JP4757372B2 - 埋込配線層の形成方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は埋込配線層の形成方法に関するものであり、特に、ダマシン(Damascene)法を用いて微細なCu系埋込配線を形成する際に、Cu系メッキ層の剥離を防止するための手法に特徴のある埋込配線層の形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体装置の高集積化、或いは、高速化に伴って、半導体集積回路装置を構成する個々の素子は益々微細化され、それに伴って配線が高密度化、多層化、薄膜化するとともに、配線にかかる応力や配線に流す電流の密度は増加の一途をたどっている。
【0003】
配線に高密度の電流を流すことによってエレクトロマイグレーション(EM)という配線の破断現象が発生するが、その駆動力は高密度電子流の衝突による配線層を構成する金属原子の移動、拡散であると考えられている。
【0004】
例えば、典型的な論理集積回路を考えた場合、0.35μmのデザインルールでは、電源配線に流す電流の密度は1×105 A/cm2 であるのに対して、0.25μm世代では、3×105 A/cm2 、0.18μm世代では、1×106 A/cm2 にも達すると予想されている。
この様に、素子の微細化に伴って、より高密度の電流を流せる信頼性の高い配線材料及び配線構造の開発が要請されている。
【0005】
これまでは、製造プロセスが簡単で低コストであるため、集積回路装置の配線材料としてはAlが用いられており、Al中にCuやSi,Ti,Pd等を添加してEM耐性を向上させたり、或いは、Al配線層の上下をバリアメタルと呼ばれるTiN,Ti,TiW等の高融点金属層で挟んだ積層構造にすることにより高信頼化を実現し、配線の微細化に対応してきた。
【0006】
しかし、今後の配線材料としてAlを用いることには限界が見えてきている。
即ち、半導体集積回路装置のスケーリングによる高速化を維持するためには、微細化に伴う信号遅延の増大を抑制する必要があるが、信号遅延を低減するためには、材料、プロセス、回路、或いは、レイアウト等を改良する必要があり、材料の観点からは、低抵抗な配線材料及び低誘電率層間膜材料を用いることが必要になる。
しかし、Alの比抵抗は、2.655μΩ・cmであり、必ずしも十分低抵抗であるとは言えないものである。
【0007】
また、上述のように、Cu等の他元素の添加や、配線層構造の積層化により電流の高密度化に対するAlの使用限界を延命させてきたが、配線に流す電流密度が1×106 A/cm2 を越えるようになると、従来の対策では対応できなくなる。
【0008】
そこで、従来のAl配線層に替わってAlより抵抗率が約37%も小さく、且つ、Alより融点が高く、自己拡散エネルギーも大きく、さらに、EM耐性がAlの約2倍であるCu(比抵抗:1.67μΩ・cm)が、高集積化し微細化されたLSI配線材料として注目されており、Cu配線によって電流密度をAlよりも一桁以上高めることが可能であると考えられる。
【0009】
しかし、一般に微細な配線層を形成する場合にはドライ・エッチングを施す必要があるが、Cuの場合にはCuのハロゲン化物の蒸気圧が低いため従来のRIE(反応性イオンエッチング)法では低温において十分なエッチングレートが得られないという問題があり、また、異方性エッチングが困難であるという問題もあり、さらには、ハロゲン化物の残渣によりコロージョンが発生するという問題があるので、従来のドライプロセスを適用することができないという問題がある。
【0010】
そこで、このような微細加工の難しいCu配線を形成する有効な手法の一つとして、セルフアライン技法を用いたダマシン法と呼ばれる方法が開発されている。
このダマシン法とは、層間絶縁膜に設けた配線パターンに沿った溝、及び、ビアホールにCu膜を堆積させて埋め込んだのち、上部の不要部分を化学機械研磨(CMP:Chemical Mechanical Polishing)法によって除去することによって埋め込み導電層を形成する方法である。
【0011】
なお、この場合の溝或いはビアホール内にCu膜を堆積させる方法としては、段差被覆性(ステップ・カヴァレッジ)の優れているCVD(化学気相成長)法、段差被覆性の劣るスパッタリング法等のPVD(物理的気相成長)法とその後のリフローの組合せ、電解メッキ法、或いは、無電解メッキ法が検討されているが、現在は、安価で埋込性に優れた電解メッキによる開発が主として進められており、一部実用化している。
【0012】
なお、ダマシン法でCu埋込配線層を形成する場合には、Cuは層間絶縁膜を構成するSiO2 中を容易に拡散しシリコン半導体中で深い準位を形成して少数キャリアの寿命を縮めるので、Cuの拡散を防止するために、SiO2 層とCu層の間にTiN層やTaN層等のバリヤメタル層を介在させる必要がある。
【0013】
ここで、図9を参照して、ビアと埋込配線層を一体に形成するデュアルダマシン法を簡単に説明する。
図9(a)参照
まず、シリコン基板71上に下地絶縁層72を介して下層配線層73を形成したのち、全面にSiO等からなる層間絶縁膜74を設け、次いで、レジストパターン(図示を省略)を利用してドライエッチングによって下層配線層73に達するビアホール75を形成したのち、レジストパターンを除去して新たなレジストパターン(図示を省略)を設け、この新たなレジストパターンをマスクとしてビアホール75に接続する配線層用溝76を形成する。
【0014】
図9(b)参照
次いで、レジストパターンを除去したのち、スパッタリング法によってCuが層間絶縁膜中に拡散するのを防止するために、薄いバリアメタル層77を全面に堆積させ、次いで、ビアホール75及び配線層用溝76をCu埋込層78で埋め込む。
【0015】
図9(c)参照
次いで、CMP法を用いて余分な上部のCu埋込層78を除去することによって、ビア79と配線層とが一体となったCu埋込配線層80が形成される。
【0016】
このCu埋込層78を形成する際に、上記の手法の内、電解メッキ法を用いた場合には、TiN等のバリアメタル上にCuメッキ層を直接電解メッキすることはできないので、予め薄いCu膜からなるメッキベース層、即ち、Cuシード層をバリアメタルの表面に形成しておき、Cuメッキ液中でCuシード層を介して通電してCuシード層上にCuメッキ層を形成することになり、多層配線を作製する場合、各埋込配線層毎にメッキ層/シード層/バリアメタル層を形成することが必要になる。
【0017】
このような工程において、Si基板周辺領域のエンジニアリングが、製品チップの収率及び歩留りの向上には極めて重要となる。
現在、量産に適用したバリアメタル層形成のためのPVD法或いはCVD法によるバリアメタル層成膜装置、シード層成膜装置、及び、メッキ装置が開発され、市販されている。
【0018】
しかし、この様な市販されている装置においては、各々の成膜装置によってSi基板周辺のどの領域まで膜形成を行うかは、半導体メーカーの要求及び半導体製造装置メーカーの意向によって統一されていないのが現状である。
【0019】
ここで、図10を参照して、従来の各種のSi基板周辺の膜構造を説明する。
図10(a)参照
図10(a)は、TaNバリア層83を全面に、即ち、フルフェイス(full face)に形成するとともに、Cuシード層84はシリコン基板81の最外周部から一定距離まで成膜しないことによって、エッジエクスクルージョン(edge exclusion)86を形成し、Cuメッキ層85はCuシード層84に対してフルフェイスとしたものである。
【0020】
図10(b)参照
図10(b)は、TaNバリア層83をフルフェイスで、Cuシード層84及びCuメッキ層85に順次エッジエクスクルージョン86,87を形成したものである。
【0021】
図10(c)参照
図10(c)は、TaNバリア層83、Cuシード層84、及び、Cuメッキ層85の全てをフルフェイスで形成したものである。
【0022】
図10(d)参照
図10(d)は、TaNバリア層83及びCuシード層84をフルフェイスで形成するとともに、Cuメッキ層85にエッジエクスクルージョン87を形成したものである。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図10(a)の場合、Cuメッキ層85をフルフェイスに成膜しても、TaNバリア層83には基本的に成膜しないため、Cuシード層84に対してフルフェイスとなるだけであるが、Cuシード層84の最外周部からTaNバリア層83上に横方向成膜したり、或いは、TaNバリア層83上にCuメッキ膜が異常成長する場合があり、このTaNバリア層83上に付着したCuメッキ膜(図示せず)がCMP工程の際の膜剥がれの要因となって歩留りを低下させるという問題がある。
【0024】
一方、図10(b)の場合には、Cuメッキ層85にエッジエクスクルージョン87を形成しているので、TaNバリア層83上にCuメッキ膜が成長することはなく、膜剥がれの問題は殆ど発生することはないが、Cuシード層84とCuメッキ層85に二重にエッジエクスクルージョン86,87を形成しているので、チップ収率が低下するという問題がある。
【0025】
即ち、Cuシード層84の形成時に、制御可能なエッジエクスクルージョンの幅は通常1〜2mmであり、このCuシード層84の外周部から給電して電解メッキを行うと、最終的なCuメッキ層85のエッジエクスクルージョンの幅は4〜6mm程度となり、シリコン基板81上での有効面積が著しく低下する。
【0026】
また、図10(c)の場合には、Cuシード層84をPVD法やCVD法によって形成する際に、シリコン基板81の側面から裏面にかけてCuがわずかに回り込むこと完全に防止することが困難であるため、基板汚染の原因となるという問題がある。
特に、TaNバリア層83の形成領域外にCuが付着すると、CuはSiO2 からなる層間絶縁膜82やシリコン基板81中に容易に拡散するため、シリコン基板81中に作り込んだデバイスの信頼性を低下させるという問題がある。
【0027】
また、図10(d)の場合にも、Cuシード層84をPVD法やCVD法によって形成する際に、シリコン基板81の側面から裏面にかけてCuがわずかに回り込むので、基板汚染の原因となるという問題がある。
【0028】
さらに、搬送中にシリコン基板81をカセットで支持する場合或いはアニール工程でシリコン基板81を支持する場合、Cuシード層84のエッジエクスクルージョン87を設けた部分が損傷し、CMP工程において膜剥がれが生ずる要因となり、歩留りが低下するという問題がある。
【0029】
したがって、本発明は、チップ収率を低下させることなく、基板周辺でのメッキ層の膜剥がれを防止することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】
図1は本発明の原理的構成の説明図であり、この図1を参照して本発明における課題を解決するための手段を説明する。
図1(a)及び(b)参照
(1)本発明は、埋込配線層の形成方法において、基板上1に設けた絶縁層2に配線層用溝3及びビアホール4の少なくとも一方を形成する工程と、前記基板1の表面全面にシード層6を形成する工程と、前記シード層6上にメッキ層7を基板1の最周辺部から一定距離成膜しないようにメッキするメッキ工程と、前記メッキ工程の後に、前記メッキ層7の表面と前記基板1の最周辺部において露出している前記シード層6を化学的エッチングにより除去する工程と、前記メッキ層7及び前記シード層6を化学機械研磨することにより、前記配線層用溝3及び/又は前記ビアホール4内にのみ前記メッキ層7及び前記シード層6を埋め込む工程とを有することを特徴とする。
【0031】
この様に、メッキ層7を形成したのち、化学的エッチングを行うことによって、膜剥がれの原因となる不所望に成膜したメッキ膜を予め除去することができ、それによって、化学機械研磨(CMP)工程におけるメッキ層7の剥離を防止することができる。
なお、この場合のメッキ層7の形成方法は、電解メッキ法が好適であるが、無電解メッキ法を用いても良いものである。
【0033】
特に、メッキ層7の剥離を防止するための化学的エッチング処理は、基板1の最周辺部において露出しているシード層6を除去する処理とする
【0034】
また、本発明は、上記()において、化学的エッチング工程において、基板1の側面及び基板1の裏面に回り込んで形成されたシード層6を除去することが望ましい。
この様に、基板1の側面及び基板1の裏面に回り込んで形成されたシード層6を除去することによって、基板1の側面或いは裏面にメッキ層7が形成されることがなく、メッキ層7を構成する元素により基板1が汚染されることがない。
【0035】
なお、上記(1)において、化学的エッチングを行う前に、少なくともメッキ層7の表面の自己酸化膜を除去することが望ましい。
【0036】
この様に、メッキ層7の表面の自己酸化膜を予め除去することによって、表面ラフネスRa を小さくすることができ、また、自己酸化膜が消失するまでのエッチング時間の遅延がなくなるので、化学的エッチング時間を短縮することができる。
【0037】
)また、本発明は、上記(1)において、化学機械的研磨に先立って、平坦部におけるメッキ層7の膜厚の1/2以上を予め化学的エッチングにより除去して薄層化することを特徴とする。
【0038】
CMP工程による除去速度よりも、化学的エッチングによる除去速度の方が速いので、この様に、CMP工程に先立って、メッキ層7の膜厚を予め薄層化することによって、埋込配線層の形成時間を短縮することができる。
【0039】
)また、本発明は、上記(1)または(2)において、メッキ層7が、CuまたはCuを主成分とするCu系合金のいずれかであることを特徴とする。
【0040】
この様に、メッキ層7をCuまたはCuを主成分とするCu系合金のいずれかで構成することによって、エレクトロマイグレーション耐性が高く高密度の電流が流せ、且つ、低抵抗で信号遅延の小さな配線を構成することができる。
なお、この場合のメッキ層7は、純粋にCuメッキ層7に限られるものではなく、Cuを主成分とするメッキ可能なCu系合金であれば良く、例えば、Cu−Zn合金を用いても良いものである。
【0041】
また、本発明は、上記(1)乃至()のいずれかにおいて、基板1の最外周部を含む全面にバリア層5を設けることが望ましい。
この様にバリア層5を全面に設けることによって、メッキ層7が絶縁層2或いは基板1と直接接触することがなく、メッキ層7を構成する元素が基板1中に拡散して基板1を汚染することを防止することができる。
【0045】
【発明の実施の形態】
ここで、図2乃至図8を参照して、本発明の実施の形態の製造工程を説明するが、まず、図2及び図3を参照して、本発明の実施の形態に用いるメッキ装置及びエッチング装置を説明する。
図2参照
図2は噴流式電解メッキ装置の概略的構成図であり、噴流式電解メッキ装置10は、Cuシード層を設けた基板13にメッキ処理を行う主メッキ槽11、主メッキ槽11から溢れ出た硫酸銅系のCuメッキ液19をメッキ液タンク18に還流させる還流メッキ槽12、シール材(図示を省略)を介して基板13を保持する基板ホルダー14、基板13に電位を印加するためのカソード電極15、Cuメッキ液19中に浸漬される含燐銅からなる不溶解性のアノード電極16、電源17、Cuメッキ液19を収容し温度制御するメッキ液タンク18、Cuメッキ液19の温度制御を行うヒートコントローラ20及びチラー21、還流するCuメッキ液19中の異物を除去するフィルター22、及び、Cuメッキ液19を主メッキ槽11に送り込み、基板13に向けて噴射させる循環ポンプ23によって構成されている。
【0046】
図3参照
図3は噴流式スピンエッチング装置の概略的構成図であり、噴流式スピンエッチング装置30は、Cuメッキ層を設けた基板33をエッチング処理を行う主エッチング槽31、主エッチング槽31から溢れ出たエッチャント37をエッチャントタンク36に還流させる還流槽32、シール材(図示を省略)を介して基板33を保持する基板ホルダー34、エッチャント37を収容し温度制御するエッチャントタンク36、エッチャント37の温度制御を行うヒートコントローラ38及びチラー39、還流するエッチャント37中のエッチング残渣等の異物を除去するフィルター40、及び、エッチャント37を主エッチング槽31に送り込み、基板33に向けて噴射させる循環ポンプ41によって構成されている。
なお、この場合、基板33を回転させながらエッチング処理を行うものであり、また、基板33の全面に薬液に浸漬する必要があるため、基板保持方法としては真空吸着或いは静電吸着機構を用いる。
【0047】
次に、図4及び図5を参照して、本発明の実施の形態の埋込配線層の形成工程を説明する。
なお、各図は、埋込配線層の形成領域と基板の外周部とを一緒に示した概略的断面図である。
図4(a)参照
まず、MOSFET等のデバイスを形成したシリコン基板51上に、下地酸化膜52を介して下層配線層53を形成したのち、全面にSiO2 膜からなる層間絶縁膜54を形成し、レジストパターン(図示を省略)をマスクとしてドライエッチングを施すことによってビアホール55を形成し、次いで、レジストパターンを除去したのち、新たなレジストパターン(図示を省略)を形成し、このレジストパターンをマスクとしてドライエッチングを施すことによってビアホール55に接続する配線層用溝56を形成する。
【0048】
図4(b)参照
次いで、Taターゲットを用い、N2 :Ar=20:80の流量比でN2 ガスとArガスを流した状態で、Taターゲットに4kWの電力を投入し、TaとN2 ガスとを反応させるイオン化スパッタリング法によって、厚さが、例えば、30nmのTaNバリア層57をフルフェイスで形成する。
【0049】
引き続いて、Cuターゲットを用い、Arガス雰囲気中でCuターゲットに4kWの電力を投入し、イオン化スパッタリング法によって、厚さが、例えば、250nmのCuシード層58をフルフェイスで形成する。
【0050】
次いで、図2に示した噴射式電解メッキ装置を用いて、最外周部から1.5mmの幅のCuシード層58を給電部としてエッジエクスクルージョンの幅が2.5mmのCuメッキ層59を、平坦部での厚さが、例えば、1.2μmになるように成膜する。
【0051】
図5(c)参照
次いで、図3に示した噴流式スピンエッチング装置を用い、エッチャントとして10容量%以下、例えば、5容量%のHF水溶液を用いてエッチング処理を行うことによって、Cuメッキ層59及びCuシード層58の露出表面に形成されたCu酸化膜(図示を省略)をエッチング除去する。
【0052】
次いで、同じく、図3に示した噴流式スピンエッチング装置を用い、エッチャントとして20容量%以下、例えば、3容量%の希硝酸を用いてエッチング処理を行うことによって、Cuメッキ層59の厚さが 例えば、0.2μm(=200nm)になるまでスピンエッチングを行う。
このエッチング工程において、厚さ250nmのCuシード層58の露出部は完全に除去される。
【0053】
この場合のスピンエッチング条件としては、希硝酸の温度を25℃とし、基板回転速度を200回転/分(rpm)とすることによって、1σ:1.3%の面内均一性の精度の良いエッチングを行うことができる。
なお、この場合のσは標準偏差を平均値で割った値である。
【0054】
次いで、スラリーとしてアルミナ粉末をベースとしたCMP法を用い、200〜300g/cm2 、例えば、250g/cm2 の研磨圧力で、回転数50〜100回転/分(rpm)、例えば、50回転/分で研磨することによって、配線層用溝より上に堆積したCuメッキ層59、Cuシード層58、及び、TaNバリア層57を除去することによって、ビア60と一体となったCu埋込配線層61を形成する。
【0055】
この様に、本発明の実施の形態においては、CMP工程の前に化学的エッチングを行うことによって、Cuシード層58の露出部を完全に除去しているので、基板搬送中等にCuシード層58の露出部に損傷が発生しても、この損傷を有するCuシード層58が原因となってCuメッキ層59が膜剥がれすることがない。
【0056】
また、CMP工程に先立って化学エッチングすることによって、Cuメッキ層59の膜厚を1/2以下にしているのでCMP工程を短縮化することができ、それによって、スループットが向上する。
因に、Cuメッキ層59を薄層化することなく基板をCMP法で研磨した場合には、1枚当たり10分程度の時間要するが、上述のように、1.2μmのCuメッキ層59を化学エッチングによって0.2μmまで薄層化するのに要する時間は、5分程度であり、薄層化したCuメッキ層59を研磨することになるので2〜3分程度の時間しか必要とせず、したがって、トータルで2〜3分の時間が短縮される。
【0057】
また、本発明の実施の形態においては、Cuメッキ層59のエッチング工程において、噴流式スピンエッチング装置を用いているので、面内均一性の高いエッチング処理を行うことができる。
【0058】
また、本発明の実施の形態においては、Cuメッキ層59及びCuシード層58の除去に先立って、HF水溶液によってCu酸化膜を除去する前処理を行っているので、表面ラフネスが小さくなるとともに面内均一性が向上し、且つ、エッチング開始までの遅延時間をなくすことができ、エッチングの制御性が向上するので、この事情を図6乃至図8を参照して説明する。
【0059】
図6参照
図6は、表面ラフネスのエッチングレート依存性を示す図であり、硝酸濃度が高いほどエッチレートは大きくなり、エッチングレートが大きくなると表面ラフネスRa も大きくなる。
図においては、2.0容量%の希硝酸と5.0容量%の希硝酸を示しており、エッチレートはエッチャントの液温にも依存するが、図から考えると20容量%以下の希硝酸を用いることが好適と判断される。
【0060】
なお、この表面粗さは、硝酸系のエッチャントの場合、結晶粒内面腐食による粒面方位のエッチング進行速度の差によるものと考えられ、また、この場合の表面ラフネスRa は、Lをラフネスカーブの長さ、f(x)をセンターラインに対するラフネスカーブとした場合、f(x)の絶対値を0〜Lの範囲で積分した値をLで割った値で定義されるものであり、平均粗さを意味する。
【0061】
図7参照
図7は、上述のように、HF水溶液で前処理した場合と、前処理をしない場合の所要エッチング時間を示した図であり、図から明らかなように、前処理を行わない場合には、エッチング開始まで20秒程度の遅延時間が見られる。
これは、Cuメッキ層59の表面に形成されたCu酸化膜によるものと考えられ、前処理によってCu酸化膜を除去することによって、エッチング開始までの遅延時間をなくすことができる。
【0062】
図8参照
図8は、HF水溶液で前処理した場合と、前処理をしない場合の表面ラフネスRa の大きさを示した図であり、図から明らかなように、前処理を行わない場合には、5〜10nm程度表面ラフネスRa が大きくなることが理解される。
【0063】
また、Cu酸化膜の膜厚は個々に微妙に厚さが異なるため、エッチング量の制御が困難になるが、部分的な酸化膜厚の違いは面内分布の悪化や表面荒さの増大の原因となるので、前処理によってCu酸化膜を除去することによって遅延時間を見込む必要がなくなり、それによって、表面ラフネスを小さくするとともに面内均一性を向上することができ、且つ、エッチングの制御性が向上する。
【0064】
なお、HF水溶液によるCu膜とCu酸化膜のエッチング選択比はHF濃度によるが、例えば、10容量%のHF水溶液の選択比は500以上となるので、Cu酸化膜のみを選択的に除去することができる。
【0065】
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、本発明は実施の形態に記載された構成・条件に限られるものではなく、各種の変更が可能である。
例えば、上記の実施の形態においてバリア層及びシード層の成膜方法としてイオン化スパッタリング法を用いているが、カバレッジの良い方法であれば、コリメートスパッタリング法、低圧スパッタリング法、或いは、CVD法を用いても良いものである。
【0066】
また、上記の実施の形態においては、バリア層としてTaNを用いているが、TiNやWN等の他の材料でも良いものである。
但し、TaNはアモルファス状に成りやすいのでバリア性が高いが、TiNは柱状構造となるので、結晶粒界を介した拡散が起こりやすいのでバリア性は劣ることになる。
【0067】
また、上記の実施の形態においては、Cuのエッチャントとして希硝酸を用いているが、希硝酸に限られるものではなく、硝酸−燐酸系エッチャントやアンモニア系エッチャント、過硫酸アンモニウム、硫酸過水素等を用いても良いものであり、特に、表面粗さを抑えるためには、過酸化水素水を微量添加することが効果的である。
但し、過酸化水素水を添加した場合には、過酸化水素によるCu表面の酸化とエッチングが同時に進行するので、エッチングレートは減少する。
【0068】
また、上記の実施の形態においては、前処理においてHF水溶液を用いているが、HF水溶液に限られるものではなく、Cu酸化膜とCuの選択比が大きいものであれば良く、例えば、希硫酸を用いても良いものである。
【0069】
また、上記の実施の形態においては、1.2μmの厚さに成膜したCuメッキ層を0.2μmまで薄層化しているが、エッチング時のin situモニター等を使用することによって、Cuメッキ層の残膜の膜厚を0.1μm以下にすることができ、より薄くすることによって、CMPの負荷を大幅に低減することができるので、スループットが向上する。
或いは、逆に、Cuのエッチング工程を、Cuシード層の露出部を除去する程度のエッチング処理としても良いものである。
【0070】
また、上記の実施の形態においては、ビアとCu埋込配線層を同時に形成するデュアルダマシン工程として説明しているが、Cu埋込配線層或いはCu系ビアを別工程で形成する場合にも適用されるものである。
【0071】
また、上記の実施の形態においては、埋込配線層をCuメッキ層によって形成しているが、純粋にCuメッキ層に限られるものではなく、Cuを主成分とするメッキ可能なCu系合金であれば良く、例えば、Cu−Zn合金を用いても良いものである。
【0072】
また、上記の実施の形態においては、Cuメッキ層を電解メッキ法によって成膜しているが、必ずしも電解メッキ法に限られるものではなく、無電解メッキ法を用いても良いものである。
【0073】
(付記1) 基板上に設けた絶縁層に配線層用溝及びビアホールの少なくとも一方を形成する工程と、前記基板の表面全面にシード層を形成する工程と、前記シード層上にメッキ層を前記基板の最周辺部から一定距離成膜しないようにメッキするメッキ工程と、前記メッキ工程の後に、前記メッキ層の表面と前記基板の最周辺部において露出している前記シード層を化学的エッチングにより除去する工程と、前記メッキ層及び前記シード層を化学機械研磨することにより、前記配線層用溝及び/又は前記ビアホール内にのみ前記メッキ層及び前記シード層を埋め込む工程とを有することを特徴とする埋込配線層の形成方法。
(付記2) 前記化学的エッチングを行う前に、少なくとも前記メッキ層の表面の自己酸化膜を除去することを特徴とする付記1に記載の埋込配線層の形成方法。
(付記3) 前記メッキ層を化学機械的研磨するのに先立って、平坦部における前記メッキ層の膜厚の1/2以上を予め化学的エッチングにより除去して薄層化することを特徴とする付記1または付記2に記載の埋込配線層の形成方法。
(付記4) 前記メッキ層が、CuまたはCuを主成分とするCu系合金のいずれかであることを特徴とする付記1乃至付記3のいずれか1に記載の埋込配線層の形成方法。
【0074】
【発明の効果】
本発明によれば、Cu系埋込配線層を形成する際に、CMP工程に先立って少なくともCuシード層を完全に除去しているので、二重にエッジエクスクルージョンを設けなくともCuメッキ層がCMP工程において剥離することがなく、チップ収率が向上し、また、Cuメッキ層を予め化学エッチングによって薄層化することによって、CMP工程を短縮化することができるのでスループットが向上し、ひいては、高集積化し微細化した配線層を有する半導体集積回路装置の信頼性の向上或いは低コスト化に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成の説明図である。
【図2】本発明の実施の形態に用いる噴流式電解メッキ装置の概略的構成図である。
【図3】本発明の実施の形態に用いる噴流式スピンエッチング装置の概略的構成図である。
【図4】本発明の実施の形態の埋込配線層の途中までの形成工程の説明図である。
【図5】本発明の実施の形態の埋込配線層の図4以降の形成工程の説明図である。
【図6】本発明の実施の形態における表面ラフネスのエッチングレート依存性の説明図である。
【図7】本発明の実施の形態におけるエッチング時間に対する前処理効果の説明図である。
【図8】本発明の実施の形態における表面ラフネスに対する前処理効果の説明図である。
【図9】従来のデュアルダマシン法による埋込配線層の形成工程の説明図である。
【図10】従来の各種のSi基板周辺における膜構造の説明図である。
【符号の説明】
1 基板
2 絶縁層
3 配線層用溝
4 ビアホール
5 バリア層
6 シード層
7 メッキ層
8 下地絶縁膜
9 下層配線層
10 噴流式電解メッキ装置
11 主メッキ槽
12 還流メッキ槽
13 基板
14 基板ホルダー
15 カソード電極
16 アノード電極
17 電源
18 メッキ液タンク
19 Cuメッキ液
20 ヒートコントローラ
21 チラー
22 フィルター
23 循環ポンプ
30 噴流式スピンエッチング装置
31 主エッチング槽
32 還流槽
33 基板
34 基板ホルダー
35 拡散板
36 エッチャントタンク
37 エッチャント
38 ヒートコントローラ
39 チラー
40 フィルター
41 循環ポンプ
51 シリコン基板
52 下地酸化膜
53 下層配線層
54 層間絶縁膜
55 ビアホール
56 配線層用溝
57 TaNバリア層
58 Cuシード層
59 Cuメッキ層
60 ビア
61 Cu埋込配線層
71 シリコン基板
72 下地絶縁層
73 下層配線層
74 層間絶縁膜
75 ビアホール
76 配線層用溝
77 バリアメタル層
78 Cu埋込層
79 ビア
80 Cu埋込配線層
81 シリコン基板
82 層間絶縁膜
83 TaNバリア層
84 Cuシード層
85 Cuメッキ層
86 エッジエクスクルージョン
87 エッジエクスクルージョン

Claims (3)

  1. 基板上に設けた絶縁層に配線層用溝及びビアホールの少なくとも一方を形成する工程と、
    前記基板の表面全面にシード層を形成する工程と、
    前記シード層上にメッキ層を前記基板の最周辺部から一定距離成膜しないようにメッキするメッキ工程と、
    前記メッキ工程の後に、前記メッキ層の表面と前記基板の最周辺部において露出している前記シード層を化学的エッチングにより除去する工程と、
    前記メッキ層及び前記シード層を化学機械研磨することにより、前記配線層用溝及び/又は前記ビアホール内にのみ前記メッキ層及び前記シード層を埋め込む工程と
    を有することを特徴とする埋込配線層の形成方法。
  2. 前記メッキ層を化学機械的研磨するのに先立って、平坦部における前記メッキ層の膜厚の1/2以上を予め化学的エッチングにより除去して薄層化することを特徴とする請求項1に記載の埋込配線層の形成方法。
  3. 前記メッキ層が、CuまたはCuを主成分とするCu系合金のいずれかであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の埋込配線層の形成方法。
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