JP4744221B2 - 制振支持装置及びスピーカ装置 - Google Patents
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Description
本発明は、制振対象である被支持体に設けられる脚部と、その脚部に装着されるインシ
ュレータと、脚部とインシュレータの間に設けられる着脱機構とを備えた制振支持装置であって、着脱機構は、脚部又はインシュレータの何れか一方に設けられた凸部と、他方に設けられた凹部と、その凹部を覆う弾性変形可能な蓋材とを含み、蓋材には、蓋材自体の弾性変形によって凸部の進入を許容する開口部が設けられ、凸部の先端近くには、開口部に対する抜け止め部が設けられていることを特徴とする。
はインシュレータの何れか一方を回転操作すれば他方も回転操作することが可能になる。さらに、本体部にねじ結合された可動部材のみを回転操作することも可能になる。これにより、ねじ結合式の高さ調整機構を操作するのに適した構成とすることができる。
図1は本発明をスピーカ支持脚(スタンド)に適用した例を示す外観図である。図2は制振支持装置の実施例1を示す斜視図であり、図3はその断面図である。図1において、スピーカ1は、スピーカ本体2の筐体3を支持する支持脚(スタンド)4を備えている。支持脚4の下端には、鉛直配置の支持脚4に対して水平配置の台板5が設けられている。そして、この台板5に本発明の制振支持装置Sが設けられている。
ている。本体部22も同じく伝搬音速に優れた金属により形成されている。
する形状にすれば、頭部13をこのように円錐形状にするだけで、抜け止め機能と点接触機能の両方を発揮させる構造とすることができる。なお、脚部10とインシュレータ20の接触部については、制振機能に優れた点接触構造としているが、面接触構造とすることもできる。
図4は本発明の実施例2を示す要部の分解斜視図であり、図5はそれらの断面図である。この実施例2では、インシュレータ側に凸部を設けると共に、スパイク側に凹部を設けた構成としたものである。
図6は本発明の実施例3を示す要部の分解斜視図であり、図7はそれらの断面図である。図8は蓋材の平面図であり、図9は本体部22の平面図である。この実施例3では、インシュレータ20側に横向き開口を設けた構成としたものである。なお、この実施例3において、実施例1と基本的に同一の構成要素については同一の符号を付してその説明を簡略化する。
とになる。従って、この小間隔部44は小径軸部12に対する抜け止め機能を発揮する。
図10は本発明の実施例4を示す要部の斜視図であり、図11はその分離状態の断面図である。この実施例4では、脚部とインシュレータの間に供回り機能を付加した例を示している。なお、この実施例4においても、実施例3と基本的に同一の構成要素については同一の符号を付してその説明を簡略化する。
図12は本発明の実施例5を示す要部の分解斜視図である。この実施例5では、インシュレータ20自体に高さ調整機構40を設けた例を示したものである。なお、この実施例5において、実施例1と基本的に同一の構成要素については同一の符号を付してその説明を簡略化する。
れている。軸部分11と小径軸部12との間にはフランジ19が設けられている。このフランジ19は、脚部10を台板5あるいは筐体のねじ穴6にねじ込んで取り付けたときに、その台板5の下面に当接してそれ以上ねじ込めないように機能する。これにより、脚部10の高さを高精度に位置決めすることができる。
図13は本発明の実施例6を示す要部の分解斜視図である。この実施例6では、実施例4のインシュレータ20に高さ調整機構40を設けた例を示したものである。なお、この実施例6において、実施例4及び実施例5と基本的に同一の構成要素については同一の符号を付してその説明を簡略化する。
実施例1〜6では、本発明に係る制振支持装置をスピーカの支持脚下部の台板に装備する例を示したが、例えば図14に示すように、スピーカ1の筐体3あるは台座31の下面に装備することもできる。この例では、筐体3の台座31の下面に脚部10をねじ結合により取り付けた例を示している。従って、インシュレータ20はこの脚部10の凸部14に装着される。制振支持装置Sをこのような使用形態としても、先の各実施例と同様な効果が得られる。
4 支持脚
5 台板
10、10A 脚部
11 軸部分
12 小径軸部
13 頭部
14 凸部(スパイク)
15 雄ねじ
17 操作ノブ
18 規制片
20、20B インシュレータ
21 凹部
22 本体部
23 蓋材
24 開口部
24a スリット
30 着脱機構
40 高さ調整機構
41 第1開口部
42 第2開口部
43 第3開口部
S 制振支持装置
Claims (10)
- 制振対象である被支持体に設けられる脚部と、その脚部に装着されるインシュレータと、脚部とインシュレータの間に設けられる着脱機構とを備えた制振支持装置であって、
前記着脱機構は、前記脚部又はインシュレータの何れか一方に設けられた凸部と、他方に設けられた凹部を有する本体部と、その凹部を覆う蓋材とを含み、
前記蓋材には、蓋材自体の弾性変形によって前記凸部の進入を許容する開口部が設けられ、
前記凸部の先端近くには、前記開口部に対する抜け止め部が設けられ、
前記開口部は、蓋材の中央部に開口した第1開口部と、前記本体部の側面に開口した第2開口部と、前記蓋材に設けられ、前記第1開口部と第2開口部とを連続させる第3開口部とを備えている、制振支持装置。 - 前記凸部は、軸部分と、その軸部分の端部に設けられた頭部とを有し、その頭部が前記抜け止め部を構成している、請求項1に記載の制振支持装置。
- 前記凸部は、軸部分と、その軸部分の端部に設けられた頭部とを有し、前記第3開口部には、前記軸部分の外径寸法よりも小さい間隔に設定された抜け止め用の小間隔部が設けられている、請求項1に記載の制振支持装置。
- 前記脚部と被支持体との間に、被支持体の高さ調整機構が設けられている、請求項1に記載の制振支持装置。
- 前記高さ調整機構は、被支持体に設けられた雌ねじと、前記軸部に設けられ前記雌ねじに螺合する雄ねじとを含む、請求項4に記載の制振支持装置。
- 前記脚部又はインシュレータの少なくとも何れか一方に、前記被支持体の高さ調整機構が設けられている、請求項1に記載の制振支持装置。
- 前記脚部又はインシュレータの何れか一方は、前記凹部を有する本体部と、本体部にねじ結合され、相対回転によって本体部の高さ方向に相対変位可能な可動部材とを備えてい
る、請求項6に記載の制振支持装置。 - 前記蓋材は弾性材料からなり、前記本体部の表面に接着又は粘着により取り付けられている、請求項1〜7の何れか1項に記載の制振支持装置。
- 前記凸部には、前記第2開口部に係合して、脚部とインシュレータの軸回りの相対回転を規制する規制片が設けられている、請求項1に記載の制振支持装置。
- 請求項1〜請求項9の何れか1項に記載の制振支持装置を備えたスピーカ装置。
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