより天板2側で、且つ、天板2の前端側には、ロック装置60を連結するための挿通孔34bが形成されている。さらに、挿通孔34bより天板2側で、且つ、第1平面部と第2平面部とをつなぐ角部にも、ロック装置60の一部が挿通される挿通孔34eが形成されている。そして、この第1平面部の内側には、2本の角パイプ32の端部が夫々溶接されており、左右の天板受金具34が連結されている。
カバー36は、合成樹脂により天板受金具34の第1平面部の外側の面と側面とを被覆可能な形状に成型されており、天板受金具34に取り付けられている。なお、係止孔34a、挿通孔34b、34eと重なる部分は、各孔が露出されるように切り欠かれている。
一方、軸部は、図3に示すように、主に、段付回転軸38、回転軸固定ねじ40、皿ばね44、皿ばね固定部材46、カム軸48、カム軸固定ねじ50等から構成されている。
そして、框プレート16の上方に延出された軸受け部の第1板部16aには、段付回転軸38の小判状に形成された小判軸部が摺動しつつ回動可能な真円形の挿通孔16dが形成されており、この第1板部16aの外側から段付回転軸38の小判軸部がワッシャ42を介して挿通される。一方、第1板部16aの内側において、小判軸部には、まずワッシャ42が挿通されて、次に、天板受金具34に形成された小判状の係止孔34aが係合され、さらに、2枚の皿ばね44が収納された皿ばね固定部材46が挿通される。そして、段付回転軸38の小判軸部の端部に形成されたねじ孔に回転軸固定ねじ40を螺合させることにより、段付回転軸38が第1板部16aに対して回動可能に連結される。そして、段付回転軸38には、天板受金具34が係合されているので、段付回転軸38の回動に伴い、天板受金具34を介して天板2が一体に回動される。
このとき、天板受金具34及び第1板部16aの内側から取り付けられた各部品は、軸受け部の第1板部16aと、第2板部16bとの間に配置されている。そして、天板受金具34の下端面34cが、底板部16cに当接されることにより、天板2が略水平な使用位置に位置決めされ、天板受金具34の前端面34dが、底板部16cに当接されることにより、天板2が略垂直な収納位置に位置決めされる。また、カバー36において、第1平面部を覆う面には、係止孔34aより天板2の後端側に、第1板部16aの後方の側面に沿う形状の壁部36aが突出されており、この壁部36aは、天板2が使用位置にあるときに第1板部16aの後方に配置されている。
一方、段付回転軸38の円柱部の端部に形成された小判状の係止孔38aには、脚部6内で制動機構と連結されるカム軸48が嵌合されている。そして、脚柱6の上方には、カム軸48が内側から外側へ貫通可能に挿通孔6aが形成されており、カム軸48が脚柱6の内部を貫通するように配置される。なお、カム軸48の円柱状の端部は、脚柱6の外側の挿通孔6aに挿通され、脚柱6の外側から、ねじ頭がこの挿通孔6aよりも大きい径に形成されたカム軸固定ねじ50が螺合されることにより、脚柱6に回動可能に支持される。
次に、本発明が適用されたロック装置60の構成について説明する。図4(a)は、天板2が使用位置にあるときのロック装置60の構成を示す側面図、図4(b)は、天板2が収納位置にあるときのロック装置60の構成を示す側面図である。ただし、各図は説明のために一部透視されている。
ロック装置60は、天板2の下方に配置される操作用の操作レバー62と、操作レバー62にねじ66により固定されて、操作レバー62と共に回動するロック部材64と、ロック部材64を框プレート16の第1板部16aの側面に当接する方向に付勢するコイルばね68と、第1板部16aの上端に上向きに突設され、ロック部材64が係合される受け部70と、から構成されている。
ロック部材64は、長円形の長尺状に形成された板状のロック本体64aと、ロック本体の端部から垂設された棒状の連結部64bと、からなり、ロック本体64aの平行な一対の側面のうちの一方には、連結部64bの近傍に受け部70に係合する係合部80が突出されている。また、他の側面には、コイルばね68の一端が係合する窪み64cが形成されている。
そして、ロック部材64は、コイルばね68が連結部64bに挿通された状態で、コイルばね68を介して天板受金具34に形成された挿通孔34bに外側から挿通され、天板2の下方で左右方向に渡された連動パイプ67の一端にねじ69にて固定されている。また、この連動パイプ67の他端側には、反対側の天板受金具34から内側に突出されたロック部材64の連結部64bが固定されており、左右両側のロック部材64は、連結部64bを中心に連動して回動するように天板受金具34に支持されている。
ここで、各連結部64bに挿通されたコイルばね68は、接線方向に延出された端部が、天板受金具34の挿通孔34eに挿通されると共に、フック状に形成された反対側の端部がロック本体64aの側面に形成された窪み64cに係合されているので、ロック部材64は、このコイルばね68により常時受け部70側に付勢されている。そして、軸受け部の第1板部16aとロック部材64(つまり、受け部70と係合部80)とは、天板2に垂直な同一平面上に配置されているので、操作レバー62が操作されない状態で、係合部80は、常時受け部70に当接されている。なお、以下、ロック部材64の回動中心をA軸として説明する。
そして、天板2が使用位置にある場合には、図4(a)に示すように、受け部70の後方側の側面である第1被係合面70aの一部と、係合部80のA軸側の側面である第1係合面80aの一部とが係合して天板2の回転が阻止され、天板2が収納位置にある場合には、図4(b)に示すように、受け部70の前方側の側面である第2被係合面70bの一部と、係合部80のA軸とは反対側の側面である第2係合面80bの一部とが係合して、天板2の回転が阻止される。
ここで、第1被係合面70a及び第1係合面80aは、図5(a)に示すように、天板2が使用位置に位置決めされ、ロック部材64が、受け部70と係合部80とが係合する係合位置にあるときに、第1被係合面70aと、第1係合面80aとが面にて合致するように、A軸からやや下方に配置され、且つ、A軸と平行なB軸を中心とした同径の円弧状に形成されている。
一方、第2被係合面70b及び第2係合面80bは、図5(b)に示すように、天板2が収納位置に位置決めされ、ロック部材64が、受け部70と係合部80とが係合する係合位置にあるときに、第2被係合面70bと、第2係合面80bとが面にて合致するように、A軸から前方斜め上方に配置され、且つ、A軸と平行なC軸を中心とした同径の円弧状に形成されている。なお、図5は、受け部70及び係合部80の詳細形状を示す側面図であり、図5(a)は、天板2が使用位置にあるとき、図5(b)は、天板2が収納位置にあるときの図である。
そして、天板2を使用位置から収納位置へ回転させる際には、操作レバー62を天板2側に回転させることにより、図5(a)、図6(a)に示すように、ロック部材64が係合位置から解除位置に回転し、第1係合面80aが、第1被係合面70aから離間する方向に移動しつつ回転される。つまり、B軸はA軸の下方にあるため、ロック部材64がA軸を中心に時計と反対回りに回転されるのに伴い、第1係合面80aの中心軸は仮想的にB軸よりも第1被係合面70aに近いB’軸に移動するので、第1係合面80aは、第1被係合面70aから離間する方向に移動しつつ回転され、第1被係合面70aと第1係合面80aとの係合が解除される。
このように第1被係合面70aと、第1係合面80aとが解除された状態で、天板2を上方へ押し上げることにより、天板2が上方に回転される。なお、天板2の回転途中で操作レバー62から手が離されると、ロック部材64はコイルばね66により受け部70に当接する方向に付勢され、図6(b)に示すように、係合部80の端面80cの一部が、受け部70の上端面70cに当接し、天板2の回転に伴い端面80cの一部が上端面70c上に摺動される。そして、天板2がさらに回転されると、天板受金具34の前端面34dが、框プレート16の底板部16cに当接して、天板2が収納位置に位置決めされると共に、係合部80が受け部70の前方に移動して、図5(b)、図6(c)に示すように、第2被係合面70bの一部と、第2係合面80bの一部とが係合される。なお、カバー36に設けられた壁部36aは、天板2の回転に伴い第1板部16aの上方に移動されており、収納位置において、壁部36aは、受け部70の上方に配置される。
一方、天板2を収納位置から使用位置へ回転させる際には、操作レバー62を天板2側に回転させることにより、図5(b)、図6(c)に示すように、ロック部材64が係合位置から解除位置に回転し、第2係合面80bが、第2被係合面70bから離間する方向に移動しつつ回転される。つまり、C軸はA軸の前方斜め上方にあるため、ロック部材64がA軸を中心に時計と反対回りに回転されるのに伴い第2係合面80bの中心軸は仮想的にC軸よりも第2被係合面70bから離れたC’軸に移動するので、第2係合面80bは、第2被係合面70bから離間する方向に移動しつつ回転され、第2被係合面70bと第2係合面80bとの係合が解除される。
このように第2被係合面70bと第2係合面80bとが解除された状態で、天板2を下方へ押し下げることにより、天板2が下方に回転される。なお、このときも使用位置から収納位置に回転されるときと同様に、天板2の回転途中で操作レバー62から手が離されると、天板2の回転に伴い端面80cの一部が上端面70c上に摺動される。そして、天板2がさらに回転されると、天板受金具34の下端面34cが、框プレート16の底板部16cに当接して、天板2が使用位置に位置決めされると共に、係合部80が受け部70の後方に移動して、図5(a)、図6(a)に示すように、第1被係合面70aの一部と第1係合面80aの一部とが係合される。
なお、図6は、受け部70と係合部80との係合状態を示す側面図であり、図6(a)は、天板2が使用位置にあるとき、図6(b)は、天板2使用位置と収納位置との途中にあるとき、図6(c)は、天板2が収納位置にあるときの図である。
以上、説明したように本実施形態のロック装置60においては、第1被係合面70a、第1係合面80a、第2被係合面70b、第2係合面80bが円弧状に形成されており、各面の中心軸(B軸またはC軸)は、操作レバー62による回転に伴い、各係合面が各被係合面と夫々離間する方向に移動しつつ回転するように、ロック部材64の回動軸(A軸)からずれた位置に配置されている。
従って、本実施形態のロック装置60によれば、天板2が使用位置にあるときに操作レバー62を回転させると、第1係合面80aは第1被係合面70aと離間する方向に移動しつつ回転し、天板2が収納位置にあるときに第2係合面80bは第2被係合面70bと離間する方向に移動しつつ回転するので、各被係合面と各係合面との摩擦等によりロック部材64の係合部80と受け部70との係合が解除できないことを防止でき、容易に操作レバー62を操作して、ロックを解除することができる。
また、ロック部材64はコイルばね68により受け部70に当接する方向に付勢されており、各係合面が各被係合面に近づく際も、操作レバー62が操作された際に各被係合面から離間する場合と同じ軌跡で被係合面に近づくので、受け部70に摩耗が発生して被係合面の位置がずれていたとしても、各係合面と各被係合面とを確実に係合させることができる。よって、受け部70の摩耗に関わらず天板2を使用位置または収納位置にて、確実にがたつきなく固定することができる。
また、第1被係合面70aは、第1係合面80aと同径の円弧状に形成されており、第2被係合面70bは、第2係合面80bと同径の円弧状に形成されているので、係合位置において、係合部80の各係合面と、受け部70の各被係合面とが面で当接して天板2が固定されるので、天板2に外力が加えられた場合に、各被係合面は各係合面により面で圧接される。このため、各係合面と各被係合面とが係合することにより各面に加わる力が分散され、各面の摩耗を低減することができる。
一方、本実施形態のロック装置60によれば、使用者により操作レバー62が操作されない状態で天板2が回動された際に、ロック部材64の係合部80の端面80cが、コイルばね68により受け部70の上端面70cに付勢された状態で上端面70c上を摺動するので、係合部80と上端面70cとの間に摩擦抵抗が発生する。このため、この摩擦抵抗により、天板2が使用位置または収納位置に回転される際に天板2の自重により急激に回転することを防止することができる。
また、本実施形態のロック装置60においては、操作レバー62及びロック部材64が、天板受金具34の外側に設けられており、受け部70と係合部80の係合部分、つまり、薄板状に形成されたロック部材64と第1板部16aが、脚柱6と天板受金具34との間に挟まれている。つまり、脚柱6の内側の板部をロック装置60の一部として使用しているので、ロック装置60を少ない部品で構成することができる。さらに、ロック部材64の回動軸(A軸)を、天板の回動軸の上方の近傍に配置することで、第1板部16aを、天板受金具34を支持する部材、及び、ロック部材64の係合部材として共用できるように構成しているので、ロック装置60を非常にコンパクトに構成することができる。
そして、天板受金具34を覆うカバー36の外側に、壁部36aが突設されているので、天板2が使用位置にあるときは、第1板部16aの後方に配置された壁部36aにより受け部70と係合部80とが係合する部分が隠され、天板2が収納位置に回転されると、天板2の回転に伴い壁部36aが受け部70の上方に移動して、この壁部36aにより受け部70と係合部80とが係合する部分が隠される。このため、ロック装置全体をカバーで覆うことなく簡単な構成で、受け部70と係合部80とが係合する部分が外部に露出しないようにすることができる。
また、同じ径の円弧状に形成された各被係合面と各係合面とは、使用位置または収納位置において夫々一部が係合されており、係合部80の上端面80cと受け部70との間には隙間が設けられている。そして、各係合面が被係合面に近づく際は、操作レバー62が操作された際に被係合面から離間する場合と同じ軌跡で被係合面に近づくので、例えば、組立時の係合部80と受け部70の位置関係が設計値からわずかにずれたとしても、各被係合面と各係合面との当接部分は設計値からずれるものの、各被係合面と各係合面とが、異なる部分で当接され、係合部80と受け部70とは確実に係合される。つまり、本実施形態のロック装置60によれば、ロック装置60の部品加工、組立等の製造誤差を許容することができ、逆に製造精度を緩和することができる。
なお、このロック装置60は、連動パイプ67によりロック部材64が連動されるように構成されているので、片方の操作レバー62を操作することにより、両方のロック装置60の受け部70と係合部80との係合を解除することができる。
本実施形態においては、移動机1が本発明のテーブルに相当し、天板支持部30が本発明の支持部材に相当し、框プレート16の底板部16cが本発明の位置決め手段に相当し、コイルばね68が本発明の付勢部材に相当し、上端面70cが本発明の当接面に相当する。
[第2実施形態]
第1実施形態のロック装置60は、天板2が使用位置にあるときのロック部材64の回動軸(A軸)が、天板2の回動軸よりも前方に配置されるようにしたが、他の例として、天板2が使用位置にあるときのロック部材の回動軸が、天板2の回動軸よりも後方に配置される例を、第2実施形態として説明する。第2実施形態の移動机1は、ロック装置を除く部分は、上記第1実施形態と同様に構成されている。このため、第1実施形態と同様の箇所については同様の符号を付して説明を省略し、異なる箇所についてのみ説明する。
図7は、第1板部90の受け部92と、ロック部材94の係合部96との係合状態を示す側面図であり、図7(a)は、天板2が使用位置にあるとき、図7(b)は、天板2使用位置と収納位置との途中にあるとき、図7(c)は、天板2が収納位置にあるときの図である。
ロック装置は、天板2の下方に配置される操作用の操作レバー(図示なし)と、操作レバーにねじにより固定されて、操作レバーと共に回動するロック部材94と、ロック部材94を框プレート16の第1板部90の側面に当接する方向に付勢するコイルばね(図示なし)と、第1板部90の上端に後向きに突設され、ロック部材94が係合される受け部92と、から構成されている。
天板受金具34には、ロック部材94の支持部として、天板2が使用位置にあるときに天板2の回動軸よりも後方に配置される挿通孔が形成されている。
ロック部材94は、L字状に形成された板状のロック本体と、ロック本体のL字状の角部から垂設された棒状の連結部(図示なし)と、からなり、連結部が、天板受金具34に形成された挿通孔に挿通されて、天板受金具34に連結部を中心に回動可能に支持されている。また、L字状のロック本体の天板2の後端側に配置される辺には操作レバーが固定され、他の辺の端部には、操作レバーが固定された側の辺の延出方向と反対側に向けて受け部92に係合する係合部96が突設されている。
そして、軸受け部の第1板部90とロック部材94(つまり、受け部92と係合部96)とは、天板2に垂直な同一平面上に配置されているので、操作レバーが操作されない状態で、係合部96は、常時受け部92に当接されている。なお、以下、ロック部材94の回動中心をF軸として説明する。
そして、天板2が使用位置にある場合には、図7(a)に示すように、受け部92の下方側の面である第1被係合面92aの一部と、係合部96のF軸側の面である第1係合面96aの一部とが係合して天板2の回転が阻止され、天板2が収納位置にある場合には、図7(c)に示すように、受け部92の前方側の面である第2被係合面92bの一部と、係合部96のF軸とは反対側の面である第2係合面96bの一部とが係合して、天板2の回転が阻止される。
ここで、第1被係合面92a及び第1係合面96aは、図7(a)に示すように、天板2が使用位置に位置決めされ、ロック部材94が、受け部92と係合部96とが係合する係合位置にあるときに、第1被係合面92aと、第1係合面96aとが面にて合致するように、F軸からやや前方に配置され、且つ、F軸と平行なG軸を中心とした同径の円弧状に形成されている。
一方、第2被係合面92b及び第2係合面96bは、図7(c)に示すように、天板2が収納位置に位置決めされ、ロック部材94が、受け部92と係合部96とが係合する係合位置にあるときに、第2被係合面92bと、第2係合面96bとが面にて合致するように、F軸よりやや上方に配置され、且つ、F軸と平行なH軸を中心とした同径の円弧状に形成されている。
そして、天板2を使用位置から収納位置へ回転させる際には、操作レバーを天板2側に回転させることにより、図7(a)に示すように、ロック部材94が係合位置から解除位置に回転し、第1係合面96aが、第1被係合面92aから離間する方向に移動しつつ回転される。つまり、G軸はF軸の前方にあるため、ロック部材94がF軸を中心として時計と反対回りに回転するのに伴い、第1係合面96aの中心軸は仮想的にG軸よりも第1被係合面92aに近いG’軸に移動するので、第1係合面96aは、第1被係合面92aから離間する方向に移動しつつ回転され、第1被係合面92aと第1係合面96aとの係合が解除される。
このように第1係合面96aと第1被係合面92aとが解除された状態で、天板2を上方へ押し上げることにより、天板2が上方に回転される。なお、天板2の回転途中で操作レバーから手が離されると、ロック部材94はコイルばねにより受け部92に当接する方向に付勢され、図7(b)に示すように、係合部96の端面96cの一部が、受け部92の上端面92cに当接し、天板2の回転に伴い端面96cの一部が上端面92c上に摺動される。そして、天板2がさらに回転されると、天板受金具34の前端面34dが、框プレート16の底板部16cに当接して、天板2が収納位置に位置決めされると共に、係合部96が受け部92の前方に移動して、図7(c)に示すように、第2係合面96bの一部と第2被係合面92bの一部とが係合される。
一方、収納位置から使用位置へ天板2を回転させる際には、操作レバーを天板2側に回転させることにより、図7(c)に示すように、ロック部材94が係合位置から解除位置に回転し、第2係合面96bが、第2被係合面92bから離間する方向に移動しつつ回転される。つまり、H軸はF軸の上方にあるため、ロック部材94がF軸を中心に時計と反対回りに回転されるのに伴い第2係合面96bの中心軸は仮想的にH軸よりも第2被係合面92bから離れたH’軸に移動するので、第2係合面96bは、第2被係合面92bから離間する方向に移動しつつ回転され、第2被係合面92bと第2係合面96bとの係合が解除される。
このように第2係合面96bと第2被係合面92bとが解除された状態で、天板2を下方へ押し下げることにより、天板2が下方に回転される。なお、このときも使用位置から収納位置に回転されるときと同様に、天板2の回転途中で操作レバーから手が離されると、天板2の回転に伴い端面96cの一部が上端面92c上に摺動される。そして、天板2がさらに回転されると、天板受金具34の下端面34cが、框プレート16の底板部16cに当接して、天板2が使用位置に位置決めされると共に、係合部96が受け部92の下方に移動して、図7(a)に示すように、第1被係合面92aの一部と第1係合面96aの一部とが係合される。
そして、このように構成された第2実施形態のロック装置によれば、第1実施形態のロック装置と同様の効果を得ることができる。ただし、第2実施形態のロック装置においては、天板2が収納位置にあるときに受け部92と係合部96とが係合される部分が外部に露出されてしまうので、別途カバー等にて覆う必要がある。
なお、本実施形態においては、上端面92cが本発明の当接面に相当する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
例えば、上記各実施形態では、係合面及び被係合面を同じ径の円弧状に形成したが、被係合面の径は、係合面の径よりも小さくしてもよい。つまり、例えば、第1実施形態において、第1被係合面70aを、B軸と第1係合面80aとを結ぶ線分上(図5(a)中の矢印X上)を通る軸を中心軸として、第1係合面する円弧状に形成してもよい。
第1実施形態の移動机1の外観を示す斜視図である。 第1実施形態の移動机1の外観を示す側面図である。 第1実施形態の移動机1の構成を示す分解斜視図である。 第1実施形態のロック装置60の構成を示す側面図である。 第1実施形態の受け部70及び係合部80の詳細形状を示す側面図である。 第1実施形態の受け部70と係合部80との係合状態を示す側面図である。 第2実施形態の受け部92と係合部96との係合状態を示す側面図である
符号の説明
1…移動机、2…天板、4…脚部、6…脚柱、8…脚座、10a…キャスタ部、10b…アジャスタ付キャスタ部、12…ストッパ、14…框パイプ、16…框プレート、16a…第1板部、16b…第2板部、16c…底板部、16d…挿通孔、18…ボルト、30…天板支持部、32…角パイプ、34…天板受金具、34a…係止孔、34b…挿通孔、34c…下端面、34d…前端面、34e…挿通孔、36…カバー、36a…壁部、60…ロック装置、62…操作レバー、64…ロック部材、64a…ロック本体、64b…連結部、64c…窪み、66…ねじ、67…連動パイプ、68…コイルばね、70…受け部、70a…第1被係合面、70b…第2被係合面、70c…上端面、80…係合部、80a…第1係合面、80b…第2係合面、80c…端面、90…第1板部、92…受け部、92a…第1被係合面、92b…第2被係合面、92c…上端面、94…ロック部材、96…係合部、96a…第1係合面、96b…第2係合面、96c…端面

Claims (5)

  1. 天板と、
    該天板の下方に固定された支持部材を介して、該天板を水平な使用位置と略鉛直な収納位置との間で水平な軸を中心として回動可能に支持する脚部と、
    からなるテーブルにおいて、
    前記天板を、前記使用位置または収納位置にて固定するためのロック装置であって、
    前記脚部に設けられ、前記天板が前記使用位置または収納位置にあるときに前記天板または支持部材に当接し、該天板を該使用位置または収納位置に位置決めする位置決め手段と、
    前記支持部材に前記天板の回動軸と平行な軸を中心として回動可能に設けられ、前記天板が前記位置決め手段にて位置決めされた位置にあるときに、前記脚部の上端に設けられた受け部に係合可能に構成されたロック部材と、
    該ロック部材を前記受け部に当接させる方向に付勢して、前記ロック部材と受け部とを係合させる付勢部材と、
    前記付勢部材の付勢力に抗して前記ロック部材を回転させ、該ロック部材と受け部との係合を解除するための操作レバーと、
    からなり、
    前記ロック部材の前記受け部と係合する係合面は円弧状に形成されており、
    前記受け部の前記ロック部材の係合面に係合される被係合面は、前記ロック部材が係合位置にあるときの前記円弧状の係合面の中心軸上の1点と、該係合面と、を結ぶ該係合面に対して垂直な線分上を通り、且つ、該係合面の中心軸と平行な軸を中心軸とする円弧状に形成され、
    前記係合面は、前記操作レバーによる回転に伴い、該係合面が前記被係合面と離間する方向に移動しつつ回転するように前記ロック部材の回動軸からずれた軸を中心軸として円弧状に形成されたことを特徴とするロック装置。
  2. 前記被係合面は、前記係合面と同径の円弧状に形成されたことを特徴とする請求項1に記載のロック装置。
  3. 前記受け部には、前記操作レバーが操作されない状態で前記天板が回動された際に、前記ロック部材の一部が当接して摺動可能な当接面が形成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のロック装置。
  4. 前記ロック部材には前記天板が使用位置にあるときに前記受け部と係合する第1係合面及び前記天板が収納位置にあるときに前記受け部と係合する第2係合面の2つの前記係合面が形成されており、
    前記受け部には、前記ロック部材の第1係合面または第2係合面と夫々係合される第1被係合面及び第2被係合面の2つの前記被係合面が形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載のロック装置。
  5. 前記受け部は、前記脚部の上端に上向きに突設されると共にその側面にて前記被係合面が形成されており、
    前記天板または支持部材に設けられ、前記天板が使用位置にあるときに前記受け部の後方に配置され、前記天板が収納位置にあるときに前記受け部の上方に配置される壁部を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載のロック装置。
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