JP4744391B2 - エアクリーナ - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の吸気系統に組み込まれて、吸気した外気を濾過してエンジンへ供給するエアクリーナに関する。
近年、内燃機関では、吸気系統から大気に蒸発燃料が漏洩することを防止することがこれまで以上に要求されている。このため、吸気系統に組み込まれるエアクリーナに蒸発燃料を吸着させる吸着体を設けるという技術が普及しつつある。例えば、特許文献1には、エアクリーナの内部に蒸発燃料を吸着する吸着シートをフィルタエレメントと対向するように配置して、エアクリーナのハウジング内のクリーンサイドに設けたものが示しされている。
また、特許文献2では、粒状の活性炭を不織布で挟み込み、さらに、これらに耐熱性のネットを重ね合わせて一体化して形成された吸着手段に関する発明が示されている。この吸着手段も、エアクリーナのクリーンサイドにてフィルタエレメントに対向されてエアクリーナ内に配置されている。
これらの特許文献に示されているように、蒸発燃料が吸気系統から大気に漏洩することを防止するために、近年エアクリーナを利用して蒸発燃料を吸着する技術が実施されるようになってきた。
特開2002−266713号公報 特開2002−276486号公報
しかし、エアクリーナは、当然のことながら、外気から吸気されたエアを濾過してエンジンへ供給することをその主目的とするユニットである。このため、エンジン作動時には、吸気作用によってエアクリーナの内部にはダストサイドからクリーンサイドに向けられるエアの流れが形成される。
特許文献1に開示された発明によれば、吸着シートが、吸気されたエアを受けると、エアの圧力により下流側に撓む恐れがある。一方、この撓み現象を阻止するために吸着シートを厚くすれば通気抵抗が増大してしまう。
また、特許文献2に開示の発明では、粒状活性炭、不織布及び耐熱ネットといった異なる種類のものを一体物として作り込むことが困難である。また、事実上、一対の耐熱ネットで挟み込むことになるので、通気抵抗が増大する。
そこで、本発明では、通気抵抗の増大を抑えつつも吸着体の撓みを阻止し、かつ蒸発燃料を確実に吸着することができるエアクリーナを提供する。
本発明では上記の課題を解決するために、外殻をなすハウジング(2)と、このハウジング(2)内に配されて、このハウジング(2)内に取り込まれたエアを濾過するフィルタエレメント(20)と、蒸発してハウジング(2)内に流入された蒸発燃料を吸着する吸着エレメント(30,50)とを備えたエアクリーナであって、前記ハウジング(2)は、開放端(4,7)の形成された一対のハウジング構成部材(3,6)がそれぞれの開放端(4,7)同士が重ね合わされて構成され、前記フィルタエレメント(20)は、前記一対のハウジング構成部材(3,6)に挟み込まれて、ハウジング(2)内をクリーンサイドとダストサイドとに区分し、前記吸着エレメント(30,50)は、その周縁を構成するフレーム(32,52)とこのフレーム(32,52)の内側に配される吸着部(31,51)とにより構成され、前記ハウジング(2)内のクリーンサイドをなす一方の前記ハウジング構成部材(6)の内面には、その開放端(7)のやや奥側に、前記吸着エレメント(30,50)が取り付けられる取付部(11)が形成され、この取付部(11)には、前記吸着エレメント(30,50)とこの吸着エレメント(30,50)に重ね合わされて前記吸着部(31,51)をサポートするサポート部材(40,60)とが、このサポート部材(40,60)がこのハウジング構成部材(6)の奥側に配置されて固着され、前記クリーンサイドをなす前記ハウジング構成部材(6)の開放端(7)には外側に向けて張り出すフランジ部(10)が形成され、このフランジ部(10)は、階段状に張り出す2段構造となされ、その外側の段部が、前記フィルタエレメント(20)が装着される装着部(12)として構成され、内側の段部が前記取付部(11)として構成されたエアクリーナを採用することとした。
本発明では、吸着エレメント(30,50)及びサポート部材(40,60)を取付部(11)に取り付けるに当たり、次の二通りの手法を採用している。
第1の手法は、前記吸着エレメント(30)及び前記サポート部材(40)を前記取付部(11)に振動溶着して一体に形成される手法である。この場合、前記取付部(11)、及び前記吸着エレメント(30)のフレーム(32)の一面側には、相手方に向けて突出し、相互に突き合わされる溶着突起(16,33)がそれぞれ形成され、前記サポート部材(40)は、前記取付部(11)に形成された溶着突起(16)の内側に配され、このサポート部材(40)の周縁には、前記吸着エレメント(30)のフレーム(32)に形成された溶着突起(33)に向けて突出して突き合わされる溶着突起(43)が更に形成され、これら溶着突起(16,33,43)の外側には、前記取付部(11)又は前記フレーム(32)のいずか一方には、他方に向けて突出する壁部(15,34)が該溶着突起(16,33,43)と平行をなして形成され、内側には、前記サポート部材(40)又は前記フレーム(32)のいずれか一方には、他方に向けて延びる壁部(35,44)が該溶着突起(16,33,43)と平行をなして形成される。
第2の手法は、前記吸着エレメント(50)のフレーム(52)及び前記サポート部材(60)の周縁に、相互に一致する位置に貫通孔(53,63)を形成し、前記取付部(11)に、重ね合わされた前記吸着エレメント(50)及び前記サポート部材(60)の相互に一致する位置の貫通孔(53,63)に貫通されてこれら吸着エレメント(50)及びサポート部材(60)を取付部(11)に固着せしめるピン部(70)を突出せしめ、重ね合わされた前記吸着エレメント(50)及び前記サポート部材(60)の貫通孔(53,63)から突出された前記ピン部(70)の頭部(71)を潰し、これら吸着エレメント(50)及びサポート部材(60)の抜け出しを阻止するストッパとして構成する。
本発明によれば、サポート部材が吸着エレメントを吸気系統の下流側でサポートするため、吸気に伴い発生するエアクリーナ内の気流により、吸着エレメントの吸着部が下流側へ撓むことを防止できる。その結果、吸着エレメントを薄く形成でき、吸気時の通気抵抗の増大を防止することができる。また、一方のハウジング構成部材に取付部を設けて、この取付部に吸着エレメントとサポート部材とを重ねて固着するため、エアの流れを乱すことがない。
固着方法として振動溶着を採用する場合、溶着突起の内外に壁部を設けているため、これら壁部がバリ隠しとして機能するため、振動溶着に伴い発生するバリが飛散することがない。一方、固着方法としてピン部のカシメを採用すれば、簡素な製造工程により確実に吸着エレメント及びサポート部材をハウジング構成部材に固着できる。
これらいずれの固着手法を採用した場合でも、ハウジングに固着された吸着エレメントを取り外すためには、取付部を破壊せざるを得ず、吸着エレメントをハウジングから取り外すことができない構造としたいという要請に応えることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明のエアクリーナ1を示す斜視図である。このエアクリーナ1は、内燃機関の吸気系統に組み込まれて、流入されたエアを濾過してエンジンへ供給するものである。エアクリーナ1は、外殻をなすハウジング2と、ハウジング2の内部に配されて、取り込まれたエアを濾過するフィルタエレメント20と、ハウジング2内に流入された蒸発燃料を吸着する吸着エレメント30とを備えている。
ハウジング2は、一対のハウジング構成部材3,6から構成される。一方のハウジング構成部材3は、ハウジング2の下部をなすケース3であり、他方のハウジング構成部材6はハウジング2の上部をなすカバー6である。ケース3は、周囲が4面の側面で囲まれ、底部が底面で閉鎖されている。また、上端は開放された開放端4として形成されている。そして、開放端4には、その周縁にケース3の外側方に張り出すフランジ部4aが形成されている。一方、カバー6は、周囲が4面の側面で囲まれ、上部が天面で閉鎖されている。そして、下端が開放された開放端7として形成されている。これらケース3とカバー6とはそれぞれの開放端4,7同士が合わされてボックス状のハウジング2を構成する。これらカバー6とケース3とは、合わされた開放端4,7同士が相互に係脱可能に構成されている。図1は、ケース3とカバー6とが分離され、内部に配置されたフィルタエレメント20が取り出された状態を示すものである。
また、ケース3の側面の一つには、外側に向けて延びる筒状の流入部5が形成されている。この流入部5は、外気から吸気系統に取り込まれたエアをハウジング2内部に流入させる部位である。一方、カバー6の側面の一つには、外側に向けて延びる筒状の流出部8が形成されている。この流出部8はエンジンへ繋がれる経路と接続され、エアクリーナ1で濾過されたエアをエンジンへ供給する部位である。
このハウジング2の内部に取り付けられるフィルタエレメント20は、襞折りされた濾過材21と、この濾過材21の周囲に配置され、濾過材21を保持するフレーム22と、フレーム22の外面にて全周に取り付けられたパッキン23とを備えている。なお、この図1に示すフィルタエレメント20では、フレーム22の中心にリブ24が設けられたものを例に示しているが、リブ24のないフィルタエレメントを使用してもよい。
このフィルタエレメント20は、ケース3とカバー6とに挟み込まれてハウジング2内に装着される。そして、ハウジング2の内部を大気側であるダストサイドとエンジン側であるクリーンサイドとに区分けする。この実施形態にかかるエアクリーナ1では、ケース3側がダストサイドとなされ、カバー6側がクリーンサイドとなされる。
そして、このエアクリーナ1では、クリーンサイドとして構成されるカバー6の開放端7に、図2に示すように、フランジ部10が形成される。このフランジ部10は、外側に向けて階段状に張り出して2段構成とされている。2段構成となされた段部のうち、カバー6の奥側、かつ内側に形成された第1の段部は後に説明するように、吸着エレメント30が取り付けられる取付部11として構成され、外側、かつ、端部側に形成された第2の段部はフィルタエレメント20の装着部12として構成される。
外側、かつ、端部側に形成された第2の段部には、この図2に示すように、フィルタエレメント20のフレーム22が配置され、この第2の段部とケース3の開放端4に形成されたフランジ部4aとでフィルタエレメント20の外周部に設けられているパッキン23を挟み込んでいる。このように、フレーム22に取り付けられたパッキン23が第2の段部とケース3のフランジ部4aとで挟み込まれることでシールされ、これによりケース3とカバー6の合わせ部分が密閉される。
図3は、カバー6に取り付けられる吸着エレメント30及びサポート部材40を示している。
吸着エレメント30は、板状に形成されており、活性炭などを含む吸着部31とその周囲に配されて吸着部31を保持するフレーム32とから構成されている。吸着部31は、例えば、活性炭の粉末を不織布に含浸させて構成したものや、一対の不織布で活性炭を挟み込んで構成したものである。一方、この吸着部31を保持するフレーム32は樹脂材により形成される。
サポート部材40は、樹脂の成型品であり、その外縁が吸着エレメント30のフレーム32の外縁よりもやや小さく形成されたフレーム部41と、フレーム部41の内側において縦横に延びる複数のリブ42とから構成されている。このサポート部材40は、吸着エレメント30と重ね合わされて吸着エレメント30の吸着部31が撓むことを防止するための部材である。即ち、サポート部材40の周縁をなすフレーム部41が吸着エレメント30のフレーム32に一致されて、フレーム部41の内側に配されている複数のリブ42が吸着エレメント30の吸着部31に沿われるようにして重ね合わされる。これにより、吸着エレメント30の吸着部31に外力が作用しても、サポート部材40が吸着部31を支持するため、吸着部31がサポート部材40側に撓むことを阻止する。
この実施形態にかかるエアクリーナ1では、これら吸着エレメント30とサポート部材40とが図4に示すようにしてカバー6の取付部11に振動溶着される。
まず、カバー6のフランジ部10に形成された取付部11の構造、吸着エレメント30のフレーム32の構造、及びサポート部材40のフレーム部41の構造について詳細を説明する。
フランジ部10に形成された取付部11は、前述のように奥側、かつ内側の段部である。この取付部11には、溶着突起16が、取付部11に沿って全周にわたり、第1の段部の幅方向の中央において表面から突出して形成されている。また、この溶着突起16の外側には、同じく第1の段部の表面から突出する外壁部15が溶着突起16を囲むようにして全周にわたり形成されている。一方、溶着突起16の内側の部位は、くぼみ17が取付部11に沿って全周にわたり形成されている。このくぼみ17は、サポート部材40のフレーム部41がはめ込まれる部位である。
このくぼみ17にはめ込まれる、サポート部材40のフレーム部41は、その一面側が平坦に形成され、平坦な一面側がくぼみ17に向けられてはめ込まれる。一方、フレーム部41の他面側には、溶着突起43と内壁部44とがカバー6の開放側に向けて突出している。溶着突起43はこのフレーム部41の外端縁に沿ってフレーム部41の全周にわたって形成される。この溶着突起43は、フレーム部41がくぼみ17にはめ込まれると、カバー6の取付部11に形成されている溶着突起16と隣接されて、共にカバー6の開放側にこれらの先端が向けられる。内壁部44は、溶着突起43の内側において、溶着突起43と一定の隙間を空けて他面から突出するようにして形成されている。この内壁部44もフレーム部41の全周にわたり形成される。
これに対し、吸着エレメント30のフレーム32は、カバー6の開放側に向けられる一面側が平坦に形成されている一方で、カバー6の奥側に向けられる他面側には溶着突起33が形成されている。この溶着突起33は、フレーム32の外端縁よりもやや内側にてフレーム32の他面からカバー6の奥側に向けて突出されている。この溶着突起33も、サポート部材40の溶着突起43及び取付部11の溶着突起16と同様に、フレーム32に沿って全周にわたって形成される。また、この溶着突起33の厚みは、サポート部材40の溶着突起43の厚みと取付部11の溶着突起16の厚みとを足し合わせた寸法とほぼ一致されている。
このように構成されたカバー6の取付部11、サポート部材40のフレーム部41、及び吸着エレメント30は、吸着エレメント30の溶着突起33に、取付部11の溶着突起16及びサポート部材40の溶着突起43が突き合わされて、振動溶着によりこれらが溶着されて一体化される。また、振動溶着がなされると、カバー6の取付部11から突出する外壁部15については、その先端が吸着エレメント30のフレーム32と密着される。これにより、外壁部15はその外側と内側とを遮断して、外壁部15と溶着突起16,33との間に密閉された空間を全周にわたって形成する。同様に振動溶着がなされると、サポート部材40のフレーム部41から突出する内壁部44の先端が吸着エレメント30のフレーム32に密着される。そうすると、内壁部44はその外側と内側とを遮断して、内壁部44と溶着突起33,43との間に密閉された空間を全周にわたって形成する。
これら外壁部15及び内壁部44は共にバリ隠しとしてそれぞれ機能する。即ち、振動溶着を行うと、突き合わされた溶着突起16,33,43の摺り合わせに伴って、溶着突起16,33,43からバリが発生する。これらバリがエアクリーナ1の内部に飛散すると、フィルタエレメント20の損傷や目詰まり、その他故障の原因ともなりかねない。また、外壁部15の外側へバリが飛散すれば、第1の段部に装着されるフィルタエレメント20のパッキン23を損傷させてしまうことにもなりかねない。
しかし、このエアクリーナ1では、外壁部15及び内壁部44がバリ隠しとして機能するため、発生したバリは、外壁部15及び内壁部44と溶着突起16,33,43との間に形成された密閉空間にそのまま滞留され、バリが飛散されることを確実に防止する。
なお、図4には、外壁部15をカバー6の取付部11に、内壁部44をサポート部材40のフレーム部41にそれぞれ形成したものを例に説明したがこれには限定されない。例えば、図5に示すように、外壁部34及び内壁部35の双方を吸着エレメント30のフレーム32に形成しても構わない。あるいは、図6に示すように、外壁部34を吸着エレメント30のフレーム32に形成し、内壁部44をサポート部材40のフレーム部41に形成することや、図示はしていないが、外壁部をカバー6の取付部11に形成し、内壁部を吸着エレメント30のフレーム32に形成するなどの態様で設けてもよい。
〔第2実施形態〕
図7は、本発明の第2の実施形態にかかるエアクリーナ1について、クリーンサイドとして構成されるカバー6の斜視図を示している。このカバー6についても、吸着エレメント50及びサポート部材60が内部に取り付けられる。なお、この図7では、吸着エレメント50及びサポート部材60が、カバー6に対して一体的に取り付けられる前の状態を示すものである。
吸着エレメント50は、吸着部51と、その周囲を保持するフレーム52とから板状に形成される。そして、吸着エレメント50は、そのフレーム52に、フレーム52の厚み方向に貫通する複数の貫通孔53が形成されている。一方、サポート部材60は、その周縁が吸着エレメント50のフレームよりやや小さく形成されたフレーム部61と、このフレーム部61の内側にて縦横に配された複数のリブ62とから構成されている。サポート部材60のフレーム部61についても、その厚み方向を貫通する複数の貫通孔63が形成されている。
そして、吸着エレメント50のフレーム52に形成される貫通孔53と、サポート部材60のフレーム部61に形成される貫通孔63とは、これらの周方向に関して相互に一致される位置にそれぞれ設けられる。このため、吸着エレメント50とサポート部材60とを重ね合わせた際には、貫通孔53,63の形成された各位置において貫通孔53,63同士が相互に連続される。
この実施形態においても、クリーンサイドとして構成されるカバー6には、その開放端に2段構造のフランジ部10が形成されている。そして、2段構成となされた段部のうち、カバー6の奥側、かつ内側に形成された第1の段部は吸着エレメント50が取り付けられる取付部11として構成され、外側、かつ、端部側に形成された第2の段部はフィルタエレメントの装着部12として構成される。
第2の段部には、フィルタエレメント(不図示)のフレーム部が配置され、この第2の段部とケース(不図示)の開放端とでフィルタエレメントを構成するフレームの外周部に設けられたパッキン(不図示)を挟み込む。この点は、上述の第1実施形態にかかるエアクリーナ1と同様である。
これに対し、第1の段部である取付部11には、図8に示すように、ピン部70が取付部11の表面から下方側に向けて突出するように複数形成され、吸着エレメント50及びサポート部材60はこれらのピン部70のカシメにより取付部11に取り付けられる。
ピン部70は取付部11の幅方向のほぼ中央の位置において、その表面からカバー6の開放側へ突出するようにして形成されている。このピン部70は、その軸方向の寸法が、吸着エレメント50のフレーム52の厚み寸法とサポート部材60のフレーム部61の厚み寸法との合計よりも大きく形成される。
このような構成を備えたカバー6、吸着エレメント50及びサポート部材60は、まず、図9に示すように、吸着エレメント50とサポート部材60とが重ね合わされて、これらの貫通孔53,63に取付部11に形成されたピン部70が挿入される。この際、サポート部材60がカバー6の奥側に、吸着エレメント50が開放側に配置される。貫通孔53,63に挿入されたピン部70は、その頭部71が重ね合わされた吸着エレメント50及びサポート部材60における吸着エレメント50のフレームから突出される。
次に、前述の図8に示したように、突出されたピン部70の頭部71が潰されて吸着エレメント50及びサポート部材60が固定される。潰されたピン部70の頭部71は、半径方向外側に押し広げられて、その表面が球面状に形成される。このように押し広げられたピン部70の頭部71は、ピン部70が貫通孔53,63に挿入された吸着エレメント50及びサポート部材60が抜け出すことを防止するストッパとして機能する。なお、ピン部70の頭部71を押し潰す場合、超音波溶着の要領でピン部70の頭部71を超音波で加熱すると良い。このようにして、第2実施形態のエアクリーナ1では、カバー6に吸着エレメント50及びサポート部材60が一体となるように取り付けられる。
以上、ケースをダストサイド、カバーをクリーンサイドとして構成したエアクリーナを例に説明したが、これには限定されず、ケースをクリーンサイド、カバーをダストサイドとして構成してもよい。この場合には、吸着エレメントをケースに固着することになる。即ち、本発明は、エアクリーナのハウジング内部に流入する蒸発燃料を効果的に吸着するものであるから、ハウジングのクリーンサイドとなるハウジング構成部材に吸着エレメントを固着すればよい。
もっとも、吸着エレメントとサポート部材との重ね合わせの順番は、サポート部材が吸着エレメントよりも吸気されたエアの下流側に位置されるよう、サポート部材はハウジング構成部材の奥側に配置する。これにより吸着エレメントの吸着部が下流側に撓むことを防止する。
本発明の第1実施形態にかかるエアクリーナの斜視図。 ケースとカバーとの合わせ部分の内部構造を示す断面図。 カバー、サポート部材及び吸着エレメントの斜視図。 吸着エレメント及びサポート部材の取付部への取付構造の一例を示すフランジ部の拡大図。 図4とは別構造に関する取付構造の一例を示すフランジ部の拡大図。 さらに別構造に関する取付構造の一例を示すフランジ部の拡大図。 本発明の第2実施形態にかかるエアクリーナのカバー、サポート部材及び吸着エレメントの斜視図。 第2実施形態にかかるエアクリーナの吸着エレメント及びサポート部材の取付部への取付構造の一例を示すフランジ部の拡大図。 吸着エレメント及びサポート部材がカバーに固着される前の状態を示すフランジ部の拡大図。
符号の説明
1・・・・・エアクリーナ
2・・・・・ハウジング
3・・・・・ケース(ハウジング構成部材)
4・・・・・開放端
4a・・・・フランジ部
6・・・・・カバー(ハウジング構成部材)
7・・・・・開放端
10・・・・フランジ部
11・・・・取付部
12・・・・装着部
15,34・・・・外壁部
16・・・・溶着突起
20・・・・フィルタエレメント
30,50・・・・吸着エレメント
31,51・・・・吸着部
32,52・・・・フレーム
33・・・・溶着突起
40,60・・・・サポート部材
41,61・・・・フレーム部
42,62・・・・リブ
43・・・・溶着突起
35,44・・・・内壁部
51,61・・・・貫通孔
70・・・・・・・ピン部

Claims (3)

  1. 外殻をなすハウジングと、このハウジング内に配されて、このハウジング内に取り込まれたエアを濾過するフィルタエレメントと、蒸発してハウジング内に流入された蒸発燃料を吸着する吸着エレメントとを備えたエアクリーナであって、
    前記ハウジングは、開放端の形成された一対のハウジング構成部材がそれぞれの開放端同士が重ね合わされて構成され、
    前記フィルタエレメントは、前記一対のハウジング部材に挟み込まれて、ハウジング内をクリーンサイドとダストサイドとに区分し、
    前記吸着エレメントは、その周縁を構成するフレームとこのフレームの内側に配される吸着部とにより構成され、
    前記ハウジング内のクリーンサイドをなす一方の前記ハウジング構成部材の内面には、その開放端のやや奥側に、前記吸着エレメントが取り付けられる取付部が形成され、
    この取付部には、前記吸着エレメントと、この吸着エレメントに重ね合わされて前記吸着部をサポートするサポート部材とが、このサポート部材がこのハウジング構成部材の奥側に配置されて固着され
    前記クリーンサイドをなす前記ハウジング構成部材の開放端には外側に向けて張り出すフランジ部が形成され、
    このフランジ部は、階段状に張り出す2段構造となされ、その外側の段部が、前記フィルタエレメントが装着される装着部として構成され、内側の段部が前記取付部として構成され、
    前記吸着エレメント及び前記サポート部材が前記取付部に振動溶着されて一体に形成されることを特徴とするエアクリーナ。
  2. 前記取付部、及び前記吸着エレメントのフレームの一面側には、相手方に向けて突出し、相互に突き合わされる溶着突起がそれぞれ形成され、
    前記サポート部材は、前記取付部に形成された溶着突起の内側に配され、このサポート部材の周縁には、前記吸着エレメントのフレームに形成された溶着突起に向けて突出して突き合わされる溶着突起が更に形成され、
    これら溶着突起の外側には、前記取付部又は前記フレームのいずか一方には、他方に向けて突出する壁部が該溶着突起と平行をなして形成され、内側には、前記サポート部材又は前記フレームのいずれか一方には、他方に向けて延びる壁部が該溶着突起と平行をなして形成されていることを特徴とする請求項に記載のエアクリーナ。
  3. 外殻をなすハウジングと、このハウジング内に配されて、このハウジング内に取り込まれたエアを濾過するフィルタエレメントと、蒸発してハウジング内に流入された蒸発燃料を吸着する吸着エレメントとを備えたエアクリーナであって、
    前記ハウジングは、開放端の形成された一対のハウジング構成部材がそれぞれの開放端同士が重ね合わされて構成され、
    前記フィルタエレメントは、前記一対のハウジング部材に挟み込まれて、ハウジング内をクリーンサイドとダストサイドとに区分し、
    前記吸着エレメントは、その周縁を構成するフレームとこのフレームの内側に配される吸着部とにより構成され、
    前記ハウジング内のクリーンサイドをなす一方の前記ハウジング構成部材の内面には、その開放端のやや奥側に、前記吸着エレメントが取り付けられる取付部が形成され、
    この取付部には、前記吸着エレメントと、この吸着エレメントに重ね合わされて前記吸着部をサポートするサポート部材とが、このサポート部材がこのハウジング構成部材の奥側に配置されて固着され、
    前記クリーンサイドをなす前記ハウジング構成部材の開放端には外側に向けて張り出すフランジ部が形成され、
    このフランジ部は、階段状に張り出す2段構造となされ、その外側の段部が、前記フィルタエレメントが装着される装着部として構成され、内側の段部が前記取付部として構成され、
    前記吸着エレメントのフレーム及び前記サポート部材の周縁には、相互に一致する位置に貫通孔が形成され、
    前記取付部には、重ね合わされた前記吸着エレメント及び前記サポート部材の相互に一致する位置の貫通孔に貫通されてこれら吸着エレメント及びサポート部材を取付部に固着せしめるピン部が突出され、
    重ね合わされた前記吸着エレメント及び前記サポート部材の貫通孔から突出された前記ピン部の頭部が潰されて、これら吸着エレメント及びサポート部材の抜け出しを阻止するストッパとして構成されたことを特徴とするエアクリーナ。
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