JP4753646B2 - ヘルメット - Google Patents

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Description

この発明は、主として工場や工事現場において安全のために着用されるヘルメットに関する発明である。
工場や工事現場において着用される従来のヘルメットは、外周の鍔を含めてヘルメット本体が一体に形成されている。
オートバイ用のヘルメットには、特許文献1や2に開示されるようにバイザーを着脱できるようにしたものが提案されているが、工事現場などで使用するヘルメットには、前鍔を着脱可能とするものはなかった。
特許文献1には、ホックによってバイザーを着脱するものであって、ホック部分の凹入部を覆うキャップを取り付ける思想が開示されている。特許文献2には、バイザーの差し込みベロ部をヘルメット本体の縦溝に嵌合させることによって、ヘルメット本体に対してバイザーを着脱自在とする思想が開示されている。
特開昭58―156005号公報 特開平06―116804号公報
工場などで、安全のために着用するヘルメットにおいては、主要な防御機能を帽状のヘルメット本体が担い、飛散物からの防御や光線を避けるために庇状の前鍔が形成されている。ところが、作業内容、例えば作業物に顔を近づける場合や、狭い場所での作業に際して、従来のヘルメットでは、前鍔が邪魔になることが少なくない。
このような実情に鑑み、本発明は、前鍔を簡単に着脱することができるとともに、装着した前鍔がガタ付いて作業の支障になるようなことがないように、安定して装着することができるヘルメットを実現することを目的とするものである。
なお、従来のオートバイ用のヘルメットにおける、バイザーの着脱構造では、必ずしも簡単に着脱することができないとともに、装着したバイザーが安定するものではなく、この構造を安全用のヘルメットに応用しても、上記目的を達成することはできない。
上記目的を達成するため、請求項1記載の本発明ヘルメットは、帽状のヘルメット本体1と、庇状の前鍔2を着脱自在に装着するに際し、その係止位置を少なくともヘルメット本体1の前端面中央部と左右両側の三箇所において係合させる。
すなわち、ヘルメット本体1の前端面中央部に横長の係合孔3を形成し、前鍔2の中央部後端部に係合孔3に係合する横長の突起4を設ける。さらに、前鍔2の左右両側に後方に向けて縦板状で、ヘルメット本体1の表面に当接する曲面形状の当接板8を形成する。そして、当接板8の後端部に縦板状で扁平な係止爪5を突出させ、この係止爪5をヘルメット本体1に穿設した係合孔6に前方から挿入し、係合孔6内に形成した係合段部7に係合させることにより、前鍔2の前方への抜け止め手段を形成する。
請求項記載の発明は、ヘルメット本体1の後部及び側部に幅の狭い鍔9を形成するとともに、着脱する前鍔2の後端部を前記ヘルメット本体1の鍔9に連続する幅に形成する。そして、前鍔2の後端部に平面的な舌片10を突出させる一方、ヘルメット本体1の鍔9に前鍔2の舌片10が嵌合する凹所11を形成するものである。
請求項1記載の本発明に係るヘルメットによれば、作業中に前鍔が邪魔になるような場合に、前鍔2を前方に引っ張ることによって自由に取り外して、前鍔のない状態で使用することができる。このとき、ヘルメット本体1と前鍔2は、ヘルメット本体の前端面中央部の係止手段と左右両側の係止手段の、少なくとも三箇所で係止される。前端面中央部における係止手段は、前鍔2が上下及び左右方向に遊動するのを阻止する。また、左右両側の係止手段は、係止爪5によって、鍔2の前方への抜け出しを防止する。したがって、ヘルメット本体に装着した前鍔2は遊動することなく安定良く装着される。
なお、ヘルメット本体1の前端部における前鍔2との係合手段が、横長の係合孔3と横長の突起4の係合であることから、この部分における上下及び左右の遊動を確実に阻止することができる。また、ヘルメット本体1の左右両側における係止手段が、偏平な係止爪5と、偏平な係止爪5が挿入される係合孔6の内奥での、係止爪5と係合段部7との係合であるため、前後方向の抜け出しだけでなく上下方向の遊動をも効果的に防止することができる。また、前鍔の左右両側に後方に向けて、ヘルメット本体1の表面に当接する当接板8を設けているため、前鍔2がガタ付くようなことがなく安定する。
請求項記載の発明によれば、ヘルメット本体1の後部及び側部に幅の狭い鍔9を設け、該鍔に形成した凹所11と、前鍔2の後端部に突出させた平面的な舌片10を嵌合させることにより、前鍔2の捩じれ方向の変形などを防止し、より一体感のある状態に前鍔2をヘルメット本体1に装着することができる効果がある。
添付図面は、本発明に係るヘルメットの実施形態を示すものである。以下、本発明の実施形態を添付の図面に基づいて説明する。
図1はヘルメット全体の正面図、図2は図1のII―II線拡大断面図、図3は図1のIII―III線拡大断面図である。
本発明に係るヘルメットは、ヘルメット本体1と前鍔2とで構成し、ヘルメット本体1に対して前鍔2を着脱自在とする。前鍔2は、図4、図5に示すように、前方からヘルメット本体1に装着し、少なくともヘルメット本体1の正面である前端部と、左右両側面の三箇所で係止する。すなわち、前鍔2の左右両側に備えた係止爪5,5をヘルメット本体1に係合させて前方への抜け止めとするとともに、ヘルメット本体1の前端部において前鍔2を係合させることによって、前鍔2の中央部を支える。
ヘルメット本体1の前端部における前鍔2との係合構造として、図4、図5に示すように、前鍔2に一定幅Wの突起4を形成するとともに、ヘルメット本体1の前端部に、前記前鍔2に形成した一定幅Wの突起4が嵌まり込む、溝の如き係合孔3を設けておく。 これにより、図1に部分拡大断面で示すように、前鍔2に形成した突起4が、ヘルメット本体1の係合孔3に係合して上下方向の遊動が阻止される。このとき、突起4の幅Wと、係合孔の幅W’ をほぼ等しいものとすることによって、左右方向の遊動を阻止することができる。このような構成とすることによって、ヘルメット本体1と前鍔2の係合が、点ではなく幅Wの範囲で線状に係合するため、前鍔2は左右に傾く可能性がなく安定よく支持される。
前鍔2の左右両端部には係止爪5を、後方に向けて突出させている。一方、ヘルメット本体1の左右両側には、前方に向けて開口し、前鍔2の係止爪5が前方から挿入される、断面形状が縦長の係合孔6を設けている。係合孔6は、機能的には前方に向けて開口していることが必要で、盲孔であってもよいが、内奥に係合段部7を成型するための抜き型の関係から、係合孔6は前方及び下方に向けて開口させ、下方からの抜き型によって、係合孔6の前方開口端から見て内奥の側面(係合孔内の外側の側面)に、小さな段差の係合段部7を形成している。
前鍔2の左右両端に、後方に向けて突出させる係止爪5は、例えば10〜20ミリメートルといった幅を有する縦方向の板状とし、先端部の外側面に係合部を形成している。これにより、前鍔2の係止爪5をヘルメット本体1の係合孔6に挿入し、係止爪5を係止孔6の係合段部7に安定よく係合させることができる。
係止爪5は、例えば10〜20ミリメートルといった幅を有する板状とすることによって係合孔6内において面接触をするため、ある程度安定が良いものであるが、本発明においては、前鍔2の左右側面から後方に向けて、略三角形の縦板状の当接板8を一体に成型し、当接板8の後端部に係止爪5を突出させている。この当接板8は図3に示すように、前鍔2をヘルメット本体1に装着したときに、ヘルメット本体1の表面に当接(なるべく面接触)する曲面形状に形成している。このように、前鍔2に一体成型した当接板8の存在によって、ヘルメット本体1に装着した前鍔2はより一層安定する。
ヘルメット本体1の前鍔2以外の背面及び側面には、連続する比較的幅の狭い鍔9を形成している。そして、前鍔2の後端部分の幅を鍔9の幅と一致させておくことによって、前鍔2を装着したときに、ヘルメット本体1の全周にわたって連続的な鍔が形成されるようにしている。その際、前鍔2に後方に向けて舌片10を突出させるとともに、ヘルメット本体1の鍔9前端部分に、舌片10が嵌まり込む凹所11を形成しておく。これにより、図2や図8に示すように、前鍔2を装着したときに、鍔の継ぎ目部分に段差を生じるようなことがなく、連続する鍔として一体感のある状態に装着することができる。
ヘルメット本体1の側面における前鍔2の装着状態を図6及び図7に示している。すなわち、図6の(a)及び図7の(a)に示すヘルメット本体1の係合孔6に、図6の(b)及び図7の(b)に示す前鍔2の係止爪5を挿入して装着すると、図6の(c)及び図7の(c)に示すように、係止爪5が係合孔6の係合段部7に係合して抜け出しを防止する。
このとき、それぞれ合成樹脂材で成型されるヘルメット本体1と前鍔2の寸法関係について、前鍔2の左右両側の間隔を、ヘルメット本体1の左右の係合部間隔よりも幾分広くなるように成型しておき、前鍔2の左右両側の間隔を縮めながら装着するようにしておくのが好ましい。このようにすれば、前鍔2自体の弾性力によって係止爪5と係合段部7との係合状態を効果的に維持することができる。
係止爪5と係合段部7の係合力が大き過ぎる場合は、装着した前鍔2の取り外しが出来なくなってしまう。そのため、本発明を実施する上においては、過大な係合状態とならないように、係合段部7の高さを、例えば0.5mm程度の低い状態で実施し、前鍔2を強く引っ張ることによって取り外しができるようにする。その際、通常合成樹脂材で成型されるヘルメット本体1を、手で圧迫して多少歪ませながら前方に引っ張るようにすることで、前鍔2の取り外しを容易に行うことができる。
以上、本発明に係るヘルメットの、ヘルメット本体1と前鍔2の関係について説明したが、安全用ヘルメットは、通常その内部に緩衝構造であるハンモックを装着して使用される。本発明に係るヘルメットにおいても、使用に際しては公知のハンモックを装着して使用する。
図1は、本発明ヘルメット全体の正面図、 図2は、図1のII―II線拡大断面図、 図3は、図1のIII―III線拡大断面図、 図4は、ヘルメット本体と前鍔を分離させた状態の平面図、 図5は、ヘルメット本体と前鍔を分離させた状態の平面図、 図6は、ヘルメット本体と前鍔の係合部分のみの拡大底面図、 図7は、ヘルメット本体と前鍔の係合部分のみの拡大平面図、 図8は、図7のVII―VII線断面図。
1…ヘルメット本体、 2…前鍔、 3…係合孔、 4…突起、 5…係止爪、 6…係合孔、 7…係合段部、 8…当接板、 9…鍔、 10…舌片、 11…凹所。

Claims (2)

  1. 帽状のヘルメット本体に対して庇状の前鍔を着脱自在に装着するヘルメットにおいて、ヘルメット本体の前端面中央部に横長の係合孔を形成し、前鍔の中央部後端部に前記係合孔に係合する横長の突起を設けるとともに、前鍔の左右両側に後方に向けて縦板状で、ヘルメット本体の表面に当接する曲面形状の当接板を形成し、該当接板の後端部に縦板状で扁平な係止爪を突出させ、該係止爪をヘルメット本体に穿設した係合孔に前方から挿入して係合孔内に形成した係合段部に係合させることによって前方への抜け止め手段を形成することを特徴とするヘルメット。
  2. ヘルメット本体の後部及び側部に幅の狭い鍔を形成するとともに、着脱する前鍔の後端部を前記ヘルメット本体の鍔に連続する幅に形成し、前鍔の後端部に平面的な舌片を突出させる一方、前記ヘルメット本体の鍔に前鍔の舌片が嵌合する凹所を形成したことを特徴とする請求項1記載のヘルメット。
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