JP4750384B2 - ホットメルト付き調整枠材 - Google Patents
ホットメルト付き調整枠材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4750384B2 JP4750384B2 JP2004204972A JP2004204972A JP4750384B2 JP 4750384 B2 JP4750384 B2 JP 4750384B2 JP 2004204972 A JP2004204972 A JP 2004204972A JP 2004204972 A JP2004204972 A JP 2004204972A JP 4750384 B2 JP4750384 B2 JP 4750384B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot melt
- frame
- insertion hole
- peripheral surface
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 title claims description 68
- 239000012943 hotmelt Substances 0.000 title claims description 62
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 47
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 47
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 33
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 15
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 5
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 9
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 5
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 5
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 5
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 5
- 238000011112 process operation Methods 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000004566 building material Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
Description
しかし、実際には、調整具を完全に埋設するだけの厚みを持たない枠材があり、その場合は、調整具の先端部が突出してしまう。
この方法は、ポリエチレンフォームの使用量を大幅に減少させ、梱包費の削減を図ることができるものの、次のような問題がある。
まず、緩衝材製造工場にて、所定厚のポリエチレンフォームのシートを製造し、裏面に粘着材を塗布する。次に、粘着材塗布面に離型紙を貼着し、所定寸法に裁断して、小型で四角形状の緩衝シート材40とする。
それら緩衝シート材40を枠材製造工場に搬送し、一枚づつ離型紙41を剥がして、調整具20の先端面に貼付けるといった面倒な作業を必要とする(図7参照)。
(2)輸送中や取扱い中に脱落し易い。
緩衝シート材40は調整具20の先端面に貼付けるが、この先端面には、通常、複数の組付突起20aが存在しているので密着状態で貼り付けることができず、剥がれて脱落し易い(図8参照)。
(3)緩衝シート材に無駄が発生する。
緩衝シート材40は四角形状であり、調整具20は通常円形状であるため、緩衝シート材40を小さく形成してもその周囲が調整具20の先端外周から突出し、無駄が発生する。
緩衝シート材40を調整具20の先端面から除去し忘れると、調整具の先端面に設けられている複数の組付突起20aが躯体に食い込まないので、数本のネジのみで枠材を保持させる状況となり、強度不足で不具合を生じる。
従来、緩衝材製造工場に設けていた工程、作業が全て不要となる。
また、枠材製造工場においても、自動化が容易であり、手作業が不要となる。枠材に埋設した調整具の先端部に溶融状態のホットメルトを供給し、当該先端部を被覆する工程のみを設ければ良くなる。
(2)輸送中や取扱中に脱落せず、緩衝効果に優れる。
ホットメルトは溶融状態で供給され、固化するので、調整具の先端部に強固に付着する。この際、当該調整具の先端面に複数の組付突起が存在しても、その間部分に流入して付着する(図6参照)。従って、他の枠材等に接触しても脱落せず、緩衝効果に優れる。
(3)材料に無駄が生じない。
このホットメルトは溶融状態で調整具の先端部に供給されるので、当該先端部の面積に応じた量のみを使用することができる。従って、ホットメルトに無駄が生じない。
ホットメルトを調整具の先端面から除去し忘れても、ホットメルトは、硬化後も軟らかいので調整具の先端面に設けられている複数の組付突起が比較的躯体に食い込みやすく、また、粘度があり躯体に対して滑りづらいため、不具合を生じにくい。
また、伸縮部材の先端部を被覆したホットメルトを除去した後にも、挿通孔の先端部分に充填されているホットメルトが残るように、ホットメルト、調整具の材質、挿通孔の寸法等の仕様を選択すれば、挿通孔に挿通したネジの緩みを防止する作用を意図して付与することもできる。この調整枠材は、伸縮部材の挿通孔にネジを挿通して躯体にねじ込むが、ねじ込み後は、挿通孔の先端部分に充填されているホットメルトがネジの外周面と挿通孔との間に密に充填された状態となり、ネジの緩みを防止するのである。
図1は、本実施形態に係る調整枠を躯体Bに組付けた状態を示す正面図である。図2乃至図4は、本実施形態に係る調整枠を示す部分断面図であり、そのうち、図2はネジSを挿通孔23に挿通し始めた状態、図3はネジSを躯体Bにねじ込み始めた状態、図4はネジSを躯体Bにねじ込んだ状態を示す。従来例で示したものと同一部分には同一符合を付した。
枠材10は、調整枠材1の本体部を構成して、建物の開口部を形成する。
そのうち、固定部材21は枠材10の外周面部(側面部または上面部)に埋設して固定され、内周面に螺条を有する略ナット状である。この固定部材21の外周面には、枠材10からの抜け出しを防止するための係合突条21aを複数周設し、先端部には枠材10との組付き位置を決定するための鍔片21bを周設している。
ホットメルト30は、施工現場では、基本的に、調整具20の先端面から除去されるが、たとえ除去し忘れても、ホットメルト30は、硬化後も軟らかいので調整具20の先端面に設けられている複数の組付突起20aが比較的躯体Bに食い込みやすく、また、粘度があり躯体Bに対して滑りづらいため、不具合を生じにくい。
また、このホットメルト30は、ネジSの外周面と挿通孔23との間に密に充填された状態となるので、ネジSの緩みが防止される。
さらに、挿通孔23に、ネジSの直径より大きい孔部(小径部)を形成しているので、ネジSを躯体Bにねじ込む際に、その孔部とネジSの隙間から余分なホットメルト30が排出され(図3参照)、施工不良の発生を防ぐことができる。
10 枠材
20 調整具
20a 組付突起
21 固定部材
21a 係合突条
21b 鍔片
22 伸縮部材
23 挿通孔
23a 大径部
23b 六角穴
30 ホットメルト
40 緩衝シート材
41 離型紙
A アプリケーター
B 躯体
R ラフ開口部
G 間隔
S ネジ
Claims (3)
- 建物の躯体に形成された開口部に組付けられる枠材と、
その枠材の外周面部に、先端部が前記枠材から突出した状態で伸縮自在に埋設され、伸縮して先端面を前記躯体に当接することによって前記枠材と躯体との間隔を調整する調整具と、を備える調整枠材において、
前記調整具の先端部を、ホットメルトを溶融状態で供給し硬化させることにより被覆し、施工現場で前記調整具から除去される緩衝材として機能させたもので、
前記調整具を、
前記枠材の外周面部に埋設して固定され、内周面に螺条を有する略ナット状の固定部材と、
前記固定部材に螺合する略ボルト状で、軸方向に沿って、前記枠材を躯体に固定するためのネジが挿通する挿通孔を有し、先端部が前記枠材の外周面から突出する伸縮部材と、で構成し、
前記挿通孔の先端から略中間部分にかけての部分を、前記ネジの直径より大きい孔部とし、ネジの外周面と挿通孔との間に隙間を形成してなり、
前記伸縮部材の先端部を前記ホットメルトで被覆し、溶融したホットメルトを前記挿通孔の先端部分にも侵入させて固定させてなることを特徴とするホットメルト付き調整枠材。 - 建物の躯体に形成された開口部に組付けられる枠材と、
その枠材の外周面部に、先端部が前記枠材から突出した状態で伸縮自在に埋設され、伸縮して先端面を前記躯体に当接することによって前記枠材と躯体との間隔を調整する調整具と、を備える調整枠材において、
前記調整具の先端部を、ホットメルトを溶融状態で供給し硬化させることにより被覆し、施工現場で前記調整具から除去される緩衝材として機能させたもので、
前記調整具を、
前記枠材の外周面部に埋設して固定され、内周面に螺条を有する略ナット状の固定部材と、
前記固定部材に螺合する略ボルト状で、軸方向に沿って、前記枠材を躯体に固定するためのネジが挿通する挿通孔を有し、先端部が前記枠材の外周面から突出する伸縮部材と、で構成し、
前記挿通孔の先端から略中間部分にかけての部分を、前記ネジの直径より大きい孔部とし、ネジの外周面と挿通孔との間に隙間を形成するとともに、前記伸縮部材の先端面に複数の組付突起を突設してなり、
前記伸縮部材の先端部を前記ホットメルトで被覆し、溶融したホットメルトを前記組付突起に密着した状態で前記先端面に密に付着させるとともに前記挿通孔の先端部分にも侵入させて固定させてなることを特徴とするホットメルト付き調整枠材。 - 前記ホットメルトを、前記ネジを前記挿通孔から躯体にねじ込んだ際に発生する熱によって軟化する融点の低いものとしてなることを特徴とする請求項1又は2に記載のホットメルト付き調整枠材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004204972A JP4750384B2 (ja) | 2004-07-12 | 2004-07-12 | ホットメルト付き調整枠材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004204972A JP4750384B2 (ja) | 2004-07-12 | 2004-07-12 | ホットメルト付き調整枠材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006028756A JP2006028756A (ja) | 2006-02-02 |
JP4750384B2 true JP4750384B2 (ja) | 2011-08-17 |
Family
ID=35895450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004204972A Expired - Lifetime JP4750384B2 (ja) | 2004-07-12 | 2004-07-12 | ホットメルト付き調整枠材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4750384B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101480089B1 (ko) * | 2012-05-10 | 2015-01-08 | 이병화 | 목재용 앵커 볼트 |
JP2015119889A (ja) * | 2013-12-25 | 2015-07-02 | 株式会社長谷工コーポレーション | 収納ユニットの取付構造 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0623466Y2 (ja) * | 1990-01-31 | 1994-06-22 | 池田物産株式会社 | 車両用シート |
JPH05148975A (ja) * | 1991-11-30 | 1993-06-15 | Kimio Sugawara | 平面調整部材及び該部材を用いる内装方法 |
JP2986721B2 (ja) * | 1995-10-23 | 1999-12-06 | 祐昌 中本 | 開口枠の調節・固定金具 |
JP2001081277A (ja) * | 1999-09-17 | 2001-03-27 | Asahi Kagaku Gosei Kk | ホットメルト組成物およびその用途 |
-
2004
- 2004-07-12 JP JP2004204972A patent/JP4750384B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006028756A (ja) | 2006-02-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10092986B2 (en) | Self-locking molded-in blind inserts | |
AU2005311624B2 (en) | Self-drilling hollow wall anchor | |
US9702154B2 (en) | Structural arrangement and method for securing scaffolding to a building wall | |
JP5620112B2 (ja) | アンカー及びそのアンカーナット | |
JP2010522019A5 (ja) | ||
JP5689876B2 (ja) | 円筒形穴のための雌ネジ付き挿入体及び斯かる挿入体の取付け装置 | |
JP4750384B2 (ja) | ホットメルト付き調整枠材 | |
JP2007070879A (ja) | アンカー作用を有する型枠用セパレーター及びその使用方法 | |
WO2012129642A1 (en) | Flameless candle with threaded insert and method for assembling the same | |
JP2011169034A (ja) | アンカーキャップ | |
JP6347520B2 (ja) | コンクリート型枠用保持具及びこれを用いたコンクリート壁体の構築方法 | |
CN103477002A (zh) | 紧固装置 | |
CN112160965B (zh) | 球头销 | |
JP2005325948A (ja) | ボルトユニット | |
JP2002081425A (ja) | 締結部材及び締結方法 | |
JPH07173930A (ja) | コンクリート被覆材および同被覆材の型枠への仮固定方法 | |
WO2018096671A1 (ja) | 交換用トップリフト | |
JPH10220003A (ja) | コーン除去穴の閉塞具 | |
JP2002168213A (ja) | 物品取付具 | |
JP2010024640A (ja) | コンクリート型枠対向間隔保持用具及び締結部材 | |
JP3853659B2 (ja) | 物品取付具およびその位置スペーサ | |
KR200431937Y1 (ko) | 실내등의 전등갓 고정용 와셔 어셈블러 | |
JP3152670U (ja) | ボード用組合せ止具 | |
JP2005344930A (ja) | ボールジョイントのプロテクタ | |
JP2003161383A (ja) | 構造物の壁における部材貫通部のシーリング構造及びそれに用いる固定具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070709 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20070709 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100222 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100629 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100830 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110419 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110519 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4750384 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140527 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |