JP4767199B2 - 空気調和システムの運転制御方法並びに空気調和システム - Google Patents

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Description

本発明は、冷媒を循環させて冷暖房を行う空気調和システムに関するものである。特に熱源側ファンを制御することでエネルギ消費効率の向上を図るためのものである。
従来から、冷暖房運転を行うことができる空気調和システムの消費エネルギに関する性能を表すために、COP(Coefficient of Performance:エネルギ消費効率)が用いられている。このCOPは暖房能力又は冷房能力(負荷ユニット側に供給する時間当たりの熱量。以下、これらを能力という)に対する消費電力量を数値として表したものであるが、このとき表されるCOPは、負荷側ユニット(室内機)における空調負荷(その負荷側ユニットが必要とする熱量。以下、負荷という)の大きさが100%(以下、この負荷を100%負荷という)の場合の能力とその消費電力量によるものである。
例えば、一般的な事務所においては、年間を通してみた場合には100%負荷よりも約50%程度の負荷(以下、50%程度の負荷を含め、100%負荷でない負荷を部分負荷という)が発生する割合が高いことが近年わかってきた。したがって、100%負荷のCOPで性能を評価するよりも、約50%程度の負荷まで含めた年間を通じたCOP(これをAPF(Annual Performance Factor :通年エネルギ消費効率)という)によって評価した方が、より現実の使用に沿った評価ができるため、APFを用いる動向が顕著になってきており、省エネルギにおける基準として用いられるようになっている(例えば特許文献1参照)。
このAPFを向上させるには、例えば、春季、秋季等のような比較的気候が穏やかな時期等、部分負荷の場合に対応する暖房、冷房(中間暖房、中間冷房)運転におけるエネルギ消費効率(性能)を向上させ、消費電力を抑えることが必要で、これに対応できれば、年間を通じて真に効率を高め、省エネルギを実現することができる。
特開平9−79650号公報(図1)
ここで、例えば各装置における電力消費の内訳を考えてみる。100%負荷における電力消費においては圧縮機が支配的(約90%)である。一方、部分負荷においては、圧縮機の割合も多い(約80%)が、熱源側ユニット(室外機)の熱交換器(熱源側熱交換器)において、空気と冷媒との熱交換を効率よく行うためのファン(熱源側ファン)の割合が高くなっている(約20%)。
この熱源側ファンは、熱源側熱交換器における凝縮温度、蒸発温度を、目標とする凝縮温度、蒸発温度(以下、目標凝縮温度、目標蒸発温度という)にするため、ファン(ファンモータ)を運転(回転)させて熱交換する空気等を送る。ここで、熱源側ファン制御の基準となる目標凝縮温度、目標蒸発温度について、例えば室外の気温(冷媒と熱交換する空気の温度)に基づいて変更されることはあるが、基本的には、負荷の大きさに関係なく、100%負荷におけるCOPを最適にする目標凝縮温度、目標蒸発温度が設定される。
そのため、部分負荷における運転(以下、中間運転という)においては、必ずしも最適な目標凝縮温度、目標蒸発温度になっているとはいえず、熱源側ファンは、例えば100%負荷に対応した全速回転(最大の運転周波数)での制御が行われる。
このように、中間運転において、熱源側ファンは効率な運転を行うための制御がなされていないことから、中間運転におけるエネルギ消費効率を向上させるため、熱源側ファンの制御を改善する余地があると考えられる。その一方、熱源側ファンを構成するファンモータのDCブラシレス化等、回転数の制御にインバータ回路を用いる等、ハードウェアによる改善は限界近くまできており、飛躍的向上は望めない。
そこで、本発明は、圧縮機だけでなく熱源側ファンにおける消費電力を考慮してシステム等の制御を行うことにより、特に部分負荷におけるエネルギ消費効率を向上させることができる空気調和システムの制御方法等を得ることを目的とする。
本発明に係る空気調和システムの運転制御方法は、負荷側熱交換器と膨張弁とを有する負荷側ユニットと、冷媒の圧縮運転を行う圧縮機、空気と冷媒との間の熱交換を行う熱源側熱交換器、及びファンモータ運転周波数で運転して熱源側熱交換器に空気を送り込む熱源側ファンを有する熱源側ユニットとを配管接続し、冷媒を循環させて冷暖房を行う空気調和システムの運転制御方法において、熱源側ファンのファンモータ運転周波数を、初期状態から低減する変更を行う工程と、変更に伴う圧縮機の消費電力と熱源側ファンの消費電力とを判断し、さらに合計消費電力を算出する工程と、合計消費電力に基づいて、ファンモータ運転周波数をさらに低減する変更を行うかどうかを決定する工程とを、定めた条件を満たすものと判断するまで行うものである。
本発明によれば、熱源側ファンに対するファンモータ運転周波数を変更していき、圧縮機と熱源側ファンのそれぞれの消費電力を判断し、例えば、合計消費電力が最低となる、所定の値以下となる等の定めた条件を満たすと判断するまで行うようにしたので、負荷の大きさに基づく能力を維持しながら、ファンモータ運転周波数を低減させ、消費電力を低減することができ、エネルギ消費効率を改善することができる。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る空気調和システムを表す図である。図1の空気調和システムは、熱源側ユニット(室外機)100と負荷側ユニット(室内機)200とを備え、これらが冷媒配管で連結され、主となる冷媒回路を構成して冷媒を循環させている。冷媒配管のうち、気体の冷媒(ガス冷媒)が流れる配管をガス配管300とし、液体の冷媒(液冷媒。気液二相冷媒の場合もある)が流れる配管を液配管400とする。また、循環する冷媒については特に限定するものではないが、例えば、HFC系冷媒である、R410A、R404A、また、CO2 、アンモニア等を用いることができる。
熱源側ユニット100は、本実施の形態においては、圧縮機101、油分離器102、四方弁103、熱源側熱交換機104、毛細管105、アキュムレータ(気液分離器)106及び熱源側ファン108、熱源側絞り装置(膨張弁)109、冷媒間熱交換器110及びバイパス絞り装置111の各装置(手段)で構成する。
圧縮機101は、吸入した冷媒を圧縮し、運転周波数に基づいて任意の圧力を加えて送り出す(吐出する)。本実施の形態の圧縮機101は、例えば運転周波数を任意に変化させることにより容量(単位時間あたりの冷媒を送り出す量)を細かく変化させることができる、インバータ回路を備えた容量可変のインバータ圧縮機とする。圧縮機101の運転は、後述する圧縮機運転周波数制御部132Aが決定した圧縮機運転周波数Fcompに基づき、負荷側ユニット200における負荷の大きさに対する能力供給が維持できるように行われる。また、油分離器102は、冷媒と共に圧縮機101から吐出された潤滑油を分離させるものである。分離された潤滑油は、毛細管105により流量が制御されて圧縮機101に戻される。
四方弁103は、熱源側制御装置131からの指示に基づいて冷房運転時と暖房運転時とによって冷媒の流れを切り換える。また、熱源側熱交換器104は、冷媒と空気(室外の空気)との熱交換を行う。例えば、暖房運転時においては蒸発器として機能し、熱源側絞り装置109を介して流入した低圧の冷媒と空気との熱交換を行い、冷媒を蒸発させ、気化させる。また、冷房運転時においては凝縮器として機能し、四方弁103側から流入した圧縮機101において圧縮された冷媒と空気との熱交換を行い、冷媒を凝縮して液化させる。熱源側熱交換器104には、冷媒と空気との熱交換を効率よく行うため、熱源側ファン108が設けられている。熱源側ファン108はインバータ回路を有し、ファンモータの運転周波数を任意に変化させる制御を行うことで、ファンの回転速度を細かく変化させることができる。これにより、例えば熱源側熱交換器104において、冷房運転時に冷媒から奪う熱量又は暖房運転時に冷媒が奪う熱量を変化させることができる。熱源側ファン108の運転は、後述するファンモータ運転周波数制御部132Cが決定したファンモータ運転周波数Ffanに基づいて行われる。
冷媒間熱交換器110は、冷媒回路の主となる流路を流れる冷媒と、その流路から分岐してバイパス絞り装置111(膨張弁)により流量調整された冷媒との間で熱交換を行う。特に冷房運転時において冷媒を過冷却する必要がある場合に、冷媒を過冷却して負荷側ユニット200に供給するものである。バイパス絞り装置111を介して流れる液体は、バイパス配管107を介してアキュムレータ106に戻される。アキュムレータ106は例えば液体の余剰冷媒を溜めておく手段である。
また、熱源側ユニット100には、圧縮機101の吐出側の配管に設けられ、圧縮機101の冷媒吐出による高い圧力(以下、吐出圧力という)Pdを検知するための吐出圧力センサ121が圧力を検知するための検知手段として設けられている。また、圧縮機101の吸入側の配管に設けられ、冷媒吸入による低い圧力(以下、吸入圧力という)Psを検知するための吸入圧力センサ123も検知手段として設けられている。吐出圧力Pdが冷房運転時における凝縮圧力、吸入圧力Psが暖房運転時における蒸発圧力を近似しており、さらに吐出圧力Pd、吸入圧力Psから導くことができる飽和温度Tc、Teにより、凝縮温度、蒸発温度を判断することができる。また、本実施の形態では、温度を検知するための検知手段として、熱源側空気温度センサ122を有しており、熱源側ファン108の運転(回転)によって熱源側ユニット100内に吸い込まれる外気の空気の温度(冷媒との熱交換を行う空気の温度。以下、外気温度という)を検知する。これらの検知手段から送信される信号に基づいて、熱源側制御装置131は、温度、圧力等の物理量を判断し、演算処理等を行い、圧縮機101及び熱源側ファン108をはじめとする熱源側ユニット100の装置(手段)の制御を行う。
熱源側制御装置131は、本実施の形態では、例えばマイクロコンピュータ等からなる熱源側処理手段132と、熱源側記憶手段133とを有している。熱源側処理手段132は、例えば、通信線(図示せず)等を介して負荷側ユニット200内に設けられている負荷側制御装置(図示せず)と接続されており、システム内の各種検知手段(センサ)の検知に係る信号(に含まれる物理量のデータ)に基づいてシステム全体の制御を行う。本実施の形態では、特に熱源側ユニット100の各装置(手段)を制御して、熱源側ユニット100における消費電力低減を図るための処理を行う。そのため、圧縮機運転周波数制御部132A、圧縮機消費電力判断部132B、ファンモータ運転周波数制御部132C、ファンモータ消費電力判断部132D及び目標温度設定部132Eの各部を有しているものとする。
圧縮機運転周波数制御部132Aは、負荷側ユニット200における負荷の大きさに対応した能力を供給することができるように、圧縮機運転周波数Fcompを決定し、圧縮機101に圧縮機運転周波数Fcompでの運転を指示する信号を送信する処理を行う。また、圧縮機消費電力判断部132Bは、熱源側記憶手段133に記憶された圧縮機消費電力データに基づいて、圧縮機101の消費電力(圧縮機消費電力Wcomp)を判断する。
ファンモータ運転周波数制御部132Cは、熱源側ファン108に対し、ファンモータ運転周波数Ffanでの運転を指示する信号を送信する処理を行う。特に本実施の形態においては、目標温度設定部132Eからの指示に基づいて、周波数変化幅ΔFfan分増減させたファンモータ運転周波数Ffanを、新たなファンモータ運転周波数Ffanとして信号を送信し、熱源側ファン108を運転させる。ファンモータ消費電力判断部132Dは、熱源側記憶手段133に記憶されたファンモータ消費電力データに基づいて、熱源側ファン108の消費電力(ファン消費電力Wfan)を判断する。
目標温度設定部132Eは、熱源側熱交換器104における目標凝縮温度(冷房運転時)、目標蒸発温度(暖房運転時)を設定する。そのため、圧縮機消費電力判断部132B及びファンモータ消費電力判断部132Dがそれぞれ判断した消費電力の合計消費電力Wtotalに基づいて、消費電力を低減できる条件をさらに見つける処理を行うかどうかを判断する。そして、その判断に基づく目標凝縮温度又は目標蒸発温度を設定し、ファンモータ運転周波数制御部132Cにファンモータ運転周波数Ffanを変化させる指示を行う。
熱源側記憶手段133は、熱源側処理手段132の各部が処理を行う際に参照等するデータ、各部の演算処理によって得られたデータ等を一時的又は長期的に記憶する。特に、本実施の形態の場合には、後述するように、圧縮機101のパラメータと消費電力との関係を表す圧縮機消費電力データ、熱源側ファン108のパラメータと消費電力との関係を表すファンモータ消費電力データが、それぞれテーブル(マトリクス)形式で構成されたデータとして記憶している。また、外気温度等をパラメータとする目標凝縮温度の初期値(初期目標凝縮温度)、目標蒸発温度の初期値(初期目標蒸発温度)、各温度における圧縮機101と熱源側ファン108との合計消費電力Wtotal0がテーブル形式で構成されたデータ(以下、目標データという)として記憶している。また、熱源側処理手段132の各部が行う処理手順が示されたプログラムを記憶する。
ここで、圧縮機消費電力データ、ファンモータ消費電力データ等を熱源側記憶手段133に記憶しておくことにより、データ内容を容易に変更することができ、空気調和システムの形態(圧縮機101の形式、負荷側ユニット200の数、熱源側ユニット100の設置環境等)に合わせた消費電力判断を行うことができる。また、これらを数式として表し、圧縮機消費電力判断部132B、ファンモータ消費電力判断部132Dが演算することで消費電力を判断するようにしてもよい。
一方、負荷側ユニット200は、負荷側熱交換器201、負荷側絞り装置(膨張弁)202、負荷側ファン203で構成される。負荷側熱交換器201は冷媒と空気との熱交換を行う。例えば、暖房運転時においては凝縮器として機能し、ガス配管300から流入した冷媒と空気との熱交換を行い、冷媒を凝縮させて液化(又は気液二相化)させ、液配管400側に流出させる。一方、冷房運転時においては蒸発器として機能し、負荷側絞り装置202により低圧状態にされた冷媒と空気との熱交換を行い、冷媒に空気の熱を奪わせて蒸発させて気化させ、ガス配管300側に流出させる。また、負荷側ユニット200には、熱交換を行う空気の流れを調整するための負荷側ファン203が設けられている。この負荷側ファン203の運転速度は、例えば利用者の設定により決定される。負荷側絞り装置202は、開度を変化させることで、負荷側熱交換器201内における冷媒の圧力を調整するために設ける。
図2は部分負荷の場合の熱源側ユニット100における消費電力を表す図である。例えば100%負荷における冷暖房運転の場合には、熱源側熱交換器104内の冷房運転時における目標凝縮温度は、冷媒を過冷却するために低めに設定される。一方、暖房運転時における目標蒸発温度は、冷媒を過熱するために高めに設定される。このように設定した温度にするため、熱源側ファン108を運転させる。
一方で、部分負荷に対応した中間運転の場合は、100%負荷に対応した目標凝縮温度、目標蒸発温度ほど厳しい温度を定めなくても、負荷側ユニット200が必要とする能力を供給することができる。そのため、例えば凝縮温度が上がった(蒸発温度が下がった)としても、図2に示すように、熱源側ファン108のファン運転容量(ファンモータ運転周波数Ffanに依存する)をある程度まで低く抑えた方が、消費電力を低く抑えてエネルギ消費効率を改善することができ、APFを向上させることにつながる(ここで、ファン運転容量を抑え過ぎると吐出機101の消費電力が多くなるために逆効果となる)。
そこで、本実施の形態のシステムは、負荷に対する能力供給を維持しつつ、熱源側ファン108に対するファンモータ運転周波数Ffanを変更し、圧縮機101及び熱源側ファン108の合計消費電力Wtotalを下げるように熱源側ユニット100の各装置(手段)を制御するものである。
そのため、熱源側熱交換器104の凝縮温度、蒸発温度が、例えば外気温度に対応して定められた、例えば100%負荷における初期目標凝縮温度、初期目標蒸発温度となるように圧縮機101、熱源側ファン108等を制御した後、熱源側ファン108に対するファンモータ運転周波数Ffanを減らしていく。その変更に伴って、圧縮機101においても、負荷に対応した能力を供給するために圧縮機101の圧縮機運転周波数Fcomp及び吐出圧力Pd等も変化し、圧縮機消費電力Wcompも変わる。このように熱源側ファン108における条件を変化させていったときの圧縮機101と熱源側ファン108との合計消費電力Wtotalが最低となるところに収まる(正確にはファンモータ運転周波数Ffanを変化させる幅の間が最低となることもあるが、ここでは目標温度設定部131Eの判断において最低となるところをいうものとする)条件が見つかるまで、熱源側ファン108のファンモータ運転周波数Ffanを変更させていく。これにより、消費電力を低減し、エネルギ消費効率を改善することができる。
ここで、上記の処理は、負荷の大きさ、外気温度等が変化することで行われるが、このとき、その時点のファンモータ運転周波数Ffanを増減させるのではなく、一度、初期目標凝縮温度、初期目標蒸発温度となるように制御してからファンモータ運転周波数Ffanを減らしていくようにする。これにより、運転周波数を増やすことなく、減らしていく制御をするだけでよく、またすぐに安定させることができるため、単純な処理ではやく見つけることができる。
図3は圧縮機101及び熱源側ファン108の特性を表すパラメータとそれぞれの消費電力との関係を表す図である。圧縮機101においては、圧縮機消費電力Wcompに影響を及ぼすパラメータとして、圧縮機運転周波数Fcomp、吐出圧力Pd(吐出圧力に基づく冷媒の飽和温度Tc)、吸入圧力Ps、吸入温度Tsが関係するものといえる。そして、これらのパラメータは負荷側ユニット200における負荷の大きさによって変化する。したがって、圧縮機消費電力データは、ひいては負荷側ユニット200における負荷の大きさと圧縮機消費電力Wcompとの関係を表していることになる。
ここで、図3(a)は、圧縮機運転周波数Fcompが一定の場合における吐出圧力と吸入圧力との関係を表すものであるが、圧縮機消費電力Wcompは、吸入圧力よりも吐出圧力によって変化することがわかる。また、図3(b)は、吐出圧力と吸入圧力とを一定にした場合における圧縮機101の運転容量と吸入温度との関係を表すものであるが、圧縮機消費電力Wcompは、吸入温度よりも運転容量によって変化することがわかる。ここで、運転容量は圧縮機運転周波数に依存するため、圧縮機消費電力Wcompは、吸入温度よりも圧縮機運転周波数に変化することとなる。以上のことから、本実施の形態においては、圧縮機消費電力判断部132Bは、圧縮機運転周波数Fcompと吐出圧力Pdとに基づく圧縮機消費電力データにより圧縮機消費電力Wcompを判断するものとする。ただ、圧縮機101の吸入(低圧)側に圧力センサ、温度センサを設けて、吸入圧力Ps、吸入温度Tsを検知し、圧縮機消費電力Wcompを判断するパラメータとしてもよい。
一方、図3(c)に示すように、熱源側ファン108の消費電力Wfanは、ファンモータ運転周波数Ffanにより変化することがわかる。そこで、本実施の形態においては、ファンモータ消費電力判断部132Dは、ファンモータ運転周波数Ffanに基づくファンモータ消費電力データによりファン消費電力Wfanを判断するものとする。
次に空気調和システムの動作について説明する。まず、冷房運転時の主となる冷媒回路における基本的な冷媒循環について説明する。圧縮機101により加圧されて吐出した高温、高圧ガス(気体)の冷媒は、四方弁103から熱源側熱交換器104内を通過することで凝縮し、液冷媒となって熱源側ユニット100を流出する。液配管400を通って負荷側ユニット200に流入した冷媒は、各負荷側ユニット200においては、負荷側絞り装置202の開度調整により圧力調整された低温低圧の液冷媒が負荷側熱交換器201内を通過して蒸発して流出する。そして、ガス配管300を通って熱源側ユニット100に流入し、四方弁103、アキュムレータ106を介して圧縮機101に吸入され、加圧され吐出することで循環する。
また、暖房運転時の主となる冷媒回路における基本的な冷媒循環について説明する。圧縮機101により加圧されて吐出した高温、高圧ガス(気体)の冷媒は、四方弁103からガス配管300を通って、各負荷側ユニット200に流入する。そして、各負荷側ユニット200においては、負荷側絞り装置202の開度調整により圧力調整され、負荷側熱交換器201内を通過することにより凝縮し、中間圧力の液体又は気液二相状態の冷媒となって負荷側ユニット200を流出する。液配管400を通って熱源側ユニット100に流入した冷媒は、熱源側絞り装置109の開度調整により圧力調整され、熱源側熱交換器104内を通過することで蒸発し、ガスの冷媒となって四方弁103、アキュムレータ106を介して圧縮機101に吸入され、前述したように加圧され吐出することで循環する。
図4は熱源側制御装置131が有する熱源側制御手段132における処理のフローチャートを表す図である。図4に基づいて、前述した冷媒循環を行う際、熱源側制御手段132が行う本実施の形態における装置(手段)の制御等について説明する。なお、ここでは冷房運転時における処理について説明する。そのため熱源側熱交換器104は凝縮器として動作することになる。
熱源側制御手段132において、目標温度設定部132Eは目標温度変更条件を満たしているかどうかを判断する(ST1)。ここで、目標温度変更条件とは、例えば、負荷側ユニット200において、設定温度が変更され、あらかじめ定められた基準以上に負荷の大きさが変化した、熱源側空気温度センサ122からの信号に基づいて判断した外気温度があらかじめ定められた基準以上に変化した等である。
目標温度変更条件を満たしていると判断すると、目標温度設定部132Eは、熱源側記憶手段133に記憶された目標データを検索し、判断した外気温度に対応する初期目標凝縮温度Tcm0を設定する(ST2)。
ファンモータ運転周波数制御部132Cは、初期目標凝縮温度Tcm0となるように、例えば熱源側ファン108を全速運転させるように制御する。一方、圧縮機運転周波数制御部132Aも負荷側ユニット200の負荷の大きさに対応した能力を供給するように圧縮機運転周波数Fcompを決定し、圧縮機101を運転させる。
吐出圧力センサ121からの信号に基づいて吐出圧力Pdを判断する。そして、吐出圧力Pdに基づいて圧縮機101の吐出側における飽和温度(凝縮温度)Tcを判断し、初期目標凝縮温度Tcm0に達し、冷房運転が安定したものと判断すると(ST3)、目標温度設定部132Eは指示を行う。指示を受けたファンモータ運転周波数制御部132Cは、現在のファンモータ運転周波数Ffanから、あらかじめ定めた周波数変化幅ΔFfanだけ減らしたファンモータ運転周波数Ffanで運転させるように(Ffan=現在のFfan−ΔFfan)、熱源側ファン108に信号を送信する(ST4)。
図5は圧縮機消費電力データ及びファンモータ消費電力データの例を概念的に表す図である。図5(a)は圧縮機消費電力データを表す。圧縮機消費電力Wcompは、吐出圧力Pdから導くことができる飽和温度Tcと圧縮機運転周波数Fcompに依存するため、これらのパラメータに基づくテーブル形式で構成されることになる。また、図5(b)はファンモータ消費電力データを表す。ファンモータ消費電力データもテーブル形式で構成されている。ファンモータ消費電力Wfanはファンモータ運転周波数Ffanに依存するため、ファンモータ運転周波数Ffanとファンモータ消費電力Wfanが関連づけられて記憶されている。
圧縮機消費電力判断部132Bは、熱源側記憶手段133に記憶された圧縮機消費電力データ(図5(a))を検索し、ファンモータ運転周波数Ffanのときの、圧縮機101の吐出圧力Pdに基づく飽和温度(凝縮温度)Tcと圧縮機運転周波数Fcompに対応する圧縮機消費電力Wcompを判断する。ファンモータ消費電力判断部132Dも、熱源側記憶手段133に記憶されたファンモータ消費電力データ(図5(b))を検索し、運転周波数Ffanに対応するファンモータ消費電力Wfanを判断する(ST5)。
目標温度設定部132Eは、ファンモータ消費電力Wfanと圧縮機消費電力Wcompとの合計Wtotalを算出する。そして、前回の合計Wtotal*と比較し、WtotalがWtotal*より小さいかどうかを判断する(ST6)。ここで、最初は前回の合計Wtotal*が存在しないので、熱源側記憶手段133に目標データとして記憶された、初期目標凝縮温度Tcm0に対する合計消費電力Wtotal0のデータに基づいて判断を行うようにする。
WtotalがWtotal*より小さければ、現在の吐出圧力Pdに対応する飽和温度Tcを目標凝縮温度Tcmに置き換える(ST7)。一方、WtotalがWtotal*より小さくなければ(WtotalがWtotal*以上であれば)、目標凝縮温度Tcmをそのまま維持する(前回の吐出圧力Pdに対応する飽和温度Tcとする)(ST8)。そして、目標温度設定部132Eはファンモータ運転周波数制御部132Cに指示し、現在のファンモータ運転周波数Ffanから周波数変化幅ΔFfanだけ増やしたファンモータ運転周波数Ffanで運転させるように(Ffan=現在のFfan+ΔFfan)、熱源側ファン108に信号を送信する(ST9)。特に詳述しないが、暖房運転時における目標蒸発温度の設定、そのときのファンモータ運転周波数Ffanの決定についても同様の処理を行う。
以上のように実施の形態1のシステムによれば、熱源側制御装置131の熱源側制御手段132が、負荷に対する能力供給を維持できる範囲で、熱源側ファン108に対するファンモータ運転周波数Ffanを下げていき、圧縮機101及び熱源側ファン108の合計消費電力Wtotalの最低となるところを見つけて制御を行うようにしたので、負荷の大きさに基づいてファンモータ運転周波数Ffanを低減させて消費電力を低減することができ、エネルギ消費効率を改善することができる。また、低い消費電力を見つけるにあたり、一度、初期目標凝縮温度、初期目標蒸発温度となるように制御してからファンモータ運転周波数Ffanを減らしていくようにしたので、単純な処理で、はやく決定することができる。さらに、圧縮機運転周波数Fcomp及び吐出圧力Pdに基づく飽和温度Tcに基づいて圧縮機消費電力Wcompを判断し、ファンモータ運転周波数Ffanに基づいてファンモータ消費電力Wfanを判断するようにしたので、特に圧縮機消費電力Wcompの判断においては、消費電力に最も影響するパラメータに基づいて判断することにより、少ないパラメータでも精度の高い判断を行うことできる。そして、これらをあらかじめ圧縮機消費電力データ、ファンモータ消費電力データとして熱源側記憶手段133に記憶しておくことで、データの変更等を容易に行うことができる。
実施の形態2.
上述の実施の形態では、吐出圧力Pd、吸入圧力Psに基づいて、飽和温度(熱源側熱交換器104の凝縮温度、蒸発温度)Tc、Teを導きだすようにしたが、例えば、熱源側熱交換器104内において冷媒が通過する配管の中間部分に温度センサを設けることにより、凝縮温度のデータ等を得る、負荷側ユニット200において設定された負荷の大きさに関するデータ等、他に設けたセンサの検知、設定等に基づくデータに基づいて、圧縮機101の消費電力を推定し、判断することができるのであれば、このようなデータに基づいて消費電力等を判断するようにしてもよい。これにより判断の幅を拡げ、より安価により詳細な消費電力判断を行うことが期待できる。
実施の形態3.
上述の実施の形態では、合計消費電力Wtotalが最低となるところを見つけることを条件として、見つかるまで熱源側制御手段132は処理を行うようにしたが、特にこの条件に限定するものではない。例えば、周波数変化幅ΔFfanの幅が短く、見つけるまでに時間を要する場合等には、所定値を定めておき、合計消費電力Wtotalが所定値以下になった場合に処理を終えるようにすると、最低となるところではないものの、短い時間で低い合計消費電力のファンモータ運転周波数、目標凝縮温度、目標蒸発温度を得ることができる。
また、例えば、所定時間を定めておいてもよい。例えば、熱源側制御手段132が所定時間で合計消費電力Wtotalが最低となるところを見つけることができないことを条件として、その条件を満たしたものと判断すると、最低となるところではないものの、合計消費電力Wtotalが低くなるようなファンモータ運転周波数等をあらかじめ定めておく、ファンモータ運転周波数を変化させていく上述の処理において見つけておく等により、ファンモータ運転周波数、目標凝縮温度、目標蒸発温度を得るようにしてもよい。
上述した実施の形態では、空気調和システムにおいて適用したが、本発明は、冷凍システムをはじめとする冷凍サイクルを用いて冷媒回路を構成する他のシステムにも適用することができる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和システムを表す図である。 部分負荷の場合の熱源側ユニット100における消費電力を表す図である。 圧縮機101、熱源側ファン108と消費電力との関係を表す図である。 熱源側制御手段132における処理のフローチャートを表す図である。 圧縮機消費電力データ及びファンモータ消費電力データを表す図である。
符号の説明
100 熱源側ユニット、101 圧縮機、102 油分離器、103 四方弁、104 熱源側熱交換器、105 毛細管、106 アキュムレータ、107 バイパス配管、108 熱源側ファン、109 熱源側絞り装置、110 冷媒間熱交換器、111 バイパス絞り装置、121 吐出圧力センサ、122 熱源側空気温度センサ、131 熱源側制御装置、132 熱源側処理手段、132A 圧縮機運転周波数制御部、132B 圧縮機消費電力判断部、132C ファンモータ運転周波数制御部、132D ファンモータ消費電力判断部、132E 目標温度設定部、133 熱源側記憶手段、200 負荷側ユニット、201 負荷側熱交換器、202 負荷側絞り装置、300 ガス配管、400 液配管。

Claims (9)

  1. 負荷側熱交換器と膨張弁とを有する負荷側ユニットと、
    冷媒の圧縮運転を行う圧縮機、空気と前記冷媒との間の熱交換を行う熱源側熱交換器、及びファンモータ運転周波数で運転して前記熱源側熱交換器に前記空気を送り込む熱源側ファンを有する熱源側ユニットとを配管接続し、前記冷媒を循環させて冷暖房を行う空気調和システムの運転制御方法において、
    前記熱源側ファンのファンモータ運転周波数を、初期状態から低減する変更を行う工程と、
    前記変更に伴う前記圧縮機の消費電力と前記熱源側ファンの消費電力とを判断し、さらに合計消費電力を算出する工程と、
    前記合計消費電力に基づいて、前記ファンモータ運転周波数をさらに低減する変更を行うかどうかを決定する工程と
    を、定めた条件を満たすものと判断するまで行うことを特徴とする空気調和システムの運転制御方法。
  2. 前記定めた条件を満たすものと判断したときの熱源側熱交換器内の冷媒の凝縮温度又は蒸発温度を目標の温度として、前記熱源側ファンの前記ファンモータ運転周波数及び前記圧縮機の圧縮運転周波数を制御することを特徴とする請求項1記載の空気調和システムの運転制御方法。
  3. 負荷側熱交換器と膨張弁とを有する負荷側ユニットと、所定の圧縮機運転周波数で運転する圧縮機、空気と冷媒との間の熱交換を行う熱源側熱交換器、及びファンモータ運転周波数で運転して前記熱源側熱交換器に前記空気を送り込む熱源側ファンを有する熱源側ユニットとを配管接続し、冷媒を循環させる空気調和システムであって、
    前記熱源側ユニットは、
    前記熱源側ファンのファンモータ運転周波数を変更するファンモータ運転周波数制御部
    前記負荷側ユニットにおける負荷の大きさに基づく能力を供給する圧縮機運転周波数を決定し、前記圧縮機を運転させる圧縮機運転周波数制御部と、
    前記ファンモータ運転周波数が変更されたときの前記圧縮機の消費電力を判断する圧縮機消費電力判断部と、
    前記ファンモータ運転周波数が変更されたときの前記熱源側ファンの消費電力を判断するファンモータ消費電力判断部と、
    前記圧縮機消費電力判断部及び前記ファンモータ消費電力判断部が判断した消費電力の合計を算出し、該合計した消費電力に基づいて、前記ファンモータ運転周波数制御部による前記ファンモータ運転周波数の変更をさらに行わせるかどうかを、定めた条件を満たすものと判断するまで行う判断部を有する熱源側制御手段を備え
    前記判断部は、初期状態から低減していく前記ファンモータ運転周波数について、前記ファンモータ運転周波数を変更する判断を行うことを特徴とする空気調和システム。
  4. 前記判断部が前記定めた条件を満たすものと判断したときの前記熱源側熱交換器内の冷媒の凝縮温度又は蒸発温度を目標の温度として、前記ファンモータ運転周波数制御部は前記ファンモータ運転周波数を決定し、前記圧縮機運転周波数制御部は前記圧縮機運転周波数を決定することを特徴とする請求項記載の空気調和システム。
  5. 前記判断部は、前記合計消費電力が最低となることを、前記定めた条件として、前記ファンモータ運転周波数の変更をさらに行わせるかどうかの決定を行うことを特徴とする請求項又は記載の空気調和システム。
  6. 前記判断部は、前記合計消費電力が所定の値以下となることを、前記定めた条件として、前記ファンモータ運転周波数の変更をさらに行わせるかどうかの決定を行うことを特徴とする請求項又は記載の空気調和システム。
  7. 前記ファンモータ運転周波数制御部は、初期状態において前記ファンモータ運転周波数を最大にして前記熱源側ファンを運転させ、前記ファンモータ運転周波数を下げていくように、前記ファンモータ運転周波数を変更することを特徴とする請求項3〜のいずれかに記載の空気調和システム。
  8. 前記圧縮機の所定のパラメータにおける消費電力の値をデータとする圧縮機消費電力データと、前記熱源側ファンの所定のパラメータにおける消費電力の値をデータとするファンモータ消費電力データとを記憶する熱源側記憶手段をさらに備え、
    前記圧縮機消費電力判断部及び/又は前記ファンモータ消費電力判断部は、それぞれ圧縮機消費電力データ、ファンモータ消費電力データに基づいて消費電力を判断することを特徴とする請求項のいずれかに記載の空気調和システム。
  9. 前記圧縮機運転周波数及び前記圧縮機の吐出圧力に基づく冷媒の飽和温度を前記圧縮機の所定のパラメータとし、前記ファンモータ運転周波数を前記熱源側ファンの所定のパラメータとすることを特徴とする請求項記載の空気調和システム。
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