JP4759321B2 - ステッピングモータおよびこれを備えたレンズ鏡筒 - Google Patents

ステッピングモータおよびこれを備えたレンズ鏡筒 Download PDF

Info

Publication number
JP4759321B2
JP4759321B2 JP2005165427A JP2005165427A JP4759321B2 JP 4759321 B2 JP4759321 B2 JP 4759321B2 JP 2005165427 A JP2005165427 A JP 2005165427A JP 2005165427 A JP2005165427 A JP 2005165427A JP 4759321 B2 JP4759321 B2 JP 4759321B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
stator
stepping motor
yoke
phase stator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005165427A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006340570A5 (ja
JP2006340570A (ja
Inventor
幸太 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2005165427A priority Critical patent/JP4759321B2/ja
Publication of JP2006340570A publication Critical patent/JP2006340570A/ja
Publication of JP2006340570A5 publication Critical patent/JP2006340570A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4759321B2 publication Critical patent/JP4759321B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)

Description

本発明は、ステッピングモータに関し、さらに該ステッピングモータによって可動部材を駆動する装置に関するものである。
ステッピングモータは各種装置の可動部材の駆動源として用いられており、特に光学装置において位置制御精度が要求されるレンズ等の光学調節部材の駆動源として用いられている。
このようなステッピングモータにおいては、停止角度(回転位置)の精度の向上や、振動・騒音の低減を目的とした提案が種々なされている。
例えば、特許文献1には、モータ軸方向にて隣り合う第1相ステータと第2相ステータとの間および第1相ヨークと第2相ヨークの間に樹脂層を設けたステッピングモータが提案されている。このステッピングモータは、上記樹脂層を設けることで、ステータおよびヨークからの磁束漏れを低減し、停止角度精度の向上や振動・騒音の低減を図れるというものである。
特開2000−116102号公報(段落0029、図1等)
しかしながら、特許文献1にて提案のステッピングモータでは、樹脂層を追加したことによる磁束漏れの低減にのみ着目されており、モータのスペース効率に関してはなんら考慮されていない。これでは、モータの径方向サイズの小型化が図られないまま、モータ全長が伸び、結局モータが大型化するという問題がある。
また、図9および図10に示すように、従来の一般的なステッピングモータでは、ステータ126を含むボビン上に設けられたコイル128に対して通電を行うための端子123およびこれを支持する端子台124が、モータの外周面を構成するヨーク127の外周面よりも突出している場合が多い。これにより、ステッピングモータが大型化するという問題がある。
さらに、従来のステッピングモータでは、ヨーク127に端子台124の面積より大きな開口部127aを設け、該開口部127aを通してコイル巻き線128aを端子124に導いている。しかしながら、ヨークに大きな開口部を形成すると、モータの磁気効率が低下する要因となる。特に、ステッピングモータが小型化しても通電端子間の間隔は従来と同程度に維持される傾向にあるので、ステッピングモータが小型化されるほどヨーク全体に対する開口部の面積割合が大きくなり、磁気効率がさらに低下するおそれがある。
そこで、本発明は、磁気効率を向上させ、騒音や振動の発生を抑えることができ、さらに小型化にも適したステッピングモータを提供することを1つの目的としている。
本発明の一側面としてのステッピングモータは、マグネットロータと、それぞれ前記マグネットロータの外周に対向する複数の極部、およびモータ軸方向の両側において前記極部よりもモータ径方向の外方に延びる延出部を有し、モータ軸方向に配置された第1相ステータおよび第2相ステータと、それぞれ前記第1相ステータおよび前記第2相ステータの前記延出部の間に配置された第1相コイルおよび第2相コイルと、前記第1相ステータおよび第1相コイルを覆うように配置された第1相ヨークと、前記第2相ステータおよび第2相コイルを覆うように配置された第2相ヨークとを有し、前記モータ軸方向から見た場合、前記第1相ヨークおよび第2相ヨークはそれぞれ、前記第1の延出部および前記第2の延出部に対して全周にわたって当接しており、前記第1相ステータにおける前記第2相ステータに近い側の前記延出部である第1の延出部および前記第2相ステータにおける前記第1相ステータに近い側の前記延出部である第2の延出部にそれぞれ、モータ軸方向に貫通する開口部が形成されており、前記第1相ステータおよび第2相ステータにおいて、前記極部は前記延出部の内周部分を折り曲げて形成されており、前記開口部は、前記極部の間に形成されており、前記第1相コイルおよび第2相コイルの巻き線又は前記巻き線に接続された端子が前記開口部を通ってモータ外周に延びていることを特徴とする。
本発明によれば、ステータに形成された開口部を通してコイル巻き線又は端子をモータ外周に導くため、ヨークにコイル巻き線又は端子を通すための開口部を形成する必要がなくなり、ヨークによってステータおよびコイルの外周空間を閉じることができる。したがって、ステッピングモータの磁気効率を向上させることができる。この結果、ステッピングモータにおいて発生する振動や騒音を低減することができる。また、磁気効率を低下させることなくステッピングモータのより小型化を図ることができる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明の実施例1であるステッピングモータの断面を示している。また、図2には、該ステッピングモータを端子方向から見た外観を示している。さらに、図3には、該ステッピングモータを構成するB相側のステータ、ボビン、コイルおよびヨークの斜視断面を示している。
これらの図において、25A,25Bはそれぞれ、A相マグネットロータ(第1相マグネットロータ)およびB相マグネットロータ(第2相マグネットロータ)であり、これらの外周面には周方向にN極とS極とが交互に着磁されている。これらA相マグネットロータ25AおよびB相マグネットロータ25Bは、不図示の軸受けによって回転可能に支持されたステッピングモータの出力軸31に一体的に固定されている。なお、本実施例では、A相マグネットロータ25AとB相マグネットロータ25Bとが出力軸31の軸方向(以下、モータ軸方向という)に離れて配置されている場合について説明するが、一体のマグネットロータ上にA相(第1相)の領域とB相(第2相)の領域を有するように形成してもよい。
また、26A,26Bはそれぞれ、A相マグネットロータ25AおよびB相マグネットロータ25Bの外周面に対向する極(ポール)部26A1,26B1を有するA相ステータ(第1相ステータ)26AおよびB相ステータ(第2相ステータ)26Bである。これらA相ステータ26AおよびB相ステータ26Bは、モータ軸方向の両側(両端)に、極部26A1,26B1よりも該ステッピングモータの径方向(以下、モータ径方向という)の外方まで延びるように形成されたフランジ部(延出部)26A2,26B2を有する。
図4には、A相ステータ26Aを構成する部材をモータ軸方向から見た図を示している。該部材は、円板上の素材から周方向等間隔で扇形状を打ち抜き、残った複数の略V形状を有する部分26A1′を径方向中間部でモータ軸方向に折り曲げて作られる。この折り曲げた部分(内周部分)が極部26A1になり、もともとの円板からそのまま残った円環状の部分がフランジ部26A2となる。なお、扇形状を打ち抜き部は、極部26A1の折り曲げに必要な逃げ部を形成する。そして、該扇形状を打ち抜いてできた周方向にて隣り合う極部26A1の間の開口(図中でハッチングした部分)は、フランジ部26A1をモータ軸方向に貫通する開口部26A3となる。
こうして作成された部材は、図3に示すようにモータ軸方向に2つ、それぞれのフランジ部26A2がモータ軸方向外側に位置するように配置される。そして、一方のA相ステータ26Aの極部26A1の位相が他方のA相ステータ26Aの隣り合う極部26A1の間の領域に対応するように周方向の位置関係が設定される。
こうして2つの部材が組み合わされて構成されたA相ステータ26Aは、極部26A1の外周面と周方向およびモータ軸方向の端面が円筒形状の樹脂29で覆われることによって(インサート成型されることによって)保持され、該樹脂29とともにボビンユニットを構成する。極部26A1の内周面は、円筒状樹脂29の内周面と略同一面を構成するように露出している。なお、B相ステータ26Bおよびこれを含むボビンユニットも同様にして作成される。
このように作成されたA相ボビンユニットおよびB相ボビンユニットは、図1に示すように、モータ軸方向に所定の間隔をあけて並べられる。A相ボビンユニットおよびB相ボビンユニットの円筒部の外周上にはそれぞれ、周方向複数箇所にA相コイル(第1相コイル)28AおよびB相コイル(第2相コイル)28Bが配置される(但し、図2には、簡単のため複数のコイルが全周にわたって繋がっているように記載されている)。
A相コイル28AおよびB相コイル28Bに所定の位相差を持ったパルス信号を印加することにより、A相コイル28AおよびB相コイル28Bにて発生する磁界がそれぞれ、A相およびB相ステータ26A,26Bを介してA相およびB相マグネットロータ25A,25Bの磁界と相互に作用して間欠的な回転力が生まれる。これにより、A相およびB相マグネットロータ25A,25Bが固定された出力軸31が回転する。その回転方向切換えおよび回転停止制御は、パルス信号の制御を通じて行われる。
27Aは、A相ステータ26AおよびA相コイル28Aの外周を覆うように配置されたA相ヨーク(第1相ヨーク)である。A相ヨーク27Aは、円筒部27A1と該円筒部27A1の底部に相当する円環部27A2とを有し、円筒部27A1はA相ステータ26Aの2つのフランジ部26A2の外周全体にわたって当接している(図4参照)。すなわち、A相ヨーク27Aは、A相ステータ26AおよびA相コイル28Aの外周空間(以下、A相外周領域という)を閉じるように組み付けられている。
また、27Bは、B相ステータ26BおよびB相コイル28Bの外周を覆うように配置されたB相ヨーク(第2相ヨーク)である。B相ヨーク27Bは、A相ヨーク27Aと同様に、円筒部27B1と円環部27B2とを有し、円筒部27B1はB相ステータ26Bの2つのフランジ部26B2の外周に当接している。すなわち、B相ヨーク27Bは、B相ステータ26BおよびB相コイル28Bの外周空間(以下、B相外周空間)を閉じるように組み付けられている。
ここで、上記A相およびB相外周空間を閉じるように配置されたA相ヨーク27AとB相ヨーク27Bには、A相コイル28AおよびB相コイル28Bの巻き線又は該巻き線に接続された端子をステッピングモータの外周に導くための開口は形成されていない。
その代わりに、本実施例では、L字形状を有するA相端子23Aを、A相ヨーク27Aの内側であってA相コイル28Aの近傍から、A相ステータ26AにおけるB相ステータ26Bに近い側のフランジ部(第1の延出部:以下、A相フランジ部という)26A2に形成された開口部26A3を通し、さらにA相フランジ部26A2とB相ステータ26BにおけるA相ステータ26Aに近い側のフランジ部(第2の延出部:以下、B相フランジ部という)26B2の間を通してステッピングモータの外周に導いている。このA相端子23AのA相コイル28A側の端部には、該A相コイル28Aの巻き線の端部28Aaが接続されている。
一方、L字形状を有するB相端子23Aも、B相ヨーク27Bの内側であってB相コイル28Bの近傍から、B相フランジ部26B2に形成された開口部26B3を通し、さらにB相フランジ部26B2とA相フランジ部26A2の間を通してステッピングモータの外周に導いている。B相端子23BのB相コイル28B側の端部には、該B相コイル28Bの巻き線の端部28Baが接続されている。
このように端子23A,23Bを配置することによって、前述したようにA相ヨーク27AとB相ヨーク27Bに開口部を形成する必要がなくなり、該A相ヨーク27AとB相ヨーク27BによってA相およびB相の外周空間を閉じることができる。したがって、該開口部がヨークに設けられている場合に比べて、ステッピングモータの磁気効率を向上させることができる。この結果、ステッピングモータの磁気効率を低下させることなく、ステッピングモータのより小型化を図ることもできる。さらに、ステッピングモータにて発生する振動や騒音を低減することもできる。
さらに、本実施例では、A相フランジ部26A2とB相フランジ部26B2との間に、非磁性物質30を配置している。該非磁性物質30により、A相およびB相端子23A,23Bを保持している。
また、A相ステータ26AにおけるB相ステータ26Bから遠い側のフランジ部(第3の延出部)26A2とA相ヨーク27Aの円環部27A2との間およびB相ステータ26BにおけるA相ステータ26Aから遠い側のフランジ部(第4の延出部)26B2とB相ヨーク27Bの円環部27B2との間にも、非磁性物質30を配置している。

ここで用いられる非磁性物質30としては、樹脂(例えば、液晶ポリマー〈Liquid Crystal Polymer,LCP〉)、金属(例えば、ステンレス)、非金属(例えば、ゴム)などがある。
これにより、隣接する部材間での磁気漏れや磁気干渉を緩和することができ、磁気効率をより向上させることができる。そして、この結果、ステッピングモータにて発生する振動や騒音をより低減することができる。但し、このような非磁性物質30を設けなくてもよい。
なお、本実施例では、ヨーク内でコイル巻き線の端部が接続された端子を、ステータのフランジ部に形成された開口部を通してステッピングモータの外周に延ばす構成について説明したが、コイル巻き線の端部を上記開口部を通してステッピングモータの外周に延ばし、直接基板(フレキシブル基板等)に接続する構成(いわゆる端子レス構造)を採用することも可能である。
また、本実施例では、ステータのフランジ部における極部の間に該極部の曲げ形成のために加工した開口部に端子(又はコイル巻き線の端部)を通す場合について説明したが、このような開口部とは全く別に、端子(又はコイル巻き線の端部)を通すための専用の貫通開口部を形成してもよい。
また、本実施例では、2相のステッピングモータについて説明したが、本発明は3相以上のステッピングモータにも適用できる。
図5には、本発明の実施例2であるビデオカメラ(撮像装置)におけるレンズ鏡筒部の構成を示している。このビデオカメラでは、レンズ駆動源として、実施例1に示したステッピングモータが使用される。
図5において、物体側(図の左側)から像側に順に、111は固定された前玉レンズ、112は光学素子としての変倍レンズ、117はIGメータ(絞り)、113はアフォーカルレンズ、114は光学素子としてのフォーカスレンズである。また、115は前玉レンズ111を保持する固定鏡筒である。
ステッピングモータSM1,SM2は、モータ保持板102を介して固定鏡筒115の後端部に取り付けられたリレーホルダー120にビスにより固定されている。
116は変倍レンズ112を保持するズーム移動枠であり、119はフォーカスレンズ114を保持するフォーカス移動枠である。これら移動枠116,119はそれぞれラック116a,119aを有する。ズーム移動枠116に設けられたラック116aは、ステッピングモータSM1の出力軸108の送りねじ部に係合している。また、フォーカス移動枠119に設けられたラック119aは、ステッピングモータSM2の出力軸108の送りねじ部に係合している。このため、各ステッピングモータが作動して出力軸108が回転すると、各移動枠116,119およびこれらに保持されたレンズ112,114が光軸方向に移動する。
図6および図7には、ステッピングモータSM2とこれにより駆動されるフォーカス移動枠119のより詳しい構成を示している。
フォーカスレンズ114を保持するフォーカス移動枠119のU溝ガイド部212には、光軸方向に延びるガイドバー213が係合している。また、フォーカス移動環119に設けられたスリーブ部214には、ガイドバー213と平行に延びるガイドバー215が係合している。これにより、フォーカス移動環119は、回動が制限されながら光軸方向にガイドされる。
また、フォーカス移動環119には、一対のアーム部119f,119gが平行に延びるように設けられている。該アーム部119f,119gの先端にはそれぞれ、係合穴119hおよび係合溝119iが形成されている。なお、アーム部119gの内側には、傾斜面119jが形成されている。
係合穴119hおよび係合溝119iにはそれぞれ、ラック歯119eを有するラック119aに設けられた軸部119b,119cが係合している。これにより、ラック119aはアーム部119f,119gによって光軸に対して直交する方向に回動可能に保持される。また、ラック119aの軸部119b,119c側には蓋部119dが形成されている。
一方、ステッピングモータSM2の出力軸108には送りねじ108aが形成されており、該送りねじ108aには、ラック119aのラック歯119eが噛み合っている。
また、図8に示すように、ラック119aには押さえ部119kが一体に設けられており、この押さえ部119kには、山形状の凸部119mが設けられている。この凸部119mは、ラック歯119eの送りねじ108aからの外れを防止している。
また、ラック119aとアーム部119gとの間には、弾性部材としてのコイルスプリング222が配置されており、その付勢力によりラック119aとフォーカス移動枠119の光軸方向のがたが取り除かれている。このとき、コイルスプリング222の腕部222aは、アーム部119gに形成された傾斜面119jに当接する。これにより、コイルスプリング222の付勢力が効率的にラック119aに伝わる。そして、ラック119aとコイルスプリング222とが一体的に回転する際には、傾斜面119jの傾斜に逆らう方向には重く、傾斜に順ずる方向には軽く回転する。
ステッピングモータSM2の駆動によってその出力軸108が回転すると、送りねじ108aと噛合しているラック119aが光軸方向に移動し、それに伴ってフォーカス移動環11がガイドバー13,15によって回転制限およびガイドを受けながら光軸方向に移動する。
なお、本実施例では、撮像装置のレンズ駆動源としてステッピングモータを用いた場合について説明したが、本発明のステッピングモータは、このような撮像装置に限らず、様々な装置において光学調節部材等の可動部材を駆動する駆動源として用いることができる。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
本発明の実施例1であるステッピングモータの断面図。 実施例1のステッピングモータの平面図。 実施例1のステッピングモータにおけるA相の斜視断面図。 実施例1のステッピングモータにおけるA相ステータの正面図。 本発明の実施例2である撮像装置のレンズ鏡筒部の断面図。 実施例2のレンズ鏡筒部におけるフォーカス駆動機構の分解斜視図。 実施例2のフォーカス駆動機構の側面図。 実施例2のフォーカス駆動機構の部分拡大図。 従来のステッピングモータの断面図。 従来のステッピングモータの平面図。
符号の説明
23A,23B A相,B相端子
25A,25B A相,B相マグネットロータ
26A,26B A相,B相ステータ
26A1,26B1 極部
26A2,26B2 フランジ部
26A3,26B3 開口部
27A,27B A相,B相ヨーク
28A,28B A相,B相コイル
31 出力軸

Claims (5)

  1. マグネットロータと、
    それぞれ前記マグネットロータの外周に対向する複数の極部、およびモータ軸方向の両側において前記極部よりもモータ径方向の外方に延びる延出部を有し、モータ軸方向に配置された第1相ステータおよび第2相ステータと、
    それぞれ前記第1相ステータおよび前記第2相ステータの前記延出部の間に配置された第1相コイルおよび第2相コイルと、
    前記第1相ステータおよび第1相コイルを覆うように配置された第1相ヨークと、
    前記第2相ステータおよび第2相コイルを覆うように配置された第2相ヨークとを有し、
    前記モータ軸方向から見た場合、前記第1相ヨークおよび第2相ヨークはそれぞれ、前記第1の延出部および前記第2の延出部に対して全周にわたって当接しており、
    前記第1相ステータにおける前記第2相ステータに近い側の前記延出部である第1の延出部および前記第2相ステータにおける前記第1相ステータに近い側の前記延出部である第2の延出部にそれぞれ、モータ軸方向に貫通する開口部が形成されており、
    前記第1相ステータおよび第2相ステータにおいて、前記極部は前記延出部の内周部分を折り曲げて形成されており、前記開口部は、前記極部の間に形成されており、
    前記第1相コイルおよび第2相コイルの巻き線又は前記巻き線に接続された端子が前記開口部を通ってモータ外周に延びていることを特徴とするステッピングモータ。
  2. 前記第1相ヨークと前記第2相ヨークはそれぞれ、前記ステータおよびコイルの外周空間を閉じるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のステッピングモータ。
  3. 前記第1の延出部と前記第2の延出部との間に、非磁性物質を配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載のステッピングモータ。
  4. 前記第1相ステータにおける前記第2相ステータから遠い側の前記延出部である第3の延出部と前記第1相ヨークの円環部との間、及び前記第2相ステータにおける前記第1相ステータから遠い側の前記延出部である第4の延出部と前記第2相ヨークの円環部との間に、非磁性物質を配置したことを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載のステッピングモータ。
  5. 請求項1からのいずれか1つに記載のステッピングモータと、
    前記ステッピングモータにより駆動される光学調節部材とを有することを特徴とするレンズ鏡筒
JP2005165427A 2005-06-06 2005-06-06 ステッピングモータおよびこれを備えたレンズ鏡筒 Expired - Fee Related JP4759321B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005165427A JP4759321B2 (ja) 2005-06-06 2005-06-06 ステッピングモータおよびこれを備えたレンズ鏡筒

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005165427A JP4759321B2 (ja) 2005-06-06 2005-06-06 ステッピングモータおよびこれを備えたレンズ鏡筒

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2006340570A JP2006340570A (ja) 2006-12-14
JP2006340570A5 JP2006340570A5 (ja) 2008-07-17
JP4759321B2 true JP4759321B2 (ja) 2011-08-31

Family

ID=37560616

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005165427A Expired - Fee Related JP4759321B2 (ja) 2005-06-06 2005-06-06 ステッピングモータおよびこれを備えたレンズ鏡筒

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4759321B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6456463B1 (ja) * 2017-11-21 2019-01-23 ナショナル チェン クン ユニバーシティー 直列弾性式リニアアクチュエーター

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52100512A (en) * 1976-02-18 1977-08-23 Tohoku Daigaku Kinzoku Zairyo Manufacture of thermal resisting ceramics sintered mold bodies
JPH0720835B2 (ja) * 1986-09-08 1995-03-08 株式会社日立製作所 乗客コンベア
JPH05176491A (ja) * 1991-12-19 1993-07-13 Mitsubishi Materials Corp ステッピングモータ
JP2001215395A (ja) * 2000-01-31 2001-08-10 Asahi Optical Co Ltd レンズ駆動機構

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006340570A (ja) 2006-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7559709B2 (en) Iris diaphragm device, diaphragm driving device and camera unit including the same, and diaphragm control method
US7449805B2 (en) Stepping motor and electronic apparatus
US20070222329A1 (en) Stepping Motor and Electronic Apparatus
US20050207026A1 (en) Optical module and camera module
US7396169B2 (en) Light quantity adjusting device and photographing device having the same
US7304409B2 (en) Driving device and light amount controller
JP4759321B2 (ja) ステッピングモータおよびこれを備えたレンズ鏡筒
JP2007104849A (ja) 小型ステッピングモータ、それを有する駆動機構、及び、位置決め機構
US7751132B2 (en) Lens barrel drive apparatus
JP2009282127A (ja) 光学装置
JP2005122026A (ja) レンズ鏡筒および撮像装置
JP2010226922A (ja) 空芯ステッピングモータ及びレンズ装置
JP4606759B2 (ja) レンズ駆動装置
JP5137099B2 (ja) ステッピングモータ
JP2003244922A (ja) モータ
JP4785432B2 (ja) レンズ鏡筒
JPH07234435A (ja) 光量調節装置
JP4703291B2 (ja) ステッピングモータ
JP2004341393A (ja) レンズ駆動機構および電子機器
JP6121784B2 (ja) ブラシレス直流モータ、鏡筒及び撮像装置
JPH07241064A (ja) 駆動装置
JP2003009499A (ja) クローポール型ステッピングモータのモータ構造
KR100823152B1 (ko) 카메라용 자동초점조절장치
JP4572070B2 (ja) セクタ駆動装置
JP2006129642A (ja) ステッピングモータ。

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080604

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080604

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110330

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110531

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110606

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4759321

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140610

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees