JP4765009B2 - リチウム吸着剤を含有する成形体およびその製造方法 - Google Patents
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一方、各種活性物質の担体として、種々の中空ないし多孔質構造の膜状、マイクロカプセル状の成形体が提案されている。例えば、スピノーダル分離模様の連続多孔構造を有する膜が提案されている(特許文献3参照)。また、各種触媒の担持体、電子写真のトナー、表示機器などの電子材料、クロマトグラフィー、吸着材などとして、多孔質球状粒子が知られている(特許文献4参照)。また、微生物、細菌、酵素に代表される活性物質の固定化担体として、中空および多孔質のカプセル壁を有し、カプセル壁の多孔質が、カプセルの内部の中空と微細孔を通してつながっている構造のマイクロカプセルが提案されている(特許文献5参照)。また、カプセル樹脂壁材の緻密性を制御することにより、所望の徐放特性を有するマイクロカプセルが提案されている(特許文献6参照)。さらに、活性物質のバインダーを多孔構造とする方法として、無機塩や澱粉等の有機物を造孔剤として用いる方法が提案されている(特許文献7参照)。
(1)セル中にはリチウム吸着剤またはその前駆体が内包され、
(2)ポリマー中には細孔が存在し、細孔は他の細孔とポリマー中で連通し、それらの孔径が1nm〜1μmの範囲にあり、
(3)セルの内壁とリチウム吸着剤またはその前駆体とは実質的に接触していない、成形体であって、
ポリマーがアラミドポリマーまたはアクリルポリマーであり、リチウム吸着剤がH 2 Mn 2 O 5 またはH 1.33 Mn 1.67 O 4 で表わされる化合物であり、リチウム吸着剤前駆体が、Li 2 Mn 2 O 5 またはLi 1.33 Mn 1.67 O 4 で表わされる化合物である、前記成形体である。
(1)ドープは、ポリマー、該ポリマーの良溶媒である溶媒(B)およびリチウム吸着剤またはその前駆体を含有し、
(2)凝固液は、該ポリマーの貧溶媒である溶媒(D)を含有し、
ポリマーがアラミドポリマーまたはアクリルポリマーであり、リチウム吸着剤がH 2 Mn 2 O 5 またはH 1.33 Mn 1.67 O 4 で表わされる化合物であり、リチウム吸着剤前駆体が、Li 2 Mn 2 O 5 またはLi 1.33 Mn 1.67 O 4 で表わされる化合物であることを特徴とする方法である。
(i)ドープを凝固液中で凝固させ成形体を得る工程であって、(1)ドープは、ポリマー、該ポリマーの良溶媒である溶媒(B)およびリチウム吸着剤前駆体としてLi2Mn2O5またはLi1.33Mn1.67O4で表わされる化合物を含有し、(2)凝固液は、該ポリマーの貧溶媒である溶媒(D)を含有する工程、並びに
(ii)得られた成形体を酸性液に接触せしめリチウムを抽出しH2Mn2O5またはH1.33Mn1.67O4で表わされる化合物に変換する工程、
を含み、
ポリマーがアラミドポリマーまたはアクリルポリマーである、
成形体の製造方法である。
(ポリマー)
本発明の成形体は、ポリマーにより形成される。ポリマーは疎水性である。ポリマーとして、アラミドポリマー、アクリルポリマーなどが挙げられる。アラミドポリマーは、アミド結合の85モル%以上が芳香族ジアミンおよび芳香族ジカルボン酸成分よりなるポリマーが好ましい。その具体例としては、ポリパラフェニレンテレフタルアミド、ポリメタフェニレンテレフタルアミド、ポリメタフェニレンイソフタルアミド、ポリパラフェニレンイソフタルアミドを挙げることができる。アクリルポリマーは、85モル%以上のアクリロニトリル成分を含むポリマーが好ましい。共重合成分として、酢酸ビニル、アクリル酸メチル、メタクリ酸メチル、および硫化スチレンスルホン酸塩からなる群から選ばれた少なくとも一種の成分が挙げられる。
本発明の成形体は、ポリマー自体に細孔を有する。細孔は他の細孔とポリマー中で連通しており、細孔同士が連結した網目構造を形成している。細孔の孔径は1nm〜1μm、好ましくは10nm〜500nmの範囲にある。細孔は、ドープをポリマーの貧溶媒である溶媒(D)を含有する凝固液中で凝固させることによりスピノーダル現象により形成される。細孔は、走査型電子顕微鏡写真、透過型電子顕微鏡写真により観察することができる。
本発明の成形体中には複数のセルが形成される。セル中にはリチウム吸着剤またはその前駆体が内包されている。セルの形状は一定ではないが、リチウム吸着剤またはその前駆体を含むことが出来る大きさである。本発明の成形体においては、セルの内壁とリチウム吸着剤またはその前駆体は実質的に接触していない。即ち本発明の成形体においては、セルの内壁と、リチウム吸着剤またはその前駆体との間には空間が存在する。セル中のリチウム吸着剤またはその前駆体は、ちょうど鈴の中にある珠に相当すると言える。以下この構造を鈴構造ということがある。
リチウム吸着剤前駆体として、Li2Mn2O5またはLi1.33Mn1.67O4で表わされる化合物が挙げられる。これらの化合物の混合物も用いることができる。Li2Mn2O5で表わされる化合物は、LiMnO2で表わされる化合物を、酸素の存在下400℃以上で焼成することにより製造することができる。なお、LiMnO2で表わされる化合物は、γ‐オキシ水酸化マンガン及び/又は三酸化二マンガンと水酸化リチウム水和物とを、耐圧容器中、100〜140℃で加熱反応させることにより製造することができ、その製造方法は、特開2004−2097号公報に記載されている。また、Li1.33Mn1.67O4で表わされる化合物は、炭酸リチウムや硝酸リチウムなどのリチウム化合物と、水酸化酸化マンガンや炭酸マンガンなどのマンガン化合物を所定の割合で混合し、350℃以上の温度で数時間程度、加熱処理する固相反応法により製造することができることが、特開2004−2097号公報に記載されている。リチウム吸着剤前駆体は、粒子状のものが好ましい。粒子の粒径は、好ましくは1nm〜500μm、より好ましくは1nm〜100μm、さらにより好ましくは1nm〜50μmである。
リチウム吸着剤として、H2Mn2O5またはH1.33Mn1.67O4で表わされる化合物が挙げられる。これらの化合物は、前述の前駆体を希塩酸と接触せしめリチウムを抽出することにより製造することができる。これらの化合物の混合物も用いることができる。リチウム吸着剤は、粒子状のものが好ましい。粒子の粒径は、好ましくは1nm〜500μm、より好ましくは1nm〜100μm、さらにより好ましくは1nm〜50μmである。
本発明の成形体は、球状、楕円状のような塊状のもの、紐状、パイプ状、中空糸状のような繊維状のもの、また膜状のものが好ましい。
(ドープ)
本発明の成形体は、ドープを凝固液中で凝固させ製造することができる。ドープは、ポリマー、ポリマーの良溶媒である溶媒(B)およびリチウム吸着剤またはその前駆体を含有する。ポリマー、リチウム吸着剤またはその前駆体は成形体の項で説明した通りである。ドープ中に2種以上のリチウム吸着剤またはその前駆体を含有させることもできる。
溶媒(B)は、ポリマーの良溶媒である。良溶媒とは一般に言われるように、ポリマーに対し大きな溶解能を有する溶媒である。たとえば、ポリマーがポリメタフェニレンテレフタルアミドのとき、溶媒(B)はN−メチル−2−ピロリドン(NMP)が好ましい。またポリマーがアクリルポリマーのとき、溶媒(B)はジメチルスルホオキサド(DMSO)が好ましい。
溶媒(B)の含有量は、100質量部のポリマーに対し、好ましくは100〜10,000質量部、より好ましくは1,000〜5,000質量部である。リチウム・マンガン複合酸化物の含有量は、ポリマー100質量部に対し、好ましくは100〜10,000質量部、さらに好ましくは100〜1900質量部である。
ドープの温度は、好ましくは5〜80℃、さらに好ましくは20〜50℃である。ドープは、溶媒(B)にポリマーを混入し、充分に攪拌して溶解させた後に、リチウム吸着剤またはその前駆体を添加して調製しても良いし、溶媒(B)中にポリマーとリチウム吸着剤またはその前駆体を同時に混入させて調製しても良い。
凝固液は、ポリマーの貧溶媒である溶媒(D)を含有する。貧溶媒とは一般に言われるように、ポリマーに対し溶解能を僅かしか持たない溶媒である。ポリマーがポリメタフェニレンテレフタルアミドであるとき、溶媒(D)は水が好ましい。凝固液は、好ましくは50〜100質量%、より好ましくは85〜100質量%の溶媒(D)を含有する。他の成分は、N−メチル−2−ピロリドンやジメチルスルホオキサドが好ましい。
凝固液は、界面活性剤を含有していても良い。界面活性剤としてアニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤および非イオン界面活性剤が挙げられる。アニオン性界面活性剤として、高級脂肪酸塩、アルキル硫酸塩、アルケニル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩等が挙げられる。カチオン界面活性剤としては、炭素数12〜16の直鎖モノアルキル第4級アンモニウム塩、炭素数20〜28の分岐アルキル基を有する第4級アンモニウム塩等が挙げられる。両性界面活性剤としては、アルキル基及びアシル基が8〜18個の炭素原子を有するアルキルアミンオキシド、カルボベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン、アミドスルホベタイン等が挙げられる。非イオン性界面活性剤としては、アルキレンオキシド、好ましくはエチレンオキシド(EO)等を挙げることができる。界面活性剤の含有量は、溶媒(D)100質量部に対し、好ましくは0.05〜30質量部、さらに好ましくは5〜10質量部である。凝固液の温度は、好ましくは10〜80℃、さらに好ましくは20〜50℃である。
(i)ドープを凝固液中で凝固させ成形体を得る工程であって、(1)ドープは、ポリマー、該ポリマーの良溶媒である溶媒(B)およびリチウム吸着剤前駆体としてLi2Mn2O5またはLi1.33Mn1.67O4で表わされる化合物を含有し、(2)凝固液は、該ポリマーの貧溶媒である溶媒(D)を含有する工程、並びに
(ii)得られた成形体を酸性液に接触せしめリチウムを抽出しH2Mn2O5またはH1.33Mn1.67O4で表わされる化合物に変換する工程、
を含み、
ポリマーがアラミドポリマーまたはアクリルポリマーである、
成形体の製造方法が提供される。酸性液として希塩酸が好ましい。接触は成形体を酸性液中に浸漬することにより容易に行うことができる。
(参考例1)リチウム吸着剤前駆体の合成
γ‐オキシ水酸化マンガン10kgと固体状の水酸化リチウム一水和物5kgとを、25リットル容積のポリテトラフルオロエチレン製耐圧容器に入れて密封したのち、120℃で24時間反応させ、次いで生成した固体を60℃で12時間乾燥することにより、LiMnO2で表わされるリチウム・マンガン複合酸化物10.8kgを得た。次に、このLiMnO2で表わされるリチウム・マンガン複合酸化物10kgを電気炉に入れ、空気雰囲気中、400℃において4時間加熱、焼成することにより、Li2Mn2O5で表されるリチウム吸着剤前駆体(以下、LMCOということがある)10.7kgを得た。
(ドープの調製)
室温で、10重量部のポリメタフェニレンテレフタルアミド(PMPTA)を1900重量部のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)に溶解させて、ポリマー溶液を調製した。ポリマー溶液に30質量部の参考例1で得たリチウム吸着剤前駆体(LMCO)を添加し、攪拌棒で全体を充分に攪拌してドープを調製した。
(凝固液)
室温の水を凝固液とした。
(成形)
図1に示す装置で、室温にてドープをギヤポンプからキャップを介して凝固液中に吐出し、ローラーで巻き取って繊維状成形体を得た。繊維状成形体の断面の透過型電子顕微鏡写真を図2に示す。
実施例1で得られた繊維状成形体を0.5M塩酸水溶液中に1日間浸漬してリチウムを抽出したのち、ろ別し、乾燥して、繊維状吸着剤を得た。次いで、この繊維状吸着剤の0.1gを、リチウム5ppmを含む海水1リットル中に添加し3日間攪拌した。吸着前後のリチウム濃度の差からリチウム吸着量を求めた。リチウム濃度は原子吸光光度法により測定した。吸着量は19mg−Li/g−繊維状吸着剤で、原粉当たりの吸着量は32mg−Li/g−LMCOであった。
参考例1で得られたリチウム吸着剤前駆体について、実施例2と同じ操作により酸処理して、粉体状リチウム吸着剤を得た。次いで、繊維状吸着剤の代わりに、粉体状リチウム吸着剤の0.1gを用いる以外は、実施例2と同じ操作を行って、リチウム吸着量を求めた。リチウム吸着量は31mg−Li/g−LMCOであった。実施例1と比較例1とを比べると、本発明の成形体は、吸着剤原粉とほぼ同等の能力を有することが分かる。
2 ドープ
3 吐出部
4 紡出糸
5 凝固浴槽
6 凝固液
7 抑えローラー
8 巻き取りローラー
9 隙間
10 リチウム吸着剤前駆体
11 ポリマー
Claims (7)
- リチウム吸着剤またはその前駆体とポリマーとを含有するドープを凝固液中で凝固させて得られ、ポリマー中に形成された複数のセルを有する成形体であって、
(1)セル中にはリチウム吸着剤またはその前駆体が内包され、
(2)ポリマー中には細孔が存在し、細孔は他の細孔とポリマー中で連通し、それらの孔径が1nm〜1μmの範囲にあり、
(3)セルの内壁とリチウム吸着剤またはその前駆体とは実質的に接触していない、成形体であって、
ポリマーがアラミドポリマーまたはアクリルポリマーであり、リチウム吸着剤がH 2 Mn 2 O 5 またはH 1.33 Mn 1.67 O 4 で表わされる化合物であり、リチウム吸着剤前駆体が、Li 2 Mn 2 O 5 またはLi 1.33 Mn 1.67 O 4 で表わされる化合物である、前記成形体。 - ドープを凝固液中で凝固させることからなる、ポリマー中に形成された複数のセルを有する成形体であって、セル中にはリチウム吸着剤またはその前駆体が内包されている成形体の製造方法であって、
(1)ドープは、ポリマー、該ポリマーの良溶媒である溶媒(B)およびリチウム吸着剤またはその前駆体を含有し、
(2)凝固液は、該ポリマーの貧溶媒である溶媒(D)を含有し、
ポリマーがアラミドポリマーまたはアクリルポリマーであり、リチウム吸着剤がH 2 Mn 2 O 5 またはH 1.33 Mn 1.67 O 4 で表わされる化合物であり、リチウム吸着剤前駆体が、Li 2 Mn 2 O 5 またはLi 1.33 Mn 1.67 O 4 で表わされる化合物であることを特徴とする方法。 - ドープが、100質量部のポリマーに対して100〜10,000質量部の溶媒(B)を含有する請求項2記載の方法。
- ポリマーがポリメタフェニレンテレフタルアミドであり、溶媒(B)がN−メチル−2−ピロリドンであり、溶媒(D)が水である請求項2記載の方法。
- ポリマーがアクリルポリマーであり、溶媒(B)がジメチルスルホオキサドであり、溶媒(D)が水である請求項2記載の方法。
- ポリマー中に形成された複数のセルを有する成形体であって、セル中にはリチウム吸着剤としてH2Mn2O5またはH1.33Mn1.67O4で表わされる化合物が内包されている成形体の製造方法であって、
(i)ドープを凝固液中で凝固させ成形体を得る工程であって、(1)ドープは、ポリマー、該ポリマーの良溶媒である溶媒(B)およびリチウム吸着剤前駆体としてLi2Mn2O5またはLi1.33Mn1.67O4で表わされる化合物を含有し、(2)凝固液は、該ポリマーの貧溶媒である溶媒(D)を含有する工程、並びに
(ii)得られた成形体を酸性液に接触せしめリチウムを抽出しH2Mn2O5またはH1.33Mn1.67O4で表わされる化合物に変換する工程、
を含み、
ポリマーがアラミドポリマーまたはアクリルポリマーである、
成形体の製造方法。 - リチウム吸着剤を含有する請求項1記載の成形体と海水とを接触させることを特徴とする海水中のリチウムの吸着方法。
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