JP2005009372A - 風車ブレードのピッチ角制御装置 - Google Patents

風車ブレードのピッチ角制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ピッチ角制御装置17の組立作業およびメンテナンス作業を容易とする。
【解決手段】メインモータ24またはサブモータ58から減速機19に回転を伝達する伝達手段72を囲むカバー21の一側に減速機19を、他側にメインモータ24およびサブモータ58を外付けで取付けるようにしているので、これらをケースに内蔵させる場合より組立作業が容易となり、しかも、いずれかの部品が故障したときにも、減速機19等を取り外すだけで故障部品を簡単に露出させて修理することができ、これにより、メンテナンス作業が容易となる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、風力発電に使用される風車における風車ブレードのピッチ角を制御するピッチ角制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開2001−99045号公報
【0003】
従来の風車ブレードのピッチ角制御装置としては、例えば前記特許文献1に記載されているようなものが知られている。このものは、風車のローターヘッドに取付けられ該ローターヘッドの回転軸と同軸のサーボモータと、該サーボモータの出力軸に固定された傘歯車からなる主歯車と、各風車ブレードの半径方向内端に固定され、前記主歯車に噛み合う傘歯車からなる副歯車とから構成されたものである。そして、このものによって風車ブレードのピッチ角を制御する場合には、サーボモータを作動することで主歯車を回転し、この主歯車の回転を副歯車に伝達して全ての風車ブレードを同期回動するのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の風車ブレードのピッチ角制御装置にあっては、風車ブレードに回動力を付与するサーボモータが1台しか設置されていないため、該サーボモータが断線・停電等により故障をすると、風車ブレードのピッチ角を制御することができなくなるという問題点がある。特に、弱い風に対して風車ブレードのピッチ角が設定されているときにサーボモータが故障した後、強風が吹くようになったときには、風車が高速回転し危険となる。
【0005】
このような事態を防止するため、メインモータ(前述のサーボモータ)の他にサブモータを設置し、該メインモータが故障したとき、サブモータを作動して風車ブレードのピッチ角を制御することが考えられる。ここで、このようにメインモータの他にサブモータを設けたとき、全体形状を単純化して取り扱いを容易とするため、1個のケースに前述のメインモータ、サブモータ、減速機、伝達手段の全てを内蔵させることが一般的である。
【0006】
しかしながら、このようなものにあっては、組立作業が面倒になるとともに、いずれかの部品が故障したとき、修理に全体を分解しなければならず、メンテナンスも面倒となってしまうという問題点がある。
【0007】
この発明は、組立作業およびメンテナンス作業が容易な風車ブレードのピッチ角制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このような目的は、風車のロータヘッドに取付けられ、半径方向内端部が前記ロータヘッドに回動可能に連結された複数の風車ブレードをそれぞれ回動させることでピッチ角を制御するようにした風車ブレードのピッチ角制御装置であって、メインモータと、該メインモータが故障したとき作動するサブモータと、メインモータまたはサブモータから伝達手段を介して入力された回転を減速して前記風車ブレードに伝達し、該風車ブレードを回動させる減速機と、前記伝達手段を囲むカバーとを備え、前記カバーの一側に減速機を、他側にメインモータおよびサブモータを取付けることにより達成することができる。
【0009】
この発明においては、伝達手段を囲むカバーの一側に減速機を、他側にメインモータおよびサブモータを外付けで取付けるようにしているので、これらをケースに内蔵させる場合より組立作業が容易となり、しかも、いずれかの部品が故障したときにも、減速機等を取り外すだけで故障部品を簡単に露出させて修理することができ、これにより、メンテナンス作業が容易となる。
【0010】
また、請求項2に記載のように構成すれば、メインモータの出力軸から減速機の入力部に駆動力を直接伝達することが可能となり、この結果、駆動力の伝達効率が向上するとともに、構造を簡単とすることもできる。
さらに、請求項3に記載のように構成すれば、メインモータの出力軸を減速機への駆動力伝達系としてサブモータと共用することができ、これにより、装置全体の構造が簡単となり、製作費を安価とすることもできる。
また、請求項4に記載のように構成すれば、メインモータの出力軸に外歯車を固定する場合に比較して、安価に製作することができる。
【0011】
さらに、請求項5に記載のように構成すれば、サブモータとしてメインモータより高速回転する低トルク出力のモータを用いることができ、この結果、サブモータが小型・軽量化して、装置全体が安価に製作できるとともに、コンパクトとなる。
また、請求項6に記載のように構成すれば、内、外歯車によって大きな減速比を得ることができるため、減速機の減速比を小さくすることができ、これにより、減速機を小型・安価とすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1、2、3において、11は風力発電に使用される風車の中空状ロータヘッドであり、このロータヘッド11は図示していない風車本体に回転可能に支持されている。また、このロータヘッド11は図示していない増速機および発電機に連結されており、この結果、このロータヘッド11が回転すると、発電機は(風力)発電する。14は半径方向に延びるとともに周方向に等角度離れた複数、ここでは3個の風車ブレードであり、これら風車ブレード14の半径方向内端部は円筒状を呈するとともに、ロータヘッド11に回動可能に連結されている。そして、これら風車ブレード14の半径方向内端部内周には内歯車15が形成されている。
【0013】
17は各風車ブレード14を回動させることでそのピッチ角、即ちロータヘッド11に対する風車ブレード14の取付け角度を制御する複数(風車ブレード14と同数)のピッチ角制御装置であり、各ピッチ角制御装置17はロータヘッド11に一体形成された取付けプレート18に取付けられた遊星歯車減速機、ここでは偏心揺動型減速機19を有する。21は後述の伝達手段を囲むカバーであり、このカバー21の一側には前記減速機19が、詳しくは略円筒状をしたケース20が取付けられている。
【0014】
24はカバー21の他側に取付けられた電動式のメインモータであり、通常、このメインモータ24の回転駆動力により前記風車ブレード14のピッチ角が制御される。前記メインモータ24は一側に向かって延びる回転軸25を有し、この回転軸25の先端部に外嵌されたメイン伝達軸26はキー27によって該回転軸25に一体的に連結されている。このメイン伝達軸26は前記カバー21内に位置するとともに、その他端部が軸受28によりカバー21に回転可能に支持されている。前述した回転軸25、メイン伝達軸26は全体として、前記減速機19の回転中心と同軸であるメインモータ24の出力軸29を構成するが、この出力軸29のうち、メイン伝達軸26は後述する伝達手段の一部でもある。
【0015】
31は前記ケース20内に収納され減速機19の一部を構成するキャリアであり、このキャリア31は一側端に設けられた端板部31aと、端板部31aから他側に向かって延びる複数本の柱部31bと、これら柱部31bの他端にボルト32により固定された端板部31cとから構成されている。33は前記ケース20の内周に設けられた内歯としての多数の内歯ピンであり、これらの内歯ピン33は軸方向に延びるとともに、周方向に等角度離れて配置されている。34は前記キャリア31、詳しくは端板部31aの一端に一体的に連結された出力軸であり、この出力軸34および前記キャリア31は、これら出力軸34、キャリア31とケース20との間に介装された軸受35によりケース20に回転可能に支持されている。
【0016】
36は前記ケース20内に収納された複数、ここでは2個のピニオンであり、これらピニオン36は軸方向に並列配置されている。また、これらピニオン36は外周に歯数が内歯ピン33の数より若干少ない外歯36aを有し、これら外歯36aは隣接するピニオン36において 180度だけ位相がずれた状態で前記内歯ピン33に噛み合っている。前記ピニオン36には前述の柱部31bと同数の遊嵌孔38がそれぞれ形成され、これらの遊嵌孔38には前記キャリア31の柱部31bがそれぞれ遊嵌状態で軸方向に貫通している。
【0017】
また、前記ピニオン36には複数の貫通孔39が形成され、これらの貫通孔39は前記遊嵌孔38と周方向に交互に配置されている。40は複数本、ここでは前記貫通孔39と同数のクランク軸であり、これらクランク軸40の一端部は端板部31aに、他端部は端板部31cに軸受41を介して回転可能に支持されている。各クランク軸40はその軸方向中央部にクランク軸40の中心軸から等距離だけ偏心した2個の偏心部40aを有し、これら偏心部40aは周方向に 180度だけ位相がずれている。また、これら偏心部40aは各ピニオン36の貫通孔39内にニードル軸受42をそれぞれ介装した状態で挿入されている。
【0018】
45は各クランク軸40の他端部にスプライン結合により連結された減速機19の入力歯車であり、これら入力歯車45には前記メインモータ24の出力軸29、詳しくはメイン伝達軸26の先端部(一端部)外周に形成された出力外歯車46が噛み合っている。なお、このメイン伝達軸26の先端は端板部31c内に挿入されるとともに、これらの間に介装された軸受47によりキャリア31に回転可能に支持されている。このようにメインモータ24の出力軸29の先端部外周に出力外歯車46を形成するとともに、該出力外歯車46を減速機19の入力歯車45に噛み合わせるようにすれば、メインモータ24の出力軸29に別体である外歯車を固定する場合に比較して、安価に製作することができる。
【0019】
そして、メインモータ24の出力軸29の駆動回転が入力歯車45に伝達され、クランク軸40が回転すると、偏心部40aは貫通孔39内において偏心回転し、ピニオン36を 180度だけ位相をずらした状態で偏心回転(公転)させる。このとき、ケース20が静止しており、また、外歯36aの歯数が内歯ピン33の数より若干少ないので、キャリア31、出力軸34は低速で回転する。前述したケース20、キャリア31、内歯ピン33、出力軸34、ピニオン36、クランク軸40、入力歯車45は全体として、メインモータ24の出力軸29から入力された回転を大減速比で減速して出力する前記減速機19を構成する。
【0020】
50は前記出力軸34の一端部にスプライン結合により連結された外歯車であり、この外歯車50は出力軸34の一端面にボルト51により固定された抜け止めプレート52によって抜け止めされるとともに、前記内歯車15に噛み合っている。この結果、メインモータ24が作動して出力軸29が回転すると、この出力軸29の回転は減速機19により減速された後、風車ブレード14に伝達され、該風車ブレード14を回動させてそのピッチ角を変更する。
【0021】
ここで、この外歯車50はそのピッチ円が前記内歯車15のピッチ円よりかなり小径であるため、前述のように風車ブレード14の半径方向内端部内周に内歯車15を設けるとともに、減速機19の出力軸34に前記内歯車15に噛み合う外歯車50を設けるようにすれば、これら内、外歯車15、50によって大きな減速比を得ることができ、これにより、減速機19の減速比を小さくすることができて、該減速機19を小型・安価とすることができる。
【0022】
54はケース20の一端部と出力軸34との間に介装されたオイルシールであり、このオイルシール54は軸受35の一側において該軸受35にほぼ密着された状態で配置されている。このように軸受35とオイルシール54とをほぼ密着した状態で配置し、これらの間の距離を可能な限り短くすれば、出力軸34が横荷重を受けて撓んだ場合でも、オイルシール54に対する撓みの影響を効果的に小さくすることができ、これにより、オイル漏れに対する信頼性を向上させることができる。
【0023】
58は減速機19の回転中心からオフセットした状態でメインモータ24の側方に設置され、該メインモータ24(その制御部、給電部を含む)が断線・停電等によって故障したときのみ作動する電動式のサブモータであり、このサブモータ58はその回転軸59がメインモータ24の回転軸25と平行になるよう配置されるとともに、該メインモータ24と同様にカバー21の他側に取付けられている。
【0024】
このように減速機19の回転中心(出力軸34の回転軸線)とメインモータ24の出力軸29とを同軸に配置するとともに、サブモータ58をメインモータ24の側方に平行に配置するようにすれば、メインモータ24の出力軸29から減速機19の入力部(入力歯車45)に駆動力を直接伝達することが可能となり、この結果、通常運転時における駆動力の伝達効率が向上するとともに、構造を簡単とすることもできる。
【0025】
61は回転軸59の先端部に外嵌されたサブ伝達軸であり、このサブ伝達軸61はキー62によって該回転軸59に一体的に連結されている。このサブ伝達軸61は前記カバー21内に位置するとともに、その軸方向両端部が軸受63によりカバー21に回転可能に支持されている。前述した回転軸59、サブ伝達軸61は全体としてサブモータ58の出力軸64を構成するが、この出力軸64のうち、サブ伝達軸61は後述する伝達手段の一部でもある。
【0026】
前記メインモータ24の出力軸29、詳しくはメイン伝達軸26の外周には第1外歯車67が形成され、一方、前記サブモータ58の出力軸64、詳しくはサブ伝達軸61の外周には第2外歯車68が形成され、これら第1、第2外歯車67、68の双方にはメイン伝達軸26とサブ伝達軸61との間に配置されたアイドル歯車69が噛み合っている。ここで、このアイドル歯車69はカバー21の軸部21aに軸受70を介して回転可能に支持されている。
【0027】
このようにメインモータ24の出力軸29に第1外歯車67を設けるとともに、サブモータ58の出力軸64に第2外歯車68を設け、さらに、これら第1、第2外歯車67、68の双方に噛み合うアイドル歯車69を設け、サブモータ58の出力軸64からの回転をメインモータ24の出力軸29を介して減速機19に伝達するようにすれば、メインモータ24の出力軸29を減速機19への駆動力伝達系としてサブモータ58と共用することができ、これにより、装置全体の構造が簡単となり、製作費を安価とすることもできる。
【0028】
ここで、前記第2外歯車68のピッチ円直径は第1外歯車67のピッチ円直径より小となっているため、サブモータ58としてメインモータ24より高速回転する低トルク出力のモータを用いることができ、この結果、サブモータ58が小型・軽量化して、装置全体が安価に製作できるとともに、コンパクトとなる。また、前述したメイン伝達軸26、サブ伝達軸61、アイドル歯車69は全体として、メインモータ24またはサブモータ58からの回転を減速機19に伝達する伝達手段72を構成し、この伝達手段72は前述したカバー21に収納されている。
【0029】
次に、この発明の一実施形態の作用について説明する。
風車ブレード14のピッチ角を変更する場合には、メインモータ24に通電して出力軸29を回転させるが、この出力軸29の回転は入力歯車45を介してクランク軸40に伝達され、該クランク軸40を同期回転させる。このとき、ケース20が静止しており、また、外歯36aの歯数が内歯ピン33の数より若干少ないので、前記出力軸29の回転は減速されてキャリア31、出力軸34、外歯車50に出力され、これらキャリア31、出力軸34、外歯車50を低速で回転させる。ここで、前記外歯車50には風車ブレード14に形成された内歯車15が噛み合っているので、外歯車50の回転により風車ブレード14は回動し、そのピッチ角が変更される。
【0030】
そして、前記風車ブレード14のピッチ角は、通常の運転時には、10〜30度の範囲内で制御されており、風が弱くなった場合には、ピッチ角が小さくなるよう風車ブレード14を回動させてロータヘッド11の回転を増速させ、一方、風が強くなった場合には、ピッチ角が大きくなるよう風車ブレード14を回動させてロータヘッド11の回転を減速させ、強風時の危険を回避しながら、発電効率を向上させるようにしている。
【0031】
ここで、前記メインモータ24が断線・停電等により故障すると、予備電源からサブモータ58に通電し出力軸64を回転させる。この出力軸64の回転はアイドル歯車69、出力軸29を介して減速機19に入力されるが、この減速機19において前述と同様に減速された後、外歯車50に出力され、該外歯車50を低速回転させる。これにより、メインモータ24が故障した場合でも、風車ブレード14を回動させてそのピッチ角を制御することができる。
【0032】
そして、この実施形態では、前述のように伝達手段72を囲むカバー21の一側に減速機19を、他側にメインモータ24およびサブモータ58を外付けで取付けるようにしているので、これらをカバー21に内蔵させる場合より組立作業が容易となり、しかも、いずれかの部品が故障したときにも、減速機19からカバー21を、あるいは、カバー21からメインモータ24、サブモータ58を取り外すだけで故障部品を簡単に露出させて修理することができ、これにより、メンテナンス作業が容易となる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、組立作業およびメンテナンス作業を容易とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す全体正面断面図である。
【図2】一部破断正面図である。
【図3】減速機近傍の正面断面図である。
【符号の説明】
11…ロータヘッド 14…風車ブレード
15…内歯車 17…ピッチ角制御装置
19…減速機 21…カバー
24…メインモータ 29…出力軸
34…出力軸 45…入力歯車
46…出力外歯車 50…外歯車
58…サブモータ 67…第1外歯車
68…第2外歯車 69…アイドル歯車
72…伝達手段

Claims (6)

  1. 風車のロータヘッドに取付けられ、半径方向内端部が前記ロータヘッドに回動可能に連結された複数の風車ブレードをそれぞれ回動させることでピッチ角を制御するようにした風車ブレードのピッチ角制御装置であって、メインモータと、該メインモータが故障したとき作動するサブモータと、メインモータまたはサブモータから伝達手段を介して入力された回転を減速して前記風車ブレードに伝達し、該風車ブレードを回動させる減速機と、前記伝達手段を囲むカバーとを備え、前記カバーの一側に減速機を、他側にメインモータおよびサブモータを取付けるようにしたことを特徴とする風車ブレードのピッチ角制御装置。
  2. 前記減速機の回転中心とメインモータの出力軸とを同軸に配置するとともに、サブモータをメインモータの側方に平行に配置した請求項1記載の風車ブレードのピッチ角制御装置。
  3. 前記メインモータの出力軸に第1外歯車を設けるとともに、サブモータの出力軸に第2外歯車を設け、さらに、これら第1、第2外歯車の双方に噛み合うアイドル歯車を設け、サブモータの出力軸からの回転をメインモータの出力軸を介して減速機に伝達するようにした請求項1または2記載の風車ブレードのピッチ角制御装置。
  4. 前記メインモータの出力軸の先端部外周に出力外歯車を形成するとともに、該出力外歯車を減速機の入力歯車に噛み合わせるようにした請求項1〜3のいずれかに3記載の風車ブレードのピッチ角制御装置。
  5. 前記第2外歯車のピッチ円直径を第1外歯車のピッチ円直径より小とした請求項3記載の風車ブレードのピッチ角制御装置。
  6. 前記風車ブレードの半径方向内端部内周に内歯車を設けるとともに、減速機の出力軸に前記内歯車に噛み合う外歯車を設けるようにした請求項1〜5のいずれかに記載の風車ブレードのピッチ角制御装置。
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