JP2006330581A - マルチビーム光走査装置及びそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

マルチビーム光走査装置及びそれを用いた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 被走査面上におけるビームピッチ間隔の不均一を補正又は低減させることができるマルチビーム光走査装置及びそれを用いた画像形成装置を得ること。
【解決手段】 少なくとも1つの発光部を有する複数の光源が主走査方向に離間して配置された光源手段と、複数の光源の各々に対応して設けられ、複数の光源から出射された各々の光束を、副走査断面内においては偏向手段の偏向面に対し斜め方向から入射させる第1の光学系を複数と、偏向手段により偏向された複数の光束を被走査面上に結像させる第2の光学系とを具備すると共に、複数の第1の光学系から出射した各々の光束を主走査断面内において、偏向手段の偏向面に対し互いに異なる角度で入射させる際、条件式(1)を満足すること。
【選択図】 図1

Description

本発明はマルチビーム光走査装置及びそれを用いた画像形成装置に関し、例えば電子写真プロセスを有するレーザービームプリンタやデジタル複写機、マルチファンクションプリンタ(多機能プリンタ)等の画像形成装置に好適なものである。
従来よりレーザービームプリンタ(LBP)やデジタル複写機、マルチファンクションプリンタ等の光走査装置においては画像信号に応じて光源手段から光変調され出射した光束(ビーム)を、例えば回転多面鏡(ポリゴンミラー)より成る光偏向器により周期的に偏向させ、fθ特性を有する結像光学系によって感光性の記録媒体(感光ドラム)面上にスポット状に集束させ、その面上を走査して画像記録を行っている。
図22は従来の光走査装置の要部概略図である。
同図において光源手段221から出射した発散光束はコリメーターレンズ223により略平行光束に変換され、絞り222によって該光束を制限して副走査方向にのみ所定の屈折力を有するシリンドリカルレンズ224に入射している。シリンドリカルレンズ224に入射した略平行光束のうち主走査断面内においてはそのままの状態で射出する。また副走査断面内においては集束してポリゴンミラーから成る偏向手段225の偏向面(反射面)225aにほぼ線像として結像している。
そして偏向手段225の偏向面225aで偏向された光束をfθ特性を有する結像光学系226を介して被走査面としての感光ドラム面228上に導光し、偏向手段225を矢印A方向に回転させることによって該感光ドラム面228上を矢印B方向に光走査して画像情報の記録を行っている。
このような光走査装置において、高精度な画像情報の記録を行うためには、被走査面全域に渡って像面湾曲が良好に補正されていること、画角θと像高Yとの間に等速性をともなう歪曲特性(fθ特性)を有していること、像面上でのスポット径が各像高において均一であること等が必要である。
また図23に示すように複数個の光源231a,231bを主走査方向に並べ、ポリゴンミラー235の偏向面235aに対し主走査方向に異なる方向から複数の光束を入射させることで、一つの偏向面235aで同時に複数本の光束を走査させることが可能なマルチビーム光走査装置が提案されている(特許文献1参照)。
一方、ポリゴンミラーの偏向面の主走査方向の幅よりも広い光束を該ポリゴンミラーに入射させることによって、該ポリゴンミラーの走査効率を上げるという方法が提案されている(特許文献2参照)。
この方法は所謂オーバ−フィルド光学系(OFS光学系)と称し、ポリゴンミラーのサイズを大きくしなくても、偏向面の数を増やせる為、高速印字が必要な複写機やレーザービームプリンタなどのマルチビーム光走査装置で実用化されている。このオーバーフィルドマルチビーム光走査装置は被走査面上での光量分布の均一性を保つ為、結像光学系の光軸からポリゴンミラーに向かって光束を入射(正面入射)させることが多く、それゆえ副走査断面内においてポリゴンミラーの偏向面に対し斜め方向から光束を入射させている(斜入射光学系)。
また近年レーザービームプリンタやデジタル複写機、マルチファンクションプリンタなどの画像形成装置のカラー化が進行するに従って、1つのポリゴンミラーで複数の感光ドラムへ光束を導くマルチビーム光走査装置が提案されている(特許文献3参照)。
特開2000−147404号公報 特開2001−117037号公報 特開平11−11913号公報
複数の光束を主走査断面内においてポリゴンミラーの偏向面に対し異なる角度で該偏向面に入射させ、且つ副走査断面内においても該ポリゴンミラーの偏向面に対し所定の角度で該偏向面に斜入射させた場合、図24に示すように被走査面上でビームピッチ間隔の不均一が発生する。
図24はモノリシックな2ビームのレーザー素子(光源)を2個主走査方向に並べ、副走査方向に傾けて配置した合計4本のビーム(光束)で被走査面上を走査した場合を示した図である。同図ではビーム1Aとビーム1Bが同一のレーザー素子より発光し、ビーム2Aとビーム2Bが同一のレーザー素子より発光されている。
結像光学系の副走査断面内の結像倍率(副走査倍率)を走査開始端から走査終了端にかけて一定にすることで、モノリシックな2ビーム(1Aと1Bまたは2Aと2B)のビーム間隔は走査開始端から走査終了端にかけて略一定にすることが可能であるが(h1s=h1c=h1e、h3s=h3c=h3e)、合成する2つのビーム間隔は一定とすることができない。(即ち、h2s≠h2c≠h2e)これは被走査面上で主走査方向に同一な位置を走査する場合、ポリゴンミラーの偏向角が僅かなズレを持ち、副走査断面内において偏向面に斜め方向からビームを入射させると反射点の位置が副走査方向にズレを持つからである。
図25に示すように主走査方向にビーム開き角(入射角度差)γを持つ2つのビームLD1、LD2が被走査面上の同一位置に向かうためには、ポリゴンミラーで反射された後の2つのビームLD1、LD2の主光線を互いに平行とする必要である。そのためにはビームLD2の反射面位置5a2を、ビームLD1の反射面位置5a1より角度γ/2回転した位置にする必要がある。そのときの副走査方向の要部断面図(副走査断面図)を図26に示す。
同図に示したように副走査断面内においては、ポリゴンミラーの回転軸と垂直な面に対して斜め下方から角度φをもって2つのビームLD1、LD2を入射させている。2つのビームLD1、LD2は主走査断面内において、異なる位置で反射偏向されるため、このように副走査断面内において斜め方向から光束を入射させた場合は、異なる高さで反射偏向されることになる。
同図に示したZは2つのビームLD1、LD2の副走査方向の間隔(ズレ量)であり、該間隔Zに結像光学系の結像倍率|β|をかけたものが、被走査面上での2つのビームLD1、LD2の副走査方向の間隔に相当する。また間隔Zは走査画角により変化するものであるので、ある画角(例えば書き出し側画像端部、走査開始端部)において、解像度から決まるビーム間隔となるように2つのビームLD1、LD2のビーム高さを調整したとしても、全画像域では一定とならない。
よって、これまで副走査断面内においてポリゴンミラーの偏向面に対し斜め方向からビームを入射させるマルチビーム光走査装置においては、印字速度の高速化を図るためには、モノリシックな4ビームのレーザー素子を用いる方法や、プリズム等でのビーム合成などの方法しか取ることが出来なかった。しかしながら、どちらの方法に対しても製造が難しく、また簡易な構成のマルチビーム光走査装置を達成するには難しかった。
上記特許文献3で開示されている走査光学系は図27に示すように副走査断面内においてポリゴンミラー275の偏向面に対し斜め方向からビームを入射させることで、入射光束と偏向光束との分離をし易くしている。また前述したようにオーバーフィルド光学系は像面照度の均一化のため、主走査断面内においては結像光学系276a,276bの光軸近傍から偏向面に入射(正面入射)させ、また副走査断面内においては偏向面に対し斜め方向から入射(斜入射)させているケースが多い。
このような構成のマルチビーム光走査装置において、例えばモノリシックな2ビームのレーザー素子(光源)を2個主走査方向に並べ、副走査方向に傾けて配置し、副走査断面内においてポリゴンミラーの偏向面に対し斜め方向からビームを入射させた場合には、上記の如く被走査面上でビームピッチ間隔の不均一が発生する。
本発明は被走査面上におけるビームピッチ間隔の不均一を補正又は低減させることができるマルチビーム光走査装置及びそれを用いた画像形成装置の提供を目的とする。
請求項1の発明のマルチビーム光走査装置は、
少なくとも1つの発光部を有する複数の光源が主走査方向に離間して配置された光源手段と、
該複数の光源の各々に対応して設けられ、該複数の光源から出射された各々の光束を、副走査断面内においては偏向手段の偏向面に対し斜め方向から入射させる第1の光学系を複数と、
該偏向手段により偏向された複数の光束を被走査面上に結像させる第2の光学系と、を具備すると共に、
該複数の第1の光学系から出射した各々の光束を主走査断面内において、該偏向手段の偏向面に対し互いに異なる角度で入射させるマルチビーム光走査装置において、
前記被走査面上における走査開始端部における一方の光束の偏向手段上での副走査方向の主光線位置をZ1s(mm)、
該被走査面上における走査開始端部における他方の光束の偏向手段上での副走査方向の主光線位置をZ2s(mm)、
該被走査面上における走査終了端部における一方の光束の偏向手段上での副走査方向の主光線位置をZ1e(mm)、
該被走査面上における走査終了端部における他方の光束の偏向手段上での副走査方向の主光線位置をZ2e(mm)、
該第2の光学系の副走査方向の結像倍率をβ、
前記マルチビーム光走査装置の解像度をR(dpi)とするとき、
||Z1s−Z2s|−|Z1e−Z2e||×|β|<25.4/(2R)
なる条件を満足することを特徴としている。
請求項2の発明は請求項1の発明において、
前記複数の第1の光学系の各々は、該複数の光源から出射された各々の光束を主走査断面内において前記偏向手段の偏向面の幅よりも広い光束幅で該偏向面に入射させており、
且つ、前記第1の光学系を構成する少なくとも1つの光学素子は、主走査方向又は副走査方向にパワーを備えており、
該少なくとも1つの光学素子は、該光学素子の母線方向が主走査方向から傾いていることを特徴としている。
請求項3の発明は請求項1又は2の発明において、
前記被走査面上の中央、もしくは中央において、該複数の光束の走査線ピッチ間隔が解像度から定まる所定の値になるように各要素が調整されていることを特徴としている。
請求項4の発明は請求項3の発明において、
前記各要素は、前記光源と該光源から出射された光束の状態を他の状態に変換するコリメーターレンズとを有する光源ユニットであり、該光源ユニットは副走査断面内において前記第1の光学系の光軸に対して傾くように配置されていることを特徴としている。
請求項5の発明は請求項3の発明において、
前記各要素は、前記光源から出射された光束の状態を他の状態に変換するコリメーターレンズであり、該コリメーターレンズは前記第1の光学系の光軸に対して偏心するように配置されていることを特徴としている。
請求項6の発明は請求項3の発明において、
前記各要素は、前記光源からの光束を偏向手段の偏向面近傍に副走査方向に一端結像させるシリンドリカルレンズであり、該シリンドリカルレンズは前記第1の光学系の光軸に対して偏心するように配置されていることを特徴としている。
請求項7の発明は請求項3の発明において、
前記各要素は、前記光源からの光束を偏向手段の偏向面近傍に副走査方向に一端結像させるシリンドリカルレンズであり、該シリンドリカルレンズは母線上の任意の垂線が前記第1の光学系の光軸に対して傾くように配置されていることを特徴としている。
請求項8の発明の画像形成装置は、
請求項1乃至7の何れか1項に記載のマルチビーム光走査装置と、前記被走査面に配置された感光体と、前記マルチビーム光走査装置で走査された光束によって前記感光体上に形成された静電潜像をトナー像として現像する現像器と、現像されたトナー像を被転写材に転写する転写器と、転写されたトナー像を被転写材に定着させる定着器とを有することを特徴としている。
請求項9の発明の画像形成装置は、
請求項1乃至8の何れか1項に記載のマルチビーム光走査装置と、外部機器から入力したコードデータを画像信号に変換して前記マルチビーム光走査装置に入力せしめるプリンタコントローラとを有していることを特徴とする画像形成装置。
請求項10の発明のカラー画像形成装置は、
各々が請求項1乃至7の何れか1項に記載のマルチビーム光走査装置の被走査面に配置され、互いに異なった色の画像を形成する複数の像担持体とを有することを特徴としている。
請求項11の発明は請求項10の発明において、
外部機器から入力した色信号を異なった色の画像データに変換して各々のマルチビーム光走査装置に入力せしめるプリンタコントローラを有していることを特徴としている。
本発明によれば主走査方向に複数の光源を配置し、異なる角度で偏向手段に光束を入射させたマルチビーム光走査装置において、副走査断面内において偏向手段の偏向面に対し斜め方向から光束を入射させた際に発生する被走査面上における走査線ピッチ間隔の不均一を補正又は低減させることができる高品位で高画質しかも高速印字が可能なマルチビーム光走査装置及びそれを用いた画像形成装置を達成することができる。
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
図1は本発明の主走査方向の要部断面図(主走査断面図)、図2は図1に示した副走査方向の模式図である。
ここで、主走査方向とは回転多面鏡の回転軸及び結像光学系の光軸に垂直な方向(回転多面鏡で光束が反射偏向(偏向走査)される方向)である。副走査方向とは回転多面鏡の回転軸と平行な方向である。また主走査断面とは主走査方向と結像光学系の光軸を含む平面である。また副走査断面とは主走査断面と垂直な断面である。
図中、71は光源手段であり、単一または複数の発光点を有する光源1、1´が主走査方向に任意の間隔を成して配置されている。本実施例における光源1、1´は、各々モノリシックな2ビームのレーザー素子(2ビーム半導体レーザー)より成り、主走査方向にビーム開き角(入射角度差)γ=2°を付けて配置されている。
3、3´は各々集光レンズ(コリメーターレンズ)であり、光源1、1´より出射された発散光束LD、LD´を平行光束(もしくは略平行光束)に変換している。
3a、3a´は各々負の屈折力(パワー)を有する球面凹レンズであり、コリメーターレンズ3、3´で変換された平行光束を弱発散光束に変換している。
2、2´は各々開口絞り(アパーチャー)であり、通過光束を規制してビーム形状を整形している。
4、4´は各々レンズ系(シリンドリカルレンズ)であり、一方向(副走査方向)のみに所定のパワーを有しており、副走査断面内において開口絞り2、2´で制限された光束をポリゴンミラー5の偏向面5aにほぼ線像として結像している。
本実施例におけるシリンドリカルレンズ4、4´は後述するように副走査断面内において偏向手段の偏向面に対し斜め方向から光束を入射させた際に発生する被走査面上におけるビームピッチ間隔の不均一を低減させる手段が施されている。
尚、コリメーターレンズ3(3´)と球面凹レンズ3a(3a´)とシリンドリカルレンズ4(4´)を1つの光学素子(例えばアナモフィック光学素子等)で構成しても良い。
7は折り返しミラーであり、シリンドリカルレンズ4、4´を通過した光束を主走査方向に対して偏向させて、ポリゴンミラー5に導いている。
尚、コリメーターレンズ3、3´、球面凹レンズ3a、3a´、開口絞り2、2´、シリンドリカルレンズ4、4´そして後述する第1、第2の結像レンズ61,62の各要素は第1の光学系としての入射光学系LA、LA´の一要素を構成している。
5は例えば外接円半径14.5mm、偏向面が12面より成る偏向手段としての光偏向器(ポリゴンミラー)であり、モータ等の駆動手段(不図示)により図中矢印A方向に一定速度で回転している。
6は第2の光学系としての結像光学系(fθレンズ系)であり、第1、第2、第3の結像レンズ61,62,63を有しており、ポリゴンミラー5によって反射偏向された画像情報に基づく光束を主走査断面内において被走査面としての感光ドラム面8上にスポットに結像させている。更に副走査断面内においてポリゴンミラー5の偏向面5aと感光ドラム面8との間を光学的に共役関係にすることにより、倒れ補正を行っている。
第1の結像レンズ61はガラス材より成り、入射面が球面、出射面が平面の負のパワーを有する凹レンズより成っている。第2の結像レンズ62はガラス材より成り、入射面が平面、出射面が主走査断面内のみパワーを持つシリンドリカル面の凸レンズより成っている。第3の結像レンズ63はプラスチック材より成り、長尺レンズより成っており、結像光学系6の副走査断面内のパワーがほぼこの長尺レンズ63に集中している。
本実施例では第3の結像レンズ63の主走査断面内の形状をポリゴンミラー5側に湾曲した凹形状とすることで、走査開始端から走査終了端にかけて、副走査断面内の結像倍率βをほぼ一定としている。
第1、第2の結像レンズ61,62は入射光学系LA、LA´の一部をも構成している。また本実施例ではポリゴンミラー5に入射する光束が第2、第1の結像レンズ62,61を通過し、該ポリゴンミラー5で偏向された光束(走査光束)が再度第1、第2の結像レンズ61,62に入射するダブルパス構成としている。
9は防塵ガラスである。8は被走査面としての感光ドラム面である。
本実施例において、光源1、1´から光変調され出射した各々の発散光束はコリメーターレンズ3、3´によって平行光束に変換され、球面凹レンズ3a、3a´により弱発散光束に変換される。そして弱発散光束は開口絞り2a、2a´により規制され、シリンドリカルレンズ4、4´に入射している。シリンドリカルレンズ4、4´に入射した光束のうち、副走査断面内における各々光束は収束して第2、第1の結像レンズ62,61を通過(ダブルパス構成)してポリゴンミラー5の偏向面5aに入射し、該偏向面5a近傍にほぼ線像(主走査方向に長手の線像)として結像している。このとき偏向面5aに入射する光束をポリゴンミラー5の回転軸と結像光学系6の光軸を含む副走査断面内から、該ポリゴンミラー5の回転軸と垂直な平面(光偏向器5の回転平面)に対して所定の角度(φ=0.8°)をもって斜め方向から入射させ、入射光束と偏向光束とを分離している(斜入射光学系)。
一方、主走査断面内における各々の光束は発散して第2、第1の結像レンズ62,61を通過することによって略平行光束に変換され、ポリゴンミラー5の偏向角の中央、もしくは略中央から偏向面5aに入射している(正面入射)。これにより被走査面8上での光量分布の均一性を高めている。またこのときの平行光束の光束幅は主走査方向において光偏向器5の偏向面5aのファセット幅に対して十分広くなるように設定している(オーバーフィルド光学系)。
さらに第1の光学系LA、LA´から出射した各々の光束を主走査断面内において、ポリゴンミラー5の偏向面5aに対し互いに異なる角度(入射角度差γ=2°)で入射させている。
尚、オーバーフィルド光学系において主走査方向のスポット径は結像光学系6の主走査方向の焦点距離と偏向面5aの大きさで決まる。
そしてポリゴンミラー5の偏向面5aで偏向反射された各々の光束は第1、第2、第3の結像レンズ61,62,63を介して感光ドラム面8に導光され、該ポリゴンミラー5を矢印A方向に回転させることによって、該感光ドラム面8上を矢印B方向(主走査方向)に4つの光束で走査している。これにより記録媒体である感光ドラム面8上に4本の走査線を同時に形成し、画像記録を行っている
この種のマルチビーム光走査装置においては、主走査断面内において2つの光源1、1´から出射された各々の光束をポリゴンミラー5の偏向面5aに対し互いに異なる角度で入射させ、かつ副走査断面内においてポリゴンミラーの偏向面に対し斜め方向から光束を入射させた場合には、前述した如く被走査面上でビームピッチ間隔が不均一となる問題点が発生する。
そこで本実施例においては光源1、1´に対応して設けたシリンドリカルレンズ4、4´をポリゴンミラー5の回転軸と同一方向(平行方向)の軸、もしくは略同一方向の軸を中心に図中矢印C及びC´方向にそれぞれ28′(28分)傾斜させることによって、被走査面8上におけるビームピッチ間隔の不均一を補正している。
即ち、本実施例におけるシリンドリカルレンズ4、4´は、その母線方向が主走査方向と非平行と成るように配置されている。
図3は本実施例においてシリンドリカルレンズ4、4´を傾斜させた場合の4つのビーム(光束)が描く走査線を模式的に描いた図である。同図に示すようにそれぞれのビームピッチ間隔が走査開始端から走査終了端に渡って略均等と成っていることが分かる。即ち、h1s=h1c=h1e、h2s=h2c=h2e、h3s=h3c=h3eである。
光源1、1´から放射されるビームが各々1個のときは、ビーム1Aとビーム2Aのみとなる。
図4は本実施例においてシリンドリカルレンズ4、4´を傾斜させた場合(図8)の走査線間隔h2(h2s、h2c、h2e)の設計値からのズレをプロットしたグラフである。同図において横軸は像高、縦軸はズレ量である。
図5も本実施例である。但し、図5では、シリンドリカルレンズ4、4´を傾斜させなかった場合の走査線間隔h2(h2s、h2c、h2e)の設計値からのずれをプロットしたグラフである。図5において横軸は像高、縦軸はズレ量である。
シリンドリカルレンズ4、4´を傾斜させなかった場合には、図5に示すようにピッチ間隔のズレには傾きを持つ。その量は光軸上で解像度から決まるピッチ間隔に調整した場合、両端で±0.6μmとなる。
この量は自体は小さい値であるが、高解像度になった場合には、スポットとスポットが重なりやすくなり問題となる。よって、図5のシリンドリカルレンズを傾斜させなかった場合より更に改善するには、図8のようにシリンドリカルレンズ4、4´をポリゴンミラー5の回転軸と平行な軸を中心に28′(28分)傾斜すればよい。そうすることで、図4に示したように走査開始端から終了端に渡ってゼロにすることができる。
次にシリンドリカルレンズ4、4´を傾斜させることでビームピッチ間隔が補正されることについて説明する。
それにはオーバーフィルド光学系の主光線が走査像高と共に(走査すると共に)主走査方向にシフトすることから説明を始める。図6に示すとおりオーバーフィルド光学系ではそれぞれの像高に向かう光束はポリゴンミラー5の反射面の幅で切り取られるため、反射面5a,5bの中央が光束の主光線の位置となる。軸上ではRp1であった主光線位置が、最軸外ではポリゴンミラーの反射面の位置が5bとなり、それの中央であるRp2が主光線の位置となる。
図7はシリンドリカルレンズ4、4´のレンズ面上での主光線の位置が走査と共にシフトしていく様子を模式的に描いた図である。
シリンドリカルレンズ4、4´を傾斜してない場合、副走査断面内において偏向面に対し斜め方向から入射される光束の主光線は図7に示すようにシリンドリカルレンズ4、4´の母線と平行に移動する。
一方、図8に示すようにシリンドリカルレンズ4、4´を傾斜している場合、副走査断面内においては偏向面に対し斜め方向から光束を入射させているため、該光束の主光線の移動方向はシリンドリカルレンズ4、4´の母線に対して傾きを持つ。即ち、走査像高の位置によって、シリンドリカルレンズ4、4´面上での主光線の高さが変わる。これはポリゴンミラー面上での焦線高さが走査像高によって変化することを意味し、これを用いて合成する2つの光ビーム(異なる光源1,1´から出射されるビーム)の到達位置をコントロールすることが可能となる。
このように本実施例では上記の如く第1の光学系LA、LA´の一部を構成するシリンドリカルレンズ4、4´を傾斜させることにより、被走査面8上におけるビームピッチ間隔の不均一をゼロに補正することが可能となる。
尚、本実施例ではシリンドリカルレンズ4、4´を共に傾斜させたが、これに限らず、どちらか一方のみでも良い。またシリンドリカルレンズ4、4´面上での母線と主光線の移動方向が相対的に傾いていれば良いので、例えば図9に示すようにシリンドリカルレンズ4、4´を光束の進行方向(レンズの光軸方向)に一致、もしくは略一致した方向の回転軸Raを中心に傾斜させても良い。
また本実施例ではシリンドリカルレンズ4、4´を傾斜させたが、これに限らず、例えば主走査方向と副走査方向でパワーが異なるアナモフィック光学素子の母線方向が主走査方向と非平行と成るように配置しても前述の実施例1と同様な効果を得ることができる。
次に本実施例におけるマルチビーム光走査装置の諸元を表―1に示す。
Figure 2006330581
尚、上記表―1は折り返しミラー7が無いものとして光路を展開したものである。また、光源1と1´は結像レンズの光軸に対して対称に配置されているため、一方の光学系の配置データを示した。
fθレンズ63の出射面の母線形状は円弧であるが、副走査方向と対応する子線方向は、
Figure 2006330581
なる式で表されるものである。Sは母線方向の各々の位置における母線の法線を含み主走査面と垂直な面内に定義される子線形状である。
ここで主走査方向に光軸からY離れた位置における副走査方向の曲率半径(子線曲率半径)Rs*が、
Figure 2006330581
(但し、Rsは光軸上の子線曲率半径,D2,D4,D6,D8,D10は子線変化係数)
なる式で表されるものである。
本実施例では
Rs=-1.08212E2
D2= 8.04607E-6
である。
図10は本発明の実施例2の主走査方向の要部断面図(主走査断面図)である。同図において図1に示した要素と同一要素には同符号を付している。
本実施例において前述の実施例1と異なる点は、入射光学系をアンダーフィールド光学系(UFS)より構成し、かつ後述する条件式(1)を満足するように各要素を設定したことである。その他の構成及び光学的作用は実施例1と同様であり、これにより同様な効果を得ている。
即ち、同図において131は光源手段であり、2つの光源101、101´を有し、該光源101、101´が主走査方向に任意の間隔を成して配置されている。本実施例における光源101、101´は、各々レーザー素子(半導体レーザー)より成り、主走査方向にビーム開き角(入射角度差)γ=4°を付けて配置されている。
光源101、101´は単一または複数の光束を放射している。本実施例では光源101、101´は単一の光束を放射している場合を示している。
102、102´は各々コリメーターレンズであり、光源101、101´から放射された光束を略平行光束に変換している。
103、103´は各々開口絞りであり、通過光束を制限してビーム形状を整形している。
104、104´は各々シリンドリカルレンズであり、副走査断面内にのみ所定のパワーを有しており、開口絞り103、103´を通過した光束を副走査断面内で後述する光偏向器105の偏向面(反射面)105aにほぼ線像として結像させている。
尚、コリメーターレンズ102、102´、開口絞り103、103´、そしてシリンドリカルレンズ104、104´等の各要素は第1の光学系(入射光学系)LA、LA´の一要素を構成している。
105は偏向手段としての光偏向器であり、例えば外接円半径10mmで偏向面が4面より成るポリゴンミラー(回転多面鏡)より成り、モーター等の駆動手段(不図示)により図中矢印A方向に一定速度で回転している。
106は集光機能とfθ特性とを有する第2の光学系としての結像光学系(fθレンズ系)であり、第1、第2のfθレンズ106a,106bより成り、ポリゴンミラー105によって反射偏向された画像情報に基づく光束を被走査面としての感光ドラム面108上に結像させ、かつ副走査断面内においてポリゴンミラー105の偏向面105aと感光ドラム面108との間を共役関係にすることにより、倒れ補正を行っている。
108は被走査面としての感光ドラム面である。
本実施例において半導体レーザー101、101´から出射した各々の光束はコリメーターレンズ102、102´により略平行光束に変換され、開口絞り103、103´によって該光束(光量)が制限され、シリンドリカルレンズ104、104´に入射している。シリンドリカルレンズ104、104´に入射した略平行光束のうち主走査断面においてはそのままの状態で射出する。また副走査断面内においては収束してポリゴンミラー105の偏向面105aにほぼ線像(主走査方向に長手の線像)として結像している。このとき偏向面105aに入射する光束をポリゴンミラー105の回転軸と結像光学系106の光軸を含む副走査断面内から、該ポリゴンミラー105の回転軸と垂直な平面(光偏向器5の回転平面)に対して所定の角度(φ=1.5°)をもって斜め方向から入射させている(斜入射光学系)。
そしてポリゴンミラー105の偏向面105aで反射偏向された各々の光束は第1、第2のfθレンズ106a,106bを介して感光ドラム面108上にスポット状に結像され、該ポリゴンミラー105を矢印A方向に回転させることによって、該感光ドラム面108上を矢印B方向(主走査方向)に等速度で光走査している。これにより記録媒体としての感光ドラム面108上に画像記録を行なっている。
本実施例においては結像光学系106の光軸Lに対して90°方向と86°方向の2方向からポリゴンミラー105の偏向面105aに対してビームを入射させている。よって、主走査方向のビームの開き角(入射角度差)はγ=4°である。また副走査断面内において偏向面に対し斜め方向から入射するビームの斜入射角φは上記の如くφ=1.5°である。
本実施例における結像光学系106の副走査断面内の結像倍率(副走査倍率)はβ=-1.87で、第1、第2の結像レンズ106a,106bの副走査断面内のパワーを最適化することで、走査開始端から走査終了端にかけて副走査断面内の結像倍率をほぼ一定としている。また本装置の解像度はR=600dpi(1/mm)である。
図11は走査開始端におけるポリゴンミラー上でのビームの主光線高さを説明する図、図12は走査終了端におけるポリゴンミラー上でのビームの主光線高さを説明する図である。
ここで結像光学系106の光軸Lに対して86°方向から入射するビームをLD1、90°方向から入射するビームをLD2とする。走査開始端における偏向面上でのLD1の主光線高さは、光軸Lを基準にして、Z1s=-0.01917mm、LD2の主光線高さはZ2s=0.00014mmであり、走査終了端における偏向面上でのLD1の主光線高さはZ1e=-0.02743mm、LD2の主光線高さはZ2e=0.00031mmである。
よって走査開始端における2本のビームの主光線高さの差は、
|Z1s−Z2s|=0.01931mm、
走査終了端における2本のビームの主光線高さの差は、
|Z1e−Z2e|=0.02774mm
になる。これに副走査倍率βをかけたものが、被走査面での2本のビームのピッチ間隔となる。
尚、2本のビームの主光線位置の相対差が重要であるので、高さの基準(Z=0の位置)はどこにとっても構わない。
ピッチ間隔のズレ量は、|Z1s−Z2s|と|Z1e−Z2e|の差に副走査倍率βをかけたものであるので、本実施例の場合
||Z1s−Z2s|−|Z1e−Z2e||×|β|=|0.01931-0.02774|×|-1.87|
=0.0158mm
となる。
一方、マルチビーム光走査装置の解像度Rが600dpi(1/mm)の場合、1画素は0.0423mmとなる。ピッチ間隔のズレが1/2画素以下であれば、ビーム同士の干渉による画像への影響は小さいと考えられる。
25.4/(2R)=0.0216mm
よって、本実施例においては、2本のビームのピッチ間隔のズレがマルチビーム光走査装置の解像度から決まる1画素の半分以下となれば良いので、下記に示す条件式(1)を満足させれば良いことになる。
||Z1s−Z2s|−|Z1e−Z2e||×|β|<25.4/(2R)・・・(1)
被走査面上におけるビームピッチ間隔のズレ量を小さくするためには主走査方向のビームの開き角γや副走査断面内における斜入射角φ等を小さくすればよい。また結像光学系の副走査倍率βの絶対値も小さいほどビームピッチ間隔のズレ量を低減することができる。
しかしながらビームの開き角γが小さすぎると2つのコリメーターレンズ102、102´などが干渉するため、
1°<γ<10°
の間で設定するのが好ましい。
また斜入射角φも小さすぎると前記図27に示したようなカラー画像形成装置の場合、光線の分離がし難いため、
0.5°<φ<10°
の間で設定するのが好ましい。
また結像光学系の副走査倍率βの絶対値も小さすぎると被走査面近傍に長尺のレンズを配置しなければならず製造面(コスト面)で不利となるため、
0.4<|β|<2.5
の間で設定するのが好ましい。
またモノリシックな2ビームのレーザー素子など複数の発光点を有する光源を複数合成した場合、上述した各パラメータZ1s、Z2s、Z1e、Z2eなどの数値は、被走査面上での隣接する異なる光源から出射した2つの光ビームについて計算すればよい。
次に本実施例におけるマルチビーム光走査装置の諸元を表―2に示す。
Figure 2006330581
fθレンズ106a及び106bの入射面、出射面の母線形状は、10次までの関数として表せる非球面形状により構成している。fθレンズ106a、106bと光軸との交点を原点とし、光軸方向をX軸、主走査断面内において光軸と直交する軸をY軸としたとき、主走査方向と対応する母線方向が、
Figure 2006330581
(但し、Rは母線曲率半径,K,B4,B6,B8,B10,は非球面係数)
なる式で表されるものである。
また、副走査方向と対応する子線方向が、
Figure 2006330581
なる式で表されるものである。Sは母線方向の各々の位置における母線の法線を含み主走査面と垂直な面内に定義される子線形状である。
ここで主走査方向に光軸からY離れた位置における副走査方向の曲率半径(子線曲率半径)Rs*が、
Figure 2006330581
(但し、Rsは光軸上の子線曲率半径,D2,D4,D6,D8,D10は子線変化係数)
なる式で表されるものである。
図13〜図16は各々本発明の実施例3の主要部分の要部概略図である。
本実施例において前述の実施例1と異なる点は、ビームピッチ間隔の不均一を低減させるために被走査面上の中央、もしくは中央近傍において、該複数本の光束のピッチ間隔が解像度から定まる所定の値になるように各要素(調整手段)を調整したことである。その他の構成及び光学的作用は実施例1と同様であり、これにより同様な効果を得ている。
図17はモノリシックな2ビームのレーザー素子を2個合成したマルチビーム光走査装置のビームピッチ間隔の調整を走査開始端で行った場合の走査線を描いており、図18はビームピッチ間隔の調整を走査中央で行った場合の走査線を描いており、図19はビームピッチ間隔の調整を走査終了端で行った場合の走査線を描いている。
本実施例においてピッチ間隔の調整を走査開始端で行った場合は、走査開始端でのピッチ間隔は均一であるが(点線で囲った部分)、走査終了端でピッチ間隔が大きく広がったり大きく狭まったりして安定しない。走査終了端で行った場合も同様である。画像中央で調整を行った場合は、走査開始端と走査終了端の2箇所でピッチ間隔がばらつくが、前者2つの場合と比べズレの量が半分になり、画像としては目立たなくなる。
そこで本実施例においては被走査面上におけるビームピッチ間隔の不均一を低減させるために、該被走査面上の中央、もしくは中央近傍において、該被走査面上に形成されるビームピッチ間隔が解像度から定まる所定の値になるように図13〜図16に示す各要素(調整手段)が配置されている。
次に調整手段の調整方法について説明する。
図13における調整手段は、光源1と該光源1から出射された光束の状態を他の状態に変換するコリメーターレンズ3とを有する光源ユニットLUであり、該光源ユニットLUは副走査断面内において第1の光学系LAの光軸Lに対して矢印Aの如く傾くように配置されている。これにより被走査面上での光束の到達位置(照射位置)が変化し、画像中央で解像度から定まるピッチ間隔となるように調整することが可能となる。
図14における調整手段は、光源1から出射された光束の状態を他の状態に変換するコリメーターレンズ3であり、該コリメーターレンズ3は第1の光学系LAの光軸Lに対して矢印Aの如く偏心するように配置されている。これにより上記の同様な効果を得ている。
図15における調整手段は、光源1からの光束を偏向手段5の偏向面5a近傍に副走査方向に一端結像させるシリンドリカルレンズ4であり、該シリンドリカルレンズ4は第1の光学系LAの光軸Lに対して矢印Aの如く偏心(平行偏心)するように配置されている。これにより上記の同様な効果を得ている。
図16における調整手段は、光源1からの光束を偏向手段5の偏向面5a近傍に副走査方向に一端結像させるシリンドリカルレンズ4であり、該シリンドリカルレンズ4は母線上の任意の垂線が第1の光学系LAの光軸Lに対して矢印Aの如く傾くように配置されている。これにより上記の同様な効果を得ている。
尚、上記に示した調整手段は複数の光源に対応して設けた複数の第1の光学系において全て行っているが、これに限らず、少なくとも1つの第1の光学系のみでも良い。
また本実施例では光源手段としてシングルビームレーザー素子を複数個用いても良く、あるいは2ビーム以上のモノリシックなマルチビームレーザー素子や、発光点が2次元に配列した面発光レーザーを用いても良い。
尚、モノリシックなマルチビームレーザー素子や発光点が複数個ある面発光レーザーを用いた場合には1つの光源手段内での調整も必要になる。それには光源手段を光軸を中心に回転させても良く、あるいは第1の光学系に配置された光学素子を光軸方向にシフトすることで光源手段から被走査面までの結像倍率を変化させて行っても良い。
[画像形成装置]
図20は、本発明の画像形成装置の実施例を示す副走査方向の要部断面図である。図において、符号104は画像形成装置を示す。この画像形成装置104には、パーソナルコンピュータ等の外部機器117からコードデータDcが入力する。このコードデータDcは、装置内のプリンタコントローラ111によって、画像データ(ドットデータ)Diに変換される。この画像データDiは、実施例1〜3のいずれかに示した構成を有する光走査ユニット100に入力される。そして、この光走査ユニット100からは、画像データDiに応じて変調された光束103が出射され、この光束103によって感光ドラム101の感光面が主走査方向に走査される。
静電潜像担持体(感光体)たる感光ドラム101は、モータ115によって時計廻りに回転させられる。そして、この回転に伴って、感光ドラム101の感光面が光束103に対して、主走査方向と直交する副走査方向に移動する。感光ドラム101の上方には、感光ドラム101の表面を一様に帯電せしめる帯電ローラ102が表面に当接するように設けられている。そして、帯電ローラ102によって帯電された感光ドラム101の表面に、前記光走査ユニット100によって走査される光束103が照射されるようになっている。
先に説明したように、光束103は、画像データDiに基づいて変調されており、この光束103を照射することによって感光ドラム101の表面に静電潜像を形成せしめる。この静電潜像は、上記光束103の照射位置よりもさらに感光ドラム101の回転方向の下流側で感光ドラム101に当接するように配設された現像器107によってトナー像として現像される。
現像器107によって現像されたトナー像は、感光ドラム101の下方で、感光ドラム101に対向するように配設された転写ローラ108によって被転写材たる用紙112上に転写される。用紙112は感光ドラム101の前方(図20において右側)の用紙カセット109内に収納されているが、手差しでも給紙が可能である。用紙カセット109端部には、給紙ローラ110が配設されており、用紙カセット109内の用紙112を搬送路へ送り込む。
以上のようにして、未定着トナー像を転写された用紙112はさらに感光ドラム101後方(図20において左側)の定着器へと搬送される。定着器は内部に定着ヒータ(図示せず)を有する定着ローラ113とこの定着ローラ113に圧接するように配設された加圧ローラ114とで構成されており、転写部から搬送されてきた用紙112を定着ローラ113と加圧ローラ114の圧接部にて加圧しながら加熱することにより用紙112上の未定着トナー像を定着せしめる。更に定着ローラ113の後方には排紙ローラ116が配設されており、定着された用紙112を画像形成装置の外に排出せしめる。
図20においては図示していないが、プリントコントローラ111は、先に説明したデータの変換だけでなく、モータ115を始め画像形成装置内の各部や、後述する光走査ユニット内のポリゴンモータなどの制御を行う。
[カラー画像形成装置]
図21は本発明の実施例のカラー画像形成装置の要部概略図である。本実施例は、マルチビーム光走査装置を4個並べ各々並行して像担持体である感光ドラム面上に画像情報を記録するタンデムタイプのカラー画像形成装置である。図21において、60はカラー画像形成装置、11,12,13,14は各々実施例1〜3に示したいずれかの構成を有するマルチビーム光走査装置、21,22,23,24は各々像担持体としての感光ドラム、31,32,33,34は各々現像器、51は搬送ベルトである。
図21において、カラー画像形成装置60には、パーソナルコンピュータ等の外部機器52からR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各色信号が入力する。これらの色信号は、装置内のプリンタコントローラ53によって、C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)、B(ブラック)の各画像データ(ドットデータ)に変換される。これらの画像データは、それぞれマルチビーム光走査装置11,12,13,14に入力される。そして、これらのマルチビーム光走査装置からは、各画像データに応じて変調された光束41,42,43,44が出射され、これらの光束によって感光ドラム21,22,23,24の感光面が主走査方向に走査される。
本実施例におけるカラー画像形成装置はマルチビーム光走査装置(11,12,13,14)を4個並べ、各々がC(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)、B(ブラック)の各色に対応し、各々平行して感光ドラム21,22,23,24面上に画像信号(画像情報)を記録し、カラー画像を高速に印字するものである。
本実施例におけるカラー画像形成装置は上述の如く4つのマルチビーム光走査装置11,12,13,14により各々の画像データに基づいた光束を用いて各色の潜像を各々対応する感光ドラム21,22,23,24面上に形成している。その後、記録材に多重転写して1枚のフルカラー画像を形成している。
前記外部機器52としては、例えばCCDセンサを備えたカラー画像読取装置が用いられても良い。この場合には、このカラー画像読取装置と、カラー画像形成装置60とで、カラーデジタル複写機が構成される。
本発明の実施例1のマルチビーム光走査装置の主走査断面図 本発明の実施例1のマルチビーム光走査装置の副走査方向の模式図 ピッチ間隔が補正された複数の走査線を示した図 シリンドリカルレンズを傾斜させた場合のピッチ間隔の設計値からのズレを示したグラフ シリンドリカルレンズを傾斜させなかった場合のピッチ間隔の設計値からのズレを示したグラフ オーバーフィルド光学系における主光線の移動を示す図 シリンドリカルレンズと主光線の移動方向を説明する図 シリンドリカルレンズと主光線の移動方向を説明する図 シリンドリカルレンズと主光線の移動方向を説明する図 本発明の実施例2の主走査断面図 走査開始端における偏向手段上でのビーム高さを説明する図 走査終了端における偏向手段上でのビーム高さを説明する図 ピッチ間隔の調整手段を示した図 ピッチ間隔の調整手段を示した図 ピッチ間隔の調整手段を示した図 ピッチ間隔の調整手段を示した図 ピッチ間隔の調整像高と走査線の関係を示した図 ピッチ間隔の調整像高と走査線の関係を示した図 ピッチ間隔の調整像高と走査線の関係を示した図 本発明の画像形成装置の実施例を示す副走査断面図 本発明の実施例のカラー画像形成装置の要部概略図 従来のマルチビーム光走査装置の要部斜視図 従来のマルチビーム光走査装置の主走査断面図 ピッチ間隔の不均一性を説明する図 ポリゴンミラーに主走査方向において異なる角度で入射する光線の反射点を説明する図 ポリゴンミラーに副走査斜め方向から入射する光線の反射点を説明する図 従来のカラー画像形成装置に搭載されるマルチビーム光走査装置の要部断面図
符号の説明
1、1´ 光源(2ビーム半導体レーザー)
2、2´ 開口絞り
3、3´ 集光レンズ(コリメーターレンズ)
3a、3a´ 球面凹レンズ
4、4´ シリンドリカルレンズ
5 偏向手段(ポリゴンミラー)
6 結像光学系(fθレンズ)
61、62、63 結像レンズ(fθレンズ)
7 折り返しミラー
8 被走査面(感光ドラム面)
9 防塵ガラス
71 光源手段
11、12、13、14 マルチビーム光走査装置
21、22、23、24 像担持体(感光ドラム)
31、32、33、34 現像器
41、42、43、44 光束
51 搬送ベルト
52 外部機器
53 プリンタコントローラ
60 カラー画像形成装置
100 マルチビーム光走査装置
101 感光ドラム
102 帯電ローラ
103 光束
104 画像形成装置
107 現像装置
108 転写ローラ
109 用紙カセット
110 給紙ローラ
111 プリンタコントローラ
112 転写材(用紙)
113 定着ローラ
114 加圧ローラ
115 モータ
116 排紙ローラ
117 外部機器

Claims (11)

  1. 少なくとも1つの発光部を有する複数の光源が主走査方向に離間して配置された光源手段と、
    該複数の光源の各々に対応して設けられ、該複数の光源から出射された各々の光束を、副走査断面内においては偏向手段の偏向面に対し斜め方向から入射させる第1の光学系を複数と、
    該偏向手段により偏向された複数の光束を被走査面上に結像させる第2の光学系と、を具備すると共に、
    該複数の第1の光学系から出射した各々の光束を主走査断面内において、該偏向手段の偏向面に対し互いに異なる角度で入射させるマルチビーム光走査装置において、
    前記被走査面上における走査開始端部における一方の光束の偏向手段上での副走査方向の主光線位置をZ1s(mm)、
    該被走査面上における走査開始端部における他方の光束の偏向手段上での副走査方向の主光線位置をZ2s(mm)、
    該被走査面上における走査終了端部における一方の光束の偏向手段上での副走査方向の主光線位置をZ1e(mm)、
    該被走査面上における走査終了端部における他方の光束の偏向手段上での副走査方向の主光線位置をZ2e(mm)、
    該第2の光学系の副走査方向の結像倍率をβ、
    前記マルチビーム光走査装置の解像度をR(dpi)とするとき、
    ||Z1s−Z2s|−|Z1e−Z2e||×|β|<25.4/(2R)
    なる条件を満足することを特徴とするマルチビーム光走査装置。
  2. 前記複数の第1の光学系の各々は、該複数の光源から出射された各々の光束を主走査断面内において前記偏向手段の偏向面の幅よりも広い光束幅で該偏向面に入射させており、
    且つ、前記第1の光学系を構成する少なくとも1つの光学素子は、主走査方向又は副走査方向にパワーを備えており、
    該少なくとも1つの光学素子は、該光学素子の母線方向が主走査方向から傾いていることを特徴とする請求項1に記載のマルチビーム光走査装置。
  3. 前記被走査面上の中央、もしくは中央において、該複数の光束の走査線ピッチ間隔が解像度から定まる所定の値になるように各要素が調整されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のマルチビーム光走査装置。
  4. 前記各要素は、前記光源と該光源から出射された光束の状態を他の状態に変換するコリメーターレンズとを有する光源ユニットであり、該光源ユニットは副走査断面内において前記第1の光学系の光軸に対して傾くように配置されていることを特徴とする請求項3に記載のマルチビーム光走査装置。
  5. 前記各要素は、前記光源から出射された光束の状態を他の状態に変換するコリメーターレンズであり、該コリメーターレンズは前記第1の光学系の光軸に対して偏心するように配置されていることを特徴とする請求項3に記載のマルチビーム光走査装置。
  6. 前記各要素は、前記光源からの光束を偏向手段の偏向面近傍に副走査方向に一端結像させるシリンドリカルレンズであり、該シリンドリカルレンズは前記第1の光学系の光軸に対して偏心するように配置されていることを特徴とする請求項3に記載のマルチビーム光走査装置。
  7. 前記各要素は、前記光源からの光束を偏向手段の偏向面近傍に副走査方向に一端結像させるシリンドリカルレンズであり、該シリンドリカルレンズは母線上の任意の垂線が前記第1の光学系の光軸に対して傾くように配置されていることを特徴とする請求項3に記載のマルチビーム光走査装置。
  8. 請求項1乃至7の何れか1項に記載のマルチビーム光走査装置と、前記被走査面に配置された感光体と、前記マルチビーム光走査装置で走査された光束によって前記感光体上に形成された静電潜像をトナー像として現像する現像器と、現像されたトナー像を被転写材に転写する転写器と、転写されたトナー像を被転写材に定着させる定着器とを有することを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1乃至7の何れか1項に記載のマルチビーム光走査装置と、外部機器から入力したコードデータを画像信号に変換して前記マルチビーム光走査装置に入力せしめるプリンタコントローラとを有していることを特徴とする画像形成装置。
  10. 各々が請求項1乃至7の何れか1項に記載のマルチビーム光走査装置の被走査面に配置され、互いに異なった色の画像を形成する複数の像担持体とを有することを特徴とするカラー画像形成装置。
  11. 外部機器から入力した色信号を異なった色の画像データに変換して各々のマルチビーム光走査装置に入力せしめるプリンタコントローラを有していることを特徴とする請求項10に記載のカラー画像形成装置。
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