JP4744355B2 - 歯車装置 - Google Patents

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Description

本発明は、一対の歯車を組み合わせて対向する相手歯車の歯との噛み合いにより2軸間に回転運動を伝達する歯車装置に関し、詳しくは、一対の歯車の噛み合い時のバックラッシを低減もしくは無くして回転伝達誤差を低減しようとする歯車装置に係るものである。
従来、歯車の噛み合い時のバックラッシを低減もしくは無くそうとする歯車としては、歯車軸が互いに平行に配列された平歯車において、歯面が歯幅方向に一定の傾斜面(テーパ面)に形成されたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、他のバックラッシを低減もしくは無くそうとする歯車としては、ローラの軸と一体化したギヤをテーパ歯車とすると共に、そのテーパ歯車と噛み合う他のテーパ歯車をスプリングによってローラ側のテーパ歯車に圧接するようにしたものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開昭57−190159号公報(第3図) 特開平6−24602号公報(図3)
しかし、特許文献1に記載の歯車においては、通常の平歯車と、歯面が歯幅方向に一定の傾斜面(テーパ面)に形成された歯車とが噛み合っており、あたかも平歯車と傘歯車とが噛み合った状態となり、回転中に段々と噛み合っている位置がずれて行き、正しく噛み合いが行われない虞がある。したがって、滑らかな回転伝達ができず、回転伝達誤差を十分に低減することはできない。
また、特許文献2に記載の歯車においては、二つの傘歯車がその傘の向きを逆にして互いに噛み合った状態となり、一方の歯車の小径部分が他方の歯車の大径部分と噛み合うと共に、一方の歯車の大径部分が他方の歯車の小経部分と噛み合うこととなる。この場合、一つの歯車において、小径部分の歯数と大径部分の歯数とは同じであるが、小径部分の歯たけと大径部分の歯たけとは異なったものとなるので、次式で表されるモジュールMが相違することとなる。
モジュールM=(ピッチ円の径)/歯数
したがって、特許文献2に記載の歯車においては、モジュールMが相違する歯車同士が噛み合った状態となり、回転中に段々と噛み合っている位置がずれて行き、正しく噛み合いが行われない虞がある。したがって、滑らかな回転伝達ができず、回転伝達誤差を十分に低減することはできない。
そこで、本発明は、このような問題点に対処し、一対の歯車の噛み合い時のバックラッシを低減もしくは無くして回転伝達誤差を低減しようとする歯車装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による歯車装置は、一対の歯車を組み合わせて対向する相手歯車の歯との噛み合いにより2軸間に回転運動を伝達する歯車装置であって、上記一対の歯車の一方の歯車について、各々の歯の両側方の歯面にて歯幅方向の一部にのみ、各々の歯の回転軸に直交する断面に対し直角かつ歯厚方向に平行な面内の横断面形状にて、標準歯車の歯形に対してテーパー状に上記歯の歯厚が狭まる第1の突合せ段部を形成すると共に、それ以外の部分は平行な面として一様な厚さに形成し、他方の歯車について、各々の歯の両側方の歯面にて上記一方の歯車の歯の第1の突合せ段部に対応する位置にのみ、各々の歯の回転軸に直交する断面に対し直角かつ歯厚方向に平行な面内の横断面形状にて、標準歯車の歯形に対してテーパー状に上記歯の歯厚が拡がる第2の突合せ段部を形成すると共に、それ以外の部分は平行な面として一様な厚さに形成し、対向する一対の歯車同士を、各々の歯の横断面形状の第1及び第2の突合せ段部を回転軸方向にて互いに突き合わせるように噛み合わせると共に、上記第1及び第2の突合せ段部以外の歯面は当接しないで隙間が形成されるようにしたものである。
このような構成により、一方の歯車について、各々の歯の両側方の歯面にて歯幅方向の一部にのみ、各々の歯の回転軸に直交する断面に対し直角かつ歯厚方向に平行な面内の横断面形状にて、標準歯車の歯形に対してテーパー状に上記歯の歯厚が狭まる第1の突合せ段部を形成すると共に、それ以外の部分は平行な面として一様な厚さに形成した歯と、他方の歯車について、各々の歯の両側方の歯面にて上記一方の歯車の歯の第1の突合せ段部に対応する位置にのみ、各々の歯の回転軸に直交する断面に対し直角かつ歯厚方向に平行な面内の横断面形状にて、標準歯車の歯形に対してテーパー状に上記歯の歯厚が拡がる第2の突合せ段部を形成すると共に、それ以外の部分は平行な面として一様な厚さに形成した歯とを、対向する一対の歯車同士の噛み合いにおいて、各々の歯の横断面形状の第1及び第2の突合せ段部を回転軸方向にて互いに突き合わせるように噛み合わせると共に、上記第1及び第2の突合せ段部以外の歯面は当接しないで隙間が形成されるようにする。これにより、一対の歯車の噛み合い時のバックラッシを低減もしくは無くす。
また、一方の歯車の第1の突合せ段部と他方の歯車の第2の突合せ段部とは、各歯の歯幅方向の一方の端面の近くに形成してもよい。これにより、一方の歯車と他方の歯車の各歯の歯幅方向の一方の端面の近くに形成された第1及び第2の突合せ段部によって、一方の歯車と他方の歯車とが互いに突き合わせるようにして噛み合う。
さらに、一方の歯車の第1の突合せ段部と他方の歯車の第2の突合せ段部とは、各歯の歯幅方向の中間部に形成してもよい。これにより、一方の歯車と他方の歯車の各歯の歯幅方向の中間部に形成された第1及び第2の突合せ段部によって、一方の歯車と他方の歯車とが互いに突き合わせるようにして噛み合う。
そして、一対の歯車の対向する相手歯車の歯との噛み合いは、少なくとも一方の歯車を他方の歯車に対して、弾性部材を用いて回転軸方向にて圧接して突き合わせるようにしてもよい。これにより、一方の歯車及び他方の歯車の各歯の歯面に突合せ段部が形成された歯が、相手歯車の歯との噛み合いにおいて弾性部材によって回転軸方向にて圧接して突き合わされて、一対の歯車の噛み合い時のバックラッシを低減もしくは無くす。
また、一対の歯車の対向する相手歯車の歯との噛み合いは、少なくとも一方の歯車を他方の歯車に対して、磁気による吸引力又は反発力を利用して回転軸方向にて圧接して突き合わせるようにしてもよい。これにより、一方の歯車及び他方の歯車の各歯の歯面に突合せ段部が形成された歯が、相手歯車の歯との噛み合いにおいて磁気による吸引力又は反発力によって回転軸方向にて圧接して突き合わされて、一対の歯車の噛み合い時のバックラッシを低減もしくは無くす。
請求項1に係る発明によれば、一対の歯車の一方の歯車について、各々の歯の両側方の歯面にて歯幅方向の一部にのみ、各々の歯の回転軸に直交する断面に対し直角かつ歯厚方向に平行な面内の横断面形状にて、標準歯車の歯形に対してテーパー状に上記歯の歯厚が狭まる第1の突合せ段部を形成すると共に、それ以外の部分は平行な面として一様な厚さに形成した歯と、他方の歯車について、各々の歯の両側方の歯面にて上記一方の歯車の歯の第1の突合せ段部に対応する位置にのみ、各々の歯の回転軸に直交する断面に対し直角かつ歯厚方向に平行な面内の横断面形状にて、標準歯車の歯形に対してテーパー状に上記歯の歯厚が拡がる第2の突合せ段部を形成すると共に、それ以外の部分は平行な面として一様な厚さに形成した歯とを、対向する一対の歯車同士の噛み合いにおいて、各々の歯の横断面形状の第1及び第2の突合せ段部を回転軸方向にて互いに突き合わせるように噛み合わせると共に、上記第1及び第2の突合せ段部以外の歯面は当接しないで隙間が形成されるようにしたことで、一対の歯車の噛み合い時のバックラッシを低減もしくは無くすことができる。したがって、正しく噛み合いが行われ、滑らかな回転伝達ができ、回転伝達誤差を低減することができる。この場合、各々の歯のテーパー状の第1及び第2の突合せ段部は歯面の一部にしか形成されていないと共に、上記第1及び第2の突合せ段部以外の歯面は当接しないで隙間が形成されるようにしたことで、対向する一対の歯車同士が噛み合った状態で例えば熱膨張したとしても、第1及び第2の突合せ段部以外の歯面は当接せず、歯が食い込んでしまうのを防止できる。
また、請求項2に係る発明によれば、一方の歯車と他方の歯車の各歯の歯幅方向の一方の端面の近くに形成された第1及び第2の突合せ段部によって、一方の歯車と他方の歯車とが互いに突き合わせるようにして噛み合わせることができる。
また、請求項3に係る発明によれば、一方の歯車と他方の歯車の各歯の歯幅方向の中間部に形成された第1及び第2の突合せ段部によって、一方の歯車と他方の歯車とが互いに突き合わせるようにして噛み合わせることができる。
そして、請求項4に係る発明によれば、一方の歯車及び他方の歯車の各歯の歯面に突合せ段部が形成された歯が、相手歯車の歯との噛み合いにおいて弾性部材によって回転軸方向にて圧接して突き合わされて、一対の歯車の噛み合い時のバックラッシを低減もしくは無くすことができる。
また、請求項5に係る発明によれば、一方の歯車及び他方の歯車の各歯の歯面に突合せ段部が形成された歯が、相手歯車の歯との噛み合いにおいて磁気による吸引力又は反発力によって回転軸方向にて圧接して突き合わされて、一対の歯車の噛み合い時のバックラッシを低減もしくは無くすことができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明による歯車装置の実施形態を示す図であり、一対の歯車の噛み合い状態の要部説明図である。この歯車装置は、一対の歯車を組み合わせて対向する相手歯車の歯との噛み合いにより2軸間に回転運動を伝達するもので、一方の歯車G1と、他方の歯車G2とを組み合わせて成る。一方の歯車G1は、例えば歯数の多い方の歯車であり、大歯車と呼ばれるものである。また、他方の歯車G2は、例えば歯数の少ない方の歯車であり、小歯車と呼ばれるものである。
図1において、符号P1は一方の歯車G1のピッチ円を示し、符号P2は他方の歯車G2のピッチ円を示している。また、符号Bは、一対の歯車G1,G2を噛み合わせたときの対向する歯1と歯2との歯面間の遊びであるバックラッシを示している。
まず、一方の歯車G1の形状について説明する。この歯車G1は、複数の歯1,1,…を備えその歯1が相手歯車(G2)の歯2と噛み合って回転運動を伝達するもので、一般的には図2に示すように、インボリュート曲線で左右対称とされた標準歯車の歯形5に形成されている。すなわち、各々の歯1がその歯先面3の歯幅W3と歯元4の歯幅W4とが同一寸法とされ、全歯たけHが歯幅方向に一定とされている。
ここで、本発明においては、一方の歯車G1の各歯1の形状は、図3の断面図に示すように、各々の歯1の両側方の歯面の一部に、各歯1の回転軸O1(図4参照)に直交する断面に対し直角かつ歯厚方向に平行な面内の横断面形状にて、図2に示す標準歯車の歯形5に対してテーパー状に歯1の歯厚が狭まる第1の突合せ段部6が形成されている。図3の実施形態では、一方の歯車G1第1の突合せ段部6は、各歯1の歯幅方向の一方の端面8の近くに形成されている。すなわち、各歯1の歯幅方向の一方の端面8の近くにのみ第1の突合せ段部6が形成され、歯幅方向のそれ以外の部分は一定の厚さとされている。
このように構成された一方の歯車G1の全体形状は、図4に示すようになる。すなわち、各々の歯1の回転軸O1直交する断面に対し直角かつ歯厚方向に平行な面内の横断面形状は、歯元から歯先までの全歯たけHに渡って、一方の端面8側にテーパー状に歯1の歯厚が狭まる第1の突合せ段部6が形成された形状となる。
次に、図1に示す他方の歯車G2の形状について説明する。この歯車G2は、複数の歯2,2,…を備えその歯2が相手歯車(G1)の歯1と噛み合って回転運動を伝達するもので、一般的には図2に示すように、インボリュート曲線で左右対称とされた標準歯車の歯形5に形成されている。すなわち、各々の歯2がその歯先面3の歯幅W3と歯元4の歯幅W4とが同一寸法とされ、全歯たけHが歯幅方向に一定とされている。
ここで、他方の歯車G2の各歯2の形状は、図3の断面図に示すように、各々の歯2の両側方の歯面の一部に、各歯2の回転軸O2(図4参照)に直交する断面に対し直角かつ歯厚方向に平行な面内の横断面形状にて、図2に示す標準歯車の歯形5に対してテーパー状に歯2の歯厚が拡がる第2の突合せ段部7が形成されている。図3の実施形態では、他方の歯車G2第2の突合せ段部7は、各歯2の歯幅方向の一方の端面8′の近くに形成されている。すなわち、各歯2の歯幅方向の一方の端面8′の近くにのみ第2の突合せ段部7が形成され、歯幅方向のそれ以外の部分は一定の厚さとされている。
このように構成された他方の歯車G2の全体形状は、図4に示すようになる。すなわち、各々の歯2の回転軸O2直交する断面に対し直角かつ歯厚方向に平行な面内の横断面形状は、歯元から歯先までの全歯たけHに渡って、一方の端面8′側にテーパー状に歯2の歯厚が拡がる第2の突合せ段部7が形成された形状となる。
そして、上述のように構成された一方の歯車G1と他方の歯車G2とを、図4に示すように噛み合わせて、本発明の歯車装置が構成される。すなわち、対向する一対の歯車(G1,G2)同士を、各々の歯1,2の横断面形状の第1及び第2の突合せ段部6,7を回転軸O1,O2方向にて互いに突き合わせるように噛み合わせている。この場合、図3に示すように、一方の歯車G1の各歯1の歯幅方向の一方の端面8の近くに形成された第1の突合せ段部6と、他方の歯車G2の各歯2の歯幅方向の一方の端面8′の近くに形成された第2の突合せ段部7とが隙間なく当接して、図1に示す一対の歯車G1,G2の噛み合い時のバックラッシBを低減もしくは無くすことができる。なお、この歯車G1と歯車G2との噛み合いにおいて、第1及び第2の突合せ段部6,7以外の歯面は当接しないで隙間gが形成されるようになっており、お互いの歯1,2が食い込んでしまうのを防止する。
図5は、一方の歯車G1の各歯1の形状及び他方の歯車G2の各歯2の形状の他の実施形態を示す歯の回転軸に直交する断面に対し直角かつ歯厚方向に平行な面内の横断面図である。この実施形態は、一方の歯車G1第1の突合せ段部6と他方の歯車G2第2の突合せ段部7とを、各歯1,2の歯幅方向の中間部に形成したものである。一方の歯車G1については、各々の歯1の両側方の歯面にて歯幅方向の中間部に、各歯1の回転軸O1(図6参照)に直交する断面に対し直角かつ歯厚方向に平行な面内の横断面形状にて、図2に示す標準歯車の歯形5に対してテーパー状に歯1の歯厚が狭まる第1の突合せ段部6が形成されている。すなわち、各歯1の歯幅方向の中間部にのみ第1の突合せ段部6が形成され、歯幅方向の両端部はそれぞれ平行な面に形成されて一様な厚さとされている。
このように構成された一方の歯車G1の全体形状は、図6に示すようになる。すなわち、各々の歯1の回転軸O1直交する断面に対し直角かつ歯厚方向に平行な面内の横断面形状は、歯元から歯先までの全歯たけHに渡って、歯幅方向の中間部にテーパー状に歯1の歯厚が狭まる第1の突合せ段部6が形成された形状となる。
次に、他方の歯車G2については、各々の歯2の両側方の歯面にて歯幅方向の中間部に、各歯2の回転軸O2(図6参照)に直交する断面に対し直角かつ歯厚方向に平行な面内の横断面形状にて、図2に示す標準歯車の歯形5に対してテーパー状に歯2の歯厚が拡がる第2の突合せ段部7が形成されている。すなわち、各歯2の歯幅方向の中間部にのみ第2の突合せ段部7が形成され、歯幅方向の両端部はそれぞれ平行な面に形成されて一様な厚さとされている。
このように構成された他方の歯車G2の全体形状は、図6に示すようになる。すなわち、各々の歯2の回転軸O2直交する断面に対し直角かつ歯厚方向に平行な面内の横断面形状は、歯元から歯先までの全歯たけHに渡って、歯幅方向の中間部にテーパー状に歯2の歯厚が拡がる第2の突合せ段部7が形成された形状となる。
そして、上述のように構成された一方の歯車G1と他方の歯車G2とを、図6に示すように噛み合わせて、本発明の歯車装置が構成される。すなわち、対向する一対の歯車(G1,G2)同士を、各々の歯1,2の横断面形状の第1及び第2の突合せ段部6,7を回転軸O1,O2方向にて互いに突き合わせるように噛み合わせている。この場合、図5に示すように、一方の歯車G1の各歯1の歯幅方向の中間部に形成された第1の突合せ段部6と、他方の歯車G2の各歯2の歯幅方向の中間部に形成された第2の突合せ段部7とが隙間なく当接して、図1に示す一対の歯車G1,G2の噛み合い時のバックラッシBを低減もしくは無くすことができる。なお、この歯車G1と歯車G2との噛み合いにおいて、第1及び第2の突合せ段部6,7以外の両端部側の歯面は当接しないで隙間gが形成されるようになっており、お互いの歯1,2が食い込んでしまうのを防止する。
次に、上述のような一方の歯車G1と他方の歯車G2とを噛み合わせて成る歯車装置の組み合わせについて説明する。図7に示すように、一方の歯車G1は、ハウジング10に回転可能に支持された回転軸11上に固着されており、他方の歯車G2は、他のハウジング12に回転可能に支持された回転軸13上に軸方向にスライド可能に保持されている。このような状態で、対向する相手歯車G1,G2同士を、各々の歯1,2の横断面形状を回転軸11,13の方向にて互いに突き合わせるように噛み合わせている。
このとき、少なくとも一方の歯車を他方の歯車に対して、弾性部材を用いて回転軸11,13の方向にて圧接して突き合わせている。すなわち、例えば他方の歯車G2において、ハウジング12と歯車G2のウェブとの間の回転軸13の周りに、弾性部材としてのコイルバネ14を介装して、このコイルバネ14の弾性力によって他方の歯車G2を一方の歯車G1に対し矢印Cのように圧接している。ここで、前述のように、一対の歯車G1,G2の歯1,2は、その回転軸11,13の方向にて各々の歯1,2の横断面形状の第1及び第2の突合せ段部6,7を互いに突き合わせるように噛み合わせているので、それぞれ対向する歯1,2の第1及び第2の突合せ段部6,7が隙間なく当接して、図1に示す一対の歯車G1,G2の噛み合い時のバックラッシBを低減もしくは無くすことができる。
図8は、歯車装置における一対の歯車G1,G2の組み合わせの第2の実施形態を示す説明図である。この実施形態は、図7に示す歯車装置において、一方の歯車G1は、ハウジング10に回転可能に支持された回転軸11上に軸方向にスライド可能に保持されており、他方の歯車G2は、他のハウジング12に回転可能に支持された回転軸13上に固着されている。そして、一方の歯車G1において、ハウジング10と歯車G1のウェブとの間に、弾性部材としての板バネ15を介装して、この板バネ15の弾性力によって一方の歯車G1を他方の歯車G2に対し矢印Dのように圧接して、歯1,2を噛み合わせている。この場合も、前述と同様にして、それぞれ対向する歯1,2の第1及び第2の突合せ段部6,7が隙間なく当接して、図1に示す一対の歯車G1,G2の噛み合い時のバックラッシBを低減もしくは無くすことができる。なお、板バネ15は、金属製でも、樹脂製であってもよい。また、板バネ15は、一方の歯車G1に一体的に形成してもよい。さらに、一方の歯車G1の板バネ15は、コイルバネ14に代えてもよい。
図9は、歯車装置における一対の歯車G1,G2の組み合わせの第3の実施形態を示す説明図である。この実施形態は、一方の歯車G1と他方の歯車G2との間に、アイドルギヤG3を介装したものである。すなわち、一方の歯車G1は、ハウジング10に回転可能に支持された回転軸11上に固着されており、他方の歯車G2は、他のハウジング12に回転可能に支持された回転軸13上に軸方向にスライド可能に保持されており、さらにアイドルギヤG3は、他のハウジング16に回転可能に支持された回転軸17上に軸方向にスライド可能に保持されている。なお、図9において、符号19は、アイドルギヤG3の外周面に形成された歯を示している。このような状態で、それぞれ対向する一方の歯車G1とアイドルギヤG3同士を、またアイドルギヤG3と他方の歯車G2同士を、各々の歯1,19,2の横断面形状の第1及び第2の突合せ段部6,7を互いに突き合わせるように噛み合わせている。
そして、他方の歯車G2において、ハウジング12と歯車G2のウェブとの間の回転軸13の周りにコイルバネ14を介装して、このコイルバネ14の弾性力によって他方の歯車G2をアイドルギヤG3に対し矢印Eのように圧接している。また、アイドルギヤG3において、ハウジング16とアイドルギヤG3のウェブとの間の回転軸17の周りにコイルバネ18を介装して、このコイルバネ18の弾性力によってアイドルギヤG3を一方及び他方の歯車G1,G2に対し矢印Fのように圧接している。これにより、それぞれ対向する歯1,19,2の第1及び第2の突合せ段部6,7が隙間なく当接して、図9に示す一方の歯車G1とアイドルギヤG3と他方の歯車G2との噛み合い時のバックラッシを低減もしくは無くすことができる。
なお、図9におけるアイドルギヤG3のコイルバネ18による矢印F方向の荷重K1と、他方の歯車G2のコイルバネ14による矢印E方向の荷重K2とは、K1>K2であることが望ましい。この荷重K1とK2との大小関係により、三つの歯車G1,G2,G3の噛み合わせを正しく維持することができる。
図10は、歯車装置における一対の歯車G1,G2の組み合わせの第4の実施形態を示す説明図である。この実施形態は、図9に示す歯車装置において、一方の歯車G1は、ハウジング10に回転可能に支持された回転軸11上に軸方向にスライド可能に保持されており、他方の歯車G2は、他のハウジング12に回転可能に支持された回転軸13上に軸方向にスライド可能に保持されており、さらにアイドルギヤG3は、他のハウジング16に回転可能に支持された回転軸17上に固着されている。このような状態で、それぞれ対向する一方の歯車G1とアイドルギヤG3同士を、またアイドルギヤG3と他方の歯車G2同士を、各々の歯1,19,2の横断面形状の第1及び第2の突合せ段部6,7を互いに突き合わせるように噛み合わせている。
そして、一方の歯車G1において、ハウジング10と歯車G1のウェブとの間に板バネ15を介装して、この板バネ15の弾性力によって一方の歯車G1をアイドルギヤG3に対し矢印Dのように圧接している。また、他方の歯車G2において、ハウジング12と歯車G2のウェブとの間の回転軸13の周りにコイルバネ14を介装して、このコイルバネ14の弾性力によって他方の歯車G2をアイドルギヤG3に対し矢印Eのように圧接している。これにより、それぞれ対向する歯1,19,2の第1及び第2の突合せ段部6,7が隙間なく当接して、図10に示す一方の歯車G1とアイドルギヤG3と他方の歯車G2との噛み合い時のバックラッシを低減もしくは無くすことができる。なお、一方の歯車G1側の板バネ15は、コイルバネ14に代えてもよい。或いは、他方の歯車G2側のコイルバネ14は、板バネ15に代えてもよい。
図11は、一方の歯車G1を他方の歯車G2に対して回転軸方向にて圧接して突き合わせる弾性部材の他の実施例を示す平面図である。この実施例における弾性部材は、リング状板バネ25とされている。このリング状板バネ25は、歯車のボス部分に嵌まり合う内径とされた平板状リング部材26の外周部に、例えば3個ずつのバネ片27a,27b,27c;28a,28b,28cを交互に外向きに取り付けて成る。この場合、一方の3個のバネ片27a,27b,27cは、平板状リング部材26から上向きに適宜の角度(例えば30度程度)だけ折り曲げて取り付けられている。また、他方の3個のバネ片28a,28b,28cは、平板状リング部材26から下向きに適宜の角度(例えば30度程度)だけ折り曲げて取り付けられている。そして、一方のバネ片27a,27b,27cの上面は上向きの半球状の突面に形成され、他方のバネ片28a,28b,28cの下面は下向きの半球状の突面に形成されている。この結果、平板状リング部材26の外周部に、例えば6個のバネ片27a,27b,27c;28a,28b,28cが等間隔に交互に取り付けられて、平面視で恰も亀のような形状に形成されている。
図12は、上述のリング状板バネ25を用いて一方の歯車G1と他方の歯車G2とを噛み合わせた状態を示す断面説明図である。一方の歯車G1は、ハウジング10に支持された軸11上に軸方向にスライド可能に保持されており、他方の歯車G2は、他のハウジング12に回転可能に支持された回転軸13上に固着されている。そして、一方の歯車G1において、ボス部分29の周りにてハウジング10と歯車G1のウェブとの間に、リング状板バネ25を介装して、このリング状板バネ25の弾性力によって一方の歯車G1を他方の歯車G2に対し矢印Dのように圧接して、歯1,2を噛み合わせている。この場合も、前述と同様にして、それぞれ対向する歯1,2の第1及び第2の突合せ段部6,7が隙間なく当接して、図1に示す一対の歯車G1,G2の噛み合い時のバックラッシBを低減もしくは無くすことができる。
なお、リング状板バネ25は、下向きの3個のバネ片28a,28b,28cがハウジング10の上面に当接すると共に、上向きの3個のバネ片27a,27b,27cが歯車G1のウェブ面に当接するので、一方の歯車G1を他方の歯車G2に対し安定して矢印Dのように圧接することができる。また、上向きのバネ片27a,27b,27cは、歯車G1のウェブ面に対して上向きの半球状の突面で接触するので、点接触の状態になって接触抵抗が小さくなり、歯車G1の回転がスムーズになる。なお、リング状板バネ25は、金属製でも、樹脂製であってもよい。
図13は、歯車装置における一対の歯車G1,G2の組み合わせの第5の実施形態を示す断面説明図である。この実施形態においては、一方の歯車G1は、ハウジング10に回転可能に支持された回転軸11上に固着されており、他方の歯車G2は、同じくハウジング10に回転可能に支持された回転軸13上に軸方向にスライド可能に保持されている。このような状態で、対向する一対の歯車G1,G2同士を、各々の歯1,2の横断面形状を回転軸11,13の方向にて互いに突き合わせるように噛み合わせている。このとき、少なくとも一方の歯車を他方の歯車に対して、磁気による吸引力又は反発力を利用して回転軸11,13の方向にて圧接して突き合わせている。
すなわち、例えば他方の歯車G2において、その回転軸13の周りに磁気を発生させる手段として磁石20を組み込み、この磁石20に対向するハウジング10側にて回転軸13の根元部の周りには鉄板等の磁性体板21を取り付け、磁石20と磁性体板21との間に作用する磁気吸引力によって他方の歯車G2を一方の歯車G1に対し矢印Cのように圧接している。この場合も、図7の場合と同様にして、それぞれ対向する歯1,2の第1及び第2の突合せ段部6,7が隙間なく当接して、図1に示す一対の歯車G1,G2の噛み合い時のバックラッシBを低減もしくは無くすことができる。
なお、図13においては、他方の歯車G2側に磁石20を組み込み、この磁石20に対向するハウジング10側に磁性体板21を取り付けたものとしたが、これとは逆に、他方の歯車G2側に磁性体板21を組み込み、これと対向するハウジング10側に磁石20を取り付けてもよい。また、他方の歯車G2が、図7に示すように他のハウジング12に回転可能に支持された回転軸13上に軸方向にスライド可能に保持されている場合は、他方の歯車G2側とこれに対向するハウジング12側とに、同極性の磁石を対向させて取り付け、両磁石間に作用する磁気反発力によって他方の歯車G2を一方の歯車G1に対し矢印Cのように圧接してもよい。或いは、図13において、他方の歯車G2の全体をプラスチックマグネットとして、対向するハウジング10側に取り付けられた磁性体板21との間に作用する磁気吸引力によって他方の歯車G2を一方の歯車G1に対し矢印Cのように圧接してもよい。
本発明による歯車装置の実施形態を示す図であり、一対の歯車の噛み合い状態の要部説明図である。 標準歯車の歯形を示す斜視図である。 一方の歯車の各歯の形状及び他方の歯車の各歯の形状の実施形態を示す、歯 回転軸に直交する断面に対し直角かつ歯厚方向に平行な面内の横断面図である。 一方の歯車と他方の歯車とを噛み合わせて構成された歯車装置の実施形態を示す斜視図である。 一方の歯車の各歯の形状及び他方の歯車の各歯の形状の他の実施形態を示す、歯の回転軸に直交する断面に対し直角かつ歯厚方向に平行な面内の横断面図である。 一方の歯車と他方の歯車とを噛み合わせて構成された歯車装置の他の実施形態を示す斜視図である。 歯車装置における一対の歯車の組み合わせの実施形態を示す説明図である。 同じく一対の歯車の組み合わせの第2の実施形態を示す説明図である。 同じく一対の歯車の組み合わせの第3の実施形態を示す説明図である。 同じく一対の歯車の組み合わせの第4の実施形態を示す説明図である。 一方の歯車を他方の歯車に対して回転軸方向にて圧接して突き合わせる弾性部材の他の実施例を示す平面図である。 リング状板バネを用いて一方の歯車と他方の歯車とを噛み合わせた状態を示す断面説明図である。 歯車装置における一対の歯車の組み合わせの第5の実施形態を示す断面説明図である。
符号の説明
1…一方の歯車
2…他方の歯車
3…アイドルギヤ
1…一方の歯車の歯
2…他方の歯車の歯
5…標準歯車の歯形
6…第1の突合せ段部
7…第2の突合せ段部
8,8′…一方の端面
10,12,16…ハウジング
11,13,17…回転軸
14,18…コイルバネ
15…板バネ
19…アイドルギヤの歯
20…磁石
21…磁性体板
25…リング状板バネ
26…平板状リング部材
27a〜27c;28a〜28c…バネ片

Claims (5)

  1. 一対の歯車を組み合わせて対向する相手歯車の歯との噛み合いにより2軸間に回転運動を伝達する歯車装置であって、
    上記一対の歯車の一方の歯車について、各々の歯の両側方の歯面にて歯幅方向の一部にのみ、各々の歯の回転軸に直交する断面に対し直角かつ歯厚方向に平行な面内の横断面形状にて、標準歯車の歯形に対してテーパー状に上記歯の歯厚が狭まる第1の突合せ段部を形成すると共に、それ以外の部分は平行な面として一様な厚さに形成し
    他方の歯車について、各々の歯の両側方の歯面にて上記一方の歯車の歯の第1の突合せ段部に対応する位置にのみ、各々の歯の回転軸に直交する断面に対し直角かつ歯厚方向に平行な面内の横断面形状にて、標準歯車の歯形に対してテーパー状に上記歯の歯厚が拡がる第2の突合せ段部を形成すると共に、それ以外の部分は平行な面として一様な厚さに形成し
    対向する一対の歯車同士を、各々の歯の横断面形状の第1及び第2の突合せ段部を回転軸方向にて互いに突き合わせるように噛み合わせると共に、上記第1及び第2の突合せ段部以外の歯面は当接しないで隙間が形成されるようにしたことを特徴とする歯車装置。
  2. 上記一方の歯車の第1の突合せ段部と他方の歯車の第2の突合せ段部とは、各歯の歯幅方向の一方の端面の近くに形成したことを特徴とする請求項1記載の歯車装置。
  3. 上記一方の歯車の第1の突合せ段部と他方の歯車の第2の突合せ段部とは、各歯の歯幅方向の中間部に形成したことを特徴とする請求項1記載の歯車装置。
  4. 上記一対の歯車の対向する相手歯車の歯との噛み合いは、少なくとも一方の歯車を他方の歯車に対して、弾性部材を用いて回転軸方向にて圧接して突き合わせることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の歯車装置。
  5. 上記一対の歯車の対向する相手歯車の歯との噛み合いは、少なくとも一方の歯車を他方の歯車に対して、磁気による吸引力又は反発力を利用して回転軸方向にて圧接して突き合わせることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の歯車装置。
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