JP4758807B2 - 金属接合体の接合方法 - Google Patents

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本発明は、2つの金属部材同士が接合されて得られる金属接合体の接合方法に関し、特に、異種の金属部材同士を接合した金属接合体の接合方法に関する。
アルミニウム、アルミニウム合金等の金属部材同士の接合方法として、摩擦攪拌接合と称される接合方法(特許文献1を参照。)がある。この接合方法は、金属部材同士を溶融させることなく軟化状態で固相接合させるものであり、回転子を工具として用いる。この回転子は、円柱状に形成された回転子本体部とこの回転子本体部よりも小径の円柱状に形成されたプローブ(突起物)とを有して構成されかつ、前記プローブが前記回転子本体部の端面に該回転子本体部と同軸になるように設けられている。またこの回転子は、接合される金属部材よりも硬質の材料により形成されている。
このような回転子により上記摩擦攪拌接合を行う際には、上記回転子を高速回転させながら、厚さ方向に重ねた2枚の金属部材のうち一方の金属部材の表面に上記プローブの先端を突き立てて、接合部位に達するまで前記プローブを挿入する。そして、前記プローブと前記一方の金属部材との間に発生する摩擦熱によりプローブ挿入部分周辺の金属部材を軟化させるとともにプローブの回転により軟化部分を攪拌し、軟化した金属部材を再び冷却固化することにより金属部材同士を接合する。また、前記大径部の端面は、プローブにより軟化された金属部材が飛散するのを防止する。
特開2005−111489号公報
しかしながら、例えばアルミニウムと鋼などの異種金属部材同士を接合する場合、上述した手法の摩擦攪拌接合では十分な接合強度が得られないという問題があった。この問題の解決策として特許文献1では、図8に示すように、アルミニウム材101と鋼材102との間に、アルミニウム材103a及び鋼材103bを圧延してなるクラッド材103を介在させ、該クラッド材103のアルミニウム材103a側と前記アルミニウム材101とを上述した摩擦攪拌接合により接合するとともに、クラッド材103の鋼材103bと前記鋼材102との間に熱硬化性の接着剤106を介在させかつ前記摩擦攪拌接合により発生する熱を利用してこれら鋼材103bと鋼材102とを接着する異種金属部材同士の接合方法を提案している。
しかしながら、図8に示した接着剤106を用いる接合方法では、この接着剤106の塗布工程が別途必要であるほか、接着剤106への異物混入を防止するための工程が必要になるなど、工程数が多くなってしまうという問題があった。また、摩擦攪拌接合により生じる熱の温度と接着剤106の硬化に適した温度が異なる場合は良好な接合ができないという問題があった。さらに、上記アルミニウム材101と鋼材102とを配電部材として用いる場合には、接着剤106が導電性に影響を及ぼす可能性があった。
したがって、本発明は、接合される部材が異種金属部材同士であっても高い接合信頼性を確保できる摩擦攪拌接合を用いた金属接合体の接合方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、2つの金属部材の接合面同士が重ねられ、かつ、前記接合面同士が摩擦攪拌接合により接合されているとともに、一方の金属部材に設けられたかしめ片により他方の金属部材がかしめられて前記接合面同士が機械的に接合された金属接合体の接合方法であって、先端に突起物を有した回転可能な摩擦攪拌用工具を、該摩擦攪拌用工具の対向位置に配されるとともに前記かしめ片を曲げるための凹部が設けられた受け台から離れた位置に位置付け、前記他方の金属部材を前記受け台に載置するとともにこの他方の金属部材の上に前記一方の金属部材を前記かしめ片の先端が前記凹部に向くようにして重ね、前記摩擦攪拌用工具を回転させるとともに前記受け台に向かって移動させかつ前記一方の金属部材に押し込むことにより、前記接合面同士を摩擦攪拌接合すると同時に前記かしめ片を前記凹部に押し付けて前記他方の金属部材をかしめることを特徴とする金属接合体の接合方法である。
請求項1に記載された発明によれば、摩擦攪拌用工具を一方の金属部材に押し込む際の押圧力でかしめ片を受け台の凹部に押し付けて曲げるようにしているので、簡素な接合装置によって摩擦攪拌接合工程とかしめ工程とを同時に行うことができる。
以下、本発明の実施形態に係る金属接合体1A及びその接合方法を、図1ないし図4を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る金属接合体を示す断面図である。図2は、図1に示された金属接合体の分解図である。図3は、図1に示された金属接合体の接合方法を示す断面図であり、金属部材同士が接合される前の状態を示す断面図である。図4は、図3に示された一方の金属部材のかしめ片が曲げられ、金属部材同士の接合面が摩擦攪拌接合されている状態を示す断面図である。
本発明において「金属接合体」とは、2つの金属部材同士が接合されて得られるものを言う。また、本実施形態の金属接合体1Aは、図1に示すように、一方の金属部材としてのアルミニウム材2と他方の金属部材としての銅材3とがその厚み方向に重ねられるとともに摩擦攪拌接合部4とかしめ片21とにより互いに接合されて得られたものである。また、これらアルミニウム材2と銅材3とは電気回路に用いられる端子をなしている。また、本発明で言う「摩擦攪拌接合」とは、2つの金属部材のうち少なくとも一方を攪拌することによりこれら2つの金属部材同士を接合することを言う。
上記アルミニウム材2は、図2に示すように、平らな帯状に形成されかつ銅材3の後述の接合面30と重なることが可能に形成された接合面20と、かしめ片21と、を有している。このかしめ片21は、接合面20の中央部分にコ字状の切り欠きを形成するとともにこの切り欠きの内側部分を銅材3が当接する側に曲げ起こすことにより形成されたものである。このかしめ片21は、銅材3をかしめることにより、接合面20,30同士を機械的に接合する。
上記銅材3は、図2に示すように、平らな帯状に形成されかつ前述したアルミニウム材2の接合面20と重なることが可能に形成された接合面30と、貫通穴31と、を有している。この貫通穴31は、接合面30の中央部分を方形に打ち抜くことにより形成されたものである。また、この貫通穴31は、上記かしめ片21を通すことが可能でかつ貫通穴31を通されたかしめ片21ががたつかない程度の寸法に形成されている。このため、かしめ片21が貫通穴31を通されると、接合面20,30同士がその平面方向に沿ってずれることが規制される。このような銅材3は、貫通穴31を通されたかしめ片21の自由端側が接合面20に近づく方向に曲げられることにより、接合面30がかしめ片21と接合面20との間に挟まれて接合面20,30同士が当接した状態が維持される。即ち、接合面30がかしめ片21にかしめられることで接合面20,30同士が機械的に接合される。
また、上記金属接合体1Aは、接合面20,30の双方に跨って摩擦攪拌接合部4が形成されてアルミニウム材2と銅材3とが固相接合されている。この摩擦攪拌接合部4により端子としてのアルミニウム材2と銅材3とが良好な電気特性により接続される。また、異種金属同士を接合した摩擦攪拌接合部4は、同種金属同士を接合した場合よりも接合強度が低くなってしまうが、この金属接合体1Aはかしめ片21により接合面20,30同士を機械的に接合することで摩擦攪拌接合部4の接合強度を補強している。したがって、端子としてのアルミニウム材2と銅材3との接続信頼性を十分に確保することができる。
続いて、上述した金属接合体1Aの接合方法、即ちアルミニウム材2と銅材3とを接合する方法を説明する。
アルミニウム材2と銅材3とを接合する際には、図3に示す接合装置10を用いる。この接合装置10は、摩擦攪拌工具としての回転子6と、この回転子6の対向位置に配された受け台5と、を有している。
上記回転子6は、円柱状に形成された回転子本体部61とこの回転子本体部61よりも小径の円柱状に形成されたプローブ(突起物)62とを有して構成されている。また、プローブ62は、回転子本体部61の受け台5寄りの端面に該回転子本体部61と同軸になるように設けられている。またこの回転子61は、接合するアルミニウム材2及び銅材3よりも硬質の材料により形成されている。また、このような回転子6は受け台5に対して昇降自在に設けられている。
上記受け台5は、回転子6のプローブ62と相対しかつ水平に形成された載置面50と、載置面50から凹に形成された凹部51と、を有している。この凹部51は、その内表面がかしめ片21を曲げることができるような曲面により形成されている。この凹部51にかしめ片21の自由端側が押し付けられることによりかしめ片21が曲げられる。
上記接合装置10によりアルミニウム材2と銅材3とを接合する際には、図3に示すように、回転子6を受け台5から離れた位置に位置付けておき、貫通穴31が凹部51上に重なるように位置を合わせて銅材3を載置面50上に載置するとともに、貫通穴31にかしめ片21の先端を通してアルミニウム材2を銅材3と相対させる。そして、回転子6を高速回転させながら、受け台5に向かって下降させる。すると、プローブ62の先端がアルミニウム材2の接合面20に当接する。さらに回転子6を下降させ続けると、プローブ62の先端がアルミニウム材2中に入っていくとともに接合面20がプローブ62に押されて接合面30に向かって移動し始め、かしめ片21が凹部51に押し付けられて曲がり始める。このように、回転子6の押圧力によりアルミニウム材2が銅材3に近づくとともにかしめ片21が曲げられる。即ち銅材3がかしめられる。
上記のように接合面20,30同士が当接してかしめ片21が曲げられた後、図4に示すようにさらに回転子6を下降させ、プローブ62を接合面20と接合面30との境界部分まで挿入する。そして、プローブ62とアルミニウム材2との間に発生する摩擦熱によりプローブ62の挿入部分周辺を軟化させるとともにプローブ62の回転により軟化部分を攪拌し、この軟化部分を再び冷却固化する。これらのことにより図1及び図4に示すように接合面20と接合面30との間に摩擦攪拌接合部4が形成され、アルミニウム材2と銅材3とが接合される。
こうして、接合面20,30同士を摩擦攪拌接合部4により接合するとともに接合面30をかしめ片21でかしめることにより接合面20,30同士を機械的に接合して、アルミニウム材2と銅材3とを接合し、金属接合体1Aを形成する。
本実施形態の金属接合体1Aによれば、銅材3の接合面30がアルミニウム材2のかしめ片21にかしめられることにより、摩擦攪拌接合部4により接合された接合面20,30同士の接合強度を補強することができる。このことにより、接合される部材が異種金属部材同士であっても高い接合信頼性を確保することができる。また、端子としてのアルミニウム材2と銅材3とが機械的および電気的に強固に接合されることにより、これらは端子としての十分な接続信頼性を確保することができる。
また、本実施形態の接合方法によれば、プローブ62をアルミニウム材2に押し込む際の押圧力でかしめ片21を凹部51に押し付けて曲げるようにしているので、簡素な接合装置10によって摩擦攪拌接合工程とかしめ工程とを同時に行うことができる。
続いて、本発明ではないが、参考となる第1参考実施形態の金属接合体1B及びその接合方法を、図5を参照して説明する。図5は、第1参考実施形態の金属接合体とその接合方法を示す断面図である。また、同図において、前述した本発明の一実施形態と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
第1参考実施形態の金属接合体1Bは、摩擦攪拌接合部4’が接合面20中の接合面30との境界面に達する範囲に形成されている。また、このような金属接合体1Bを接合する接合装置10’は、本発明の一実施形態で示した接合装置10に加えて、かしめ片21を凹部51に向かって押圧するための押圧部材7をさらに有している。押圧部材7は、凹部51の対向位置に配されているとともに、凹部51に対して昇降自在に設けられている
上記接合装置10’によりアルミニウム材2と銅材3とを接合する際には、前述した本発明の一実施形態と同様に、回転子6及び押圧部材7を受け台5から離れた位置に位置付けた状態にしておき、貫通穴31が凹部51上に重なるように位置を合わせて銅材3を載置面50上に載置するとともに、貫通穴31にかしめ片21の先端を通してアルミニウム材2を銅材3と相対させる。そして、押圧部材7を凹部51に近づく方向に下降させることにより、かしめ片21を曲げる。その後、回転子6を高速回転させながら、受け台5に向かって下降させ、図5に示すようにアルミニウム材2中に挿入する。
この際、第1参考実施形態では、プローブ62の先端が接合面30と接触することなくわずかに間隔をあけている。そして、プローブ62とアルミニウム材2を攪拌することにより発生する摩擦熱と圧力により接合面20,30同士を接合する。
第1参考実施形態の金属接合体1Bによれば、プローブ62が銅材3に直接触れることなく摩擦攪拌接合部4’が形成されているので、銅材3が硬質であってもプローブ62を傷めることなく接合を行うことができる。
また、第1参考実施形態の接合方法によれば、かしめ工程の後に摩擦攪拌接合工程を行うことにより、摩擦攪拌接合を行う際にはすでに接合面20,30が機械的に接合された状態であるので、摩擦攪拌接合中にこれらが位置ずれすることがなく高精度な接合が可能となる。
また、第1参考実施形態においては、接合装置10’によりアルミニウム材2と銅材3とを接合する際には、かしめ工程と摩擦攪拌接合工程とを同時に行っても良く、摩擦攪拌接合工程のあとにかしめ工程を行っても良い。
続いて、本発明ではないが、参考となる第2参考実施形態の金属接合体1Cを、図6及び図7を参照して説明する。図6は、第2参考実施形態の金属接合体を示す斜視図である。図7は、図6に示された金属接合体の分解図である。また、同図において、前述した本発明の一実施形態及び第1参考実施形態と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
第2参考実施形態の金属接合体1Cは、図6及び図7に示すように、他方の金属部材としてのアルミニウム材2’と一方の金属部材としての銅材3’とがその厚み方向に重ねられるとともに摩擦攪拌接合部4と一対のかしめ片32とにより互いに接合されて得られたものである。また、これらアルミニウム材2’と銅材3’とは電気回路に用いられる端子をなしている。
上記アルミニウム材2’は、帯状に形成された接合面20を有している。また、上記銅材3’は、帯状に形成された接合面30とこの接合面30の幅方向の両縁から立設した一対のかしめ片32とを有している。これら一対のかしめ片32は、該一対のかしめ片32の間にアルミニウム材2’の接合面20を位置付けるとともに、互いに内向きに曲げられることにより接合面20を包み込む格好でかしめる。こうしてかしめ片32は接合面20,30同士を機械的に接合する。
第2参考実施形態の金属接合体1Cを接合する際も、前述した本発明の一実施形態及び第1参考実施形態と同様にして接合する。また、この際、かしめ工程と摩擦攪拌接合工程とを同時に行っても良く、摩擦攪拌接合工程のあとにかしめ工程を行っても良いし、かしめ工程のあとに摩擦攪拌接合工程を行っても良い。
第2参考実施形態の金属接合体1Cによれば、アルミニウム材2’の接合面20が銅材3’のかしめ片32にかしめられることにより、摩擦攪拌接合部4により接合された接合面20,30同士の接合強度を補強することができる。このことにより、接合される部材が異種金属部材同士であっても高い接合信頼性を確保することができる。また、端子としてのアルミニウム材2’と銅材3’とが機械的および電気的に強固に接合されることにより、これらは端子としての十分な接続信頼性を確保することができる。
上述したように、本発明では、かしめ片が2つの金属部材のどちら側に設けられていても良い。また、かしめ片は、2つの金属部材の接合面同士を機械的に接合できるものであればその形状は問わない。さらに、上述した本発明の一実施形態及び第1,2参考実施形態では、異種の金属部材同士を接合していたが、本発明では、例えばアルミニウム材とアルミニウム材といった同種の金属部材同士を接合しても良い。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の実施形態に係る金属接合体を示す断面図である。 図1に示された金属接合体の分解図である。 図1に示された金属接合体の接合方法を示す断面図であり、金属部材同士が接合される前の状態を示す断面図である。 図3に示された一方の金属部材のかしめ片が曲げられ、金属部材同士の接合面が摩擦攪拌接合されている状態を示す断面図である。 第1参考実施形態の金属接合体とその接合方法を示す断面図である。 第2参考実施形態の金属接合体を示す斜視図である。 図6に示された金属接合体の分解図である。 従来の摩擦攪拌接合を用いた異種金属部材同士の接合方法を説明するための説明図である。
符号の説明
1A,1B,1C 金属接合体
2,2’ アルミニウム材(金属部材)
3,3’ 銅材(金属部材)
5 受け台
6 回転子(摩擦攪拌用工具)
7 押圧部材
20 接合面
21 かしめ片
30 接合面
31 貫通穴
32 かしめ片
51 凹部
62 プローブ(突起物)

Claims (1)

  1. 2つの金属部材の接合面同士が重ねられ、かつ、前記接合面同士が摩擦攪拌接合により接合されているとともに、一方の金属部材に設けられたかしめ片により他方の金属部材がかしめられて前記接合面同士が機械的に接合された金属接合体の接合方法であって、
    先端に突起物を有した回転可能な摩擦攪拌用工具を、該摩擦攪拌用工具の対向位置に配されるとともに前記かしめ片を曲げるための凹部が設けられた受け台から離れた位置に位置付け、
    前記他方の金属部材を前記受け台に載置するとともにこの他方の金属部材の上に前記一方の金属部材を前記かしめ片の先端が前記凹部に向くようにして重ね、
    前記摩擦攪拌用工具を回転させるとともに前記受け台に向かって移動させかつ前記一方の金属部材に押し込むことにより、前記接合面同士を摩擦攪拌接合すると同時に前記かしめ片を前記凹部に押し付けて前記他方の金属部材をかしめることを特徴とする金属接合体の接合方法。
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