JP4762018B2 - 電動弁 - Google Patents

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Description

この発明は、空気調和機、冷凍機等に組み込まれて使用される電動弁に係り、簡単な構成で小型化・低騒音化を達成することができる電動弁に関する。
従来、この種の空気調和機、冷凍機等に組み込まれて使用される電動弁は、冷媒等の流体の流量を調整する機器であり、通常、弁室および弁座を備えた弁本体と、鍔状部を介して前記弁本体の上部に固着された有底円筒状のキャンとを備えており、該キャンの内側にはロータが内蔵され、前記キャンの外部には中央部に挿通孔を有するステータが外嵌されているものである。そうした電動弁の一例として、特許文献1に開示されているものがある。
図4は前記したような従来の電動弁1の縦断面図を示しており、弁本体2は弁室2cと、ガイドブッシュ固定部2dと、キャン固着部2eとを備え、弁室2cには冷媒等の流体が出入する流体流入管2a、流体流出管2bが設けられるとともに、その内部には弁軸3の先端に形成された弁体3aであるニードル弁が接離する弁座2fが配設されている。
ガイドブッシュ固定部2dは、弁室の上方に位置し、弁本体2とガイドブッシュ4とを固定する。ガイドブッシュ4の外周には雄ねじ部4aが形成され、雄ねじ部4aには弁軸ホルダ5の内周に形成された雌ねじ部5aが螺合され、雄ねじ部4aと雌ねじ部5aとによりねじ送り機構が構成されている。そして、弁軸ホルダ5内には、下端部に弁体3aを形成している弁軸3が摺動可能に嵌挿されており、弁軸3は弁軸ホルダ内5に縮装された圧縮コイルばね3bによって常時下方に付勢されている。
キャン固着部2eは弁本体2の上端に位置し、内周面をかしめ固定されるとともに下端面を溶接により接合されているリング状金属板で構成されており、その外周部にてキャン1の鍔状部と溶接されることにより、キャン1が弁本体2に固定されている。弁軸3とロータ7とは、支持リング6を介して結合されている。支持リング6は、ロータ7の成形時にインサートされた黄銅製の金属リングで構成されている。支持リング6の内周孔部に弁軸ホルダ5の上部突部が嵌合し、この突部をかしめ固定してロータ7、支持シング6及び弁軸ホルダ5を結合している。弁軸3の上端にはプッシュナット3cが圧入固定され、プッシュナット3cの外周には、円筒状の圧縮コイルばね3dが、緩く嵌合又は外周に弾接して取り付けられており、ガイドブッシュ4の雄ねじ部4aと弁軸ホルダ5の雌ねじ部5aとの螺合が外れた場合に、その螺合に復帰させる力を与えることができる。また、弁軸3及びロータ7の上方移動の最上限は、ロータ7の上部に設けられているばね3dとキャン1の内面との接触によって与えられる。弁軸ホルダ5に固定される上ストッパ体8とガイドブッシュ4に固定される下ストッパ体9とにより、弁軸3の上下方向の行程を制限するストッパ機構が構成されている。
キャン1の内部にはロータ7が内蔵され、キャン1の外部には図示しないステータが外嵌されている。ステータの内部には上下にステータコイル及びヨークが格納されており、ステータコイルはリード線及びステータの外周に設けられたコネクタを通じて通電される。ステータコイルの通電によりヨークが励磁されてロータ7を回転させ、ねじ送り機構により弁軸ホルダ5と弁軸3を相対移動させることにより、弁体3aを開閉作動させて冷媒の流量の調整が行われる。
ステータ等に関する構成は、従来、電動弁の技術分野においてよく知られている構造であり、例えば、詳細については図示しないが、ステータの下方に金属製のリング状の取付け板を固定し、この取付け板と一体に形成された回り止め片を、弁本体2から水平方向に突出する流体流入管2aに係合させるとともに、弁本体2とキャン1とのリング状溶接部の一辺に係合孔を係合させ、リング状溶接部の他辺には取付け板と一体に形成された押圧片を押圧させてステータを固定する等の構造を採用することができる。
ところで、前記した電動弁においては、ロータがその回転に伴って、ガイドブッシュの外側に配置されているねじ送り機構の作用によって、ガイドブッシュの内側に配置されている弁軸の軸方向位置を変化させようとするので、それに起因して次のような現象が生じる。即ち、弁の開閉に伴ってロータの軸方向位置が変化するので、ステータから電磁作用で与えられるロータの回転力が弁位置によって変化して一定しない。ロータの軸方向移動を許容しなければならないので電動弁の軸方向寸法が大きく成りやすく、また、ガイドブッシュと弁軸ホルダとのねじ送り機構がロータの下方に位置しているので、キャン全長および弁本体の外径が大きくなって大型化する。そして、ねじ送り機構がロータの下方に位置しており、ロータがそのように配置されたねじ送り機構により回転駆動されるため、ロータが回転の際に振れやすい。
また、前記した電動弁においては、次に述べるような問題も生じている。即ち、ロータと弁軸ホルダとの間の連結にカラーやばねを用いており、部品点数が増加する原因になっている。更に、ロータの軸方向の移動をストッパで規制しているが、ストッパが当接する時に衝撃音が発生する。ロータの回転を規制するストッパ機構は、同様にロータの下方に位置しているため、図4の8,9の外周部に空間ができデッドスペースとなっていた。
特開2001−50415号公報(段落[0034]〜[0038]、図1)
そこで、ロータとガイドブッシュとを連結するインサートメタルに工夫を施すことによって、ロータの回転を、ガイドブッシュの内部に配置した弁軸及び駆動機構を介して弁体に伝達する構造とし、弁の開閉に際してロータがキャンの内部において軸方向に移動しない構造とすることで、上記の諸問題の解決を図る点で解決すべき課題がある。
本発明は、このような問題を考慮してなされたものであって、その目的は、キャン全長及び弁本体を小型化できるとともにロータの回転が安定し、且つ弁体が弁座の座面に対して及ぼす回転方向のストレスを解消することができ、ストッパ衝撃音がなく低コストで製造可能な電動弁を提供することである。
上記の課題を解決するため、この発明による電動弁は、弁軸の先端部に設けられている弁体を弁室内の弁座に接離させることにより通過流量を調整する弁本体と、前記弁本体に取り付けられているキャンの内部に内蔵され且つ前記弁体を前記弁座に接離させるため外部から回転駆動されるロータと、前記ロータの回転を前記弁軸の接離動作に変換する駆動機構とを備え、前記駆動機構は、前記キャン内において前記弁本体側から前記ロータの配置方向に延出して固定されているガイドブッシュと、前記ロータと一体化されており且つ前記ガイドブッシュに回転案内されるインサートメタルと、前記ガイドブッシュ内に配置されており前記インサートメタルと相対回転不能であるが軸線方向には相対移動可能に係合している弁軸ホルダと、前記ガイドブッシュと前記弁軸ホルダとの間に設けられ前記ロータからの回転を前記弁軸ホルダの前記軸線方向の移動に変換するねじ送り機構とを有していることから成っている。
この電動弁によれば、弁の開閉に際しては、ステータからの電磁作用によってロータがキャン内で軸方向位置を変えることなく回転する。ロータの回転は、ロータと一体化されているインサートメタルに伝達され、インサートメタルの回転は、ガイドブッシュ内において、相対回転不能であるが軸線方向には相対移動可能に係合している弁軸ホルダに伝達される。インサートメタルの回転は、ガイドブッシュによって案内されるので、弁軸ホルダには安定した回転が伝達される。弁軸ホルダが回転すると、ガイドブッシュとの間に設けられているねじ送り機構によって、弁軸ホルダは軸線方向に移動する。この際、弁軸ホルダはインサートメタルと相対回転不能であるので、インサートメタルと共に回転するが軸線方向には相対移動可能に係合しているので、インサートメタルに対する位置を変えることができる。弁軸ホルダの軸線方向に移動は、弁軸の先端部に設けられている弁体に伝達され、弁体は室内の弁座に接離して通過流量を調整することができる。
上記電動弁において、前記インサートメタルは、前記ロータと一体化される周縁部と前記周縁部に連なる底付き筒部とを有するハット形状に成形されており、前記底付き筒部において前記インサートメタルの回転前記ガイドブッシュによってガイドされている。ロータの成形時にインサートメタルの周縁部を鋳込むなどにより、インサートメタルはロータと容易に一体化される。インサートメタルの底付き筒部はハット形状に成形されているので、その筒面をガイドブッシュの筒面に嵌合させることにより、インサートメタルの回転はガイドブッシュとの間の筒面同士のガイドによって安定的に案内される。
上記の電動弁において、前記弁軸ホルダは、前記インサートメタルに対して、前記弁軸ホルダに備わる異形軸部が前記インサートメタルの前記底付き筒部に形成されている異形孔に嵌合されている。弁軸ホルダの異形軸部が、前記インサートメタルの底付き筒部に形成されている異形孔に嵌合することによって、インサートメタルと軸受ホルダとは相対回転不能であり、インサートメタルの回転は弁軸ホルダに対して空回りすることなく伝達される。また、弁軸ホルダはインサートメタルに対して相対移動可能に係合しているので、弁軸ホルダのインサートメタルに対する軸方向の相対移動が許容される。
上記の電動弁において、前記インサートメタルを、前記底付き筒部が前記ガイドブッシュの内部に嵌入した状態で回転案内可能に配置することができる。こうした配置によって、インサートメタルは、底付き筒部の外周面がガイドブッシュの内周面に案内される。
上記の電動弁において、前記インサートメタルを、前記底付き筒部が前記ガイドブッシュの外側を覆う状態で回転案内可能に配置することもできる。こうした配置によって、インサートメタルは、底付き筒部の内周面がガイドブッシュの外周面に案内される。
上記の電動弁において、前記弁軸ホルダと前記弁軸とは、軸線回りの回転方向には非拘束で且つ前記軸線方向には予め定められた遊びストロークの範囲内でガイドするガイド連結機構を介して連結することができる。弁軸ホルダと弁軸とを軸線回りの回転方向には非拘束なガイド連結機構を介して連結することで、弁の開閉、特に閉弁動作時に弁軸ホルダが回転される場合に、その回転力が弁軸に伝達されず、弁体と弁座との間で生じるストレスが軽減される。また、このガイド連結機構が軸線方向には予め定められた遊びストロークの範囲内で弁軸ホルダと弁軸とをガイドするので、弁軸ホルダが回転するときのねじ送り機構による送り作用によって軸線方向に移動する場合には、その遊びストロークの範囲で、弁体の弁座との間で生じるストレスが軽減される。
ガイド連結機構を備えた電動弁において、前記ガイド連結機構は、前記弁軸を前記弁軸ホルダに対して前記弁座方向に向かって押し出す付勢力を与えるばねと、前記弁軸ホルダに設けられ且つ前記弁軸の押し出しを制限するストッパと、前記弁軸の前記弁軸ホルダに対して前記ばねを圧縮する方向の移動を制限し且つ前記弁軸の前記弁軸ホルダに対する滑らかな相対回転を許容するボールとを備えることができる。このガイド連結機構を備えることで、弁軸は、ばねによって常に弁体が弁座に当接する方向に付勢されており、弁座に当接することで移動が制限されている。弁体が弁座に当接した後に弁軸ホルダが更に押し出されても、弁軸は動かず弁軸ホルダのみが遊びストロークの範囲でばねを圧縮しつつ前進することができる。弁軸がばねを圧縮しつつ弁軸ホルダに対して相対的に後退する方向の移動は、ボールによって制限される。ボールは弁軸ホルダ及び弁軸に対して接触が転がりであるので、両者間に作用する摩擦は低摩擦であり、弁軸に伝達される回転方向の力を実質的に無くすことができる。
ガイド連結機構を備えた電動弁において、前記ガイド連結機構を、前記弁軸ホルダの下部に配置することができる。この場合には、インサートメタルを、その底部分を上方からガイドブッシュ内に嵌入させる形態とすることで、弁軸ホルダの長さを短くすることができ、その結果、電動弁の小型化に寄与できる。
ガイド連結機構を備えた電動弁において、前記ガイド連結機構を、前記弁軸ホルダの上部に配置することができる。この場合には、弁軸ホルダは、ガイド連結機構を収容する程度の長さが必要である。こうしたガイド連結機構の配置と、インサートメタルの底部分を上にしてガイドブッシュをインサートメタルで上方から覆う形態との組合せが、軸方向長さが長くなり過ぎることを回避できるので好ましい。この場合、前記弁軸ホルダは、その下部において弁軸をガイドするガイド部分の長さを確保することができる。
上記の各電動弁において、前記ねじ送り機構は、前記ガイドブッシュに形成されている雌ねじ部と、前記弁軸ホルダに形成されており前記雌ねじ部と螺合している雄ねじ部とを備えていることが好ましい。弁本体に固定されているガイドブッシュには雌ねじ部が形成されており、この雌ねじ部に螺合する雄ねじ部を持つ弁軸ホルダがガイドブッシュ内において、ねじ送り作用によって回転しつつ軸線方向に移動可能である。
この発明は、上記のように構成されており、弁の開閉動作を行うためにロータの回転を弁体の弁軸方向の移動に変換する駆動機構は、キャン内において弁本体側からロータの配置方向に延出して固定されているガイドブッシュと、ロータと一体化されており且つガイドブッシュに回転案内されるインサートメタルと、ガイドブッシュ内に配置されインサートメタルと相対回転不能であるが弁軸の軸方向には相対移動可能に係合している弁軸ホルダと、ガイドブッシュと弁軸ホルダとの間に設けられロータからの回転を弁軸ホルダの弁軸方向の移動に変換するねじ送り機構とを有する構成であるので、弁軸ホルダがガイドブッシュの外側に配置されている構造を持つ従来の電動弁と比較して、ロータの軸方向移動が無く、且つインサートメタルの回転がガイドブッシュによって案内され、その結果、キャン全長及び弁本体を小型化できるとともにロータの回転を安定化することができる。また、ロータの軸方向移動を許容するがその移動量を直接に規制するストッパ機構をキャン内に設ける構成ではないので、ロータ回転のパルス制御に関して基準点設定のためにストッパ機構を作動させる必要も無くなって静音化が図られ、ストッパ機構を設けるためのスペースが不要になって電動弁の小型化を図ることができる。更に、インサートメタルとガイドブッシュとの係合が簡素化されて部品点数が減少するので、低いコストで製造可能な電動弁を提供することができる。
また、インサートメタルは、ロータと一体化される周縁部と当該周縁部に連なる底付き筒部とを有するハット形状に成形されており、底付き筒部においてインサートメタルの回転が前記ガイドブッシュによってガイドされているので、ロータの成形時にインサートメタルの周縁部を鋳込むなどによりロータとインサートメタルとを容易に一体化することができるとともに、インサートメタルの筒面をガイドブッシュの筒面に嵌合させることによりインサートメタルの回転をガイドブッシュとの間の筒面同士のガイドによって安定的に案内することができる。
更に、弁軸ホルダに備わる異形軸部がインサートメタルの底付き筒部に形成されている異形孔に嵌合しているので、インサートメタルが簡単な構造であるにもかかわらず、インサートメタルの回転を弁軸ホルダに対して空回りすることなく伝達することができるとともに、弁軸ホルダをインサートメタルに対して軸方向に相対移動させることができる。
以下、添付した図面に基づいて、本発明に係る電動弁の一実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明に係る電動弁の一実施形態を示す図であって、(a)はその縦断面図、(b)はインサートメタルと弁軸ホルダとの嵌合の一形態を示す端面図である。電動弁10は、弁室21内の弁座22に接離する弁体23により冷媒の通過流量を調整する弁本体20と、弁本体20に固着され弁体23を接離させるロータ30を内蔵するキャン40とを備えている。キャン40には、図示していないが、ロータ30を回転駆動する公知のステータが外嵌されている。ステータは磁性材より構成されるヨークと、このヨークにボビンを介して巻回される上下のステータコイルとから構成され、キャン40に外嵌されている。ロータ30とステータにより、電動弁10の弁開閉動作を行う駆動源としてのステッピングモータが構成されている。また、弁本体20から垂直方向の流体流出管20a及び水平方向の流体流入管20bが延出されている。
キャン40はステンレス等の非磁性の金属から形成される有底円筒状をしており、弁本体20の上部に固着されたステンレス製の鍔状板41に溶接等により固着され、内部は気密状態に保たれている。弁体23は、黄銅製の弁軸24の下端において、ニードル弁の構造に構成されている。弁体23を弁座22に接離させる駆動機構は、弁本体20よりロータ30方向に延出して固定されており且つ固定ねじ部25が形成される筒状のガイドブッシュ26と、ガイドブッシュ26の固定ねじ部25に螺合する移動ねじ部31を有する弁軸ホルダ32とから構成されるねじ送り機構である。
固定ねじ部25は、ガイドブッシュ26の下部内周において雌ねじ部として形成されている。また、移動ねじ部31は弁軸ホルダ32の下部外周において雄ねじ部として形成されている。なお、ガイドブッシュ26及び弁軸ホルダ32は、ともに黄銅製の円筒状材から形成されている。
ロータ30と弁軸ホルダ32とは、インサートメタル36を介して連結されている。インサートメタル36は、本実施形態では一枚の黄銅製の金属リングから成形されており、ロータ30の成形時にインサートされる。インサートメタル36は、リング状の周縁部37と、周縁部37に連なる底付き筒部38とを有するハット形状に成形されている。ロータ30の成形時にインサートメタル36の周縁部37を鋳込むことにより、インサートメタル36はロータ30と一体化構造とされる。インサートメタル36において、底付き筒部38がガイドブッシュ26の上部に嵌合されているので、ロータ30が回転するときにインサートメタル36の回転はガイドブッシュ26によって安定的に案内される。この例では、底付き筒部38の筒状外面がガイドブッシュ26の上端から嵌め込まれて、筒状内面に嵌合されている。
インサートメタル36の底付き筒部38の底部分38aには、円形以外の異形孔39が形成されている。弁軸ホルダ32の上部33は、インサートメタル36の異形孔39に丁度嵌まり合う異形軸部となっている。この例では、異形軸部である上部33及び異形孔39は、図1(b)に示すように、平坦面33a,33a及び39a,39aに形成されている。異形軸部(上部33)と異形孔39との嵌合係合によって、インサートメタル36が回転するときには弁軸ホルダ32も共に回転し、且つ弁軸ホルダ32はインサートメタル36に対して軸方向には相対移動可能となる。したがって、インサートメタル36の回転は空回りすることなく弁軸ホルダ32に伝達され、また、弁軸ホルダ32はねじ送り機構によって回転しながらインサートメタル36に対して弁軸線に沿う方向に相対移動することができる。
弁本体20、弁軸24、ガイドブッシュ26、弁軸ホルダ32、インサートメタル36は、前記したように全て黄銅より構成し、リサイクルを考慮した構成としている。更に、インサートメタル36を除き、それぞれの部品は嵌入・ねじ結合されているので、たとえば、弁軸ホルダ32とガイドブッシュ26との嵌合を解除することで、各部品を再利用することができる。なお、黄銅以外の金属、例えば、ステンレスを用いることができるのは勿論である。また、黄銅以外の金属、例えば、ステンレスを弁軸24のみに用いることができるのは勿論である。
電動弁10において、弁軸24と弁軸ホルダ32との間は、軸線回りの回転方向には非拘束であるが軸線方向には予め定められた遊びストロークの範囲内でガイドするガイド連結機構50を介して連結されている。ガイド連結機構50は、この例では、弁軸ホルダ32の下部34内に配置されている。弁軸ホルダ32の下部34は、下方開口した筒状のキャビティとなっており、そのキャビティ内に弁軸24の上部とガイド連結機構50とが収容されている。下部34の外周面には、上記のように移動ねじ部31が形成されている。弁体23を下端に形成した弁軸24は黄銅より構成され、弁軸ホルダ32の中心に上下動可能に嵌挿されている。
ガイド連結機構50は、弁軸24を弁軸ホルダ32に対して常時下方、即ち、弁座22の方向に向かって押し出す付勢力を与える圧縮コイルばね51と、弁軸ホルダ32に設けられており弁軸24の下方への移動を制限するストッパ52と、弁軸24の弁軸ホルダ32に対して圧縮コイルばね51を圧縮方向の移動を制限し且つ弁軸24の弁軸ホルダ32に対する滑らかな相対回転を許容するボール53とを備えている。ストッパ52は、弁軸ホルダ32の筒状下端縁部をかしめることで形成される。ストッパ52は、弁軸24の弁軸ホルダ32からの抜け止めともなっている。ガイド連結機構50を備えることで、弁軸24は圧縮コイルばね51によって、常に弁体23が閉弁方向に付勢されており、弁軸24の中間鍔部がストッパ52に当接することで弁軸24の閉弁方向の移動量が制限されている。弁軸24は、弁体23が弁座22に当接した後には、遊びストロークの範囲でばね51を圧縮しつつ弁軸ホルダ32に対して相対的に後退することができる。弁軸24のこの後退方向の移動は、ボール53が弁軸ホルダ32及び弁軸24に対して接触することによって制限される。ボール53は弁軸ホルダ32及び弁軸24に対して接触が転がりであるので、両者間に作用する摩擦は低摩擦であり、弁軸ホルダ32がロータ30によって回転されるときに、弁軸24に伝達される回転方向の力を実質的に無くすことができる。
弁軸24と弁軸ホルダ32とをガイド連結機構50を介して連結することで、弁軸24と弁軸ホルダ32とは軸線回りの回転方向には非拘束となり、弁の開閉、特に閉弁動作時に弁軸ホルダ32が回転される場合にその回転力が弁軸24に殆ど伝達されず、弁体23と弁座22との間で生じるストレスが軽減又は解消される。また、ガイド連結機構50は、軸線方向については、予め定められた遊びストロークの範囲内で弁軸ホルダ32と弁軸24とをガイドする。したがって、弁軸ホルダ32が回転するときのねじ送り機構による送り作用によって軸方向に移動する際に、弁体23の弁座22との間で生じるストレスは、遊びストロークとして制限される範囲においてのみ作用し、それ以上の過大なストレスが回避される。
弁本体20は黄銅等の金属から構成され、キャン40との接合は、弁本体20に溶接等により固着された鍔状板41の段差部にキャン40の端部を突き合わせ溶接することにより行っている。なお、突き合わせ溶接に限らず、キャン40の端部を外周に平坦に折り曲げて鍔状部として形成し、この鍔状部と鍔状板41とをいわゆる拝み溶接により固定するようにしてもよい。
前記の如く構成された電動弁10の動作について説明する。弁体23が弁座22から離間している開弁状態では、ガイド連結機構50において、弁軸24は圧縮コイルばね51の作用によってストッパ52に当接して位置が規制されており、ボール53は弁軸24と弁軸ホルダ32との両方に同時には当接していない。図示しないステータコイルに一方向の通電を行い励磁すると、弁本体20に固着されたガイドブッシュ26に対しロータ30、インサートメタル36、及び弁軸ホルダ32が回転され、ガイドブッシュ26の固定ねじ部25と弁軸ホルダ32の移動ねじ部31とのねじ送り機構により、例えば弁軸ホルダ32が下方に移動し、ガイド連結機構50を介して弁軸24の先端に形成されている弁体23が弁座22に着座圧接して弁口は閉じられる。
弁体23が弁口を閉じたままの状態で、ロータ30が引き続き回転するとき、弁軸ホルダ32は更に回転下降する。弁座22に当接した弁軸24に対して弁軸ホルダ32が下降するため、弁軸ホルダ32の下降移動は圧縮コイルばね51が圧縮されることにより吸収される。ロータ30の回転の進行に伴ってボール53が弁軸24と弁軸ホルダ32との両方に同時に当接するので、ステータに通電が続行されても弁軸ホルダ32の下降は強制的に停止される。なお、弁軸ホルダ32の移動量限界を定めるロータ30の回転量は、ステッッピングモータのパルス数制御によって行われる。
ボール53は、弁軸24と弁軸ホルダ32との両方に同時に当接することでストッパ機能を奏している。ボール53は、弁軸ホルダ32内のキャビティ内でガイド連結機構50の一要素としてロータ30の軸方向の全長内に配置されているが、インサートメタル36がガイドブッシュ26に対して嵌合しており、弁軸ホルダ32は、その回転中も上部においてガイドブッシュ26に対して案内されるので、ロータ30や弁軸ホルダ32が大きく傾いたりすることが少なく、弁の開閉動作が安定する。
ステータコイルに他方向の通電を行い励磁すると、弁本体20に固着されたガイドブッシュ26に対しロータ30、インサートメタル36及び弁軸ホルダ32が前記と逆方向に回転され、ガイドブッシュ26の固定ねじ部25と弁軸ホルダ32の移動ねじ部31とのねじ送り機構により弁軸ホルダ32が上方に移動する。弁軸ホルダ32のこの移動によって、弁軸24の下端の弁体23が弁座22から離れて弁口が開かれ、冷媒は弁口を通過することができる。そして、ロータ30の回転量により冷媒の通過量を調整することができ、ロータ30の回転量はパルス数にて規制されるため正確な調整を行うことができる。
このように、ロータ30が回転し、ガイドブッシュ26の固定ねじ部25と弁軸ホルダ32の移動ねじ部31とのねじ送り機構によりロータ30、インサートメタル36、弁軸ホルダ32及び弁軸24が軸方向に摺動するが、ロータ30は回転をするものの軸方向には不動であるので、ステータからの電磁作用によりパルスモータのよる回転力が安定的に一定している。また、インサートメタル36がガイドブッシュ26に対して回転案内可能に嵌合されているので、回転時にロータ30が振れることが少なく安定して回転させることができる。
図2には、インサートメタル36の底部分38aに形成される異形孔と、弁軸ホルダ32の上部33に形成されている異形軸部との嵌合構造について、別の例が示されている。図2(a)に示された例では、底部分38aに、異形孔として矩形孔59aが形成されている。この場合、弁軸ホルダ32の上部33に形成されている異形軸部は、矩形孔59aに嵌まり合う断面矩形の軸部である。図2(b)に示された例では、底部分38aに、異形孔としてD形孔59bが形成されている。この場合も、弁軸ホルダ32の異形軸部はD形孔59bに嵌まり合うD形軸とされる。更に、図2(c)に示された例では、底部分38aに、異形孔として凹凸孔59cが形成されている。弁軸ホルダ32の異形軸部は凹凸孔59c嵌まり合う凹凸軸とされる。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。図3は本発明に係る電動弁の他の実施形態の縦断面図である。この実施形態は前記した実施形態に対し、インサートメタルとガイド連結機構50との配置に関して異なっているのでこの点を詳細に説明し、他の実質的に同等の構成については同じ参照符号を付して詳細な説明は省略する。
図3に示す電動弁60においては、インサートメタル76は、底付き筒部78を上方にした姿勢で、底付き筒部78がガイドブッシュ66の外側を覆う状態としている。したがって、インサートメタル76は、その内周面がガイドブッシュ66の外周面によって回転案内されている。インサートメタル76のこの配置によってガイドブッシュ66の上部内部の空間が空くので、弁軸ホルダ32内に備わるガイド連結機構80がこの空間を利用して配置されている。即ち、ガイド連結機構80は、ねじ送り機構が設けられる位置よりも上方に配置されている。ガイド連結機構80自体の構成は、ガイド連結機構50と比較して、圧縮コイルばね51のばね力を支える部材として、弁軸24の周囲に形成された溝に装着されるカラー81としている点を除いて変わるところはない。
弁軸ホルダ32においては、ガイドブッシュ66の固定ねじ部25と螺合する移動ねじ部31が形成されているが、移動ねじ部31が雄ねじ部として形成されている先端側筒部82は筒状内面で弁軸24をガイドしている。この構造によって、弁軸24は、その軸方向移動が上部においてはインサートメタル76で且つ中間部においてはガイドブッシュ66の先端側筒部82でそれぞれ案内されるので、弁軸24の傾きが防止されて円滑な弁の開閉動作を得ることができる。このように、従来の電動弁で行っているロータの下方にねじ送り機構が位置するものと比較すると、軸方向の長さおよび弁本体20の外径を大幅に低減することができ、電動弁60の小型化を図ることができる。
本発明に係る電動弁の一実施形態を示す図である。 本発明に係る電動弁において、インサートメタルと弁軸ホルダとの嵌合の別形態を示す端面図である。 本発明に係る電動弁の別の実施形態を示す図である。 従来の電動弁の一例を示す縦断面図である。
符号の説明
10 電動弁 20 弁本体
20a 流体流出管 20b 流体流入管
21 弁室 22 弁座
23 弁体 24 弁軸
25 固定ねじ部 26 ガイドブッシュ
30 ロータ 31 移動ねじ部
32 弁軸ホルダ 33 上部
34 下部 33a,33a 平坦面
36 インサートメタル 37 周縁部
38 底付き筒部
38a 底部分
39 異形孔
39a,39a 平坦面
40 キャン 41 鍔状板
50 ガイド連結機構 51 圧縮コイルばね
52 ストッパ 53 ボール
59a 矩形孔 59b D形孔
59c 凹凸孔
60 電動弁 66 ガイドブッシュ
76 インサートメタル 78 底付き筒部
80 ガイド連結機構 81 カラー
82 先端側筒部

Claims (8)

  1. 弁軸の先端部に設けられている弁体を弁室内の弁座に接離させることにより通過流量を調整する弁本体と、前記弁本体に取り付けられているキャンの内部に内蔵され且つ前記弁体を前記弁座に接離させるため外部から回転駆動されるロータと、前記ロータの回転を前記弁軸の接離動作に変換する駆動機構とを備え、
    前記駆動機構は、前記キャン内において前記弁本体側から前記ロータの配置方向に延出して固定されているガイドブッシュと、前記ロータと一体化されており且つ前記ガイドブッシュに回転案内されるインサートメタルと、前記ガイドブッシュ内に配置されており前記インサートメタルと相対回転不能であるが軸線方向には相対移動可能に係合している弁軸ホルダと、前記ガイドブッシュと前記弁軸ホルダとの間に設けられ前記ロータからの回転を前記弁軸ホルダの前記軸線方向の移動に変換するねじ送り機構とを有しており、
    前記インサートメタルは、前記ロータと一体化される周縁部と前記周縁部に連なる底付き筒部とを有するハット形状に成形されており、前記底付き筒部において前記インサートメタルの回転が前記ガイドブッシュにガイドされており、
    更に、前記弁軸ホルダは、前記インサートメタルに対して、前記弁軸ホルダに備わる異形軸部が前記インサートメタルの前記底付き筒部に形成されている異形孔に嵌合することにより、係合していること
    を特徴とする電動弁。
  2. 前記インサートメタルは、前記底付き筒部が前記ガイドブッシュの内部に嵌入した状態で、回転案内可能に配置されていることから成る請求項に記載の電動弁。
  3. 前記インサートメタルは、前記底付き筒部が前記ガイドブッシュの外側を覆う状態で外周面において回転案内されることから成る請求項に記載の電動弁。
  4. 前記弁軸ホルダと前記弁軸とは、前記軸線回りの回転方向には非拘束で且つ前記軸線方向には予め定められた遊びストロークの範囲内でガイドするガイド連結機構を介して連結されていることから成る請求項1〜のいずれか項に記載の電動弁。
  5. 前記ガイド連結機構は、前記弁軸を前記弁軸ホルダに対して前記弁座方向に向かって押し出す付勢力を与えるばねと、前記弁軸ホルダに設けられ且つ前記弁軸の押し出しを制限するストッパと、前記弁軸の前記弁軸ホルダに対して前記ばねを圧縮する方向の移動を制限し且つ弁軸の前記弁軸ホルダに対する滑らかな相対回転を許容するボールとを備えていることから成る請求項に記載の電動弁。
  6. 前記ガイド連結機構は、前記弁軸ホルダの下部に配置されていることから成る請求項又はに記載の電動弁。
  7. 前記ガイド連結機構は、前記弁軸ホルダの上部に配置されていることから成る請求項又はに記載の電動弁。
  8. 前記ねじ送り機構は、前記ガイドブッシュに形成されている雌ねじ部と、前記弁軸ホルダに形成されており前記雌ねじ部と螺合している雄ねじ部とを備えていることから成る請求項1〜のいずれか項に記載の電動弁。
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