JP4765489B2 - 画像形成方法及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
また、上記RGB系の色座標で設定された色を用いる部分とYMC系の色座標で設定された色を用いる部分との両者を有するカラーフィルタがある。例えば、RGB系で設定された色の画素とYMC系で設定された色の画素とを共に有したり、一画素中にRGB系で設定された色の部分とYMC系で設定された色の部分とを配置するものがある。
また、塗工ユニット6、7それぞれに上述した駆動手段8を設けているが、この駆動手段8が複雑な機構であって重量も大きく、ガントリー5に支持された状態でこの二つの重量物が独立して移動動作するため、ガントリー5を剛性の高いものとする必要がある。これに加えて、メンテナンス機構9も二つ備えているために画像形成装置全体の構成が複雑になるという問題があった。
そこで本発明は上記事情に鑑み、二つの塗工ユニットそれぞれの位置変更に係る時間を短くするとともに、一つの駆動手段で二つの塗工ユニットを移動制御できるようにすることを課題とし、塗工に要する時間を短縮化し、画像形成装置の構成を簡易なものとすることを目的とするものである。
請求項1の発明は上記課題を考慮してなされたもので、複数のインクジェットヘッドを備える塗工ユニットを、カラーフィルタ用ガラス板などの基板に対して塗工方向である第一の方向に相対移動させるとともに、第一の方向に直交する第二の方向に移動可能にし、塗工ユニットを第一の方向の相対移動と第二の方向の移動とを組み合わせてなる走査動作をさせながら、塗工ユニットのインクジェットヘッドから前記基板にインキを吐出して精細パターンなどの画像を形成する方法であって、
前記塗工ユニットを二つとして、該二つの塗工ユニットを前記第一の方向に沿った方向で一体の連結状態にし、この連結状態で前記塗工ユニットを前記第二の方向に移動可能にする移動手段上において前記走査動作を行なわせ、前記二つの塗工ユニットのインクジェットヘッドからRGBの三色のインキを吐出して画像を基板に形成することを特徴とする画像形成方法であり、この画像形成方法を提供して、上記課題を解消するものである。
もう一つの発明は、複数のインクジェットヘッドを備える塗工ユニットを、カラーフィルタ用ガラス板などの基板に対して塗工方向である第一の方向に相対移動させるとともに、第一の方向に直交する第二の方向に移動可能にし、塗工ユニットを第一の方向の相対移動と第二の方向の移動とを組み合わせてなる走査動作をさせながら、塗工ユニットのインクジェットヘッドから前記基板にインキを吐出して精細パターンなどの画像を形成する画像形成装置であって、
前記塗工ユニットを二つ有し、該二つの塗工ユニットが前記第一の方向に沿った方向で一体の連結状態であり、
前記塗工ユニットを前記第二の方向に移動可能にする移動手段を有し、
この二つの塗工ユニットそれぞれは吐出するインキの色彩が互いに同じであり、この二つの塗工ユニットが一体の連結状態で前記移動手段上を前記走査動作して画像を基板に形成する構成を有することを特徴とする画像形成装置であり、この画像形成装置を提供して上記課題を解消するものである。
請求項1の発明によれば、二つの塗工ユニットが一体となって動作するため、基板の同じ領域に塗工する際の両者の位置変更に要する時間が短くなり、全体としての塗工時間が短くなる。そして、一体となった二つの塗工ユニットを一つの駆動手段を移動制御できるので、装置構成を簡易なものとすることができる。また、駆動手段が一つであるため、二つの駆動手段が独立して第二の方向に沿って移動するものとして設計されたガントリーに比べてガントリー自体の剛性を高いものとする必要がなくなる。さらに、二つの塗工ユニットをガントリーでの同一端側で待機状態とすることが可能となり、その位置で一つのメンテナンス機構による清浄作業を二つの塗工ユニットに対して行なうように構成とすることができ、この点でも装置全体の構成を簡易なものとすることができる。
請求項2の発明によれば、二つの塗工ユニットが一体であるため、この二つの塗工ユニットが一体状態で塗工動作することで、基板の同じ領域に塗工する際の両者の位置変更に要する時間が短くなり、全体としての塗工時間が短くなる。そして、一体となった二つの塗工ユニットを一つの駆動手段を移動制御できるようになるので、装置構成が簡易なものとなる。また、駆動手段が一つであるため、二つの駆動手段が独立して第二の方向に沿って移動するものとして設計されたガントリーに比べてガントリー自体の剛性を高いものとする必要がなくなる。さらに、二つの塗工ユニットをガントリーでの同一端側で待機状態とすることが可能となり、その位置で一つのメンテナンス機構による清浄作業を二つの塗工ユニットに対して行なうように構成とすることができ、この点でも装置全体の構成を簡易なものとすることができる。
即ち、本発明の実施の形態である画像形成装置1は図1に示すように、RGB系の色彩であるRGBの三色のインキをインクジェットヘッドから吐出できるようにした一方の塗工ユニット6と他方の塗工ユニット7とが一体に連結され、この連結状態で上記走査動作が行なえるようにしているものである。
なお、上記実施の形態において塗工ユニット6、7とを共に動作させているが、必要に応じて何れか一つの塗工ユニットを動作させてインキを吐出させるようにしてもよい。
移動後の塗工ユニット6、7の吐出準備が整ってから基板4が第一の方向Xでの逆方向に移動し(図3(ロ)の丸3矢印)、この時に塗工ユニット6、7から共にインキを吐出する。この走査を行なってカラーフィルタの画像が形成される。
さらに、二つの塗工ユニット6、7をガントリー5の一方側にのみ移動させ、その位置に対応する一つのメンテナンス機構9で清浄化するため、そのメンテナンス機構9が一つで済み、画像形成装置1全体の構成が簡単なものとなる。
さらに、実施の形態において、吐出されるインキをカラー液晶表示装置のカラーフィルタを得るための塗材として説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、インキがEL発光材となるものであってもよい。
3…搬送テーブル
4…基板
5…ガントリー
5a…水平部
6…塗工ユニット
7…塗工ユニット
8…駆動手段
9…メンテナンス機構
14…インクジェットヘッド
X…第一の方向
Y…第二の方向
Claims (2)
- 複数のインクジェットヘッドを備える塗工ユニットを、カラーフィルタ用ガラス板などの基板に対して塗工方向である第一の方向に相対移動させるとともに、第一の方向に直交する第二の方向に移動可能にし、塗工ユニットを第一の方向の相対移動と第二の方向の移動とを組み合わせてなる走査動作をさせながら、塗工ユニットのインクジェットヘッドから前記基板にインキを吐出して精細パターンなどの画像を形成する方法であって、
前記塗工ユニットを二つとして、該二つの塗工ユニットを前記第一の方向に沿った方向で一体の連結状態にし、この連結状態で前記塗工ユニットを前記第二の方向に移動可能にする移動手段上において前記走査動作を行なわせ、前記二つの塗工ユニットのインクジェットヘッドからRGBの三色のインキを吐出して画像を基板に形成することを特徴とする画像形成方法。 - 複数のインクジェットヘッドを備える塗工ユニットを、カラーフィルタ用ガラス板などの基板に対して塗工方向である第一の方向に相対移動させるとともに、第一の方向に直交する第二の方向に移動可能にし、塗工ユニットを第一の方向の相対移動と第二の方向の移動とを組み合わせてなる走査動作をさせながら、塗工ユニットのインクジェットヘッドから前記基板にインキを吐出して精細パターンなどの画像を形成する画像形成装置であって、
前記塗工ユニットを二つ有し、該二つの塗工ユニットが前記第一の方向に沿った方向で一体の連結状態であり、
前記塗工ユニットを前記第二の方向に移動可能にする移動手段を有し、
この二つの塗工ユニットそれぞれは吐出するインキの色彩が互いに同じであり、この二つの塗工ユニットが一体の連結状態で前記移動手段上を前記走査動作して画像を基板に形成する構成を有することを特徴とする画像形成装置。
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