JP4763572B2 - 踏桟の補強装置 - Google Patents

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本発明は、梯子、脚立、踏台、作業台等の支柱と所要の踏桟とのコーナー部において支柱と踏桟を補強するための補強装置に関するものである。
従来の梯子や作業台等における踏桟の補強は、特許文献1や特許文献2に記載のように、梯子等の支柱と踏桟とのコーナー部に三角形状の補強金具を介在させて、この補強金具を支柱と踏桟とに対しボルト結合又はリベット結合するようにしていた。
特開2005−256459号公報 特開2006−144359号公報
特許文献1や特許文献2に記載の補強装置では、補強金具を取り付けるための取付孔を支柱側と踏桟側との両方に設ける必要があるため、その孔加工に非常に手間がかかる上、踏桟側に取付孔を設けると、作業者が乗り降りする時に踏桟に直接かかる荷重により取付孔が次第に拡大していって、リベットやボルトとの間にガタを生じるといったような問題があった。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたもので、踏桟側に取付孔を設けることなく、支柱側に補強金具の取付孔を設けるだけで、補強金具の取付けができる踏桟の補強装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照番号を付して説明すると、請求項1に係る発明は、梯子H等の支柱1と所要の踏桟2とのコーナー部において支柱1と踏桟2を補強する補強装置であって、支柱1に取り付けられる支柱取付側金具3と、踏桟2に対しその上方又は下方より嵌合されて、支柱取付側金具3に連結される断面略U字状又はコ字状の踏桟取付側金具4とからなり、
支柱取付側金具3は、底壁部1aと両フランジ部1b,1bとからなる断面コ字状を成す支柱1の底壁部1a内面にボルト又はリベット結合される取付用板部5と、中空角枠状の金具本体6と、取付用板部5と中空角枠状金具本体6との間に形成される形成される中空枠部7とからなるもので、踏桟2に嵌合された踏桟取付側金具4の両端部4a,4aが金具本体6を挟み付けた状態でこの金具本体6にに対しボルト又はリベット結合されてなることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、梯子H等の支柱1と所要の踏桟2とのコーナー部において支柱1と踏桟2を補強する補強装置であって、側面視が垂直辺部Aと水平辺部Bと斜辺部Cとからなる略直角三角形を成し、支柱1に取り付けられる支柱取付側金具3と、踏桟2に対しその上方又は下方より嵌合されて、支柱取付側金具3に連結される断面略U字状又はコ字状の踏桟取付側金具4とからなり、
支柱取付側金具3は、前記直角三角形の垂直辺部Aに沿う位置にあって、底壁部1aと両フランジ部1b,1bとからなる断面コ字状を成す支柱1の底壁部1a内面にボルト又はリベット結合される取付用板部5と、夫々前記直角三角形の水平辺部Bと斜辺部Cを有する左右一対の側壁部6a,6aを備えた中空角枠状の金具本体6と、取付用板部5と中空角枠状金具本体6との間にあって左右一対の側壁部7a,7aを備えた中間枠部7とからなるもので、踏桟2に嵌合された踏桟取付側金具4の両端部4a,4aが金具本体6の左右両側壁部側壁部6a,6aに対しボルト又はリベット結合されることを特徴とする。
請求項は、請求項又はに記載の踏桟の補強装置において、支柱取付側金具3は、前記直角三角形の直角コーナー部分aが切除された形状となっていることを特徴としている。
請求項は、請求項の何れかに記載の踏桟の補強装置において、支柱取付側金具3は、長手方向に沿った一側部が取付用板部5を形成し、他側部側が左右一対の側壁部6a,6aを備えた中空角枠状の金具本体6を形成し、取付用板部5と金具本体6との間にあって左右一対の側壁部7a,7aを備えた中間枠部7を形成するようなアルミ押出型材Mを、前記直角三角形の垂直辺部Aの長さと同じピッチPで且つその斜辺部Cの水平辺部Bに対する傾斜角度と同じ角度θで斜めに切断して、側面視平行四辺形の切断片Sを形成し、この切断片Sを前記水平辺部Bに沿うように切断することによって形成されることを特徴とする。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照番号を付して説明すると、請求項1に係る発明の踏桟補強装置によれば、補強装置の取付けにあたって、ボルトやリベットの取付孔は、踏桟2側には設ける必要がなく、支柱1側にのみ設ければよいから、取付作業の手間が簡単容易となり、また梯子等への作業者の乗り降り時に直接荷重のかかる踏桟2側にボルトやリベットの取付孔を設けないことから、従来の補強装置のように取付孔の拡大によって踏桟2側にガタが生ずるようなことがなく、梯子等の使用寿命を延ばすことができる。この発明の補強装置は、左右の支柱1,1が平行ではなく、略々ハの字状に開いた構造の梯子等にも適用可能となる。又、支柱取付側金具3は、取付用板部5と中空角枠状金具本体6との間に中間枠部7を形成するため、金具本体6に対する踏桟取付側金具4の連結作業が容易となる。
請求項2に係る発明の踏桟補強装置によれば、請求項1に係る発明と同様に、補強装置の取付けにあたって、ボルトやリベットの取付孔は、踏桟2側には設ける必要がなく、支柱1側にのみ設ければよいから、取付作業の手間が簡単容易となり、また梯子等への作業者の乗り降り時に直接荷重のかかる踏桟2側にボルトやリベットの取付孔を設けないことから、従来の補強装置のように取付孔の拡大によって踏桟2側にガタが生ずるようなことがなく、梯子等の使用寿命を延ばすことができる。又、支柱取付側金具3は、取付用板部5と中空角枠状金具本体6との間に中間枠部7を形成するため、金具本体6に対する踏桟取付側金具4の連結作業が容易となる。
請求項に係る発明によれば、支柱取付側金具3は、直角三角形の直角コーナー部分aが切除された形状となっているから、支柱取付側金具3を支柱1に取り付ける際に、支柱1に取り付けられている踏桟2の端部取付部に支柱取付側金具3が干渉することがなく、支柱取付側金具3の取付が容易となる。
請求項に係る発明によれば、支柱取付側金具3を一体形成できるから、支柱取付側金具3の強度を増大でき、また一本のアルミ押出型材を有効に利用して支柱取付側金具3を多数形成できると共に、支柱取付側金具3の製作が容易となって、製作コストの低廉化を図ることができる。
以下に、本発明の好適実施形態を図面に基づいて説明すると、図1は本発明に係る補強装置を構成する支柱取付側金具3と踏桟取付側金具4を示す斜視図であり、図2の(a) は支柱取付側金具3の正面図、(b) はその左側面図であり、図3は踏桟取付側金具4の正面図、(b) は(a) のX−X線断面図であり、図4の(a) ,(b) は、梯子Hの最下段の踏桟2を補強する補強装置の組み付け方法を示す説明図、図5の(a) は組み付けられた補強装置の外観を示す概略正面図、(b) はその右側面図、(c) は左側面図である。
この補強装置は、図2の(b) に示すように側面視が垂直辺部Aと水平辺部Bと斜辺部Cとからなる略直角三角形を成していて、図4〜図6に示すような梯子Hの支柱1に取り付けられる支柱取付側金具3と、梯子Hの円筒状踏桟2に対してその上方又は下方より嵌合されて、支柱取付側金具3に連結される断面略U字状の踏桟取付側金具4とからなるもので、支柱取付側金具3は、前記直角三角形の垂直辺部Aと水平辺部Bとの直角コーナー部分aと、水平辺部Bと斜辺部Cとの鋭角コーナー部分bが夫々切除されたような形状となっている。
支柱取付側金具3は、前記直角三角形の垂直辺部Aに沿う位置にあって、図5の(a) 〜(c) に示すように底壁部1aと両フランジ部1b,1bとによって断面コ字状を成す支柱1の底壁部1a内面にボルト止めされる取付用板部5と、夫々前記直角三角形の水平辺部Bと斜辺部Cを有する左右一対の側壁部6a,6aを備えた中空角枠状の金具本体6と、この金具本体6と前記取付用板部5との間に形成された中間枠部7と、からなるもので、踏桟2に嵌合される断面略U字状踏桟取付側金具4の両端部4a,4aが中空角枠状金具本体6の両側壁部6a,6aに夫々重ね合わせられてボルト8止めされるようになっている。
支柱取付側金具3の金具本体6は、図1から分かるように、両側壁部6a,6aと、両側壁部6a,6aの後端側をつなぐ端壁部6bと、両側壁部6a,6aの先端側をつなぐ端壁部6cとによって中空角枠状に形成され、中間枠部7は、中空角枠状金具本体6の端壁部6bと平板状の取付用板部5との間に介在する一対の側壁部7a,7aとによって形成されている。取付用板部5には下端部両側にボルト挿通孔9が設けられ、金具本体6には各側壁部6aの上端両側にボルト挿通孔10が設けられている。また、踏桟取付側金具4の端部4aには、金具本体6の各側壁部6aの上端側に設けられたボルト挿通孔10,10と対応する位置に、ボルト挿通孔11,11が設けてある。
また、踏桟取付側金具4の幅Wc(図3の(a) 参照)は、支柱取付側金具3の金具本体6の側壁部6aの幅Wa(図2の(b) 参照)よりも僅かに狭く、また踏桟取付側金具4の両端部4a,4a間の内法間隔Wd(図3の(b) 参照)は、支柱取付側金具3の金具本体6の側壁部6a,6a間の外法間隔Wbと殆ど同じ又はそれよりも僅かに広く形成され、それによって断面略U字状踏桟取付側金具4の両端部4a,4aが支柱取付側金具3の金具本体6の側壁部6a,6aを外側から挟み付けた状態で的確に嵌合されてボルト8止めされるようになっている。また踏桟取付側金具4の外周面には、例えば凹条部等からなる滑り止め20が形成されている。また踏桟取付側金具4は、踏桟2に対しその上方又は下方より嵌合されるもので、踏桟2の断面形状(円形、矩形、多角形、その他の形状)に対応する断面略U字状又は略コ字状に形成されている。
上記のような構成よりなる踏桟補強装置を使用して、例えば最下段の踏桟2を支柱1とのコーナー部において補強する時は、先ず、図4の(a) に示すように支柱取付側金具3を支柱1の所要箇所に取り付ける。この取り付けにあたっては、取付用板部5を断面コ字状支柱1の底壁部1aの内面所要部に当接させ、この底壁部1aの所要箇所に予め設けてあるボルト挿通孔(図示せず)から挿入したボルト12を取付用板部5のボルト挿通孔9に通し、その挿通端部にナット13を螺合して締め付け、これにより取付用板部5を支柱1に取り付け固定する。
こうして支柱1の所要箇所に支柱取付側金具3をボルト12止めした後、図4の(b) に示すように踏桟取付側金具4を上方より踏桟2の端部に嵌合して、この踏桟取付側金具4の両端部4a,4aにより、支柱取付側金具3の金具本体6の側壁部6a,6aを外側から挟み付けた状態とし、この状態で踏桟取付側金具4の各端部4aのボルト挿通孔11から金具本体6の側壁部6aのボルト挿通孔10にボルト8を挿通し、その挿通端部にナット14を螺合して締め付け、これにより断面略U字状の踏桟取付側金具4を踏桟2に固定すると共に、この踏桟取付側金具4を支柱取付側金具3に一体的に連結し、図5の(a) 〜(c) に示すような取付状態とする。
図6は、上記のようにして組み付けた梯子Hの最下段側踏桟2の補強装置を左右両側の支柱1,1について示したものである。この補強装置の支柱取付側金具3及び踏桟取付側金具4はいずれも、図1及び図2から分かるように左右対称形状であるため、同じものを反転させて使用することによって、左右どちらの支柱1に対して取付可能である。
また、図4〜図6によって説明した補強装置は、梯子Hの支柱1とその最下段側踏桟2を補強するために支柱取付側金具3が踏桟2の下側に位置するように取り付けているが、梯子Hとその最上段側の踏桟2を補強する場合は、図7に示すように支柱取付側金具3が踏桟2の上側に位置するように取り付ければよく、この場合、踏桟取付側金具4は、踏桟2に対し下方より嵌合すればよい。取付方法は図4〜図6によって説明したのと同様である。
また、図4〜図7は、梯子Hの支柱1と踏桟2を補強する補強装置を示したものであるが、この補強装置は、梯子に限るものではなく、脚立、踏台、作業台、その他に支柱と踏桟とが直角に取り付く構造物であれば、どのような構造体にも適用可能である。図8は、作業台Kの支柱1と踏桟2とのコーナー部における踏桟2の補強装置を示したもので、この取付方法については、図4〜図6によって説明した梯子Hの場合と全く同様である。この作業台Kの支柱1は、詳細な図示は省略するが、底壁部と両フランジ部とによって断面コ字状を成すもので、この底壁部の内面に支柱取付側金具3がボルト止めされる。図4〜図7において、21は支柱1の下端部に枢着された接地ベースである。
以上説明した実施形態の踏桟2の補強装置では、支柱取付側金具3の取付用板部5を支柱1の底壁部1aに取り付け、また踏桟取付側金具4を支柱取付側金具3の金具本体6に連結するのに、ボルトを使用しているが、ボルトの代えてリベットを使用してもよい。
上述したような実施形態の踏桟補強装置によれば、この補強装置の取付けにあたって、ボルトやリベットの取付孔は、踏桟2側には設ける必要がなく、支柱1側にのみ設ければよいから、取付作業の手間が簡単容易となり、また作業者の乗り降り時に直接荷重のかかる踏桟2側にボルトやリベットの取付孔を設けないことから、従来の補強装置のように取付孔の拡大によって踏桟2側にガタが生ずるようなことがなく、梯子等の使用寿命を極力延ばすことができる。
図9の(a) は、上述した補強装置の支柱取付側金具3を形成するアルミ押出型材Mの側面図、(b) はその横断面図である。このアルミ押出型材Mは、長手方向に沿った一側部が取付用板部5を形成し、他側部側が左右一対の側壁部6a,6aを備えた中空角枠状の金具本体6を形成し、尚且つそれらの間に一対の側壁部7a,7aからなる中間枠部7を形成した型材であって、この型材Mを、図2の(a) に示すような直角三角形の垂直辺部Aの長さと同じピッチPで且つ前記直角三角形の斜辺部Bの水平辺部Cに対する傾斜角度θ(例えば48°)と同じ角度θで斜めに切断して(切断線をCL1で示す)、側面視平行四辺形の切断片Sを形成し、この平行四辺形の切断片Sを前記水平辺部Bに沿うように切断する(切断線をCL2で示す)ことによって形成される。
このように型材Mを直角三角形の垂直辺部Aの長さと同じピッチPで且つ前記直角三角形の斜辺部Bの水平辺部Cに対する傾斜角度と同じ角度θで斜めに切断して、側面視平行四辺形の切断片Sを形成し、この切断片Sを前記水平辺部Bに沿うように切断する方法によれば、支柱取付側金具3を一体形成できるから、支柱取付側金具3の強度を増大でき、また一本のアルミ押出型材を有効に利用して支柱取付側金具3を多数形成できると共に、支柱取付側金具3の製作が容易となって、製作コストの低廉化を図ることができる。
尚、支柱取付側金具3は、上記のような製作方法によって形成される以外に、複数の部材を接合して形成してもよいし、また鋳造によって形成してもよい。
また、以上図面に基づいて説明した実施形態の補強装置は、請求項2〜請求項5に係る発明であって、左右両支柱1,1が平行に対向配置された梯子等に設置される補強装置であるが、図示はしていない請求項1に係る発明の補強装置は、両支柱が略ハの字状に配置された構造の梯子等にも適用されるものである。
本発明に係る補強装置を構成する支柱取付側金具と踏桟取付側金具を示す斜視図である。 (a) は支柱取付側金具の正面図、(b) はその左側面図である。 (a) は踏桟取付側金具の正面図、(b) は(a) のX−X線断面図である。 (a) ,(b) は、梯子の最下段の踏桟を補強する補強装置の組み付け方法を示す説明図である。 (a) は組み付けられた補強装置の外観を示す概略正面図、(b) はその右側面図、(c) は左側面図である。 梯子の最下段踏桟の補強装置を左右両側支柱について示す正面図である。 支柱取付側金具を踏桟の上側に位置するように取り付けた場合の実施形態を示す正面図である。 作業台の支柱と踏桟とのコーナー部における踏桟の補強装置を示す正面図である。 (a) は支柱取付側金具を形成するアルミ押出型材の側面図、(b) はその横断面図である。
符号の説明
1 支柱
1a 支柱の底壁部
1b 支柱の側壁部
2 踏桟
3 支柱取付側金具
4 踏桟取付側金具
5 支柱取付側金具の取付用板部
6 支柱取付側金具の金具本体
7 支柱取付側金具の中間枠部

Claims (4)

  1. 梯子等の支柱と所要の踏桟とのコーナー部において支柱と踏桟を補強する補強装置であって、支柱に取り付けられる支柱取付側金具と、踏桟に対しその上方又は下方より嵌合されて、支柱取付側金具に連結される断面略U字状又はコ字状の踏桟取付側金具とからなり、
    支柱取付側金具は、底壁部と両フランジ部とによって断面コ字状を成す支柱の底壁部内面にボルト又はリベット結合される取付用板部と、中空角枠状の金具本体と、取付用板部と中空角枠状金具本体との間に形成される中間枠部とからなるもので、踏桟に嵌合された踏桟取付側金具の両端部が金具本体を挟み付けた状態でこの金具本体に対しボルト又はリベット結合されてなる踏桟の補強装置。
  2. 梯子等の支柱と所要の踏桟とのコーナー部において支柱と踏桟を補強する補強装置であって、側面視が垂直辺部と水平辺部と斜辺部とからなる略直角三角形を成し、支柱に取り付けられる支柱取付側金具と、踏桟に対しその上方又は下方より嵌合されて、支柱取付側金具に連結される断面略U字状又はコ字状の踏桟取付側金具とからなり、
    支柱取付側金具は、前記直角三角形の垂直辺部に沿う位置にあって、底壁部と両フランジ部とによって断面コ字状を成す支柱の底壁部内面にボルト又はリベット結合される取付用板部と、夫々前記直角三角形の水平辺部と斜辺部を有する左右一対の側壁部を備えた中空角枠状の金具本体と、取付用板部と中空角枠状金具本体との間にあって左右一対の側壁部を備えた中間枠部とからなるもので、踏桟に嵌合された踏桟取付側金具の両端部が金具本体の左右両側壁部に対しボルト又はリベット結合される踏桟の補強装置。
  3. 支柱取付側金具は、前記直角三角形の直角コーナー部分が切除された形状となっている請求項又はに記載の踏桟の補強装置。
  4. 支柱取付側金具は、長手方向に沿った一側部が取付用板部を形成し、他側部側が左右一対の側壁部を備えた中空角枠状の金具本体を形成し、取付用板部と金具本体との間にあって左右一対の側壁部を備えた中間枠部を形成するようなアルミ押出型材を、前記直角三角形の垂直辺部の長さと同じピッチで且つその斜辺部の水平辺部に対する傾斜角度と同じ角度で斜めに切断して、側面視平行四辺形の切断片を形成し、この切断片を前記水平辺部に沿うように切断することによって形成される請求項の何れかに記載の踏桟の補強装置。
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