JP4758193B2 - 製本方法及び装置 - Google Patents
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Description
切断搬送機構13は、連続用紙搬送手段19と、列切断手段20と、列重合搬送手段30と、マージン部切断手段22と、単位用紙切断手段21と、を備えている。
図1に示すように、単位用紙積載給紙機構16は、単位用紙搬送手段48と、積載手段51と、給紙手段52とを備えている。単位用紙搬送手段48は、単位用紙切断手段21から搬送(排出)された2枚重ねの単位用紙PU,PUをベルトコンベア52Aと押さえローラ52Bとの間で挟持して搬送し、積載手段51に供給するようになっている。
図1に示すように、糊塗布機構14は、単位用紙搬送手段35と、糊塗布手段36と、読取手段37とを備えている。単位用紙搬送手段35は、単位用紙PUを挟持して搬送する上下一対のベルトコンベア38,38を備えている。
図1に示すように、糊塗布機構14を経た単位用紙PUは、積層製本機構17に到る前に不要単位用紙排除機構15を通過する。本実施形態のように、横方向2列に連なる連続用紙Pを用いた場合、通常、偶数枚の単位用紙PUで1つの冊子Sを作製することになる。しかし、奇数枚の単位用紙PUで冊子Sを作製したい場合には、不要単位用紙排除機構15を作動し、不要な1枚の単位用紙PUを搬送経路から排除して、残った奇数枚の単位用紙PUを次工程に搬送するようにしている。
図1に示すように、積層製本機構17は、糊塗布機構14から送られた単位用紙PUを縦方向Xに搬送する搬送部58と、該搬送部58によって搬送された単位用紙PUを載置する載置部59と、載置部59上の単位用紙PUをガイドして所定の位置に位置決めする位置規制部60と、を有する積層製本手段61を備えている。
以下、製本装置10の作動工程を作用効果とともに説明する。
(連続用紙の初期セット)
まず、製本装置10に対する連続用紙Pの初期セットを行う。この初期セットは、図1に示すように、連続用紙Pのマージン部12を、切断搬送機構13における用紙送りトラクタ19のピン19Bに係合させることにより行うか、又は、連続用紙Pを横方向2列に切断した後に、各列の連続用紙PLを用紙送りトラクタ30のピン30Bに係合させることにより行う。
図3に示すように、連続用紙Pは、用紙送りトラクタ19によって縦方向Xに搬送されながら、列切断手段20により横方向2列に切断される(列切断工程)。そして、各列の連続用紙PLは、列重合搬送手段30の用紙送りトラクタにより上下に重ね合わせた状態で縦方向Xに搬送される(列重合搬送工程)。上下連続用紙PL,PLは、マージン部切断手段22によってマージン部12が切断されたのち、列切断手段21によって単位用紙PUに切断される(単位用紙切断工程)。
図4に示すように、切断工程を経て2枚重ねで送られた単位用紙PU,PUは、単位用紙搬送手段48により載置台54に搬送され、該載置台54上に積み重ねられる。そして、給紙手段52のベルトコンベア55によって最下端の単位用紙PUが引き出され、1枚ずつ糊塗布機構14に給紙される。
図1に示すように、糊塗布工程では、上下のベルトコンベア38,38で単位用紙PUが1枚ずつ搬送され、図5に示すように、単位用紙PUの識別表示Hが読取手段37によって読み取られる。そして、識別表示Hのある単位用紙PUは、糊塗布手段36のノズル部39によって糊が塗布され、識別表示Hのない単位用紙PUは、糊が塗布されずにそのまま次工程に搬送される。
糊塗布工程が終了すると、積層製本工程に到る前に排除工程が行われる。この排除工程は、奇数枚の単位用紙PUで構成される冊子Sを作製する場合に、図6に示すように、リジェクト板42を下方に揺動することによって、冊子Sの最終頁に相当する単位用紙PUを排除する。したがって、本実施形態の製本装置10では、偶数枚又は奇数枚に関わらず冊子を作製することができ、汎用性を高めることができる。
図7に示すように、糊塗布機構14から1枚ずつ送られた単位用紙PUは、積層製本手段61の搬送部58により載置部59に搬送される。載置部59では、最初の1枚の単位用紙PUが、押さえ部材84の下側に挿入され、その後、載置部59上の単位用紙PUの下側に、順次新たな単位用紙PUが挿入され、積層される。この積層によって、所定の単位用紙PU(冊子Sの2頁目以降)に塗布した糊で単位用紙PUが接着され、冊子Sが作製される。
図8は、本発明の第2実施形態に係る製本装置10の全体側面図であり、図9は、切断搬送機構13の動作を示す概略的な斜視図である。本実施形態では、糊塗布機構14、不要単位用紙排除機構15、及び積層製本機構17の構成は、第1実施形態と同様であるが、切断搬送機構13及び積載給紙機構16の構成が異なっている。以下異なる点について説明する。
図10は、本発明の第3実施形態に係る製本装置の全体側面図である。本実施形態では、糊塗布機構14、不要単位用紙排除機構15、及び積層製本機構17の構成は、第1実施形態と同様であるが、切断搬送機構13及び積載給紙機構16の構成が異なっている。以下異なる点について説明する。
図13は、第4の実施形態に係る製本装置10の積載給紙機構16を示す側面図である。本実施形態では、載置台54A,54Bが、積載手段51と、給紙手段52とに個別に設けられており、積載手段51の載置台54Aに積み重ねた単位用紙PUの束を、給紙手段52の載置台54Bに移し替えるようになっている。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば次のように設計変更可能である。
(1)第1,第2実施形態では、連続用紙Pとして、単位用紙PUを横方向2列に連ねたものとしているが、3列以上としてもよい。
18 列搬送手段
19 連続用紙搬送手段
20 列切断手段
21 単位用紙切断手段
30 列重合搬送手段
36 糊塗布手段
51 積載手段
52 給紙手段
54 載置台(載置部)
Claims (15)
- 複数の単位用紙を縦横に連ねてなる連続用紙を横方向複数列に切断するとともに、各列の連続用紙を単位用紙に切断する切断工程と、
単位用紙を載置部に下から上に積み重ねて載置する単位用紙積載工程と、
載置部に積み重ねた単位用紙を一番下から1枚ずつ取り出して次工程に給紙する給紙工程と、
載置部から給紙された所定の単位用紙に糊を塗布する糊塗布工程と、
単位用紙を1つの積層箇所に載置されている単位用紙の下へ挿入することによって、単位用紙を順次下側に積層し、この結果として、所定の単位用紙に塗布した糊で複数の単位用紙を接着し、冊子を作製する積層製本工程と、を順次行うことを特徴とする、製本方法。 - 前記給紙工程における単位用紙の給紙順序に対応して前記載置部に単位用紙が積み重ねられるように、前記連続用紙が単位用紙の縦横の配列に応じて切断されるとともに、切断された単位用紙が前記載置部に搬送されることを特徴とする、請求項1記載の製本方法。
- 前記切断工程が、連続用紙を横方向複数列に切断する列切断工程と、各列の連続用紙を列ごとに縦方向に搬送する列搬送工程と、各列の連続用紙を、列ごとに設けた切断手段によって単位用紙に切断する単位用紙切断工程とを含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の製本方法。
- 前記切断工程が、連続用紙を横方向複数列に切断する列切断工程と、各列の連続用紙を重ね合わせて縦方向に搬送する列重合搬送工程と、重ね合わせた各列の連続用紙を、重ね合わせたまま同時に単位用紙に切断する単位用紙切断工程とを含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の製本方法。
- 前記切断工程が、連続用紙を横方向複数列に切断する列切断工程と、各列の連続用紙を並列させた状態で1つの切断手段によって同時に単位用紙に切断する単位用紙切断工程と、を含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の製本方法。
- 前記単位用紙積載工程で用いる載置部と、前記給紙工程で用いる載置部とが異なるものであり、
前記単位用紙積載工程と前記給紙工程との間に、前記単位用紙積載工程で用いる前記載置部から前記給紙工程で用いる前記載置部へ、積み重ねた単位用紙を移し替える移動工程を行うことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の製本方法。 - 前記糊塗布工程において、所定の単位用紙に設けた識別表示を検出し、該検出に基づいて糊を塗布することを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の製本方法。
- 前記単位用紙が積層製本工程に到るまでに不要な単位用紙を排除する、排除工程を行うことを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の製本方法。
- 複数の単位用紙を縦横に連ねてなる連続用紙を、横方向複数列に切断する列切断手段と、
該列切断手段によって切断された各列の連続用紙を単位用紙に切断する単位用紙切断手段と、
該単位用紙切断手段によって切断された単位用紙を下から上に積み重ねて載置する載置部を有する単位用紙積載手段と、
載置部に積み重ねた単位用紙を一番下から1枚ずつ取り出して次工程に給紙する給紙手段と、
前記給紙手段から給紙された所定の単位用紙に糊を塗布する糊塗布手段と、
複数の単位用紙を1つの積層箇所に載置されている単位用紙の下へ挿入することによって、単位用紙を順次下側に積層し、この結果として、所定の単位用紙に塗布した糊で積層された複数の単位用紙を接着し、冊子を作製する積層製本手段と、を備えていることを特徴とする、製本装置。 - 前記列切断手段によって切断された各列の連続用紙を、各列ごとに搬送する列搬送手段を備えており、
前記単位用紙切断手段が、前記列搬送手段によって搬送された連続用紙の各列ごとに設けられていることを特徴とする、請求項9記載の製本装置。 - 前記列切断手段によって切断された各列の連続用紙を重ね合わせて搬送する列重合搬送手段を備えており、
前記単位用紙切断手段が、前記列重合搬送手段によって重ね合わせた各列の連続用紙を、重ね合わせたまま同時に単位用紙に切断するように構成されていることを特徴とする、請求項9記載の製本装置。 - 前記単位用紙切断手段が、前記列切断手段によって切断された各列の連続用紙を横方向に並列させたまま同時に単位用紙に切断するように構成されていることを特徴とする、請求項9記載の製本装置。
- 前記単位用紙積載手段と、前記給紙手段とが、単位用紙を積み重ねて載置する載置部をそれぞれ個別に備えており、
前記単位用紙積載手段の載置部に積み重ねた単位用紙が、前記給紙手段の載置部に移し替えられるようになっていることを特徴とする請求項9〜12のいずれかに記載の製本装置。 - 冊子の枚数情報を含む識別表示を前記単位用紙に設けるとともに、該識別表示を検出する読取手段を備えており、
前記糊塗布手段が、前記読取手段による前記識別表示の検出に基づいて所定の単位用紙に糊を塗布するように、制御されることを特徴とする、請求項9〜13のいずれかに記載の製本装置。 - 前記単位用紙が前記積層製本手段に到るまでに不要な単位用紙を排除する、排除手段を備えていることを特徴とする、請求項9〜14のいずれかに記載の製本装置。
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