JP4754806B2 - マグネシウム、カリウムの量を調整した血流改善作用のある麦茶飲料 - Google Patents
マグネシウム、カリウムの量を調整した血流改善作用のある麦茶飲料 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4754806B2 JP4754806B2 JP2004318416A JP2004318416A JP4754806B2 JP 4754806 B2 JP4754806 B2 JP 4754806B2 JP 2004318416 A JP2004318416 A JP 2004318416A JP 2004318416 A JP2004318416 A JP 2004318416A JP 4754806 B2 JP4754806 B2 JP 4754806B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- barley tea
- magnesium
- potassium
- tea beverage
- blood flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Tea And Coffee (AREA)
- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
Description
また、我が国で、特に夏場に、喉の渇きを潤すために飲まれる麦茶も、健康増進によいことは経験的に知られており、最近では血流改善に効果のあることが報告されている(例えば、特許文献2及び非特許文献1参照)。
海洋深層水により抽出した麦茶や清涼飲料などの発明も多々なされており、ミネラル成分を多く含み、飲みやすい健康飲料としての開発が進められている(例えば、特許文献3〜8参照)。
そこで、本発明者らは、麦茶に塩分を取り除いた海洋深層水を混合し、血流改善作用についての試験をしたところ、塩分を取り除いた海洋深層水のみを試飲した場合、或いは麦茶のみを試飲した場合よりも血流が改善されることを見出した。
また、さらに麦茶と塩分を取り除いた海洋深層水のどのミネラル成分が血流改善に貢献しているか研究したところ、マグネシウム或いはカリウムが大きく関与していることを知見した。
マグネシウム又はカリウムは、塩分を取り除いた海洋深層水を混合して添加することにより調整するのがよい。マグネシウムは、麦茶飲料1リットルあたり2.5mg〜30mgになるように調整するのが好ましく、カリウムは、麦茶飲料1リットルあたり100mg〜350mgになるように調整するのが好ましい。
なお、本発明でマグネシウム、カリウムの量を調整するとは、従来公知の麦茶飲料のマグネシウム、カリウム成分の量を変化させることの意である。
また、塩分を取り除いた海洋深層水とは、何の処理もしていない原料としての海洋深層水に逆浸透膜法、電気透析法、イオン交換膜法若しくは蒸留濃縮法などの脱塩処理を施すことにより主として塩化ナトリウムを約20%以上取り除き、マグネシウム、カリウムなどその他ミネラルを豊富に含んだ海洋深層水の意である
本発明は、麦茶飲料にマグネシウム又はカリウムを添加して調整したものである。マグネシウム及びカリウムを同時に増加させることが好ましい。
麦茶飲料の原料としては、二条大麦、六条大麦などのいずれの品種でもよく、また殻付、殻なしを問わずにいずれも使用することができる。
本発明では、市販品の麦茶飲料を使用してもよい。
マグネシウムは、麦茶飲料1リットルあたり2.5mg〜30mg、好ましくは2.5mg〜20mgになるように調整するのがよい。
なお、従来公知の麦茶飲料のマグネシウム成分は1リットルあたり1mg〜2mg含まれている。
カリウムは、麦茶飲料1リットルあたり100mg〜350mg、好ましくは150mg〜300mgになるように調整するのがよい。
以下のサンプルを作製し、血流促進効果試験を行なった。
<サンプル1>
大麦を風撰、石取りした後、連続式攪拌蒸気内に投入して蒸気流量40kg/h、蒸気噴霧時間12秒の蒸気噴霧処理を施し、得られた処理大麦を回転ドラム式焙煎釜に投入し、焙煎温度256℃、90秒の焙煎を行なった。引き続いて焙煎温度276 ℃、90秒の二次焙煎を行ない、水冷却に続いて風力冷却を施し焙煎大麦を得た。この焙煎大麦を95℃の熱水1リットルで40分間抽出し、布濾過後25℃以下となるように冷却して麦茶飲料(以下、この製造方法で製造した麦茶飲料を麦茶飲料Aという。)を得た。
麦茶飲料Aに対し、ビタミンCを100ppmとなるように添加し、さらに塩分を取り除いた市販の海洋深層水「天海の水(硬度250)赤穂化成株式会社製」を麦茶飲料に占めるマグネシウムの割合が3ppmになるよう混合攪拌しつつpHを6.2±0.1に調整した。
この麦茶飲料を130℃で30秒間殺菌し、サンプル1とした。
麦茶飲料Aに対し、ビタミンCを100ppmとなるように添加し、その後、重曹を混合攪拌してpHを6.2±0.1に調整した。
この麦茶飲料を130℃で30秒間殺菌し、サンプル2とした。
塩分を取り除くことで飲みやすくした健康飲料である市販の海洋深層水「天海の水(硬度250)赤穂化成株式会社製」をサンプル3とした。
アクエリアス蒸留水製造装置(アドバンテック東洋株式会社製)にて製造した蒸留水をサンプル4とした。
上記サンプル1〜4の飲料が、人体の血流にどのような影響を及ぼすかを以下の方法により調査した。
健康な男女23名を被験者とし、前日の夜11時から試験開始前までの飲食を制限して被験者の空腹時条件を同一とした。その後、空腹時及び上記各飲料500mlを飲用した1時間後に採血を行ない、肘静脈血を得て、肘静脈血5mlに対して5%(v/v)となるようにへパリンナトリウム(日局ヘパリンナトリウムとして250単位を含む)を添加した。
前記肘静脈血100μlを、MC−FAN(Micro channel Flow Analyzer;サンツリー機工社製)を用いて血流通過時間を測定した。
その結果を表1に示す。
上記表1に示したように、麦茶飲料に塩分を取り除いた海洋深層水を混合したものは、血流改善の効果が大きい。どの成分によりこのような効果が起こるのか解明するため、主要なミネラル成分であるマグネシウム、カリウム、ナトリウム、カルシウムに注目して試験を行なった。
4人の被験者から採血を行ない、マグネシウム、カリウム、ナトリウム、カルシウムを生理食塩水(0.85%塩化ナトリウム溶液)を溶媒として溶かし、血液1mlに対して2%(v/v)となるよう添加し、最終的に上記マグネシウム、カリウム、ナトリウム、カルシウムが5ppm濃度となるよう混合してサンプルを作成した。なお、マグネシウムとしては塩化マグネシウム、カリウムとしては塩化カリウム、ナトリウムとしては塩化ナトリウム、カルシウムとしては塩化カルシウムを添加した。また、比較対象として、血液1mlに対して生理食塩水(0.85%塩化ナトリウム溶液)を2%(v/v)となるように添加し、サンプルを作製した。各サンプル100μlをMC−FAN(Micro channel Flow Analyzer;サンツリー機工社製)を用いて血流通過時間を測定した。
その結果を表2に示す。
これらより、血流改善に効果のある成分はマグネシウム或いはカリウムであり、この成分を麦茶飲料に対して増加するように調整することにより血流改善の効果があることが見出せた。
以下のサンプルを作製し、マグネシウム又はカリウムの含有量の違いによる血流改善効果についての試験を行なった。
<サンプル5>
麦茶飲料Aに対し、ビタミンCを100ppmとなるように添加し、さらにマグネシウムが2.5ppmとなるように塩化マグネシウムを添加し、重曹を混合攪拌してpHを6.2±0.1に調整した。
この麦茶飲料を130℃で30秒間殺菌し、サンプル5とした。
麦茶飲料Aに対し、ビタミンCを100ppmとなるように添加し、さらにマグネシウムが30ppmとなるように塩化マグネシウムを添加し、重曹を混合攪拌してpHを6.2±0.1に調整した。
この麦茶飲料を130℃で30秒間殺菌し、サンプル6とした。
麦茶飲料Aに対し、ビタミンCを100ppmとなるように添加し、さらにカリウムが110ppmとなるように炭酸カリウムを添加し、重曹を混合攪拌してpHを6.2±0.1に調整した。
この麦茶飲料を130℃で30秒間殺菌し、サンプル7とした。
麦茶飲料Aに対し、ビタミンCを100ppmとなるように添加し、さらにカリウムが340ppmとなるように炭酸カリウムを添加し、重曹を混合攪拌してpHを6.2±0.1に調整した。
この麦茶飲料を130℃で30秒間殺菌し、サンプル8とした。
麦茶飲料Aに対し、ビタミンCを100ppmとなるように添加し、さらにマグネシウムが30ppm、カリウムが110ppmとなるように塩化マグネシウム及び炭酸カリウムを添加し、重曹を混合攪拌してpHを6.2±0.1に調整した。
この麦茶飲料を130℃で30秒間殺菌し、サンプル9とした。
麦茶飲料Aに対し、ビタミンCを100ppmとなるように添加し、重曹を混合攪拌してpHを6.2±0.1に調整した。
この麦茶飲料を130℃で30秒間殺菌し、サンプル10とした。
アクエリアス蒸留水製造装置(アドバンテック東洋株式会社製)にて製造した蒸留水に対し、ビタミンCを100ppmとなるように添加し、さらにマグネシウムが2.5ppmとなるように塩化マグネシウムを添加し、重曹を混合攪拌してpHを6.2±0.1に調整した。
この蒸留水を130℃で30秒間殺菌し、サンプル11とした。
アクエリアス蒸留水製造装置(アドバンテック東洋株式会社製)にて製造した蒸留水に対し、ビタミンCを100ppmとなるように添加し、さらにカリウムが110ppmとなるように炭酸カリウムを添加し、重曹を混合攪拌してpHを6.2±0.1に調整した。
この蒸留水を130℃で30秒間殺菌し、サンプル12とした。
アクエリアス蒸留水製造装置(アドバンテック東洋株式会社製)にて製造した蒸留水をサンプル14とした。
上記サンプル5〜13の飲料が、人体の血流にどのような影響を及ぼすかを以下の方法により調査した。
健康な男女22名を被験者とし、前日の夜11時から試験開始前までの飲食を制限して被験者の空腹時条件を同一とした。その後、空腹時及び上記各飲料500mlを飲用した1時間後に採血を行ない、肘静脈血を得て、肘静脈血5mlに5%(v/v)となるようにへパリンナトリウム(日局ヘパリンナトリウムとして250単位を含む)を添加した。
前記肘静脈血100μlを、MC−FAN(Micro channel Flow Analyzer;サンツリー機工社製)を用いて血流通過時間を測定した。
その結果を表3に示す。
マグネシウム及びカリウムを添加した麦茶飲料(サンプル9)が、本試験では、一番高い変化率を示しており、マグネシウムを添加した麦茶飲料(サンプル5及び6)又はカリウムを添加した麦茶飲料(サンプル7及び8)よりも良好な結果を示した。
マグネシウムの量を2.5ppmとした麦茶飲料(サンプル5)とマグネシウムの量を30ppmとした麦茶飲料(サンプル6)とを比較すると、マグネシウムの量を30ppmとした麦茶飲料(サンプル6)の方が良好な血液通過時間変化率を示した。
カリウムの量を110ppmとした麦茶飲料(サンプル7)とカリウムの量を340ppmとした麦茶飲料(サンプル8)とを比較すると、カリウムの量を340ppmとした麦茶飲料(サンプル8)の方が良好な血液通過時間変化率を示した。
蒸留水(サンプル13)では、血液通過時間は増加した。
麦茶飲料Aに対し、ビタミンCを100ppmとなるように添加し、さらにマグネシウムが2.5ppm、5.0ppm、10ppm、15ppm、20ppm、25ppm、又は30ppmとなるように塩化マグネシウムを添加し、それぞれに重曹を混合攪拌してpHを6.2±0.1に調整した。
これら麦茶飲料を130℃で30秒間殺菌し、サンプルとした。
この各サンプルを試飲してもらい、香り、滋味について官能評価を行った。
香りは、良好、やや弱い、弱いの三段階で評価してもらった。
滋味は、良好、やや塩味、塩味が感じられる、塩味が強いの四段階で評価してもらった。
この結果を表4に示す。
マグネシウムの量を2.5ppm、5.0ppm、又は10ppmの場合は、総合評価は◎であり、飲料としては好適なものであった。マグネシウムの量を15ppm、又は20ppmの場合は、総合評価は○又は△であり、やや塩味を感じるものであるが、飲料としては適しているものであった。マグネシウムの量を25ppm、又は30ppmとした場合は、総合評価は×であり、香りも弱く、滋味も塩味を感じるため、飲料としてはあまり適さないものであった。
Claims (2)
- 塩分を取り除いた海洋深層水を麦茶飲料に混合及び攪拌して、マグネシウムを麦茶飲料1リットルあたり2.5mg〜20mg、カリウムを麦茶飲料1リットルあたり100mg〜350mgになるように調整して呈味改善された血流改善作用のある麦茶飲料。
- 塩分を取り除いた海洋深層水を麦茶飲料に混合及び攪拌して、マグネシウムを麦茶飲料1リットルあたり2.5mg〜20mg、カリウムを麦茶飲料1リットルあたり100mg〜350mgになるように調整する血流改善作用のある麦茶飲料の呈味改善方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004318416A JP4754806B2 (ja) | 2003-11-04 | 2004-11-01 | マグネシウム、カリウムの量を調整した血流改善作用のある麦茶飲料 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003375048 | 2003-11-04 | ||
JP2003375048 | 2003-11-04 | ||
JP2004318416A JP4754806B2 (ja) | 2003-11-04 | 2004-11-01 | マグネシウム、カリウムの量を調整した血流改善作用のある麦茶飲料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005151981A JP2005151981A (ja) | 2005-06-16 |
JP4754806B2 true JP4754806B2 (ja) | 2011-08-24 |
Family
ID=34741377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004318416A Active JP4754806B2 (ja) | 2003-11-04 | 2004-11-01 | マグネシウム、カリウムの量を調整した血流改善作用のある麦茶飲料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4754806B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5035865B2 (ja) * | 2005-09-26 | 2012-09-26 | 国立大学法人高知大学 | Helicobacterpylori菌株の増殖・運動抑制方法 |
JP5086454B2 (ja) * | 2011-02-18 | 2012-11-28 | 株式会社 伊藤園 | 容器詰麦茶飲料 |
JP5086455B2 (ja) * | 2011-02-18 | 2012-11-28 | 株式会社 伊藤園 | 容器詰麦茶飲料 |
US20230084005A1 (en) * | 2020-02-18 | 2023-03-16 | Suntory Holdings Limited | Mineral-containing aqueous composition |
EP4108099A4 (en) * | 2020-02-18 | 2024-04-03 | Suntory Holdings Limited | METHOD FOR EXTRACTING MINERALS FROM ACTIVATED CARBON IN PLANT RAW MATERIALS |
-
2004
- 2004-11-01 JP JP2004318416A patent/JP4754806B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005151981A (ja) | 2005-06-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU764290B2 (en) | Drinks with the use of seawater and process for producing the same | |
JP4679362B2 (ja) | 茶抽出物の調製方法 | |
TW200406160A (en) | Mineral composition using marine water | |
JP4473265B2 (ja) | 機能性水 | |
JP4754806B2 (ja) | マグネシウム、カリウムの量を調整した血流改善作用のある麦茶飲料 | |
JP2015008703A (ja) | 焙煎茶飲料 | |
TW201216868A (en) | Caffeine-containing carbonated beverage | |
TW202139852A (zh) | 自來自植物之原料之活性碳萃取礦物質之方法 | |
JP2005348626A (ja) | 健康飲料水及び健康飲料水の製造方法 | |
JP4045060B2 (ja) | 鉱泉水由来のミネラル成分含有の深層水飲料 | |
JP2000295974A (ja) | 海水を利用した飲料及びその製造方法 | |
JP4607164B2 (ja) | 飲料の製造方法 | |
JP4045061B2 (ja) | 深層水由来のミネラル成分含有の鉱泉水飲料 | |
WO2021167024A1 (ja) | ミネラル濃縮液組成物 | |
JP2006296391A (ja) | 美容・健康に有効な成分を含有する水性飲料 | |
JP2002192169A (ja) | 海水を原料とした飲料及びその原料水 | |
JP6987381B2 (ja) | 腸内エクオール生成促進飲料 | |
JP4635370B2 (ja) | 海洋深層水を用いた茶飲料及びその製造方法 | |
JP4536480B2 (ja) | 海水を利用した飲料の製造方法 | |
JP6012219B2 (ja) | スポーツ飲料の製造方法、塩味マスキング方法 | |
JP2005348740A (ja) | 海水を利用した飲料及びその製造方法 | |
JP2007267747A (ja) | 海水を利用した飲料及びその製造方法 | |
WO2023022178A1 (ja) | 食品添加用ミネラル含有組成物 | |
JP5102479B2 (ja) | 容器詰中性茶飲料のフロック発生抑制剤 | |
WO2021167031A1 (ja) | 水又は飲料の風味を改善する氷を製造するためのミネラル含有組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050427 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080313 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080325 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080729 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080926 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20081110 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20081211 |
|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20090109 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110328 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110328 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110526 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140603 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4754806 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |