JP6893793B2 - 表示装置 - Google Patents

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本発明は、例えば自動車運搬船の鋼鉄製の車両甲板などに取り外し自在に設置される表示装置に関するものである。
従来、自動車輸送に特化した自動車運搬船は、船内に複層の車両甲板を有しており、各甲板には自走して運び込まれる車両の進路やその駐車位置、進行に際する注意事項などを表示するための表示装置が多数設置されている。この表示装置の1つとして取り外しや設置が容易な円錐状をしたコーンが用いられているが、この自動車運搬船用のコーンは、自走する車両の運転席などからの視認性を高めるために通常のものよりも大きく、例えば高さが1.5mを超える大型のものが用いられている。
そして、このような大型の自動車運搬船用コーンは、通常のものと同じく軽量な合成樹脂で形成されているため、配置後はこれを安定して設置するためにその底部のフランジ部分にリング状の錘部材(ウエイト)を載せ、その重量でフランジ部分を押さえつけることで動いたりガタつかないようにしている。しかし、このリング状のウエイトはコーンを安定させるためにある程度の重量、例えば少なくとも10kgを超える程度の重さが必要となるため、その設置や運搬・撤去作業などには多大な労力を要する。
そのため、本発明者は例えば以下の特許文献1に示すように、磁石を内蔵したリング状のウエイトを別途作成し、このウエイトをコーンのフランジに取り付け、そのウエイトに内蔵された磁石の吸着力によってそのウエイトを鋼鉄製の車両甲板に吸着させることでコーンが動かないように押さえつけると共に、そのウエイト全体の軽量化を達成できる新規な表示装置用ウエイトおよびこれを用いた表示装置を提案している。また、以下の特許文献2には、予め基部に磁石を装着させた三角コーンが提案されている。
特開2015−143418号公報 特開2014−105561号公報
ところで、前記特許文献1の表示装置用ウエイトおよびこれを用いた表示装置は、表示装置とウエイトとが別体であるため、これを設置のたびに組み合わせなければならないという煩わしさがある。また、リング状のウエイトは複数の磁石をしっかりと保持すべくある程度の強度を確保する必要があるため、ある程度の重量がありさらなる軽量化が望まれる。さらに、表示装置とウエイトを別体で構成することにより、全体の製造コストが高くなる。
一方、特許文献2の三角コーンは基部の底面全体にシート状の磁石を貼り付けた構造であるため、吸着力(磁力)の調整が難しく、前記のように鋼鉄製の車両甲板に設置した場合、その設置位置や状況によっては吸着力が低くて安定性に欠けたり、反対に吸着力が高すぎて取り外し難くなる可能性があり、安定性や取り扱い性などが確保し難い。
そこで、本発明はこれらの課題を解決するために案出されたものであり、その目的は、軽量かつ製造コストが安価で磁力の調整も容易にできる新規な表示装置を提供することにある。
前記課題を解決するために第1の発明は、磁性を有する面に当接する環状のフランジを有する表示装置本体と、前記フランジに着脱自在に取り付けられる複数の磁石部材とを有し、前記フランジは、前記各磁石部材をそれぞれ取り付ける取付穴をその周方向に沿って複数有すると共に、前記磁石部材は、前記取付穴に着脱自在に取り付けられるキャップ内に永久磁石を収納してなることを特徴とする表示装置である。
このような構成によれば、フランジの各取付穴に磁石部材を一体的に取り付けたため、この磁石部材が磁性を有する鋼鉄製の車両甲板などに吸着してフランジをしっかりと押さえつけることで表示装置本体を安定して設置することができる。その結果、フランジを押さえるためのウエイトが不要となるため、表示装置全体の軽量化が図れると共に、製造コストを低く抑えることができる。また、このフランジの各取付穴に取り付ける磁石部材の数を適宜増減するだけで簡単にその吸着力を調整することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記キャップは、前記永久磁石を収容すべく下部が開口した筒状のキャップ本体と、当該キャップ本体の上部開口部を塞ぐと共にその径が取付穴の径よりも大きい蓋部とからなると共に、前記キャップ本体の外周面に突起部を設けたことを特徴とする表示装置である。
このような構成によれば、フランジの各取付穴に対し、その上方からキャップを差し込むだけで簡単に取り付けることができる。また、取り付け後はそのキャップ本体の外周面に設けた突起部が取付穴の下側の縁部に引っかかるように係合するため、そのキャップが勝手に各取付穴から脱落するようなこともない。
第3の発明は、第2の発明において、前記キャップ本体内に空洞を有することを特徴とする表示装置である。このような構成によれば、キャップ本体を長く(高く)したり、大型化したりしても重量増を抑えて更なる軽量化を達成できる。
第4の発明は、第2または第3の発明において、前記キャップ本体の下部開口部の縁部と、前記キャップ本体に収容される永久磁石の間に隙間を有することを特徴とする表示装置である。このような構成によれば、フランジ部分を鋼鉄製の車両甲板上に置いた場合でも、そのキャップ本体の下部開口部の縁部がその甲板に接して、その内部の永久磁石が直接車両甲板に接触するのを防止できるため、設置時の衝撃などによる永久磁石の破損などを未然に防止できる。
第5の発明は、第1乃至4の発明において、前記永久磁石がネオジウム磁石であることを特徴とする表示装置である。このように希土類磁石のひとつであるネオジウム磁石を用いればその強力な磁力によって少ない磁石部材でも強い吸着力を得ることができるため、磁石部材の使用量を減らすことが可能となり、軽量化やコストダウンを達成できる。
第6の発明は、第1乃至5の発明において、前記表示装置本体は、前記フランジを底部とする円錐状またはポール状であることを特徴とする表示装置である。このような構成によれば、設置場所や視認性、使用目的などにあった最適な表示を行うことができる。
第7の発明は、環状のフランジを有する表示装置本体と、前記フランジに着脱自在に取り付けられる複数の磁石部材とを有し、前記フランジは、前記各磁石部材をそれぞれ取り付ける取付穴をその周方向に沿って複数有すると共に、前記に収容ケースを形成すると共に、当該収容ケース内に永久磁石を収容すると共に、当該磁石をキャップで保持したことを特徴とする表示装置である。このような構成によれば、前述したような各効果に加え、永久磁石32の脱落だけでなく、その盗難なども確実に防止することができる。
本発明によれば、フランジの各取付穴に磁石部材を一体的に取り付けたため、この磁石部材が磁性を有する鋼鉄製の甲板などに吸着してフランジをしっかりと押さえつけることで表示装置本体を安定して設置することができる。その結果、フランジを押さえるためのウエイトが不要となるため、表示装置全体の軽量化が図れると共に、製造コストを低く抑えることができる。また、このフランジの各取付穴に取り付ける磁石部材の数を適宜増減するだけで簡単にその吸着力を調整することができる。
本発明に係る表示装置100の実施の一形態を示す全体斜視図である。 本発明に係る表示装置100の底部付近を示す拡大斜視図である。 本発明に係る表示装置100をその底面からみた拡大斜視図である。 磁石部材30の構造を示す分解斜視図である。 磁石部材30の取付穴40への取り付け前の状態を示す縦断面図である。 磁石部材30の取付穴40への取り付け後の状態を示す縦断面図である。 磁石部材30の他の実施の形態を示す部分拡大断面図である。 表示装置本体10の下段にも反射材11を貼り付けた例を示す斜視図である。 フランジ20の周縁部に沿って折返し部21を形成した例を示す断面図である。 磁石部材30の他の実施の形態を示す分解斜視図である。 磁石部材30の他の実施の形態を示す分解断面図である。 磁石部材30の他の実施の形態を示す断面図である。 本発明に係る表示装置100の他の実施の形態を示す全体斜視図である。 本発明に係る表示装置100の他の実施の形態を示す部分拡大断面図である。 本発明に係る表示装置100の他の実施の形態を示す部分拡大断面図である。 本発明に係る表示装置100の他の実施の形態を示す部分拡大断面図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照しながら説明する。図1は本発明に係る表示装置100の実施の一形態を示した全体斜視図、図2はその底部付近を示す拡大斜視図、図3はその底面からみた斜視図である。この表示装置100は前述したように自動車運搬船の鋼鉄製の車両甲板上などに設置されて用いられるものであり、図示するように円錐状の表示装置本体10の下端に、環状のフランジ20を備えると共に、そのフランジ20に複数の磁石部材30、30…(本実施の形態では中心から60°間隔で6つ)を備えた構成となっている。
表示装置本体10は、その内部が空洞の筒状で、かつ耐衝撃性能に優れた材料、例えばポリエチレンや軟質ポリエチレン、EVA樹脂、軟質塩化ビニルなどの合成樹脂などから構成されている。そして、その外面の一部に反射材11などを貼り付けたり、その頂部に別の表示具(図示せず)を取り付けるなどすることで、例えば船内に自走して運び込まれる車両の進路やその駐車位置、進行に際する注意事項などを表示できるようになっている。なお、この表示装置本体10は、このような円錐形状以外にポール状(棒状)やツリー状、その他の形状であっても良く、その設置場所や視認性、使用目的などにあったものが選ばれる。
フランジ20は、この表示装置本体10の下端から外側に向けて水平(直角)に突出するように設けられており、前記の合成樹脂などからなる表示装置本体10と一体にプレス成形などによって形成されている。また、このフランジ20は、一枚板状態となっており、その板厚は表示装置本体10とほぼ同様で、例えば2〜5mm程度の薄板となっている。
磁石部材30は、図2および図3に示すようにフランジ20の周方向に沿って形成された複数の取付穴40、40…(本実施の形態では中心から60°間隔で6つ)に対してそれぞれその上方側から着脱自在に取り付けられるようになっており、図4に示すように金属または合成樹脂などからなるキャップ31と、永久磁石32とから構成されている。
キャップ31は、図4に示すように下部が開口した筒状のキャップ本体33内に円柱または円板状の永久磁石32を収納した構成となっている。すなわち、このキャップ31はキャップ本体33の上部開口部を鍔状の蓋部34で塞ぐと共に、その下部開口側外周面に、軸方向延びるテーパー状の突起部35を複数(本実施の形態では中心から90°間隔で4つ)を設け、さらにその内側に永久磁石32が収納されてその蓋部34の下面に接着剤などによって接着固定された構成となっている。
そして、このキャップ本体33の外径は取付穴40の径よりも小さく、かつ鍔状の蓋部34の外径は、取付穴40の径よりも大きくなっているため、図5および図6に示すようにキャップ本体33をフランジ20の上方から取付穴40内に嵌め込むことができると同時にその蓋部34がストッパーの如く機能して取付穴40周囲のフランジ20上面に接するようになっている。
さらに、図示するようにこのキャップ本体33の下部開口側外周面に設けられた複数の突起部35、35,35,35の先端が取付穴40の縁部より外側に突き出るように位置することで取付穴40の縁に係合し、取り付け後のキャップ本体33の脱落を防止するようになっている。なお、この磁石部材30の取付穴40への取り付けに際しては、この取付穴40やキャップ本体33が合成樹脂製であってそれ自体がある程度撓むように変形するため、この磁石部材30をその上方からぐっと押すだけでパチンと一瞬で取り付けることができる。また、逆にその下側から強く押し上げることで磁石部材30を取付穴40から取り外すことも可能である。
また、図6に示すように、このキャップ本体33の下部開口部の端部33aと、このキャップ本体33に収容される永久磁石32との間には約1mm程度の隙間cが形成されており、このキャップ本体33の下部開口部の端部33aが床面(車両甲板)などに接した場合でもその永久磁石32は床面とは直接接触しないようになっている。また、キャップ本体33の上部開口部を覆う蓋部34は上面がフラットな円板状であっても良いが、意匠性や車のタイヤなどで踏まれた場合などに簡単に破損しないように適度な強度を維持するために、例えば図示するように上面がややドーム状に盛り上がった球面形状にすることが望ましい。
この永久磁石32は、特に限定されるものでなく、公知のアルニコ磁石、フェライト磁石、希土類磁石などを用いることができるが、これらのなかでも特に強い吸着力を有する希土類磁石を用いることが望ましい。そして、さらにこの希土類磁石としては、サマリウムとコバルトを組成としたサマリウムコバルト磁石と、ネオジウムと鉄を組成としたネオジウム磁石が知られているが、特に磁力やコストなど点からネオジウム磁石を用いることが望ましい。
そして、このような構成をした本発明に係る表示装置100は、そのフランジ20側を自動車運搬船などの鋼板製甲板上の所定の位置に置くと、そのフランジ20に取り付けられた複数の磁石部材30、30…がその磁力によって磁性を有する鋼板製の甲板に強く吸着してフランジ20をしっかりと押さえつけることで表示装置本体10を安定して設置することができる。また、このように磁力を用いて表示装置本体10を保持するようになっているため、船内の床面に限らず、その鋼板製の壁面や天井、柱、ドアなどにも取り付けることができる。また、磁石が吸着する構造物であれば、船に限らず、その他の鋼鉄製の構造物はもちろん、車の屋根などにも簡単に取り付けることができる。
その結果、従来例のようなフランジ20を押さえるためのウエイトが不要となるため、表示装置全体の軽量化が図れると共に、製造コストを低く抑えることができる。また、このフランジ20の各取付穴40に取り付ける磁石部材30の数を適宜増減したり、その永久磁石32の種類を変えることで簡単にその吸着力を調整することができる。例えば、高い安定性(吸着力)が要求される場合には、図2に示すように6つのすべての取付穴40に磁石部材30に取り付けることになるが、それほど高い安定性(吸着力)が必要でない場合は、ひとつおきに合計3つの磁石部材30を取り付ければ、さらなる軽量化とコストダウンが可能となる。これは使用する永久磁石32の種類(磁力)を変えることによっても同様である。
また、この磁石部材30はフランジ20の各取付穴40に対し、その上方からキャップ31を差し込むだけで簡単に取り付けることができる。また、取り付け後はそのキャップ本体33の外周面に設けた突起部35が取付穴40の下側の縁部に引っかかるように係合するため、そのキャップ31が勝手に各取付穴40から脱落するようなこともない。
また、この磁石部材30は、そのキャップ本体33の下部開口部の端部33aと、そのキャップ本体33に収容される永久磁石32との間に隙間cを有していることから、仮にフランジ20部分を乱暴に直接鋼鉄製の甲板上に設置した場合でも、そのキャップ本体33内部の永久磁石32が甲板に直接接触することがないため、設置時の衝撃などによる永久磁石32の破損を未然に防止することができる。また、さらにこの隙間c部分を埋めるように樹脂をコーティングするようにしても良い。
また、磁石部材30の永久磁石32は、接着剤などによりキャップ31内に取り付けられているが、図7に示すようにキャップ本体33の下部開口部端部33aの内周側にこれより内側に突出する突起33bを複数設け、この突起33b、33b…で永久磁石32の下端を押さえるようにしても良い。このような構成によれば、その磁石部材30の脱落を防止できるだけでなく、磁石部材30をぐっと押し込むだけで簡単にキャップ本体33内に取り付けることができる。
次に、図8〜図16は本発明に係る表示装置100の他の実施の形態を示したものである。先ず、図8は、表示装置本体10の上段部分のみならず下段にも反射材11を貼り付けたものであり、このようにすることでより視認性を向上させることができる。また、図9は、フランジ20の周縁部に沿って下方に向けたU字形またはL字形の折返し部21を一体的に形成したものであり、このようにすることでフランジ20の強度を簡単に向上させることができる。
次に、図10〜図12は、磁石部材30の構造を内部中空(空洞)構造としたものであり、その更なる軽量化を図ったものである。すなわち、図10および図11に示すように、この磁石部材30は、そのキャップ本体33が、蓋部34と一体となった上部キャップ本体33Aと、下部キャップ本体33Bとからなっており、この上部キャップ本体33Aの下部に下部キャップ本体33Bがねじ部36a、36bを介して連結・分離可能な構造となっている。
そして、この下部キャップ本体33B側に永久磁石32が取り付けられると共に、上部キャップ本体33A内部に蓋部34と共に空洞Sが形成された構造となっている。従って、図12に示すように上部キャップ本体33Aに下部キャップ本体33Bに取り付け(螺合)ればキャップ本体33の長さ(高さ)を長くしても重量増を抑えることができるため、さらなる全体の軽量化を達成することができる。
次に、図13〜図15は、各取付穴40の下側に有底円筒状の収容ケース41を形成すると共に、その収容ケース41内に永久磁石32を収容し、これを平面キャップ42で抑えるようにしたものである。平面キャップ42は図14に示すように取付穴40内に収容可能な外径を有する筒状をした内部空洞のキャップ本体42aの外側に、テーパー状の突起部42bを複数(図では対向面に1つずつ合計2つ)形成したものである。そして、図15に示すようにその収容ケース41内に収容された永久磁石32を抑えるように取付穴40内に収容した際に、その突起部42bが収容ケース41に形成されたスリット41a(図では対向面に1つずつ合計2つ)に係合することで永久磁石32を保持してその脱落を防止するようになっている。
このような構成によれば、前述したような各効果に加え、永久磁石32の脱落だけでなく、その盗難なども確実に防止することができる。さらに、このような構成に加え、図16に示すように、フランジ20の周縁部に沿って下方に向けたU字形またはL字形の折返し部21を形成したり、そのフランジ20の底面に周方向及び径方向に伸びる補強用のリブ22を設ければ、軽量化を達成しつつ、フランジ20部分の強度をより高めることも可能となる。
100…表示装置
10…表示装置本体
11…反射材
20…フランジ
21…折返し部
30…磁石部材
31…キャップ
32…永久磁石
33…キャップ本体
33a…下部開口部端部
33b…突起
33A…上部キャップ本体
33B…下部キャップ本体
34…蓋部
35…突起部
40…取付穴
41…収容ケース
41a…スリット
41b…突起
42…平面キャップ
42a…キャップ本体
42b…突起
c…隙間
S…空洞

Claims (6)

  1. 環状のフランジを有する表示装置本体と、前記フランジに着脱自在に取り付けられる複数の磁石部材とを有し、
    前記フランジは、前記複数の磁石部材のすべてまたはその一部をそれぞれ取り付ける取付穴をその周方向に沿って複数有すると共に、
    前記磁石部材は、前記取付穴に着脱自在に取り付けられるキャップ内に永久磁石を収納し、
    前記キャップは、前記永久磁石を収容すべく下部が開口した筒状のキャップ本体と、当該キャップ本体の上部開口部を塞ぐと共にその径が取付穴の径よりも大きい蓋部とからなると共に、前記キャップ本体の外周面に突起部を設けたことを特徴とする表示装置。
  2. 請求項に記載の表示装置において、
    前記キャップ本体内に空洞を有することを特徴とする表示装置。
  3. 請求項またはに記載の表示装置において、
    前記キャップ本体の下部開口部の縁部と、前記キャップ本体に収容される永久磁石の間に隙間を有することを特徴とする表示装置。
  4. 請求項1乃至のいずれかに記載の表示装置において、
    前記永久磁石がネオジウム磁石であることを特徴とする表示装置。
  5. 請求項1乃至のいずれかに記載の表示装置において、
    前記表示装置本体は、前記フランジを底部とする円錐状またはポール状であることを特徴とする表示装置。
  6. 環状のフランジを有する表示装置本体と、前記フランジに着脱自在に取り付けられる複数の磁石部材とを有し、
    前記フランジは、前記各磁石部材をそれぞれ取り付ける取付穴をその周方向に沿って複数有すると共に、
    前記磁石部材は、各取付穴にそれぞれ形成された収容ケースと、当該各収容ケース内に収容した永久磁石と、当該永久磁石を保持する平面キャップとからなることを特徴とする表示装置。
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