JP4768077B1 - パイプカッタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】中心軸を有しないメインギア7及びカム取付けギア8が、第1のピニオン11と第2のピニオン14aと第3のピニオン14bと第4のピニオン15と第5のピニオン18とを介して、独立的に回転させられ、メインギア7と第1のピニオン11の組み合せの減速比に対して、第1のピニオン11に対するカム取付けギア8の減速比の差を利用して、メインギア7が1回転する間に連続的に少しずつ、カム取付けギア8がメインギア7対して相対的にずれていき、最終的にカム取付けギア8と、カム取付けギア8に固定された第1のカム10が、メインギア7対して相対的に1回転する構成とする。
【選択図】図6
Description
この為、刃物がパイプを1回転する間に刃物がパイプに切り込んでいく深さが同一の条件の場合、バイプの肉厚が2倍になれば、カム取付けギアの歯数を2倍にしなければ、パイプを最後まで切断することが出来ないという問題があった。
該第1のピニオンと噛合され前記筐体に回転自在に装着されたメインギアと、
該メインギアと回転面を平行にかつ回転中心を同心としてかつ独立に回転可能に前記筐体に装着され前記メインギアのピッチ円直径が同一ではないギア歯を有するカム取付けギアと、
該カム取付けギアの内壁に沿って固定されたカムと、
前記カム取付けギアに噛合され前記筐体に回転自在に軸支された第2のピニオンと、
該第2のピニオンと同一軸で連結固定され、同時に回転する第3のピニオンと、
該第3のピニオンに噛合され前記筐体に回転自在に軸支された第4のピニオンと、
該第4のピニオンに噛合され、及び前記メインギアに噛合され、尚且つ前記筐体に回転自在に軸支された第5のピニオンと、
前記メインギアの中心部に設けられた開口部を通して被切断パイプが通過するように該被切断パイプを着脱自在に保持するパイプ固定用チャックと、
前記カムのカム面に追従して回動するカムフォアを有し前記メインギアの平面部に直線運動可能に配設されたメインホルダと、
該メインホルダに固定されたカッタ刃と、
を具備することを特徴とするパイプカッタを提供する。
該第1のピニオンと噛合され前記筐体に回転自在に軸支された第5のピニオンと、
該第5のピニオンに噛合され前記筐体に回転自在に装着されたメインギアと、
該メインギアと回転面を平行にかつ回転中心を同心としてかつ独立に回転可能に前記筐体に装着され前記メインギアのピッチ円直径が同一ではないギア歯を有するカム取付けギアと、
該カム取付けギアの内壁に沿って固定されたカムと、
前記第1のピニオンに噛合され前記筐体に回転自在に軸支された第3のピニオンと、
該第3のピニオンと同一軸で連結固定され、同時に回転する第2のピニオンと、
前記第2のピニオンに噛合された前記カム取付けギアと、
前記メインギアの中心部に設けられた開口部を通して被切断パイプが通過するように該被切断パイプを着脱自在に保持するパイプ固定用チャックと、
前記カムのカム面に追従して回動するカムフォアを有し前記メインギアの平面部に直線運動可能に配設されたメインホルダと、
該メインホルダに固定されたカッタ刃と、
を具備することを特徴とするパイプカッタを提供する。
図3は、本発明の実施例1のパイプカッタの正面図である。図4は、本発明の実施例1のパイプカッタの裏面図である。図5は、本発明の実施例1のパイプカッタの要部正面図である。図6は、本発明の実施例1のパイプカッタのA−A´断面図である。図7は、図6に示した本発明の実施例1のパイプカッタの一部を分解して示した拡大分解断面図である。図8は、本発明の実施例1のパイプカッタの動作を説明する正面図で(a)切断開始時の状態及び(b)切断途中の回転方向を示す図である。図9は、本発明の実施例1のパイプカッタの動作を説明する図で(a)切断終了時の状態を示す正面図及び(b)a部拡大図である。本発明の実施例1のパイプカッタは、図6に示したように、第1の筐体1及び第2の筐体2が接続、結合されて全体として一つの筐体を形成している。第1の筐体1の中心部には孔1aが形成され、この孔1aの中心部には、パイプ固定用チャック24が固定されており、その周囲には第1の主ベアリング取付けリング3が第1の筐体1に固定されている。図5は図3に示したメインホルダ20が1/3回転した状態での要部を示す。図6は、図3に示すA−A´線のAを上側としA´を下側として描いてある。
本実施例のパイプカッタにおいては、回転機構として、複数のピニオン(第1〜第5のピニオン11、14a、14b、15、18)を介して中心軸を有しない2つのギア(メインギア7、カム取付けギア8)が独立的に回転させられ、メインギア7と、第1のピニオン11の組み合せの減速比に対して、第1のピニオン11に対するカム取付けギア8の減速比の差を利用して、メインギア7が1回転する間に連続的に少しずつ、カム取付けギア8がメインギア7対して相対的にずれていき、最終的にカム取付けギア8と、カム取付けギア8に固定された第1のカム10が、メインギア7対して相対的に1回転する原理を利用している。
本発明の実施例1のパイプカッタによれば、円滑に動作し、機械的摩耗が少なく、耐久性が良く、肉厚の厚いパイプを切る事が可能で、小形化を実現することが出来る。
1a 孔
2 第2の筐体
3 第1の主ベアリング取付けリング
4 第2の主ベアリング取付けリング
5 主ベアリング
6 スラストベアリング
7 メインギア
7a 孔
7b 平面部
8 カム取付けギア
9 第1のベアリング
10 第1のカム
10a カム始点
10b カム終点
10c カムテーパー面
11 第1のピニオン
12 第2のベアリング
13 プーリ
14 リンクギア
14a 第2のピニオン
14b 第3のピニオン
15 第4のピニオン
15a 軸
16 第3のベアリング
17 第4のベアリング
18 第5のピニオン
18a 軸
19 コイルばね
20 メインホルダ
20a 第2のメインホルダ
20b 旧型メインホルダ
21 カッタ刃取付け部材
21a 第2のカッタ刃取付け部材
22 カムフォア
22a 第2のカムフォア
23 カッタ刃
23a 第2のカッタ刃
24 パイプ固定用チャック
25 被切断パイプ
26 第2のカム
27 第5のベアリング
28 両ギア共用ピニオン
29 ホルダ軸
30 第6のベアリング
Claims (6)
- 筐体に回転自在に軸支され回転駆動手段により回転駆動される第1のピニオンと、
該第1のピニオンと噛合され前記筐体に回転自在に装着されたメインギアと、
該メインギアと回転面を平行にかつ回転中心を同心としてかつ独立に回転可能に前記筐体に装着され前記メインギアのピッチ円直径が同一ではないギア歯を有するカム取付けギアと、
該カム取付けギアの内壁に沿って固定されたカムと、
前記カム取付けギアに噛合され前記筐体に回転自在に軸支された第2のピニオンと、
該第2のピニオンと同一軸で連結固定され、同時に回転する第3のピニオンと、
該第3のピニオンに噛合され前記筐体に回転自在に軸支された第4のピニオンと、
該第4のピニオンに噛合され、及び前記カム取付けギアに噛合され、尚且つ前記筐体に回転自在に軸支された第5のピニオンと、
前記メインギアの中心部に設けられた開口部を通して被切断パイプが通過するように該被切断パイプを着脱自在に保持するパイプ固定用チャックと、
前記カムのカム面に追従して回動するカムフォアを有し前記メインギアの平面部に直線運動可能に配設されたメインホルダと、
該メインホルダに固定されたカッタ刃と、
を具備することを特徴とするパイプカッタ。 - 前記カム取付けギアが、前記第2のピニオンと前記第3のピニオンと前記第4のピニオンと前記第5のピニオンとを介して、前記メインギアより回転駆動力を受けて、メインギアと共に回転することを特徴とする請求項1記載のパイプカッタ。
- 筐体に回転自在に軸支され回転駆動手段により回転駆動される第1のピニオンと、
該第1のピニオンと噛合され前記筐体に回転自在に軸支された第5のピニオンと、
該第5のピニオンに噛合され前記筐体に回転自在に装着されたメインギアと、
該メインギアと回転面を平行にかつ回転中心を同心としてかつ独立に回転可能に前記筐体に装着され前記メインギアのピッチ円直径が同一ではないギア歯を有するカム取付けギアと、
該カム取付けギアの内壁に沿って固定されたカムと、
前記第1のピニオンに噛合され前記筐体に回転自在に軸支された第3のピニオンと、
該第3のピニオンと同一軸で連結固定され、同時に回転する第2のピニオンと、
前記第2のピニオンに噛合された前記カム取付けギアと、
前記メインギアの中心部に設けられた開口部を通して被切断パイプが通過するように該被切断パイプを着脱自在に保持するパイプ固定用チャックと、
前記カムのカム面に追従して回動するカムフォアを有し前記メインギアの平面部に直線運動可能に配設されたメインホルダと、
該メインホルダに固定されたカッタ刃と、
を具備することを特徴とするパイプカッタ。 - 前記カム取付けギアが、前記第2のピニオンと前記第3のピニオンを介して、前記第1のピニオンより回転駆動力を受け、同時に前記メインギアが、前記第5のピニオンを介して、前記第1のピニオンより回転駆動力を受けてカム取付けギアと共に回転することを特徴とする請求項3に記載のパイプカッタ。
- 前記カム取付けギアと、該カム取付けギアに噛合された第2のピニオンが、他のギアと違うモジュールでも動作可能とすることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のパイプカッタ。
- 前記カム取付けギアに対し、前記カムと前記カムフォアと前記メインホルダと前記カッタ刃の組み合わせが、複数組配設され、複数のカッタ刃で同時にパイプの切削を行うことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のパイプカッタ。
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JP2010212865A JP4768077B1 (ja) | 2010-09-22 | 2010-09-22 | パイプカッタ |
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Publications (2)
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JP2012066338A JP2012066338A (ja) | 2012-04-05 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2010212865A Active JP4768077B1 (ja) | 2010-09-22 | 2010-09-22 | パイプカッタ |
Country Status (1)
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JP3723919B2 (ja) * | 1995-10-31 | 2005-12-07 | イハラサイエンス株式会社 | パイプカッタ |
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2010
- 2010-09-22 JP JP2010212865A patent/JP4768077B1/ja active Active
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