JP4755669B2 - 直交変調器 - Google Patents

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Description

本発明は直交変調器における、キャリアリークの元となる、周波数変換器のオフセットを抑圧する方法に関するものである。
周波数の利用効率を上げるための多値変調方式(例えばQPSK(Quadrature Phase Shift Keying;四位相偏移変調)、QAM(Quadrature Amplitude Modulation;直交振幅変調))を用いる通信システムでは、直交変調器が必要不可欠な構成要素であり、通信システム全体から来る高精度の変/復調特性の要求から、キャリアリーク及びイメージ成分を抑圧することが求められている。
以下では、先ず単純なMixerにおける周波数変換の様子を説明し、続いてこの考えを拡張、一般化するため、一般的な構成からなる直交変調器におけるキャリアリークの発生メカニズムについて解析的に説明する。
図1は、ある周波数帯域を持ったベースバンド信号FBB(f)を、周波数LO2を基本波とする方形波fLO2(t)で周波数アップコンバージョンする際の各部の信号の様子を示している。これによると、周波数変換器10による周波数変換はFBB(f)×FLO2(f)の演算そのものであることがわかる。すなわち、FBBのDC成分(直流成分)は演算結果であるFRF(f)の周波数LO2成分に周波数変換されている(例えば非特許文献1参照)。
このことは、周波数変換器を複数個使用するような、図2に示す一般的な構成からなる直交変調器についても同様である。この直交変調器のI成分入力クロック端子Clock_IおよびQ成分入力クロック端子Clock_Qに図3(a)中のI成分入力クロックClk_IおよびQ成分入力クロックClk_Qを加え、I成分入力信号端子Sig_IおよびQ成分入力信号端子Sig_Qに同図中のI成分理想的入力信号Sig_I_IdealおよびQ成分理想的入力信号Sig_Q_Idealを入力したときに、被変調出力端子Mod_outに現れる理想的被変調出力Mod_out_Idealを図3(c)に示す。ここで、I成分理想的入力信号Sig_I_IdealおよびQ成分理想的入力信号Sig_Q_Idealの振幅は一定値0である。
同様に、図2の直交変調器のI成分入力クロック端子Clock_IおよびQ成分入力クロック端子Clock_Qに図3(b)中のI成分入力クロックClk_IおよびQ成分入力クロックClk_Qを加え、I成分入力信号端子Sig_IおよびQ成分入力信号端子Sig_Qに同図中のそれぞれDCオフセットを持ったI成分直流入力信号Sig_I_dcおよびQ成分直流入力信号Sig_Q_dcを入力したときに、被変調出力端子Mod_outに現れる被変調出力Mod_Out_rfを、理想的被変調出力Mod_out_Idealと比較して図3(c)に示す。
同図を見ると、直交変調器においても周波数変換器単体の場合と同様、Mixer入力端におけるオフセットがMixer出力端におけるキャリア成分に変換されていることがわかった。
次に、直交変調器を高精度化するために用いられているキャリアリークの抑圧方法について説明する。
キャリアリークを抑圧する直交変調器の構成が、特許文献1の図3に示されている。
特許文献1に開示された発明では、同図中の直交変調器14に入力されるI、Q信号の信号レベルを零にした状態で、直交変調器出力がある基準レベルとなるような直流電圧をI、Q信号に加算して、各直流電圧を変化させて、変調信号の信号レベルが基準レベルとなるI,Q信号に加算する1対の直流電圧の組み合わせを3つ以上検出する。検索された3つ以上の直流電圧の組み合わせが、I、Q信号に加算する1対の直流電圧を縦軸及び横軸とする2次元座標上に描画される仮想円13の円周上に位置することから、この仮想円の中心座標をキャリアリーク調整点として算出する。それに相当する電圧を可変電圧源8、9から減ずることでキャリアリークを抑圧する。同文献の図4には、ここで言う3つの測定点B,B,B及び仮想円13が示されている。
特開2003−249822号公報 "A 1.75-GHz Highly Integrated Narrow-Band CMOS Transmitter With Harmonic-Rejection Mixers" J.A. Weldon et,al. IEEE JSC VOL. 36, NO. 12 pp2003~2015, Dec 2001. "An Introduction to Jitter In Communication Systems" Maxim Application Note AN-1916 pp2. Mar 06 2003.
しかし、特許文献1の方法にあっては、直交被変調信号の振幅及び位相の両方の測定、すなわち2次元データの測定が必要であるという問題点があった。
本発明の目的は、上記の課題を解決し、簡単な調整でキャリアリーク抑圧を可能とすることができる直交変調器及び直交変調器のオフセット調整方法を提供することである。
本発明では、キャリアリークの原因となる周波数変換器のオフセットが、その出力において、時間に関する1次元データ測定で得られるデューティサイクル歪(Duty Cycle Distortion:DCD)として検出されることを見つけ出し、DCDを測定、最小化することによって、キャリアリーク抑圧量を増やすことの出来る調整方法を提供する。
すなわち本発明に係る直交変調器は、I成分入力信号を第1のクロックと乗算して同相被変調信号を出力するI成分ミキサ、Q成分入力信号を該第1のクロックと90度の位相差を持った第2のクロックと乗算して同相被変調信号を出力するQ成分ミキサ、及び、該同相被変調信号と前記同相被変調信号を加算して被変調信号を出力する加算器を備えた直交変調器において、前記I成分ミキサ及び前記Q成分ミキサにデューティ比50%のテスト信号を供給する信号発生手段、前記加算器の出力のタイミングに応じて前記I成分ミキサ及び前記Q成分ミキサのデューティサイクル歪を計算し前記I成分ミキサの入力及び前記Q成分ミキサの入力におけるオフセット量を推定するオフセット推定手段、並びに、該推定したオフセット量に応じて前記I成分ミキサ及び前記Q成分ミキサのデューティサイクル歪を最小にするように制御する制御手段を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る直交変調器のオフセット調整方法は、I成分入力信号を第1のクロックと乗算して同相被変調信号を出力するI成分ミキサ、Q成分入力信号を該第1のクロックと90度の位相差を持った第2のクロックと乗算して同相被変調信号を出力するQ成分ミキサ、及び、該同相被変調信号と前記同相被変調信号を加算して被変調信号を出力する加算器を備えた直交変調器のオフセット調整方法において、前記I成分ミキサ及び前記Q成分ミキサにデューティ比50%のテスト信号を供給するステップ、前記加算器の出力のタイミングに応じて前記I成分ミキサ及び前記Q成分ミキサのデューティサイクル歪を計算し前記I成分ミキサの入力及び前記Q成分ミキサの入力におけるオフセット量を推定するステップ、並びに、該推定したオフセット量に応じて前記I成分ミキサ及び前記Q成分ミキサのデューティサイクル歪を最小にするように制御するステップを含むことを特徴とする。
本発明によって、キャリアリークを調整するパラメータを、2次元情報である出力の振幅及び位相測定から1次元情報である出力のタイミング測定へと簡単化出来るため、調整の簡単化を達成でき、機器のコストダウンに効果を発揮することができる。
本発明の各実施の形態について説明する前に、本発明における重要な概念であるデューティサイクル歪(Duty Cycle Distortion:DCD)について、図2の回路を例に説明する。図2におけるクロックClock_IとClock_Qは、振幅が等しく位相が90度ずれた理想的なIQクロック(正弦波)を想定する。また、前述の解析結果から単純なMixerモデルを用いても、直交変調器のキャリアリークを考察することが可能であることがわかったため、以下ではキャリアリークの考察を単純なMixerモデルを用いて行うこととする。
DCDとは”被測定信号デューティ比の、理想的な値(デューティ比50%)からのずれ”と定義されている(例えば非特許文献2参照)。一般的な場合、DCDの原因は立ち上がり時間と立ち下り時間との相違によるクロックスキュー、相補クロック系における正のクロックとその相補クロック間の配線長の差異に起因するスキュー、及び、オフセット等に起因する直流成分の印加などが考えられる。スキューに関してはシステマチックな要因が支配的であり設計で最小化することが可能である。しかし、オフセットはランダムな要因により発生するため、何らかの補正を行うことが必須である。
これまでのキャリアリークに関する解析及びDCDに関する検討により、両者ともMixerの入力端におけるオフセット(図4)がその支配的要因であることがわかった。言い換えれば、Mixer入力端におけるオフセットを補正することで、キャリアリーク及びDCDの両者を抑圧または減少できることがわかった。
以下では、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
(実施形態1)
図5は、本発明に係る直交変調器の実施形態1を説明するためのブロック構成図である。本実施形態における直交変調器は、I成分用のミキサである周波数変換器51と、Q成分用のミキサである周波数変換器52と、両者の出力を独立にON/OFF出来るスイッチSW1と、周波数変換器51と周波数変換器52が対を成して直交変調器を構成するようにするための加算器53と、この加算器出力のタイミングを検出する比較器54と、そのタイミングからDCDを計算しオフセット量を推定するデューティサイクル計算器55と、デューティサイクル計算器55から得られたオフセットデータからI成分の系のオフセット電圧を発生させるIパスオフセット調節用のI_可変電圧源57と、デューティサイクル計算器55から得られたオフセットデータからQ成分の系のオフセット電圧を発生させるQパスオフセット調節用のQ_可変電圧源56と、オフセットデータをI_可変電圧源57とQ_可変電圧源56とに振り分けるスイッチSW2と、Duty比が50%のテストデータを発生するデューティ比50%信号発生器50と、周波数変換器51の前に置かれ、デューティ比50%信号発生器50からのテストデータから周波数変換器51のオフセットを減算する加算器59と、周波数変換器52の前に置かれ、デューティ比50%信号発生器50からのテストデータから周波数変換器52のオフセットを減算する加算器58とからなる。クロックClock_Iは周波数変換器51に導かれてSig_Iデータを周波数変換するために利用され、クロックClock_Iと90度の位相差を持ったクロックClock_Qは周波数変換器52に導かれてSig_Qデータを周波数変換するために利用される。
以下では簡単のためI成分のオフセット調整について述べるが、Q成分のオフセット調整についてもSW1・SW2がQ成分の系側に接続されることを除いては同一の動作により行うことができるので、その説明は割愛する。
I成分のキャリアリークを抑圧するため、SW1はI成分側をONしQ成分側をOFFし、SW2はI_可変電圧源57とデューティサイクル計算器55を接続するように設定される。またI_可変電圧源の初期値はゼロとする。
先ずデューティ比50%信号発生器50から、周波数変換器51の基準直流電位を中心とするDuty比50%の信号が、加算器59を経由して周波数変換器51へ加えられる。また、周波数変換器51には周波数変換の基準となるClock_Iが入力される。ここで、周波数変換器51の利得を1とすれば、直交変調器の被変調出力端子(Mod_Out端子)に現れる周波数変換器51の出力は、図1で示したようにデューティ比50%信号発生器50の信号がClock_Iの基本波及びその高調波に周波数変換されたものとなる。このとき、周波数変換器51にオフセットがなければ、デューティ比50%信号発生器50のDuty比が50%であるためMod_Out端子でClock_Iの基本波成分は観測されない。言い換えると、Mod_Out端子で観測されるClock_Iの基本波成分は周波数変換器51のオフセットに比例したものとなる。
次に、周波数変換器51の帯域がClock_Iの2次高調波周波数よりも狭く、基本波成分のみが、ゼロクロスコンパレータで実現される比較器54に印加されるものとして考察を進める。この際の周波数変換器51の入力の状態を図6(a)に示す。同図中のSin(x)がDuty=50%のデューティ比50%信号発生器50からの入力で、Sin(x)+offsetがMixer(周波数変換器51)の入力換算オフセットが重畳された、実際の周波数変換器51の入力である。この両者が同図のキャリア(Clock_I)と掛け合わされた、周波数変換器51の出力信号を図6(b)に示す。この解析において入力信号、キャリア共に正弦波を仮定しているので高調波は発生せず、「比較器54には基本波成分のみが印加される」の仮定は保たれたままである。同図におけるOut_Ideal(理想的被変調出力)とOut_offset(オフセットした被変調出力)のゼロクロスのタイミングを観測してみると、Out_offsetの方に新たなゼロクロスが存在している。これがデューティサイクル歪(DCD)である。
例えば、周波数変換器51の入力として図6(c)中のDuty=50%のSin(x)の波形を与えた場合は立ち上がりから立下り迄の時間間隔と立下りから立ち上がり迄の時間間隔が同じであるため、図7(a)の合成ヒストグラムに示すように、出力ジッタは時間軸上の一点に集中し、信号固有の周期的ジッタであるランダムジッタが総ジッタの支配的要因となる。このとき、比較器54の出力のデューティ比は50%である。
これに対し、周波数変換器51の入力にオフセットの載った図6(c)中のDuty<50%のSin(x)+Offsetの波形が与えられた場合は立ち上がりから立下り迄の時間間隔と立下りから立ち上がり迄の時間間隔と異なるため、このことが出力ジッタの時間軸上での広がりを生み、結果として得られる総ジッタは、図7(b)の合成ヒストグラムに示すように、DCDに相当する2点に信号固有の周期的ジッタであるランダムジッタが重畳されたような形で表される。このとき、比較器54の出力は、周波数変換器51の入力オフセットに起因して、ハイレベル期間がオフセット値に応じただけローレベル期間よりも長くなる。
これにより、Mixerにおけるキャリアリークとデューティサイクル歪の相関関係が明らかになり、これまで2次元の複素平面での補正を行ってきたキャリアリークの抑圧が、時間軸の1次元変数であるデューティサイクル歪を抑圧することが可能になった。
加えて以下では、本実施形態の鍵となる回路「デューティサイクル計算器+可変電圧源」の詳細な二つの形態を図8に示し、その動作を説明する。
デューティサイクル計算器+可変電圧源のアナログ素子による構成例は、図8(a)に示されるように電流源801、804と、スイッチ802、803と、パス切替えスイッチSW2と、Iパス用コンデンサ805と、Qパス用コンデンサ806とからなる。これに付随して正の電源と、基準電源(グランド電位)と、比較器54からの入力端子811aと、加算器59への出力端子813aと、加算器58への出力端子814aが必要である。
図9(a),(c)に、図8(a)中の端子811a、813a(814a)における信号波形を示す。図9(a),(c)において横軸は時間を表し、スケールは共通である。縦軸は、端子811aにおける信号波形(a)については比較器54の出力である0/1のディジタル値を表し、端子813aにおける信号波形(c)についてはMixerのオフセット値に相当するアナログ電圧値を表している。
IパスのDCD補正を行う場合、SW2はコンデンサ805側と接続するように動作する。図8(a)において端子811aがHであると端子813aのアナログ電圧値は上昇し、端子811aがLであると端子813aのアナログ電圧値は低下する。この動作を図5の回路に組み込んで考えてみると、端子811aがHのとき、加算器59によりSig_Iの直流成分から端子813aにおける直流成分を差し引いて、減算された信号成分が周波数変換器51入力に印加される。したがって、Sw1と加算器53を経由した信号成分はMod_Out端子においてLを出す方へと変動する。端子811aがLのときには、これと逆のことが起こる。したがって、この制御ループは、Mod_Out端子におけるHとLとの発生確率を1:1にするように動作する。このことはMod_Out端子における信号波形のDuty比を50%にするように動作することであり、言い換えるとDCDをゼロに抑圧するように動作することに他ならない。したがって、ここまでの解析結果から、本実施形態の回路がキャリアリークの抑圧回路として動作することが証明された。
図8(a)のアナログ回路と同様の動作をするディジタル回路の構成例を同図(b)に示す。このディジタル回路の構成要素は、アップダウンカウンタ851と、パス切替えスイッチSW2と、Iパス用電圧出力DAコンバータであるDAC852と、Qパス用電圧出力DAコンバータであるDAC853である。これに付随して、正の電源と、基準電源と、比較器54からの入力端子811bと、加算器59への出力端子813bと、加算器58への出力端子814bが必要である。
上記図9(a),(c)は、図8(b)中の端子811b、813b(814b)における信号波形を、端子811a、813a(814a)における信号波形と共通に表し、図9(b)は、図8(b)中の端子812bにおける信号波形を表す。図9(b)において横軸は時間を表し、スケールは図9(a),(c)の横軸のスケールと共通である。縦軸はアップダウンカウンタ851のカウント値を表す。回路動作は図8(a)のアナログ回路の場合に準じるため、ここではその説明を省略する。
(実施形態2)
図10は、本発明の直交変調器である実施形態2を説明するためのブロック構成図である。
本実施形態における直交変調器は、I成分用のミキサである周波数変換器101と、Q成分用のミキサである周波数変換器102と、両者の出力を独立にON/OFF出来るスイッチSW1と、周波数変換器101と周波数変換器102と対を成して直交変調器を構成するための加算器103と、この加算器出力のタイミングを検出する比較器104と、そのタイミングからDCDを計算しオフセット量を推定するデューティサイクル計算器105と、デューティサイクル計算器105から得られたオフセットデータからI成分の系のオフセット電流を発生させるIパスオフセット調節用のI_可変電流源107と、デューティサイクル計算器105から得られたオフセットデータからQ成分の系のオフセット電流を発生させるQパスオフセット調節用のQ_可変電流源106と、オフセットデータをI_可変電流源107とQ_可変電流源106とに振り分けるスイッチSW2と、Duty比が50%のテストデータを発生するデューティ比50%信号発生器100と、周波数変換器101の後ろに置かれ、デューティ比50%信号発生器100からのテストデータから周波数変換器101のオフセットを減算する加算器109と、周波数変換器102の後ろに置かれ、デューティ比50%信号発生器100からのテストデータから周波数変換器102のオフセットを減算する加算器108とからなる。クロックClock_Iは周波数変換器101に導かれてSig_Iデータを周波数変換するために利用され、クロックClock_Iと90度の位相差を持ったクロックClock_Qは周波数変換器102に導かれてSig_Qデータを周波数変換するために利用される。
回路の動作は、オフセットを加算/減算するドメインが電圧ではなく電流であること以外は実施形態1の回路動作と同様であるため、その説明は割愛する。
但し、本実施形態に好適な「デューティサイクル計算器+可変電流源」の回路構成の詳細を図11に示してあるので、以下でその動作を説明する。
図11に示す回路の構成要素は、アップダウンカウンタ1101と、パス切替えスイッチSW2と、Iパス用電流出力DAコンバータであるDAC1102と、Qパス用電流出力DAコンバータであるDAC1103である。これに付随して、正の電源と、基準電源と、比較器104からの入力端子1111と、加算器109への出力端子1113と、加算器108への出力端子1114が必要である。
図11中の端子1111、1112、1113(1114)における信号波形は、図9(a),(b),(c)における信号波形と同一である。端子(814a)における信号波形はアナログ電圧波形であったが、端子1113(1114)における信号波形はアナログ電流波形である。
IパスのDCD補正を行う場合、SW2はIパス用のDAC1102と接続するように動作する。端子1111がHであると端子1112のカウント値は上昇し、それに伴って端子1113におけるアナログ電流出力も上昇する。一方、端子1111がLであると端子1112のカウント値は減少し、それに伴って端子1113におけるアナログ電流出力値も減少する。この動作を図11の回路に組み込んで考えてみると、端子1111がHのとき、加算器109によって周波数変換器101出力から端子1113における直流電流成分が差し引かれたものが加算器103に印加される。その結果、比較器104の手前の信号成分はMod_Out端子においてLを出す方に変動する。端子1111がLのときには、これと逆のことが起こる。したがって、この制御ループは、Mod_Out端子におけるHとLとの発生確率を1:1にするように動作する。このことはMod_Out端子における信号波形のDuty比を50%にするように動作することであり、言い換えるとDCDをゼロに抑圧するように動作することに他ならない。したがって、ここまでの解析結果から、本実施形態の回路がキャリアリークの抑圧回路として動作することが証明された。
(実施形態3)
図12は、本発明の直交変調器である実施形態3を説明するためのブロック構成図である。
本実施形態における直交変調器は、I成分用のミキサである周波数変換器121と、Q成分用のミキサである周波数変換器122と、周波数変換器121と周波数変換器122と対を成して直交変調器を構成するための加算器123と、この加算器出力のタイミングを検出する比較器124と、そのタイミングからDCDを計算しオフセット量を推定するデューティサイクル計算器125と、デューティサイクル計算器125から得られたオフセットデータからI成分の系のオフセット電圧を発生させるIパスオフセット調節用のI_可変電圧源127と、デューティサイクル計算器125から得られたオフセットデータからQ成分の系のオフセット電圧を発生させるQパスオフセット調節用のQ_可変電圧源126と、オフセットデータをI_可変電圧源127とQ_可変電圧源126とに振り分けるスイッチSW2と、Duty比が50%のテストデータを発生するデューティ比50%信号発生器120と、周波数変換器121の前に置かれ、デューティ比50%信号発生器120からのテストデータから周波数変換器121のオフセットを減算する加算器129と、周波数変換器122の前に置かれ、デューティ比50%信号発生器120からのテストデータから周波数変換器122のオフセットを減算する加算器128とからなる。クロックClock_Iは周波数変換器121に導かれてSig_Iデータを周波数変換するために利用され、クロックClock_Iと90度の位相差を持ったクロックClock_Qは周波数変換器122に導かれてSig_Qデータを周波数変換するために利用される。制御信号PowerDown_Iは、周波数変換器121の出力インピーダンスを高インピーダンスとし、周波数変換器122出力に影響を与えなくするための制御信号であり、制御信号Power Down_Qは、周波数変換器122の出力インピーダンスを高インピーダンスとし、周波数変換器121出力に影響を与えなくするための制御信号である。
回路動作としては、実施形態1がSw1を使って周波数変換器121出力と周波数変換器122出力間の干渉を防いでいた動作を、各Mixerをパワーダウンさせ、高出力インピーダンス状態を作り出すことで代替していることを除けば実施形態1の回路動作と同じであるため、ここでは重複する説明を省略する。
(実施形態4)
図13は、本発明の直交変調器である実施形態4を説明するためのブロック構成図である。
本実施形態4における直交変調器は、I成分用のミキサである周波数変換器131と、Q成分用のミキサである周波数変換器132と、周波数変換器131と周波数変換器132と対を成して直交変調器を構成するための加算器133と、この加算器出力のタイミングを検出する比較器134と、そのタイミングからDCDを計算しオフセット量を推定するデューティサイクル計算器135と、デューティサイクル計算器135から得られたオフセットデータからI成分の系のオフセット電流を発生させるIパスオフセット調節用のI_可変電流源137と、デューティサイクル計算器135から得られたオフセットデータからQ成分の系のオフセット電流を発生させるQパスオフセット調節用のQ_可変電流源136と、オフセットデータをI_可変電流源137とQ_可変電流源136とに振り分けるスイッチSW2と、Duty比が50%のテストデータを発生するデューティ比50%信号発生器130と、周波数変換器131の後ろに置かれ、デューティ比50%信号発生器130からのテストデータから周波数変換器131のオフセットを減算する加算器139と、周波数変換器132の後ろに置かれ、デューティ比50%信号発生器130からのテストデータから周波数変換器132のオフセットを減算する加算器138とからなる。クロックClock_Iは周波数変換器131に導かれてSig_Iデータを周波数変換するために利用され、クロックClock_Iと90度の位相差を持ったクロックClock_Qは周波数変換器132に導かれてSig_Qデータを周波数変換するために利用される。制御信号Power Down_Iは、周波数変換器131の出力インピーダンスを高インピーダンスとし、周波数変換器132出力に影響を与えなくするための制御信号であり、制御信号Power Down_Qは、周波数変換器132の出力インピーダンスを高インピーダンスとし、周波数変換器131出力に影響を与えなくするための制御信号である。
回路動作としては、実施形態2がSw1を使って周波数変換器131出力と周波数変換器132出力間の干渉を防いでいた動作を、各Mixerをパワーダウンさせ、高出力インピーダンス状態を作り出すことで代替していることを除けば実施形態2の回路動作と同じであるため、ここでは重複する説明を省略する。
周波数変換における周波数スペクトル遷移を説明する説明図である。 直交変調器の一般的な構成を示すブロック図である。 入力オフセットのない理想的直交変調器と入力オフセットを有する直交変調器における波形を比較のために示す波形図である。 入力オフセットを有する周波数変換器を説明のために示す図である。 本発明に係る実施形態1の直交変調器の構成を示すブロック図である。 周波数変換器におけるデューティサイクル歪について解析するための波形図である。 オフセットがないときとオフセットを印加したときの出力ジッタ測定値を示す図である。 実施形態1及び3において使用される「デューティサイクル計算器+可変電圧源」の2つの構成例を示すブロック図である。 図8に示した2つの構成例の動作を説明するための動作波形図である。 本発明に係る実施形態2の直交変調器の構成を示すブロック図である。 実施形態2及び4において使用される「デューティサイクル計算器+可変電流源」の一構成例を示すブロック図である。 本発明に係る実施形態3の直交変調器の構成を示すブロック図である。 本発明に係る実施形態4の直交変調器の構成を示すブロック図である。
符号の説明
50,100,120,130 デューティ比50%信号発生器
51,101,121,131 周波数変換器(I成分用)
52,102,122,132 周波数変換器(Q成分用)
53,103,123,133 加算器(被変調出力用)
54,104,124,134 比較器
55,105,125,135 デューティサイクル計算器(オフセット推定用)
56,126 Q_可変電圧源(Qパスオフセット調節用)
57,127 I_可変電圧源(Iパスオフセット調節用)
59,129 加算器(Iパスオフセット減算用)
58,128 加算器(Qパスオフセット減算用)
106,136 Q_可変電流源(Qパスオフセット調節用)
107,137 I_可変電流源(Iパスオフセット調節用)
801,804 電流源
805,806 コンデンサ
851,1101 アップダウンカウンタ
852 電圧出力DAコンバータ(Iパス用)
853 電圧出力DAコンバータ(Qパス用)
1102 電流出力DAコンバータ(Iパス用)
1103 電流出力DAコンバータ(Qパス用)

Claims (10)

  1. I成分入力信号を第1のクロックと乗算して同相被変調信号を出力するI成分ミキサ、
    Q成分入力信号を該第1のクロックと90度の位相差を持った第2のクロックと乗算して同相被変調信号を出力するQ成分ミキサ、及び、該同相被変調信号と前記同相被変調信号を加算して被変調信号を出力する加算器を備えた直交変調器において、
    前記I成分ミキサ及び前記Q成分ミキサにデューティ比50%のテスト信号を供給する信号発生手段、
    前記加算器の出力のタイミングに応じて前記I成分ミキサ及び前記Q成分ミキサのデューティサイクル歪を計算し前記I成分ミキサの入力及び前記Q成分ミキサの入力におけるオフセット量を推定するオフセット推定手段、並びに、
    該推定したオフセット量に応じて前記I成分ミキサ及び前記Q成分ミキサのデューティサイクル歪を最小にするように制御する制御手段
    を備えることを特徴とする直交変調器。
  2. 請求項1に記載の直交変調器において、
    前記オフセット推定手段は、前記オフセット量を前記I成分ミキサ及び前記Q成分ミキサについて独立に推定し、並びに、
    前記制御手段は、
    該オフセット量に応じてI成分のオフセット制御信号及びQ成分のオフセット制御信号を発生する制御信号発生手段、
    該I成分制御信号を前記I成分ミキサの系に供給して前記加算器の出力のデューティ比を50%とするように制御するI成分制御手段、及び、
    該Q成分制御信号を前記Q成分ミキサの系に供給して前記加算器の出力のデューティ比を50%とするように制御するQ成分制御手段
    を備えることを特徴とする直交変調器。
  3. 請求項2に記載の直交変調器において、
    前記I成分制御信号及び前記Q成分制御信号は前記制御信号発生手段が発生する電圧信号であり、並びに、
    前記I成分制御手段は、前記I成分制御信号を前記I成分ミキサの入力に加算する手段を備え、及び、
    前記Q成分制御手段は、前記Q成分制御信号を前記Q成分ミキサの入力に加算する手段を備える
    ことを特徴とする直交変調器。
  4. 請求項2に記載の直交変調器において、
    前記I成分制御信号及び前記Q成分制御信号は前記制御信号発生手段が発生する電流信号であり、並びに、
    前記I成分制御手段は、前記I成分制御信号を前記I成分ミキサの出力に加算する手段を備え、及び、
    前記Q成分制御手段は、前記Q成分制御信号を前記Q成分ミキサの出力に加算する手段を備える
    ことを特徴とする直交変調器。
  5. 請求項2乃至4のいずれか一項に記載の直交変調器において、
    前記I成分ミキサ及び前記Q成分ミキサのいずれかの出力を前記加算器に接続する手段を備えることで、前記オフセット推定手段が前記オフセット量を前記I成分ミキサ及び前記Q成分ミキサについて独立に推定することを特徴とする直交変調器。
  6. 請求項2乃至4のいずれか一項に記載の直交変調器において、
    前記I成分ミキサ及び前記Q成分ミキサが出力を高インピーダンスにするための制御信号をそれぞれ入力されていることで、前記オフセット推定手段が前記オフセット量を前記I成分ミキサ及び前記Q成分ミキサについて独立に推定することを特徴とする直交変調器。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の直交変調器において、
    前記オフセット推定手段は、前記加算器からの直交変調器出力の時間に関する1次元信号であるタイミングの変動から前記デューティサイクル歪を抽出し、それを基に前記I成分ミキサ及び前記Q成分ミキサの入力における前記オフセット量を推定し、並びに、
    該オフセットを前記制御手段により打ち消す
    ことを特徴とする直交変調器。
  8. I成分入力信号を第1のクロックと乗算して同相被変調信号を出力するI成分ミキサ、
    Q成分入力信号を該第1のクロックと90度の位相差を持った第2のクロックと乗算して同相被変調信号を出力するQ成分ミキサ、及び、該同相被変調信号と前記同相被変調信号を加算して被変調信号を出力する加算器を備えた直交変調器のオフセット調整方法において、
    前記I成分ミキサ及び前記Q成分ミキサにデューティ比50%のテスト信号を供給するステップ、
    前記加算器の出力のタイミングに応じて前記I成分ミキサ及び前記Q成分ミキサのデューティサイクル歪を計算し前記I成分ミキサの入力及び前記Q成分ミキサの入力におけるオフセット量を推定するステップ、並びに、
    該推定したオフセット量に応じて前記I成分ミキサ及び前記Q成分ミキサのデューティサイクル歪を最小にするように制御するステップ
    を含むことを特徴とするオフセット調整方法。
  9. 請求項8に記載の方法において、
    前記推定するステップにおいて、前記オフセット量を前記I成分ミキサ及び前記Q成分ミキサについて独立に推定し、並びに、
    前記制御するステップは、
    該オフセット量に応じてI成分のオフセット制御信号及びQ成分のオフセット制御信号を発生すること、及び、
    該I成分制御信号を前記I成分ミキサの系に供給して前記加算器の出力のデューティ比を50%とするように制御し、且つ、該Q成分制御信号を前記Q成分ミキサの系に供給して前記加算器の出力のデューティ比を50%とするように制御すること
    を含むことを特徴とする方法。
  10. 請求項8または9のいずれかに記載の方法において、
    前記推定するステップにおいて、前記加算器からの直交変調器出力の時間に関する1次元信号であるタイミングの変動から前記デューティサイクル歪を抽出し、それを基に前記I成分ミキサ及び前記Q成分ミキサの入力における前記オフセット量を推定し、並びに、
    該オフセットを前記制御するステップにおいて打ち消す
    ことを特徴とする方法。
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