JP4749614B2 - 眼用レンズ容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【技術分野】
本発明は、コンタクトレンズ等の眼用レンズを収容するレンズ収納部を備えた眼用レンズ容器に係り、特に、眼用レンズを収納部から有利に取り出すことの出来る新規な構造の眼用レンズ容器に関するものである。
【0002】
【背景技術】
従来から、コンタクトレンズを収容するレンズ容器としては、ブリスター包装等が知られており、例えば、特開平7−322911号公報や特開平9−23916号公報,特開平10−313928号公報,米国特許第6050398号明細書等にも示されているように、半球状の窪みと開口周縁部から開口方向に略直角に広がるフランジ部を一体形成したパッケージ本体を用い、その窪みに眼用レンズや保存液を収容すると共に、プラスチックフィルムやアルミ箔等で形成された蓋体を窪みの開口部に重ね合わせて、該蓋体をパッケージ本体のフランジ部に固着して、窪みの開口部を覆蓋せしめた構造とされている。
【0003】
ところで、このような従来構造のブリスター包装においては、蓋体を剥がすと、パッケージ本体のフランジ部に設けられた接着面が荒らされて、接着面が形成された窪みの開口周縁部に毛羽立ちのようなバリが発生し易い。一方、コンタクトレンズは、パッケージ本体から取り出される際、指で上から押さえつけられて、或いは摘まれながら、窪みの底面から開口周縁部に滑らされて開口周縁部やフランジ部から摘み上げられるようにして取り出されることが多く、そのために、蓋体の剥離に際して、開口周縁部に発生したバリにレンズが接触することによって、レンズに傷や欠け等の損傷が発生し易いという問題があった。特に、使い捨てタイプ等の薄肉で強度の小さいコンタクトレンズ等の場合には、そのようなレンズ容器からの取り出しに際しての損傷の問題が大きい傾向にあった。
【0004】
【解決課題】
ここにおいて、本発明は、上述の如き事情を背景として為されたものであって、その解決課題とするところは、コンタクトレンズ等の眼用レンズの取り出しに際しての損傷が防止されて、眼用レンズを容易に取り出すことの出来る新規な構造の眼用レンズ容器を提供することにある。
【0005】
【解決手段】
以下、このような課題を解決するために為された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各態様において採用される構成要素は、可能な限り任意の組み合わせで採用可能である。また、本発明の態様乃至は技術的特徴は、以下に記載のものに限定されることなく、明細書全体および図面に記載され、或いはそれらの記載から当業者が把握することの出来る発明思想に基づいて認識されるものであることが理解されるべきである。
【0006】
先ず、本発明の第一の態様は、眼用レンズと保存液を収容する窪みを備えたレンズ収納部に対して、該窪みの開口周縁部から外周方向に広がるフランジ状部を一体形成せしめた容器本体と、該容器本体に重ね合わせられて該窪みの開口部を覆う覆蓋シートとを備え、該覆蓋シートを該容器本体における該窪みの開口部の回りで全周に亘って剥離可能に固着することにより、該レンズ収納部を流体密に封止せしめた眼用レンズ容器において、前記フランジ状部における前記窪みの開口周縁部の外周側に位置して、該窪みの開口方向と反対側に向かって屈曲した段差面を備えた縁切部を、周方向に延びるように形成し、該段差面を前記覆蓋シートが固着されない非固着面とすると共に、該覆蓋シートが固着された固着面を該段差面よりも外周側に設けたことを、特徴とする。
【0007】
このような本態様に従う構造とされた眼用レンズ容器においては、眼用レンズがレンズ収納部(窪みの底面)から取り出される際、例えば、該レンズが、上から指で押さえられつつ、窪みの底面から開口周縁部に向かって滑らされて、該窪みの開口周縁部乃至はフランジ状部から摘み上げられて取り出されることとなる。そこにおいて、容器本体と覆蓋シートの固着面が窪みの開口周縁部の外周側に位置する縁切部よりも外周側に設けられており、縁切部の段差面を挟んで、固着面が窪みの開口周縁部から隔てられていることから、かかるレンズの取り出しに際して、覆蓋シートの剥離により、たとえバリ等が発生して容器本体側の固着面が荒らされても、レンズが容器本体側の固着面に接触することが軽減乃至は回避され得るのであり、それによって、眼用レンズの取り出しに際しての損傷が防止されて、眼用レンズの容器本体からの取り出しを容易に且つ安全に行うことが出来るのである。
【0008】
なお、本態様において、容器本体における窪みの内面形状や大きさ等は、特に限定されることなく、保存液を収容せしめて該保存液中に眼用レンズを浸漬状態に保持せしめ得るものであれば良い。また、窪みの底面形状は、収容される眼用レンズの具体的形状や大きさ等に応じて適宜に設定されるものであり、例えば、米国特許6050398号明細書に記載のように球状凹面の他、特開昭62−122969号記載のように平坦面、或いは特開平10−313928号記載のように球状凸面等が、何れも採用可能である。更に、容器本体の材料としては、製作性やコスト、取扱性等を考慮して強度と耐薬品性に優れた合成樹脂材料を採用することが望ましく、特に、フッ素樹脂やポリアミド,ポリアリレート,ポリエチレン,ポリエチレンテレフタレート,ポリ塩化ビニル,非結晶ポリオレフィン,ポリカーボネート,ポリサルフォン,ポリブチレンテレフタレート,ポリプロピレン,ポリメチルペンテン等や、或いはそれらの複合体や多層構造の合成樹脂が好適に採用される。更にまた、窪みの平面形状も各種形状が採用可能であり、例えば円形窪みの他、矩形等の多角形状窪みや、楕円形状窪み、ハート形窪みなどが適宜に採用され得る。更に、容器本体には、補強用の縦リブや外周縦壁,剥離補助用の穴や肉抜用の穴,把持に際しての滑り止め用の凹凸等が形成されていても良い。また、覆蓋シートとしては、内容物が外部に漏れるのを防ぐ単層または多層構造のフィルム状であって、容器本体に接着や溶着等によって固着され得るものであれば良く、例えば、前記容器本体の材料として挙げられた合成樹脂等を用いる他、アルミニウム等の金属や、或いはそれら合成樹脂と金属の複合材等が好適に採用される。
【0009】
また、本発明の第二の態様は、前記第一の態様に従う構造とされた眼用レンズ容器において、前記縁切部を構成する段差面の外周側を、前記窪みの開口方向と反対側に下がって位置する下段面として、該下段面によって前記固着面を構成したことを、特徴とする。このような本態様においては、眼用レンズの取り出しに際して眼用レンズが滑らされる窪みの開口周縁部の面に対して、覆蓋シートの固着面が高さ方向に離隔して分断位置せしめられることから、眼用レンズを容器本体から取り出すに際して、眼用レンズの固着部に発生するバリ等に対する眼用レンズの接触が効果的に回避され得る。また、窪みの開口周縁部の面と固着面が、縁切部の段差面によって高さ方向で縁切状態とされていることから、窪みの開口周縁部の面と固着面の分断状態を確保しつつ、平面視において固着面を窪みの開口周縁部に十分に近づけて位置せしめることも可能となるのであり、それによって、容器本体のコンパクト化も図られ得る。
【0010】
さらに、本発明の第三の態様は、前記第一又は第二の態様に従う構造とされた眼用レンズ容器において、前記縁切部を、前記フランジ状部の表面側に開口して延びる凹溝によって構成して、該凹溝の内周側の側壁面を前記段差面としたことを、特徴とする。このような本態様においては、前記第一又は第二の態様における眼用レンズ容器が有利に実現され得る。また、容器本体と覆蓋シートの固着面は、(i)フランジ状部における凹溝よりも外周側に設けても良く、或いは(ii)凹溝の底面に設けても良い。そこにおいて、前者(i)においては、窪みの開口周縁部の面と固着面の間に凹溝が形成されることとなって、それら窪みの開口周縁部の面と固着面がより確実に分断されて縁切状態とされ得る。また、後者(ii)においては、固着面や開蓋時にそこに発生するバリ等を凹溝内に隠すように形成位置せしめることが可能となり、眼用レンズの取出しに際してのバリ等に対する接触がより効果的に回避され得る。なお、凹溝の内周側の側壁面は、窪みに近接する位置における凹溝の側壁内面とされている。
【0011】
なお、前記第一乃至第三の何れかの態様において、窪みの開口周縁部の外周側に形成される縁切部は、眼用レンズ容器における眼用レンズの取出予定部分に形成されていれば良く、必ずしも周方向の全周に亘って形成する必要はない。そこにおいて、本発明の第四の態様は、前記第一乃至第三の何れかの態様に従う構造とされた眼用レンズ容器において、前記縁切部が、窪みの開口周縁部の外周側において周方向の全周に亘って連続して形成されていることを、特徴とする。このような本態様においては、窪みの周上の何れの部位においても、眼用レンズの取出予定部分を設定することが可能となる。
【0012】
さらに、本発明の第五の態様は、前記第一乃至第四の何れかの態様に従う構造とされた眼用レンズ容器において、前記窪みの開口周縁部を、該窪みの開口方向に向かって凸となる湾曲断面で周方向に延びるように形成したことを、特徴とする。このような本態様においては、レンズの取り出しに際して、窪みの開口周縁部のエッジに対するレンズの引掻きによる傷つきが防止され得る。
【0013】
また、本発明の第六の態様は、前記第一乃至第五の何れかの態様に従う構造とされた眼用レンズ容器において、前記窪みの開口部近くの内周面を、前記窪み内面の本体部分とは異なる曲率半径で形成された取出案内面としたことを、特徴とする。このような本態様においては、取出案内面を適当な形状に設定することにより、該取出案内面に沿わせてレンズを一層取り出し易くすることが出来る。なお、取出案内面の形状等は、容器本体の製作性や使用者の嗜好性等に応じて当業者が適宜に判断して設定し得ることであり、ここに具体的な全てを挙げることはしないが、かかる取出案内面は、窪みの開口方向に向かって凸となる湾曲断面の他、窪みの開口方向に向かって凹となる湾曲断面であったり、或いは窪みの開口方向に向かって拡開する曲率が0の直線的な傾斜面であっても良い。具体的には、例えば、取出案内面を、窪みの開口方向に向かって凸となる湾曲断面形状とすることにより、レンズを窪みの開口部から滑らせて摘まみ易くすることが可能であり、また、取出案内面を、窪み内面の本体部分よりも小さな曲率半径で窪みの開口方向に向かって凹となる凹面形状とすることにより、レンズ収納部が全体的に必要以上に大きくなることを避けて、容器本体のコンパクト化が図られ得ると共に、レンズの取り出しに際して、窪みの開口周縁部の外周側付近からレンズを立ち上げるようにして取り出し易くすることが可能となる。なお、本態様において前記第五の態様を組み合わせて採用する場合には、取出案内面によって、窪みの開口方向に向かって凸となる湾曲断面で周方向に延びる窪みの開口周縁部を形成することも可能となる。
【0014】
また、本発明の第七の態様は、前記第六の態様に従う構造とされた眼用レンズ容器において、前記取出案内面が、互いに異なる曲率半径を有する分割案内面を、前記窪みの開口方向に向かって接続することによって形成されていることを、特徴とする。このような本態様においては、眼用レンズの種類や形状,大きさ,材質等の他、使用者の嗜好性や容器本体の材質等に応じて、取出案内面を大きな自由度で設計することが可能となる。なお、複数の分割案内面は、(a)互いに共通接線をもって滑らかに接続されている他、(b)共通接線を持たない不連続な屈曲点をもって接続されていても良い。また、かかる取出案内面は、内方に凸な湾曲断面や、テーパ形状の傾斜面、内方に向かって凹な湾曲断面等の各種形状の異なる分割案内面の複数を互いに接続することによって形成されても良く、或いは略同一形状で且つ曲率半径の異なる分割案内面の複数を互いに接続することによって形成されても良い。
【0015】
なお、前記第五乃至第七の何れかの態様において、窪みの開口周縁部における断面凸形の湾曲面や、取出案内面は、眼用レンズ容器における眼用レンズの取出予定部分に形成されていれば良く、必ずしも周方向の全周に亘ってする必要はない。また、取出案内面は、周方向の全周に亘って一定の曲率半径の断面形状をもって形成されていても良く、或いは周方向で曲率半径が適宜に変化されていても良い。そこにおいて、本発明の第八の態様は、前記第六又は第七の態様に従う構造とされた眼用レンズ容器において、前記取出案内面が、窪みの周方向の全周に亘って連続して形成されていることを、特徴とする。
【0016】
さらに、本発明の第九の態様は、前記第一乃至第八の何れかの態様に従う構造とされた眼用レンズ容器において、前記縁切部が、前記窪みの開口周縁部から外方に離隔位置せしめられており、前記フランジ状部における該窪みの開口周縁部と該縁切部の間が平坦面とされていることを、特徴とする。このような本態様においては、窪みの開口周縁部から容器本体と覆蓋シートの固着面を一層大きく離して位置せしめることが出来、それによって、眼用レンズを容器本体から取り出す際の固着面への接触がより有利に軽減乃至は回避され得る。
【0017】
更にまた、本発明の第十の態様は、前記第一乃至第九の何れかの態様に従う構造とされた眼用レンズ容器において、前記窪みの開口周縁部の周りにおける前記フランジ状部と前記覆蓋シートの固着面を、周上の少なくとも一カ所において外周方向に向かって嘴状に延び出す嘴状部としたことを、特徴とする。このような本態様においては、覆蓋シートを嘴状部の先端部から剥離することによって、特に覆蓋シートの開け始めの剥離強度が小さく抑えられ得る。それ故、開蓋性が向上されてスムーズな開蓋が可能になると共に、窪みの開口に際して、覆蓋シートの剥離に伴って容器本体に生ぜしめられる揺れ等の反動が抑えられて、保存液が窪みの開口部から大きく零れ落ちることも防止されるのであり、レンズの取り出しが一層容易となる。なお、固着面の具体的形状は、特に限定されるものでなく、窪みの開口部平面形状等を考慮して各種設定可能である。また、固着面の幅寸法は、全周に亘って略一定とする他、周方向で適当に変化させることにより、覆蓋シートの剥離強度を調節することが出来る。
【0018】
なお、本態様において、嘴状部における先端部から基端部に向かう所定長さの領域で、該嘴状部の先端部からの距離寸法:Lに対する嘴状部の固着面の幅寸法:Bの比:B/Lの値を適宜に調節することによって、覆蓋シートの剥離性を調節することが可能である。そこにおいて、好ましくは、B/L<5となるように設定されることとなり、それによって、覆蓋シートのスムーズな開蓋性がより有利に実現され得る。また、嘴状部は、フランジ状部と覆蓋シートの固着面に対して軸方向に傾斜して形成されることも可能であるが、望ましくは、該固着面に対して略軸直角方向に形成される。
【0019】
また、本発明の第十一の態様は、前記第一乃至第十の何れかの態様に従う構造とされた眼用レンズ容器において、前記窪みの開口周縁部の周りにおける前記フランジ状部と前記覆蓋シートの固着面を、周上の少なくとも一カ所において外周方向に向かって延長せしめることによって、該フランジ状部から剥離せしめられて該窪みの開口部の全体を開口せしめた該覆蓋シートが該フランジ状部に対して固着状態に保持せしめられる固着保持部を形成したことを、特徴とする。このような本態様においては、覆蓋シートの剥離による窪みの開口後も、固着保持部によって覆蓋シートが容器本体に固着されることとなり、覆蓋シートを含む容器本体を一体として取り扱うことが出来る。なお、固着保持部は、覆蓋シートの剥離方向に直交する方向での容器本体に対する固着保持部の幅寸法が、他の部分よりも充分に大きくなるようにすることが望ましく、それによって、覆蓋シートの引き剥がしに際しての容器本体からの分離がより効果的に防止される。また、かかる固着保持部を採用した眼用レンズ容器にあって、覆蓋シートは、剥離後、容器本体のフランジ状部から屈曲乃至は湾曲等して立ち上がる変形状態に保持されることにより、窪みの開口状態を維持し得るような材質で形成されることが望ましい。
【0020】
また、本発明の第十二の態様は、前記第十の態様に従う構造とされた眼用レンズ容器において、前記フランジ状部と前記覆蓋シートの固着面を、前記窪みの開口部を挟んで前記嘴状部と反対側に位置する部分において外周側に延長せしめることによって、該嘴状部から剥離せしめられて該窪みの開口部の全体を開口せしめた該覆蓋シートを該フランジ状部に対して固着状態に保持せしめる固着保持部を形成したことを、特徴とする。このような本態様においては、覆蓋シートの剥離に際して、嘴状部から容易に開蓋を開始することが出来ると共に、覆蓋シートの急な引き剥がしによる容器本体からの分離が、固着保持部によって防止されて、覆蓋シートの分離に伴う容器本体の反動が防止されることから、窪みをより安定して開口せしめることが出来る。
【0021】
さらに、本発明の第十三の態様は、前記第十二の態様に従う構造とされた眼用レンズ容器において、前記嘴状部を、前記窪みを挟んだ両側に位置する部分において一対形成することにより、その一方を前記固着保持部となるようにしたことを、特徴とする。このような本態様においては、どちらの嘴状部からでも開口可能となり、使用性等が有利に向上される。また、一方の嘴状部を固着保持部としたことにより、前記第十二の態様と同様な効果が有効に発揮され得る。
【0022】
【発明の実施形態】
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ、詳細に説明する。
【0023】
先ず、図1〜2には、本発明の第一の実施形態としてのブリスタパッケージ10が、示されている。このブリスタパッケージ10は、容器本体12と覆蓋シートとしてのカバーシート14を含んで構成されており、容器本体12に眼用レンズとしてのコンタクトレンズ16や保存液18を収容して、カバーシート14を容器本体12に剥離可能に固着することにより、コンタクトレンズ16を密封収容すると共に、必要に応じて取り出すことが出来るようになっている。
【0024】
より詳細には、容器本体12は、レンズ収納部20とフランジ状部22を含んで構成されており、ポリプロピレンやポリエチレン等の合成樹脂により射出成形等によって形成されている。レンズ収納部20は、厚さ方向に扁平な略半球殻形状を有しており、その内部には、球状底面を有する窪み24が形成されている。また、レンズ収納部20の底部の内周面、換言すれば窪み24内面の本体部分としての底面26は、略一定の曲率半径:R1を有する球状凹面とされている(図3参照)。また一方、フランジ状部22は、薄肉の略矩形平板形状を有しており、窪み24の開口周縁部から外周方向に向かって、開口方向(図2中、上方向)に略直角に広がるようにしてレンズ収納部20と一体形成されている。また、フランジ状部22の外周縁部には、それぞれ大きさの異なる3つの切り欠き28,28,28が形成されている。これら切り欠き28は、略半円形状を呈しており、例えば、使用者が容器本体12を把持する際に、指を引っ掛けて容器本体12を把持し易くされている。
【0025】
また、レンズ収納部20には、図1,2にも示されているように、コンタクトレンズ16と保存液18が収容されており、窪み24が、コンタクトレンズ16を収容するのに十分な深さの保存液18で略満水状態とされている。なお、収容されるコンタクトレンズ16や保存液18の種類や材質等は限定されるものでないが、本実施形態において、コンタクトレンズ16は、例えば、HEMA(ヒドロキシエチルメタクリレート)を素材とする親水性ソフトコンタクトレンズとされると共に、保存液18は、コンタクトレンズ16の乾燥を防ぎ、且つレンズ16をすぐに使用できる状態に維持せしめ得るものであって、無菌水溶液,等浸透圧食塩水等とされる。
【0026】
さらに、レンズ収納部20の外周縁部となる窪み24の開口周縁部には、取出案内面30が形成されている。かかる取出案内面30は、球状凹面とされた窪みの底面26に対して滑らかに接続されていると共に、窪み24の開口方向に向かって凸となる湾曲断面で周方向の全周に亘って連続して形成されている。
【0027】
また、取出案内面30は、周方向で曲率半径が変化せしめられており、図1,3にも示されているように、径方向一方(図1中、左上方)の半球面の窪み底面26に接続される取出案内面30aの曲率半径:R2が、周方向の略半周に亘って略一定とされている一方、径方向他方(図1中、右下方)の半球面の窪み底面26に接続される取出案内面30bの曲率半径:R3が、前記取出案内面30aの曲率半径:R2よりも大きくされている。そして、窪みの底面26における曲率半径:R1の曲率円と取出案内面30a,30bにおける曲率半径:R2, R3の曲率円は、窪みの底面26と取出案内面30の接続点:P1において、互いに共通接線をもって接続されている。これにより、取出案内面30は、窪み24の開口端縁部から径方向外方への延び出し長さが、図1中の右下部に位置する周上の一箇所で大きくされており、かかる部位の取出案内面30bが、他の取出案内面30aよりも滑らかな湾曲面とされている。なお、取出案内面30の外周縁部は、平面視において径方向一方(図1中、右下方)に延びる略卵形とされており、長軸方向一方の曲率半径が他方の曲率半径よりも小さくされていることにより、窪み24の開口部32が、略卵形とされている。
【0028】
さらに、取出案内面30の外周側には、平坦面34が形成されている。この平坦面34は、窪み24の開口方向に略直角に広がるようにして取出案内面30の外周縁部に滑らかに接続されていると共に、周方向の全周に亘って連続して形成されている。即ち、平坦面34と取出案内面30の接続点:P2において、取出案内面30における曲率半径:R2,R3の曲率円の接線が、何れも、平坦面34上の直線とされている。また、平坦面34の幅寸法は、周方向の略全周に亘って略一定とされている。
【0029】
また、平坦面34には、窪みの開口部32の長径方向において、曲率半径が大きくされて外方に突出せしめられた部分には、径方向外方に向かって突出する尖鋭部36が形成されている。
【0030】
さらに、平坦面34の外周側には、段差状部38を介して下段面40が形成されている。この縁切部としての段差状部38は、窪み24の開口方向と反対側に延びるようにして平坦面34の外周縁部に接続される段差面42を備えており、周方向の全周に亘って連続して形成されている。また、段差状部38の段差面42の延び出し側の先端周縁部には、窪み24の開口方向に略直角に広がる下段面40が、周方向の全周に亘って連続形成されている。また、下段面40の外周縁部は、フランジ状部22の外周縁部とされている。即ち、下段面40は、平坦面34よりも、段差面42の高さ寸法だけ軸方向下方に位置して、平坦面34の外周側にフランジ状に形成されている。また、上述の説明からも明らかなように、本実施形態では、これら平坦面34と下段面40の形成部位と段差状部38によって容器本体12のフランジ状部22が構成されている。
【0031】
一方、カバーシート14は、アルミニウム箔と合成樹脂の複合材からなるラミネートシートによって形成されており、容器本体12の外形形状に対応した平面形状を有している。また、カバーシート14は、容器本体12にヒートシール等で固着されており、例えば、図4に示されているように容器本体12の製造段階において予め形成された突部44によって溶着されている。この突部44は、下段面40において段差面42の近くに配設されており、開口方向に向かって突出する三角断面とされていると共に、略一定の幅寸法をもって周方向の全周に亘って連続して形成されている。そして、カバーシート14を容器本体12に固着する際には、突部44の先端面にカバーシート14を重ね合わせて、溶着用加熱具をカバーシート14の表面から押圧することにより突部44を加熱溶融させて押し潰し、カバーシート14を突部44に溶着するようにされている。要するに、本実施形態では、図1, 2にも示されているように、突部44がヒートシール加工で押し潰されることによって、段差状部38の周りに容器本体12とカバーシート14の固着面46が形成されており、該固着面46が、段差状部38によって平坦面34と高さ方向で離隔せしめられていることによって、取出案内面30および平坦面34と実質的に縁切り状態とされている。
【0032】
また、固着面46には、平坦面34の尖鋭部36の外周側において先端部が尖鋭形状を有する嘴状部48が形成されている。かかる嘴状部48の形状や大きさ等は、特に限定されるものでないが、嘴状部48における先端部から基端部(尖鋭部36の接続端部)に向かう所定長さの領域で、嘴状部48の先端部からの距離寸法:Lに対する嘴状部48の固着面の幅寸法:Bの比:B/Lの値を適当に設定することにより、カバーシート14の剥離操作を容易とすることが出来る。ここにおいて、嘴状部48の先端部からの距離寸法:Lに対する嘴状部48の固着面の幅寸法:Bの比:B/Lの値は、良好な剥離操作性を実現するためにB/L<5とされることが望ましく、本実施形態においては、B/L<1となるように設定されている。
【0033】
そして、かかるカバーシート14は、図2にも二点鎖線で示されているように、容器本体12の上端面に重ね合わせられて突部44に固着されることにより、カバーシート14の略中央部が段差状部38で窪み24の開口方向に突出せしめられた状態で容器本体12に取り付けられており、以て、容器本体12の窪み24の開口部32がカバーシート14で覆蓋されている。なお、カバーシート14の容器本体12への固着に際し、容器本体12のレンズ収納部20には、予めコンタクトレンズ16と保存液18が収容されており、カバーシート14を容器本体12に固着せしめることによって、本実施形態のブリスタパッケージ10が実現されている。なお、カバーシート14の表面には、容器本体12への固着の前或いは後に、必要に応じて、適当な表示やデザインが、印刷やシール貼着によって付され得る。
【0034】
上述の如き構造とされたブリスタパッケージ10においては、容器本体12におけるカバーシート14の固着面46が、段差状部38によって平坦面34よりも軸方向下方に位置せしめられていることにより、レンズ16の取り出しに際して、カバーシート14の剥離により、たとえバリ等が発生して容器本体12におけるカバーシート14の固着面46が荒らされても、レンズ16が該固着面46に接触することが軽減乃至は回避され得る。それ故、レンズ16に損傷を与えることが軽減されて、レンズ16の容器本体12からの取り出しが有利に実現され得るのである。
【0035】
また、本実施形態においては、窪み24の開口周縁部が、取出案内面30によって開口方向に向かって凸となる湾曲断面形状とされており、かかる開口周縁部における鋭利なエッジが回避されていることから、コンタクトレンズ16の取り出しに際して開口周縁部の引掻きによる傷つきも防止され得るのである。
【0036】
更にまた、取出案内面30が、窪み24の底面26および平坦面34に対して各接続点P1,P2で滑らかに接続されていることにより、コンタクトレンズ16をレンズ収納部20から取り出す際に、底面26から取出案内面30および平坦面34にかけて滑らかに滑らせて取り出すことが出来るという利点もある。
【0037】
さらに、本実施形態では、窪み24の開口部における径方向一方向(図1中の右下方向)だけを取出予定部分とされており、窪み24の開口周縁部における取出予定部分以外の部分では取出案内面30の曲率半径を小さくして窪み24の開口部の全体平面サイズを小さく抑えつつ、取出案内面30に大きな曲率半径を設定してコンタクトレンズ16を滑らせて取り出し易くすることが可能となる。
【0038】
また、本実施形態においては、取出案内面30bと段差状部38の間に幅広の平坦面34が形成されていることから、コンタクトレンズ16を取出案内面30bから取り出す際に、かかる幅広の平坦面34によって取出案内面30の外周縁部(段差状部38)から下段面40への滑り落ち等が軽減乃至は回避されることとなり、レンズ16の取り出しがより有利に実現され得る。また、カバーシート14が、全周に亘って形成された平坦面34に密着状に重ね合わされて窪み24の開口部32を覆蓋せしめていることから、密閉性がより向上され得る。
【0039】
さらに、本実施形態では、固着面46に嘴状部48が設けられていることにより、かかる嘴状部48からカバーシートを剥離するに際して、特に、カバーシート14の開け始めの剥離強度が、可及的に小さく抑えられ得るのであり、それによって、例えば、窪み24の開口に際して、小さな力で開蓋することが出来ると共に、カバーシート14の剥離に伴ない容器本体12に揺れ等の反動が生ぜしめられることによって、保存液18が窪み24の開口部32から大きく零れ落ちることも防止されることから、コンタクトレンズ16の取り出しが一層有利に実現され得る。
【0040】
更にまた、本実施形態では、容器本体12とカバーシート14の固着が、容器本体12に設けられた突部44上で行われることから、目的とする固着面46を高精度に且つ安定して形成することが出来、それによって、製作性や密閉性等が有利に向上され得る。
【0041】
以下、本発明の別の実施形態としてのブリスタパッケージを、更に幾つか例示するが、以下に挙げる実施形態において、第一の実施形態と同様な構造とされた部材および部位については、図中に、第一の実施形態と同一の符号を付することにより、それらの詳細な説明を省略する。
【0042】
すなわち、図5〜6には、本発明の第二の実施形態としてのブリスタパッケージ50が示されている。かかるブリスタパッケージ50は、(i)窪み24の開口部32近くの内周面と、窪み24の開口周縁部を、連続的に形成する取出案内面の形状と、(ii)窪み24の開口部32の開口周縁部の形状に関して、第一の実施形態と異なる実施形態を示すものである。
【0043】
詳細には、本実施形態のブリスタパッケージ50における窪み24は、半球面形状とされた底面26に対して、開口部32近くの内周面の曲率半径が異ならされており、底面26の曲率半径:R4よりも大きな曲率半径:R5で、開口方向に向かって僅かに拡開する凹形の湾曲断面形状を有する凹湾曲面52が、窪み24の開口部32近くに形成されている。なお、凹湾曲面52は、窪みの底面26に対して、共通接線を有する接続点:P3で滑らかに接続されている。また、窪み24の開口周縁部を構成する角部には、窪み24の開口方向に向かって凸となる湾曲断面形状の角取面54が形成されており、この角取面54によって窪み24の開口周縁部のエッジが除かれている。更に、かかる角取面54は、窪み24の開口部32外方に行くに従って次第に曲率半径:R6が大きくなる放物線形の断面形状とされており、曲率半径:R6が小さい方の端縁部が取出案内面52の開口端縁部に接続されていると共に、曲率半径:R6が大きい方の端縁部がフランジ状部22の平坦面34に接続されている。なお、角取面54は、取出案内面52と平坦面34の何れに対しても、共通接線を有する接続点:P4,P5で滑らかに接続されている。要するに、本実施形態の取出案内面56は、これら複数の分割案内面としての凹湾曲面52および角取面54を含んで構成されている。なお、上述の説明からも明らかなように、角取面54は、分割案内面の一つとして構成されていると共に、窪み24の開口方向に向かって凸となる湾曲断面をもって周方向に延びる開口周縁部とされている。
【0044】
また、窪み24は、その開口周縁部に形成された凹湾曲面52と角取面54(取出案内面56),平坦面34および段差面42を含んで、中心軸回りの全周に亘って一定の断面形状を有する回転体形状として形成されている。なお、段差面42に連続形成されたフランジ状部22は、平面形状が略正方形とされていると共に、フランジ状部22の外周縁部には、下方に向かって突出する補強片58が、周方向の全周に亘って連続して一体形成されている。更に、フランジ状部22上には、段差面42の外周側を周方向の全周に亘って略一定幅で連続して延びるようにして略円環形状の固着面46が形成されている。この固着面46は、例えば第一の実施形態と同様に、フランジ状部22の表面に突出して一体形成された突部に対してカバーシート14を重ね合わせて、該突部を加熱押圧変形させると共に、カバーシート14を該突部に融着することによって形成され得る。
【0045】
更にまた、固着面46の周上には、径方向一方向で対向位置する部分に、一対の嘴状部48,48が形成されている。なお、これらの嘴状部48,48は、何れも、第一の実施形態のものよりは外周方向への突出寸法が小さくされており、嘴状部48の先端部からの突出方向寸法:Lに対する嘴状部48の固着面の幅寸法:Bの比:B/Lの値が、B/L≒5となるように設定されている。
【0046】
ところで、本実施形態において、取出案内面56や平坦面34を含んで構成される窪み24の開口周縁部の具体的な形状や大きさ等は、特に限定されるものでなく、収容されるコンタクトレンズ16の材質や形状,大きさの他、使用性や製造性等を考慮して、適宜に変更可能であり、その具体例の幾つかを、図7〜12に示すが、これらの具体例に限定的に解釈されるものでないことは、言うまでもない。
【0047】
先ず、図7に示された窪み24の開口周縁部を構成する取出案内面60は、窪み24の中心軸回りの回転体形状とされており、第一の分割案内面としてのテーパ状傾斜面62および第二の分割案内面としての角取面64によって構成されている。テーパ状傾斜面62は、曲率半径:R7を有する窪みの底面26の外周縁部に対して、接続点:P6において屈曲して不連続に接続されており、接続点:P6から開口方向に向かって拡開する一定のテーパ角をもってストレートに延びる傾斜断面とされている。また、角取面64は、小さな曲率半径:R8をもって開口方向に向かって凸となる湾曲断面とされており、テーパ状傾斜面62と接続点:P7において屈曲した不連続点で接続されている一方、平坦面34と接続点:P8で滑らかに接続されている。
【0048】
また、図8に示された窪み24の開口周縁部を構成する取出案内面66は、窪み24の中心軸回りの回転体形状とされており、曲率半径:R9を有する窪みの底面26よりも小さな曲率半径:R10をもって開口方向に向かって凸となる湾曲断面形状をもって形成されている。なお、取出案内面66は、窪みの底面26の外周縁部と接続点:P9において屈曲した不連続点で接続されている一方、平坦面34に対して接続点:P10で連続的に接続されている。なお、上述の説明からも明らかなように、取出案内面66は、窪み24の開口周縁部を構成する角部の角取面としても構成されている。
【0049】
さらに、図9に示された窪み24の開口周縁部を構成する取出案内面68は、第一の分割案内面としての凸湾曲面70と、第二の分割案内面としての角取面72によって構成されている。凸湾曲面70は、曲率半径:R11を有する窪みの底面26よりも充分に小さな曲率半径:R12をもって開口方向に向かって凸となる湾曲断面とされており、窪みの底面26の外周縁部と接続点:P11で不連続に接続されている。また、角取面72は、窪みの底面26よりも小さく且つ凸湾曲面70よりも大きな曲率半径:R13で開口方向に向かって凸となる湾曲断面とされており、凸湾曲面70と接続点:P12において不連続に接続されている一方、平坦面34と接続点:P13で連続的に接続されている。
【0050】
更にまた、図10に示された窪み24の開口周縁部には、曲率半径:R14を有する窪みの底面26よりも充分に小さな曲率半径:R15をもって開口方向に向かって凸となる湾曲断面形状で周方向全周に亘って連続して延びる角取面74とされている。また、この角取面74は、窪みの底面26と平坦面34の何れに対しても、共通接線を有する接続点:P14,P15で滑らかに連続的に接続されている。なお、かかる角取面74は、曲率半径:R15を適当に設定することにより、窪み24の開口部近くの内周面を構成する取出案内面としても構成され得る。
【0051】
また、図11に示された窪み24の開口周縁部を構成する取出案内面76は、第一の分割案内面としての第一の角取面78および第二の分割案内面としての第二の角取面80によって構成されている。第一の角取面78は、曲率半径:R16を有する窪みの底面26よりも小さな曲率半径:R17をもって開口方向に向かって凸となる湾曲断面とされており、窪みの底面26と接続点:P16において連続的に接続されている。また、第二の角取面80は、第一の角取面78よりも小さな曲率半径:R18をもって開口方向に向かって凸となる湾曲断面とされており、第一の角取面78と段差状部38の段差面42の何れに対しても、接続点:P17,18で滑らかに接続されている。要するに、本具体例では、平坦面を介さずに、取出案内面78と段差状部38の段差面42が直接に接続されているのである。
【0052】
さらに、図12に示された窪み24の開口周縁部を構成する角取面82は、曲率半径:R19を有する窪みの底面26よりも小さな曲率半径:R20をもって開口方向に向かって凸となる湾曲断面とされており、窪みの底面26と接続点:P19において連続的に接続されている一方、フランジ状部22の下段面40と接続点:P20において不連続に接続されている。これにより、本具体例では、角取面82の内周部分によって取出案内面が構成されていると共に、角取面82の外周部分によって段差状部38の段差面42が構成されている。
【0053】
さらに、上述の第二の実施形態において、嘴状部48の具体的な形状や大きさ等は、特に限定されるものでなく、容器本体12またはカバーシート14の材質や形状,大きさの他、固着面46の剥離性等を考慮して、適宜に変更可能であり、その具体例の幾つかを、図13〜15に示す。
【0054】
すなわち、図13には、固着面46の剥離開始予定部分に形成されて、1<B/L<2とされた嘴状部84が示されている。また、図14には、固着面46の剥離開始予定部分に形成されて、2<B/L<3とされた嘴状部86が示されている。更にまた、図15には、固着面46の剥離開始予定部分に形成されて、3<B/L<4とされた嘴状部88が示されている。
【0055】
上述の如き構造とされた第二の実施形態としてのブリスタパッケージ50においては、容器本体12におけるカバーシート14の固着面46が、段差状部38によって平坦面34よりも軸方向下方に位置せしめられていることにより、前記第一の実施形態と同様な効果が有効に発揮され得て、レンズ16の取り出しに際してのレンズ16の損傷を効果的に抑えることが出来る。
【0056】
また、本実施形態において、図7〜12に示された適当な取出案内面(角取面)を採用することにより、レンズ16の取り出しに際して、レンズ16を窪みの底面26から取出案内面に沿って滑らせる際に、底面26からレンズ16が容易に乃至は積極的に離脱され得るようにして取り出し易くすること等も可能となる。
【0057】
更にまた、本実施形態では、固着面46の周上の径方向一方向で対向位置する部分に、一対の嘴状部48,48が形成されていることにより、どちらの嘴状部48からでも開口可能とされると共に、一方の嘴状部を開蓋後のカバーシート16を容器本体12に対して保持せしめる固着保持部として機能せしめることも可能となることから、製作性や使用性等が向上され得る。
【0058】
次に、図16〜17には、本発明の第三の実施形態としてのブリスタパッケージ90が示されている。かかるブリスタパッケージ90は、固着面46の幅寸法や形状等に関して、前記第一又は第二の実施形態と異なる実施形態を示すものである。
【0059】
すなわち、本実施形態のブリスタパッケージ90におけるレンズ収納部20は、全体として、略半球殻形状を有しており、内部には、略半球形形状の窪み24が形成されている。また、フランジ状部22は、平面形状が略矩形とされていると共に、対向する一対の外周縁部には、下方に向かって突出する補強用の縦リブ92や剥離補助用の把持部94が一体形成されている。
【0060】
また、本実施形態の取出案内面96は、窪み24の開口周縁部において、窪みの底面26よりも小さな略一定の曲率半径をもって開口方向に向かって凸となる一定の湾曲断面で、周方向の全周に亘って連続して形成されていると共に、窪みの底面26と平坦面34の何れに対しても、共通接線を有する接続点:P21,P22で滑らかに接続されている。これにより、本実施形態の窪み24の開口部32は、略真円形状とされている。なお、上述の説明からも明らかなように、取出案内面96は、窪み24の開口周縁部のエッジを除く角取面としても構成されている。
【0061】
さらに、取出案内面96と周方向の全周に亘って接続せしめられた平坦面34の幅寸法は、周方向で異ならされており、平坦面34の外周縁部が、窪み24の開口部32を中心とする略楕円形状とされている。また、平坦面34における長径方向一方の側には、径方向外方に延び出す尖鋭部36が形成されている。
【0062】
更にまた、下段面40に設けられている固着面46の外周縁部は、窪み24の開口部32を中心とする略真円形状を有しており、それによって、固着面46の幅寸法が周方向で変化せしめられている。即ち、図16に示されているように、固着面46の幅寸法は、嘴状部48の突出方向となる径方向一方向で対向位置する部分46a,46aが、嘴状部48の突出方向に直交する径方向で対向位置する部分46b,46bよりも小さく設定されている。
【0063】
このような構造とされたブリスタパッケージ90においては、固着面46における幅寸法が周方向で変化されていることにより、カバーシート14の剥離強度を容易に調節することが出来るのであり、それによって、例えば、カバーシート14の剥離強度を全体に亘って略均一化せしめることも可能となるのである。
【0064】
次に、図18〜19には、本発明の第四の実施形態としてのブリスタパッケージ98が示されている。このブリスタパッケージ98は、前記第三の実施形態のブリスタパッケージ90に対して、更に、固着保持部としてのシール保持部100が設けられたものである。
【0065】
かかるシール保持部100は、容器本体12とカバーシート14の固着面46において、窪み24の開口部32を挟んで嘴状部48と反対側に位置する部分から径方向外方に向かって所定の幅寸法で延び出して広がるように形成されている。また、シール保持部100は、全体として略矩形形状を有しており、嘴状部と反対側の位置に、径方向外方に向かって、フランジ状部22の外周縁部まで延びており、その幅寸法は、窪み24の開口幅寸法と略同一かそれよりも大きな最大幅寸法とされている。
【0066】
このような構造とされたブリスタパッケージ98においては、カバーシート14の剥離に際して、固着面46の嘴状部48と反対側に位置する部分における加速度的な剥離がシール保持部100によって制限されることから、窪み24の開口部32をより安定して開口せしめることが出来るのであり、また、開口後も、シール保持部100によってカバーシート14が容器本体12に固着状態に保持されることから、開蓋後における容器本体12の取扱性も向上され得るのである。
【0067】
次に、図20には、本発明の第五の実施形態としてのブリスタパッケージ102の要部が拡大して示されている。かかるブリスタパッケージ102は、窪み24の開口周縁部の外周側に位置して、窪み24の開口方向と反対側に向かって屈曲した段差面を備えた縁切部に関して、第一の実施形態とは異なる実施形態を示すものである。
【0068】
詳細には、本実施形態のブリスタパッケージ102においては、下段面40が設けられておらず、フランジ状部22の表面と窪み24の開口周縁部の平坦面34が略面一となるようにして形成されている。
【0069】
また、フランジ状部22には、縁切部としての凹溝104が該平坦面34に近接して設けられている。この凹溝104は、フランジ状部22の表面側に開口して、窪み24の開口周縁部に形成された環状の平坦面34を取り囲むようにして周方向の全周に亘って連続して形成されている。そして、この凹溝104における一対の側壁内面42a,42bのうちの内周側の面42aが、本実施形態における段差面とされている。
【0070】
さらに、本実施形態の固着面46は、フランジ状部22において凹溝104の外周側に設定されている。これにより、固着面46が、凹溝104によって、取出案内面30や平坦面34から離隔せしめられており、以て、取出案内面30や平坦面34と実質的に縁切り状態とされている。
【0071】
次に、図21には、本発明の第六の実施形態としてのブリスタパッケージ106が示されている。かかるブリスタパッケージ106は、固着面46の設定位置に関して、前記第五の実施形態と異なる実施形態を示すものである。
【0072】
すなわち、本実施形態のブリスタパッケージ106においては、固着面46が、凹溝104の底面に設定されており、凹溝104の段差面42aによって、該固着面46が平坦面34と高さ方向で離隔せしめられており、それによって、固着面46が取出案内面30および平坦面34と実質的に縁切り状態とされている。
【0073】
このような構造とされたブリスタパッケージ106においては、前記実施形態と同様な効果が有効に発揮され得ることに加えて、固着面46が凹溝104に収容されて、カバーシート14の固着部分の、フランジ状部22からの突出が回避されることから、例えば、後工程でのカバーシート14の上面への印刷等が容易となるといった効果が発揮される。
【0074】
次に、図22には、本発明の第七の実施形態としてのブリスタパッケージ108が示されている。このブリスタパッケージ108は、前記第一の実施形態のブリスタパッケージ10に比して、容器本体12とカバーシート14の固着面46が、フランジ状部22において段差状部38の外周側に設けられた凹溝104の底面に設定されている。これにより、該固着面46は、段差状部38の段差面42と凹溝104の段差面(側壁内面)42aによって平坦面34と高さ方向において離隔せしめられており、それによって、取出案内面30および平坦面34と実質的に縁切り状態とされている。
【0075】
次に、図23〜24には、本発明の第八の実施形態としてのブリスタパッケージ110が示されている。かかるブリスタパッケージ110は、(i)窪み24の開口部32近くの内周面と、窪み24の開口周縁部を、連続的に形成する取出案内面30の形状と、(ii)窪み24の開口部32の開口周縁部の形状に関して、第一の実施形態と異なる実施形態を示すものである。
【0076】
詳細には、本実施形態のブリスタパッケージ110におけるレンズ収納部20は、扁平な略半球殻形状を有していると共に、その内部に形成される窪みの底面26は、略一定の曲率半径:R21を有する球状凹面とされている。また、フランジ状部22は、窪み24の開口周縁部から開口方向に略直交する方向に広がる平坦部112によって構成されており、ブリスタパッケージ110の全体として、平面視において略楕円形状を有している。更に、フランジ状部22の外周部分には、窪み24の開口方向と反対側に向かって延びる筒状の脚部114が一体形成されている。
【0077】
また、フランジ状部22の長径方向一方の端部には、所定幅で延び出す尾びれ部118が一体形成されている。この尾びれ部118は、開口方向に向かって凹となる湾曲断面とされており、下面には、補強リブ122,122が一体形成されている。また、この尾びれ部118は、平面視において略燕尾形状を有しており、それによって、フランジ状部22が全体として平面視において略魚形状を呈している。
【0078】
また、本実施形態の取出案内面124は、第一の分割案内面としてのテーパ状傾斜面126と第二の分割案内面としての凸湾曲面128によって構成されている。テーパ状傾斜面126は、窪みの底面26に対して接続点:P23で連続的に接続されており、接続点:P23から開口方向に向かって拡開するように一定のテーパ角をもってストレートに延びる傾斜断面とされている。また、凸湾曲面104は、窪み24の開口周縁部を構成する角部に形成されて、窪みの底面26よりも充分に小さな曲率半径:R22(図示せず)をもって開口方向に向かって凸となる略半円断面とされており、テーパ状傾斜面126と平坦部112に対して接続点:P24,P25で接続されている。また、凸湾曲面128の開口方向における突出先端面は、フランジ状部22における平坦部112の上面と略同じ高さに設定されている。なお、上述の説明からも明らかなように、凸湾曲面128は、分割案内面の一つとして構成されている共に、窪み24の開口周縁部のエッジを除く角取面として機能されている。
【0079】
さらに、フランジ状部22には、取出案内面124の外周側において周方向の全周に亘って連続して延びる凹溝104が形成されている。かかる縁切部としての凹溝104は、フランジ状部22の表面側に開口しており、両側壁面が段差面42a, 42bとされている。また、凹溝104の底面には、幅方向中間部分において開口方向に向かって突出する基台部130が、周方向の全周に亘って連続して形成されている。これにより、凹溝104内の幅方向両端縁部には、それぞれ、基台部130の両側縁部に沿って延びる一対の小溝部132,132が、周方向の全周に亘って連続して形成されている。また、基台部130の高さ寸法は、凹溝104の深さ寸法よりも小さく設定されている。
【0080】
そして、この基台部130の上面にカバーシートが載置されて溶着等により固着されるようになっている。これにより、基台部130によって構成された溶着面が、凹溝104の段差面42aによって取出案内面124と実質的に縁切り状態とされるのである。
【0081】
特にこのような本実施形態においては、ブリスタパッケージ110の容器本体12が魚形状とされていることから、優れた意匠性が発揮され得るのである。
【0082】
次に、図25〜26には、本発明の第九の実施形態としてのブリスタパッケージ134が示されている。かかるブリスタパッケージ134は、容器本体12等の形状に関して、前記第八の実施形態と異なる実施形態を示すものである。
【0083】
すなわち、本実施形態のブリスタパッケージ134における窪みの底面26は、球状凹面の曲率半径が周方向で適宜に異ならされることにより、平面視において略ハート形状とされている。また、フランジ状部22は、窪み24の開口周縁部から開口方向(図26中、上方向)に略直交する方向に広がる平坦部112によって構成されており、平面視においてレンズ収納部20よりも一回り大きな略ハート形状とされている。なお、窪みの開口周縁部の角部には、小さなアールが付されて角取りされている。また、本実施形態では、窪み24の開口部近くの内周面に明確な取出案内面が設けられておらず、窪みの底面26が、略一定の曲率半径で窪み24の開口周縁部付近まで延長されて、フランジ状部22(平坦部112)と直接に接続されている。
【0084】
さらに、フランジ状部22において窪み24の開口周縁部の外周側には、前記第八の実施形態と同様に、段差面42a,42bや基台部130、小溝部132,132を備えた縁切部としての凹溝104が、周方向の全周に亘って連続して形成されており、かかる開口周縁部に近接する段差面42が窪みの底面26の外周縁部を含んで構成されている。そして、容器本体12におけるカバーシート14の固着面46が、凹溝104の基台部130に設定されている。
【0085】
以上、本発明の実施形態について詳述してきたが、これらはあくまでも例示であって、本発明は、これら実施形態における具体的な記載によって、何等、限定的に解釈されるものでない。
【0086】
例えば、容器本体には、補強用の外周縦壁やリブ,剥離補助用や肉抜用の穴および把持に際しての滑り止め用の凹凸等が適宜に形成され得ることとなり、容器本体の具体的形状は、前記実施形態の形状のものに限定されるものでない。
【0087】
また、フランジ状部の形状や大きさ等は、使用性やパッキング性等を考慮して任意に設定され得るものであり、例示のフランジ状部の形状に限定されるものではない。
【0088】
加えて、本発明によるブリスタパッケージは、近視用、遠視用、老眼用等の各種ディスポーザブルタイプを含むソフトコンタクトレンズの他、ハードコンタクトレンズや眼内レンズ等の各種眼用レンズを収容することも勿論可能である。また、本発明に係るブリスタパッケージは、消費者等の最終利用者への提供用の眼用レンズ容器として採用可能である他、例えば、製造者から医療機関等への提供用の眼用レンズ容器としても採用可能である。
【0089】
その他、一々列挙はしないが、本発明は、当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等を加えた態様において実施され得るものであり、また、そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、言うまでもない。
【0090】
【発明の効果】
上述の説明から明らかなように、本発明に従う構造とされた眼用レンズ容器においては、容器本体と覆蓋シートの固着面が、窪みの開口部に対して、段差面を備えた縁切部によって隔てられていることから、眼用レンズをレンズ収納部から取り出す際において、覆蓋シートの剥離に際して固着面にバリ等が発生して荒らされた場合でも、かかるバリ等へのレンズの接触が軽減乃至は回避され得るのであり、それ故、眼用レンズを容器本体から取り出す際の眼用レンズにおける損傷が防止され得るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態としてのブリスタパッケージにおいて、カバーシートを取り付けていない状態を示す平面説明図である。
【図2】図1におけるII−II断面図である。
【図3】図1に示されたブリスタパッケージの要部を拡大して示す縦断面図である。
【図4】図1に示されたブリスタパッケージを構成する容器本体の一製造工程を拡大して示す縦断面図である。
【図5】本発明の第二の実施形態としてのブリスタパッケージにおいて、カバーシートを取り付けていない状態を示す平面説明図である。
【図6】図5におけるVI−VI断面図である。
【図7】本発明の別の一具体例としてのブリスタパッケージを構成する取出案内面を拡大して示す縦断面図である。
【図8】本発明の更に別の一具体例としてのブリスタパッケージを構成する取出案内面を拡大して示す縦断面図である。
【図9】本発明の更に別の一具体例としてのブリスタパッケージを構成する取出案内面を拡大して示す縦断面図である。
【図10】本発明の更に別の一具体例としてのブリスタパッケージを構成する取出案内面を拡大して示す縦断面図である。
【図11】本発明の更に別の一具体例としてのブリスタパッケージを構成する取出案内面を拡大して示す縦断面図である。
【図12】本発明の更に別の一具体例としてのブリスタパッケージを構成する取出案内面を拡大して示す縦断面図である。
【図13】本発明の別の一具体例としてのブリスタパッケージを構成する嘴状部を示す平面説明図である。
【図14】本発明の更に別の一具体例としてのブリスタパッケージを構成する嘴状部を示す平面説明図である。
【図15】本発明の更に別の一具体例としてのブリスタパッケージを構成する嘴状部を示す平面説明図である。
【図16】本発明の第三の実施形態としてのブリスタパッケージにおいて、カバーシートを取り付けていない状態を示す平面説明図である。
【図17】図16におけるXVII−XVII断面図である。
【図18】本発明の第四の実施形態としてのブリスタパッケージにおいて、カバーシートを取り付けていない状態を示す平面説明図である。
【図19】図18におけるXIX −XIX 断面図である。
【図20】本発明の第五の実施形態としてのブリスタパッケージにおいて、要部を拡大して示す縦断面図である。
【図21】本発明の第六の実施形態としてのブリスタパッケージにおいて、要部を拡大して示す縦断面図である。
【図22】本発明の第七の実施形態としてのブリスタパッケージにおいて、要部を拡大して示す縦断面図である。
【図23】本発明の第八の実施形態としてのブリスタパッケージにおいて、カバーシートを取り付けていない状態を示す平面説明図である。
【図24】図23におけるIIXIV −IIXIV 断面図である。
【図25】本発明の第九の実施形態としてのブリスタパッケージにおいて、カバーシートを取り付けていない状態を示す平面説明図である。
【図26】図25におけるIIXVI −IIXVI 断面図である。
【符号の説明】
10 ブリスタパッケージ
12 容器本体
14 カバーシート
16 コンタクトレンズ
18 保存液
20 レンズ収納部
22 フランジ状部
24 窪み
30 取出案内面
32 開口部
38 段差状部
42 段差面
46 固着面

Claims (13)

  1. 眼用レンズと保存液を収容する窪みを備えたレンズ収納部に対して、該窪みの開口周縁部から外周方向に広がるフランジ状部を一体形成せしめた容器本体と、該容器本体に重ね合わせられて該窪みの開口部を覆う覆蓋シートとを備え、該覆蓋シートを該容器本体における該窪みの開口部の回りで全周に亘って剥離可能に固着することにより、該レンズ収納部を流体密に封止せしめた眼用レンズ容器において、
    前記フランジ状部における前記窪みの開口周縁部の外周側に位置して、該窪みの開口方向と反対側に向かって屈曲した段差面を備えた縁切部を、周方向に延びるように形成し、該段差面を前記覆蓋シートが固着されない非固着面とすると共に、該覆蓋シートが固着された固着面を該段差面よりも外周側に設けたことを特徴とする眼用レンズ容器。
  2. 前記縁切部を構成する段差面の外周側を、前記窪みの開口方向と反対側に下がって位置する下段面として、該下段面によって前記固着面を構成した請求項1に記載の眼用レンズ容器。
  3. 前記縁切部を、前記フランジ状部の表面側に開口して延びる凹溝によって構成して、該凹溝の内周側の側壁面を前記段差面とした請求項1又は2に記載の眼用レンズ容器。
  4. 前記縁切部が、前記窪みの開口周縁部の外周側において周方向の全周に亘って連続して形成されている請求項1乃至3の何れかに記載の眼用レンズ容器。
  5. 前記窪みの開口周縁部を、該窪みの開口方向に向かって凸となる湾曲断面で周方向に延びるように形成した請求項1乃至4の何れかに記載の眼用レンズ容器。
  6. 前記窪みの開口部近くの内周面を、前記窪み内面の本体部分とは異なる曲率半径で形成された取出案内面とした請求項1乃至5の何れかに記載の眼用レンズ容器。
  7. 前記取出案内面が、互いに異なる曲率半径を有する分割案内面を、前記窪みの開口方向に向かって接続することによって形成されている請求項6に記載の眼用レンズ容器。
  8. 前記取出案内面が、前記窪みの周方向の全周に亘って連続して形成されている請求項6又は7に記載の眼用レンズ容器。
  9. 前記縁切部が、前記窪みの開口周縁部から外方に離隔位置せしめられており、前記フランジ状部における該窪みの開口周縁部と該縁切部の間が平坦面とされている請求項1乃至8の何れかに記載の眼用レンズ容器。
  10. 前記窪みの開口周縁部の周りにおける前記フランジ状部と前記覆蓋シートの固着面を、周上の少なくとも一カ所において外周方向に向かって嘴状に延び出す嘴状部とした請求項1乃至9の何れかに記載の眼用レンズ容器。
  11. 前記窪みの開口周縁部の周りにおける前記フランジ状部と前記覆蓋シートの固着面を、周上の少なくとも一カ所において外周方向に向かって延長せしめることによって、該フランジ状部から剥離せしめられて該窪みの開口部の全体を開口せしめた該覆蓋シートが該フランジ状部に対して固着状態に保持せしめられる固着保持部を形成した請求項1乃至10の何れかに記載の眼用レンズ容器。
  12. 前記フランジ状部と前記覆蓋シートの固着面を、前記窪みの開口部を挟んで前記嘴状部と反対側に位置する部分において外周側に延長せしめることによって、該嘴状部から剥離せしめられて該窪みの開口部の全体を開口せしめた該覆蓋シートが該フランジ状部に対して固着状態に保持せしめられる固着保持部を形成した請求項10に記載の眼用レンズ容器。
  13. 前記嘴状部を、前記窪みを挟んだ両側に位置する部分において一対形成することにより、その一方が前記固着保持部となるようにした請求項12に記載の眼用レンズ容器。
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