JP2009267728A - 直交変調器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】直交変調器を構成する2つの周波数変換器51,52にデューティ比50%の信号とキャリアを入力し得られた出力中に含まれるデューティサイクル歪(DCD)を、比較器54を用いてそれぞれ独立に測定し、I_可変電圧源57を介して周波数変換器51のDCDが最小になるように制御し、またQ_可変電圧源56を介して周波数変換器52のDCDが最小になるように制御することでキャリアリークを抑圧する。
【選択図】図5
Description
図5は、本発明に係る直交変調器の実施形態1を説明するためのブロック構成図である。本実施形態における直交変調器は、I成分用のミキサである周波数変換器51と、Q成分用のミキサである周波数変換器52と、両者の出力を独立にON/OFF出来るスイッチSW1と、周波数変換器51と周波数変換器52が対を成して直交変調器を構成するようにするための加算器53と、この加算器出力のタイミングを検出する比較器54と、そのタイミングからDCDを計算しオフセット量を推定するデューティサイクル計算器55と、デューティサイクル計算器55から得られたオフセットデータからI成分の系のオフセット電圧を発生させるIパスオフセット調節用のI_可変電圧源57と、デューティサイクル計算器55から得られたオフセットデータからQ成分の系のオフセット電圧を発生させるQパスオフセット調節用のQ_可変電圧源56と、オフセットデータをI_可変電圧源57とQ_可変電圧源56とに振り分けるスイッチSW2と、Duty比が50%のテストデータを発生するデューティ比50%信号発生器50と、周波数変換器51の前に置かれ、デューティ比50%信号発生器50からのテストデータから周波数変換器51のオフセットを減算する加算器59と、周波数変換器52の前に置かれ、デューティ比50%信号発生器50からのテストデータから周波数変換器52のオフセットを減算する加算器58とからなる。クロックClock_Iは周波数変換器51に導かれてSig_Iデータを周波数変換するために利用され、クロックClock_Iと90度の位相差を持ったクロックClock_Qは周波数変換器52に導かれてSig_Qデータを周波数変換するために利用される。
図10は、本発明の直交変調器である実施形態2を説明するためのブロック構成図である。
図12は、本発明の直交変調器である実施形態3を説明するためのブロック構成図である。
図13は、本発明の直交変調器である実施形態4を説明するためのブロック構成図である。
51,101,121,131 周波数変換器(I成分用)
52,102,122,132 周波数変換器(Q成分用)
53,103,123,133 加算器(被変調出力用)
54,104,124,134 比較器
55,105,125,135 デューティサイクル計算器(オフセット推定用)
56,126 Q_可変電圧源(Qパスオフセット調節用)
57,127 I_可変電圧源(Iパスオフセット調節用)
59,129 加算器(Iパスオフセット減算用)
58,128 加算器(Qパスオフセット減算用)
106,136 Q_可変電流源(Qパスオフセット調節用)
107,137 I_可変電流源(Iパスオフセット調節用)
801,804 電流源
805,806 コンデンサ
851,1101 アップダウンカウンタ
852 電圧出力DAコンバータ(Iパス用)
853 電圧出力DAコンバータ(Qパス用)
1102 電流出力DAコンバータ(Iパス用)
1103 電流出力DAコンバータ(Qパス用)
Claims (10)
- I成分入力信号を第1のクロックと乗算して同相被変調信号を出力するI成分ミキサ、
Q成分入力信号を該第1のクロックと90度の位相差を持った第2のクロックと乗算して同相被変調信号を出力するQ成分ミキサ、及び、該同相被変調信号と前記同相被変調信号を加算して被変調信号を出力する加算器を備えた直交変調器において、
前記I成分ミキサ及び前記Q成分ミキサにデューティ比50%のテスト信号を供給する信号発生手段、
前記加算器の出力のタイミングに応じて前記I成分ミキサ及び前記Q成分ミキサのデューティサイクル歪を計算し前記I成分ミキサの入力及び前記Q成分ミキサの入力におけるオフセット量を推定するオフセット推定手段、並びに、
該推定したオフセット量に応じて前記I成分ミキサ及び前記Q成分ミキサのデューティサイクル歪を最小にするように制御する制御手段
を備えることを特徴とする直交変調器。 - 請求項1に記載の直交変調器において、
前記オフセット推定手段は、前記オフセット量を前記I成分ミキサ及び前記Q成分ミキサについて独立に推定し、並びに、
前記制御手段は、
該オフセット量に応じてI成分のオフセット制御信号及びQ成分のオフセット制御信号を発生する制御信号発生手段、
該I成分制御信号を前記I成分ミキサの系に供給して前記加算器の出力のデューティ比を50%とするように制御するI成分制御手段、及び、
該Q成分制御信号を前記Q成分ミキサの系に供給して前記加算器の出力のデューティ比を50%とするように制御するQ成分制御手段
を備えることを特徴とする直交変調器。 - 請求項2に記載の直交変調器において、
前記I成分制御信号及び前記Q成分制御信号は前記制御信号発生手段が発生する電圧信号であり、並びに、
前記I成分制御手段は、前記I成分制御信号を前記I成分ミキサの入力に加算する手段を備え、及び、
前記Q成分制御手段は、前記Q成分制御信号を前記Q成分ミキサの入力に加算する手段を備える
ことを特徴とする直交変調器。 - 請求項2に記載の直交変調器において、
前記I成分制御信号及び前記Q成分制御信号は前記制御信号発生手段が発生する電流信号であり、並びに、
前記I成分制御手段は、前記I成分制御信号を前記I成分ミキサの出力に加算する手段を備え、及び、
前記Q成分制御手段は、前記Q成分制御信号を前記Q成分ミキサの出力に加算する手段を備える
ことを特徴とする直交変調器。 - 請求項2乃至4のいずれか一項に記載の直交変調器において、
前記I成分ミキサ及び前記Q成分ミキサのいずれかの出力を前記加算器に接続する手段を備えることで、前記オフセット推定手段が前記オフセット量を前記I成分ミキサ及び前記Q成分ミキサについて独立に推定することを特徴とする直交変調器。 - 請求項2乃至4のいずれか一項に記載の直交変調器において、
前記I成分ミキサ及び前記Q成分ミキサが出力を高インピーダンスにするための制御信号をそれぞれ入力されていることで、前記オフセット推定手段が前記オフセット量を前記I成分ミキサ及び前記Q成分ミキサについて独立に推定することを特徴とする直交変調器。 - 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の直交変調器において、
前記オフセット推定手段は、前記加算器からの直交変調器出力の時間に関する1次元信号であるタイミングの変動から前記デューティサイクル歪を抽出し、それを基に前記I成分ミキサ及び前記Q成分ミキサの入力における前記オフセット量を推定し、並びに、
該オフセットを前記制御手段により打ち消す
ことを特徴とする直交変調器。 - I成分入力信号を第1のクロックと乗算して同相被変調信号を出力するI成分ミキサ、
Q成分入力信号を該第1のクロックと90度の位相差を持った第2のクロックと乗算して同相被変調信号を出力するQ成分ミキサ、及び、該同相被変調信号と前記同相被変調信号を加算して被変調信号を出力する加算器を備えた直交変調器のオフセット調整方法において、
前記I成分ミキサ及び前記Q成分ミキサにデューティ比50%のテスト信号を供給するステップ、
前記加算器の出力のタイミングに応じて前記I成分ミキサ及び前記Q成分ミキサのデューティサイクル歪を計算し前記I成分ミキサの入力及び前記Q成分ミキサの入力におけるオフセット量を推定するステップ、並びに、
該推定したオフセット量に応じて前記I成分ミキサ及び前記Q成分ミキサのデューティサイクル歪を最小にするように制御するステップ
を含むことを特徴とするオフセット調整方法。 - 請求項8に記載の方法において、
前記推定するステップにおいて、前記オフセット量を前記I成分ミキサ及び前記Q成分ミキサについて独立に推定し、並びに、
前記制御するステップは、
該オフセット量に応じてI成分のオフセット制御信号及びQ成分のオフセット制御信号を発生すること、及び、
該I成分制御信号を前記I成分ミキサの系に供給して前記加算器の出力のデューティ比を50%とするように制御し、且つ、該Q成分制御信号を前記Q成分ミキサの系に供給して前記加算器の出力のデューティ比を50%とするように制御すること
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項8または9のいずれかに記載の方法において、
前記推定するステップにおいて、前記加算器からの直交変調器出力の時間に関する1次元信号であるタイミングの変動から前記デューティサイクル歪を抽出し、それを基に前記I成分ミキサ及び前記Q成分ミキサの入力における前記オフセット量を推定し、並びに、
該オフセットを前記制御するステップにおいて打ち消す
ことを特徴とする方法。
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