JP4769733B2 - 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置 - Google Patents
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Description
(1)偏向手段(ポリゴンミラーなど)の回転数を増やす
(2)ポリゴンミラーの面数を増やす
(3)多ビーム化(マルチレーザ光源の使用、プリズムによるビーム合成、複数の光束を偏向方向に異なる角度をもってポリゴンミラーに入射させる)
といったものが挙げられる。
前記入射光学系は、前記複数の発光部から発せられた複数の光束を前記偏向面に対して主走査断面内及び副走査断面内において結像光学系の光軸に対し斜め方向から入射させており、
前記回転多面鏡の外接円半径をR(mm)、前記結像光学系の副走査断面内の画像の解像度をDPI(dpi/inch)、前記結像光学系の副走査断面内の結像倍率をβs、主走査断面内において前記複数の発光部のうち両端の発光部から発せられる光束が、副走査断面内において前記偏向面に入射する角度の平均値をε(°)、前記入射光学系の主走査断面内の焦点距離をfcl(mm)とするとき、
1.0<Fno(主)/Fno(副)<3.0
なる条件を満足することを特徴としている。
1.0≦|βs|≦3.0
なる条件を満足することを特徴としている。
Δh=ΔL×tanε
で表すことができる。光路差ΔL(mm)は以下の式で求められる。
ここで、図5(D)に示すように走査線間隔の変化が周期的に現れる場合、副走査方向の印字間隔誤差Δzが特定の間隔Zdpiに対して大きいとモアレのような印字ムラが発生する恐れがある。
ΔL=kαR(kは比例定数、0.15程度)
と表現すると、感光ドラム面8上の副走査方向の印字間隔誤差Δz(mm)は関係式(2)より、
Δz=kαR×tanε×βs ・・・(3)
となる。印字間隔誤差Δz(mm)が副走査方向の画像の解像度DPI(dpi)から計算される間隔25.4/DPI(mm)に対して1%以下であればモアレが目立たなくなる。よって関係式(3)から
したがって放射角度αを小さくするためには、コリメータレンズ3a(3b)の焦点距離fclを長くするか、発光部間隔ΔPを小さくするか、どちらかが考えられる。発光部間隔ΔPは熱的影響を考慮すると100μm程度は必要であるので、コリメータレンズ3a(3b)の焦点距離fclを長くするのがよい。したがって、条件式(4)および関係式(5)から、一般的な走査光学系において、k=0.15、ΔP=0.1(mm)を考慮すると、
条件式(7)は結像光学系LCの副走査断面内の結像倍率βsを規定するものである。条件式(7)の下限値を越えるとアナモフィックレンズ7が感光ドラム面8に近づくため、レンズ自身の肥大化による光学箱の肥大化を招くので良くない。また条件式(7)の上限値を越えると副走査方向の印字間隔誤差Δzを低減するのが難しくなってくるので良くない。
本実施例では光源手段1を2つのレーザ光源1a、1bより構成したが、これに限らず、1つのレーザ光源もしくは3つ以上のレーザ光源より構成しても良い。また本実施例ではレーザ光源1a、1bをそれぞれ2つの発光部より構成したが、これに限らず、3つ以上より構成しても良い。
1.0<Fno(主)/Fno(副)<3.0 ・・・(8)
なる条件を満足させている。
Fno(主)/Fno(副)=9.3/7.1=1.31
である。これは上記条件式(8)を満足している。
またコリメータレンズがシリンドリカルレンズに対してレーザ光源側にあるような入射光学系の場合、副走査断面内のカップリング効率を上げるためには、シリンドリカルレンズ4a(4b)の副走査断面内の焦点距離が240mm必要である。その結果、入射光学系全長が280mm近くとかなり長くなり、光路内に反射ミラーを配置するなどの対応が必要となってくる。
図14は、本発明の画像形成装置の実施例を示す副走査方向の要部断面図である。図において、符号104は画像形成装置を示す。この画像形成装置104には、パーソナルコンピュータ等の外部機器117からコードデータDcが入力する。このコードデータDcは、装置内のプリンタコントローラ111によって、画像データ(ドットデータ)Diに変換される。この画像データDiは、実施例1または2のいずれかに示した構成を有する光走査ユニット100に入力される。そして、この光走査ユニット100からは、画像データDiに応じて変調された光ビーム103が出射され、この光ビーム103によって感光ドラム101の感光面が主走査方向に走査される。
図15は本発明の実施例のカラー画像形成装置の要部概略図である。本実施形態は、光走査装置(光結像光学系)を4個並べ各々並行して像担持体である感光ドラム面上に画像情報を記録するタンデムタイプのカラー画像形成装置である。図15において、60はカラー画像形成装置、61,62,63,64は各々実施例1又は2に示した何れかの構成を有する光走査装置、21,22,23,24は各々像担持体としての感光ドラム、31,32,33,34は各々現像器、51は搬送ベルトである。尚、図15においては現像器で現像されたトナー像を被転写材に転写する転写器(不図示)と、転写されたトナー像を被転写材に定着させる定着器(不図示)とを有している。
1a,1b レーザ光源
1a−1,1a−2,1b−1,1b−2 発光部
2a,2b 開口絞り
3a,3b 集光レンズ(コリメータレンズ)
4a,4b シリンドリカルレンズ
5 偏向手段(ポリゴンミラー)
LC 結像光学系(fθレンズ)
6 第1の結像レンズ
7 第2の結像レンズ
8 被走査面(感光体ドラム)
LA,LB 入射光学系
20a,20b 第2のシリンドリカルレンズ
11a、12a、11b、12b 反射ミラー
61,62,63,64 光走査装置
21、22、23、24 像担持体(感光ドラム)
31、32、33、34 現像器
41、42、43、44 光ビーム
51 搬送ベルト
52 外部機器
53 プリンタコントローラ
60 カラー画像形成装置
100 光走査装置
101 感光ドラム
102 帯電ローラ
103 光ビーム
104 画像形成装置
107 現像装置
108 転写ローラ
109 用紙カセット
110 給紙ローラ
111 プリンタコントローラ
112 転写材(用紙)
113 定着ローラ
114 加圧ローラ
115 モーター
116 排紙ローラ
117 外部機器
Claims (7)
- 複数の発光部が主走査方向及び副走査方向に離間して配置された光源手段と、前記複数の発光部から発せられた複数の光束を偏向走査する回転多面鏡と、前記複数の発光部から発せられた複数の光束を前記回転多面鏡の偏向面に入射させる入射光学系と、前記回転多面鏡の偏向面にて偏向走査された複数の光束を被走査面上に結像させる結像光学系と、を有する光走査装置において、
前記入射光学系は、前記複数の発光部から発せられた複数の光束を前記偏向面に対して主走査断面内及び副走査断面内において結像光学系の光軸に対し斜め方向から入射させており、
前記回転多面鏡の外接円半径をR(mm)、前記結像光学系の副走査断面内の画像の解像度をDPI(dpi/inch)、前記結像光学系の副走査断面内の結像倍率をβs、主走査断面内において前記複数の発光部のうち両端の発光部から発せられる光束が、副走査断面内において前記偏向面に入射する角度の平均値をε(°)、前記入射光学系の主走査断面内の焦点距離をfcl(mm)とするとき、
- 前記入射光学系における主走査断面内の入射側のFナンバーをFno(主)、副走査断面内の入射側のFナンバーをFno(副)とするとき、
1.0<Fno(主)/Fno(副)<3.0
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。 - 前記入射光学系は、副走査断面内の焦点距離が主走査断面内の焦点距離よりも短いことを特徴とする請求項1又は2に記載の光走査装置。
- 前記結像光学系の副走査断面内の結像倍率βsは、
1.0≦|βs|≦3.0
なる条件を満足することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の光走査装置。 - 主走査断面内において、前記回転多面鏡の偏向面に入射する光束の主走査方向の幅は、前記回転多面鏡の偏向面の主走査方向の幅より狭いことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の光走査装置。
- 請求項1乃至5の何れか1項に記載の光走査装置と、前記被走査面に配置された感光体と、前記光走査装置で走査された光ビームによって前記感光体の上に形成された静電潜像をトナー像として現像する現像器と、現像されたトナー像を被転写材に転写する転写器と、転写されたトナー像を被転写材に定着させる定着器とを有することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1乃至5の何れか1項に記載の光走査装置と、外部機器から入力したコードデータを画像信号に変換して前記光走査装置に入力せしめるプリンタコントローラとを有していることを特徴とする画像形成装置。
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