JP4612839B2 - カラー画像形成装置の調整方法 - Google Patents

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本発明はカラー画像形成装置の調整方法に関し、特に光源手段から光変調され出射した光束を偏向手段としてのポリゴンミラー(回転多面鏡)により反射偏向させ、結像光学系を介して被走査面上を光走査して画像情報を記録するようにした、例えば電子写真プロセスを有するレーザービームプリンタやデジタル複写機、マルチファンクションプリンタ(多機能プリンタ)等の画像形成装置に好適なものである。
従来よりレーザービームプリンター(LBP)等の光走査装置においては画像信号に応じて光源手段から光変調され出射した光束を、例えばポリゴンミラーより成る光偏向器により周期的に偏向させ、fθ特性を有する結像光学系によって感光性の記録媒体(感光ドラム)面上にスポット状に集束させ、その面上を光走査して画像記録を行っている(特許文献1,2参照)。
図6は従来の光走査装置の要部概略図である。
同図において光源手段91から出射した発散光束はコリメーターレンズ93により略平行光束に変換され、絞り92によって該光束を制限して副走査断面内(副走査方向)にのみ所定の屈折力を有するシリンドリカルレンズ94に入射している。シリンドリカルレンズ94に入射した略平行光束のうち主走査断面内(主走査方向)においてはそのままの状態で射出する。また副走査断面内においては集束して偏向手段としての光偏向器(ポリゴンミラー)95の偏向面(反射面)95aにほぼ線像として結像している。
そしてポリゴンミラー95の偏向面95aで偏向された光束をfθ特性を有する結像光学系96を介して被走査面としての感光ドラム面98上に導光し、ポリゴンミラー95を矢印A方向に回転させることによって該感光ドラム面98上を矢印B方向に光走査して画像情報の記録を行なっている。
上記の光走査装置においては感光ドラム面98上を光スポットで走査する前に該感光ドラム98面上における画像形成を開始するタイミングを調整するために、光検出器としてのBD(beam detector)センサ−99が設けられている。このBDセンサー99はポリゴンミラー95で反射偏向された光束の一部であるBD光束、即ち感光ドラム98面上の画像形成領域を走査する前の画像形成領域外の領域を走査している時の光束を受光する。このBD光束はBDミラー97で反射され、BDレンズ(不図示)で集光されてBDセンサー99に入射する。そしてこのBDセンサー99の出力信号からBD信号(同期信号)を検出し、このBD信号に基づいて感光ドラム98面における画像記録の開始タイミングを調整している。
同図における結像光学系96は副走査断面内においてポリゴンミラー95の偏向面95aと感光ドラム面98とが共役関係となるように構成しており、これより偏向面95aの面倒れを補正している。
特開2001−21822号公報 特開平11―326804号公報
上記光走査装置においては、高速化及び高解像度化を図るための一手段として、例えばオーバーフィルド光学系(OFS)が用いられている。
図7はオーバーフィルド光学系を用いた光走査装置の主走査方向の要部断面図(主走査断面図)、図8は図7の副走査方向の要部断面図(副走査断面図)である。
このオーバーフィルド光学系はポリゴンミラー85の偏向面85aの数を増やし、該偏向面85aの主走査方向の幅より広い幅の光束を該偏向面85aに入射させることを特徴としている。ポリゴンミラー85の偏向面85aは広い入射光束の中で実質的に偏向走査するのに必要な光束幅を備えていれば良いので、該ポリゴンミラー85は小径で面数を増やすことが可能になり高速化に適している。
しかしながらその反面、オーバーフィルド光学系はポリゴンミラー85の偏向面85aが広い光束中を角度を変えながら回転移動するので回転角度φに伴って反射光束幅が1/cosφに変化するので、被走査面88上の主走査方向のスポット径が変動する要因となる。したがって装置構成としてポリゴンミラー85に入射する光束は、該ポリゴンミラー85の走査角度が振り分けなるように結像光学系86の光軸上から入射させることが望ましい。すなわち光源手段81から出射した光束は主走査断面内においてポリゴンミラー85の偏向角度の略中央から第2、第1の結像レンズ86b,86aを介して入射させることが良い。所謂正面入射させることが良い。
さらにポリゴンミラー85に入射する入射光束と、該ポリゴンミラー85で反射偏向する走査光束(偏向光束)との干渉を避けるために、該入射光束は図8に示すように副走査断面内において斜めの角度θを有してポリゴンミラー85に入射させるのが良い。斜め入射角度θは偏向走査に伴う結像性能の劣化を抑えるためにせいぜい1度程度に設定され、入射光束と反射光束とを分離している。
結像光学系86の焦点距離をfとすると、該焦点距離fはポリゴンミラー85の面数をN、被走査面88上の走査幅をW、走査効率をηとすると、
f=WN/4πη・・・(A)
の関係式から求まる。
オーバーフィルド光学系の特徴を生かしてN=12面、W=352.2(mm)、η=0.9とするとf=345(mm)となり、結像光学系86の焦点距離fはかなり長くなることが分かる。結像光学系86の焦点距離が長くなるとレンズ面の面精度誤差は被走査面88上の結像位置ずれに敏感になる。さらに、走査レンズ86b,86aを介してポリゴンミラー85に一度入射したのち、再度走査レンズ86a,86bを通過しているため走査レンズ86a,86bのレンズ面の加工精度が特に厳しくなる。
また高精細をねらって主走査方向のスポット径を小さくしていくと焦点深度が狭くなり結像位置ずれの許容範囲が小さくなるなどスポット性能を満足させることが厳しくなりコストアップの原因となる。
このような対策として、例えば特許文献1に開示されているように入射光学系のレンズ(第2のレンズ4)又は/及び他のレンズ(シリンドリカルレンズ6)を光軸方向に移動させることにより、被走査面上における光束の結像位置を調整している。
ここで図9は、上述した光走査装置を複数同時に使用し、それぞれ異なる感光ドラム面上に各色毎の画像情報を記録し、カラー画像を形成するカラー画像形成装置の要部概略図である。
同図において、211,212,213,214は各々上記図7に示した光走査装置、221,222,223,224は各々像担持体としての感光ドラム、231,232,233,234は各々現像器、251は搬送ベルトである。
同図におけるカラー画像形成装置は上記の光走査装置211,212,213,214を4個並べ、各々がC(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)、B(ブラック)の各色に対応し、各々並行して感光ドラム面221,222,223,224上に画像信号を記録し、カラー画像を高速に印字するものである。このようなカラー画像形成装置では複数の走査線を重ね合わせ画像形成を行うために、特に各色間の走査線ずれを少なくすることが重要である。
この走査線ずれを調整する簡易な方法として、例えば特許文献2で開示されているように結像光学系の一要素を構成する光学素子(回折光学素子10c)の位置を変位させて感光ドラム面上への光束の照射位置を調整する手段がある。
ただし、前述したように光学系全体で結像位置での照射位置を見ながら入射光学系の光学素子の調整を行う場合、結像位置での照射位置は結像光学系の光学素子の姿勢や面形状の影響を受けやすいので、走査線ずれを調整するために該入射光学系の光学素子の位置を変位させると、偏向面上での光束の位置が称呼位置であるかの確認ができないという問題点がある。
本発明は被走査面上における光束の結像位置及び照射位置の調整を容易に精度よく行うと共に高精度な光走査を可能としたカラー画像形成装置の調整方法の提供を目的とする。
請求項1の発明のカラー画像形成装置の調整方法は、光源手段と、前記光源手段から出射された光束の状態を所定の状態に変換する入射光学系と、前記入射光学系にて変換された光束を反射偏向する偏向手段と、前記偏向手段の偏向面にて反射偏向された光束を被走査面上に結像させる結像光学系と、を含む光走査装置を複数有するカラー画像形成装置の調整方法であって、
前記複数の光走査装置の各々の光走査装置は、前記偏向手段の偏向面に入射する光束の主走査方向の幅が前記偏向面の主走査方向の幅よりも広い状態で前記偏向手段の偏向面に入射し、かつ、前記光源手段から出射された光束が前記結像光学系を通過した後に前記偏向面に入射しており、
前記複数の光走査装置の各々の光走査装置において、前記結像光学系を実際の光走査で用いない前記被走査面上における光束のピント調整用の補正光学系に置き換えた状態にて、前記光走査装置内の入射光学系の少なくとも一部の光学素子を前記入射光学系の光軸方向に変位させて、前記被走査面上における光束のピント調整を行う工程及び前記入射光学系の一部の光学素子を前記入射光学系の光軸と直交方向に移動させて、前記偏向手段の偏向面に入射する光束の照射位置を調整する工程を有する第1の工程と、
前記第1の工程の後に、前記補正光学系を前記結像光学系に戻した状態で前記各々の光走査装置内の結像光学系の少なくとも一部の光学素子を前記結像光学系の光軸の直交方向に移動又は前記結像光学系の光軸に対して回転させて前記各々の光走査装置内のレジストレーションの調整を行う第2の工程と、を有することを特徴としている。
請求項2の発明は請求項1の発明において、前記入射光学系の一部の光学素子を前記入射光学系の光軸と直交方向に移動させて、前記偏向手段の偏向面に入射する光束の照射位置を調整する工程は、前記入射光学系の一部の光学素子を副走査方向に移動させて、前記偏向手段の偏向面に入射する光束の副走査方向の照射位置を調整する工程であることを特徴としている。
請求項3の発明は請求項1又は2の発明において、前記入射光学系は、前記光源手段からの光束をカップリングする第1の光学系と、主走査断面内にのみパワーを有する第2の光学系と、主走査断面内と副走査断面内でパワーの異なるアナモフィックレンズとを有しており、
前記第1の工程は、前記第1の光学系を前記入射光学系の光軸方向に変位させて被走査面上における光束の副走査断面内のピント位置を調整する工程と、前記第2の光学系を前記入射光学系の光軸方向に変位させて前記被走査面上における光束の主走査断面内のピント位置を調整する工程であることを特徴としている。
請求項4の発明は請求項1乃至3の何れか1項の発明において、前記入射光学系は、主走査断面内のFナンバーをfno(主)、副走査断面内のFナンバーをfno(副)とするとき、
0<fno(主)/fno(副)<5.0
なる条件を満足することを特徴としている。
請求項5の発明は請求項1乃至4の何れか1項の発明において、前記第1の工程を行う際に、前記偏向手段を取り外し、前記偏向面に相当する位置に開口部を有する開口絞りを配置して、前記結像光学系を前記補正光学系に置き換えた状態にて、前記光走査装置内の入射光学系の少なくとも一部の光学素子を前記入射光学系の光軸方向に変位させて、前記被走査面と等価な位置に配置された光学センサ上に結像される光束を検出して、前記被走査面上における光束のピント調整を行うことを特徴としている。
本発明によれば被走査面上の結像位置の調整をする第1の工程(調整手段)と、各光走査装置内のレジストレーションの調整をする第2の工程(調整手段)と、を有することにより、被走査面上における光束の結像位置及び照射位置の調整を容易に精度よく行うことができ、また各光走査装置における走査線の傾きずれや走査線の曲がり等による各色の色ずれを低減することができるカラー画像形成装置の調整方法を達成することができる。
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
図1は本発明の実施例1のカラー画像形成装置の調整方法を用いたカラー画像形成装置の要部概略図である。本実施例は、後述する光走査装置を4個並べ各々並行して像担持体である感光ドラム面上に各色光に対応する画像情報を記録するタンデムタイプのカラー画像形成装置である。
同図において、60はカラー画像形成装置、61,62,63,64は各々後述する調整方法で調整された光走査装置、21,22,23,24は各々像担持体としての感光ドラム、31,32,33,34は各々現像器、51は搬送ベルト、52はパーソナルコンピュータ等の外部機器、53は外部機器52から入力した色信号を異なった色の画像データに変換して各々の光走査装置61,62,63,64に入力せしめるプリンタコントローラである。
同図において、カラー画像形成装置60には、パーソナルコンピュータ等の外部機器52からR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各色信号が入力する。これらの色信号は、装置内のプリンタコントローラ53によって、C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)、B(ブラック)の各画像データ(ドットデータ)に変換される。これらの画像データは、それぞれ光走査装置61,62,63,64に入力される。そして、これらの光走査装置61,62,63,64からは、各画像データに応じて変調された光束(光ビーム)41,42,43,44が出射され、これらの光束によって感光ドラム21,22,23,24の感光面が主走査方向に走査される。
本実施例におけるカラー画像形成装置は光走査装置(61,62,63,64)を4個並べ、各々がC(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)、B(ブラック)の各色に対応し、各々平行して感光ドラム21,22,23,24面上に画像信号(画像情報)を記録し、カラー画像を高速に印字するものである。
本実施例におけるカラー画像形成装置は上述の如く4つの光走査装置61,62,63,64により各々の画像データに基づいた光束を用いて各色の潜像を各々対応する感光ドラム21,22,23,24面上に形成している。その後、搬送ベルト51上の記録材に多重転写して1枚のフルカラー画像を形成し、該フルカラー画像をシート部材(紙)に転写している。
前記外部機器52としては、例えばCCD(ラインセンサー)を備えたカラー画像読取装置が用いられても良い。この場合には、このカラー画像読取装置と、カラー画像形成装置60とで、カラーデジタル複写機が構成される。
図2は図1に示した本発明の光走査装置を複数有するカラー画像形成装置に用いられる複数の光走査装置のうち1つを代表して示した主走査方向の要部断面図(主走査断面図)である。尚、他の光走査装置に関しては図2に示す光走査装置と、その構成及び光学的作用は同一である。
ここで、主走査方向とは光偏向器の回転軸及び結像光学系の光軸に垂直な方向(光偏向器で光束が反射偏向(偏向走査)される方向)を示し、副走査方向とは光偏向器の回転軸と平行な方向を示す。また主走査断面とは主走査方向に平行で結像光学系の光軸を含む平面を示す。また副走査断面とは主走査断面と垂直な断面を示す。
同図において1は光源手段であり、例えば半導体レーザーより成っている。尚、本実施例では光源手段1を単一の発光部を有するシングルビームレーザーより構成したが、これに限らず、複数の発光部を有するマルチビームレーザーより構成しても良い。
3は正のパワー(屈折力)を有する第1の光学系としての第1のレンズ(以下「平凸レンズ」と称す。)であり、光源手段1より出射された光束を略平行光束(もしくは略発散光束もしくは略収束光束)に変換している。
3aは第1の駆動手段であり、平凸レンズ3を光軸方向に移動させている。本実施例では後述するように平凸レンズ3を光軸方向に移動させることにより被走査面8上における副走査断面内(副走査方向)の結像位置を調整している。
2は開口絞り(アパーチャー)であり、通過光束を規制してビーム形状を整形している。
7は主走査断面内(主走査方向)のみに正のパワーを有する第2の光学系としてのシリンドリカルレンズであり、平凸レンズ3で略平行光束に変換された光束を略収束光束に変換している。またシリンドリカルレンズ7の取付け座面は後述する入射光学系11の光軸と平行な平面に加工された形状より成っている。
7aは第2の駆動手段であり、シリンドリカルレンズ7を光軸方向に移動させている。本実施例では後述するようにシリンドリカルレンズ7を光軸方向に移動させることにより、被走査面8上における主走査断面内(主走査方向)の結像位置を調整している。
4は主走査断面内に負のパワーを有し、副走査断面内に正のパワーを有するアナモフィックレンズであり、開口絞り2を通過した光束を主走査断面内において、発散光束に変換し、主走査方向の光束径を拡大している。また副走査断面内で後述する光偏向器5の偏向面5aにほぼ線像として結像させている。
12はミラー(折り返しミラー)であり、アナモフィックレンズ4を通過した光束を主走査方向に対して偏向させて、ポリゴンミラー5に導いている。
尚、平凸レンズ3、開口絞り2、シリンドリカルレンズ7、アナモフィックレンズ4、そして後述する第1の結像レンズ6aの各要素は入射光学系11の一要素を構成している。また主走査断面内においてはシリンドリカルレンズ7、アナモフィックレンズ4と第1の結像レンズ6aとの3枚のレンズでアフォーカル系を構成している。
5は偏向手段としての光偏向器(ポリゴンミラー)であり、モーター等の駆動手段(不図示)により図中矢印A方向に一定速度で回転している。
6は第3の光学系としての結像光学系であり、共にプラスチック材より成る第1、第2の2枚の結像レンズ6a,6bを有している。本実施例における第1、第2の結像レンズ6a,6bは共に主走査断面内と副走査断面内とで互いにパワーが異なるアナモフィックレンズより成り、像面湾曲とfθ特性とを両立させている。また結像光学系6はポリゴンミラー5によって反射偏向された画像情報に基づく光束を主走査断面内において被走査面としての感光ドラム面8上にスポットに結像させ、かつ副走査断面内においてポリゴンミラー5の偏向面5aと感光ドラム面8との間を光学的に略共役関係にすることにより、倒れ補正機能を有している。また第1の結像レンズ6aは入射光学系11の一部をも構成している。
6b1は第3の駆動手段であり、第2の結像レンズ6bを光軸に対して上下方向もしくは左右方向に移動、または光軸に対して回転させている。本実施例では第2の結像レンズ6bを光軸に対して上下方向もしくは左右方向に移動、または光軸に対して回転させることにより、感光ドラム面8上への光束の照射位置の調整を行っている。
また本実施例ではポリゴンミラー5に入射する光束(入射光束)が第1の結像レンズ6aを通過し、該ポリゴンミラー5で偏向された光束(走査光束)が再度第1の結像レンズ6aに入射するダブルパス構成としている。
8は被走査面としての感光ドラム面である。
本実施例において、半導体レーザー1から光変調され出射した光束は平凸レンズ3によって略平行光束に変換され、開口絞り2によって光束が制限され、シリンドリカルレンズ7によって一度略収束光に変換されてアナモフィックレンズ4に入射している。アナモフィックレンズ4に入射した光束のうち、副走査断面内における光束は収束して第1の結像レンズ6aを通過(ダブルパス構成)してポリゴンミラー5の偏向面5aに入射し、該偏向面5a近傍にほぼ線像(主走査方向に長手の線像)として結像している。このとき偏向面5aに入射する光束をポリゴンミラー5の回転軸と結像光学系6の光軸を含む副走査断面内から、該ポリゴンミラー5の回転軸と垂直な平面(ポリゴンミラー5の回転平面)に対して斜入射角度θ/2=度という小さな角度で入射させ、入射光束と偏向光束とを分離している。
一方、主走査断面内における光束は発散して第1の結像レンズ6aを通過することによって略平行光束に変換され、ポリゴンミラー5の偏向角の略中央から偏向面5aに入射している(正面入射)。このときの略平行光束の光束幅は主走査方向においてポリゴンミラー5の偏向面5aのファセット幅に対して十分広くなるように設定している(オーバーフィルド光学系)。
そしてポリゴンミラー5の偏向面5aで偏向反射された光束は第1、第2の結像レンズ6a,6bを介して感光ドラム面8に導光され、該ポリゴンミラー5を矢印A方向に回転させることによって、該感光ドラム面8上を矢印B方向(主走査方向)に光走査している。これにより記録媒体としての感光ドラム面8上に画像記録を行っている。
一般にカラー画像形成装置の場合、上述した結像光学系6を1つの感光ドラム面上に4回走査して画像記録を行うタイプより、本実施例にように4色(C,M,Y、B)の感光ドラム21,22,23,24に対応する4つの結像光学系を用いて画像記録を行う、所謂タンデム型のカラー画像形成装置の方が印刷速度でみると優れている。
しかしながら、結像光学系のレンズの形状誤差や配置誤差によって主走査方向および副走査方向に称呼に対して照射位置誤差が発生してしまう。タンデム型のカラー画像形成装置の場合は4つの結像光学系での照射位置がずれていると、色を重ねたときには色ずれ(レジストレーションずれ)の原因となるので各結像光学系で照射する位置を揃えておく必要がある。
本実施例では、第2の結像レンズ6bを光軸に対して上下方向もしくは左右方向に移動、または光軸に対して回転させることで、初期誤差の修正を行っている。
本実施例のようにオーバーフィルド光学系を用いた場合、前述の如く結像光学系6の焦点距離fが長くなると、レンズ面の面精度誤差は被走査面8上の結像位置ずれに敏感になるためにレンズ面の加工精度が厳しくなる。さらに第1、第2の結像レンズ6a,6bは高精細をねらって像面湾曲とfθ特性を良好に満足させるために非球面形状の加工が容易なプラスチック成形品で成形されているので、成形時のバラツキにより面精度誤差が大きくなってしまう。
ただし、上述したように第2の結像レンズ6bは色ずれの補正をするために姿勢を調整してしまうので、本実施例においては図3に示すように結像光学系6を参照用(工具用)の結像位置補正光学系13に置き換えて入射光学系11内を通過した光束の照射位置および結像位置の調整を次の如く行っている。ここで結像位置補正光学系13は実際の光走査で用いない被走査面上における光束のピント調整用の補正光学系である。
即ち、図3は本実施例の光束の照射位置および結像位置の調整時における主走査断面図である。同図において図2に示した要素と同一要素には同符番を付している。
同図において15は開口絞りの位置であり、図2では偏向面5aの位置に相当する。開口絞り15の開口部15aの主走査方向の長さは偏向面5aの主走査方向の長さと同じである。13は結像位置補正光学系であり、図2の結像光学系6に相当し、開口絞り15を通過した光束を後述する光学センサ14に結像させている。光学センサ14は感光ドラム面8と等価な位置に配置されており、焦点ずれを検出する焦点ずれ検出手段、もしくは照射位置を検出する照射位置検出手段の一要素を兼ね備えている。
本実施例においては焦点ずれ検出手段14からの信号に基づいて、主走査断面内のピント調整に関してはシリンドリカルレンズ7を第2の駆動手段7aにより図中矢印の如く光軸上所定方向へ移動させて行い、次いで副走査断面内のピント調整に関しては平凸レンズ3を第1の駆動手段3aにより図中矢印の如く光軸上所定方向へ移動させて行っている。
尚、本実施例では平凸レンズ3又は/及びシリンドリカルレンズ7を光軸方向に移動させて被走査面8上の結像位置の調整を行う工程(手段)を第1の工程(第1の調整手段)と称す。
さらに照射位置の調整に関しては、照射位置検出手段14からの信号に基づいて、平凸レンズ3を光軸に対して主走査方向(直交方向)に移動させ、入射光束がポリゴンミラーの偏向面に対して略中央から入射するように位置調整を行い、主走査方向のスポットが均一になるようにしている。また照射位置検出手段14からの信号に基づいて、平凸レンズ3を光軸に対して副走査方向に移動させることにより、副走査断面内における斜め入射角度θおよびポリゴンミラーへの入射高さの調整を行っている。
次いで第1の工程で被走査面8上の結像位置を調整した後、結像位置補正光学系13を結像光学系6に戻した状態で第2の結像レンズ6bを第3の駆動手段6b1により光軸に対して上下方向もしくは左右方向に移動、または光軸に対して回転させることにより、感光ドラム面8上への光束の照射位置の調整を行っている。即ち、各光走査装置内のレジストレーションの調整を行っている。
尚、第2の結像レンズ6bを光軸に対して移動、または回転させて各光走査装置内のレジストレーションの調整を行う工程(手段)を第2の工程(第2の調整手段)と称す。
ここでピント調整に入射光学系11の一要素を構成する平凸レンズ3とシリンドリカルレンズ7を用いる理由について説明する。
オーバーフィルド光学系においては、光スポットの被走査面8上の位置によりポリゴンミラー5に入射する光束の使用範囲が異なるため主走査方向のファーフィルドパターンが狭いと、図4に示すように被走査面8上の位置における光量の不均一が問題となる。実用上、軸上における光量と軸外における光量の変動を10%以下とすることが望ましく、これを実現する方法としては、例えばレーザチップの生産上で選別をかけて、光束の広がり角度のばらつきを抑えるか、主走査方向についてできるだけ暗い光学系、同図においては主走査方向のFナンバーをより小さくする暗い光学系とする必要がある。
一方、暗い光学系はレーザチップの発光量に対して使用している光量の効率であるカップリング効率が悪くなり、このまま通常の光学系で使用した場合には高出力のレーザチップが必要となり、実用上問題である。
そこで本実施例においては副走査方向のFナンバーを明るくすることで対応している。実際にはオーバーフィルド光学系においては結像光学系6を縮小光学系とする必要があり、このため副走査方向の絞りを広げて明るくし、入射光学系11の全長を長くして光量分布と光量のバランスを得ている。
一般的に主走査方向の調整敏感度βmは被走査面8上の主走査方向のFナンバーをfno1、入射光学系11の主走査方向におけるFナンバーをfno(主)とすると、以下のようになる。
βm=(fno1/fno(主)) ・・・・(1)
同様に副走査方向の調整敏感度βsは被走査面8上の副走査方向のFナンバーをfno3、入射光学系11の副走査方向におけるFナンバーをfno(副)とすると、以下のようになる。
βs=(fno3/fno(副))・ ・・(2)
また、被走査面8上における主走査方向のスポット径をφ(主)および副走査方向のスポット径をφ(副)とすると、一般的な走査光学系においては以下の関係がある。
φ(主)≦φ(副)≦1.2×φ(主)・・・(3)
スポット径と被走査面8上におけるFナンバーは比例関係が成り立つので条件式(3)は以下のように置き換えることができる。
fno1≦fnos≦1.2×fno1・・・(4)
入射光学系11が副走査方向において明るい系すなわち、
fno(副)<fno(主)・・・(5)
が成り立つときは、関係式(1)、(2)および条件式(4)の左の2式からβs>βmとなるので、平凸レンズ3を敏感な副走査方向の調整に使い、主走査方向のピント調整のためにシリンドリカルレンズ7を新たに追加するのが望ましい。ただし、敏感すぎると調整精度が厳しくなったり、環境変動による位置誤差などの影響を受けやすくなるため、主走査方向の敏感度の6倍程度に抑えることが望ましく、関係式(1)、(2)および条件式(4)の右の2式から
0<fno(主)/fno(副)<5.0・・・(6)
を満たすことが望ましい。
更に好ましくは条件式(6)を次の如く設定するのが良い。
1.0<fno(主)/fno(副)<5.0・・・(6a)
表1に本実施例における光学系における各レンズの光学配置、形状および屈折率を示す。

本実施例において入射光学系11は326mmと長く、主走査方向のFナンバーは13.8と暗い系である。また、副走査方向のFナンバーは8.0と明るい。主走査方向の全体倍率と副走査方向の全体倍率は14.7および60.9となり副走査方向の敏感度が主走査方向に対して4.1倍程度と調整に関して妥当なレベルである。ここで、入射光学系11における主走査方向のFナンバーと副走査方向のFナンバーの比率は1.72となり、条件式(6)を満足していることが分かる。
以上のように主走査方向に対して副走査方向の方が明るい入射光学系11を有するオーバーフィルド系の場合、平凸レンズ3で主走査断面内のピント調整を行うよりも、本実施例のように調整用レンズを新たに入れるほうが調整の敏感度を考慮すると望ましい。
このように本実施例においては上記の如く被走査面8上の結像位置の調整を行う際には、結像光学系6を実際の光走査では用いない結像位置補正光学系13と置き換えた状態において、平凸レンズ3又は/及びシリンドリカルレンズ7を変位させて、被走査面8上の結像位置の調整を行い、次いで結像位置補正光学系13を結像光学系6に戻した状態において、第2の結像レンズ6bを変位させて、各光走査装置内のレジストレーションの調整を行っている。
これにより本実施例においては結像光学系6のレンズの形状誤差や配置誤差等に伴う被走査面8上での走査線曲がりの敏感度を低減して、常に良好なる画像が得られるようにしている。
尚、本実施例においてはシリンドリカルレンズ7を光軸方向に移動させて主走査断面内のピント調整を行っているが、これに限らず、例えばシリンドリカルレンズ7を球面レンズに置き換えても良い。また本実施例においては平凸レンズ3を光軸方向に移動させて副走査断面内のピント調整を行っているが、これに限らず、例えばアナモフィックレンズ4を光軸方向に移動させて調整しても良く、または平凸レンズ3とアナモフィックレンズ4とを相対的に光軸方向に移動させて調整しても良い。
また本実施例においては結像光学系6を2枚のレンズより構成したが、これに限らず、例えば単一、もしくは3枚以上のレンズより構成しても良い。また結像光学系6を回折光学素子を含ませて構成しても良い。
[画像形成装置]
図5は、本発明の画像形成装置の実施例を示す副走査方向の要部断面図である。図において、符号104は画像形成装置を示す。この画像形成装置104には、パーソナルコンピュータ等の外部機器117からコードデータDcが入力する。このコードデータDcは、装置内のプリンタコントローラ111によって、画像データ(ドットデータ)Diに変換される。この画像データDiは、実施例1の図2に示した構成を有する光走査ユニット100に入力される。そして、この光走査ユニット100からは、画像データDiに応じて変調された光ビーム103が出射され、この光ビーム103によって感光ドラム101の感光面が主走査方向に走査される。
静電潜像担持体(感光体)たる感光ドラム101は、モータ115によって時計廻りに回転させられる。そして、この回転に伴って、感光ドラム101の感光面が光ビーム103に対して、主走査方向と直交する副走査方向に移動する。感光ドラム101の上方には、感光ドラム101の表面を一様に帯電せしめる帯電ローラ102が表面に当接するように設けられている。そして、帯電ローラ102によって帯電された感光ドラム101の表面に、前記光走査ユニット100によって走査される光ビーム103が照射されるようになっている。
先に説明したように、光ビーム103は、画像データDiに基づいて変調されており、この光ビーム103を照射することによって感光ドラム101の表面に静電潜像を形成せしめる。この静電潜像は、上記光ビーム103の照射位置よりもさらに感光ドラム101の回転方向の下流側で感光ドラム101に当接するように配設された現像器107によってトナー像として現像される。
現像器107によって現像されたトナー像は、感光ドラム101の下方で、感光ドラム101に対向するように配設された転写ローラ108によって被転写材たる用紙112上に転写される。用紙112は感光ドラム101の前方(図5において右側)の用紙カセット109内に収納されているが、手差しでも給紙が可能である。用紙カセット109端部には、給紙ローラ110が配設されており、用紙カセット109内の用紙112を搬送路へ送り込む。
以上のようにして、未定着トナー像を転写された用紙112はさらに感光ドラム101後方(図5において左側)の定着器へと搬送される。定着器は内部に定着ヒータ(図示せず)を有する定着ローラ113とこの定着ローラ113に圧接するように配設された加圧ローラ114とで構成されており、転写部から搬送されてきた用紙112を定着ローラ113と加圧ローラ114の圧接部にて加圧しながら加熱することにより用紙112上の未定着トナー像を定着せしめる。更に定着ローラ113の後方には排紙ローラ116が配設されており、定着された用紙112を画像形成装置の外に排出せしめる。
図5においては図示していないが、プリントコントローラ111は、先に説明したデータの変換だけでなく、モータ115を始め画像形成装置内の各部や、後述する光走査ユニット内のポリゴンモータなどの制御を行う。
本発明で使用される画像形成装置の記録密度は、特に限定されない。しかし、記録密度が高くなればなるほど、高画質が求められることを考えると、1200dpi以上の画像形成装置において本発明の実施例1の構成はより効果を発揮する。
本発明の実施例1のカラー画像形成装置の調整方法を用いたカラー画像形成装置の要部概略図 図1に示した光走査装置の主走査断面図 本発明の実施例1におけるピント調整を示す光学系の主走査断面図 オーバーフィルド光学系における光量低下の概念図 本発明の画像形成装置の実施例を示す副走査断面図 従来の光走査装置の要部概略図 オーバーフィルド光学系を用いた従来の光走査装置の主走査断面図 オーバーフィルド光学系を用いた従来の光走査装置の副走査断面図 従来のカラー画像形成装置の要部概略図
符号の説明
1 光源手段(半導体レーザー・半導体レーザーアレイ)
2 開口絞り
3 集光レンズ(コリメーターレンズ)
4 シリンドリカルレンズ
5 偏向手段(ポリゴンミラー)
6 結像光学系(fθレンズ)
7 調整レンズ
8 被走査面(感光体ドラム)
10 BDセンサ
61、62、63、64 光走査装置
21、22、23、24 像担持体(感光ドラム)
31、32、33、34 現像器
41、42、43、44 光ビーム
51 搬送ベルト
52 外部機器
53 プリンタコントローラ
60 カラー画像形成装置
100 光走査装置
101 感光ドラム
102 帯電ローラ
103 光ビーム
104 画像形成装置
107 現像装置
108 転写ローラ
109 用紙カセット
110 給紙ローラ
111 プリンタコントローラ
112 転写材(用紙)
113 定着ローラ
114 加圧ローラ
115 モータ
116 排紙ローラ
117 外部機器

Claims (5)

  1. 光源手段と、前記光源手段から出射された光束の状態を所定の状態に変換する入射光学系と、前記入射光学系にて変換された光束を反射偏向する偏向手段と、前記偏向手段の偏向面にて反射偏向された光束を被走査面上に結像させる結像光学系と、を含む光走査装置を複数有するカラー画像形成装置の調整方法であって、
    前記複数の光走査装置の各々の光走査装置は、前記偏向手段の偏向面に入射する光束の主走査方向の幅が前記偏向面の主走査方向の幅よりも広い状態で前記偏向手段の偏向面に入射し、かつ、前記光源手段から出射された光束が前記結像光学系を通過した後に前記偏向面に入射しており、
    前記複数の光走査装置の各々の光走査装置において、前記結像光学系を実際の光走査で用いない前記被走査面上における光束のピント調整用の補正光学系に置き換えた状態にて、前記光走査装置内の入射光学系の少なくとも一部の光学素子を前記入射光学系の光軸方向に変位させて、前記被走査面上における光束のピント調整を行う工程及び前記入射光学系の一部の光学素子を前記入射光学系の光軸と直交方向に移動させて、前記偏向手段の偏向面に入射する光束の照射位置を調整する工程を有する第1の工程と、
    前記第1の工程の後に、前記補正光学系を前記結像光学系に戻した状態で前記各々の光走査装置内の結像光学系の少なくとも一部の光学素子を前記結像光学系の光軸の直交方向に移動又は前記結像光学系の光軸に対して回転させて前記各々の光走査装置内のレジストレーションの調整を行う第2の工程と、を有することを特徴とするカラー画像形成装置の調整方法。
  2. 前記入射光学系の一部の光学素子を前記入射光学系の光軸と直交方向に移動させて、前記偏向手段の偏向面に入射する光束の照射位置を調整する工程は、前記入射光学系の一部の光学素子を副走査方向に移動させて、前記偏向手段の偏向面に入射する光束の副走査方向の照射位置を調整する工程であることを特徴とする請求項1に記載のカラー画像形成装置の調整方法。
  3. 前記入射光学系は、前記光源手段からの光束をカップリングする第1の光学系と、主走査断面内にのみパワーを有する第2の光学系と、主走査断面内と副走査断面内でパワーの異なるアナモフィックレンズとを有しており、
    前記第1の工程は、前記第1の光学系を前記入射光学系の光軸方向に変位させて被走査面上における光束の副走査断面内のピント位置を調整する工程と、前記第2の光学系を前記入射光学系の光軸方向に変位させて前記被走査面上における光束の主走査断面内のピント位置を調整する工程であることを特徴とする請求項1又は2に記載のカラー画像形成装置の調整方法。
  4. 前記入射光学系は、主走査断面内のFナンバーをfno(主)、副走査断面内のFナンバーをfno(副)とするとき、
    0<fno(主)/fno(副)<5.0
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のカラー画像形成装置の調整方法。
  5. 前記第1の工程を行う際に、前記偏向手段を取り外し、前記偏向面に相当する位置に開口部を有する開口絞りを配置して、前記結像光学系を前記補正光学系に置き換えた状態にて、前記光走査装置内の入射光学系の少なくとも一部の光学素子を前記入射光学系の光軸方向に変位させて、前記被走査面と等価な位置に配置された光学センサ上に結像される光束を検出して、前記被走査面上における光束のピント調整を行うことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載のカラー画像形成装置の調整方法。
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