JPH08183188A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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Publication number
JPH08183188A
JPH08183188A JP32797194A JP32797194A JPH08183188A JP H08183188 A JPH08183188 A JP H08183188A JP 32797194 A JP32797194 A JP 32797194A JP 32797194 A JP32797194 A JP 32797194A JP H08183188 A JPH08183188 A JP H08183188A
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JP
Japan
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ink jet
head unit
carriage
ink
inkjet head
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Application number
JP32797194A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Adachi
哲也 足立
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成部品の無駄を生じさせることなく、モノ
クロ記録時のインクジェット記録の高速化が可能なイン
クジェット記録装置を提供することを目的とする。 【構成】 主走査方向に往復移動可能なキャリッジ17
に搭載される複数のインクジェットヘッドユニット1
3,14,15,16の吐出口群13e,14e,15
e,16eの位置を副走査方向に順次吐出口群の長さず
つオフセットさせるとともに、キャリッジ17の第1の
取付け孔にはブラックインクを吐出するインクジェット
ヘッドユニットのみを取付け可能とし、第2〜第4の取
付け孔にはそれぞれ所定の色のインクを吐出するインク
ジェットヘッドユニットまたはブラックインクを吐出す
るインクジェットヘッドユニットを取付け可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェット記録装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ、ワードプロセッサ等に接
続されるプリンタ、複写機、ファクシミリ等の記録装置
は、画像情報に基づいて紙、プラスチック、薄板等の被
記録材に画像を構成するように形成されている。
【0003】このような記録装置は、インクジェット方
式、ワイヤードット方式、サーマル方式、レーザビーム
方式、ペンプロット方式等に分類することができる。こ
れらのうち、インクジェット方式の記録装置の記録手段
(インクジェットヘッド)としては、電気熱エネルギー
変換体により与えられる熱エネルギーによって膜沸騰を
形成し、その膜沸騰による気泡の発生および収縮によっ
て生じる圧力変化を利用して被記録材にインクを吐出飛
翔させて記録を行うように構成されているものや、ピエ
ゾ素子等の電気機械変換体によりインク室の容積を変化
させて被記録材にインクを吐出飛翔させて記録を行うよ
うに構成されたものが一般的である。
【0004】インクジェットヘッドを備えたインクジェ
ット記録装置は高密度な画像を高速に記録することが可
能であり、ノンインパクト方式であるため記録騒音が小
さく、複数色のインクを使用してカラー画像を記録する
ことが容易である等の長所を有する。
【0005】一般的に、インクジェット記録装置で使用
されるインクは、揮発性の高い水やアルコール等と揮発
性の低いグリセリン等との混合溶液に、染料や顔料など
を分散させて作られる。この混合溶液は非常に粘度が低
く、色が異なるインク同士が触れ合うだけで容易に混合
(混色)してしまう。したがって、複数色の記録を行う
際には、インクの混色を防ぐためにそれぞれ独立したイ
ンクジェットヘッドやインク供給系を設ける必要があ
る。
【0006】以下、従来のキャリッジ走査型インクジェ
ット記録装置について説明する。キャリッジ走査型イン
クジェット記録装置は、複数のインクジェットヘッドを
キャリッジに搭載し、被記録材の前面を主走査方向に往
復移動しながらインクジェットヘッドによりインクを吐
出し、被記録材にインクを付着させて記録を行うもので
ある。
【0007】図7の(a),(b),(c)はそれぞれ
従来のキャリッジ走査型インクジェット記録装置の平面
図、側面図およびキャリッジ部分の底面図である。
【0008】図7において、プラテン2は、記録用紙1
を搬送および保持する。キャリッジ7は、記録用紙1に
対して往復移動可能なようにシャフト8,9により保持
されている。このキャリッジ7には、ブラックインクを
吐出するインクジェットヘッドユニット3、イエローイ
ンクを吐出するインクジェットヘッドユニット4、マゼ
ンタインクを吐出するインクジェットヘッドユニット5
およびシアンインクを吐出するインクジェットヘッドユ
ニット6が搭載され、これらのインクジェットヘッドユ
ニット3,4,5,6の種類を識別するセンサ(図示せ
ず)が設けられている。
【0009】ここで、インクジェットヘッドユニット
は、インクを吐出口群から吐出するインクジェットヘッ
ドと、インクを貯留しかつそのインクをインクジェット
ヘッドに供給する供給系とが一体的に構成されたもので
ある。
【0010】このキャリッジ7は、キャリッジモータ
(図示せず)の駆動力をタイミングベルトにより伝達す
ることにより、主走査方向に往復移動される。
【0011】図7の(c)に示すように、インクジェッ
トヘッドユニット3,4,5,6の下面には、それぞれ
副走査方向(主走査方向と垂直な方向)の同じ位置に吐
出口群(ノズル群)3e,4e,5e,6eが設けられ
ている。各吐出口群3e,4e,5e,6eは、副走査
方向に1/300インチのピッチで並設された50個の
インク吐出口からなる。
【0012】記録を行う際には、キャリッジ7が記録用
紙1に対して平行に主走査方向に往復移動を行う。各イ
ンクジェットヘッドユニット3,4,5,6は、それぞ
れの吐出口群3e,4e,5e,6eからブラックイン
ク、イエローインク、マゼンタインクおよびシアンイン
クをそれぞれ記録用紙1に吐出しながら記録を行う。キ
ャリッジ7の一走査における印字可能範囲LH1は、各
吐出口群3e,4e,5e,6eの副走査方向の長さに
相当する。すなわち、図7の例では、印字可能範囲LH
1は50/300インチとなる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】インクジェット記録装
置においては、上記のように、高解像度での記録を可能
にするために、各インクジェットヘッドユニット3,
4,5,6に、一般的に、48個から128個程度(上
記の例では50個)のインク吐出口からなる吐出口群3
e,4e,5e,6eが設けられている。従来のインク
ジェット記録装置においては、上記のように、キャリッ
ジ7の1回の走査での印字可能範囲LH1は50/30
0インチである。
【0014】インクジェット記録装置の記録速度は、イ
ンクジェットヘッドの駆動周波数(インクの吐出周波
数)とインク吐出口の数との積によって決定される。イ
ンクの吐出周波数を向上させるためには大きな技術革新
を必要とするので、駆動周波数の向上による記録速度の
高速化は困難である。
【0015】一方、インク吐出口の数を増加させれば記
録速度を高速化することは可能であるが、インクジェッ
トヘッドは製造上微細な加工や複雑な処理を必要とする
ため大変高価であり、また数十個の電気−運動エネルギ
ー変換体を駆動するためのドライバや配線部材のコスト
を考慮すると、インク吐出口の数の増加には限度があ
る。
【0016】一般的文書の作成などのモノクロ記録の際
には、ブラックインクを吐出するインクジェットヘッド
ユニット3のみが駆動され、イエローインク、マゼンタ
インクおよびシアンインクを吐出するインクジェットヘ
ッドユニット4,5,6は駆動されない。そのため、ブ
ラックインクを吐出するインクジェットヘッドユニット
3以外のインクジェットヘッドユニット4,5,6およ
びそれらを駆動するための多くのドライバ、配線部材等
は使用されず、無駄が生じている。
【0017】本発明は、構成部品の無駄を生じさせるこ
となく、モノクロ記録時のインクジェット記録の高速化
が可能なインクジェット記録装置を提供することを目的
とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
(1)第1の発明 第1の発明に係るインクジェット記録装置は、インクを
吐出口群から吐出する複数のインクジェットヘッドユニ
ットを主走査方向に往復移動するキャリッジの複数の取
付け位置にそれぞれ取り付けてなるインクジェット記録
装置において、複数のインクジェットヘッドユニットの
吐出口群の位置を主走査方向とほぼ垂直な副走査方向に
互いにオフセットさせたものである。
【0019】(2)第2の発明 第2の発明に係るインクジェット記録装置は、第1の発
明に係るインクジェット記録装置の構成において、キャ
リッジの複数の取付け位置を副走査方向に互いにずれた
位置に設けたものである。
【0020】(3)第3の発明 第3の発明に係るインクジェット記録装置は、第1の発
明に係るインクジェット記録装置の構成において、複数
のインクジェットヘッドユニットの吐出口群を副走査方
向に互いにずれた位置に形成したものである。
【0021】(4)第4の発明 第4の発明に係るインクジェット記録装置は、第1の発
明に係るインクジェット記録装置の構成において、少な
くとも1つの色のインクジェットヘッドユニットをキャ
リッジの2以上の取付け位置に取付け可能としたもので
ある。
【0022】(5)第5の発明 第5の発明に係るインクジェット記録装置は、第1の発
明に係るインクジェット記録装置の構成において、キャ
リッジの1つの取付け位置に予め定められた1つの色の
インクジェットヘッドユニットを取付け可能とし、キャ
リッジの残りの取付け位置に予め定められた他の色のイ
ンクジェットヘッドユニットおよび上記予め定められた
1つの色のインクジェットヘッドユニットを選択的に取
付け可能としたものである。
【0023】(6)第6の発明 第6の発明に係るインクジェット記録装置は、第5の発
明に係るインクジェット記録装置の構成において、キャ
リッジの上記残りの取付け位置に取り付けられたインク
ジェットヘッドユニットの種類を識別する識別手段をさ
らに設けたものである。
【0024】(7)第7の発明 第7の発明に係るインクジェット記録装置は、第1の発
明に係るインクジェット記録装置の構成において、隣合
う2つのインクジェットヘッドユニットの吐出口群のオ
フセット量を、一方のインクジェットヘッドユニットの
吐出口群における吐出口ピッチと吐出口数との積に他方
のインクジェットヘッドユニットの吐出口群における吐
出口ピッチと吐出口数との積を加算した値の2分の1に
設定したものである。
【0025】
【作用】第1〜第7の発明に係るインクジェット記録装
置においては、カラー記録を行う場合には、キャリッジ
の複数の取付け位置にそれぞれ異なる色のインクを吐出
するインクジェットヘッドユニットを取り付け、モノク
ロ記録を行う場合には、キャリッジの複数の取付け位置
に同一の色のインクを吐出するインクジェットヘッドユ
ニットを取り付ける。複数のインクジェットヘッドユニ
ットの吐出口群の位置が主走査方向とほぼ垂直な副走査
方向に互いにオフセットされているので、モノクロ記録
の際に、キャリッジの一走査における副走査方向の記録
範囲がインクジェットヘッドユニットの数に応じて増大
し、記録速度が向上する。
【0026】第2の発明に係るインクジェット記録装置
においては、キャリッジの複数の取付け位置を副走査方
向に互いにずれた位置に設けることにより、複数のイン
クジェットヘッドユニットの吐出口群が互いにオフセッ
トされている。
【0027】第3の発明に係るインクジェット記録装置
においては、複数のインクジェットヘッドユニットの吐
出口群を副走査方向に互いにずれた位置に形成すること
により、複数のインクジェットヘッドユニットの吐出口
群が互いにオフセットされている。
【0028】第4の発明に係るインクジェット記録装置
においては、少なくとも1つの色のインクジェットヘッ
ドユニットをキャリッジの2以上の取付け位置に取付け
可能とすることにより、少なくとも1つの色を用いたモ
ノクロ記録の際に記録速度を2倍以上にすることができ
る。
【0029】第5の発明に係るインクジェット記録装置
においては、キャリッジの各取り付け位置に予め定めら
れた色のインクジェットヘッドユニットを取付け可能と
することにより、カラー記録時に取り付けるべきインク
ジェットヘッドユニットの誤りを防止することができる
とともに、予め定められた1つの色のインクを吐出する
インクジェットヘッドユニットを複数の取付け位置に取
付け可能とすることにより、高速のモノクロ記録が可能
となる。
【0030】第6の発明に係るインクジェット記録装置
においては、キャリッジの残りの取付け位置に取り付け
られたインクジェットヘッドユニットの種類を識別する
識別手段を設けることにより、高速のモノクロ記録が可
能か、通常速度のモノクロ記録が可能か、あるいはカラ
ー記録が可能かを判別することができる。
【0031】第7の発明に係るインクジェット記録装置
においては、隣合う2つのインクジェットヘッドユニッ
トの吐出口群のオフセット量を、一方のインクジェット
ヘッドユニットの吐出口群における吐出口ピッチと吐出
口数との積に他方のインクジェットヘッドユニットの吐
出口群における吐出口ピッチと吐出口数との積を加算し
た値の2分の1に設定することにより、隣合うインクジ
ェットヘッドユニットによる記録範囲が重なることがな
く、全ての吐出口が有効利用でき、かつすきまがない為
複雑な制御が不要である。
【0032】
【実施例】図1の(a),(b),(c)はそれぞれ本
発明の第1の実施例におけるインクジェット記録装置の
平面図、側面図およびキャリッジ部分の底面図である。
【0033】図1において、プラテン2は、記録用紙1
を搬送および保持する。キャリッジ17は、記録用紙1
に対して往復移動可能なようにシャフト8,9により保
持されている。このキャリッジ17には、第1のインク
ジェットヘッドユニット13、第2のインクジェットヘ
ッドユニット14、第3のインクジェットヘッドユニッ
ト15および第4のインクジェットヘッドユニット16
が搭載される。キャリッジ17は、キャリッジモータ
(図示せず)の駆動力をタイミングベルトにより伝達す
ることにより主走査方向に往復移動される。
【0034】図1の(c)に示すように、第1〜第4の
インクジェットヘッドユニット13,14,15,16
の下面には、それぞれ第1〜第4の吐出口群(ノズル
群)13e,14e,15e,16eが設けられてい
る。第1〜第4の吐出口群13e,14e,15e,1
6eの各々は、副走査方向に1/300インチのピッチ
で並設された50個のインク吐出口からなる。
【0035】第1の吐出口群13eは副走査方向の一方
の端部側に配置され、第2の吐出口群14eは第1の吐
出口群13eに対して副走査方向に吐出口群の長さだけ
ずれた位置に配置され、第3の吐出口群15eは第2の
吐出口群14eに対して副走査方向に吐出口群の長さだ
けずれた位置に配置され、第4の吐出口群16eは第3
の吐出口群15eに対して副走査方向に吐出口群の長さ
だけずれた位置に配置されている。すなわち、第1〜第
4の吐出口群13e,14e,15e,16eは順次吐
出口群の長さずつ副走査方向にオフセットされている。
【0036】図2は本発明の第1の実施例のインクジェ
ット記録装置におけるキャリッジ17の外観斜視図であ
る。図2に示すように、キャリッジ17には、第1〜第
4のインクジェットヘッドユニット13,14,15,
16をそれぞれ取り付けるための第1〜第4の取付け孔
17a,17b,17c,17dが設けられている。
【0037】第1の取付け孔17a内の1つの端面には
3本の凸条171,172,173が上下方向に形成さ
れている。第2の取付け孔17b内の1つの端面には1
本の凸条174が上下方向に形成され、第3の取付け孔
17c内の1つの端面には1本の凸条175が上下方向
に形成され、第4の取付け孔17d内の1つの端面には
1本の凸条176が上下方向に形成されている。第2の
凸条174は第1の凸条171に対応する位置に配置さ
れ、第3の凸条175は第1の凸条172に対応する位
置に配置され、第4の凸条176は第1の凸条173に
対応する位置に配置されている。
【0038】図3は第1〜第4のインクジェットヘッド
ユニット13,14,15,16の外観斜視図である。
第1のインクジェットヘッドユニット13の1つの端面
には3本の第1の凹溝131,132,133が上下方
向に形成されている。第2のインクジェットヘッドユニ
ット14の1つの端面には1本の第2の凹溝134が上
下方向に形成され、第3のインクジェットヘッドユニッ
ト15の1つの端面には1本の第3の凹溝135が上下
方向に形成され、第4のインクジェットヘッドユニット
16の1つの端面には1本の第4の凹溝136が上下方
向に形成されている。
【0039】第1の凹溝131,132,133はキャ
リッジ17の第1の取付け孔17aの第1の凸条17
1,172,173に対応する位置に配置され、第2の
凹溝134は第2の取付け孔17bの第2の凸条174
に対応する位置に配置され、第3の凹溝135は第3の
取付け孔17cの第3の凸条175に対応する位置に配
置され、第4の凹溝136は第4の取付け孔17dの第
4の凸条176に対応する位置に配置されている。
【0040】これにより、第1のインクジェットヘッド
ユニット13はキャリッジ17の第1〜第4の取付け孔
17a,17b,17c,17dのいずれにも挿入可能
となる。一方、第2〜第4のインクジェットヘッドユニ
ット14,15,16はそれぞれ第2〜第4の取付け孔
17b,17c,17dにのみ挿入可能となる。
【0041】第1のインクジェットヘッドユニット13
にはブラックインクが収容される。第2のインクジェッ
トヘッドユニット14にはイエローインクまたはブラッ
クインクが収容され、第3のインクジェットヘッドユニ
ット15にはマゼンタインクまたはブラックインクが収
容され、第4のインクジェットヘッドユニット16には
シアンインクまたはブラックインクが収容される。
【0042】以下、第1の実施例におけるインクジェッ
ト記録装置の動作について説明する。
【0043】モノクロ記録を行う際には、キャリッジ1
7の第1〜第4の取付け孔17a,17b,17c,1
7dに、ブラックインクを吐出する第1のインクジェッ
トヘッドユニット13、ブラックインクを吐出する第2
のインクジェットヘッドユニット14、ブラックインク
を吐出する第3のインクジェットヘッドユニット15、
およびブラックインクを吐出する第4のインクジェット
ヘッドユニット16をそれぞれ取り付ける。この場合に
は、キャリッジ17の一走査時にプラテン2による記録
用紙1の紙送りは行わない。
【0044】吐出口群の記録可能範囲LH1は、 LH1=P(インク吐出口間のピッチ)×N(インク吐
出口の数) で定められる。第1の実施例においては、従来例と同様
に、インク吐出口間のピッチをP=1/300[イン
チ]とし、インク吐出口の数をN=50[個]とする。
したがって、記録可能範囲LH1は50/300(=1
/6)インチとなる。
【0045】第1〜第4の吐出口群13e,14e,1
5e,16eのオフセット量F1,F2,F3は、それ
ぞれの記録可能範囲が重ならず、また、効率良く記録が
可能なように次式で求められる値に設定されている。
【0046】 F1=(P1×N1)+(P2×N2)/2 F2=(P2×N2)+(P3×N3)/2 F3=(P3×N3)+(P4×N4)/2 ここで、P1,P2,P3,P4はそれぞれ第1〜第4
の吐出口群13e,14e,15e,16eのインク吐
出口間のピッチを示し、N1,N2,N3,N4はそれ
ぞれ第1〜第4の吐出口群13e,14e,15e,1
6eのインク吐出口の数を示す。第1の実施例において
は、第1〜第4の吐出口群13e,14e,15e,1
6eは同一の構成を有するので、 F=F1=F2=F3=1/6[インチ] となる。
【0047】以上のことから明らかなように、第1の実
施例のインクジェット記録装置におけるモノクロ記録時
の記録可能範囲LH2は、 LH2=4×LH1 となり、キャリッジ17の一走査においてブラックイン
クの吐出可能範囲は従来例の4倍となる。したがって、
第1の実施例のインクジェット記録装置によれば、従来
のインクジェット記録装置の4倍の速度でモノクロ記録
を行うことが可能となる。
【0048】次に、カラー記録を行う際には、キャリッ
ジ17の第1〜第4の取付け孔17a,17b,17
c,17dに、ブラックインクを吐出する第1のインク
ジェットヘッドユニット13、イエローインクを吐出す
る第2のインクジェットヘッドユニット14、マゼンタ
インクを吐出する第3のインクジェットヘッドユニット
15、およびシアンインクを吐出する第4のインクジェ
ットヘッドユニット16をそれぞれ取り付ける。
【0049】第1〜第4のインクジェットヘッドユニッ
ト13,14,15,16の第1〜第4の吐出口群13
e,14e,15e,16eはそれぞれ吐出口群の長さ
ずつ副走査方向にオフセットされているので、記録用紙
1をプラテン2により副走査方向に紙送りしつつ第1〜
第4のインクジェットヘッドユニット13,14,1
5,16によりそれぞれブラックインク、イエローイン
ク、マゼンタインクおよびシアンインクを吐出しながら
記録を行う。
【0050】図4の(a),(b),(c)はそれぞれ
本発明の第2の実施例におけるインクジェット記録装置
の平面図、側面図、モノクロ印字時のキャリッジ部分の
底面図およびカラー印字時のキャリッジ部分の底面図で
ある。
【0051】図4において、プラテン2は、記録用紙1
を搬送および保持する。キャリッジ27は、記録用紙1
に対して往復移動可能なようにシャフト8,9により保
持されている。このキャリッジ27には、モノクロ印字
時には、ブラックインクを吐出する4個のブラックイン
クジェットヘッドユニット23が搭載され、カラー印字
時には、ブラックインクを吐出するブラックインクジェ
ットヘッドユニット23、イエローインクを吐出するイ
エローインクジェットヘッドユニット24、マゼンタイ
ンクを吐出するマゼンタインクジェットヘッドユニット
25およびシアンインクを吐出するシアンインクジェッ
トヘッドユニット26が搭載される。キャリッジ27
は、キャリッジモータ(図示せず)の駆動力をタイミン
グベルトにより伝達することにより主走査方向に往復移
動される。
【0052】図5は本発明の第2の実施例のインクジェ
ット記録装置におけるキャリッジ27の外観斜視図であ
る。図5に示すように、キャリッジ27には、ブラック
インクジェットヘッドユニット23を取り付けるための
第1の取付け孔27a、イエローインクジェットヘッド
ユニット24またはブラックインクジェットヘッドユニ
ット23を取り付けるための第2の取付け孔27b、マ
ゼンタインクジェットヘッドユニット25またはブラッ
クインクジェットヘッドユニット23を取り付けるため
の第3の取付け孔27c、およびシアンインクジェット
ヘッドユニット26またはブラックインクジェットヘッ
ドユニット23を取り付けるための第4の取付け孔27
dが設けられている。
【0053】キャリッジ27の第2の取付け孔27bは
第1の取付け孔27aに対して副走査方向に吐出口群の
長さだけずれた位置に配置され、第3の取付け孔27c
は第2の取付け孔27bに対して副走査方向に吐出口群
の長さだけずれた位置に配置され、第4の取付け孔27
dは第3の取付け孔27cに対して副走査方向に吐出口
群の長さだけずれた位置に配置されている。すなわち、
第1〜第4の取付け孔27a,27b,27c,27d
は順次吐出口群の長さずつ副走査方向にオフセットされ
ている。
【0054】第1の取付け孔27a内の一方の端面には
3本の凸条271,272,273が上下方向に形成さ
れている。第2の取付け孔27b内の一方の端面には1
本の凸条274が上下方向に形成され、第3の取付け孔
27c内の一方の端面には1本の凸条275が上下方向
に形成され、第4の取付け孔27d内の一方の端面には
1本の凸条276が上下方向に形成されている。第2の
凸条274は第1の凸条271に対応する位置に配置さ
れ、第3の凸条275は第1の凸条272に対応する位
置に配置され、第4の凸条276は第1の凸条273に
対応する位置に配置されている。
【0055】ブラックインクジェットヘッドユニット2
3は、図3の第1のインクジェットヘッドユニット13
と同様の外観形状を有し、イエローインクジェットヘッ
ドユニット24は図3の第2のインクジェットヘッドユ
ニット14と同様の外観形状を有し、マゼンタインクジ
ェットヘッドユニット25は図3の第3のインクジェッ
トヘッドユニット15と同様の外観形状を有し、シアン
インクジェットヘッドユニット26は図3の第4のイン
クジェットヘッドユニット16と同様の外観形状を有す
る。
【0056】これにより、ブラックインクジェットヘッ
ドユニット23はキャリッジ27の第1〜第4の取付け
孔27a,27b,27c,27dのいずれにも挿入可
能となる。一方、イエローインクジェットヘッドユニッ
ト24、マゼンタインクジェットヘッドユニット25お
よびシアンインクジェットヘッドユニット26はそれぞ
れ第2〜第4の取付け孔27b,27c,27dにのみ
挿入可能となる。
【0057】図4の(c)に示すように、4個のブラッ
クインクジェットヘッドユニット23の下面には、それ
ぞれ副走査方向の同じ位置に吐出口群(ノズル群)23
eが設けられている。
【0058】それにより、4個のブラックインクジェッ
トヘッドユニット23がキャリッジ27に搭載された状
態では4個の吐出口群23eは順次吐出口群の長さずつ
副走査方向にオフセットされている。
【0059】一方、図4の(d)に示すように、イエロ
ーインクジェットヘッドユニット24、マゼンタインク
ジェットヘッドユニット25およびシアンインクジェッ
トヘッドユニット26の下面には、それぞれ副走査方向
の異なる位置に吐出口群(ノズル群)24e,25e,
26eが設けられている。
【0060】ブラックインクジェットヘッドユニット2
3の吐出口群23eは副走査方向の一方の端部側に配置
され、イエローインクジェットヘッドユニット24の吐
出口群24eは吐出口群23eに対して副走査方向に吐
出口群の長さだけずれた位置に配置され、マゼンタイン
クジェットヘッドユニット25の吐出口群25eは吐出
口群24eに対して副走査方向に吐出口群の長さだけず
れた位置に配置され、シアンインクジェットヘッドユニ
ット26の吐出口群26eは吐出口群25eに対して副
走査方向に吐出口群の長さだけずれた位置に配置されて
いる。すなわち、吐出口群23e,24e,25e,2
6eは順次吐出口群の長さだけ副走査方向にオフセット
されている。吐出口群23e,24e,25e,26e
の各々は、副走査方向に1/300インチのピッチで並
設された50個のインク吐出口からなる。
【0061】それにより、4個のインクジェットヘッド
ユニット23,24,25,26がキャリッジ27に搭
載された状態では4個の吐出口群23e,24e,25
e,26eは副走査方向の同一位置に配置される。
【0062】以下、第2の実施例におけるインクジェッ
ト記録装置の動作について説明する。
【0063】モノクロ記録を行う際には、図4の(c)
に示すように、キャリッジ27の第1〜第4の取付け孔
27a,27b,27c,27dにそれぞれブラックイ
ンクジェットヘッドユニット23を取り付ける。これに
より、4個のブラックインクジェットヘッドユニット2
3の吐出口群23eは、それぞれの記録可能範囲LH1
が重ならないように吐出口群の長さずつ副走査方向にオ
フセットされる。
【0064】各ブラックインクジェットヘッドユニット
23の吐出口群23eの記録可能範囲LH1は、 LH1=P(インク吐出口間のピッチ)×N(インク吐
出口の数) で定められる。第2の実施例においては、従来例と同様
に、インク吐出口間のピッチをP=1/300[イン
チ]とし、インク吐出口の数をN=50[個]とする。
したがって、記録可能範囲LH1は50/300(=1
/6)インチとなる。
【0065】第1〜第4の取付け孔27a,27b,2
7c,27dのオフセット量F1,F2,F3は、それ
ぞれの記録可能範囲が重ならず、また、効率良く記録が
可能なように次式で求められる値に設定されている。
【0066】 F1=(P1×N1)+(P2×N2)/2 F2=(P2×N2)+(P3×N3)/2 F3=(P3×N3)+(P4×N4)/2 ここで、P1,P2,P3,P4はそれぞれ第1〜第4
の取付け孔27a,27b,27c,27dに取り付け
られるブラックインクジェットヘッドユニット23の吐
出口群23eのインク吐出口間のピッチを示し、N1,
N2,N3,N4はそれぞれ第1〜第4の取付け孔27
a,27b,27c,27dに取り付けられるブラック
インクジェットヘッドユニット23の吐出口群23eの
インク吐出口の数を示す。第2の実施例においては、4
つのブラックインクジェットヘッドユニット23の吐出
口群23eは同一の構成を有するので、 F1=F2=F3=1/6[インチ] となる。
【0067】以上のことから明らかなように、第2の実
施例のインクジェット記録装置におけるモノクロ印字時
の記録可能範囲LH2は、 LH2=4×LH1 となり、キャリッジ27の一走査においてブラックイン
クの吐出可能範囲は従来例の4倍となる。したがって、
第2の実施例のインクジェット記録装置によれば、従来
のインクジェット記録装置の4倍の速度でモノクロ記録
を行うことが可能となる。
【0068】カラー記録を行う際には、図4の(d)に
示すように、キャリッジ27の第1〜第4の取付け孔2
7a,27b,27c,27dにそれぞれブラックイン
クジェットヘッドユニット23、イエローインクジェッ
トヘッドユニット24、マゼンタインクジェットヘッド
ユニット25およびシアンインクジェットヘッドユニッ
ト26を取り付ける。
【0069】キャリッジ27の第1〜第4の取付け孔2
7a,27b,27c,27dがそれぞれ吐出口群の長
さずつ副走査方向にオフセットされ、かつ吐出口群23
e,24e,25e,26eがそれぞれ吐出口群の長さ
ずつ副走査方向にオフセットされているので、吐出口群
23e,24e,25e,26eは副走査方向の同一位
置に配置される。
【0070】したがって、キャリッジ27の一走査にお
いて、記録用紙1をプラテン2により副走査方向に紙送
りすることなくブラックインクジェットヘッドユニット
23、イエローインクジェットヘッドユニット24、マ
ゼンタインクジェットヘッドユニット25およびシアン
インクジェットヘッドユニット26によりそれぞれブラ
ックインク、イエローインク、マゼンタインクおよびシ
アンインクを吐出しながら記録を行う。
【0071】第1の実施例における第1〜第4のインク
ジェットヘッドユニット13,14,15,16の記録
位置のずれ量は、各インクジェットヘッドユニット1
3,14,15,16の取付け誤差と記録用紙1の紙送
り誤差との累積となる。これに対して、第2の実施例で
は、紙送りをせずに重ね記録が可能となるため、4個の
吐出口群23e,24e,25e,26eの副走査方向
での記録位置精度が向上し、副走査方向の記録位置のず
れ量が少なくなる。
【0072】なお、モノクロ印字を行う場合には、キャ
リッジ17,27の第1〜第4の取付け孔のすべてにブ
ラックインクジェットヘッドユニット23が搭載されて
いなければならない。第2〜第4の取付け孔にブラック
インクジェットヘッドユニット23以外のインクジェッ
トヘッドユニットが搭載された状態で記録を行うと、記
録結果は斑模様になってしまう。逆に、カラー印字を行
う場合には、キャリッジ17,27の第1〜第4の取付
け孔にそれぞれブラックインクジェットヘッドユニット
23、イエローインクジェットヘッドユニット24、マ
ゼンタインクジェットヘッドユニットおよびシアンイン
クジェットヘッドユニット26が搭載されていなければ
ならない。第2〜第4の取付け孔のいずれかにブラック
インクジェットヘッドユニット23が搭載されている
と、カラー記録を行うことができない。
【0073】上記のように、第1および第2の実施例の
インクジェット記録装置においては、キャリッジ17,
27の第1〜第4の取付け孔および各インクジェットヘ
ッドユニットにそれぞれ凸条および凹溝が設けられてい
るので、各第2〜第4の取付け孔には、それぞれ所定の
色のインクジェットヘッドユニットまたはブラックイン
クジェットヘッドユニット23しか取付けることができ
ない。
【0074】したがって、第1〜第4の取付け孔にブラ
ックインクジェットヘッドユニット23が搭載されてい
るかあるいは他の色のインクジェットヘッドユニットが
搭載されているのかを識別すれば、モノクロ印字および
カラー印字を正常に行うことができる。そのため、第1
および第2のインクジェットヘッド記録装置において
は、キャリッジ17,27の第1〜第4の取付け孔にそ
れぞれ搭載されたインクジェットヘッドユニットの種類
を識別する検出装置(ヘッド検知手段)が設けられてい
る。
【0075】次に、図6のフローチャートを参照しなが
ら第1および第2の実施例のインクジェット記憶装置に
おける制御系の動作を説明する。
【0076】外部装置のコンピュータ100から記憶す
べきデータが送られてくると、インクジェット記録装置
の中央制御手段200は、記録すべきデータがモノクロ
記録のデータであるかカラー記録のデータであるかを識
別する(ステップS1)。
【0077】モノクロ記録のデータの場合、中央処理手
段200は、ヘッド検知手段400によりキャリッジ1
7,27の第2〜第4の取付け孔17b〜17d,27
b〜27dにブラックインクジェットヘッドユニットが
搭載されているか否かを識別する(ステップS2)。
【0078】第2〜第4の取付け孔17b〜17d,2
7b〜27dのすべてにブラックインクジェットヘッド
ユニットが搭載されている場合には、ヘッド駆動手段3
00により第1〜第4の取付け孔17a〜17d,27
a〜27dに搭載されたすべてのブラックインクジェッ
トヘッドユニットを駆動して記録を行う(ステップS
3)。この場合の記録速度は従来例の4倍となる。
【0079】第2〜第4の取付け孔17b〜17d,2
7b〜27dのいずれかにブラックインクジェットヘッ
ドユニットが搭載されていない場合には、ヘッド駆動手
段300により第1の取付け孔17a,27aに搭載さ
れたブラックインクジェットヘッドユニットのみを駆動
して記録を行う(ステップS4)。この場合の記録速度
は従来例と同一であるが、カラー記録とモノクロ記録を
交互に行う場合には、インクジェットヘッドユニットの
交換の手間を省くことができる。
【0080】ステップS1において、記録すべきデータ
がカラー記録のデータである場合には、中央処理手段2
00は、ヘッド検知手段400により第2〜第4の取付
け孔17b〜17d,27b〜27dにカラーインクジ
ェットヘッドユニットが搭載されているか否かを識別す
る(ステップS5)。
【0081】第2〜第4の取付け孔17b〜17d,2
7b〜27dにそれぞれカラーインクジェットヘッドユ
ニットが搭載されいる場合には、ヘッド駆動手段300
により第1〜第4の取付け孔17a〜17d,27a〜
27dに搭載されたインクジェットヘッドユニットを駆
動してカラー記録を行う(ステップS6)。
【0082】第2〜第4の取付け孔17b〜17d,2
7b〜27dのいずれかにブラックインクジェットヘッ
ドユニットが搭載されている場合には、中央処理手段2
00は記録を保留し(ステップS7)、警告手段400
を駆動して警告音等による警告を行い、使用者にカラー
インクジェットヘッドユニットが搭載されていないこと
を知らせる(ステップS8)。
【0083】
【発明の効果】第1〜第7の発明によれば、複数のイン
クジェットヘッドユニットの吐出口群の位置を副走査方
向に互いにオフセットさせることにより、モノクロ記録
時にキャリッジの一走査における副走査方向の記録範囲
が増大するので、構成部品の無駄を生じさせることな
く、高速のインクジェット記録を行うことが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の第1の実施例におけるインクジ
ェット記録装置の平面図 (b)本発明の第1の実施例におけるインクジェット記
録装置の側面図 (c)本発明の第1の実施例におけるインクジェット記
録装置のキャリッジ部分の底面図
【図2】本発明の第1の実施例におけるインクジェット
記録装置のキャリッジの外観斜視図
【図3】第1〜第4のインクジェットヘッドユニット外
観斜視図
【図4】(a)本発明の第2の実施例におけるインクジ
ェット記録装置の平面図 (b)本発明の第2の実施例におけるインクジェット記
録装置の側面図 (c)本発明の第2の実施例におけるインクジェット記
録装置のモノクロ印字時のキャリッジ部分の底面図 (d)本発明の第2の実施例におけるインクジェット記
録装置のカラー印字時のキャリッジ部分の底面図
【図5】本発明の第2の実施例におけるインクジェット
記録装置のキャリッジの外観斜視図
【図6】第1および第2の実施例のインクジェット記録
装置の制御系の動作を示すフローチャート
【図7】(a)従来のインクジェット記録装置の平面図 (b)従来のインクジェット記録装置の側面図 (c)従来のインクジェット記録装置のキャリッジ部分
の底面図
【符号の説明】
1 記録用紙 2 プラテン 8,9 シャフト 13,14,15,16 第1〜第4のインクジェット
ヘッドユニット 13e,14e,15e,16e 第1〜第4の吐出口
群 17 キャリッジ 17a,17b,17c,17d 第1〜第4の取付け
孔 171,172,173,174,175,176 凸
条 131,132,133,134,135,136 凹
溝 23 ブラックインクジェットヘッドユニット 24 イエローインクジェットヘッドユニット 25 マゼンタインクジェットヘッドユニット 23e,24e,25e,26e 吐出口群 27 キャリッジ 27a,27b,27c,27d 第1〜第4の取付け
孔 271,272,273,274,275,276 凸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 25/34 B41J 25/28 Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクを吐出口群から吐出する複数のイン
    クジェットヘッドユニットを主走査方向に往復移動する
    キャリッジの複数の取付け位置にそれぞれ取り付けてな
    るインクジェット記録装置において、前記複数のインク
    ジェットヘッドユニットの吐出口群の位置を前記主走査
    方向とほぼ垂直な副走査方向に互いにオフセットさせた
    ことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】前記キャリッジの前記複数の取付け位置を
    前記副走査方向に互いにずれた位置に設けたことを特徴
    とする請求項1記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】前記複数のインクジェットヘッドユニット
    の吐出口群を前記副走査方向に互いにずれた位置に形成
    したことを特徴とする請求項1記載のインクジェット記
    録装置。
  4. 【請求項4】少なくとも1つの色のインクジェットヘッ
    ドユニットを前記キャリッジの2以上の取付け位置に取
    付け可能としたことを特徴とする請求項1記載のインク
    ジェット記録装置。
  5. 【請求項5】前記キャリッジの1つの取付け位置に予め
    定められた1つの色のインクジェットヘッドユニットを
    取付け可能とし、前記キャリッジの残りの取付け位置に
    予め定められた他の色のインクジェットヘッドユニット
    および前記予め定められた1つの色のインクジェットヘ
    ッドユニットを選択的に取付け可能としたことを特徴と
    する請求項1記載のインクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】前記キャリッジの前記残りの取付け位置に
    取り付けられたインクジェットヘッドユニットの種類を
    識別する識別手段をさらに設けたことを特徴とする請求
    項5記載のインクジェット記録装置。
  7. 【請求項7】隣合う2つのインクジェットヘッドユニッ
    トの吐出口群のオフセット量を、一方のインクジェット
    ヘッドユニットの吐出口群における吐出口ピッチと吐出
    口数との積に他方のインクジェットヘッドユニットの吐
    出口群における吐出口ピッチと吐出口数との積を加算し
    た値の2分の1に設定したことを特徴とする請求項1記
    載のインクジェット記録装置。
JP32797194A 1994-12-28 1994-12-28 インクジェット記録装置 Pending JPH08183188A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007065321A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Toppan Printing Co Ltd 画像形成方法及び画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007065321A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Toppan Printing Co Ltd 画像形成方法及び画像形成装置

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