JP4760627B2 - 光走査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光走査装置に関する。
一般に、光源に設けられた複数の発光素子から照射された複数の光ビームを回転多面鏡で走査し、回転多面鏡により走査された光ビームを、各々異なる方向に分離し、光ビーム毎に複数の像担持体上の各々に結像させる画像形成装置が知られている。この画像形成装置で、良好な画像を得るためには、全ての像担持体上に結像される光ビームのスポット径が均一であることが必要である。
そのため、複数の光ビームを分離して複数の光ビーム毎に複数の像担持体上に結像される光ビームのスポット径のばらつきを低減する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。この技術では、複数の光ビームを照射するマルチビーム光源を光ビームの光軸方向に移動させることにより、複数の光ビームの焦点位置の調整を行っている。
特開2006−82520号公報
しかしながら、上記従来の技術では、マルチビーム光源の移動量に比較して光ビームの焦点位置の移動量が大きいため、焦点位置の調整が困難である、という問題がある。
本発明は、上記問題を解消するためになされたもので、複数の発光素子から照射され、像担持体上の各々に結像される各光ビームの像担持体に対する光軸方向の焦点位置を容易に調整することができる光走査装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の光走査装置は、複数の発光素子を備えた光源と、前記複数の発光素子から照射された複数の光ビームを偏向する偏向手段と、前記複数の発光素子から照射された複数の光ビームを前記偏向手段の偏向面上に結像させる第1の結像光学系と、前記偏向手段により偏向された複数の光ビームの各々を異なる方向に分離して、光ビーム毎に像担持体上に結像させる第2の結像光学系と、三角柱状のプリズムまたは主走査方向にレンズパワーを有するシリンドリカルレンズからなる光学部品で構成し、前記光学部品を回転させることにより前記像担持体上の各々に結像される前記第2の結像光学系により異なる方向に分離される前記複数の光ビームのうち少なくとも2つの光ビーム同士の光路長の差を変化させて光軸方向の前記像担持体に対する焦点位置を調整する調整手段と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、調整手段によって、像担持体上の各々に結像される各光ビームの像担持体に対する光軸方向の焦点位置を調整することができる。
前記第1の結像光学系に光ビームを主走査方向に集光又は拡散させる光学系を設け、前記調整手段を前記光ビームの光軸上の前記光ビームが主走査方向に集光又は拡散する位置に配置することができる。
以上説明したように、本発明によれば、像担持体上の各々に結像される各光ビームの像担持体に対する光軸方向の焦点位置を容易に調整することができる、という効果が得られる。
[第1の実施の形態]
図1は、本実施の形態に係る光走査装置10の主要構成を示す斜視図である。光走査装置10は、画像形成装置に設けられており、Y、M、C、K各色画像を形成するための感光体(図3参照)80Y、80M、80C、80Kにそれぞれ光ビームを照射して潜像を形成する。感光体80Y、80M、80C、80Kに形成された潜像は、現像器(図示省略)によって、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)のトナー像が形成される。そして、各感光体上の各色トナー像は中間転写体(図示省略)に転写され、重ね合わされてフルカラートナー像が形成される。そして、中間転写体上のフルカラートナー像は一括して普通紙等の記録媒体に転写される。
なお、これ以降、YMCKを区別する場合は、符号の後に、Y、M、C、Kのいずれかを付して説明し、YMCKを区別しない場合は、Y、M、C、Kを省略する。
本実施の形態の光走査装置10は、図2に示すように複数個の発光素子を備えたマルチビーム光源20A、20Bを備えている。マルチビーム光源20A及びマルチビーム光源20Bは、それぞれ、面発光レーザアレイ24A及び面発光レーザアレイ24Bを備えている。面発光レーザアレイ24Aには、副走査方向に配列された、感光体80Mに対して光ビームLmを照射する面発光レーザ(LD)26AM及び感光体80Yに対して光ビームLyを照射するLD26AYが設けられており、LD26AM及びLD26AYの組は主走査方向に複数個(例えば3個)配列されている。また、面発光レーザアレイ24Bには、副走査方向に配列された、感光体80Kに対して光ビームLkを照射する面発光レーザ(LD)26BK及び感光体80Cに対して光ビームLcを照射するLD26BCが設けられており、LD26BK及びLD26BCの組は主走査方向に複数個(例えば3個)配列されている。なお、回転多面鏡50の回転による走査方向が主走査方向であり、主走査方向に交差する方向が副走査方向であり、感光体80は副走査方向(図3矢印Q参照)に回転されている。
光走査装置10は、更に、LD26AM、26AY、26BK、26BCから照射された光ビームLm、Ly、Lk、Lcの光路上に、LD26AM、26AY、26BK、26BCから照射された拡散光を略平行光にするコリメータレンズ22A、22B、主走査方向にのみレンズパワーを有するシリンドリカルレンズ32A、32B、折り返しミラー40A、40B、主走査方向にのみレンズパワーを有するシリンドリカルレンズ34A、34B、副走査方向にのみレンズパワーを有し、回転多面鏡(ポリゴン)50の反射面に主走査方向に長い線状に光ビームLm、Ly、Lk、Lcを結像させて面倒れ補正を行うシリンドリカルレンズ36A、36B、折り返しミラー42A、42B、及び折り返しミラー44A、44Bを備えている。
また、回転多面鏡50は、複数の反射面が側面に形成され、スキャナモータ(図示省略)の駆動力で所定方向に等角速度で回転され、側面の反射面で光ビームLm、Ly、Lk、Lcを同時に偏向する。
さらにまた、光走査装置10は、偏向された光ビームLm、Ly、Lk、Lcの光路上に、偏向された光ビームLm、Ly、Lk、Lcを感光体80M、80Y、80K、80C上で等速度移動させるfθレンズ系52を構成する走査レンズ52D、52E、折り返しミラー62M、62Y、62K、62C、折り返しミラー64M、64Y、64K、64C、及び折り返しミラー66M、66Y、66K、66Cを備えている。
なお、本実施の形態では、コリメータレンズ22から折り返しミラー44までの光学系をプレポリゴン光学系と呼び、fθレンズ52から折り返しミラー66までの光学系をポストポリゴン光学系と呼ぶ。
本実施の形態の光走査装置10では、図3に示すように、マルチビーム光源20A、20B、プレポリゴン光学系、回転多面鏡50、及びポストポリゴン光学系は、筺体70内に収納されている。回転多面鏡50により反射された光ビームLm、Ly、Lk、Lcは、ポストポリゴン光学系を経て、筺体50の出口部74に設けられた防塵カバーガラス76を透過し、感光体80の上に結像される。なお、図3では、マルチビーム光源20A、20B及びプレポリゴン光学系の記載は省略している。
本実施の形態では、プレポリゴン光学系において、拡散光である光ビームLの光路長に基づいて、光ビームLの感光体80に対する光軸方向の焦点位置を調整する。そのため、底面が直角三角形上の三角柱状のプリズム102A、102B(図5参照)を拡散光である光ビームLm、Ly、Lk、Lcの光路上で、かつシリンドリカルレンズ32A、32Bと、シリンドリカルレンズ34A、34Bとの間に配置する。プリズム102A、102Bは、光ビームLm、Ly、Lk、Lcの配列方向、すなわち副走査方向に向かって厚みが変化するように配置されている。光ビームLm、Ly、Lk、Lcは、プリズム102A、102Bを透過するため、プリズム102A、102Bの厚さに応じて、光路長が変化する。従って、光ビームLm、Ly、Lk、Lcが透過する部分のプリズム102A、102Bの厚さに応じて感光体80M、80Y、80K、80Cに対する光軸方向の焦点位置を調整することが出来る。光ビームLが透過する部分のプリズム102の厚さと光ビームLの感光体80に対する光軸方向の焦点位置の移動量との具体的な関係の一例を図4に示す。光ビームLが透過する部分のプリズム102の厚さを厚くする、すなわち光路長を長くするに伴って焦点位置を感光体80の表面から離れた位置に調整することができる。
本実施の形態では、同一のマルチビーム光源20から照射された光ビームL同士の各感光体80に対する光軸方向の焦点位置が異なる場合、光ビームL同士の光路長(光路長の差)を変化させて、焦点位置が同一となるように調整する。
そのため、図4に示した光ビームLが透過する部分のプリズム102の厚さと光ビームLの感光体80に対する光軸方向の焦点位置の移動量との関係を、予め実験などにより求めておく。そして、この関係から、焦点位置の移動量が光ビームL同士の焦点位置の差となるときのプリズムの厚さを求め、この厚さがプリズム102を透過する光ビームL同士の光路長の差lとなるように、プリズム102を回転させる。
プリズム102の回転機構について図5を参照して説明する。図5(1)には、プリズム102の回転機構の側面図、図5(2)には、斜視図を示す。プリズム102は、保持部106に固定用バネ104で回転中心(プリズムの直角部を形成する辺)Xを中心として、矢印Z方向に回転可能に固定されている。保持部106の図示しないねじ穴には、調整ねじ108が螺合されており、調整ねじ108を光ビームLの光軸方向に動かすことにより、プリズム102は光軸と直交する辺を中心に回転する。なお、固定用バネ104及び保持部106は、プリズム102を透過する光ビームLの光路を遮らない位置に配置されている。
プリズム102の回転によるプリズム102を透過する光ビームL同士の光路長の差の変化について図6を参照して詳細に説明する。なお、ここでは説明の便宜上、プリズム102による光ビームLは屈折しないものとして図示されている。図6(1)は、プリズム102Aを回転させなかった場合を示している。LD26AMから照射された光ビームLmとLD26AYから照射された光ビームLyとの光路長の差l1は、プリズムの頂角をV°とすると式(1)のようになる。
光路長の差l1=ビームギャップ間距離×tanV° ・・・(1)
また、図6(2)は、プリズム102Aを光ビームLm、Lyの照射方向にW°回転させた場合を示している。LD26AMから照射された光ビームLmとLD26AYから照射された光ビームLyとの光路長の差l2は、式(2)のようになる。
光路長の差l2=ビームギャップ間距離×(tanV°+tan(V−W)°) ・・・(2)
さらに、図6(3)は、プリズム102Aを光ビームLm、Lyの照射方向に−W°回転させた場合を示している。LD26AMから照射された光ビームLmとLD26AYから照射された光ビームLyとの光路長の差l3は、式(3)のようになる。
光路長の差l3=ビームギャップ間距離×(tan(V+W)°−tanW°) ・・・(3)
従って、上記(1)〜(3)式を用いて、プリズム102Aの回転角度Wを求め、求めた角度と一致するようにプリズム102Aを回転させることにより、光ビームLmの感光体80Mに対する光軸方向の焦点位置と、光ビームLyの感光体80Yに対する光軸方向の焦点位置とが略同一になるように調整することができる。
なお、プリズム102を回転させるのは、ユーザにより行ってもよいし、光走査装置10にメモリやCPU等からなる制御部と調整ねじを回転させるステッピングモータ等の駆動部とを設け、光ビームLが透過するプリズム102の厚さと光ビームLの感光体80に対する光軸方向の焦点位置の移動量との関係及び上記(1)〜(3)式をメモリ等に予め記憶しておき、CPUにより算出した回転角度でプリズム102を回転させるよう駆動部を制御しても良い。
また、ここでは、光ビームLmと光ビームLyとの焦点位置を調整する場合について説明したが、光ビームLkと光ビームLcとの焦点位置を調整する場合についても同様である。また、プリズム102は副走査方向の上下を逆(回転中心Xが上)になるように配置しても良い。
さらに、プリズム102を回転させると副走査方向の光路が変化するので、折り返しミラー42A、42B、及び折り返しミラー44A、44Bで副走査方向の角度を調整すると良い。
[第2の実施の形態]
本実施の形態は、シリンドリカルレンズ34に回転機構を設け、回転させることにより、光ビームの感光体に対する光軸方向の焦点位置を調整するようにしたものである。本実施の形態は、第1の実施の形態と略同様の構成であるので、同一部分には、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
シリンドリカルレンズ34の回転機構について図7を参照して説明する。図7(1)には、シリンドリカルレンズ34の回転機構の側面図、図7(2)には、斜視図を示す。シリンドリカルレンズ34は、保持部126に固定用バネ124で回転中心Xを中心として、矢印Z方向に回転可能に固定されている。保持部126の図示しないねじ穴には、調整ねじ128が螺合されており、調整ねじ128を光ビームLの光軸方向に動かすことにより、シリンドリカルレンズ34は光軸と直交する辺を中心に回転する。なお、固定用バネ124及び保持部126は、シリンドリカルレンズ34を透過する光ビームLの光路を遮らない位置に配置されている。
本実施の形態では、同一のマルチビーム光源20から照射された光ビームL同士の各感光体80に対する光軸方向の焦点位置が異なる場合、シリンドリカルレンズ34を回転させて、光ビームL同士の光路長(光路長の差)を変化させることにより、焦点位置が同一となるように調整する。
シリンドリカルレンズ34の回転による光ビームL同士の拡散光の光路長の差について図8を参照して詳細に説明する。主走査方向に拡散するLD26AMから照射された光ビームLm及びLD26AYから照射された光ビームLyは、主走査方向にレンズパワーを有するシリンドリカルレンズ34を透過することにより略平行光となる。なお、ここでは説明の便宜上、シリンドリカルレンズ34による光ビームLm、Lyは屈折しないものとして図示されている。
図8(1)は、シリンドリカルレンズ34Aを光ビームLm、Lyの照射方向にW°回転させた場合を示している。また、図8(2)は、シリンドリカルレンズ34Aを光ビームLm、Lyの照射方向に−W°回転させた場合を示している。光ビームLmの拡散光と光ビームLyの拡散光との光路長の差l’2及び光路長の差l’3は、共に、式(4)のようになる。
光路長の差l’2=光路長の差l’3=ビームギャップ間距離×tanW° ・・・(4)
ここで、シリンドリカルレンズ34Aの回転量(回転角度)と光ビームLm及び光ビームLyの感光体80M及び感光体80Yに対する光軸方向の焦点位置との具体的な関係の例を図9及び図10に示す。図9は、光ビームLmの場合、図10は光ビームLyの場合を示しており、それぞれシリンドリカルレンズ34を回転させない場合、光ビームLm、Lyの照射方向に5°回転させた場合、及び照射方向に−5°回転させた場合を示している。なお、各々横軸は面発光レーザアレイ24におけるLD26AM及びLD26AYの主走査方向の配置を示している。
光ビームLmでは、シリンドリカルレンズ34を−5°回転させた場合の方が5°回転させた場合よりも、焦点位置は大きく移動する。一方、光ビームLyでは、シリンドリカルレンズ34を5°回転させた場合の方が−5°回転させた場合よりも、焦点位置は大きく移動する。このように、光ビームLm及び光ビームLyでは、シリンドリカルレンズ34の回転による焦点位置の移動量が異なっている。
従って、図9及び図10に例示した関係を予め実験などにより求めておき、光ビームLmの感光体80Mに対する光軸方向の焦点位置と光ビームLyの感光体80Yに対する光軸方向の焦点位置との差(焦点位置が異なる距離)が光ビームLm及び光ビームLyのシリンドリカルレンズ34の回転による焦点位置の移動量の差となるような角度を求め、求めた角度にシリンドリカルレンズ34を回転させることにより、光ビームLmの感光体80Mに対する光軸方向の焦点位置と、光ビームLyの感光体80Yに対する光軸方向の焦点位置とが略同一になる。
なお、ここでは、光ビームLmと光ビームLyとの焦点位置を調整する場合について説明したが、光ビームLkと光ビームLcとの焦点位置を調整する場合についても同様である。
[第3の実施の形態]
本実施の形態は、プリポリゴン光学系に配置した折り返しミラーを湾曲させることにより、光ビームの感光体に対する光軸方向の焦点位置を調整するようにしたものである。本実施の形態は、第1の実施の形態と略同様の構成であるので、同一部分には、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
折り返しミラーを湾曲させることによる光ビームLの感光体80に対する光軸方向の焦点位置の移動について図11を参照して説明する。図11(1)は、折り返しミラーを光ビームLの進行方向に凹ませた場合を説明する図である。折り返しミラーは凹面鏡となるため、鏡面で反射した光ビームLの焦点位置は、鏡面に近付く方向に移動する。また、図11(2)は、折り返しミラーを光ビームLの進行方向に凸となるように湾曲させた場合を説明する図である。折り返しミラーは凸面鏡となるため、鏡面で反射した光ビームLの焦点位置は、鏡面から離れる方向に移動する。このように、折り返しミラーを湾曲させることにより、折り返しミラーを凸面鏡または、凹面鏡とすることができるため、反射した光ビームLの感光体に対する光軸方向の焦点位置を調整することができる。
折り返しミラー42の湾曲機構の一例について図12を参照して説明する。なお、ここでは折り返しミラー42を用いて説明するが、これに限らず、折り返しミラー40または、折り返しミラー44に湾曲機構を設け、湾曲させるようにしても良いが、同一のマルチビーム光源20から照射された光ビームL同士の副走査方向の間隔が空いている場所に配置された折り返しミラーを湾曲させることが好ましい。
図12は、同一のマルチビーム光源20Aから照射された光ビームLmと光ビームLyを反射する折り返しミラーを別々に構成した場合を示している。光ビームLmを反射する折り返しミラー42’ は、L字型の保持部116D及び保持部116Eの上部に両端を接着されている。また、光ビームLyを反射する折り返しミラー42’’は、L字型の保持部116D及び保持部116Eの下部に固定部115で固定されている。固定部115の図示しないねじ穴には、調整ねじ118が螺合されており、調整ねじ118を動かすことによって、折り返しミラー42’’は光ビームLm、Lyの主走査方向に凹凸するため、凹面鏡または、凸面鏡の状態になる。なお、調整ねじは1個に限らず、主走査方向に複数個並べて設けるとよい。また、折り返しミラー42’も折り返しミラー42’’と同様の構成とし、湾曲させるようにしてもよい。
このように、折り返しミラー42’’を凹面鏡または、凸面鏡の状態にすることにより、光ビームLyの感光体80Yに対する光軸方向の焦点位置を調整することができる。
従って、光ビームLmの感光体80Mに対する光軸方向の焦点位置と、光ビームLyの感光体80Yに対する光軸方向の焦点位置とを略同一にすることができる。
さらに、折り返しミラー42の湾曲機構のその他の例について図13を参照して説明する。図13は、同一のマルチビーム光源20Aから照射された光ビームLmと光ビームLyとを反射する折り返しミラー42を、ミラーの厚みの異なる第1の反射部と第2の反射部とを備えた折り返しミラー42とした場合を示している。
折り返しミラー42は、ミラーの厚みの異なる2つの反射部を備えており、光ビームLyを反射する第1の反射部は、光ビームLmを反射する第2の反射部よりも厚い。折り返しミラー42は、L字型の保持部116’D及び保持部116’Eに固定部115’及び固定部115’’で固定されている。固定部115’の図示しないねじ穴には、調整ねじ118’が螺合されており、固定部115’’の図示しないねじ穴には、調整ねじ118’’が螺合されている。調整ねじ118’及び調整ねじ118’’は、図示しない機構により接続されており、折り返しミラー42の第1の反射部及び第2の反射部に同時に同一の力を加えることができる。
調整ねじ118’及び調整ねじ118’’を動かすことによって、折り返しミラー42の第1の反射部及び第2の反射部は光ビームLm、Lyの主走査方向に凹凸するため、凹面鏡または、凸面鏡の状態になる。同一の力を加えた場合、第2の反射部は、第1の反射部に比べて薄いので、第1の反射部よりも大きく湾曲する。第1の反射部と第2の反射部とでは湾曲量が異なるため、各々反射する光ビームLy及び光ビームLmの焦点位置の移動量も異なるので、各光ビームの感光体80に対する光軸方向の焦点位置を調整することができる。
調整ねじ118’’のみで調整することで2ビームの焦点位置をあわせることも可能である。そのときは、光ビームLyはコリメータレンズを光軸方向に調整する必要がある。
従って、光ビームLmの感光体80Mに対する光軸方向の焦点位置と、光ビームLyの感光体80Yに対する光軸方向の焦点位置とを略同一にすることができる。
なお、調整ねじは1個に限らず、主走査方向に複数個並べて設けるとよい。また、折り返しミラー42’も折り返しミラー42’’と同様の構成とし、湾曲させるようにしてもよい。
[第4の実施の形態]
本実施の形態は、ポストポリゴン光学系に調整手段を配置させて、光ビームの感光体に対する光軸方向の焦点位置を調整するようにしたものである。本実施の形態は、第1の実施の形態と略同様の構成であるので、同一部分には、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
本実施の形態では、ポストポリゴン光学系において、回転多面鏡50によって分離された各光ビームLm、Ly、Lk、Lcの光軸上に配置した透過板を移動させて透過板を透過する各光ビームLm、Ly、Lk、Lc同士の光路長を異ならせることにより、各光ビームLm、Ly、Lk、Lcの感光体80M、80Y、80K、80Cに対する光軸方向の焦点位置を調整する。光ビームLm、Ly、Lk、Lcは透過板により屈折するため、透過板の透過量(透過部分の透過板の厚さ)に応じて、光ビームLm、Ly、Lk、Lcの光路長は変化し、透過量が多いほど(透過板が厚いほど)光ビームLm、Ly、Lk、Lcの光路長は長くなる。従って、光ビームLm、Ly、Lk、Lcが透過する透過板の厚さに応じて各感光体80M、80Y、80K、80Cに対する光軸方向の焦点位置を調整することができる。
本実施の形態では、筺体70の出口部74Y,74M、74C、74Kに設けられた防塵カバーガラス76Y、76M、76C、76Kを上記透過板とし、透過する各光ビームLm、Ly、Lk、Lc同士の光路長を異ならせる。
本実施の形態の防塵カバーガラス76の一例について図14を参照して説明する。図14は、第1の透過部と、ガラスの厚みが第1の透過部より薄い第2の透過部とを備えた防塵カバーガラス76Dである。光ビームLは出口部74に設けられた照射口78から筺体70の外部に配置された感光体80に対して照射される。出口部74の防塵カバーガラス76Dの前後には、留め具140及び留め具142が配置されており、防塵カバーガラス76Dを固定するようになっている。更に防塵カバーガラス76Dは固定バネ(図示せず)により固定される。
防塵カバーガラス76Dを後側に移動(留め具142により固定)した場合、照射口78は第1の透過部によって覆われる。一方、前側に移動(留め具140により固定)した場合、照射口78は第2の透過部によって覆われる。
従って、防塵カバーガラス76Dを前後に移動させることにより、光ビームLが透過する防塵カバーガラスDの厚さが変化するため、光ビームLの光路長を変えることができるので、感光体80に対する光軸方向の焦点位置を調整することができる。
防塵カバーガラス76のその他の例について図15を参照して説明する。図15は、プリズム型の防塵カバーガラス76Eである。照射口78の片側(防塵カバーガラス76Eの薄い側)には防塵カバーガラス76Eを固定するための留め具144を設置する位置決め穴146、146’、146’’が設けられている。防塵カバーガラス76Eは、留め具144及び固定バネ(図示せず)により固定される。
防塵カバーガラス76Eを移動させて、照射口78を覆う部分の厚さを変化させ、位置決め穴146、146’146’’の何れかに設置された留め具144によって固定することにより、光ビームLが透過する防塵カバーガラス76Eの厚さを変化させることができる。従って、光ビームLの光路長を変えることができるため、感光体80に対する光軸方向の焦点位置を調整することができる。
更に、防塵カバーガラス76の別の例について図16を参照して説明する。図16は、平板型の防塵カバーガラス76Fを矢印R方向に回転移動させる場合である。図16(1)に示すように、防塵カバーガラス76Fの片側は出口部74にヒンジ148で矢印R方向に回転可能に固定されている。防塵カバーガラス76Fの反対側は、揺動板150に固定されており、この揺動板150によって、防塵カバーガラス76Fが矢印R方向に回転しても筺体70に隙間が空かないようになっている。
防塵カバーガラス76Fを回転移動させることにより、図16(2)に示すように、光ビームLが透過する防塵カバーガラス76Fの厚さを変化させることができる。従って、光ビームLの光路長を変えることができるため、感光体80に対する光軸方向の焦点位置を調整することができる。
なお、本実施の形態では、防塵カバーガラス76により、各光ビームL同士の光路長を異ならせているが、防塵カバーガラス76とは別個に、例えば筺体70内部の防塵カバーガラス76の手前側の光ビームLの光軸上に透明板を設置し、この透明板を移動させることにより、各光ビームの光軸方向の像担持体に対する焦点位置を調整しても良い。
[第5の実施の形態]
本実施の形態は、ポストポリゴン光学系に配置した折り返しミラーを湾曲させることにより、光ビームの感光体に対する光軸方向の焦点位置を調整するようにしたものである。本実施の形態は、第1の実施の形態と略同様の構成であるので、同一部分には、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
本実施の形態では、ポストポリゴン光学系に配置された折り返しミラー62を光ビームLの光軸方向に湾曲させることにより、各光ビームLm、Ly、Lk、Lcの感光体80M、80Y、80K、80Cに対する光軸方向の焦点位置を調整する。図17は、折り返しミラー62M及び折り返しミラー62Yを湾曲させた場合を示している。上記第3の実施の形態で詳細に説明したように、光ビームを反射する折り返しミラー62を湾曲させることにより、折り返しミラー62を凸面鏡または、凹面鏡とすることができるため、光ビームLの感光体80に対する光軸方向の焦点位置が移動する。従って、折り返しミラー62を湾曲させることにより、反射した光ビームLの感光体に対する光軸方向の焦点位置を調整することができる。
なお、折り返しミラー62Y及び折り返しミラー62Mの何れか一方のみを湾曲させてもよい。また、図17には、光ビームLmと光ビームLyとの焦点位置を調整する場合につい示したが、光ビームLkと光ビームLcとの焦点位置を調整する場合についても同様である。また、ここでは、折り返しミラー62を湾曲させているが、これに限らず、折り返しミラー64または、折り返しミラー66を湾曲させても良い。
[第6の実施の形態]
本実施の形態は、ポストポリゴン光学系に配置した折り返しミラーを光ビームLの光軸方向に移動させることにより、光ビームの感光体に対する光軸方向の焦点位置を調整するようにしたものである。本実施の形態は、第1の実施の形態と略同様の構成であるので、同一部分には、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
本実施の形態では、ポストポリゴン光学系に配置された折り返しミラー62を光ビームLの光軸方向に移動させて光ビームLの光路長を変化させることにより、各光ビームLm、Ly、Lk、Lcの感光体80M、80Y、80K、80Cに対する光軸方向の焦点位置を調整する。
折り返しミラー62の移動による光ビームLの光路長の変化を図17を用いて説明する。図17は、折り返しミラー62M及び折り返しミラー62Yをfθレンズ52(52D、52E)に近付く方向、すなわち折り返しミラー62Mを折り返しミラー62M’の位置に、折り返しミラー62Yを折り返しミラー62Y’の位置に移動させた場合を示している。折り返しミラー62M及び折り返しミラー62Yの移動に伴って、光ビームLm及び光ビームLyの光路長は、図中に点線で示した光ビームL’m及び光ビームL’yのようになる。従って、光ビームL’m及び光ビームL’yの光路長は、光ビームLm及び光ビームLyに比較して短い。なお、折り返しミラー62M及び折り返しミラー62Yをfθレンズ52から離れる方向に移動させた場合は、光ビームLm及び光ビームLyの光路長は長くなるように変化する。
このように、折り返しミラー62M、62Yの移動量に応じて光ビームLm、Lyの光路長が変化するため、光ビームLm、Lyの感光体80M、80Yに対する光軸方向の焦点位置を調整することが出来る。なお、折り返しミラー62Y及び折り返しミラー62Mの何れか一方のみを移動させてもよい。また、ここでは、光ビームLmと光ビームLyとの焦点位置を調整する場合について説明したが、光ビームLkと光ビームLcとの焦点位置を調整する場合についても同様である。さらにまた、ここでは、折り返しミラー62を移動させているが、これに限らず、折り返しミラー64または、折り返しミラー66を移動させても良い。
第1の実施の形態に係る光走査装置の主要構成を示す斜視図である。 第1の実施の形態に係る発光素子の配列を説明するための説明図である。 第1の実施の形態に係る光走査装置の概略図である。 第1の実施の形態に係る光ビームが透過するプリズムの厚さと焦点位置の移動量との関係を説明するための説明図である。 第1の実施の形態に係るプリズムの回転機構の一例を説明するための説明図である。 第1の実施の形態に係るプリズムの回転による光ビーム同士の光路長の差を説明するための説明図である。 第2の実施の形態に係るシリンドリカルレンズの回転機構の一例を説明するための説明図である。 第2の実施の形態に係るシリンドリカルレンズの回転による光ビーム同士の光路長の差を説明するための説明図である。 第2の実施の形態に係るシリンドリカルレンズの回転量と光ビームLmの感光体80Mに対する光軸方向の焦点位置との関係を説明するための説明図である。 第2の実施の形態に係るシリンドリカルレンズの回転量と光ビームLyの感光体80Yに対する光軸方向の焦点位置との関係を説明するための説明図である。 第3の実施の形態に係る折り返しミラーの湾曲による焦点位置の移動を説明するための説明図である。 第3の実施の形態に係る折り返しミラーの湾曲機構の一例を説明するための説明図である。 第3の実施の形態に係る折り返しミラーの湾曲機構のその他の例を説明するための説明図である。 第4の実施の形態に係る防塵カバーガラスの一例を説明するための説明図である。 第4の実施の形態に係る防塵カバーガラスのその他の例を説明するための説明図である。 第4の実施の形態に係る防塵カバーガラスを回転移動させる例を説明するための説明図である。 第5の実施の形態に係る折り返しミラーを湾曲させた例を説明するための説明図である。 第6の実施の形態に係る折り返しミラーの移動による光ビームの光路長の変化を説明するための説明図である。
符号の説明
10 光走査装置
20 マルチビーム光源
26 LD
34 シリンドリカルレンズ
42 折り返しミラー
50 回転多面鏡
62 折り返しミラー
70 筺体
80 感光体
76 防塵カバーガラス
102 プリズム

Claims (2)

  1. 複数の発光素子を備えた光源と、
    前記複数の発光素子から照射された複数の光ビームを偏向する偏向手段と、
    前記複数の発光素子から照射された複数の光ビームを前記偏向手段の偏向面上に結像させる第1の結像光学系と、
    前記偏向手段により偏向された複数の光ビームの各々を異なる方向に分離して、光ビーム毎に像担持体上に結像させる第2の結像光学系と、
    三角柱状のプリズムまたは主走査方向にレンズパワーを有するシリンドリカルレンズからなる光学部品で構成し、前記光学部品を回転させることにより前記像担持体上の各々に結像される前記第2の結像光学系により異なる方向に分離される前記複数の光ビームのうち少なくとも2つの光ビーム同士の光路長の差を変化させて光軸方向の前記像担持体に対する焦点位置を調整する調整手段と、
    を含む光走査装置。
  2. 前記第1の結像光学系に光ビームを主走査方向に集光又は拡散させる光学系を設け、前記調整手段を前記光ビームの光軸上の前記光ビームが主走査方向に集光又は拡散する位置に配置した請求項1に記載の光走査装置。
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