JP4757638B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のインタフェースを備える画像形成装置、特に、到来してくる全ての利用要求の中で最も緊急度の高い利用要求に対して優先して利用許可を与えることが可能な画像形成装置に関する。
ネットワーク等に接続され、複数のユーザによって共有される画像形成装置において、各ユーザの側では、その画像形成装置を利用するにあたり、その緊急度を付加した利用要求を発する一方、画像形成装置の側では、その時点で到来している全ての利用要求の中で最も緊急度の高い利用要求に対して優先して利用許可を与えることが可能な画像形成装置の技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開平3−123953号公報
上記従来の技術では、利用許可の優先順位は、あくまでユーザ自身が付加する緊急度のみによって定められていた。ところが、ネットワークに接続されるユーザが多くなれば成る程、ユーザ毎に緊急度に対する対応も異なってくる。そのため、ユーザ自身が付加する緊急度のみによって優先順位を定めたのでは、真に緊急度を有する特定の重要なユーザの優先順位が、他のユーザよりも低くなってしまう場合も発生してしまうという解決すべき課題が残されていた。
本発明は、少なくとも第1の受信部、及び第2の受信部を有し、第1の受信部を介して複数の情報処理装置に接続される画像形成装置であって、第2の受信部に接続可能に構成され、複数の情報処理装置の内から予め特定された情報処理装置に対する画像形成装置の専用を認めるべく、該特定された各情報処理装置と、該各情報処理装置を専有する各ユーザとを対応付けた専用許可ユーザ情報を含み、かつ該特定された情報処理装置に対して予め特定されたリソースを使用した印刷処理を制限するリソース特定モードを含む専有情報を格納する外部メモリと、第2の受信部に対する外部メモリの接続を検出する接続検出部と、外部メモリから専有情報を読み出す読出部と、接続検出部が外部メモリの接続を検出中は、読出部により読み出された専有情報に基づいて、第1の受信部に到来した印刷情報に含まれるユーザ情報が専有許可ユーザ情報に含まれていれば該印刷情報の印刷処理を許可し、一方、該ユーザ情報が専有許可ユーザ情報に含まれていなければ当該印刷情報にリソース特定モードにて制限されているリソースの使用を示す情報が含まれているか否かを判断し、含まれていない場合には当該印刷情報の印刷処理を許可し、含まれている場合には当該印刷情報の印刷処理を制限する画像データ制御部とを備えることを主要な特徴とする。
本発明では、接続検出部が第2の受信部に対する外部メモリの接続を検出中に、予め特定された情報処理装置以外から到来する印刷ジョブの印刷処理を制限することが可能になる。従って、ユーザ自身が意識している緊急度のみに基づくことなく、予め特定されているユーザ(通常はユーザの重要度が加味されている)であって、且つ、そのユーザが緊急度を要求している場合(第2の受信部に外部メモリを接続する)に画像形成装置の専有使用を認めることが可能になるので、真に緊急度を有する特定の重要なユーザの優先順位を高めることが出来るという効果を得る。
最初に発明の基本構成とその機能の概要について説明し、続いて実施例を挙げてその基本構成を詳細に説明する。
図1は、本発明の基本構成説明図である。
図に示すように、本発明による画像形成装置100は、第1の受信部101と、第2の受信部102と、画像データ制御部105と、画像データ記憶部106と、画像形成制御部107と、画像形成部108と、外部メモリ109とを備える。以下に各構成部分の機能について概略説明する。
第1の受信部101は、画像形成装置100と外部装置110との間に接続され、外部装置110から画像データを印刷ジョブ単位で受信するインタフェースの役割を分担する部分である。受信された印刷ジョブは、画像データ制御部105へ送出される。
第2の受信部102は、接続検出部103と、読出部104とを有し、外部メモリ109の接続を検出し、その内部に格納されている専有情報を読み出す部分である。読み出された専有情報は画像データ制御部105へ送出される。画像データ記憶部106は、画像データ制御部105から画像データ及び(画像データを変換した)印刷データを受入れて格納するメモリである。
画像データ制御部105は、第1の受信部101が受信したジョブを管理し、読出部104を介して外部メモリ109から読み出した専有情報に基づいて、到来する印刷ジョブの処理を制限する部分である。また、第1の受信部101が受信した印刷ジョブから画像データを取得し、印刷データを生成し、画像データ記憶部106へ格納する部分である。更に、画像データ記憶部106から印刷データを読み出して画像形成制御部107へ転送し、印刷処理を実行させる部分である。
画像形成制御部107は、画像データ制御部105から印刷データを受け入れて画像形成部108を制御する部分である。画像形成部108は、画像形成制御部107の制御に基づいて印刷データを記録媒体上に印刷する部分である。以上説明した本発明による画像形成装置をプリンタ装置に適用した実施例1について以下に詳細に説明する。
図2は、実施例1のプリンタ装置の構成を示すブロック図である。
図に示すように実施例1のプリンタ装置200は、ホストインタフェース部1と、外部メモリインタフェース部2と、外部メモリ3と、プリンタエンジンインタフェース部4と、プリンタエンジン制御部5と、プリンタエンジン部6と、CPU7と、プログラム用ROM8と、画像データ蓄積用メモリ9と、装置管理情報蓄積用メモリ10と、アドレス/データバス11と、外部メモリ3とを備える。
ホストインタフェース部1は、CPU7の制御に基づいてネットワーク12を介してコンピュータ212から到来する印刷ジョブを受信し、受信制御を行う部分である。また、ホストインタフェース部1は、USB、IEEE1284、IEEE1394、イーサネット(ゼロックス社の登録商標)の諸規格に準拠可能に構成される。この部分は、上記第1の受信部101(図1)に該当する。
外部メモリインタフェース部2は、外部メモリ3が接続されたことを検出し、外部メモリ3に格納されている専有情報を読み出す部分である。尚、外部メモリ3に対して、USBメモリ、コンパクトフラッシュ磁気カード、あるいは叉、非接触型ICカード等のワイヤレスカード等と、着脱可能に構成される。この部分は、上記第2の受信部102(図1)に該当する。
外部メモリ3は、外部メモリインタフェース部2に接続可能に構成され、複数のコンピュータ212の内から特定されたコンピュータに対するプリンタ装置200の専用を認める専有情報を予め格納するメモリである。ここで専有情報の格納状態の一例について説明する。
図3は、実施例1の専有情報格納状態説明図である。
この図は、外部メモリ3の所定のメモリ領域に格納されている専有情報の格納状態の一例を示す図である。
図に示すように、図中、最上段にモード名称3−1が格納される。ここでは受信制限モードが登録されている。01は、専有印刷モードを意味する。続いて、登録ユーザ[1]情報3−2として、受信制限モード、即ち、専有印刷が許可される登録ユーザ[1]に対応する登録されたホスト名、IPアドレスが格納されている。続いて、同様に受信制限モードを許可される登録ユーザ[2]に対応する登録されたホスト名、IPアドレスが格納されている。更に、受信制限モードを許可される登録ユーザ[n]に対応する登録されたホスト名、IPアドレスが格納されている。
図2に戻って、プリンタエンジンインタフェース部4は、アドレス/データバス11とプリンタエンジン制御部5との間に接続され、CPU7の制御に基づいて、印刷データをプリンタエンジン制御部5に転送したり、制御信号の受信をしたりするインタフェース回路である。
プリンタエンジン制御部5は、CPU7の制御に基づいて、プリンタエンジン部6が内蔵している、モータ、各種センサ等の機構部分を制御する部分である。更に、印刷データを受け入れると、プリンタエンジン部6を機構制御して印刷処理を実行させる部分である。プリンタエンジンインタフェース部4とプリンタエンジン制御部5とを含めた部分が画像形成制御部107(図1)に該当する。
プリンタエンジン部6は、プリンタエンジン制御部5の機構制御に基づいて、受入れた印刷データを印刷画13として出力する部分である。この部分が画像形成部108(図1)に該当する部分である。
CPU7は、プログラム用ROM8に格納されている所定の制御プログラムを実行し、装置全体を制御するマイクロプロセッサーである。特に本実施例では、印刷ジョブの受信及び管理、印刷ジョブから画像データ、ユーザ情報(ホスト名、IPアドレス等)の取得及び管理、画像データの印刷データへの変換、更にプリンタエンジン制御部5を介して印刷画13をプリンタエンジン部6から出力させる部分である。
プログラム用ROM8は、CPU7が実行して装置全体を制御する制御プログラムを予め格納するリードオンリメモリである。画像データ蓄積用メモリ9は、CPU7の制御に基づいて画像データを蓄積(格納)し、更に、CPU7が、その画像データを読み出して印刷データに変換し、展開(格納)するためのメモリである。
装置管理情報蓄積用メモリ10は、装置全体の制御動作に必要な情報を格納するメモリである。特に本実施例では、ネットワーク12を介してコンピュータ212から到来する印刷ジョブから取得したユーザ情報(ホスト名、IPアドレス等)を格納するメモリである。アドレス/データバス11は、各構成部分を通信接続する信号通路である。以上説明した各構成部分は、以下のように制御される。
コンピュータ212からネットワーク12を介して印刷ジョブの到来をホストインタフェース部1が検出すると、その旨、CPU7へ通知される。このとき、CPU7は、同時にホストインタフェース部1を介して印刷ジョブに関するユーザ情報(ホスト名、IPアドレス等)を取得し、その印刷ジョブの受信許可、叉は受信拒否を判断する(詳細は後記)。受信許可された場合には、その印刷ジョブはホストインタフェース部1からCPU7へ送出される。CPU7は、図示しない画像処理部を制御し、受入れた印刷ジョブから画像データを取得し、更に、印刷データに変換してアドレス/データバス11を介して印刷ジョブ単位で画像データ蓄積用メモリ9へ蓄積(展開)する。ユーザ情報(ホスト名、IPアドレス等)は、装置管理情報蓄積用メモリ10内に設けられている受信ジョブ情報格納エリアに格納される。
更に、CPU7は、画像データ蓄積用メモリ9から印刷データを読み出して、アドレス/データバス11、及びプリンタエンジンインタフェース部4を介してプリンタエンジン制御部5へ送出する。プリンタエンジン制御部5は、プリンタエンジン部6を制御して印刷画13を生成させる。以下にプリンタエンジン部6の詳細とその機能について説明する。
図4は、プリンタエンジン部の概略構成図である。
この図は、電子写真プリンタの主要部の断面を表している。図に示すように、電子写真プリンタのプリンタエンジン部6は、感光ドラム301と、帯電部302と、露光部303と、現像部304と、転写部305と、定着部ヒートローラ306と、レジストローラ307と、ホッピングローラ308と、用紙カセット309とを備える。
用紙カセット309から用紙がホッピングローラ308によって搬出されると、レジストローラ307によって用紙搬送が開始される。帯電部302によって感光ドラム301の表面が一様に帯電された後、露光部303によって光が照射され、静電潜像が感光ドラム301上に形成される。
この静電潜像には、現像部304によってトナーが供給されトナー像として可視像化される。このトナー像は、搬送されてくる用紙上に転写部305によって転写される。用紙上に転写されたトナー像は、定着部ヒートローラ306によって加熱され用紙上に溶融定着され印刷物が形成される。
次に実施例1のプリンタ装置200の動作についてフローチャートを用いて詳細に説明する。
図5は、実施例1の動作を示すフローチャートである。
この図は、実施例1のプリンタ装置200(図2)に、ネットワーク12(図2)を介してコンピュータ212から印刷ジョブが到来した後の動作を表すフローチャートである。以下にステップS1−1からステップS1−8までステップ順に説明する。
ステップS1−1
ホストインタフェース部1(図2)が、ネットワーク12(図2)を介してコンピュータ212−1(図2)から印刷ジョブの到来を検出すると、その旨、CPU7(図2)へ通知する。
ステップS1−2
CPU7(図2)は、ホストインタフェース部1(図2)を介し、到来した印刷ジョブのジョブ開始データ(ジョブ開始パケット内のヘッダ及びデータ)を取得解析し、その中からユーザ情報(ホスト名、IPアドレス)を取得し、装置管理情報蓄積用メモリ10(図2)へ格納する。
ステップS1−3
CPU7(図2)は、外部メモリインタフェース部2(図2)を介して、外部メモリ3(図2)が接続されている(検出中)か否かを確認し、接続されている(検出中)場合はステップS1−4へ進み、接続されていない場合はステップS1−6へ進む。
ステップS1−4
CPU7(図2)は、外部メモリインタフェース部2(図2)を介して、外部メモリ3(図2)内に受信制限モード(図3)が格納されているか否かを判定し、受信制限モードが格納されている場合にはステップS1−5へ進み、格納されていない場合にはステップS1−6へ進む。
ステップS1−5
CPU7(図2)は、到来した印刷ジョブのユーザ情報(ホスト名、IPアドレス)を装置管理情報蓄積用メモリ10(図2)から読み出して、そのユーザ情報(ホスト名、IPアドレス)と一致するユーザ情報(ホスト名、IPアドレス)が受信制限モードの中に含まれているか否かを検索し、含まれている場合にはステップS1−6へ進み、含まれていない場合にはステップS1−7へ進む。
ステップS1−6
CPU7(図2)は、ホストインタフェース部1(図2)を介して、到来した印刷ジョブを受信し、図示しない画像処理部を制御してその画像データを印刷データに変換し、画像データ蓄積用メモリ9に一旦展開させた後、プリンタエンジンインタフェース部4、及びプリンタエンジン制御部を介してプリンタエンジン部6に印刷処理を実行させてフローを終了する。
ステップS1−7
CPU7(図2)は、ホストインタフェース部1(図2)を介して、到来した印刷ジョブの受信を拒否してステップS1−8へ進む。
ステップS1−8
CPU7(図2)は、印刷ジョブの受信を拒否する旨の制御パケットを構成し、ホストインタフェース部1(図2)を介して、到来した印刷ジョブの送信元に対して送信してステップS1−1へ戻って再度同じフローを繰返す。
次に実施例1のプリンタ装置200の動作についてタイムチャートを用いて説明する。
図6は、実施例1の動作を示すタイムチャートである。
この図は、実施例1のプリンタ装置200(図2)に、ネットワーク12(図2)を介してコンピュータ212から印刷ジョブが到来した後の動作を表すタイムチャートである。
図の上段から、ユーザA(専有印刷ユーザ外)、ユーザB(専有印刷ユーザ外)、ユーザC(専有印刷ユーザ)、ユーザD(専有印刷ユーザ)、外部メモリ接続、及びジョブ印刷処理、各々の状態を表し、最下段に全段共通の時刻を表している。以下に時刻順に従って各々の状態について説明する。
時刻T1
CPU7(図2)が、ホストインタフェース部1(図2)を介してユーザA(専有印刷ユーザ外)からジョブAの到来を検出する。このとき、CPU7(図2)は、外部メモリインタフェース部2(図2)を介して外部メモリ3(図2)が外部メモリインタフェース部2(図2)に接続されていないことを検出している。従って、CPU7(図2)は、ユーザA(専有印刷ユーザ外)からジョブAを受信させて、印刷処理を開始させる。
時刻T2
CPU7(図2)は、外部メモリインタフェース部2(図2)を介して外部メモリ3(図2)が外部メモリインタフェース部2(図2)に接続されたことを検出する。この時点では、ジョブAの印刷処理はまだ終了していないので、ジョブAの印刷処理は継続させる。
時刻T3
CPU7(図2)が、ホストインタフェース部1(図2)を介してユーザB(専有印刷ユーザ外)からジョブBの到来を検出する。このとき、ジョブAの印刷処理はすでに終了しているが、CPU7(図2)は、外部メモリインタフェース部2(図2)を介して外部メモリ3(図2)が外部メモリインタフェース部2(図2)に接続されたことを検出しているのでジョブBの受信を拒否し、ジョブBの受信を拒否する旨の制御パケットを構成し、ホストインタフェース部1(図2)を介して、ユーザBに対して送信する。
時刻T4
CPU7(図2)が、ホストインタフェース部1(図2)を介してユーザC(専有印刷ユーザ)からジョブCの到来を検出する。CPU7(図2)は、外部メモリインタフェース部2(図2)を介して外部メモリ3(図2)が外部メモリインタフェース部2(図2)に接続されていることを検出中なので、ジョブCを受信して印刷処理を開始させる。
時刻T5
CPU7(図2)が、ホストインタフェース部1(図2)を介してユーザD(専有印刷ユーザ)からジョブDの到来を検出する。CPU7(図2)は、外部メモリインタフェース部2(図2)を介して外部メモリ3(図2)が外部メモリインタフェース部2(図2)に接続されていることを検出中であり、且つ、ジョブCの印刷処理は終了しているので、ジョブDを受信して印刷処理を開始させる。
時刻T6
CPU7(図2)は、外部メモリインタフェース部2(図2)を介して外部メモリ3(図2)が外部メモリインタフェース部2(図2)から切断されたことを検出する。しかしジョブDの印刷処理はそのまま印刷終了まで継続される。
以上説明したように、外部メモリインタフェース部2(図2)に外部メモリ3(図2)を接続することによって、外部メモリ3(図2)の接続が検出されている期間、外部メモリ3(図2)に登録されている特定のユーザ以外からの印刷ジョブの受信及び印刷処理を制限し、予め設定されている特定のユーザに対する画像形成装置の専有使用を認めることが可能になる。即ち、ユーザ自身が意識している緊急度のみに基づくことなく、予め特定されているユーザ(通常はユーザの重要度が加味されている)であって、且つ、そのユーザが緊急度を要求している場合(外部メモリインタフェース部2(図2)に外部メモリ3(図2)を接続する)に画像形成装置の専有使用を認めることが可能になるという効果を得る。
本実施例では、外部メモリインタフェース部2(図2)に外部メモリ3(図2)が接続されてから一定時間以内に、当該ユーザから印刷ジョブの到来が無かった場合に専有使用の設定を解除することとする。こうすることによって、当該ユーザが外部メモリ3(図2)を外部メモリインタフェース部2(図2)に接続したまま忘れてしまった場合等であっても自動的に専有使用の設定を解除することが可能になるからである。かかる目的に基づいて本実施例におけるプリンタ装置は、以下のように構成される。
図7は、実施例2のプリンタ装置の構成を示すブロック図である。
図に示すように実施例2のプリンタ装置300は、ホストインタフェース部1と、外部メモリインタフェース部2と、外部メモリ3と、プリンタエンジンインタフェース部4と、プリンタエンジン制御部5と、プリンタエンジン部6と、CPU23と、プログラム用ROM24と、画像データ蓄積用メモリ9と、装置管理情報蓄積用メモリ10と、アドレス/データバス11と、操作パネル部21と、操作パネルインタフェース部22とを備える。以下に、実施例1との相違部分のみについて説明する。実施例1と同様の部分については実施例1と同一の符号を付して説明を省略する。
操作パネル部21は、LCD表示部21−1と、操作キー部21−2とを有し、操作者とプリンタ装置300との間でマンマシンインタフェースの役割を分担する部分である。LCD表示部21−1は、操作者が入力する情報やプリンタ装置300内部の制御状態、設定状態等を表示するディスプレイであり、操作キー部21−2は、操作者が所望する設定内容等を入力するキーボードスイッチである。特に本実施例では、操作パネル部21は、外部メモリインタフェース部2に外部メモリ3が接続されてから一定時間以内に当該ユーザから印刷ジョブの到来が無かった場合に専有使用の設定を解除することとするために計測する一定時間を設定する部分である。ここで設定された一定時間は、一旦CPU23を介して装置管理情報蓄積用メモリ10に格納される。
操作パネルインタフェース部22は、アドレス/データバス11と、操作パネル部21との間に接続され、信号の送受信を行うインタフェース回路である。
CPU23は、プログラム用ROM24に格納されている所定の制御プログラムを実行し、装置全体を制御するマイクロプロセッサーであり、印刷ジョブの受信及び管理、印刷ジョブからの画像データ、ユーザ情報(ホスト名、IPアドレス等)の取得及び管理、画像データの印刷データへの変換、更にプリンタエンジン制御部5を介して印刷画13をプリンタエンジン部6から出力させる部分である。特に本実施例では、外部メモリインタフェース部2に外部メモリ3が接続された後、内部に備えるタイマ23−1に設定された時間内に、当該ユーザから印刷ジョブの到来が無かった場合に専有使用の設定を解除する部分である。
プログラム用ROM24は、CPU23が実行して装置全体を制御する制御プログラムを予め格納するリードオンリメモリである。特に本実施例では、外部メモリインタフェース部2に外部メモリ3が接続された後、内部に備えるタイマ23−1に設定された時間内に、当該ユーザから印刷ジョブの到来が無かった場合に専有使用の設定を解除する制御プログラムが追加されている。
次に実施例2のプリンタ装置300の動作についてフローチャートを用いて詳細に説明する。最初に、操作者が操作パネル部21(図7)に入力した所定の時間がタイマ23−1(図7)に設定される動作について説明し、続いて実施例2のプリンタ装置300(図7)に、ネットワーク12(図7)を介してコンピュータ212から印刷ジョブが到来した後の動作について説明する。
図8は、実施例2の動作を示すフローチャート(その1)である。
この図は、操作者が操作パネル部21(図7)に入力した所定の時間がタイマ23−1(図7)に設定される動作を示すフローチャートである。
動作説明の前提条件として操作者によって所定の時間が既に操作パネル部21を介して入力され、装置管理情報蓄積用メモリ10(図7)に格納されているものとする。
ステップS2−1
CPU23(図7)は、外部メモリインタフェース部2(図7)を介して、外部メモリ3(図7)の接続を検出するとステップS2−2へ進む。
ステップS2−2
CPU23(図7)は、装置管理情報蓄積用メモリ10(図7)内の専有時間格納エリアから設定時間を読み出してタイマ23−1(図7)を起動させてフローを終了する。
図9は、実施例2の動作を示すフローチャート(その2)である。
この図は、実施例2のプリンタ装置300(図7)に、ネットワーク12(図7)を介してコンピュータ212から印刷ジョブが到来した後の動作を示すフローチャートである。以下にステップS2−11からステップS2−20までステップ順に説明する。
ステップS2−11
ホストインタフェース部1(図7)が、ネットワーク12(図7)を介してコンピュータ212−1(図7)から印刷ジョブの到来を検出すると、その旨、CPU23(図7)へ通知する。
ステップS2−12
CPU23(図7)は、ホストインタフェース部1(図7)を介して、到来した印刷ジョブのジョブ開始データ(ジョブ開始パケット内のヘッダ及びデータ)を取得解析し、その中からユーザ情報(ホスト名、IPアドレス)を取得し、装置管理情報蓄積用メモリ10(図7)へ格納する。
ステップS2−13
CPU23(図7)は、外部メモリインタフェース部2(図7)を介して、外部メモリ3(図7)が接続されている(検出中)か否かを確認し、接続されている(検出中)場合はステップS2−14へ進み、接続されていない場合はステップS2−18へ進む。
ステップS2−14
タイマ23−1(図7)がタイムアウトしている場合はステップS2−18へ進み、タイムアウトしていない場合はステップS2−15へ進む。
ステップS2−15
CPU23(図7)は、外部メモリインタフェース部2(図7)を介して、外部メモリ3(図7)内に受信制限モード(図3)が格納されているか否かを判定し、受信制限モードが格納されている場合にはステップS2−16へ進み、格納されていない場合にはステップS2−18へ進む。
ステップS2−16
CPU23(図7)は、到来した印刷ジョブのユーザ情報(ホスト名、IPアドレス)を装置管理情報蓄積用メモリ10(図7)から読み出して、そのユーザ情報(ホスト名、IPアドレス)と一致するユーザ情報(ホスト名、IPアドレス)が受信制限モードの中に含まれているか否かを検索し、含まれている場合にはステップS2−17へ進み、含まれていない場合にはステップS2−19へ進む。
ステップS2−17
CPU23(図7)は、タイマ23−1(図7)をリセットし、再度、装置管理情報蓄積用メモリ10(図7)内の専有時間格納エリアから設定時間を読み出してタイマ23−1(図7)を再起動させる。
ステップS2−18
CPU23(図7)は、ホストインタフェース部1(図7)を介して、到来した印刷ジョブを受信し、図示しない画像処理部を制御してその画像データを印刷データに変換し、画像データ蓄積用メモリ9に一旦展開させた後、プリンタエンジンインタフェース部4、及びプリンタエンジン制御部を介してプリンタエンジン部6に印刷処理を実行させてフローを終了する。
ステップS2−19
CPU23(図7)は、ホストインタフェース部1(図7)を介して、到来した印刷ジョブの受信を拒否してステップS2−20へ進む。
ステップS2−20
CPU23(図7)は、印刷ジョブの受信を拒否する旨の制御パケットを構成し、ホストインタフェース部1(図7)を介して、到来した印刷ジョブの送信元に対して送信してステップS2−1へ戻って再度同じフローを繰返す。
以上説明したように、外部メモリインタフェース部2(図7)を介して、外部メモリ3(図7)が接続された後一定時間、専有印刷を許可されているユーザからのジョブを受信出来なかった場合、その専有印刷設定を解除することが可能になるので、外部メモリが接続されたまま忘れられてしまった場合であっても、その専有印刷設定は自動的に解除されるという効果を得る。
本実施例では、何らかの事情によってあまり使用されたくないリソースがある場合、あるいは叉、特定のリソースを特定のユーザに出来る限り排他的に使用させたい場合等に、そのリソースの使用を制限し、特定のユーザに対してのみ優先的に使用させることを目的とする。かかる目的に基づいて本実施例におけるプリンタ装置は、以下のように構成される。
図10は、実施例3のプリンタ装置の構成を示すブロック図である。
図に示すように実施例3のプリンタ装置300は、ホストインタフェース部1と、外部メモリインタフェース部2と、外部メモリ31と、プリンタエンジンインタフェース部4と、プリンタエンジン制御部5と、プリンタエンジン部32と、CPU33と、プログラム用ROM34と、画像データ蓄積用メモリ9と、装置管理情報蓄積用メモリ10と、アドレス/データバス11とを備える。以下に実施例1との相違部分のみについて詳細に説明する。実施例1と同様の部分については実施例1と同一の符号を付して説明を省略する。
外部メモリ31は、外部メモリインタフェース部2に接続可能に構成され、複数のコンピュータ212の内から予め特定されたコンピュータに対するプリンタ装置300の専用を認める専有情報を格納するメモリである。ここで専有情報の格納状態の一例について説明する。
図11は、実施例3の専有情報格納状態説明図である。
この図は、外部メモリ31の所定のメモリ領域に格納されている専有情報の格納状態の一例を示す図である。
図に示すように、図中、最上段にモード名称31−1が格納される。ここでは受信制限モードが登録されている。03は、一例としてA3用紙印刷モードを意味する。続いて、登録ユーザ[1]情報31−2として、受信制限モード、即ち、特定のリソースの使用が許可される登録ユーザ[1]に対応する登録されたホスト名、IPアドレスが格納されている。続いて、同様に受信制限モードを許可される登録ユーザ[2]に対応する登録されたホスト名、IPアドレスが格納されている。更に、受信制限モードを許可される登録ユーザ[n]に対応する登録されたホスト名、IPアドレスが格納されている。
図10に戻って、プリンタエンジン部32は、プリンタエンジン制御部5の機構制御に基づいて、受入れた印刷データを印刷画13として出力する部分である。特に本実施例では、用紙型名の異なる複数の用紙カセット309(図4)を備えるものとする。
CPU33は、プログラム用ROM34に格納されている所定の制御プログラムを実行し、装置全体を制御するマイクロプロセッサーであり、印刷ジョブの受信及び管理、印刷ジョブからの画像データ、ユーザ情報(ホスト名、IPアドレス等)の取得及び管理、画像データの印刷データへの変換、更にプリンタエンジン制御部5を介して印刷画13をプリンタエンジン部6から出力させる部分である。特に本実施例では、特定のユーザに優先的に使用させたいリソースがある場合に、他のユーザに対し、そのリソースの使用を制限し、特定のユーザに対して、そのリソース使用の優先順位を高くする部分である。
プログラム用ROM34は、CPU33が実行して装置全体を制御する制御プログラムを予め格納するリードオンリメモリである。特に本実施例では、CPU33が実行することによって特定のユーザに優先的に使用させたいリソースがある場合に、他のユーザに対し、そのリソースの使用を制限し、特定のユーザに対して、そのリソース使用の優先順位を高くする制御プログラムを格納する。
次に実施例3のプリンタ装置300の動作についてフローチャートを用いて詳細に説明する。
図12は、実施例3の動作を示すフローチャートである。
この図は、実施例3のプリンタ装置300(図10)に、ネットワーク12(図10)を介してコンピュータ212から印刷ジョブが到来した後の動作を表すフローチャートである。以下にステップS3−1からステップS3−9までステップ順に説明する。
ステップS3−1
ホストインタフェース部1(図10)が、ネットワーク12(図10)を介してコンピュータ212−1(図10)から印刷ジョブの到来を検出すると、その旨、CPU33(図10)へ通知する。
ステップS3−2
CPU33(図10)は、ホストインタフェース部1(図10)を介し、到来した印刷ジョブのジョブ開始データ(ジョブ開始パケット内のヘッダ及びデータ)を取得解析し、その中からユーザ情報(ホスト名、IPアドレス)を取得し、装置管理情報蓄積用メモリ10(図10)へ格納する。
ステップS3−3
CPU33(図10)は、外部メモリインタフェース部2(図10)を介して、外部メモリ31(図10)が接続されている(検出中)か否かを確認し、接続されている(検出中)場合はステップS3−4へ進み、接続されていない場合はステップS3−7へ進む。
ステップS3−4
CPU33(図10)は、外部メモリインタフェース部2(図10)を介して、外部メモリ31(図10)内に受信制限モードが格納されているか否かを判定し、受信制限モードが格納されている場合にはステップS3−5へ進み、格納されていない場合にはステップS3−7へ進む。
ステップS3−5
CPU33(図10)は、到来した印刷ジョブのユーザ情報(ホスト名、IPアドレス)を装置管理情報蓄積用メモリ10(図10)から読み出して、そのユーザ情報(ホスト名、IPアドレス)と一致するユーザ情報(ホスト名、IPアドレス)が受信制限モードの中に含まれているか否かを検索し、含まれている場合にはステップS3−7へ進み、含まれていない場合にはステップS3−6へ進む。
ステップS3−6
CPU33(図10)は、到来した印刷ジョブが受信制限モードにて制限しているリソース(ここでは一例としてA3用紙)を使用するか否かを判断し、使用しない場合にはステップS3−7へ進み、使用する場合にはステップS3−8へ進む。
ステップS3−7
CPU33(図10)は、ホストインタフェース部1(図10)を介して、到来した印刷ジョブを受信し、図示しない画像処理部を制御してその画像データを印刷データに変換し、画像データ蓄積用メモリ9(図10)に一旦展開させた後、プリンタエンジンインタフェース部4(図10)、及びプリンタエンジン制御部5(図10)を介してプリンタエンジン部32(図10)に印刷処理を実行させてフローを終了する。
ステップS3−8
CPU33(図10)は、ホストインタフェース部1(図10)を介して、到来した印刷ジョブの受信を拒否してステップS3−9へ進む。
ステップS3−9
CPU33(図10)は、印刷ジョブの受信を拒否する旨の制御パケットを構成し、ホストインタフェース部1(図10)を介して、到来した印刷ジョブの送信元に対して送信してステップS3−1へ戻って再度同じフローを繰返す。
以上説明したように、本実施例では、特定のユーザに対して、そのリソース使用の優先順位を高くすることが可能になるので、何らかの事情によってあまり使用されたくないリソースがある場合、あるいは叉、特定のリソースを特定のユーザに出来る限り排他的に使用させたい場合等に、そのリソースの使用を制限し、特定のユーザに対してのみ優先的に使用させることが可能になるという効果を得る。
上記実施例1から実施例3では、特定のユーザに対してプリンタ装置の専有使用を認めることとしている。しかしながら、特定のユーザ以外のユーザは、特定のユーザがプリンタ装置の専有使用が認められていることを認識していない場合が多い。かかる場合には特定のユーザ以外のユーザは、余分な送信をすることにもなりかねない。そこで、特定のユーザ以外のユーザに対して、特定のユーザに対するプリンタ装置の専有使用に関する情報を所定のタイミングで送信することとする。
図13は、実施例4のプリンタ装置の構成を示すブロック図である。
図に示すように実施例4のプリンタ装置400は、ホストインタフェース部1と、外部メモリインタフェース部2と、外部メモリ3と、プリンタエンジンインタフェース部4と、プリンタエンジン制御部5と、プリンタエンジン部6と、CPU43と、プログラム用ROM44と、画像データ蓄積用メモリ9と、装置管理情報蓄積用メモリ45と、アドレス/データバス11と、操作パネル部21と、操作パネルインタフェース部22とを備える。以下に、実施例2との相違部分のみについて説明する。実施例2と同様の部分については実施例2と同一の符号を付して説明を省略する。
CPU43は、プログラム用ROM44に格納されている所定の制御プログラムを実行し、装置全体を制御するマイクロプロセッサーであり、印刷ジョブの受信及び管理、印刷ジョブからの画像データ、ユーザ情報(ホスト名、IPアドレス等)の取得及び管理、画像データの印刷データへの変換、また、プリンタエンジン制御部5を介して印刷画13をプリンタエンジン部6から出力させ、更に、外部メモリインタフェース部2に外部メモリ3が接続された後、内部に備えるタイマ23−1に設定された時間内に、当該ユーザから印刷ジョブの到来が無かった場合に専有使用の設定を解除する部分である。
特に本実施例では、外部メモリインタフェース部2に対して外部メモリ3が接続され、タイマ23−1が起動した時点で、外部メモリ3に格納されている専有情報(図3)を内容とする制御パケットを構成し、専有情報に登録されていない全てのユーザに対して、ホストインタフェース部1、ネットワーク12を介して送信する部分でもある。
プログラム用ROM44は、CPU43が実行して装置全体を制御する制御プログラムを予め格納するリードオンリメモリである。叉、外部メモリインタフェース部2に外部メモリ3が接続された後、内部に備えるタイマ23−1に設定された時間内に、当該ユーザから印刷ジョブの到来が無かった場合に専有使用の設定を解除する制御プログラムを格納する部分である。特に、本実施例では、CPU43が実行し、外部メモリインタフェース部2に対して外部メモリ3が接続され、タイマ23−1が起動した時点で、外部メモリ3に格納されている専有情報(図3)を内容とする制御パケットを構成し、専有情報に登録されていない全てのユーザに対して、ホストインタフェース部1、ネットワーク12を介して送信する制御プログラムを格納する部分でもある。
装置管理情報蓄積用メモリ45は、装置全体の制御動作に必要な情報を格納するメモリである。叉、ネットワーク12を介してコンピュータ212から到来する印刷ジョブから取得したユーザ情報(ホスト名、IPアドレス等)を格納するメモリである。更に、本実施例では、プリンタ装置400の利用が想定されるユーザのユーザ情報を登録する装置利用ユーザ情報を格納する部分でもある。
図14は、装置利用ユーザ情報格納状態説明図である。
この図は、装置管理情報蓄積用メモリ45(図13)の所定のメモリ領域にプリンタ装置400の使用が想定されるユーザのユーザ情報が格納されている格納状態の一例を示す図である。図に示すように、上から順番にユーザ登録[1]、ユーザ登録[2]・・・・ユーザ登録[n]として、各ユーザに対応して登録されたホスト名とIPアドレスが格納されている。
次に実施例4のプリンタ装置400の動作についてフローチャートを用いて詳細に説
明する。
図15は、実施例4の動作を示すフローチャートである。
この図は、外部メモリ3(図13)に格納されている専有情報(図3)を内容とする制御パケットが、専有情報に登録されていない全てのユーザに対して、ホストインタフェース部1(図13)、ネットワーク12(図13)を介して送信される動作を示すフローチャートである。
ステップS4−1
CPU43(図13)は、外部メモリインタフェース部2(図13)を介して、外部メモリ3(図13)の接続を検出するとステップS4−2へ進む。
ステップS4−2
CPU43(図13)は、装置管理情報蓄積用メモリ10(図13)内の専有時間格納エリアから設定時間を読み出してタイマ23−1(図13)を起動させる。
ステップS4−3
CPU43(図13)は、外部メモリインタフェース部2(図13)を介して、外部メモリ3(図13)を検索し、受信制限モード内に登録ユーザ情報があればステップS4−4へ進み、無ければフローを終了する。
ステップS4−4
CPU43(図13)は、外部メモリインタフェース部2(図13)を介して、専有情報(図3)を読み出して専有情報に登録されていない全てのユーザ(但し、装置管理情報蓄積用メモリ10(図13)に格納されているユーザ)に対して、ホストインタフェース部1(図13)、ネットワーク12(図13)を介して専有情報(図3)を内容とする制御パケットが送信され、フローを終了する。この後の処理については実施例2と同様なので説明を省略する。
以上説明したように本実施例では、外部メモリインタフェース部2(図13)に外部メモリ3(図13)が接続されると、該外部メモリ3(図13)に登録されている特定のユーザ以外のユーザに対して、専有情報(図3)を内容とする制御パケットが送信される。従って、特定のユーザ以外のユーザにとっては、印刷ジョブを送信する前に自己がプリンタ装置400(図13)の使用を制限されることを認識できるので無駄な送信処理を回避することが出来るという効果を得る。
以上の説明では、本発明をプリンタ適用した場合について説明したが、本発明は、この例に限定されるものではない。即ち、ファクシミリ装置や、複写機などにも適用可能である。
本発明の基本構成説明図である。 実施例1のプリンタ装置の構成を示すブロック図である。 実施例1の専有情報格納状態説明図である。 プリンタエンジン部の概略構成図である。 実施例1の動作を示すフローチャートである。 実施例1の動作を示すタイムチャートである。 実施例2のプリンタ装置の構成を示すブロック図である。 実施例2の動作を示すフローチャート(その1)である。 実施例2の動作を示すフローチャート(その2)である。 実施例3のプリンタ装置の構成を示すブロック図である。 実施例3の専有情報格納状態説明図である。 実施例3の動作を示すフローチャートである。 実施例4のプリンタ装置の構成を示すブロック図である。 装置利用ユーザ情報格納状態説明図である。 実施例4の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100 画像形成装置
101 第1の受信部
102 第2の受信部
103 接続検出部
104 読出部
105 画像データ制御部
106 画像データ記憶部
107 画像形成制御部
108 画像形成部
109 外部メモリ
110 外部装置

Claims (8)

  1. 少なくとも第1の受信部、及び第2の受信部を有し、前記第1の受信部を介して複数の情報処理装置に接続される画像形成装置であって、
    前記第2の受信部に接続可能に構成され、前記複数の情報処理装置の内から予め特定された情報処理装置に対する前記画像形成装置の専用を認めるべく、該特定された各情報処理装置と、該各情報処理装置を専有する各ユーザとを対応付けた専用許可ユーザ情報を含み、かつ該特定された情報処理装置に対して予め特定されたリソースを使用した印刷処理を制限するリソース特定モードを含む専有情報を格納する外部メモリと、
    前記第2の受信部に対する前記外部メモリの接続を検出する接続検出部と、
    前記外部メモリから前記専有情報を読み出す読出部と、
    前記接続検出部が前記外部メモリの接続を検出中は、前記読出部により読み出された前記専有情報に基づいて、前記第1の受信部に到来した印刷情報に含まれるユーザ情報が前記専有許可ユーザ情報に含まれていれば該印刷情報の印刷処理を許可し、一方、該ユーザ情報が前記専有許可ユーザ情報に含まれていなければ当該印刷情報に前記リソース特定モードにて制限されているリソースの使用を示す情報が含まれているか否かを判断し、含まれていない場合には当該印刷情報の印刷処理を許可し、含まれている場合には当該印刷情報の印刷処理を制限する画像データ制御部とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像データ制御部は、前記専有情報に含まれる第1の識別情報と、前記第1の受信部に到来する印刷情報に含まれる第2の識別情報とを比較し、両者の一致、不一致を判断することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記専有情報には、
    予め特定された情報処理装置に優先的に印刷処理を許可するユーザ特定モードが含まれていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像データ制御部は、
    時間経過を計測する計時手段を更に有し、
    該計時手段が前記接続検出部による前記外部メモリの接続時から所定時間の時間経過を検出すると、前記予め特定された情報処理装置以外の情報処理装置から前記第1の受信部に到来する印刷情報の受信を制限する機能を解除させることを特徴とする請求項1から請求項3までの何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記所定時間の入力設定を可能とする操作部を更に備えることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像データ制御部は、
    前記接続検出部が前記外部メモリの接続を検出すると、前記読出部により読み出された前記専有情報を、前記予め特定された情報処理装置以外の情報処理装置に送信することを特徴とする請求項1から請求項5までの何れか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成装置は、自機の利用が想定される全てのユーザ情報を登録するメモリ部を設けることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記外部メモリに記憶された専有情報に含まれる専有許可ユーザ情報と、前記メモリ部に記憶されたユーザ情報とを比較することにより、予め特定された情報処理装置以外の情報処理装置に前記専有情報を送信する、ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
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