JP4753245B2 - キャップ材およびキャップ付容器 - Google Patents

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Description

本発明は、ボトル缶やガラスビンやPETボトル等に使用されるキャップ材およびキャップ付容器に関する。
近年、清涼飲料水などの飲料用容器として、ガラスビン、PETボトル、アルミボトル缶等の開閉可能な容器が広く使用されている。これらの容器に使用されるキャップ材としては、合成樹脂製あるいはアルミニウム合金や鉄などの金属製のキャップ本体と、主に合成樹脂で構成されたライナーとで構成されたものが広く提供されている。
キャップ本体は、一般に、天板部とこの天板部の周縁部から略垂下してなる周壁部とを備え、周壁部の下端側に、周方向に延び、かつ径方向内側に凹むスリット部とブリッジとが交互に周方向に複数配置された破断容易部を設けたものである。キャップ材とは、このキャップ本体の天板部内面に、前記ライナーが装着されたものである。
この種のキャップ材は、雄ネジ部と該雄ネジ部の下端に配置され径方向外側に膨出した膨出部とを備えたボトル口部に被せられ、前記天板部が下方に押圧された状態で、前記周壁部の外周面が、前記ボトル口部の雄ネジ部に沿うように径方向内方に向けて押圧されて当該周壁部に雌ネジ部を形成されるとともに、周壁部の開放端部(下端部)が、前記膨出部に巻き込ませられるように径方向内側へ向けて押圧される(すそ巻き工程)ことによって、ボトル口部に螺着され、キャップとして使用される。つまり、キャップとは、上記キャップ材をボトル口部に螺着したものである。ここで、ボトル口の開口部とライナーとが密着することでボトル容器内が密封される。
キャップ本体の天板部の内面に配置されるライナーとしては、予め成形したディスクを挿入した後にキャップ本体の天板部内面の中心部に熱接着したものや、塩ビゾルのようにキャップ本体に樹脂を流し込んでゲル化と同時に接着したものや、溶融樹脂をキャップ本体の中に入れて型押ししたもの等がある。そして、これらのライナーは、ほとんどがキャップ本体の天板部内面に接着されており、キャップを回転させる際には、キャップと同時にライナーを回転する必要がある。
ところで、ライナーとボトル口部の開口部におけるライナーとの接触部分とが強く固着していると、その間の摩擦抵抗が大きいため、開栓に必要なトルク(以下、開栓トルクと称す)が大きくなり、開栓操作が困難になる問題があった。そこで、開栓トルクを低減するためにライナーとボトル口部の開口部におけるライナーとの接触部分との潤滑を良好にするために、ライナーに滑剤を添加したものが提供されている。
しかしながら、滑剤を必要以上に添加したライナーを使用した場合には、滑剤を添加したライナーが直接ボトル容器内の充填物と接触するため、充填物に滑剤の一部が落下して充填物の表面に浮き、異物として認識されて品質を損なうというおそれがあった。
このような問題を解決するために、特許文献1では、ライナーを機能層と支持層との2層構造とし、このシート状の2層ライナーをキャップ本体の天板部の内面と非接合状態で取り付ける構成とされたキャップが提案されている。
特開2004−217295号公報
ところで、2種類の樹脂からなる2層ライナーは、2種類の合成樹脂を一度に押し出して成形する共押出法によって2層シート材を成形し、この2層シート材をディスク状に打ち抜くことで製造されている。
図5に従来の2層ライナーの素材となる2層シート材を示す。この2層シート材1は、硬度の低いエラストマーで構成されたエラストマー層2と、硬度が高いプラスチックで構成されたプラスチック層3とを有し、これらエラストマー層2とプラスチック層3との間に境界面4が形成されている。
共押出法によれば、ロール圧延によってシート材1全体の厚さは一定に維持されるものの、これら2種類の樹脂のMFR(JIS K 7210)等が異なる場合には、これらエラストマー層2とプラスチック層3との間の境界面4が波打つように変動してしまうことがあった。
エラストマー層2が硬度の低い樹脂で構成され、プラスチック層3が硬度の高い樹脂で構成されているため、境界面4の変動によってこれらの厚さ方向の割合が変化し、シート材1全体の硬度が大きくばらついてしまうことがあった。このようなシート材1を打ち抜いて製造されたライナーでは、部分的に硬度が異なることがあった。
このように部分的に硬度が異なるライナーが装着されたキャップ材をボトル口部に螺着した場合には、ライナーの変形抵抗が部分的に異なるため、前記すそ巻き工程における前記周壁部の開放端部の巻き付け状態が周方向でばらついてしまうことがあった。すそ巻きが不十分である場合には、キャップ開栓時に、ブリッジが切断されずにキャップがそのまま抜けてしまういわゆるスッポヌケ現象や、一部のブリッジのみが破断して大きく口をひらくように変形するいわゆるヒンジング現象が発生するといった問題があった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、硬度の異なる層を有するライナーであっても、ライナーの硬度ばらつきを防止でき、このライナーが装着されたキャップ材をボトル口部に確実に装着して、ライナー硬度ばらつきに起因するヒンジング現象やスッポヌケ現象の発生を防止できるキャップ材を及びキャップ付容器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、この発明は、円板状の天板部と該天板部の周縁から略垂下してなる周壁部を有するキャップ本体と、該キャップ本体の前記天板部の内面に沿って配置されるシートタイプのライナーとを備えたキャップ材において、前記ライナーは、エラストマーで構成されシール機能を有する密封層と、該密封層よりも高い硬度を有し、前記天板部の内面と摺動する摺動層とが積層されてなり、前記密封層と前記摺動層との間に、少なくともひとつの中間層が設けられ、該中間層は、前記密封層よりも高い硬度を有し、かつ、前記摺動層よりも低い硬度を有することを特徴とする。
上記の構成のキャップ材においては、ライナーとして、密封層と摺動層との間に中間層を備えた3層以上の多層ライナーが使用されているので、このライナーの素材となるシート材も3層以上の多層シート材とされる。
このような多層シート材を共押出法によって成形する場合には、3種以上の樹脂材料を同時に押し出すことになり、それぞれの境界面が波打つことがある。しかし、シート材全体の厚さが一定であれば、多層構造とすることでそれぞれの層の厚さが薄くなり、それぞれの層の厚さの変動幅が小さくなる。さらに、中間層が密封層よりも硬度が高く摺動層よりも硬度の低いものであるので、シート材全体の硬さばらつきが小さく抑えられることになる。また、3層以上の多層構造であるので、境界面も2以上存在することになり、これら複数の境界面がそれぞれ変動するため、これらの相互作用によりシート材全体の硬さばらつきをさらに小さく抑えることができる。
この構成のキャップ材では、上述のように硬さばらつきが抑えられたライナーを装着しているので、キャップ材をボトル口部に螺着する際の膨出部へのすそ巻きを適正に行うことができ、キャップ材のスッポヌケ現象及びヒンジング現象の発生を防止することができる。
ここで、前記密封層の硬度は、ボトル口部との密着性を考慮して、ショアD(JIS K 6253)で30以下(ショアA(JIS K 6253)で80以下)が好ましい。また、前記摺動層の硬度は、天板部内面への固着防止を確実にするために、ショアDで40以上が好ましい。
また、前記中間層の厚さを、前記ライナー全体の厚さの5%以上とすることにより、中間層によるライナーの硬さばらつきの低減効果を確実に奏功せしめることができる。さらに、前記中間層の厚さを、前記ライナー全体の厚さの80%以下とすることにより、摺動層及び密封層の厚さを確保してライナーとしての機能を確保することができる。
また、前記密封層の厚さを、前記ライナー全体の厚さの10%以上とすることにより、ボトル口を確実に密封できる。さらに、前記密封層の厚さを、前記ライナー全体の厚さの
80%以下とすることにより、ライナーの変形抵抗を一定以上確保することができ、ボトル口部にライナーが強固に固着してライナーがキャップから外れてしまうことを防止できる。
また、前記摺動層の厚さを、前記ライナー全体の厚さの10%以上とすることにより、摺動層による開栓トルクの低減効果を確実に奏功せしめることができる。さらに、前記摺動層の厚さを、前記ライナー全体の厚さの65%以下とすることにより、ライナー全体の変形抵抗が必要以上に大きくなることを防止できる。
また、前記中間層を、前記摺動層と前記密封層とのブレンド材で構成することにより、ライナーを打ち抜き成形した際に発生する打ち抜き後のシート屑を、中間層の原料として再利用することができる。したがって、廃棄物の発生を低減でき、環境負荷を小さくすることができるとともに、その製造コストを低減することができる。
また、前記摺動層に滑剤を添加することにより、滑剤によってライナーとキャップ本体の天板部内面との摩擦抵抗が低減され、開栓トルクを低減することができ、容易に開栓することができる。また、摺動層はキャップ材の天板部内面を向くように配置されるので、ボトル容器内の充填物と直接接触することがなく、滑剤が充填物上に浮遊するおそれがない。
また、前記キャップ本体を、アルミニウム合金または合成樹脂またはブリキ若しくはティンフリースチールで構成することにより、アルミボトル缶やPETボトルやティンフリースチール製ボトル缶やガラスビンなどのボトル容器のキャップとして本発明のキャップ材を使用することができる。
また、前記キャップ材を、前記キャップ本体の前記天板部近傍に設けられたナール部によって、前記ライナーを回転自在に支持する構成とすることにより、キャップを回転させる際に、ライナーをキャップとともに回転する必要が無く、開栓トルクを大幅に低減でき、開栓が容易にできる。
また、上述した構成のキャップ材をボトル口部に配置するとともに、前記周壁部内面にボトル口部に螺着させる雌ネジ部を形成したキャップ付容器は、ライナーの硬度ばらつきが小さいため、すそ巻きを周方向で均一にかつ確実に行うことができ、キャップを開栓する際に、スッポヌケ現象やヒンジング現象が発生するおそれがない。
また、キャップを回転させて開栓する際に、キャップ本体の天板部内面とライナーの天板部内面に接する側が摺動層とされ、この間の動摩擦係数が小さいとともに、摺動層の硬度が高くライナー全体の変形抵抗が大きいので、ライナーがキャップ本体の天板部内面に強く固着されず、キャップとライナーの摺動による相対移動が可能となるので、ライナーの密封層とボトル口部の開口部における密封層との接触部分とを摺動させる必要が無く、キャップを回転させることができ、開栓トルクが軽減され、開栓操作を容易に行うことができる。
以上のように、本発明によれば、硬度の異なる層を有するライナーであっても、ライナーの硬度ばらつきを防止でき、このライナーが装着されたキャップ材をボトル口に確実に装着でき、ライナーの硬度ばらつきに起因するヒンジング現象やスッポヌケ現象の発生を防止できるキャップ材を及びキャップ付容器を提供することができる。
本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1に本発明の実施形態であるキャップ材10を、図2にキャップ材10に使用されるライナー20を示す。
キャップ材10は、アルミニウム合金板を絞り加工することによって成形されたキャップ本体11とこのキャップ本体11に装着されるライナー20とから構成されている。
キャップ本体11は、円板状の天板部12と、天板部12の周縁から略垂下してなる周壁部13を有し、周壁部13の上方には、周壁部13の内面側に凹んで断面矩形をなすナール部14と、周壁部13の内面側に凹んで断面三角形をなし、ライナー20をその下面側から支持するライナー支持部15とが、周方向に交互に等間隔で配置されている。
ライナー20は、例えば、ポリプロピレンの重合体からなるエラストマーによって構成された密封層21と、ポリプロピレン(PP)のプラスチック層によって構成された摺動層22と、これら密封層21及び摺動層22との間に配置された中間層23とからなり、本実施形態では、図2に示すように、中間層23がひとつ設けられた3層構造とされている。
ライナー20の全体の厚さは、好ましくは0.5mmから1.5mm、さらに好ましくは0.7mmから1.3mmがよく、本実施形態では、1.0mmに設定されている。また、密封層21の厚さは0.1mmから0.8mm、より好ましくは0.1mmから0.4mmの範囲内に設定され、摺動層22の厚さは0.1mmから0.65mmの範囲内に設定され、中間層23の厚さは0.05mmから0.8mmの範囲内に設定されている。
ここで、密封層21の硬度はショアD(JIS K 6253)で30以下とされ、摺動層22の硬度はショアDで40以上とされている。そして、中間層23の硬度は、密封層21の硬度よりも高く、かつ、摺動層22の硬度よりも低くなるように設定されている。
本実施形態では、中間層23を、密封層21を構成するポリプロピレンの重合体と、摺動層22を構成するポリプロピレンとのブレンド材で構成しており、その硬度が密封層21の硬度と摺動層22の硬度との中間値となるように設定される。
ここで、摺動層22には、滑剤として脂肪酸アマイドが0.2重量%添加されており、摺動層22の表面が滑りやすくされている。
ライナー20は、プラスチック層からなる摺動層22が天板部12内面に対向するように配置され、ライナー支持部15にて支持されている。つまり、ライナー20の摺動層22とキャップ材10天板部12の内面とは接合されていないのである。
そして、この3層構造のライナー20は、前記3種類の合成樹脂を一度に押し出しする共押出法によって3層シート材を成形し、これをディスク状に打ち抜くことで製造されている。図3に本実施形態であるライナー20の素材となるシート材24を示す。このシート材24は、密封層21を構成するエラストマー層25と中間層23を構成する中間樹脂層26と摺動層22を構成するプラスチック層27とを有し、エラストマー層25と中間樹脂層26との間に第1境界面28が、中間樹脂層26とプラスチック層27との間に第2境界面29が形成されている。
次に、上記のキャップ材10が使用されるキャップ付容器の一例としてキャップ付ボトル缶30について説明する。図4に示すように、キャップ付ボトル缶30は、アルミニウム合金板などから形成された金属製ボトル缶31(以下ボトル缶31と称す)にキャップ40が螺着されて構成されている。ボトル缶31は、円筒状の缶胴32から上方に向かって縮径する縮径部33を有し、縮径部33の上方に口金部34を備えている。口金部34は、雄ネジ部35と、この雄ネジ部35の缶軸方向下端に連設されて径方向外側へと膨出した膨出部36と、雄ネジ部25の缶軸方向上端側に形成されたカール部37とを有している。
キャップ材10は、ボトル缶31の口金部34に被着されて使用される。すなわち、キャップ材10は、ボトル缶31の口金部34に被せられ、キャッピング装置のネジ形成ローラーがキャップ材10の周壁部13に押し当てられた状態で口金部34の周囲を回転し、口金部34の雄ネジ部35に沿って転動することにより、キャップ材10の周壁部13内面に口金部34の雄ネジ部35に対応した雌ネジを形成されるとともに、周壁部13の開放端部を、口金部24の膨出部36に巻き込ませるように径方向内側へ向けて押圧するようにすそ巻きされることにより、口金部34に被着され、キャップ40として使用される。
つまり、キャップ材10をボトル缶31に被着させ、キャップ材10の周壁部13に雌ネジ部41を形成させたものをキャップ40というのである。このキャップ40には、天板部12と雌ネジ部41とピルファープルーフ部42とブリッジ部43とが形成されており、ボトル缶31の雄ネジ部35とキャップ40の雌ネジ部41とが螺合し、膨出部36の下方にピルファープルーフ部42の下端がすそ巻きされた状態で、キャップ40はボトル缶31に被着されており、ボトル缶31の口金部34とライナー20の密封層21とが密着することで密封されているのである。
キャップ40が被着されたボトル缶31を開栓する際には、ボトル缶31を一定位置に保持した状態で、当該キャップ40を回転させる。この回転により、ボトル缶31の膨出部36と係合しているピルファープルーフ部42がブリッジ部43にて分離され、キャップ40のピルファープルーフ部42以外の部分は、口金部34の雄ネジ部35に沿って上方に移動する。これに伴い、ライナー支持部15にて保持されているライナー20も上方に移動し、ライナー20と口金部34とが離間され、開栓される。
本実施形態であるキャップ材10では、ライナー20の素材として3層構造のシート材24が使用されているので、共押出法によってこのシート材24を成形した際に、樹脂のMFRが異なるために2つの境界面28、29が波打つように変動することがある。ここで、シート材24が1mmに設定されており、密封層21、摺動層22、中間層23のそれぞれの厚さが薄く、これらの層に厚さの変動幅も小さくなる。よって、密封層21と中間層23との間の第1境界面28及び中間層23と摺動層22との間の第2境界面29の変動が小さくなり、シート材24全体の硬さばらつきが小さくなる。
また、中間層23が密封層21よりも硬度が高く摺動層22よりも硬度の低いものであるので、シート材24全体の硬さばらつきが小さく抑えられることになる。さらに、第1境界面28の変動と第2境界面29の変動と相互作用によりシート材24全体の硬さばらつきがさらに小さくなる。このためライナー20の硬さばらつきも小さく抑えられることになる。
本実施形態であるキャップ材10では、このように硬さばらつきが抑えられたライナー20を装着しているので、キャップ材10をボトル缶31の口金部34に螺着する際に、周壁部13の開放端部を口金部24の膨出部36に確実にかつ安定してすそ巻きすることができ、キャップ材10のスッポヌケ現象及びヒンジング現象の発生を防止することができる。
また、ライナー20に、キャップ本体11の天板部12内面に対向して摺動する摺動層22が設けられているので、天板部12内面とライナー20との固着が防止され、開栓トルクを低減することができる。また、ライナー20に密封層21が設けられているので、口金部34の開口部をライナー20によって確実に密封することができる。
また、密封層21の厚さが、ライナー全体の厚さ1.0mmに対して0.1mmから0.8mmの範囲内に設定されているので、口金部34の開口部を確実に密封できるとともに、ライナー20の変形抵抗を確保することができ、口金部34にライナー20が強固に固着して開栓時にライナー20がキャップ40から脱落してしまうことを防止できる。
また、摺動層22の厚さが、ライナー全体の厚さ1.0mmに対して0.1mmから0.65mmの範囲内に設定されているので、摺動層22による開栓トルクの低減効果を確実に奏功せしめることができる。
また、中間層23の厚さが、ライナー全体の厚さ1.0mmに対して0.05mmから0.8mmの範囲内に設定されているので、中間層によるライナーの硬さばらつきの低減効果を確実に奏功せしめることができるとともに、摺動層22及び密封層21の厚さを確保してライナー20としての機能を確保することができる。
また、摺動層22をポリプロピレンで構成し、密封層21をポリプロピレンの重合体で構成するとともに、中間層23をこれらのブレンド材で構成しているので、シート材24からライナー20を打ち抜いた際に発生するシート屑を、中間層23の原料として再利用することができる。したがって、廃棄物の発生を低減でき、環境負荷を小さくすることができるとともに、その製造コストを低減することができる。
さらに、摺動層22には、滑剤として脂肪酸アマイドが0.2重量%添加されており、摺動層22とキャップ材10天板部12内面との固着が防止され、キャップ40の開栓時に大きな力が不要となり、キャップ40の開栓性が向上する。また、摺動層22がキャップ材10天板部12内面に向けて配置されているので、摺動層22が容器内の充填物と直接接触することがなく、充填物に滑剤が浮遊するおそれがない。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、その発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施形態においてはアルミニウム合金製のキャップ付ボトル缶を用いて説明したが、これに限定されることはなく、例えば、ガラスビンに金属製キャップが装着されたものや、PET容器に樹脂製キャップが装着されたものでも良い。
また、本実施形態では、ライナー全体の厚さを1.0mmのものとして説明したが、これに限定されることはなく、ライナー全体の厚さは、キャップの形状や充填物などによって適宜設定することが好ましい。また、摺動層、密封層、中間層のそれぞれの厚さについても任意に設定してもよい。ただし、本発明の効果を確実に奏功せしめるためには、ライナー全体の厚さが1.0mmの場合、それぞれ本実施形態の範囲内に設定することが好ましい。
ライナー全体の厚さは0.5mmから2.5mmの範囲内とすることが好ましい。0.5mm未満の場合には、キャップ材天板部内面にライナーを装着する際に、ライナー支持部に確実に掛止することができなくなり、2.5mmより大きい場合には、キャップ材の絞り加工ができなくなってしまうためである。実質的な使用範囲を考慮した場合、ライナー全体の厚さは0.5mmから1.5mmの範囲内とすることがさらに好ましい。
ここで、ライナー全体の厚さを0.5mmとした場合には、密封層及び摺動層の機能を確保するために、密封層の厚さ及び摺動層の厚さはそれぞれ0.1mm以上とすることが好ましい
また、口金部に密着してライナーが脱落することを確実に防止するためには、摺動層と中間層とを併せた厚さを、ライナー全体厚さの50%から90%の範囲内に設定することが好ましい。
また、摺動層をポリプロピレンで構成したもので説明したが、これに限定されることなく、例えば、HDPE(高密度ポリエチレン)やLDPE(低密度ポリエチレン)やL−LDPE(直鎖状低密度ポリエチレン)やPETやPBT(ポリブチレンテレフタレート)やPA(ポリアミド)やPC(ポリカーボネイト)やPS(ポリスチレン)樹脂等で構成されていても良い。
また、密封層を構成するエラストマーをポリプロピレンの重合体として説明したが、これに限定されることなく、例えば、EVA(エチレン酢酸ビニル共重合体)や、HSBR(水添型スチレンブタジエン共重合体)、SIS(スチレンイソプレンスチレン共重合体)、SBR(スチレンブタジエンラバー)、SEBS(水添型スチレンエチレンブチレンスチレン共重合体)、SEPS(スチレンエチレンプロピレンスチレン共重合体)等のスチレン系エラストマーや、EPDM(エチレンプロピレンジエン三元共重合体)とオイルのブレンド材等のオレフィン系エラストマーや、PVC(ポリ塩化ビニル)と可塑剤のブレンド材である可塑化PVCや、ポリエステルエラストマーや、ポリアミドエラストマーや、その他のエラストマー等で構成されていても良い。
さらに、摺動層22に、滑剤として脂肪酸アマイドを0.2重量%添加したもので説明したが、これに限定されることはなく、脂肪酸アマイドの添加量は0.01〜1.0重量%の範囲内であれば良い。また、脂肪酸アマイドの代わりに、あるいは、脂肪酸アマイドに加えて、アンチブロッキング剤を添加しても良い。ここで、アンチブロッキング剤として例えば、タルク、マイカ、カオリン、珪藻土などを0.3〜5.0重量%添加しても良い。
以下に、本発明の効果を確認するために行った比較試験結果について説明する。
比較試験では、内外面を合成樹脂塗料で塗装された厚さ0.25mmのアルミニウム合金板を38mmPPキャップのキャップ本体に成型し、摺動層、中間層及び密封層の厚さを変更したライナーを挿入してキャップとし、内容量300mlの口径38mmのアルミボトル缶に80℃の熱水を充填し、ヘッドスペース部の内圧が1kg/cmになるように液体窒素を滴下して、上記キャップで施栓して試料とした。なお、ライナー径37.5mm、ナール部内径35.5mmとし、ライナーは摺動層をキャップ本体の天板部内面に向けてキャップ本体にセットした。ここで、キャップで施栓する際には、すそ巻きの状態を確認した上でキャッピング装置の条件をライナーに合わせて適宜設定した。
この試料に123℃、20分のレトルト処理を加えた上で室温(20℃)で一日放置した後に、開栓トルク、落下衝撃性及びシーリング性の評価を行った。
開栓トルクとしては、回転開始時のトルク(第1トルク)とブリッジ部が破断する際のトルク(第2トルク)を測定した。
落下衝撃性は、10°傾斜した鉄盤上に落下高さ30cmとして上記ボトル缶を垂直倒立落下させ、一日放置した後に、その内圧を測定してモレの有無を確認した。
シーリング性の評価は、100本の試料に対するヒンジング現象及びスッポヌケ現象の発現数を確認した。
ライナー全体の厚さが1.0mmのときの評価結果を表1に示す。また、ライナー全体の厚さが0.7mmのときの評価結果を表2に示す。また、ライナー全体の厚さが1.3mmのときの評価結果を表3に示す。
なお、表1から表3に記載のPP1はブロックタイプのポリプロピレン(硬度ショアD65)、エラストマ−1はPPとSEPSと流動パラフィンの混合品(硬度ショアD25)、ブレンドは前記PP1とエラストマを比率50対50でブレンドしたものである。
Figure 0004753245
Figure 0004753245
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ライナー全体の厚さが1.0mmのときにおいては、表1に示すように、中間層を有していない比較例1〜5については、スッポヌケ現象及びヒンジング現象が数%の発現率で発生しており、シーリング性に問題があることが確認された。中間層を有しているものの、摺動層が中間層よりも硬度の低い樹脂で構成されている比較例6〜10については、スッポヌケ現象及びヒンジング現象は認められず、シーリング性に問題はないものの、第1開栓トルクが200N・cmを超えており、開栓性に問題があった。これは、摺動層の硬度が低くなって天板部内面との摩擦が大きくなったためである。
一方、本発明例1〜18では、開栓トルクは、第1、第2ともに154N・cm以下であり、キャップの開栓をスムーズに行うことができる。また、落下衝撃性についてもモレは認められなかった。さらに、ヒンジング現象やスッポヌケ現象は認められず、シーリング性が良好であることが確認された。
ただし、密封層を5%とした本発明例19では、ヒンジング現象やスッポヌケ現象は認められないものの、落下衝撃性についてモレが確認された。このことから、密封層の厚さはライナー全体厚さの10%以上とすることが好ましい。
また、ライナー全体厚さが0.7mm及び1.3mmの場合においても、表2及び表3に示すように、中間層を備えた本発明例では、シーリング性に問題は認められなかった。
以上の比較試験の結果から、本発明例のライナーを使用すれば、密封性、開栓性に優れるとともに、ヒンジング現象及びスッポヌケ現象の発生を防止したキャップ材を提供することができることが確認された。
本発明の実施形態であるキャップ材の部分断面図である。 図1のキャップ材に使用されるライナーの説明図である。 図2に示すライナーの素材であるシート材の説明図である。 キャップ付ボトル缶の部分断面図である。 従来のライナーの素材であるシート材の説明図である。
符号の説明
10 キャップ材
11 キャップ本体
12 天板部
13 周壁部
20 ライナー
21 密封層
22 摺動層
23 中間層
24 シート材
34 口金部(ボトル口部)
40 キャップ

Claims (9)

  1. 円板状の天板部と該天板部の周縁から略垂下してなる周壁部を有するキャップ本体と、該キャップ本体の前記天板部の内面に沿って配置されるシートタイプのライナーとを備えたキャップ材において、
    前記ライナーは、エラストマーで構成されシール機能を有する密封層と、該密封層よりも高い硬度を有し、前記天板部の内面と摺動する摺動層とが積層されてなり、
    前記密封層と前記摺動層との間に、少なくともひとつの中間層が設けられ、該中間層は、前記密封層よりも高い硬度を有し、かつ、前記摺動層よりも低い硬度を有することを特徴とするキャップ材。
  2. 前記中間層の厚さが、前記ライナー全体の厚さの5%から80%の範囲内に設定されていることを特徴とする請求項1記載のキャップ材。
  3. 前記密封層の厚さが、前記ライナー全体の厚さの10%から80%の範囲内に設定されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のキャップ材。
  4. 前記摺動層の厚さが、前記ライナー全体の厚さの10%から65%の範囲内に設定されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のキャップ材。
  5. 前記中間層が、前記摺動層と前記密封層とのブレンド材で構成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のキャップ材。
  6. 前記摺動層には、滑剤が添加されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のキャップ材。
  7. 前記キャップ本体が、アルミニウム合金または合成樹脂またはブリキ若しくはティンフリースチールで構成されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のキャップ材。
  8. 前記キャップ材は、前記キャップ本体の前記天板部近傍に設けられたナール部によって、前記ライナーを回転自在に支持する構成とされたことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載のキャップ材。
  9. 請求項1から請求項8のいずれかに記載のキャップ材をボトル口部に配置するとともに、前記周壁部内面にボトル口部に螺着させる雌ネジ部を形成したキャップ付容器。
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