JP4769088B2 - ロックアップダンパ装置のダンパスプリング - Google Patents

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本発明はトルクコンバータのロックアップダンパ装置において、両端にスプリングシートを取付けたダンパスプリングに関するものである。
トルクコンバータとは周知の通りエンジンの動力を、作動流体を媒体としてトランスミッションへ伝えることが出来る一種の継手であり、エンジンによって回されるポンプインペラ、そして該ポンプインペラの回転により送り出される作動流体の動きを受けて回るタービンランナ、さらにタービンランナから出た作動流体の向きを変えてポンプインペラへ導くステータから構成されている。
そこで、これらポンプインペラ、タービンランナ、及びステータには複数枚のブレードが所定の角度をもって一定間隔で配列されている。トルクコンバータ内に封入されている作動流体は、ポンプインペラからその各ブレードを介して外周方向へ送り出され、トルクコンバータのケース内壁を伝い、タービンランナのブレードに当って該タービンランナをポンプインペラと同方向に回す働きをする。又タービンランナに当たってから送り出される作動流体は、ステータのブレードに当たってポンプインペラの回転を助長する方向に流れ方向が変えられ、再び内周からポンプインペラに流入する。
図4は従来の一般的なトルクコンバータの断面を示している。同図の(イ)はポンプインペラ、(ロ)はタービンランナ、(ハ)はステータ、そして(ニ)はピストンをそれぞれ示し、これらはトルクコンバータ外殻(ム)内に収容されている。そこでエンジンからの動力を得てフロントカバー(ホ)が回転し、該フロントカバー(ホ)と一体となっているポンプインペラ(イ)が回転し、その結果、作動流体を媒介としてタービンランナ(ロ)が回る。
そしてタービンランナ(ロ)のタービンハブ(ヘ)には軸(図示なし)が嵌って、タービンランナ(ロ)の回転をトランスミッション(図示なし)へ伝達することが出来る。トルクコンバータは一種の流体クラッチである為、ポンプインペラ(イ)の回転速度が低い場合には、タービンランナ(ロ)の回転を停止することが出来(車を停止することが出来)、しかしポンプインペラ(イ)の回転速度が高くなるに従ってタービンランナ(ロ)は回り始め、さらに高速になるに従ってタービンランナ(ロ)の速度はポンプインペラ(イ)の回転速度に近づく。しかし作動流体を媒介としているトルクコンバータでは、タービンランナ(ロ)の回転速度はポンプインペラ(イ)と同一速度にはなり得ない。
そこで、同図にも示しているようにトルクコンバータ外殻(ム)内にはピストン(ニ)が設けられていて、タービンランナ(ロ)の回転速度が所定の領域を越えた場合には、該ピストン(ニ)が軸方向に移動してフロントカバー(ホ)に係合するように作動することが出来る。ピストン外周には摩擦材(ト)が取り付けられている為に、該ピストン(ニ)は滑ることなくフロントカバー(ホ)と同一速度で回転することが出来る。そして、このピストン(ニ)はタービンランナ(ロ)と連結していて、タービンランナ(ロ)はピストン(ニ)によって回されることになり、エンジンからの動力をトランスミッションへ、流体を介することによるロスを伴うことなくほぼ100%の高効率で伝達することが出来る。
このように、タービンランナ(ロ)の回転速度が高くなって、ある条件になった時にピストン(ニ)はフロントカバー(ホ)に係合して、作動流体を媒体としないでタービンランナ(ロ)を直接回転駆動させることが出来る。しかし係合前は、タービンランナ(ロ)とフロントカバー(ホ)の回転速度は完全に同一ではなく、ピストン(ニ)がフロントカバー(ホ)に係合することで、速度差に基づく衝撃が発生する。この係合時の衝撃を緩和し、一方では係合後にエンジンのトルク変動を伝えない為にピストン(ニ)とタービンランナ(ロ)との間にはダンパスプリング(チ)、(チ)…、を備えたロックアップダンパ装置(ヌ)が取り付けられている。
したがって、タービンランナ(ロ)と共に同一速度で回転しているピストン(ニ)が僅かに速いフロントカバー(ホ)に係合する際、ピストン(ニ)の速度は瞬間的に高くなってタービンランナ(ロ)をより速く回そうとするトルクが作用する。この衝撃的トルクをダンパスプリング(チ)、(チ)…が圧縮変形して吸収するように構成されている。ピストン(ニ)はタービンランナ(ロ)のタービンハブ(ヘ)に同軸を成して取り付けられているが、ダンパスプリング(チ)、(チ)…の圧縮変形によって上記タービンランナ(ロ)と位相差を生じることが出来る構造となっている。
従来において、ロックアップダンパの構造は色々知られているが、例えば特開平10−169714号に係る「ダンパー機構」は、広い捩れ角特性確保の為に中間部材を介して直列に連結された複数の弾性部材(ダンパスプリング)を外周部に配置したダンパー機構で、中間部材を含む弾性部材の連結部分の移動を規制し、ダンパー特性を安定させることを目的としている。
そこで、該ロックアップダンパ機構は、リティニングプレートと、ドリブン部材と、外周部において直列に配置されるコイルスプリング(ダンパスプリング)と、中間部材と、中間部材の軸方向の移動を規制する押さえプレートとを備えている。コイルスプリングは、リティニングプレートとドリブン部材とを弾性的に連結する。この場合、中間部材は、リティニングプレート及びドリブン部材に対して相対回転可能で、コイルスプリング間に配置される中間支持部と、中間支持部の径方向外側への移動を規制する環状の連結部とを有している。
複数のコイルスプリング(ダンパスプリング)が中間部材を介して直列に連結されることで捩れ角が大きく成って、ピストン(リティニングプレート)がフロントカバーに係合する際の衝撃を一段と緩和することが出来、トランスミッションへの伝達トルクの変動が小さくなる。
ところが、ピストン(リティニングプレート)がフロイントカバーに係合する際にはダンパスプリングが圧縮変形するが、ピストン外周に沿って配置されているダンパスプリングは圧縮変形に際してピストン外周と擦れ合い、動力の損失を招く。又、隣り合うダンパスプリング間に介在する中間支持部を有す中間部材はダンパスプリングの伸縮変形と共に相対回転する。そして、該中間部材はスペーサーにて位置決めされているが、回転に伴う滑り摩擦によって伝達動力の損失が発生する。ダンパスプリング及び中間部材の摩擦に伴う動力損失のみならず、ダンパスプリングのバネ特性に影響して伸縮変形に影響を与える。
図5は中間部材(カ)を備えたロックアップダンパ装置(ヌ)を表している。該ロックアップダンパ装置(ヌ)では、ピストン(ニ)の外周にダンパスプリング(チ)、(チ)・・が直列状態で配置され、ダンパスプリング(チ)、(チ)・・はピストン(ニ)から外れないように、ピストン外周には概略「ヘ」形断面の拘束部(レ)を形成している。
このロックアップダンパ装置(ヌ)では、ダンパスプリング(チ)、(チ)・・がピストン外周の拘束部(レ)に配置される為に、トルクコンバータの高速回転に伴う遠心力は大きくなり、該ダンパスプリング(チ)、(チ)・・は拘束部(レ)に強く押圧される。そして、この状態でダンパスプリング(チ)、(チ)・・は変形するが、伸縮変形に伴ってピストン(ニ)との間に滑りが発生し、摩擦損失を生じる。
同図に示すロックアップダンパ装置(ヌ)は、2本のダンパスプリング(チ)、(チ)が回転自在に取付けられた中間部材(カ)の中間支持部(リ)を間にして直列状態に配置されている。そして、円盤状の押えプレート(ソ)がピストン(ニ)にリベット止めされ、押えプレート(ソ)の外周にはバネ押え(ツ)、(ツ)・・が突出して設けられ、連結状態にあるダンパスプリング(チ)、(チ)・・の先端に当っている。すなわち、バネ押え(ツ)、(ツ)・・間には連結状態にある2本のダンパスプリング(チ)、(チ)・・が介在している。
そして、同図には図示していないが、バネ押え(ツ)、(ツ)・・の位置にはタービンランナ(ロ)から延びるバネ受けが設けられている。従って、連結状態にある2本のダンパスプリング(チ)、(チ)は押えプレート(ソ)のバネ押え(ツ)、(ツ)・・とバネ受けとで挟まれている。その為に、回転速度が高くなってピストン(ニ)がフロントカバーに係合する際には、バネ押え(ツ)、(ツ)・・とバネ受けとで挟まれたダンパスプリング(チ)、(チ)・・は圧縮変形して衝撃を吸収し、タービンランナ(ロ)へ衝撃が伝わらないように成っている。
図6は先端にスプリングシート(オ)を取付けたダンパスプリング(チ)の一部を表している。該ダンパスプリング(チ)はその先端のコイル径を小さくしてスプリングシート(ル)のピン(ワ)を嵌めた状態で取付けているが、該ダンパスプリング(チ)の伸縮に伴ってダンパスプリング自身もピストン(ニ)に接して擦れ合うが、スプリングシート(ル)のツバ(ヨ)も擦れ合う。その結果、スプリングシート(オ)がダンパスプリング(チ)から外れてしまう。すなわち、ロックアップダンパ装置が高速回転することで大きな遠心力が発生し、この遠心力に伴ってダンパスプリング(チ)及びスプリングシート(オ)はピストン(ニ)と接して擦れ合うことに成る。
特開平10−169714号に係る「ダンパー機構」
このように従来のロックアップダンパ装置に取付けられるダンパスプリングには上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこの問題点であり、ダンパスプリングの伸縮に伴ってピストンと擦れ合ってもスプリングシートが外れることのなく、安定したダンパ機能を発揮することが出来るダンパスプリングを提供する。
本発明に係るトルクコンバータのロックアップダンパ装置を構成するダンパスプリングは、従来通りその先端にはスプリングシートを取付けている。該スプリングシートはダンパスプリングをバネ受けとバネ押えにて挟む場合に安定した当接状態を確保することが出来る。そして、該スプリングシートは大径円盤のツバと小径軸のピンとを有し、ピンの外周には必要に応じて樹脂層が設けられ、本発明のダンパスプリングは上記ツバとピンが共に先端部のスプリング内径に嵌合出来る形状と成っている。
すなわち、スプリングシートはダンパスプリング端面から突出することなく、その為に、ダンパスプリングの両端はそのコイル径を大きくして大径円盤形状のツバが嵌合し、2〜3巻き目が絞られてコイル径を小さくし、小径軸と成るピンを嵌合している。ただし、両端部を除いたダンパスプリングのコイル径の大きさに関しては特に限定しないことにする。そして、本発明に係るダンパスプリングはロックアップダンパ装置に取付けられるが、ロックアップダンパ装置の形式及び構造は制約されず、あらゆるロックアップダンパ装置に使用することが出来る。
本発明のダンパスプリングはロックアップダンパ装置に取付けられ、ピストンがフロントカバーに係合する際の衝撃トルクを吸収することが出来、又エンジンのトルク変動を吸収してトランスミッションへ動力の伝達を行うことが出来る。そして、トルクコンバータの高速回転に伴って発生する遠心力の影響で、ダンパスプリングはピストンに接し、この状態でダンパスプリングが伸縮すれば該ピストンと擦れ合う。
しかし、ダンパスプリングの両端に取付けているスプリングシートはスプリング穴に嵌合し、その為にスプリングシートはピストンと擦れ合うことはなく、外れることもない。特に、小径軸部の外周に樹脂層が設けられることでスプリングコイルと噛合って外れ防止効果を向上する。従って、安定したダンパ機能を発揮することが出来る。一方、スプリングシートはダンパスプリングのスプリング内径に嵌合して両端から突出しない為に、バネ受けとバネ押えに挟まれるダンパスプリングはその分だけ長くなり、ロックアップダンパ装置の機能は向上する。
図1は本発明に係るダンパスプリングを備えたロックアップダンパ装置を示す実施例であり、(a)は正面図、(b)は断面図を示している。このロックアップダンパ装置1はピストン2の外周に6本のダンパスプリング3,3・・と2本の補助ダンパスプリング4,4を配置している。そしてピストン2の外周部にはリング状のプレート5がリベット6,6・・を介して取着されている。
ところで、上記リング状のプレート5には収容空間8,8・・が形成され、各収容空間8,8・・の間にはバネ受け7,7・・が設けられている。そこで、ダンパスプリング3,3・・及び補助ダンパスプリング4,4は上記収容空間8,8・・に収容され、バネ受け7,7・・によって挟まれている。
ピストン2の外周には拘束部9が設けられて、ダンパスプリング3,3・・及び補助ダンパスプリング4,4を抱き込み、そしてプレート5には内側ガイド10,10・・が収容空間8,8・・の部位に起立している。収容空間8,8・・に嵌っているダンパスプリング3,3・・及び補助ダンパスプリング4,4は、上記拘束部9と内側ガイド10にて挟み込まれ、そして両端はバネ受け7,7・・によって位置決めされている。
このように取付けられたダンパスプリング3,3・・はピストン2の中心に対して対称位置に配置され、同じく補助ダンパスプリング4,4もピストン2の中心に対して対称となっている。このようにダンパスプリング3,3・・及び補助ダンパスプリング4,4を取付けたロックアップダンパ装置1は、前記図4に示すようにトルクコンバータのタービンハブ(ヘ)に取付けられる。そして、タービンランナ(ロ)に取着されたバネ押え(ル)はバネ受け7と重なり合って配置され、ロックアップダンパ装置1のピストン2がフロントカバー(ホ)に係合する際には、バネ受け7,7・・とバネ押え(ル)、(ル)・・にて挟まれたダンパスプリング3,3・・は圧縮変形する。
ところで、上記ダンパスプリング3,3・・及び補助ダンパスプリング4,4の両端にはスプリングシート11,11・・が取付けられ、バネ受け7,7・・に当接している。図2はスプリングシート11を先端に取付けたダンパスプリング3の一部を表している。
図2(a)はダンパスプリング3の外径Bは先端の第1コイル12のコイル外径Aより大きく成っており、第2コイル13の外径Cは第1コイル外径Aより小さく成っている。図2(b)のダンパスプリング3の場合には、その外径Bは先端の第1コイル12のコイル外径Aより小さく成っており、第2コイル13の外径Cは第1コイル外径Aより小さく成っている。
ところで、該ダンパスプリング3の先端にはスプリングシート11が取付けられているが、該スプリングシート11はダンパスプリング3のスプリング内径14に嵌っている。スプリングシート11はツバ付きピンとして構成され、ツバ15は第1コイル12の内径に嵌合し、ピン16は第2コイル13の内径に嵌合して取付けられている。
このようにスプリングシート11はダンパスプリング3の先端にスプリング内径に嵌った状態で取付けられ、ツバ15が第1コイル12の内径に嵌合することで、図1に示すロックアップダンパに組み付けられた場合にピストン2と接することはない。勿論、ピストン2がフロントカバーに係合する際に伸縮してもスプリングシート11のツバ15がピストン2と擦れ合うことはなく、その為にダンパスプリング3から離脱することはない。
そして、スプリングシート11のツバ15の厚さはダンパスプリング3のコイル線径と同一寸法と成っている。従って、図2(a)、(b)のようにダンパスプリング先端に取付けられた場合、ツバ15の表面17はダンパスプリング3の先端18と同一面と成る。第2コイル13は外径を小さくすると共に第1コイル12との間に隙間を残さないで巻かれ、その為に第2コイル13に当接して位置決めされたツバ15の表面17は先端18と一致する。
そこで、図1に示すロックアップダンパ装置1に組み込まれてプレート5のバネ受け7,7に挟まれたダンパスプリング3は、スプリングシート11,11のツバ15,15が当接すると共に、ダンパスプリング3の両先端18,18がバネ受け7,7に当接することになる。従って、ダンパスプリング3の伸縮動作は安定し、しかもダンパスプリング3の全長を有効に活用した伸縮動と成っている。すなわち、従来のようにツバを先端から突出した状態でスプリングシートを取付けるならば、該ツバの厚さ分だけはダンパスプリング3の長さが短く成ってしまう。
図3はスプリングシート11を示している他の実施例である。基本的な形態は前記図2に示したスプリングシートと同じであって、ピン16の一端に外径を大きくした円盤状のツバ15を有している。そして、ピン16の外周には軟質樹脂をコーティングした樹脂層19を設けている。ピン16の外周にはネジ溝などで凹凸面が形成され、この凹凸面に樹脂がコーティングされて樹脂層19が設けられている。従って、該スプリングシート11をダンパスプリング3に取付けるならば、樹脂層19が第2コイル13と噛合って固定される。
ところで、前記図2のダンパスプリング3では、第2コイル13だけが絞られて小径と成っているが、第3コイルも小径としてピン16が嵌合出来るように構成する場合もある。
本発明のダンパスプリングを備えたロックアップダンパ装置。 スプリングシートを取付けたダンパスプリングの一部。 ピン外周に樹脂層を設けたスプリングシート。 一般的なトルクコンバータ。 ロックアップダンパ装置。 従来のダンパスプリング。
符号の説明
1 ロックアップダンパ装置
2 ピストン
3 ダンパスプリング
4 補助ダンパスプリング
5 プレート
6 リベット
7 バネ受け
8 収容空間
9 拘束部
10 内側ガイド
11 スプリングシート
12 第1コイル
13 第2コイル
14 スプリング内径
15 ツバ
16 ピン
17 表面
18 先端
19 樹脂層





Claims (4)

  1. トルクコンバータ内に収容され、タービンランナとピストンとを弾性的に連結し、上記ピストンが係合したロックアップ状態においてはエンジンのトルク変動を吸収するロックアップダンパのダンパスプリングにおいて、該ダンパスプリングの両端にはスプリングシートを取付け、上記ダンパスプリングの両端における第1コイルの外径を大きくすると共に第2コイルを絞って外径を小さくし、上記スプリングシートはピンの一端に外径を大きくした円盤状のツバを形成し、このスプリングシートのピンを第2コイルの内径に嵌合すると共に、ツバを第1コイルの内径に嵌めて取付けたことを特徴とするロックアップダンパ装置のダンパスプリング。
  2. トルクコンバータ内に収容され、タービンランナとピストンとを弾性的に連結し、上記ピストンが係合したロックアップ状態においてはエンジンのトルク変動を吸収するロックアップダンパのダンパスプリングにおいて、該ダンパスプリングの両端にはスプリングシートを取付け、上記ダンパスプリングの両端における第1コイルの外径を大きくすると共に第2コイル及び第3コイルを絞って外径を小さくし、上記スプリングシートはピンの一端に外径を大きくした円盤状のツバを形成し、このスプリングシートのピンを第2コイルと第3コイルの内径に嵌合すると共に、ツバを第1コイルの内径に嵌めて取付けたことを特徴とするロックアップダンパ装置のダンパスプリング。
  3. 上記スプリングシートのピン外周に軟質樹脂層を設けた請求項1、又は請求項2記載のロックアップダンパ装置のダンパスプリング。
  4. 上記スプリングシートの厚さをコイル線径と同一寸法にした請求項1、請求項2、又は請求項3記載のロックアップダンパ装置のダンパスプリング。
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