JP4759620B2 - タンデム建造方法に適用する浸水方法 - Google Patents

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Description

本発明は、タンデム建造方法に適用する浸水方法に関し、詳しくはタンデム建造方法によるドック内での建造時、タンデム船舶内の搭載物量を一つ以上搭載した後、船体を浸水させる方法、または浸水または半浸水方法に固定力を強化させるために固縛した後、船体を移動させることなく同一位置で建造を終える方法を含む船舶のタンデム建造方法に関するものである。
一般的に伝統的な造船所は、傾斜した土地の上にレールを設置して、その上に船を建造し、建造が完了するとレールで船を傾斜方向へすべらせて進水する方法を使用している。このような方法を引き上げ船台というが、いまだ中小造船所や一部の大型造船所では引き上げ船台を利用している。しかし、最近は、より安全で、大きな船舶建造及び建造時の効率性のために建造ドックで船舶を建造するのが一般的な趨勢である。建造ドック方式は、ドックで船舶を建造して船を進水する時にはドックに水を満たした後、ドックゲートを開放し建造された船舶をドック外に送り出して、残りの船舶建造過程を進めるという方法である。しかし、このようにドックの諸元に比べて長さが短い船舶一つを建造して、ドックに水を流入させ船舶を浮揚させた後、ドックゲートを開いて進水された船舶をドック外にタグボートを利用して移動させ、後半の船舶建造作業を進めることはドック内の余裕空間の活用という次元で船舶を大量生産するのに非常に非効率的だという問題点がある。
このような問題点を解決するのがタンデム建造方法で、ドックの余裕空間を利用すれば一つのドックで2隻〜4隻の船舶を同時に建造できる方法である。このようなタンデム方法では、完成した船舶を浮揚させドック外に送り出す際、部分完成した船舶は浮揚するよう先に作業をした後進水船舶と共に必ず浮揚させた。この後、進水船舶がドック外に出ると、ドックゲートを再び閉じて位置づけした後、再び水が流れ出たら移動した位置または本来の位置で船舶の残りの建造作業を進める。
既存のタンデム方法の問題点は、ドック諸元の制約によりタンデム地域が全長対比55%以下の場合、浮揚時に船舶浮上用喫水(DRAFT,最大7.1M)を確保しようとタンデム船舶の搭載物量を制限する方法で浮揚を実施し、浮揚後ドック内の建造工期の不足による工程の狂い及び突貫作業による過大な所要工数が投入するという問題点が発生する。前記の既存のタンデム建造方法による浮揚前の搭載が制限される未搭載物量は主エンジン、尾部及び中間軸、船尾ブロック、ラッシングブリッジ、ハッチカバー等である。
前記のような未搭載によって、浮揚後のドックでの建造時の問題点として、浮揚後の尾部及び中間軸の搭載及び主エンジン搭載によるデッキハウスの搭載順延で陸上水電(SHORE POWER−陸上で電源を供給すること)の水電の狂いがあるという問題点と、浮揚後の船尾ブロックの搭載で舵の直角度を検査する作業である最終見透し(FINAL SIGHTING)の順延によりプロペラと舵の設置工期が不足するという問題点がある。
また、浮揚した船舶ブロックが固定できず、動いて浮揚した船舶ブロック同士がぶつかったり、ドックの壁とぶつかったりして建造中の船舶ブロックが破損または毀損したりする問題点がある。また、未完成の船舶ブロックの重心をとらえて浮揚が困難になるという問題点がある。また船舶ブロックの浮揚後、進水船舶がドック外に出ると水を除去して浮揚した船舶ブロックを再び作業位置におろさなければならないが、この場合本来の作業位置や移動位置に船舶ブロックを定位置におくのに多くの時間と労力を所要するという問題点がある。
前記のような問題点を解決するための本発明の目的は、タンデム建造方法において、船舶の建造時タンデム船舶に主エンジン、船尾及び中間軸、船尾ブロック、ラッシングブリッジ及びハッチカバーの中から選択された一つ以上を搭載後、進水船舶の浮揚時タンデム船舶は浮揚しないで浸水させ、浮揚した進水船舶がドック外に出ると、同一位置で継続して建造し早い時間内にドック内の船舶建造工期を短縮させる浸水方法を提供することにある。
また本発明の他の目的はタンデム建造方法において、船舶の建造時にタンデム船舶に主エンジン、船尾及び中間軸、船尾ブロック、ラッシングブリッジ及びハッチカバーの中から選択された一つ以上を搭載後、進水船舶浮揚時にタンデム船舶を固縛(ラッシング:lashing)作業により位置決めされた状態で浸水または半浸水させ完全浮揚しないようにした後、浮揚した進水船舶がドック外に出ると、同一位置で継続して建造し早い時間内でドック内の船舶建造工期を短縮させる浸水方法を提供することにある。
前記のような目的を達成して従来の欠点を除去するための課題を実施する本発明は、複数の船舶が一つのドック内で順次に組立て及び不要段階を経て建造されるタンデム建造方法において、
ドック内で一般的なタンデム建造方法により船舶ブロックを建造する段階と、その後ドック内の進水船舶の浮揚前に浸水対象のタンデム船舶に主要搭載物を設置し建造する段階と、
その後ドック内に水を流入し進水船舶の浮揚時、タンデム船舶の貨物倉バラスト及び一部の二重底タンクに、水を自然流入させタンデム船舶を同一位置に浸水させる段階と、
その後、浮揚した進水船舶がドック外へタグボートにより曳航された後ドックゲートが閉まると同一位置でタンデム船舶の残りの建造を進める段階とからなることを特徴とするタンデム建造方法に適用する浸水方法を提供することで達成する。
また、本発明は複数の船舶が一つのドック内で順次に組立て及び浮揚段階を経て建造されるタンデム建造方法において、
ドック内で一般的なタンデム建造方法により船舶ブロックを建造する段階と、
ドック内の進水船舶の浮揚前に浸水または半浸水対象のタンデム船舶に主要搭載物を設けて建造する段階と、
浸水または半浸水対象のタンデム船舶の両側面の一致点をドック底に固縛する段階と、
ドック内に水を流入し進水船舶の浮揚時、タンデム船舶の貨物倉バラスト及び一部の二重底タンクに水を自然流入させタンデム船舶を同一位置に浸水または半浸水させる段階と、
浮揚した進水船舶がドック外に曳航された後、ドックゲートが閉まると浸水または半浸水対象のタンデム船舶の両側面の一致点とドック底との間の固縛を解除する段階と、
その後、同一位置でタンデム船舶の残りの建造を進める段階とからなることを特徴とするタンデム建造方法に適用する固縛を利用した浸水方法を提供することで達成する。
前記の浸水または半浸水対象のタンデム船舶に主要搭載物を設けて建造する段階で、主要搭載物は主エンジン、船尾及び中間軸、船尾ブロック、ラッシングブリッジ、ハッチカバーの中から選択されたいずれか一つ以上であることを特徴とする。
前記固縛段階は浸水または半浸水対象のタンデム船舶の船首ブロック、船尾ブロック、中央部分ブロックの中から選択されたいずれか一つ以上のブロック両側面の一致点をドック底に固縛する段階で、
前記固縛を解除する段階は浸水または半浸水対象のタンデム船舶の船首ブロック、船尾ブロック、中央部分ブロックの中から選択されたいずれか一つ以上のブロックの両側面の一致点とドック底との間の固縛を解除する段階であることを特徴とする。
前記の固縛段階は、浸水または半浸水対象のタンデム船舶の船首ブロック、船尾ブロック、中央部分ブロックの中から選択されたいずれか一つ以上のブロックの両側面の一致点に各々ラッシングラグを形成して、ドック底にはこれに対応する各々のラッシング固定具を形成し、各々ラッシングチェーンで連結し結束する段階であって、
前記の固縛を解除する段階は、浸水または半浸水対象のタンデム船舶の船首ブロック、船尾ブロック、中央部分ブロックの中から選択されたいずれか一つ以上のブロックの両側面の一致点に各々形成されたラッシングラグとドック底に各々対応し形成されたラッシング固定具との間を連結する各々のラッシングチェーンを解除する段階であることを特徴とする。
前記のような本発明はタンデム方法で進水船舶の浮揚前のシャフトと主エンジン搭載で浮揚後、デッキハウスの早期搭載が可能で水電工期が確保されるという長所と、またタンデム方法で進水船舶の浮揚前の船尾ブロック搭載により最終見透しが可能で、プロペラと舵の設置工期が確保される長所とがある。
また、タンデム方法で進水船舶の浮揚後、既に搭載された主要搭載物により間型クレーン(GOLIATH CRANE)の搭載負荷を解消する長所と、部分的に浸水が困難なところがあってブロック全体を浸水させられなかったり、構造的に完全浸水が不可能でブロックに若干の浮力が発生する場合にも固縛により安全にドック内でその位置が結束されるという長所がある。
さらには、ドック内の流入流量が船舶を浸水させる流量より過度に大きくて、浸水過程でブロック内の一部の浮力が発生される場合にも固縛により安全にドック内でその位置が結束される長所と、流入される流量または進水船舶の移動時に発生するドック内の海水の流れ等で浸水ブロックの流動が発生する場合にも固縛により安全にドック内でその位置が結束される長所があり、タンデム方法で主要工期が画期的に短縮されるという効果をもつ有用な発明で産業上その利用が大きく期待される発明である。
次に、本発明の実施例の構成とその作用を添付図面により詳細に説明する。
図1の(a)は、本発明の浸水方法を適用したタンデム建造方法のフローチャートである。図示のように、本発明の建造順序は複数の船舶が一つのドック内で順次に組立て及び浮揚段階を経て建造するタンデム建造方法において、ドック内で一般的なタンデム建造方法により船舶ブロックを建造する段階(S100)と、
ドック内の進水船舶の浮揚前に浸水対象のタンデム船舶に主要搭載物を設けて建造する段階(S200)と、
ドック内に水を流入し進水船舶の浮揚時、タンデム船舶の貨物倉バラスト及び一部の二重底タンクに水を自然流入させてタンデム船舶を同一位置に浸水させる段階(S400a)と、
浮揚した進水船舶がドック外にタグボートにより曳航された後、ドックゲートが閉まると同一位置でタンデム船舶の残りの建造を進める段階(S600)とから構成される。
前記浸水対象のタンデム船舶に主要搭載物を設けて建造する段階で、主要搭載物は、主エンジン、尾部及び中間軸、船尾ブロック、ラッシングブリッジ、ハッチカバーの中から選択されたいずれか一つ以上である。
図1の(b)は、本発明の固縛を利用した浸水方法が適用されたタンデム建造方法のフローチャートである。図1の(a)に示した浸水方法と基本的に等しく、ただ浸水段階において半浸水方法までを導入し、浸水または半浸水対象のタンデム船舶の固定力を強化させるために固縛を利用した方法に関するものである。
次に、具体的に添付図面を参照して説明する。まずドック内で一般的なタンデム建造方法により船舶ブロックを建造する段階(S100)と、
ドック内の進水船舶の浮揚前に浸水または半浸水対象のタンデム船舶に主要搭載物を設置し建造する段階(S200)と、
浸水または半浸水対象のタンデム船舶の両側面の一致点をドック底に固縛する段階(S300)と、
ドック内に水を流入し進水船舶の浮揚時、タンデム船舶の貨物倉バラスト及び一部の二重底タンクに水を自然流入させタンデム船舶を同一位置に浸水または半浸水させる段階(S400b)と、
浮揚した進水船舶がドック外へタグボートにより曳航された後ドックゲートが閉まると浸水または半浸水対象のタンデム船舶の両側面の一致点とドック底との間の固縛を解除する段階(S500)と、
同一位置でタンデム船舶の残りの建造を進める段階(S600)とから構成される。
前記浸水または半浸水対象のタンデム船舶に主要搭載物を設けて建造する段階において主要搭載物は主エンジン、尾部及び中間軸、船尾ブロック、ラッシングブリッジ、ハッチカバーの中から選択されたいずれか一つ以上である。
前記固縛段階は、浸水または半浸水対象のタンデム船舶の船首ブロック、船尾ブロック、中央部分ブロックの中から選択されたいずれか一つ以上のブロック両側面の一致点をドック底に固縛する段階で、
前記固縛を解除する段階は、浸水または半浸水対象のタンデム船舶の船首ブロック、船尾ブロック、中央部分ブロックの中から選択されたいずれか一つ以上のブロックの両側面の一致点とドック底との間の固縛を解除する段階である。
より具体的に説明すると、前記固縛段階は、浸水または半浸水対象のタンデム船舶の船首ブロック、船尾ブロック、中央部分ブロックの中から選択されたいずれか一つ以上のブロックの両側面の一致点に各々ラッシングラグを形成して、ドック底にはこれに対応する各々のラッシング固定具を形成し、各々ラッシングチェーンで連結し結束する段階で、
前記固縛解除段階は、浸水または半浸水対象のタンデム船舶の船首ブロック、船尾ブロック、中央部分ブロックの中から選択されたいずれか一つ以上のブロックの両側面の一致点に各々形成されたラッシングラグとドック底に各々対応し形成されたラッシング固定具との間を連結した各々のラッシングチェーンを解除する段階である。
図2は本発明による建造時に、浸水または半浸水対象のタンデム船舶のドック内の不変位置を示した例示図で、浮揚前にドックの後尾に浸水対象船舶の各建造ブロックに主エンジン、尾部及び中間軸、船尾ブロック等が設けられていることがわかる。ラッシングブリッジ、ハッチカバーは平面図により便宜上省略する。
浮揚後には、船舶の位置が変動することなく同一位置で船舶建造が完成されていることがわかる。
図3は、本発明の浸水方法の適用の有無による浮揚時の搭載物量を比較した例示図で、図示のように従来のタンデム建造方法では主要搭載物である主エンジン、尾部及び中間軸、船尾ブロック、ラッシングブリッジ、ハッチカバーが搭載されていないことがわかる。
本発明による浸水方法を適用したタンデム建造方法では、主要搭載物である主エンジンがエンジンルームに設置され、尾部及び中間軸は下部に設けられ、船尾ブロックは方向舵上部に搭載されていて、ラッシングブリッジ、ハッチカバーは船舶の上部に搭載されていることがわかり、主要搭載物が搭載されるべき該当建造ブロックごとに設置されていることがわかる。
前記のように構成された本発明による建造方法をさらに詳しく説明する。タンデム方法の先入れ先出し工程により、ドック内に船が先に入庫され建造中の船舶がその建造が完了し進水時に、進水船舶浮揚前にドック内で建造中の残りの船舶等またはブロック等は各々搭載物量を全量搭載して、貨物倉バラスト及び一部の二重底タンクを自然に浸水させ進水船舶のドック内での浮揚時に船舶を浮上させないようにして、浮揚後の搭載物量を減少させて進水船舶の浮揚段階後、タンデム船舶のドック建造工期を約8日間自体確保することができる。
図4は、本発明による固縛が行われる船体の位置を示した平面図で、図5は図4に示す各位置(A-A,B-B,C-C)からの固縛を示した断面図で、図6は本発明により固縛する際に使用される装置の構成図を示す。図示のように浸水または半浸水対象のタンデム船舶の固縛時に使用するよう船舶の船首ブロックC、船尾ブロックA、中央部分ブロックBの中から選択されたいずれか一つ以上の両側面の一致点に各々ラッシングラグ1を形成して、ドック底にはこれに対応する各々のラッシング固定具2を形成し各々ラッシングチェーン3で連結し結束した状態を示している。図6は図示の便宜上図4の船尾ブロックAの部分のみを示したが、船首ブロックや中央部分ブロックにもこのようなラッシングラグ1、ラッシング固定具2及びラッシングチェーン3が各々設けられる。また、固縛を解除する時には、前記ラッシングチェーン3を解除すればよい。
この時ラッシングチェーン3の張力調節は、ラッシング固定具2側から引っ張ったり、あるいはラッシングチェーン3のいずれかの一致点に引き締めねじ等を使用し張力を調節すればよい。
このように固縛する理由は、タンデム船舶の船体を浸水させず、部分的に浸水が困難な場所があり、ブロック全体を浸水させられなかったり、構造的に完全に浸水が不可能で、ブロックに若干の浮力が発生する場合にも固縛により安全にドック内でその位置を結束するためであって、またドック内の流入する流量が船舶を浸水させる流量より過度に大きくて、浸水過程でブロック内の一部浮力が発生する場合にも固縛により安全にドック内でその位置を結束するためである。
また、流入する流量または進水船舶の移動時に発生するドック内の海水の流れ等で浸水ブロックの流動が発生する場合にも固縛により安全にドック内でその位置を結束するためである。
本発明は、上述した特定の望ましい実施例に限定されず、請求の範囲で請求する本発明の要旨を逸脱せず当該発明が属する技術分野で通常の知識を持つ者ならば誰でも多様な変形実施が可能なことはもちろん、このような変形は請求の範囲の記載の範囲内にある。
(a)は本発明の浸水方法が適用されたタンデム建造方法のフローチャートで、(b)は本発明の固縛を利用した浸水方法が適用されたタンデム建造方法のフローチャートである。 本発明により建造時に浸水対象船舶のドック内の不変の位置を示す。 本発明の浸水方法適用の有無による浮揚時の搭載物量を比較した例示図である。 本発明により固縛が行われる船体ブロックの位置を示した平面図である。 図4に示した各ブロックの位置(A-A,B-B,C-C)から固縛を示した断面図である。 本発明による固縛時に使用する装置の構成図である。
符号の説明
1 ラッシングラグ
2 ラッシング固定具
3 ラッシングチェーン

Claims (5)

  1. 複数の船舶が一つのドック内で順次に組立て及び浮揚段階を経て建造されるタンデム建造方法において、
    ドック内で一般的なタンデム建造方法にしたがい船舶ブロックを建造する段階(S100)と、
    ドック内の進水船舶の浮揚前に、浸水対象のタンデム船舶に主要搭載物を設けて建造する段階(S200)と、
    ドック内に水を流入し進水船舶の浮揚時、タンデム船舶の貨物倉バラスト及び一部の二重底タンクに、水を自然に流入させタンデム船舶を同一位置に浸水させる段階(S400a)と、
    浮揚した進水船舶がドック外へタグボートによって曳航された後ドックゲートが閉まると同一位置でタンデム船舶の残りの建造を進める段階(S600)とからなることを特徴とするタンデム建造方法に適用する浸水方法。
  2. 複数の船舶が一つのドック内で順次に組立て及び浮揚段階を経て建造されるタンデム建造方法において、
    ドック内で一般的なタンデム建造方法によって船舶ブロックを建造する段階(S100)と、
    ドック内の進水船舶の浮揚前に、浸水または半浸水対象のタンデム船舶に主要搭載物を設けて建造する段階(S200)と、
    浸水または半浸水対象のタンデム船舶の両側面の一箇所をドック底に固縛する段階(S300)と、
    ドック内に水を流入し進水船舶の浮揚時、タンデム船舶の貨物倉バラスト及び一部の二重底タンクに、水を自然流入させタンデム船舶を同一位置に浸水または半浸水させる段階(S400b)と、
    浮揚された進水船舶がドック外へ曳航された後ドックゲートが閉まると浸水または半浸水対象のタンデム船舶の両側面の前記一箇所とドック底との間の固縛を解除する段階(S500)と、
    同一位置でタンデム船舶の残りの建造を進める段階(S600)とからなることを特徴とするタンデム建造方法に適用する浸水方法。
  3. 請求項2において、
    前記固縛する段階(S300)は、浸水または半浸水対象のタンデム船舶の船首ブロック、船尾ブロック、中央部分ブロックの中から選択されたいずれか一つ以上のブロックの両側面の一箇所をドック底に固縛する段階であり、
    前記固縛を解除する段階(S500)は、浸水または半浸水対象のタンデム船舶の船首ブロック、船尾ブロック、中央部分ブロックの中から選択されたいずれか一つ以上のブロックの両側面の前記一箇所とドック底との間の固縛を解除する段階であることを特徴とするタンデム建造方法に適用する浸水方法。
  4. 請求項1または2において、
    前記タンデム船舶に主要搭載物を設けて建造する段階で主要搭載物は主エンジン、尾部及び中間軸、船尾ブロック、ラッシングブリッジ、ハッチカバーの中から選択されたいずれか一つ以上であることを特徴とするタンデム建造方法に適用する浸水方法。
  5. 請求項2または3において、
    前記固縛する段階(S300)は、浸水または半浸水対象のタンデム船舶の船首ブロック、船尾ブロック、中央部分ブロックの中から選択されたいずれか一つ以上のブロック両側面の一箇所に各々ラッシングラグを形成して、ドック底にはこれに対応する各々のラッシング固定具を形成し各々ラッシングチェーンで連結し結束する段階であり、
    前記固縛を解除する段階(S500)は、浸水または半浸水対象のタンデム船舶の船首ブロック、船尾ブロック、中央部分ブロックの中から選択されたいずれか一つ以上のブロックの両側面の前記一箇所に各々形成されたラッシングラグとドック底に各々対応し形成されたラッシング固定具との間を連結した各々のラッシングチェーンを解除する段階であることを特徴とするタンデム建造方法に適用する浸水方法。
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