JP4760136B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機やプリンタ等の画像形成装置に関し、特に、装置カバー等を開放したときの据置安定性を向上させた画像形成装置に関する。
従来より、例えば電子写真方式を用いたカラー画像形成装置(プリンタ)の中で、特に複数の画像形成ユニットを鉛直方向に配設した所謂垂直インライン型のカラー画像形成装置が知られている。
このような画像形成装置では、例えば画像形成ユニット(具体的には各色のカートリッジが挙げられる)の交換作業やメンテナンス作業のために装置内部を開放するための本体カバーや、用紙を補填するための引き出し可能な用紙カセットを備えている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−241616号公報(第1の実施の形態、図2)
しかしながら、上述したような画像形成装置の場合、操作性を向上するため本体カバーと用紙カセットとが同一方向に開放される(又は引き出される)タイプにあっては、本体カバーと用紙カセットとを共に開放しようとすると、そもそも垂直方向に配設された画像形成ユニットによって重心の位置が高くなっている点に加え、更に重心が開放方向に移動することから、装置がその方向へ転倒する虞があり、画像形成装置の据置安定性が劣る可能性がある。
本発明は、以上の技術的課題を解決するためになされたものであって、装置の本体カバー等が開放されたときの据置安定性を向上させた画像形成装置を提供するものである。
すなわち、本発明に関連する参考発明は、図1(a)に示すように、記録材上に各色トナー像が順次形成される作像エンジン2(2a〜2d)を装置筐体1内に含む画像形成装置であって、装置筐体1の基準位置から引き出し移動可能に設けられ且つ記録材を供給可能な記録材供給ユニット3と、装置筐体1の一側基準位置に設けられ且つ記録材供給ユニット3の引き出し移動方向と同一方向に開放移動可能な本体カバー4と、記録材供給ユニット3及び本体カバー4のいずれか一方を基準位置に拘束した状態で他方を移動可能にする移動選択機構5とを備えることを特徴とする。
このような技術的手段において、本願での作像エンジン2の数量は特に限定されず、単色の作像エンジン2を並列配置させた所謂タンデム型の画像形成装置の態様や一の作像エンジン2にて複数色の作像を可能にした所謂4サイクル型の画像形成装置の態様をも含むものである。
また、タンデム型の態様にあっては、作像エンジン2(2a〜2d)は鉛直方向、水平方向のいずれの方向に並べる態様であっても差し支えないが、小型化を推進する観点から作像エンジン2を鉛直方向に並べる方が好ましい。更に、本件は、例えばモノクロ用画像形成装置にカラーユニットを増設してカラー用画像形成装置とするような分割タイプの画像形成装置をも含むものである。
そして、イエロ(Y色)、マゼンタ(M色)、シアン(C色)、ブラック(K色)の4色の作像エンジン2(2a〜2d)を鉛直方向に並列配置することで、所謂垂直インライン型のカラー用画像形成装置を実現することができる。
また、記録材供給ユニット3は、画像形成装置の装置筐体1のいずれの箇所に設けられてもよいが、作像エンジン2の下方に設けるようにすれば、操作性が良好なフロントアクセス(記録材の補給、装置のメンテナンス等を前面からの操作で行う方式)が容易になる。尚、記録材供給ユニット3の数量は特に限定されず、複数備える態様であっても差し支えない。更に、記録材供給ユニット3を複数備える態様にあっては、作像エンジン2の間にも記録材供給ユニット3を設けるようにしても差し支えない。
また、本体カバー4は記録材供給ユニット3の引き出し移動方向と同一方向に開放移動可能に設けられるが、例えば装置筐体1側の上方又は下方に支軸を設け、この支軸によって本体カバー4を開放移動させるようにしてもよいし、上下双方に支軸を設けて本体カバー4を両方に開放移動させるようにしてもよい。更に、装置筐体1の側方側に支軸を設けて本体カバー4を側方(左右方向)に開放移動させるようにしてもよい。
本件では、このように記録材供給ユニット3と本体カバー4を同一方向に移動可能とすることで、画像形成装置の操作機構を装置筐体1の一側に集中させることができ(フロントアクセスが可能になる)、操作性の向上がなされるようになる。
そして、本発明に関連する参考発明における移動選択機構5は、記録材供給ユニット3及び本体カバー4のいずれか一方を基準位置に拘束した状態で他方を移動可能にする機構であれば特に限定されず、例えば機械的手段、電気的手段、磁気的手段等による機構をも含む。このように、記録材供給ユニット3と本体カバー4のうち一方のみの移動動作が可能となることで、画像形成装置の据置安定性が向上し、装置の転倒を防ぐことが可能になる。
また、移動選択機構5としては、記録材供給ユニット3及び本体カバー4のうち一方の移動動作に連動して他方を基準位置に拘束規制するロック機構を備えるようにすることが好ましく、この場合、特別の操作を必要とせずに記録材供給ユニット3若しくは本体カバー4の一方のみの移動動作を容易に選択することができるようになる。
更に、本発明は、画像情報を光学的に読み取るスキャナユニットを画像形成装置の上方に搭載するタイプの画像形成装置適用されるものであり、その態様としては、図1(b)に示すように、記録材上に各色トナー像が順次形成される複数の作像エンジン2(2a〜2d)を上下方向に並べて配列した画像形成装置であって、作像エンジン2を内蔵し、上部に作像エンジン2にて作像済みの記録材が収容される収容部を設けると共にこの収容部に隣接して当該収容部よりも上方に突出する突出部に作像エンジン2にて作像済みの記録材の排出部を設けた装置筐体1と、この装置筐体1の前記突出部に支持されて画像情報を光学的に読み取り、前記収容部との間に空間部を形成すると共に当該空間部の上方が開放されるように、前記突出部の上部基準位置から移動可能に設けられるスキャナユニット6と、装置筐体1の前記収容部に排出される記録材の排出方向と反対側に設けられた一側基準位置にて作像エンジン2に対向して設けられ、装置筐体1の下方位置に回転可能な支軸を有し且つこの支軸を回転中心としてスキャナユニット6の移動方向と同じ側に開放移動可能な本体カバー4と、スキャナユニット6及び本体カバー4のいずれか一方を夫々の基準位置に拘束した状態で他方を移動可能にする移動選択機構5とを備えるようにすればよい。
そして、移動選択機構5としては、スキャナユニット6及び本体カバー4のうち一方の移動動作に連動して他方を基準位置に拘束規制するロック機構を備えることが好ましく、この場合、特別の操作を必要とせずにスキャナユニット6若しくは本体カバー4の一方のみの移動動作を選択することができるようになる。
このように装置筐体1の上部にスキャナユニット6を備えた態様において、スキャナユニット6と本体カバー4のいずれか一方の移動動作が選択可能になり、操作性が向上し、据置安定性も向上した画像形成装置を提供することが可能になる。尚、スキャナユニット6の移動とは、基準位置からの引き出し動作や回転動作等を意味する。
また、本発明においては、更に、装置筐体1の下部基準位置からスキャナユニット6の移動方向と同じ側に引き出し移動可能に設けられ且つ記録材を供給可能な記録材供給ユニット3を備え、移動選択機構5は、スキャナユニット6、本体カバー4及び記録材供給ユニット3のうち複数を夫々の基準位置に拘束した状態で残りの一つを移動可能にすることが好ましい。
更に、本発明においては、本体カバー4には、複数の作像エンジン2にて形成された各色トナー像を記録材上に夫々転写する複数の転写装置及びこれらの転写装置を内包して記録材を吸着して搬送する記録材搬送ベルトが一体的に取り付けられたものとすることが好ましい。このように、本体カバー4側に転写装置及び記録材搬送ベルトを配設することで、本体カバー4が開放されたときには、作像エンジン2の前方には余分な部材のない広い空間が拡がり、作像エンジン2の交換作業やメンテナンス作業等を行い易くなる。
更にまた、本体カバー4側に、作像エンジン2にて記録材上に一旦記録された記録材を反転して戻す戻し搬送経路の一部を配設することで、この場合にも、作像エンジン2の前方に広い空間が拡がることとなる。
また、本発明は、本体カバー4の開放移動方向に対し、装置筐体1の奥行き寸法より高さ寸法の方が高いものである場合に特に有効になる。このように、装置筐体1の高さが高い方が転倒し易くなり、本発明による転倒防止効果(据置安定性)を一層有効に作用させることができ、安全対策上も有効な手段となりうる。
更に、本発明に関連する参考発明を装置筐体1から同一方向に移動可能な複数の機能部材を有する画像形成装置に発想を拡げれば、次のようになる。すなわち、記録材上に各色トナー像が順次形成される作像エンジン2を装置筐体1内に含む画像形成装置であって、装置筐体1の基準位置に夫々設けられ且つ装置筐体1の一側から外方に向かって移動可能な複数の機能部材と、これらの機能部材のうち一部の機能部材を基準位置に拘束した状態で残りの機能部材を移動可能にする移動選択機構5とを備えるようにすれば、据置安定性を確保した安全対策上も有効な画像形成装置を提供することが可能になる。
そして、この場合の機能部材の具体的な態様としては、本体カバー4、記録材供給ユニット3、スキャナユニット6等が挙げられ、また、これらの数量は特に限定されるものでもない。更に、機能部材の数量は特に限定されず、機能部材の移動動作によって画像形成装置が転倒する懸念がなければ、一又は複数の機能部材を基準位置に拘束した状態で、一又は複数の機能部材を移動可能にするようにしてもよい。
本発明によれば、装置の上部に設けられた移動可能なスキャナユニットと、このスキャナユニットの移動方向と同じ側に開放移動可能な本体カバーとを備えた画像形成装置において、スキャナユニット及び本体カバーのいずれか一方を夫々の基準位置に拘束した状態で他方を移動可能にする移動選択機構を設けたので、同時に移動動作を行ったときのような装置が転倒する危険性を回避することができる。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
◎実施の形態1
図2は、本発明に関連する参考発明が適用された画像形成装置の実施の形態1を示す。
同図において、本実施の形態における画像形成装置は、装置筐体10の下部に記録材としての用紙を供給する給紙ユニット11が引き出し可能に設けられる一方、この給紙ユニット11の上方には、イエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色のトナー像を用紙上に形成する作像エンジン20(20a〜20d)を鉛直方向に直線状に配列したものである。
また、これらの作像エンジン20の上方には、用紙上に形成されたトナー像を定着する定着装置14を設け、定着された用紙が装置筐体10から排出されて収容される収容トレイ10aを装置筐体10のハウジングケース上面の一部に備えた構成となっている。
更に、装置筐体10内の給紙ユニット11と定着装置14との間にて、4個の作像エンジン20a〜20dに跨って用紙を略鉛直方向に搬送する用紙搬送ベルト30が、2個の張架ロール31,32に張架されて循環移動するようになっている。
本実施の形態において、作像エンジン20は、各色トナー像が形成可能なトナーカートリッジ21、このトナーカートリッジ21の背後に設けられトナーカートリッジ21内にてトナー像が担持される感光体22に静電潜像を形成するためのレーザ露光装置(ROS:Raster Output Scanner)24及び感光体22に対し用紙搬送ベルト30を挟んで対向配置され、感光体22上のトナー像を用紙上に転写する転写ロール27にて構成されている。尚、トナーカートリッジ21内の感光体22の周囲には、感光体22を帯電する帯電ロール23、感光体22上に形成された静電潜像をトナーにて可視像化する現像ロール25及び現像ロール25にトナーを供給するトナー供給ロール26等が設けられている。
また、本実施の形態における給紙ユニット11は、用紙が収容される給紙カセット11aを有し、この給紙カセット11aの用紙搬送方向端部近傍には、この給紙カセット11aから用紙を1枚ずつ捌いて送り出すための捌き機構12が設けられている。この捌き機構12では、ピックアップロール12aを使って給紙カセット11aから送り出された用紙が、フィードロール12bとリタードロール12cの作用によって捌かれて、最上部の1枚の用紙のみが送り出されるようになっている。
更に、用紙搬送ベルト30の用紙搬送方向上流側端部には、給紙カセット11aから搬送された用紙を用紙搬送ベルト30上に吸着させる帯電装置33が張架ロール31をバックアップロールとして配設されている。そして、この帯電装置33の上流側には、用紙の位置決め規制を行った後、用紙を帯電装置33側へ搬送するレジストロール13が設けられている。
一方、定着装置14は、例えば加熱ロール14aと加圧ロール14bとで構成され、トナー像の定着が十分なされるようになっている。また、この定着装置14の用紙搬送方向下流側で装置筐体10の開口部に面して、用紙を収容トレイ10a上に排出する排出ロール15が設けられている。尚、この排出ロール15は、用紙の両面に画像形成を行うための反転搬送を可能にすべく、必要に応じて反転動作をするようになっている。
そして、本実施の形態における用紙搬送経路は、給紙カセット11aから搬送された用紙が、レジストロール13から、帯電装置33、4色の作像エンジン20(20a〜20d)のトナーカートリッジ21の感光体22及び定着装置14を経由して排出ロール15に至る通常搬送経路41と、排出ロール15によって反転された用紙が、この排出ロール15から通常搬送経路41とは異なる経路でレジストロール13まで搬送される反転搬送経路42とで構成されている。
また、本実施の形態では、反転搬送経路42の一部が給紙ユニット11内部にも設けられている。尚、これらの通常搬送経路41及び反転搬送経路42には、用紙の搬送性を確保するための搬送部材(搬送ロールや搬送ガイド等)が適宜設けられている。
以上のような構成において、本件の特徴点である本体カバーの開放移動動作並びに給紙ユニット11の引き出し移動動作について説明する。
図3(a)は、装置筐体10側に設けられた本体カバー10bが装置筐体10から開放された状態を示すもので、本体カバー10bには反転搬送経路42の一部と用紙搬送ベルト30が図示外のブラケット等によって一体的に取り付けられ、本体カバー10bが開放されると、それに伴って移動するようになっている。
また、本体カバー10bは装置筐体10側の下方に設けられた支軸50をピボットとして、矢印A方向に開放できるようになっている。尚、用紙搬送ベルト30と共に用紙搬送ベルト30の張架ロール31,32及び転写ロール27が本体カバー10bと一体的に移動することは云うまでもない。
この本体カバー10bが開放されることで、例えば図に示すように、トナーカートリッジ21(本例では作像エンジン20cのトナーカートリッジに相当)を矢印B方向に容易に引き出すことが可能となる。
一方、図3(b)は、装置筐体10側の下部に設けられた給紙ユニット11が装置筐体10から矢印C方向に引き出された状態を示している。通常、このように給紙ユニット11を装置筐体10から引き出した状態で用紙の補給を行うようになる。
尚、本実施の形態では、上述したように、本体カバー10bと給紙ユニット11とは夫々単独に開放(又は引き出し)可能となっているが、そのため、図3(a)に示すピボットとしての支軸50は、図3(b)に示す給紙ユニット11の引き出し動作に影響しない位置に設けられていることは云うまでもない。
仮に、本実施の形態において本体カバー10bと給紙ユニット11とが共に移動した場合を想定すると、装置の重心が図の右側に移動し、装置自体が転倒する虞が生じる。そのため、本実施の形態では、これを避けるために、本体カバー10b又は給紙ユニット11のいずれか一方のみが移動可能になるような移動選択機構としてのロック機構を、本体カバー10bと給紙ユニット11との間に備えている。
図4,5は、本実施の形態におけるロック機構を示すもので、図4(a)(b)は本体カバー10bの開放動作によって給紙ユニット11がロックされる機構を示し、一方、図5(a)(b)は給紙ユニット11の引き出し動作によって本体カバー10bがロックされる機構となっている。
図4において、本体カバー10bの支軸50(図3参照)と同軸上に設けられた回転軸100には、その外周の一部に弧状突起101が形成されている。また、この弧状突起101の一端部には斜面101aが設けられている。
一方、給紙ユニット11側には、給紙ユニット11の一部に取り付けられた軸111に回動自在で且つ略給紙ユニット11の引き出し方向に延びる支持棒110が設けられている。また、支持棒110の軸111とは異なる一端側には、支持棒110を本体カバー10bの回転軸100方向に付勢するスプリング113と、略半円形状のストッパ112を有している。
更に、装置筐体10側の本体カバー10bと異なる部位には、上述のストッパ112の頂部と略同位置で水平方向に延びる固定した受部120(図中破線で示す)を固定配置し、この受部120にはストッパ112が嵌合できる凹部形状のストッパ受部120aを備えている。
今、本体カバー10bと給紙ユニット11とが装置筐体10側に収納された状態で、本体カバー10bを開放させる場合のロック機構を説明する。
両者が収納された状態では、図4(a)に示すごとく、給紙ユニット11側のストッパ112は本体カバー10b側の弧状突起101に当接した状態で、この場合給紙ユニット11を引き出すことも可能になる。
そこで、本体カバー10bが開放されると、回転軸100が図の矢印方向に回転して弧状突起101が移動するようになり、その斜面101aがストッパ112の頂部に当接するようになる。そのため、回転軸100の回転に合わせてストッパ112は徐々に受部120側に回動するようになる。
そして、ストッパ112と弧状突起101とが完全に離間すると、図4(b)に示すようにストッパ112は受部120のストッパ受部120aに嵌合する。そのため、給紙ユニット11がロックされ、このような状態で給紙ユニット11を引き出そうとしても、引き出すことはできなくなる。
尚、給紙ユニット11のロックを解放するには、一端開放された本体カバー10bを元に戻すことで、上述のロック動作が逆に行われ、給紙ユニット11のロックが解除されるようになる。
また、図5において、本体カバー10bの支軸50(図3参照)と同軸上に設けられた回転軸130(上述した回転軸100の一部に設けられてもよい)には、その外周の一部に凹部130aを有し、この凹部130aは本体カバー10bが収納されている(閉じている)状態では上方に位置するようになっている。
この回転軸130の周辺には略コの字状のスライド部材131が装置筐体10側に配置され、このスライド部材131は図示外のばねにより給紙ユニット11側に付勢されると共に、図示外の規制部材により一軸方向のみ移動可能となっている(図の上下方向)。更に、このスライド部材131の一端には、回転軸130の凹部130aに嵌合可能な突起部131aを設けると共に、他端には略水平状に延びる規制部131bを設け、この規制部131bの端は前記突起部131aの位置に対向する位置まで延びるような長さになっている。
一方、給紙ユニット11側には、給紙ユニット11に固定配置されたブラケット140の一端に略半円状の摺動突起141を設け、この摺動突起141が装置筐体10側に略水平状に固定配置された摺動受部150(図中破線で示す)を摺動できるようになっていると共に、スライド部材131の規制部131bに接触するようになっている。
次に、本体カバー10bと給紙ユニット11とが装置筐体10側に収納された状態から給紙ユニット11を引き出す場合のロック機構を説明する。
両者が収納された状態では、図5(a)に示すごとく、給紙ユニット11側の摺動突起141によってスライド部材131は図の上方に持ち上げられており、スライド部材131の突起部131aが回転軸130の凹部130aに嵌合することなく、本体カバー10bを開放させることも可能である。
そこで、給紙ユニット11が引き出されると、給紙ユニット11は摺動突起141が摺動受部150を摺動しながら移動することになるが、その移動により摺動突起141がスライド部材131から離れると、スライド部材131は給紙ユニット11側にスライドするようになる。そのため、スライド部材131の突起部131aが本体カバー10b側の回転軸130の凹部130aに嵌合することとなり、本体カバー10bがロックされ、本体カバー10bが開放できなくなる。
尚、給紙ユニット11を装置筐体10側へ戻すことで、摺動突起141がスライド部材131を押し上げるようになり、スライド部材131の突起部131aが回転軸130の凹部130aから解放され、本体カバー10bの開放が可能となる。
本実施の形態では、図5に示すように、給紙ユニット11側にブラケット140を固定配置する方式を示したが、例えば図4に示すごとく、給紙ユニット11側に回動可能な部材を設けるようにすることも可能で、摺動突起141を摺動受部150の方向へ付勢するばねを設けるようにしてもよい。その場合、給紙ユニット11の引き出し及び収納動作に対しては、摺動突起141が略半円状になっているため摺動受部150との摺動に関して特に問題とはならず、給紙ユニット11の引き出し収納動作に支障はない。
本実施の形態では、本体カバー10bと給紙ユニット11との間に上述した二つのロック機構を備えているため、本体カバー10bと給紙ユニット11の一方の移動動作に連動して他方の移動動作を拘束規制する(ロックする)ことができ、双方が同時に装置筐体10から移動することがなくなり、装置の転倒を未然に防ぐことが可能になる。
更に、本体カバー10bと給紙ユニット11とを同一方向に移動できることから、例えばフロントアクセスが可能となり、各種部品の交換作業やメンテナンス作業等の操作性が向上されるようになる。
◎実施の形態2
図6は、本発明が適用された画像形成装置の実施の形態2を示す。本実施の形態は、実施の形態1と異なり、装置の上部に画像情報を光学的に読み取るスキャナユニット60を備えたものとなっている。尚、実施の形態1と同様の構成要素には同様の符号を付し、ここではその詳細な説明は省略する。
本実施の形態における画像形成装置は、装置筐体10の上部にスキャナユニット60を引き出し可能に収容したものである。本実施の形態では、スキャナユニット60を使用する際には、そのプラテン上への原稿のセットをやり易くするため、あるいは収容トレイ10aに排紙された用紙を取り易くするために、手前(図の右方向)に引き出せるようになっている。
本実施の形態における移動選択機構としてのロック機構は、装置筐体10側に設けられた本体カバー10bとスキャナユニット60との間に設けられている。そこで、本体カバー10bの開放移動動作並びにスキャナユニット60の引き出し移動動作について説明する。
図7(a)は、装置筐体10側に設けられた本体カバー10bが装置筐体10から開放された状態を示すもので、実施の形態1と同様、本体カバー10bには反転搬送経路42の一部と用紙搬送ベルト30が図示外のブラケット等によって一体的に取り付けられ、本体カバー10bが開放されると、本体カバー10bと共に移動するようになっている。
そして、装置筐体10側の下方に設けられた支軸50をピボットとして、本体カバー10bは矢印A方向に開放できるようになっている。尚、用紙搬送ベルト30と共に用紙搬送ベルト30の張架ロール31,32及び転写ロール27が本体カバー10bと一体的に移動する。
この本体カバー10bを開放することで、例えば図に示すように、トナーカートリッジ21(本例では作像エンジン20cのトナーカートリッジに相当)を矢印B方向に引き出すことが可能となる。
一方、図7(b)は、装置筐体10の上部に設けられたスキャナユニット60が装置筐体10から矢印D方向に引き出された状態を示している。
本実施の形態において、仮に、本体カバー10bとスキャナユニット60とを共に開放した場合(スキャナユニット60は引き出し状態)を想定すると、装置の重心が図の右側に移動し、装置自体が転倒する虞が生じる。そのため、本実施の形態ではこれを避けるために、本体カバー10b又はスキャナユニット60のいずれか一方のみが移動可能となるような移動選択機構としてのロック機構を、本体カバー10bとスキャナユニット60との間に備えている。
図8,9は、本実施の形態におけるロック機構を示すもので、図8(a)(b)は本体カバー10bの開放動作によってスキャナユニット60がロックされる機構を示し、一方、図9(a)(b)はスキャナユニット60の引き出し動作によって本体カバー10bがロックされる機構となっている。
図8において、スキャナユニット60には固定配置された突起160を有し、一方、本体カバー10b側には、スキャナユニット60に近接する位置に本体カバー10bに固定配置された摺動片180を備えている。この摺動片180には略水平状の水平部181と斜面状に設けられた斜面部182とを備えている。
そして、スキャナユニット60の突起160と本体カバー10bの摺動片180との間には、装置筐体10側に設けられた略逆L字状のスライド部材170を有し、このスライド部材170は、図示外のばねにより摺動片180側に付勢されると共に、図示外の規制部材により一軸方向(図のタテ方向)のみ移動可能となっている。このスライド部材170には、一部に凹部171を有し、この凹部171はスキャナユニット60の突起160が入るような大きさとなっている。
今、スキャナユニット60と本体カバー10bとが共に収納状態にある場合には、図8(a)に示すように、本体カバー10b側の摺動片180の水平部181にスライド部材170の一端が当接することで、スライド部材170の凹部171はスキャナユニット60の突起160を回避した位置になる。そのため、このような状態でスキャナユニット60を引き出すことが可能となる。
そこで、この状態で本体カバー10bが開放されると、図8(b)に示すごとく、摺動片180が図の矢印A方向(本体カバー10bの開放方向と同一)に移動すると、スライド部材170には、摺動片180の斜面部182が当接するようになる。そのため、スライド部材170が図示外のばねによる付勢力によって下方(本体カバー10b側)に移動するようになる。このスライド部材170の移動によって、スライド部材170に設けられた凹部171内にスキャナユニット60側の突起160が入り込むようになる。その結果、スキャナユニット60がロックされるようになる。尚、本体カバー10bを開放すると、摺動片180はスライド部材170から完全に離間するようになり、スキャナユニット60のロックは完全になされる。
そして、本体カバー10bを元に戻すと、上述した動きと逆の動きによって、スキャナユニット60のロックが解除されるようになる。
次に、スキャナユニット60と本体カバー10bとが装置筐体10側に収納された状態からスキャナユニット60を引き出す場合のロック機構を説明する。
図9はそのロック機構を示すもので、図9(a)に示すように、スキャナユニット60の一部には略台形状の凹部190を備える一方、本体カバー10b側には一部に凹部211を備えた係合片210を固定配置している。そして、スキャナユニット60側の凹部190と係合片210の凹部211との間には、装置筐体10側に設けられ、図示外のばねによりスキャナユニット60側に付勢されると共に図示外の規制部材により一軸方向(図のタテ方向)のみ移動可能となるスライド部材200が設けられている。
そこで、両者が収納された状態では、図9(a)に示すごとく、スライド部材200はばね付勢力によってスキャナユニット60の凹部190に挿入された状態となり、この場合、本体カバー10bを開放することも可能である。
そして、この状態からスキャナユニット60を引き出すようにすると、図9(b)に示すごとく、スキャナユニット60の凹部190は、その移動方向に対する後方側が斜面190aとなっているため、ばね付勢力に抗してスライド部材200を本体カバー10b側に押し下げるようになる。その結果、スライド部材200が本体カバー10b側の凹部211に嵌合するようになり、スキャナユニット60が引き出されている間本体カバー10bがロックされるようになる。
本実施の形態では、本体カバー10bとスキャナユニット60との間に上述した二つのロック機構を備えているため、本体カバー10bとスキャナユニット60の一方の開放動作に連動して他方の開放動作を拘束規制する(ロックする)ことができ、双方が同時に装置筐体10から開放(又は引き出し)されることがなくなり、装置の転倒を未然に防ぐことが可能になる。
更に、本体カバー10bとスキャナユニット60とを同一方向に開放できることから、例えばフロントアクセスが可能で、操作性の優れた画像形成装置を提供することが可能になる。
本実施の形態では、本体カバー10bとスキャナユニット60との間にロック機構を備える構成を示したが、例えば、実施の形態1のロック機構も同時に備えるようにしてもよく、その場合、本体カバー10bの開放動作に連動して、スキャナユニット60並びに給紙ユニット11の引き出し動作をロックすることができ、また、スキャナユニット60並びに給紙ユニット11の引き出し動作に連動して本体カバー10bの開放動作をロックすることが可能になる。
このような構成では、物理的にはスキャナユニット60及び給紙ユニット11の引き出し動作は同時に可能となり、転倒防止に悪影響を及ぼす懸念も想定されるが、スキャナユニット60と給紙ユニット11とを同時に引き出すことは、操作性の観点から通常行われ難く、実用上の問題は少ない。
更に、スキャナユニット60と給紙ユニット11との間に、例えば図8及び図9に示すロック機構(図8及び図9で示すロック機構にて、本体カバー側の機構を給紙ユニット11側に設ける)を設けるようにすれば、スキャナユニット60と給紙ユニット11との間でも移動選択が可能になる。
この場合、本体カバー10b、給紙ユニット11、スキャナユニット60のいずれにおいても、いずれか一の開放動作に連動して、他の開放動作を拘束規制する(ロックする)ことが可能になり、画像形成装置の転倒防止が一層有効に行われるようになる。
尚、スキャナユニット60の引き出し動作として、例えば故障モード等の不測の事態にのみ適用させる場合には、スキャナユニット60を通常は装置筐体10側にロックし、例えば解除ボタンでロック解除するようにすれば、給紙ユニット11との同時引き出しを防止するようなことも可能になる。
◎実施の形態3
図10(a)(b)は、本発明が適用された画像形成装置の実施の形態3を示す。本実施の形態の画像形成装置は、実施の形態2と同様、装置の上部にスキャナユニット60を備えたものとなっているが、スキャナユニット60が実施の形態2のように装置筐体10から引き出されるのではなく、例えばメンテナンス時等に回動支点61を中心に回転移動するように構成されたものとなっている。そのため、スキャナユニット60が回転移動すると、装置全体の重心が上方且つ本体カバー10b側に移動するため、この場合においても転倒を防止するためのロック機構が必要となる。尚、実施の形態2と同様の構成要素には同様の符号を付し、ここではその詳細な説明は省略する。
図11(a)(b)は、本実施の形態で用いられるロック機構を示すもので、スキャナユニット60の底面と本体カバー10b側の係合片210との間には、3個の部材よりなるクランク部材230が装置筐体10側に固定された回動支点231によって支持されている。3個の部材は、回動支点231が設けられた中心部材233とこの中心部材233の両端近傍にて回動自在に支持される2個の部材232,234で構成され、一方の部材232の一端はスキャナユニット60の底面に接触するようにスプリング237にて付勢されている。一方、他方の部材234は一端が係合片210の凹部211に対向する位置になるように設置されている。尚、符号235,236はクランク部材230の移動を規制する対に配置された規制部材であり、クランク部材230はこの規制部材235,236の間でのみ移動するように規制される。
今、スキャナユニット60と本体カバー10bとが共に収納状態(基準位置にある状態)にある場合には、図11(a)に示すように、クランク部材230の一端がスキャナユニット60の底面に接触しているため、本体カバー10b側の係合片210の凹部211にクランク部材230が嵌合することはない。そのため、このような状態ではスキャナユニット60と本体カバー10bのいずれも基準位置からの移動が可能となる。
そこで、この状態から図11(b)に示すように、スキャナユニット60が矢印E方向に回転移動すると、スプリング237の付勢力によりクランク部材230の一端がスキャナユニット60の移動に併せて移動するため、中心部材233の回動支点231により、クランク部材230の一端が本体カバー10b側の係合片210の凹部211に嵌合するようになり、本体カバー10bがロックされるようになる。
そして、スキャナユニット60を元に戻すと、クランク部材230が再び移動し、係合片210から抜けることで、本体カバー10bのロックが解除されるようになる。
次に、スキャナユニット60と本体カバー10bとが収納された状態から本体カバー10bが開放される際のロック機構について説明する。
図12(a)(b)はそのロック機構を示すもので、スキャナユニット60には、スキャナユニット60自体に固定配置される突起240を備える一方、本体カバー10b側には摺動片270が固定配置されている。
そして、両者の間には、装置筐体10に支持された回動軸252,261を備えた2個の係合部材250,260が夫々の回動軸252,261を中心に回動できるようになっている。
2個の係合部材250,260のうち、回動軸252を中心に回動する第一の係合部材250には、スキャナユニット60の突起240と嵌合可能な凹部251が設けられ、スプリング253によって前記凹部251が突起240に嵌合しないように付勢されている。また、回動軸261を中心に回動する第二の係合部材260は、ブーメラン状の形状をしており、二箇所の先端部位262,263は夫々第一の係合部材250及び摺動片270と摺動可能になるようになっている。更に、この第二の係合部材260には、この第二の係合部材260を第一の係合部材250側へ向かわせるために、スプリング264によって付勢されている。
そのため、両者が収納された状態では、図12(a)に示すごとく、第二の係合部材260は本体カバー10b側の摺動片270によって第一の係合部材250を押しやる作用が規制されることから、スキャナユニット60側の突起240に第一の係合部材250が係合することもなく、スキャナユニット60を回転移動させることが可能になる。
そこで、このような状態から、図12(b)に示すように、本体カバー10bを図の矢印A方向に移動させると、摺動片270がそれに併せて移動するため、第二の係合部材260がスプリング264の付勢力によって回転し、第一の係合部材250を移動させ、その凹部251がスキャナユニット60側の突起240に係合するようになる。すると、この係合によってスキャナユニット60がロックされ、その回転移動は規制されることとなる。尚、本実施の形態では、スプリング264の付勢力がスプリング253の付勢力より大きくなっていることは云うまでもない。
本実施の形態では、本体カバー10bとスキャナユニット60との間に上述した二つのロック機構を備えているため、本体カバー10bとスキャナユニット60の一方の移動動作に連動して他方の移動動作を拘束規制する(ロックする)ことができ、双方が同時に装置筐体10から移動することがなくなり、装置の転倒を未然に防ぐことが可能になる。
◎実施の形態4
図13は、本発明が適用された画像形成装置の実施の形態4を示す模式図である。本実施の形態は、上述した実施の形態と異なり、装置筐体10に対し本体カバー10bがヨコ方向に開放される構成を示したものである。
同図において、本実施の形態における画像形成装置は、装置筐体10の下方に給紙ユニット11を備え、上部にスキャナユニット60を備えている。また、本体カバー10bは装置筐体10の鉛直方向に設けた支軸を中心にして開放動作が行われるようになっている。
そして、例えば、本実施の形態では、本体カバー10bとスキャナユニット60との間に実施の形態2と同様のロック機構(図8,9で示される機構)が、本体カバー10bの支軸とは異なる方向の端部近傍に設けられている。
そのため、本実施の形態においても、実施の形態2と同様の効果を奏する。
本実施の形態では、ロック機構を本体カバー10bの支軸とは異なる方向に設けることを示したが、例えば支軸側にロック機構を設けることも可能である。
図14は、支軸側に設けられる回動板220の構成を示したもので、この回動板220は、本体カバー10bの支軸のうち、スキャナユニット60側の支軸側に設けられている。この回動板220には、支軸に相当する軸部221を中心に本体カバー10bの回転に合わせて図の矢印方向に回転するようになっており、また、この回動板220には二箇所の凹部222,223が設けられている。凹部222は回転方向と逆方向に傾斜する斜面を有し、凹部223は回動板220のない状態で構成されている。
このような回動板220に対して、図8及び図9で示した装置筐体10側に設けられたスライド部材170及びスライド部材200が位置するようになっており、スライド部材170が凹部222の回転方向下流側の回動板表面220a上の位置に、また、スライド部材200が凹部223の位置に配置されるように構成される。
本実施の形態では、本体カバー10b側に上述した回動板220を設けると共に、スキャナユニット60側には図8及び図9にて示したロック機構を備えることで、本体カバー10bとスキャナユニット60との移動選択が可能になる。
そのため、本実施の形態においても、実施の形態2と同様の効果を奏する。
更に、この構成を本体カバー10bと給紙ユニット11との間に設けることも可能であることは云うまでもない。
(a)は本発明に関連する参考発明に係る画像形成装置の概要を示す説明図、(b)は本発明に係る画像形成装置の概要を示す説明図である。 本発明に関連する参考発明が適用された画像形成装置の実施の形態1を示す説明図である。 実施の形態1の開放動作を示す説明図であり、(a)は本体カバーが開放された状態、(b)は給紙ユニットが引き出された状態を示す。 (a)(b)は実施の形態1のロック機構の一方を示す説明図であり、本体カバーの開放動作に連動して給紙ユニットがロックされる機構を示す。 (a)(b)は実施の形態1のロック機構の残りを示す説明図であり、給紙ユニットの引き出し動作に連動して本体カバーがロックされる機構を示す。 本発明が適用された実施の形態2に係る画像形成装置の概要を示す説明図である。 実施の形態2の開放動作を示す説明図であり、(a)は本体カバーが開放された状態、(b)はスキャナユニットが引き出された状態を示す。 (a)(b)は実施の形態2のロック機構の一方を示す説明図であり、本体カバーの開放動作に連動してスキャナユニットがロックされる機構を示す。 (a)(b)は実施の形態2のロック機構の残りを示す説明図であり、スキャナユニットの引き出し動作に連動して本体カバーがロックされる機構を示す。 本発明が適用された実施の形態3に係る画像形成装置の開放動作を示す説明図であり、(a)は本体カバーが開放された状態、(b)はスキャナユニットが回転した状態を示す。 (a)(b)は実施の形態3のロック機構の一方を示す説明図であり、スキャナユニットの回転動作に連動して本体カバーがロックされる機構を示す。 (a)(b)は実施の形態3のロック機構の残りを示す説明図であり、本体カバーの開放動作に連動してスキャナユニットがロックされる機構を示す。 本発明が適用された実施の形態4に係る画像形成装置の概要を示す説明図である。 実施の形態4のロック機構の一部を示す説明図である。
符号の説明
1…装置筐体,2(2a〜2d)…作像エンジン,3…記録材供給ユニット,4…本体カバー,5…移動選択機構,6…スキャナユニット

Claims (6)

  1. 記録材上に各色トナー像が順次形成される複数の作像エンジンを上下方向に並べて配列した画像形成装置であって、
    前記作像エンジンを内蔵し、上部に作像エンジンにて作像済みの記録材が収容される収容部を設けると共にこの収容部に隣接して当該収容部よりも上方に突出する突出部に作像エンジンにて作像済みの記録材の排出部を設けた装置筐体と、
    この装置筐体の前記突出部に支持されて画像情報を光学的に読み取り、前記収容部との間に空間部を形成すると共に当該空間部の上方が開放されるように、前記突出部の上部基準位置から移動可能に設けられるスキャナユニットと、
    前記装置筐体の前記収容部に排出される記録材の排出方向と反対側に設けられた一側基準位置にて作像エンジンに対向して設けられ、当該装置筐体の下方位置に回転可能な支軸を有し且つこの支軸を回転中心として前記スキャナユニットの移動方向と同じ側に開放移動可能な本体カバーと、
    前記スキャナユニット及び前記本体カバーのいずれか一方を夫々の基準位置に拘束した状態で他方を移動可能にする移動選択機構とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    更に、装置筐体の下部基準位置から前記スキャナユニットの移動方向と同じ側に引き出し移動可能に設けられ且つ記録材を供給可能な記録材供給ユニットを備え、
    前記移動選択機構は、前記スキャナユニット、前記本体カバー及び前記記録材供給ユニットのうち複数を夫々の基準位置に拘束した状態で残りの一つを移動可能にすることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
    前記本体カバーは、前記複数の作像エンジンにて形成された各色トナー像を記録材上に夫々転写する複数の転写装置及びこれらの転写装置を内包して記録材を吸着して搬送する記録材搬送ベルトが一体的に取り付けられたものであることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1記載の画像形成装置において、
    移動選択機構は、スキャナユニット及び本体カバーのうち一方の移動動作に連動して他方を基準位置に拘束規制するロック機構を備えることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1記載の画像形成装置において、
    本体カバーには、作像エンジンにて記録材上に一旦記録された記録材を反転して戻す戻し搬送経路の一部が配設されることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1記載の画像形成装置において、
    本体カバーの開放移動方向に対し、装置筐体の奥行き寸法より高さ寸法の方が高いものであることを特徴とする画像形成装置。
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