JP2007267747A - 海水を利用した飲料及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
類などを十分に含有する、健康機能性改善のための飲料の製造方法。。
【解決手段】 海水を脱塩処理して水と濃縮液に分離し、次いで分離した該水に
該濃縮液を、又は別途濃縮液から得た水溶性のミネラル成分を添加することによ
り飲料を製造する方法。
【選択図】 なし
Description
のである。
し、健康志向や美味指向を背景に、種々の工夫や改良がなされ、多くの新製品が
消費生活に供給されている。
飲料においては、炭酸飲料やコーヒー飲料やジュース類などが従来から汎用さ
れているが、これらの主成分である糖類やカフェインなどは健康にはむしろ良く
ない影響があるとされ、消費者から敬遠されつつあり、健康緑茶やスポ−ツドリ
ンクなどが最近では消費者の人気を集めている。今後も美味志向と健康志向が、
飲料において重要となると予測され、美味志向と健康志向を満たす健康飲料が、
飲料産業として成長するものと予想される。
この健康飲料のなかでも、特に、日本人に不足がちと言われているマグネシウ
ムやカルシウムや鉄などの必須ミネラル及びビタミン類などを含有する飲料が、
その優れた健康機能性のために注目されつつある。
水のような飲料水に鉱石などから採取したミネラル成分を添加したもので、特許
公報も多数提示され、特開平9−164390号公報や特開平9−187777
号公報などが代表的なものである。
しかし、これらの飲料は単にミネラル成分を添加しているだけであり、人体に
必要とされるミネラルのうち、目的成分の1種類又は数種類しか含まれておらず
、マグネシウムやカルシウムや鉄などの必須ミネラル成分は添加されているが、
健康を微妙に支えるその他のヨウ素や銅などの必須微量ミネラル成分は含まれて
いない。糖分や酸味料を添加して味を調整して飲料としたものもあるが、いずれ
にしろ、ミネラルバランスがとれた健康飲料として満足するものは得られていな
い。
ル成分の不足という問題点を解決するために、画期的に、新たにミネラル源とし
て、海水を利用する方法が提案され、特開昭60−255729号公報に、海水
を脱塩処理して海水中のNaCl含量を低減し、殺菌処理したミネラル栄養補強
剤、特開平3−77689号公報に、海水を酸性にし、強アルカリ剤を加え、生
成する沈殿物を除去して得られた溶液を濃縮し、さらに冷却して生成する沈殿物
と、沈殿物除去後の溶液から水分を除去して得られた固体を水に溶解させた飲食
品製造用イオン水、特開平5−219921号公報に、飲料水に海洋深層水を配
合した飲料、特開平9−57257号公報に、海水を逆浸透法で脱塩し、ミネラ
ル鉱石と接触させるミネラル化装置等の技術が開示されている。
しかし、これらの技術は、殆どが飲料を目指すものではなく、海水をそのまま
添加するものでは、塩辛さが避けられず、塩辛さをおさえて添加量を少なくする
と必須微量ミネラル成分が非常に少なくなってしまい、いずれにしろ、海水中の
ミネラル成分を有効に利用し、俗に言う“おいしい”飲料としたものは実現され
ていない。また、死海の水やグレートソルトレイクの水を調味料や清涼飲料水の
添加剤とする製品もあるが、いずれも天然物であるため組成が一定しておらず、
使用時に希釈の必要があり、且つ味覚の調製が困難であるため、一部の消費者に
しか受け入れられていない。
飲料として重要なミネラル飲料を改良し、ミネラルバランスのとれたミネラル飲
料を開発することを目指し、併せて海水をミネラル源とした新しいミネラル飲料
を製造することが、本発明の課題である。
ミネラルバランスのとれたミネラル飲料を開発することを目指し、併せて海水を
ミネラル源とした新しいミネラル飲料を製造することを可能として本発明に至っ
た。
本発明は、海水を脱塩処理して得た水に、水溶性のミネラル成分を添加し飲料
とすることを、基本的な特徴としている。
(1)海水を脱塩処理して得た水に、水溶性のミネラル成分を添加した飲料。
(2)水溶性のミネラル成分が、海水より得たものである飲料。
(3)海水を脱塩処理して得た水に、同じ海水より採取した水溶性のミネラル成
分を添加した飲料。
(4)海水より採取したミネラル成分が、マグネシウム及びカルシウムである飲
料。
(5)カルシウムに対するマグネシウムの重量割合(Mg/Ca)を、4/1か
ら1/3に調整した飲料。
(6)カルシウムに対するマグネシウムの重量割合(Mg/Ca)が3/1に調
製した飲料。
(7)EDTA法により測定した硬度が、100から3,000である飲料。
(8)EDTA法により測定した硬度が250又は1000である飲料。
(9)糖分や酸味料により味の調整がなされた飲料。
(10)採取された海水を脱塩処理して水と濃縮液に分離し、次いで分離した該水
に該濃縮液を添加するか、又は別途濃縮液から得た水溶性のミネラル成分を添加する飲料の製造方法。
(11)採取された海水を脱塩処理して水と濃縮液に分離し、脱塩処理して得られた水に、該海水の濃縮液から入手した、塩化ナトリウムを除いた、水溶性ミネラルを添加し、カルシウムに対するマグネシウムの重量割合(Mg/Ca)を4/1〜1/3に調整し、更にEDTA法により測定した硬度を100〜3000に調整したことを特徴とする飲料の製造方法。
(12)採取された海水が、100m以深の深海水を使用することを特徴とする上記(11)に記載の飲料の製造方法。
れるマグネシウムやカルシウムなどの必須ミネラルや必須微量ミネラルを有効に
利用でき、マグネシウムやカルシウムなどの量も任意に変更できるものであって
、また、塩化ナトリウムを充分に除去しているため、塩辛くなく塩化ナトリウム
の健康への悪影響もなく、適度に味付けも可能なので、飲みやすい“健康”、且
つ、“清涼”などに適当な飲料として、消費者に十分満足される飲料が得られる
。
本発明は、従来にない新規な飲料及びその製造方法に関する発明で、健康上必
要な日々の必須ミネラルを充分に供給でき、必須微量ミネラルも補給できるミネ
ラルバランスのとれたミネラル飲料と、併せてミネラルの宝庫である海水をミネ
ラル源とした新しいミネラル飲料の製造を実現するものである。
海洋は、地球上のあらゆる生命体の起源であり、全てのミネラル成分や鉱物資
源などの宝庫であり、地球上の水資源の大部分を占めるものであるが、その塩分
のために飲料水としては忌避され続き、例外的に飲料水として僅か寡雨乾燥地域
においてのみ、コスト高で海水の真水化により使用されているだけで、そのミネ
ラル成分の利用は食塩の採取を除き以前から殆ど全く行なわれていない。
に使用して新しい飲料を得るもので、海水を脱塩処理して水を製造して原料とし
、これに水溶性のミネラル成分を添加して飲料とする。本発明で用いる海水は、
表面水、深海水が挙げられるが、どの水深及び海域のものでもよいが、浮遊物や
有害物質の少ない、きれいな海水であるべきなのは当然である。
また、本発明の脱塩処理は、海水に多く含まれる塩化ナトリウムを除去するも
ので、通常の種々の方法が使用され、逆浸透膜法や電気透析法や蒸留濃縮法など
が好ましい。脱塩処理により水と濃縮液に分離され、この水を飲料の原料とする
。一方、濃縮液から必要に応じてさらに加熱濃縮法などにより塩化ナトリウムを
除き、人間が生きていく上で必要なマグネシウムやカルシウムなどのミネラル成
分を多く含んだミネラル濃縮液が得られる。このミネラル濃縮液を処理すること
で、越冬苦汁、苦汁石膏等を得ることができ、これらもまた、添加用に用いるこ
とができる。
なお、本発明における海水としては、深度100〜1000m程度の深海水、
好ましくは深度200〜400mの深海水が適当である。
ことにより飲料を得ることができる。水溶性のミネラル成分は鉱石などから採取
できるが、上記の海水の濃縮により入手したものがより好ましい。本発明で使用
する水溶性のミネラル成分とは、塩化ナトリウムを除いた、マグネシウムやカル
シウムや鉄などの主要ミネラルとヨウ素や銅や亜鉛などの必須微量ミネラルを意
味するものである。
海水を脱塩処理した原料水に、塩化ナトリウムを除去した上記の海水の濃縮液
や越冬苦汁、苦汁石膏等を溶かし込むことにより、ヨウ素や銅や亜鉛などの海水
中の必須微量ミネラル成分も付随して溶かし込まれ飲料を得ることができる。
れまでマグネシウムを配合した健康飲料は殆ど無く、カルシウムも骨や歯の形成
維持のために多量に必要であり、本発明はこの二種のミネラルを主要成分として
添加するものである。この二種のミネラルの配合割合は、任意のものでよいが、
カルシウムに対するマグネシウムの重量割合(Mg/Ca)を4/1から1/3
に調整するのが好ましい。これは、カルシウムに対するマグネシウムの重量割合
が4より大きくなると、苦みが生じ飲みにくくなり、マグネシウムに対するカル
シウムの重量割合が3より大きくなると、味がかたくなるからである。
また、現在のカルシウム摂取状況は1日600mgに対して570mgとなっ
ており、マグネシウムの摂取状況は300mgに対して200mgであるといわ
れている(厚生省データ)。この不足分補うためには、カルシウムとマグネシウ
ムの補給の点でも味覚の面でもカルシウムに対するマグネシウムの重量割合(M
g/Ca)を3/1に調整することがもっとも望ましい。
本発明の硬度は、水のマグネシウムイオンとカルシウムイオンの含有量を表わ
す指標で、炭酸カルシウムに換算して表わす。硬度の測定は、EDTA法による
。
本発明の飲料の硬度は、100から3,000のものが好ましく、100未満
のものでは、マグネシウムやカルシウムの主要ミネラルや必須微量ミネラルの含
有量が非常に少なくなり、3,000を越えると、味がかたくなり飲みにくくな
る。飲みやすく、且つ、マグネシウムやカルシウムの主要ミネラルの摂取量を増
やすには、硬度500から1,500がより好ましい。
ここで、ミネラル補給を主とする飲料の観点からは、味覚の点から硬度100
0がもっとも望ましい。また、炊飯等の一般的な調理用に用いる場合は、料理に
もよるが硬度250が汎用性があり、望ましい。
また、本発明は飲料としての、美味しさや飲みやすさを高めるために、糖分や
酸味料などで味の調整も当然に行なわれる。これにより、甘味や塩味や微妙な風
味などが醸しだされる。
さらに、本発明は上記の飲料の製法にも、新規な特徴を有し、その製法は上述
したように、海水を脱塩処理して水と濃縮液に分離し、その水に濃縮液を、又は
濃縮液から得た水溶性のミネラル成分を添加することをその工程とするものであ
る。
ルシウムなどのミネラル成分は海水濃縮物であるため、海水に含まれる微量元素
を豊富に添加することができる。海水から取り出した水と濃縮物の双方に、必須
微量ミネラルや微量元素や極微量の種々の物質が含有されており、飲料としての
微妙な風味と不思議な健康機能を醸しだすものと考えられる。
また、塩化ナトリウムを充分に除去しているため、塩辛くなく、塩化ナトリウ
ムの健康への悪影響もなく、適度に味付けも可能なので、飲みやすく、健康、且
つ、清涼の特性を有する飲料として、消費者に十分満足される飲料が得られる。
さらに、果汁原料やビタミンなども添加することができ、栄養成分を補強した
栄養飲料としての機能も発揮でき、薬効成分を添加することによって健康増進の
機能も発揮できる。また、海水より得たナトリウムやカリウムを特別に添加して
、ワ−キングやスポ−ツ後の発汗対応としての飲料とすることもできる。
これらに限定されるものではない。
海水を逆浸透膜法を用いて水と濃縮水とに分離した。
逆浸透膜分離装置は、東レ(株)製小型試験機を使用し、以下の操作条件で分
離した。
運転条件:液温15℃
圧力:56MPa
水側流量:1.9L/min
濃縮水側流量:16L/min
上記操作で分離処理した水の伝導度は、以下の通りであった。
膏の含有量及び微量成分の含有量は表2に示すとおりであった。
ルシウム塩、塩化ナトリウムを分離しマグネシウム塩溶液を得た。このマグネシ
ウム塩の含有量及び微量成分の含有量は表3に示すとおりであった。
上記原料を用い、味覚官能テストを実施し、味覚テスト結果を表4に示す。
なお、飲料の硬度及びMg/Ca重量割合は以下の通りとした。
Mg/Ca比(カルシウムに対するマグネシウムの重量割合)
A=6/1、B=5/1、C=4/1、D=3/1、E=2/1、
F=1/1、G=1/2、H=1/3、I=1/4、J=1/5
また、硬度(EDTA法)は、以下の通りとした。
50、100、200、500、1000、1500、2000、
3000、4000
5人の成人男女のモニタ−により、味覚感覚によってテストした。
□:最も良好 ○:良好 △:やゝ不良 ×:不良
飲料の硬度が100未満であると、おいしいが、マグネシウムやカルシウムや
微量ミネラルの含有量が非常に少なく、ミネラル補強の観点から好ましくなく、
硬度が100以上でもカルシウムに対するマグネシウムの重量割合が4より大き
くなると、マグネシウムの苦みが出始め、好ましくない。硬度が100以上で、
マグネシウムに対するカルシウムの重量割合が3より大きくなると、味がかたく
なるため、好ましくない。
飲料の硬度が3,000より高く、マグネシウムに対するカルシウムの重量割
合が4より大きくなると、カルシウム塩が溶解しなくなり、好ましくなく、硬度
が4,000になると、おいしくないので、好ましくない。
その結果、飲料の硬度100〜3000で、Mg/Caが4/1〜1/3の範
囲が美味しい範囲であることがわかった。
上記の原料を用い、カルシウムに対するマグネシウムの重量割合(Mg/Ca
)を3/1、硬度を1000に調製した飲料のICP−MS分析結果は、以下の
通りである。
海水をイオン交換電気透析装置を用いて、希薄水と濃縮水とに分離した。
イオン交換電気透析装置は、旭硝子(株)製小型試験機を使用した。
○操作条件は以下の通りであった。
運転条件:有効膜面積1.72dm2/枚
(陽イオン交換膜14枚、陰イオン交換膜10枚使用)
定電流:8A
流速:200L/H
液温:14℃
○分離水の伝導度;
上記操作で、得られた分離処理水の伝導度は表6に示すものであった。
濃縮水を濃縮し、脱塩化ナトリウム処理を行い、塩化ナトリウムとカルシウ
ム、マグネシウム塩溶液を分離した。分離したカルシウム、マグネシウム塩
溶液の含有量は表7に示す通りであった。
(なお、実施例1と同様に、銅やマンガンなどの微量ミネラルも含有されてい
た。)
グネシウム溶液を用い、硬度を以下の下記a〜iに調整した飲料の味覚官能試験
を行なった。味覚テスト結果を表8に示す。
なお、飲料の硬度は以下の通りである。
a=50、b=100、c=200、d=500、e=1,000、
f=1,500、g=2,000、h=3,000 i=4,000
5人の成人男女のモニタ−により、味覚感覚によってテストした。
□:最も良好 ○:良好 ×:不良
飲料の硬度が100未満であると、おいしいが、カルシウムやマグネシウムや
微量ミネラルの含有量が非常に少なく、ミネラル補給の観点から好ましくない。
また、硬度が4,000になると、おいしくないので、好ましくない。
その結果、実施例1と同様に飲料の硬度100〜3000で、Mg/Caが4
/1〜1/3の範囲が美味しい範囲であることが確かめられた。
上記の原料を用い、カルシウムに対するマグネシウムの重量割合(Mg/Ca
)を3/1、硬度を250に調製した飲料のICP−MS分析結果は以下の通り
である。
施し、味覚テスト結果を以下に示す。
なお、試験に用いた飲料は、カルシウムに対するマグネシウムの重量割合(M
g/Ca)は3/1とし、硬度は全体で1000になるように調整した。
5人の成人男女のモニターにより、味覚感覚によってテストした。
□:最も良好 ○:良好 △:やゝ不良 ×:不良
由摂取させ、4週間飼育後、血漿中の総コレステロール、LDL−Chを測定し
た。試験動物は、Wister系ラット♂10週齢(1群8匹)を使用した。総コレス
テロール、LDL−Chの結果を表11に示す。
ミネラルが豊富な硬度1000の飲料を飲水摂取することで、総コレステロール
及び動脈硬化の原因とされるLDL−Chの増加を抑制することが確かめられた
。
Claims (2)
- 採取された海水を脱塩処理して水と濃縮液に分離し、脱塩処理して得られた水に、該海水の濃縮液から入手した、塩化ナトリウムを除いた、水溶性ミネラルを添加し、カルシウムに対するマグネシウムの重量割合(Mg/Ca)を4/1〜1/3に調整し、更にEDTA法により測定した硬度を100〜3000に調整したことを特徴とする飲料の製造方法。
- 採取された海水が、100m以深の深海水を使用することを特徴とする請求項1に記載の飲料の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007126570A JP2007267747A (ja) | 1998-02-18 | 2007-05-11 | 海水を利用した飲料及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5130898 | 1998-02-18 | ||
JP3276099 | 1999-02-10 | ||
JP3416299 | 1999-02-12 | ||
JP2007126570A JP2007267747A (ja) | 1998-02-18 | 2007-05-11 | 海水を利用した飲料及びその製造方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11035145A Division JP2000295974A (ja) | 1998-02-18 | 1999-02-15 | 海水を利用した飲料及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007267747A true JP2007267747A (ja) | 2007-10-18 |
Family
ID=38671183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007126570A Pending JP2007267747A (ja) | 1998-02-18 | 2007-05-11 | 海水を利用した飲料及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007267747A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010005530A (ja) * | 2008-06-26 | 2010-01-14 | Osamu Hirota | ミネラル水素水及びその製造方法 |
JP2015029933A (ja) * | 2013-07-31 | 2015-02-16 | 三菱重工業株式会社 | 飲料水製造装置及び方法 |
-
2007
- 2007-05-11 JP JP2007126570A patent/JP2007267747A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010005530A (ja) * | 2008-06-26 | 2010-01-14 | Osamu Hirota | ミネラル水素水及びその製造方法 |
JP2015029933A (ja) * | 2013-07-31 | 2015-02-16 | 三菱重工業株式会社 | 飲料水製造装置及び方法 |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
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A521 | Written amendment |
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