JP2009122327A - マルチビーム光走査装置及びそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

マルチビーム光走査装置及びそれを用いた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 画像の劣化を抑え、かつコンパクトで高速印刷が可能なマルチビーム光走査装置及びそれを用いた画像形成装置を得ること。
【解決手段】 光源手段1と、光源手段から発せられた複数の光束を偏向する偏向手段5と、偏向手段によって偏向された複数の光束を感光ドラム8上に結像させる結像光学系LBとを有し、複数の光束は、各々前記結像光学系の少なくとも一つの結像光学素子の光軸に対して副走査方向に離間した位置を通過しており、結像光学系を構成する結像光学素子のうち、副走査方向に最も強いパワーを有する結像光学素子を通過する前記複数の光束のうち、結像光学素子の母線から最も遠い位置を通過する光束が、感光ドラムに入射するとき、他の光束に比べて感光ドラムの面法線に対して入射角度が最も小さくなるように感光ドラムが配置されていること。
【選択図】 図1A

Description

本発明はマルチビーム光走査装置及びそれを用いた画像形成装置に関し、電子写真プロセスを有するレーザービームプリンタやデジタル複写機やマルチファンクションプリンタ(多機能プリンタ)等の画像形成装置に好適なものである。
従来よりレーザービームプリンタ(LBP)等の光走査装置においては画像信号に応じて光源手段から光変調され出射した光束(ビーム)を、回転多面鏡(ポリゴンミラー)より成る偏向手段により周期的に偏向させている。そして偏向された光束をfθ特性を有する結像光学系によって感光性の記録媒体(感光ドラム)面上にスポット状に集束させ、その面上を光走査して画像記録を行っている。
図15は従来の光走査装置の要部概略図である。
同図において光源手段91から出射した発散光束はコリメータレンズ92により平行光束に変換され、絞り93によって前記光束を制限して副走査方向(副走査断面内)にのみ屈折力を有するシリンドリカルレンズ94に入射している。シリンドリカルレンズ94に入射した平行光束のうち主走査方向(主走査断面内)においてはそのままの状態で射出する。また副走査断面内においては集束して回転多面鏡から成る偏向手段95の偏向面(反射面)95aに線像として結像している。
そして偏向手段95の偏向面95aで偏向された光束をfθ特性を有する結像光学系96を介して被走査面としての感光ドラム面98上に導光している。そして偏向手段95を矢印A方向に回転させることによって感光ドラム面98上を矢印B方向に光走査して画像情報の記録を行なっている。
上記の光走査装置においては感光ドラム面98上を光スポットで走査する前に前記感光ドラム面98上における画像形成を開始するタイミングを調整するために、光検出器としての同期検出用センサー99が設けられている。
この同期検出用センサー99は偏向手段5で偏向走査された光束の一部である同期検出用光束、つまり感光ドラム面98上の画像形成領域を走査する前の画像形成領域外の領域を走査しているときの光束を受光する。この同期検出用光束は同期検出用ミラー97で反射され、同期検出用レンズ(不図示)で集光されて同期検出用センサー99に入射する。そしてこの同期検出用センサー99の出力信号から同期検出用信号(同期信号)を検出し、この同期検出用信号に基づいて感光ドラム面98における画像記録の開始タイミングを調整している。
同図における結像光学系96は副走査断面内において偏向手段95の偏向面95aと感光ドラム面98とが共役関係となるように構成しており、これにより偏向面95aの面倒れを補償している。
このような光走査装置において、印刷速度の速い印刷機が年々望まれている。例えば多ビーム化(マルチレーザ光源の使用、プリズムによるビーム合成、複数の光束を偏向方向に異なる角度をもって光偏向器としてのポリゴンミラーに入射させる)による高速化が実現されている。
しかしながら、多ビーム化の問題点としては、以下のことが種々と知られている(特許文献1、2参照)。
感光ドラム面の法線に対して斜めに光束が入射することで発生するジッター及び各光束の初期波長のバラツキや環境変動による各光束の波長変動の差などによって、主走査方向においてジッターが発生し、印字精度が著しく劣化する。
また別の市場ニーズとして、光走査装置(カラーLBPや複写機など)のコンパクト化(特に薄型化)への要求もある。薄型化のためには、副走査断面内において偏向手段の偏向面に対して光束を斜め方向から入射させる、所謂斜入射光学系より構成することで折り返しの自由度を向上させることができる(特許文献3参照)。
特開2001−133711号公報 特開2000−292718号公報 特開2004−70108号公報
斜入射光学系では、マルチビームや合成手段を用いたことによる多ビーム化によって、上述したジッターだけではなく、別の要因による新たなジッターが発生する。
多ビームを感光ドラム上で走査させる場合、特定の解像度に応じて感光ドラム上で副走査方向に一定のピッチをもって複数の光束(光線)で走査している。これに伴い、複数の光束が副走査方向に離間した状態で結像光学系を通過することになる。
結像光学系の光軸を含む母線近傍を通過するような従来の光学系の場合、上記のように副走査方向に離間した状態で光束がレンズを通過しても、結像光学系の母線に対して各光束が副走査方向に対称な状態で通過する。そのため結像光学系を構成する結像レンズの各レンズ面に対する各光束の通過位置および通過する角度に大きな差はないため結像光学系を通過する光束は主走査方向に対して同一の光学性能が得られる。
しかしながら、斜入射光学系の場合は、結像光学系を構成する結像レンズのレンズ面の母線に対して副走査方向に離間した位置を通過することが知られている。
このような光学系に対して、副走査方向に離間した光束が通過する場合、各光束がレンズ面を通過する副走査方向の位置および角度が異なるために結像光学系を通過する複数の光束の主走査方向における光学性能が著しく異なってしまう。その結果、主走査方向に上述したジッターの他に新たなジッターが発生するという問題点があった。
本発明は画像の劣化を抑え、かつコンパクトで高速印刷が可能なマルチビーム光走査装置及びそれを用いた画像形成装置の提供を目的とする。
請求項1の発明のマルチビーム光走査装置は、
光源手段と、前記光源手段から出射した複数の光束を偏向走査する偏向手段と、
前記偏向手段の偏向面によって偏向走査された複数の光束を感光ドラム上に結像させる結像光学系とを有し、
前記複数の光束は、各々前記結像光学系の少なくとも一つの結像光学素子の光軸に対して副走査方向に離間した位置を通過しており、
前記結像光学系を構成する結像光学素子のうち、副走査方向に最も強いパワーを有する結像光学素子を通過する前記複数の光束のうち、前記結像光学素子の母線から最も遠い位置を通過する光束が、前記感光ドラムに入射するとき、他の光束に比べて前記感光ドラムの面法線に対して入射角度が最も小さくなるように前記感光ドラムが配置されていることを特徴としている。
請求項2の発明は請求項1の発明において、
前記複数の光束が前記結像光学系を通過し、前記感光ドラムへ入射するときの主走査方向の最大角度をα、前記感光ドラムの法線に対して前記複数の光束が入射するときの角度の平均をθ0、画素密度をDPI、副走査方向に離間した位置を光束が通過することで発生する主走査方向のジッター量をΔJ(mm)とするとき、
Figure 2009122327
なる条件を満足することを特徴としている。
請求項3の発明は請求項1又は2の発明において、
前記マルチビーム光走査装置は、複数の感光ドラムと各感光ドラムに対応した光源手段を有し、各光源手段から発せられた複数の光束を各々の感光ドラムに導く各光路中に各々反射ミラーを有し、各光路に配置した反射ミラーの枚数の差分に応じて、前記各光源手段を光軸まわりに回転させる方向を決めていることを特徴としている。
請求項4の発明は請求項3の発明において、
前記複数の感光ドラムに各々入射する複数の光束は、前記複数の感光ドラムの回転方向に対してすべて同一の順番で入射することを特徴としている。
請求項5の発明は請求項3又は4の発明において、
前記各光路ごとに配置される反射ミラーの枚数の差分は奇数であることを特徴としている。
請求項6の発明は請求項1乃至5のいずれか1項の発明において、
前記結像光学系のうち、副走査方向に最もパワーが強い光学素子は屈折レンズであり、前記屈折レンズのうち、少なくとも1面は副走査断面内の曲率が有効部内において軸上から軸外に向かい連続的に変化していることを特徴としている。
請求項7の発明は請求項1乃至5のいずれか1項の発明において、
前記結像光学系のうち、副走査方向に最もパワーが強い結像光学素子はミラーであり、前記ミラーは副走査断面内の曲率が有効部内において軸上から軸外に向かい連続的に変化していることを特徴としている。
請求項8の発明は請求項1乃至7のいずれか1項の発明において、
前記光源手段から出射した複数の光束を変換し、前記偏向手段の偏向面の上に直線に結像させる入射光学系を有することを特徴としている。
請求項9の発明の画像形成装置は、
請求項1乃至8のいずれか1項に記載のマルチビーム光走査装置と、前記被走査面に配置された感光体と、前記マルチビーム光走査装置で走査された光束によって前記感光体の上に形成された静電潜像をトナー像として現像する現像器と、現像されたトナー像を被転写材に転写する転写器と、転写されたトナー像を被転写材に定着させる定着器とを有することを特徴としている。
請求項10の発明の画像形成装置は、
請求項1乃至8のいずれか1項に記載のマルチビーム光走査装置と、外部機器から入力したコードデータを画像信号に変換して前記マルチビーム光走査装置に入力せしめるプリンタコントローラとを有していることを特徴としている。
請求項11の発明の画像形成装置は、
請求項1乃至8のいずれか1項に記載のマルチビーム光走査装置の被走査面に配置され、互いに異なった色の画像を形成する複数の像担持体とを有することを特徴としている。
請求項12の発明は請求項11の発明において、
外部機器から入力した色信号を異なった色の画像データに変換して各々のマルチビーム光走査装置に入力せしめるプリンタコントローラを有していることを特徴としている。
本発明によれば画像の劣化を抑え、かつコンパクトで高速印刷が可能なマルチビーム光走査装置及びそれを用いた画像形成装置を達成することができる。
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
本発明のマルチビーム光走査装置は、複数の光束を発する光源手段を有する。そして光源手段から発せられた複数の光束を偏向する偏向手段と、偏向手段によって偏向された複数の光束を感光ドラム上に結像させる結像光学系とを有している。このとき結像光学系は、副走査方向の結像倍率が画像有効域内において一定又は略一定となるように副走査方向のパワー(屈折力)が設定されている。
複数の光束は、各々結像光学系の少なくとも一つの光学素子に、その光軸に対して副走査方向に互いに離間した位置を通過している。このとき結像光学系を構成する光学素子のうち、副走査方向に最も強いパワーを有する光学素子を複数の光束が通過したとする。このとき複数の光束のうち、光学素子の母線から最も遠い位置を通過する光束が、感光ドラムに入射するとき、他の光束に対して以下の如く設定している。つまり、感光ドラムの面法線に対して光学素子の母線から最も遠い位置を通過する光束の入射角度が最も小さくなるように結像光学系と感光ドラムを配置している。
図1Aは本発明の実施例1の主走査方向の要部断面図(主走査断面図)、図1Bは本発明の実施例1の副走査方向の要部断面図(副走査断面図)、図1Cは本発明の実施例1の結像光学系の副走査方向の要部断面図(副走査断面図)である。
尚、以下の説明において、主走査方向(Y方向)とは偏向手段の回転軸及び結像光学系の光軸(X方向)に垂直な方向(偏向手段で光束が偏向反射(偏向走査)される方向)である。副走査方向(Z方向)とは偏向手段の回転軸と平行な方向である。主走査断面とは結像光学系の光軸と主走査方向とを含む平面である。副走査断面とは結像光学系の光軸を含み主走査断面に垂直な断面である。
図中、1は光源手段であり、例えば半導体レーザ(レーザ光源)より成っている。半導体レーザ1は、2つの発光部(レーザ発光部)1-1、1-2を有している(モノリッシクマルチビームレーザ)。
2は集光レンズ(コリメータレンズ)であり、2つの発光部1-1、1-2から出射された2本の発散光束LA,LBを平行光束に変換している。4はシリンドリカルレンズであり、副走査方向(副走査断面内)のみに屈折力(パワー)を有している。3は開口絞りであり、シリンドリカルレンズ4から出射された2本の光束LA,LBのビーム形状を成形している。
尚、コリメータレンズ2、シリンドリカルレンズ4、開口絞り3の各要素は入射光学系MAの一要素を構成している。本実施例の入射光学系MAは光源手段1から出射した複数の光束を変換し、後述する偏向手段5の偏向面5a上に直線に結像させている。
またコリメータレンズ2とシリンドリカルレンズ4を1つの光学素子(アナモフィック光学素子)で構成しても良い。
5は偏向手段としての光偏向器であり、例えば回転多面鏡(ポリゴンミラー)より成り、モータ等の駆動手段(不図示)により図中矢印A方向に一定速度で回転している。
MBはfθ特性を有する結像光学系(fθレンズ系)であり、結像光学素子としての屈折レンズである第1、第2の結像レンズ(トーリックレンズ)6,7より成っている。結像光学系MBは偏向手段5で偏向走査された複数の光束を後述する感光ドラム面8上の異なる位置に各々結像させている。また結像光学系MBは副走査断面内においてポリゴンミラー5の偏向面5aと感光ドラム面8との間を共役関係にすることにより偏向面の面倒れ補償を行っている。
8は記録媒体としての感光ドラム(感光ドラム面)である。12は反射ミラーであり、光源手段1から発せられた2本の光束LA,LBを感光ドラム面8に導く光路中に設けられている。
本実施例において光源手段1から出射した2本の発散光束LA,LBはコリメータレンズ2により平行光束に変換される。変換された平行光束は副走査断面内のみにパワーを有するシリンドリカルレンズ4により、ポリゴンミラー5の偏向面5aに主走査方向に長手の線像として結像される。またシリンドリカルレンズ4を通過した2本の光束LA,LBは開口絞り3によって光束幅が制限される。
本実施例では副走査断面内において、コリメータレンズ2の光軸及びシリンドリカルレンズ4の光軸をポリゴンミラー(光偏向器)5の偏向面5aの法線5dに対して傾けて構成している。これにより各発光部1-1、1-2から発せられた2本の光束LA,LBがポリゴンミラー5の偏向面5aに副走査方向に斜め方向から角度をもって入射(斜入射)するように構成している(斜入射光学系)。
そしてポリゴンミラー5の偏向面5aにより偏向走査された2本の光束LA,LBは、結像光学系MBにより反射ミラー12を介して感光ドラム面8上にスポット状に結像している。そしてポリゴンミラー5を矢印A方向に回転させることによって、感光ドラム面8上を矢印B方向に光走査し、2本の走査線を形成し、画像記録を行っている。
ここで斜入射光学系の場合、副走査方向に間隔をもった光束(光線)がレンズ面を通過する場合に光学性能差が生じる理由を説明する。
主走査方向において画像中心を通過する光束の光路長に対して、画像端部を通過する光束の光路長の方が長い。したがって、面倒れ補償機能を有するような光学系の場合、走査領域の全域において共役関係を満たすためには、画像中心を通過する光束が通過するレンズの副走査方向のパワーに対して、画像端部を通過する光束が通過するレンズの副走査方向のパワーが小さくなる。よって副走査方向のレンズ面の曲率半径はレンズ光軸上からレンズ端部にかけて緩くなる傾向がある。
図2Aに示すようなレンズ面のモデルを仮定する。図2Cは図2Aの斜視図である。
レンズ面の光軸Laを含む母線Ryにおける面頂点Ry0に対するサグ量をX(y)とする。
ここで図2Aにおいて、yは面頂点Ry0の座標を0としたときに主走査方向の座標を示す。主走査方向における座標y0(>0)に対して主走査方向に微小量+Δy、−Δy離れた位置でのサグ量をX(y0+Δy)およびX(y0-Δy)とする。また副走査方向に離間した座標におけるサグ量は副走査方向の曲率半径によって定義される。
今、主走査方向および副走査方向の曲率半径が正であるような面を考えると、母線Ryにおける各サグ量の関係は以下のような関係がある。
|X(y0-Δy)|<|X(y0)|<|X(y0+Δy)|・・・(1)
ここで、図2Bに示すように副走査方向に距離zだけ離れた位置において母線Ryに対するサグ量をΔX(y0)とする。そうすると上述したように副走査方向の曲率半径(子線曲率半径)は光軸Laに対してレンズ端部(Y軸方向)の方が緩くなるために副走査方向に距離zだけ離れた位置において、母線Ryに対するサグ量は図2Bに示すようにして以下のような関係が成り立つ。
|ΔX(y0-Δy)|>|ΔX(y0)|>|ΔX(y0+Δy)|・・・(2)
したがって、図2Aの点線で示すようにレンズ面の母線形状Ryに対して、副走査方向に離れた位置での主走査形状Ry´の変化は光軸Laに対してレンズ端部(Y方向)の方が少なくなっている。
このため光軸La上の母線Ryの曲率半径に比べて光軸Laから副走査方向に離れた位置(Z方向)での主走査方向の形状Ry´の曲率半径が緩くなる(Ry<Ry´)ために、主走査方向のパワーが小さくなっているのが分かる。
言い換えると、主走査方向の走査倍率が母線Ryを通過するときよりも大きくなっている。
したがって、レンズ面の母線Ryに対して副走査方向により離間した位置を通る光束は感光ドラム面8に入射する際、レンズ面の母線Ryを通過した光束が感光ドラム面8に入射する位置より主走査方向に広がった位置を照射してしまうことがわかる。
以上の理由によって、副走査方向に離間した多ビームが通過する場合、各光束がレンズ面を通過する副走査方向の位置が異なることで生じる走査倍率の差のため、感光ドラム8上での主走査方向の位置が異なりジッターとなる。また、この傾向は副走査方向のパワーが強いレンズで顕著となる。
なお、以下、上述した斜入射光学系において発生する主走査方向のジッターを「斜入射光学系ジッター」とも称す。
一方、多ビームが感光ドラム面8に斜めに入射するときに発生するジッターについて図3(A),(B)を用いて説明する。
光源手段1の発光部1-1から出射された光束LAは、画像端部において最大走査角(感光ドラムへ入射するときの主走査方向の最大角度)α、感光ドラム面8の法線に対して入射角度(複数の光束が入射するときの角度の平均)θで感光ドラム面8へ入射される。
一方、光源手段1の発光部1-2から出射された光束LBは、光束LAと同一の光束軌跡で光源手段1から出射され、特定の解像度に対応して定められた感光ドラム面8上のレーザビーム間隔Lとなるように調整され入射される。
このため、図3(A),(B)に示すように光束LBは副走査方向において、光束LAを基準として、ズレ量ΔSだけズレて入射されることになる。従って、光束LBによる画像は主走査方向に、ΔS・tanα分だけ外側に画素ズレが生じることとなる。このとき、光束LBが感光ドラム面8の法線に対して入射する角度はθ+Δθとなる。ここで、ズレ量ΔSは感光ドラム8の半径をrとして以下の式で表すことができる。
Figure 2009122327
ここで、感光ドラム面8上における副走査方向のピッチをLとすると、Δθ=L/rより、
Figure 2009122327
ここで、L/rは非常に小さいので、ズレ量ΔSは以下のように近似することができる。
Figure 2009122327
従って、画素ズレ量ΔPはΔS・tanαよりLsinθ0・tanαだけ発生することがわかる。
つまり画素ズレ量ΔPは、
ΔP=Lsinθ0・tanα
となる。
先に述べた斜入射光学系において発生するジッター量は光学系によって決まってしまう。これに対して、感光ドラム起因によるジッター(以下、「ドラム斜入射ジッター」とも称す。)は式(5)より感光ドラム面8の法線に対する入射角度θ0を変えることで低減することができる。このことを利用すると、光束LAおよび光束LBが感光ドラム面8に入射する向きを最適化することによって、斜入射光学系によって発生するジッターを補正する向きにドラム斜入射ジッターを発生させることが可能である。
上記画素ズレ量ΔPについて、図4を用いて詳細な説明を行う。図4において、光束LA(図4において実線)および光束LB(図4において点線)が副走査方向のパワーの強いレンズ面7bを通過するときに、光束LAが光束LBよりもレンズ面の母線により遠い位置を通ると仮定する(図2C参照)。このとき、先に述べた理由から光束LAの走査倍率が光束LBの走査倍率より大きくなるため、感光ドラム面8上で光束LBの照射位置に対して光束LAは外側への画素ズレを発生させる。
そこで感光ドラム面8の法線に対する光束LAの入射角度θAが光束LBの入射角度θBよりも小さくなるように感光ドラム8を配置すれば感光ドラム面8上への入射角度の違いから光束LBの照射位置に対して光束LAは内側への画素ずれを発生させることになる。
したがって、上記2つの要因によって発生する画素ズレの傾向は相殺関係となるので、感光ドラム面8上で発生するジッターが低減されることになる。
斜入射光学系で発生するジッター量(副走査方向に離間した位置を光束が通過することで発生する主走査方向のズレ量)をΔJ(mm)とする。このとき、ジッター量ΔJとドラム斜入射ジッター(画素ズレ量ΔP)との和が副走査方向のピッチLの1/10以下であれば、ヒトの目で判別できるジッター量ではなくなるので望ましい。つまり、解像度(画素密度)DPIに対して副走査方向のピッチLは25.4/DPI(mm)となるので、
L=25.4/DPI(mm)
|ΔJ+ΔP|<1/10・L
|ΔJ+L・sinθ0・tanα|<1/10・L
より、
Figure 2009122327
を満足させるように感光ドラム面8に対する光束の入射角度を決めることが望ましい。
表1に実施例1の光学系の諸数値を示す。
本実施例においては、表1に示すようにトーリックレンズ7の第2面(出射面)が、副走査断面内の曲率が有効部内において軸上から軸外に向かい連続的に変化している。
尚、副走査断面内において、曲率が連続的に変化する面は、トーリックレンズ7の第2面に限らず、他の面であっても良く、あるいは複数の面であっても良い。
また、図5に実施例1の光学系での被走査面上の像面湾曲、図6に実施例1の光学系での副走査倍率の一様性を示す。また、図7に実施例1の光学系での被走査面上のスポット形状(ピーク光量に対して、5%,10%,13.5%,36.8%,50%の等高線)を示す。
本実施例におけるトーリックレンズ6およびトーリックレンズ7の屈折面の面形状は以下の形状表現式により表されている。各レンズ面と光軸との交点を原点とし、光軸方向をx軸、主走査断面内において光軸と直交する軸をy軸、副走査断面内において光軸と直交する軸をz軸としたとき、主走査方向と対応する母線方向が、
Figure 2009122327
(但し、Rは曲率半径、k、B4、B6、B8、B10は非球面係数)
副走査方向(光軸を含み主走査方向に対して直交する方向)と対応する子線方向が、
Figure 2009122327
ここで r’=r0(1+D22+D44+D66+D88
(但し、r0は光軸上の子線曲率半径、D2、D4、D6、D8は係数)
尚、光軸外の子線曲率半径r’は各々の位置における母線の法線を含み主走査面と垂直な面内に定義されている。
表1より本実施例において、トーリックレンズ6およびトーリックレンズ7の副走査方向の曲率半径(表中r)を比較すると、トーリックレンズ7の第2面7bの子線曲率半径が一番きついことがわかる。
そこでシングルレーザの光束がトーリックレンズ7の第1面7a及び第2面7bにおける通過点のサグ量に対する、マルチレーザの光束LA及び光束LBがそれぞれトーリックレンズ7の第1面7a及び第2面7bにおける通過点のサグ量の差分を図8に示す。
ただし、光束LAは光束LBに対してトーリックレンズ7の母線に対して副走査方向に大きく離間した位置を通過しているとする。
図9(A),(B)にトーリックレンズ7の子線方向の曲率半径を示す。同図(A)はトーリックレンズ7の第1面7aの子線方向の曲率半径を示す図、同図(B)はトーリックレンズ7の第2面7bの子線方向の曲率半径を示す図である。
図8、図9(A),(B)より子線の曲率半径が主走査方向に対して一定である第1面7aは、シングルレーザの光束の通過点のサグ量に対してマルチレーザの光束の通過点のサグ量がレンズの主走査方向に対して一様に変化しているのでパワーの変化が殆どない。
次に子線曲率が主走査方向に応じて変化している第2面7bを見てみると、軸上に対して軸外のサグ量の変化が少ないことがわかる。これは図9(B)より明らかなように、第2面7bの子線曲率が軸上に対して軸外が緩くなっているからである。
また、光束LAと光束LBが通過する位置での主走査方向のサグ量を比較すると、光束LAが通過する位置では主走査方向の曲率が緩くなっているのに対して、光束LBが通過する位置での主走査方向の曲率がきつくなっている。したがってトーリックレンズ7の母線に対して副走査方向の偏芯量が大きい位置を通過する光束LAの方が光束LBよりも主走査方向の走査倍率が大きくなる。
感光ドラム面8における光束LAの主走査方向の照射位置と光束LBの主走査方向の照射位置の差分(斜入射光学系ジッター)を図10の実線で示す。図10に示すように光束LAと光束LBの主走査方向の差分は主走査方向の像高に対して比例関係となる。ジッター量(LA−LB)の最大値としては+1.8μm発生することになる。
Figure 2009122327
上記のドラム斜入射ジッターを補正するために、本実施例では図1Cに示す反射ミラー12の枚数および反射ミラー12の角度を調整して感光ドラム8に向かう光束の角度を最適にしている。具体的な実施内容を以下に述べる。
マルチビームの場合、感光ドラム面8上で光束LA,LBの副走査方向の間隔(走査線間隔)が特定のピッチになるように光源手段1を光軸に対して回転させて発光部1-1および発光部1-2の位置を調整している。
本実施例では、解像度600dpiに対応するように光源手段1を光軸に対して4.9度回転させている。また、感光ドラム8の回転方向に対して光束LAが光束LBよりも先行するように光源手段1の回転方向に応じて反射ミラー12の向きを変えている。さらに、光束LBの方が光束LAよりも走査倍率大きくなるように、言い換えると光束LBが光束LAよりも光路長が長くなるように感光ドラム8の位置を決めている。
本実施例では、図3(A)に示すように感光ドラム面8の法線に対して光束LAがθ=θ0=5.3度の向きに、光束LBがθ=θ0+Δθ=5.5度の向きに光束が感光ドラム面8に入射するようにしている。上記の角度で入射した場合、光束LBの方が光束LAよりも光路長が0.004mm程度長くなる。このとき、感光ドラム面8における光束LAの主走査方向の照射位置と光束LBの主走査方向の照射位置の差分(ドラム斜入射ジッター)を図10の点線で示す。
図10に示すように光束LAと光束LBの主走査方向の差分は主走査方向の像高に対して比例関係となり、感光ドラム面8に斜入射することで発生するジッター量(LA−LB)としては−1.9μm発生することになる。
したがって、斜入射光学系で発生するジッター(斜入射光学系ジッター)と感光ドラム面8に斜入射することで発生するジッター(ドラム斜入射ジッター)は相殺関係になり、結果としてジッターは−0.1μmしか残らないことになる。
解像度600dpiの場合、光束LAと光束LBの副走査方向の間隔が25.4mm/600=42.3μmであるので本実施例におけるジッター量は600dpiで想定されるドット間隔の1/10以下であるため視覚的にほとんど影響がない。
本実施例における主走査方向のジッター量ΔJ、画素密度DPI、感光ドラムの法線に対して複数の光束が入射するときの角度の平均値θ0、結像光学系を通過した光束が感光ドラムへ入射するときの主走査方向の最大角度αの値は、それぞれ
ΔJ=0.002mm
DPI=600dpi、
θ0=5.3度、
α=25.2度
である。これらの各パラメータの値を条件式(6)に代入して計算すると、左辺は、
左辺=0.0038
となる。これは条件式(6)を満足している。
条件式(6)において、結像光学系MBの焦点距離が100mm〜300mm程度であるので、角度αがとりうる値は20度〜35度程度となる。また、ドラム径の小径化により角度θ0は5度〜15度程度だと偏芯の影響が出にくいので望ましい。
本実施例では結像光学系MBが屈折レンズ等の屈折系である場合について述べたが、結像光学系がミラー等の反射系であった場合でも同様のことがいえる。ミラーの副走査方向の曲率が軸上から軸外にかけて連続的に変化する系においては、レンズと同様にミラーに照射される複数の光束の通過位置が母線から離れるほど主走査方向の画素ずれが大きくなる。そのため、感光ドラム面8への入射角度を調整することで主走査方向のジッターを低減することができる。
このように本実施例では上述した如く斜入射光学系で発生するジッターと、感光ドラム面8に斜入射すること発生するジッターとを相殺関係とすることにより、主走査方向のジッターを補正している。
尚、本実施例では結像光学系を2枚のレンズより構成したが、これに限らず、例えば単一、もしくは3枚以上のレンズより構成しても良い。また結像光学系を回折光学素子を含ませて構成しても良い。
図11Aは本発明の実施例2のおける結像光学系の副走査方向の要部断面図、図11Bは本発明の実施例2における入射光学系の副走査方向の要部断面図である。図11A、Bにおいて図1A、Bに示した要素と同一要素には何符番を付している。
本実施例において前述の実施例1と異なる点は、高速多色印刷に対応できるように感光ドラム8Y,8Mを2つ並べて各要素を構成したことである。なお、本実施例では、図示はしていないが、この構成をもう一つ組み合わせており、4つの感光ドラムによる多色印刷を行っている。その他の構成及び光学的作用は実施例1と同様であり、これにより同様な効果を得ている。
つまり図11Bにおいて、1Y,1Mは各々光源手段であり、例えば半導体レーザ(レーザ光源)より成っている。半導体レーザ1Y,1Mは、各々2つの発光部(レーザ発光部)1Y-1,1Y-2、1M-1,1M-2を有している(モノリッシクマルチビームレーザ)。
2Y,2Mは各々コリメータレンズであり、光源手段1Y,1Mから各々出射した2本の発散光束LA,LBを平行光束に変換している。4Y,4Mは各々シリンドリカルレンズであり、副走査方向(副走査断面内)のみに屈折力(パワー)を有している。3Y,3Mは各々開口絞りであり、シリンドリカルレンズ4Y,4Mから各々出射した2本の光束LA,LBのビーム形状を成形している。
本実施例において、各光源手段1Y,1Mから各々出射した2本の発散光束LA,LBは対応するコリメータレンズ2Y,2Mによって平行光束に変換される。そして変換された各々の光束は、対応するシリンドリカルレンズ4Y,4Mによってポリゴンミラー(光偏向器)5の偏向面5aに主走査方向に長手の線像として結像される。また、シリンドリカルレンズ4Y,4Mを各々通過した2本の光束LA,LBは対応する開口絞り3Y,3Mによって光束幅が制限される。
本実施例では副走査断面内において、コリメータレンズ2Y,2Mの光軸およびシリンドリカルレンズ4Y,4Mの光軸をポリゴンミラー5の偏向面5aの法線5dに対して傾けて構成している。これにより、それぞれの光源手段1Y,1Mから各々発せられた2本の光束LA,LBがポリゴンミラー5の偏向面5aに副走査方向に斜め方向から角度をもって入射(斜入射)するように構成している(斜入射光学系)。
そして、ポリゴンミラー5の偏向面5aで偏向走査された複数(4本)の光束は共通のトーリックレンズ(第1の結像レンズ)6を介したのち、反射ミラー11Yで分離される。分離された各々の2本の光束LA,LBは対応するトーリックレンズ(第2の結像レンズ)7Y,7Mを通過した後、対応する反射ミラー12Y,12Mで折り返され、対応する感光ドラム(被走査面)8Y,8M上にスポット状に結像される。そして、ポリゴンミラー5を所定方向に回転させることによって、感光ドラム面8Y,8M上を各々光走査し、2本の光束LA,LBに対応した2本の走査線を形成し、画像情報の記録を行っている。
上記トーリックレンズ6およびトーリックレンズ7Y,7Mは副走査断面内において、ポリゴンミラー5の偏向面5aと感光ドラム面8Y,8Mとの間を共役関係にすることにより、倒れ補償機能を有している。
本実施例では、反射ミラーの枚数を削減する目的及びトーリックレンズ6、トーリックレンズ7Y,7Mの形状のバラツキや環境変動による変形などで発生する走査線曲がりの方向を同一にする目的のため、以下の如く各要素を構成している。つまり本実施例では、感光ドラム面8Yに向かう光路と感光ドラム面8Mに向かう光路とで使用される反射ミラーの枚数の差分が奇数になるように構成している。
ここで、感光ドラム8Yと感光ドラム8Mにおいて、感光ドラムの回転方向に対して常に光束LA(走査線)が光束LB(走査線)よりも先行して印字されるように図12に示すように光源手段1Yと光源手段1Mの回転方向を変えている。
本実施例では、各光路に配置した反射ミラーの枚数の差分に応じて、それぞれの光源手段1Y,1Mを光軸まわりに回転させる方向を決めている。
また感光ドラム8Y,8Mに各々入射する光束LA,LBが、感光ドラム8Y,8Mの回転方向に対してすべて同一の順番で入射するように構成している。
さらに、それぞれの感光ドラム面8Y,8Mの法線に対して光束LA(図11Aにおいて実線)および光束LB(図11Aにおいて点線)が同じ入射角度になるように反射ミラー12Y,12Mの配置を最適化している。
光束がトーリックレンズ6およびトーリックレンズ7Y,7Mに対して斜入射するときには、先に述べたように光源手段1Y,1Mから出射された光束LAおよび光束LBには主走査方向のジッターが発生する。
しかしながら、本実施例では感光ドラム面8Y,8Mにおいて光束LAが光束LBよりも常に先行するように光源手段1Y,1Mの回転方向を決めているために光束LAが光束LBに対して発生する主走査方向のジッターは常に同じである。
従って、感光ドラム面8Y,8Mの法線に対する光束LAおよび光束LBの入射角度を最適化することで、斜入射光学系で発生する主走査方向のジッターを同一方向に相殺することができる。
尚、本実施例では各光路に配置した反射ミラーの枚数の差分が奇数の場合について述べたが、これに限定されることはない。例えば偶数の場合でも光源手段1Yと光源手段1Mの回転方向を同一にし、感光ドラム面8Y,8Mの法線に対する光束LAおよび光束LBの入射角度を最適化することで斜入射光学系において発生する主走査方向のジッターを同一方向に相殺することができる。
以上に示したように、反射ミラーの枚数に応じて光源手段1Y,1Mの回転方向および感光ドラム8Y,8Mの位置を任意に決めることで、各感光ドラム8Y,8Mにおいて同じようにジッターを低減することが可能となる。したがって、4色を重ねたときに発生する色ずれを低減し、良好な印字品質を保つことができる。
[画像形成装置]
図13は、本発明の画像形成装置の実施例を示す副走査方向の要部断面図である。図において、符号104は画像形成装置を示す。この画像形成装置104には、パーソナルコンピュータ等の外部機器117からコードデータDcが入力する。このコードデータDcは、装置内のプリンタコントローラ111によって、画像データ(ドットデータ)Diに変換される。この画像データDiは、実施例1〜2のいずれかに示した構成を有する光走査ユニット100(マルチビーム光走査装置)に入力される。そして、この光走査ユニット100からは、画像データDiに応じて変調されたマルチビーム103が出射され、このマルチビーム103によって感光ドラム101の感光面が主走査方向に走査される。
静電潜像担持体(感光体)たる感光ドラム101は、モータ115によって時計廻りに回転させられる。そして、この回転に伴って、感光ドラム101の感光面がマルチビーム103に対して、主走査方向と直交する副走査方向に移動する。感光ドラム101の上方には、感光ドラム101の表面を一様に帯電せしめる帯電ローラ102が表面に当接するように設けられている。そして、帯電ローラ102によって帯電された感光ドラム101の表面に、前記光走査ユニット100によって走査されるマルチビーム103が照射されるようになっている。
先に説明したように、マルチビーム103は、画像データDiに基づいて変調されており、このマルチビーム103を照射することによって感光ドラム101の表面に静電潜像を形成せしめる。この静電潜像は、上記マルチビーム103の照射位置よりもさらに感光ドラム101の回転方向の下流側で感光ドラム101に当接するように配設された現像器107によってトナー像として現像される。
現像器107によって現像されたトナー像は、感光ドラム101の下方で、感光ドラム101に対向するように配設された転写ローラ108によって被転写材たる用紙112上に転写器にて転写される。用紙112は感光ドラム101の前方(図13において右側)の用紙カセット109内に収納されているが、手差しでも給紙が可能である。用紙カセット109端部には、給紙ローラ110が配設されており、用紙カセット109内の用紙112を搬送路へ送り込む。
以上のようにして、未定着トナー像を転写された用紙112はさらに感光ドラム101後方(図13において左側)の定着器へと搬送される。定着器は内部に定着ヒータ(図示せず)を有する定着ローラ113とこの定着ローラ113に圧接するように配設された加圧ローラ114とで構成されている。そして転写部から搬送されてきた用紙112を定着ローラ113と加圧ローラ114の圧接部にて加圧しながら加熱することにより用紙112上の未定着トナー像を定着せしめる。更に定着ローラ113の後方には排紙ローラ116が配設されており、定着された用紙112を画像形成装置の外に排出せしめる。
図13においては図示していないが、プリントコントローラ111は、先に説明したデータの変換だけでなく、モータ115を始め画像形成装置内の各部や、後述する光走査ユニット内のポリゴンモータなどの制御を行う。
本発明で使用される画像形成装置の記録密度は、特に限定されない。しかし、記録密度が高くなればなるほど、高画質が求められることを考えると、1200dpi以上の画像形成装置において本発明の実施例1〜2の構成はより効果を発揮する。
[カラー画像形成装置]
図14は本発明の実施例のカラー画像形成装置の要部概略図である。本実施例は、光走査装置を4個並べ各々並行して像担持体である感光ドラム面上に画像情報を記録するタンデムタイプのカラー画像形成装置である。図14において、360はカラー画像形成装置、311,312,313,314は各々実施例1〜2に示したいずれかの構成を有するマルチビーム光走査装置である。341,342,343,344は各々像担持体としての感光ドラム、321,322,323,324は各々現像器、351は搬送ベルトである。
図14において、カラー画像形成装置360には、パーソナルコンピュータ等の外部機器352からR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各色信号が入力する。これらの色信号は、装置内のプリンタコントローラ353によって、C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)、B(ブラック)の各画像データ(ドットデータ)に変換される。これらの画像データは、それぞれマルチビーム光走査装置311,312,313,314に入力される。そして、これらのマルチビーム光走査装置からは、各画像データに応じて変調されたマルチビーム331,332,333,334が出射され、これらのマルチビームによって感光ドラム341,342,343,344の感光面が主走査方向に走査される。
本実施例におけるカラー画像形成装置はマルチビーム光走査装置(311,312),(313,314)を2個並べている。そして各々がC(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)、B(ブラック)の各色に対応し、各々平行して感光ドラム341,342,343,344面上に画像信号(画像情報)を記録し、カラー画像を高速に印字するものである。
本実施例におけるカラー画像形成装置は上述の如く4つのマルチビーム光走査装置311,312,313,314により各々の画像データに基づいたマルチビームを用いて各色の潜像を各々対応する感光ドラム341,342,343,344面上に形成している。その後、記録材に多重転写して1枚のフルカラー画像を形成している。
前記外部機器352としては、例えばCCDセンサを備えたカラー画像読取装置が用いられても良い。この場合には、このカラー画像読取装置と、カラー画像形成装置360とで、カラーデジタル複写機が構成される。
本発明の実施例1における主走査断面図 本発明の実施例1における入射光学系の副走査断面図 本発明の実施例1における結像光学系の副走査断面図 母線に対して副走査方向に偏芯した位置での主走査方向のレンズ形状の説明図 母線に対して副走査方向に偏芯した位置での主走査方向のレンズ形状の説明図 図2Aのレンズ形状の斜視図 ドラム斜入射ジッターの説明図 ジッターを低減するための光路の折り返し方に関する説明図 本発明の実施例1における像面湾曲 本発明の実施例1における副走査倍率の一様性 本発明の実施例1における被走査面上のスポット形状 本発明の実施例1のトーリックレンズ上をマルチビームが通過するときのサグ量の違い トーリックレンズの各面の子線曲率半径 本発明の実施例1において発生するジッター量 本発明の実施例2における結像光学系の副走査断面図 本発明の実施例2における入射光学系の副走査断面図 本発明の実施例2におけるレーザーの回転方向 本発明の画像形成装置の実施例を示す副走査断面図 本発明の実施例のカラー画像形成装置の要部概略図 従来の光走査装置の要部概略図
符号の説明
1 光源手段
2 開口絞り
3 集光レンズ(コリメータレンズ)
4 シリンドリカルレンズ
5 偏向手段(光偏向器)
MA 入射光学系
MB 結像光学系
6、7 結像レンズ(トーリックレンズ)
8 被走査面(感光ドラム)
100 マルチビーム光走査装置
101 感光ドラム
102 帯電ローラ
103 マルチビーム
104 画像形成装置
107 現像装置
108 転写ローラ
109 用紙カセット
110 給紙ローラ
111 プリンタコントローラ
112 転写材(用紙)
113 定着ローラ
114 加圧ローラ

Claims (12)

  1. 光源手段と、前記光源手段から出射した複数の光束を偏向走査する偏向手段と、
    前記偏向手段の偏向面によって偏向走査された複数の光束を感光ドラム上に結像させる結像光学系とを有し、
    前記複数の光束は、各々前記結像光学系の少なくとも一つの結像光学素子の光軸に対して副走査方向に離間した位置を通過しており、
    前記結像光学系を構成する結像光学素子のうち、副走査方向に最も強いパワーを有する結像光学素子を通過する前記複数の光束のうち、前記結像光学素子の母線から最も遠い位置を通過する光束が、前記感光ドラムに入射するとき、他の光束に比べて前記感光ドラムの面法線に対して入射角度が最も小さくなるように前記感光ドラムが配置されていることを特徴とするマルチビーム光走査装置。
  2. 前記複数の光束が前記結像光学系を通過し、前記感光ドラムへ入射するときの主走査方向の最大角度をα、前記感光ドラムの法線に対して前記複数の光束が入射するときの角度の平均をθ0、画素密度をDPI、副走査方向に離間した位置を光束が通過することで発生する主走査方向のジッター量をΔJ(mm)とするとき、
    Figure 2009122327
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のマルチビーム光走査装置。
  3. 前記マルチビーム光走査装置は、複数の感光ドラムと各感光ドラムに対応した光源手段を有し、各光源手段から発せられた複数の光束を各々の感光ドラムに導く各光路中に各々反射ミラーを有し、各光路に配置した反射ミラーの枚数の差分に応じて、前記各光源手段を光軸まわりに回転させる方向を決めていることを特徴とする請求項1又は2に記載のマルチビーム光走査装置。
  4. 前記複数の感光ドラムに各々入射する複数の光束は、前記複数の感光ドラムの回転方向に対してすべて同一の順番で入射することを特徴とする請求項3に記載のマルチビーム光走査装置。
  5. 前記各光路ごとに配置される反射ミラーの枚数の差分は奇数であることを特徴とする請求項3又は4に記載のマルチビーム光走査装置。
  6. 前記結像光学系のうち、副走査方向に最もパワーが強い光学素子は屈折レンズであり、前記屈折レンズのうち、少なくとも1面は副走査断面内の曲率が有効部内において軸上から軸外に向かい連続的に変化していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のマルチビーム光走査装置。
  7. 前記結像光学系のうち、副走査方向に最もパワーが強い結像光学素子はミラーであり、前記ミラーは副走査断面内の曲率が有効部内において軸上から軸外に向かい連続的に変化していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のマルチビーム光走査装置。
  8. 前記光源手段から出射した複数の光束を変換し、前記偏向手段の偏向面の上に直線に結像させる入射光学系を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のマルチビーム光走査装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載のマルチビーム光走査装置と、前記被走査面に配置された感光体と、前記マルチビーム光走査装置で走査された光束によって前記感光体の上に形成された静電潜像をトナー像として現像する現像器と、現像されたトナー像を被転写材に転写する転写器と、転写されたトナー像を被転写材に定着させる定着器とを有することを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載のマルチビーム光走査装置と、外部機器から入力したコードデータを画像信号に変換して前記マルチビーム光走査装置に入力せしめるプリンタコントローラとを有していることを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載のマルチビーム光走査装置の被走査面に配置され、互いに異なった色の画像を形成する複数の像担持体とを有することを特徴とするカラー画像形成装置。
  12. 外部機器から入力した色信号を異なった色の画像データに変換して各々のマルチビーム光走査装置に入力せしめるプリンタコントローラを有していることを特徴とする請求項11に記載のカラー画像形成装置。
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