JP4769170B2 - 通信規制装置 - Google Patents
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Description
また、特許文献2には、制御チャネルの混雑度に応じた規制を行う技術が記載されている。さらに、特許文献3には、アクセス規制を行う場合に、許容トラヒック値を一定値にせず、時々刻々と変化するトラヒック分布、その変化に伴う伝搬条件の変動に適応したアクセス規制をかける技術が記載されている。特許文献4には、呼数を着信先毎にカウントし、呼数が所定の閾値を越えた場合には呼接続の規制を行う技術が記載されている。
(システム全体の構成)
図1は、本発明の実施形態による通信規制装置を採用して構成した通信システムの例を示すブロック図である。同図においては、通信システム内に、複数のコアネットワーク装置(SGSN)101、102と、複数の無線装置(RNS)201〜204とが設けられている。本例では、コアネットワーク装置101、102が通信規制装置として作用する。
無線装置201〜204は、移動パケット通信のGPRS(3GPP23.060)における無線装置である。これら無線装置201〜204は、無線出力やチャネルの制御などを行う機能を有している。これら無線装置201〜204は、CPU、メモリ、入出力デバイス等を有する一般的なサーバ装置を用いて構成することができる。
また、これら無線装置201〜204が図示せぬ無線基地局を制御することによって、無線エリア301〜304がそれぞれ形成される。形成された無線エリア内に位置している(すなわち在圏している)移動通信装置10は、他の無線エリアに在圏している装置等と通信を行うことができる。移動通信装置10は、例えば、周知の携帯電話装置である。
この輻輳レベルに関する情報を無線装置から取得することにより、コアネットワーク装置101、102は、通信規制時間を適切に制御することができる。
図2には、コアネットワーク装置101に保持されている、規制情報テーブルと、規制時間管理テーブルとが示されている。規制情報テーブルは、ユーザ毎に、通信規制するかどうかを定めたテーブルである。本例の規制情報テーブルは、ユーザAが使用する移動通信装置10について規制を行うため「対象」になっており、規制開始時刻は「13:17」である。一方、ユーザBが使用する移動通信装置(図示せず)については規制を行わないため「非対象」になっている。なお、「非対象」の場合には規制開始時刻に何も設定しないこととすれば、「規制対象」の項目を設ける必要がなくなり、テーブルの容量を小さくすることができる。
無線装置は、輻輳レベルの変化を定期的に検出し、そのレベルをSGSNに通知する。例えば、図3に示されているように、無線装置が輻輳レベルの変化を検出すると(ステップS301)、輻輳通知を送信してコアネットワーク装置に輻輳レベルを通知する(ステップS302)。この輻輳通知を受取ったコアネットワーク装置は、輻輳通知応答を返した後(ステップS303)、該当無線装置の輻輳レベルに応じた規制時間を自装置に保持する(ステップS304)。
以下、図5及び図6を参照して、本システムの動作について説明する。
図5において、移動通信装置10から呼接続の要求信号すなわち発信要求(ACTIVATE PDP CONTEXT REQUEST)が送信されると、無線装置201を経由してコアネットワーク装置101によって受信される(ステップS401)。
コアネットワーク装置101では、通信の種別や加入者情報を参照し、通信の優先度を判定する(ステップS402)。
判定した結果、規制時間の登録が無い場合、規制対象とせず発信を許容する(ステップS405)。一方、規制時間の登録がある場合、さらに該当ユーザの加入者情報に規制開始時刻が登録されているかを判定する(ステップS406)。
ステップS406の判定の結果、規制開始時刻が登録されている場合、現在時刻を取得する(ステップS409)。本例では、現在時刻「13:20」を取得する。次に、規制開始時刻に規制時間を加えたものと現在時刻とを大小比較する(ステップS410)。そして、前者が小である場合は規制時間満了後であり、規制対象とせず、発信を許容する(ステップS411)。なお、規制開始時刻の情報は削除される。
図5及び図6を参照して説明した処理においては、規制時刻満了後に1回の発信を許容し、その後に該当無線装置が混雑している場合には再度規制されることとなる。
以上説明したシステムを採用する場合、各コアネットワーク装置におけるシステム時刻の不一致が問題となる。この問題について図7を参照して説明する。ここでは、真の時刻は「13:20」であるのに、移動先の無線エリアに対応するコアネットワーク装置のシステム時刻が1時間遅れている場合について説明する。以下の説明では、移動通信装置の移動前の無線エリアに対応する装置を(旧)、移動後の無線エリアに対応する装置を(新)、と区別して表記する。
以上のように、規制経過時間を通知して規制開始時刻を算出して規制を行うので、システム時刻が真の時刻と一致していない場合でも、過規制になったり、規制時間が不足したり、ということはなく、正しい規制時間による通信規制を行うことができる。
図10は、上述した加入者情報転送応答の信号形式の例を示す図である。上述した処理において、加入者情報転送応答により、加入者を識別するためのIDや、加入者情報が、(旧)コアネットワーク装置101から(新)コアネットワーク装置102に通知される。
本例では、3GPP23.060のSGSN Context Response(Table 27:Information Elements in a SGSN Context Response)に準拠し、該当信号のPrivate Extension部分、もしくは、Private Extension以外の部分に、同図中の新規パラメータPを設定する。すなわち、同図において、新規パラメータPは、「規制経過時間」を示す値である「パラメータID」(Oct1)と、16ビットで「0分」から「65535分」までのいずれかの時間値を示す「時間」(Oct2及びOct3)とから構成されている。このような形式で通知を行うため、3GPPに準拠した通信システムとの互換性を保つことができる。
以上のように、移動通信装置が他の通信エリアに移動した場合、コアネットワーク装置のシステム時刻と規制開始時刻との差である規制経過時間を、移動先の通信エリアに対応するコアネットワーク装置へ通知することにより、移動先の通信エリアに対応するコアネットワーク装置において、正しい規制時間による通信規制を行うことができる。
なお、上記の例では、コアネットワーク装置が通信規制装置としての機能を有する場合について説明したが、これに限らず通信規制装置としての機能を有する専用装置を通信システム内に設けてもよい。
101、102 コアネットワーク装置
201、202、203、204 無線装置
301、302、303、304 無線エリア
Claims (3)
- 自装置に対応する通信エリアに在圏している移動通信装置による通信の混雑度に応じて通信規制を行う通信規制装置であって、前記移動通信装置が他の通信エリアに移動した場合、自装置のシステム時刻と規制開始時刻との差である規制経過時間を、移動先の通信エリアに対応する通信規制装置へ通知する規制経過時間情報通知手段を含むことを特徴とする通信規制装置。
- 自装置に対応する通信エリアに在圏している移動通信装置による通信の混雑度に応じて通信規制を行う通信規制装置であって、前記移動通信装置が自装置に対応する通信エリアに移動した場合、システム時刻と規制開始時刻との差である規制経過時間を、移動元の通信エリアに対応する通信規制装置から取得する規制経過時間情報取得手段と、前記規制経過時間情報取得手段によって取得した規制経過時間を用いて通信規制を行う通信規制手段とを含むことを特徴とする通信規制装置。
- 前記通信規制手段は、自装置において保持している通信規制時間から前記規制経過時間を減じた時間だけ通信規制を行うことを特徴とする請求項2記載の通信規制装置。
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