JP2005236708A - スピーカおよびスピーカブラケット構造 - Google Patents

スピーカおよびスピーカブラケット構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 略球状のバッフルを有するスピーカを構造物へ固定する場合のスピーカ装置全体のサイズが小さくて済むようにすること。
【解決手段】 このスピーカは、スピーカユニット1と、そのスピーカユニット1に取り付けられ球面波ホーンバッフルとなるブラケット(前面側ブラケット2と背面側ブラケット3)とを備え、球面波ホーンバッフルとなる該ブラケットの外表面の一部には、取付平面部3aが形成される。取付平面部3aで背面側ブラケット3が構造物に固定されることで、このスピーカが構造物に固定される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、スピーカおよびスピーカブラケット構造に関する。
良好な音響特性を得られる球面波ホーンバッフルのエンクロージャを有するスピーカが存在する(例えば特許文献1参照)。なお、「球面波ホーンバッフル」とは、指数関数ホーンのホーン壁が、ドーム型振動板における球中心を仮想中心とする球体表面積を基準としてその球体表面積が振動板表面からの距離に応じて指数関数的に増加するような値となるように形成されたバッフルである。図9は、球面波ホーンバッフルを有するエンクロージャを有するスピーカの一例を示す図である。図9(A)は、球面波ホーンバッフルを有する略球状のエンクロージャを有するスピーカの外観を示す斜視図であり、図9(B)は、図9(A)に示すスピーカの上面図である。
図9に示すように、ドーム型振動板101を有するスピーカユニットがエンクロージャ102に設けられる。エンクロージャ102の外表面部分が球面波ホーンバッフルとなる。このエンクロージャ102は台座103に接続される。
他方、スピーカを各種構造物に対して固定する方法としては種々の方式が提案されている。例えば、スピーカを、図9(A)の台座103のような台座に固定し、さらにその台座を、ネジ止め、吸盤、両面粘着テープなどで構造物に固定する方式(例えば特許文献2参照)、構造物に形成された孔にスピーカユニットを挿入し、さらにそのスピーカユニットの外側でカバーを構造物と係合接続することで、スピーカユニットをその構造物に固定する方式(例えば特許文献3参照)などがある。
特許第2588205号公報(第7図、第9図など) 特開平10−257586号公報(図1、図5、図6など) 特開2002−186077号公報(図5など)
しかしながら、スピーカを固定するために台座を使用する場合、このような台座は、スピーカユニットと構造物との間を接続するための接続具としての役割しかないにも拘わらず、台座を含めたスピーカ装置全体のサイズを大きくしてしまうという問題がある。また、スピーカ取り付け用の孔を構造物に設ける場合には、予めそのような孔を開けておくか、取り付け時に孔を開けることになってしまう。
特に球面波ホーンバッフルなどの略球状のエンクロージャの場合、スピーカユニット単体に比べエンクロージャの外形が大きくなるため、さらに台座を使用したときには、上記の問題がより顕著になる。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、略球状のバッフルを有していても構造物への固定時のスピーカ装置全体のサイズが小さくて済むスピーカおよびスピーカブラケット構造を得ることを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明のスピーカは、スピーカユニットと、スピーカユニットに取り付けられ球面波ホーンバッフルとなるブラケットと、球面波ホーンバッフルとなるブラケットの外表面の一部に形成される取付平面部とを備える。
さらに、本発明のスピーカは、上記発明のスピーカに加え、次のようにしてもよい。すなわち、ブラケットは、スピーカユニットに取り付けられる第1のブラケット部材と、その第1のブラケット部材に接続される第2のブラケット部材とを有し、取付平面部は、第2のブラケット部材のみに形成される。
また、本発明のスピーカブラケット構造は、第1のブラケット部材と、第1のブラケット部材に形成されスピーカユニットを挿入可能な孔と、スピーカユニットの前面周囲に形成され上記孔より大径なフランジと、第1のブラケット部材とともに略球状のバッフルを構成する第2のブラケット部材と、第1のブラケット部材を第2のブラケット部材に連結する連結機構と、孔に挿入されたスピーカユニットと嵌合してスピーカユニットを第2のブラケット部材に係止する係止部材と、第1のブラケット部材と第2のブラケット部材とが接合面に沿って相対的に回転すると、連結機構による第2のブラケット部材への第1のブラケット部材の連結を解除するとともに、第2のブラケット部材から第1のブラケット部材とともにフランジを押し離すことにより係止部材とスピーカユニットとの嵌合を解除する解除機構とを備える。
さらに、本発明のスピーカブラケット構造は、上記発明のスピーカブラケット構造に加え、次のようにしてもよい。すなわち、連結機構は、第1のブラケット部材と第2のブラケット部材とが接合面に沿って相対的に第1の方向へ回転すると、第1のブラケット部材を第2のブラケット部材に連結する。そして、解除機構は、第1のブラケット部材と第2のブラケット部材とが接合面に沿って相対的に第1の方向とは反対の第2の方向へ回転すると、係止部材とスピーカユニットとの係止を解除する。
さらに、本発明のスピーカブラケット構造は、上記発明のスピーカブラケット構造のいずれかに加え、次のようにしてもよい。すなわち、係止部材は、第2のブラケット部材に着脱可能であって、第2のブラケット部材から取り外されてからスピーカユニットに装着された場合には、スピーカユニットのみ、またはスピーカユニットと第1のブラケット部材のみを固定する取り付け具となる。
さらに、本発明のスピーカブラケット構造は、上記発明のスピーカブラケット構造に加え、次のようにしてもよい。すなわち、このスピーカブラケット構造は、スピーカユニットの背面側に突出した円筒部と、円筒部の内周面に形成された第1の係合部とを備え、係止部材は、第1の係合部に係合する第2の係合部を有し、第1の係合部と第2の係合部とが係合することでスピーカユニットを係止する。
また、本発明のスピーカは、スピーカユニットと、上記発明のいずれかのスピーカブラケット構造を有し、スピーカユニットを装着されるブラケットとを備える。
また、本発明のスピーカブラケット構造は、上記発明のスピーカのいずれに適用してもよい。
本発明によれば、略球状のバッフルを有していても構造物への固定時のスピーカ装置全体のサイズが小さくて済むスピーカおよびスピーカブラケット構造を得ることができる。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るスピーカの構成を示す分解斜視図である。図2は、本発明の実施の形態に係るスピーカの断面図である。
図1に示すように、このスピーカは、スピーカユニット1、前面側ブラケット2、背面側ブラケット3および取付金具4を有する。
スピーカユニット1は、図2に示すように、ホーン1aを含む構造部材とスピーカ機能部分(振動板1b、磁気ヨーク1c、マグネット、ボイスコイルなど)とで構成される。この実施の形態では、構造部材は、ホーン1a、ホーン1aからスピーカユニット1の背面側へ延びる円筒部1d、および磁気ヨーク1cに嵌合しスピーカ機能部分を構造部材に固定する爪1eを有する。ホーン1aは、球面波ホーンバッフルの一部を構成する。ホーン1aの外周端にはフランジ1fが形成される。円筒部1dの内周面には、取付金具4の係合を受ける第1の係合部としての係合凹部1gが形成される。係合凹部1gは、穴としてもよいし、内周面に沿った溝としてもよい。また、スピーカ機能部分では、振動板1bはドーム型の振動板であって、その振動板1bにはサスペンション1hが接続される。なお、この構造部材は、例えば、樹脂材料を成形することで得られる。さらに、構造部材にスピーカ機能部分を嵌合させることで、スピーカユニット1が得られる。この実施の形態では、スピーカユニット1は、ツイータのスピーカユニットである。
また、前面側ブラケット2は、筒形状を呈する第1のブラケット部材である。前面側ブラケット2は、一方の端部に、スピーカユニット1が挿入される孔2aを有する。そして、図2に示すように、孔2aの周囲には、スピーカユニット1が孔2aに挿入された際にフランジ1fと係合する溝2bが形成される。さらに、前面側ブラケット2は、スピーカユニット1が孔2aに挿入されたときにホーン1aの外周端から滑らかに延びる外表面2cを有する。すなわち、ホーン1aの表面と外表面2cとが滑らかに外延するように、フランジ1fおよび溝2bが成形される。これにより、前面側ブラケット2は、球面波ホーンバッフルの一部を構成する。さらに、前面側ブラケット2において、孔2aと反対側の端部には、背面側ブラケット3の接合を受ける接合面2dが形成される。この接合面2dには、前面側ブラケット2と背面側ブラケット3との連結および分離のための連結機構の一部を構成する突起(接合面凸部)2eが形成される。この実施の形態では、接合面2dは、スピーカユニット1の軸(向き)に対して垂直となるように成形されている。なお、前面側ブラケット2は、例えば、樹脂材料を成形することで得られる。
また、背面側ブラケット3は、略半卵殻形状を呈する第2のブラケット部材である。背面側ブラケット3の外表面の一部には取付平面部3aが形成される。取付平面部3aは、球面波ホーンバッフルの表面曲面の一部を平面にて切り取った表面形状とされ、スピーカユニット1の軸から所定の角度だけ傾斜した方向の平面として成形される。さらに、図2に示すように、背面側ブラケット3の開口部分には、前面側ブラケット2の接合を受ける接合面3bが形成される。その接合面3bには、連結機構の一部として突起2eの係合を受ける接合面凹部3cが形成される。さらに、背面側ブラケット3には、スピーカユニット1に対して平行に取付金具4を支持する支持部3dが形成される。その支持部3dには、取付金具4を背面側ブラケット3にネジ止めするためのネジ穴3eが形成される。また、取付平面部3aには、背面側ブラケット3を、ダッシュボード、壁、柱、天井などといった構造物91にネジ止めするためのネジ穴3fが形成され、取付平面部3aの背面側端部付近には、コード5を挿通するための孔3gが形成される。なお、背面側ブラケット3は、例えば、樹脂材料を成形することで得られる。
上述の前面側ブラケット2と背面側ブラケット3がスピーカユニット1用のブラケットとなるとともに、一体となってスピーカユニット1の略球状のエンクロージャとなる。
また、取付金具4は、略円盤形状を呈する金属製の取り付け具である。取付金具4の円盤外縁には4つの板バネ4aが等間隔で直立している。この板バネ4は、取付金具4の径方向外側に向かって突出するように折り曲げられ、これにより、スピーカユニット1の係合凹部1gに係合する係合凸部(第2の係合部)が形成される。さらに、取付金具4の円盤には、取付金具4を背面側ブラケット3にネジ止めする際にネジ6が挿通される孔4bが形成され、さらに、スピーカユニット1に接続されたコード5が挿通される孔4cが形成される。
また、コード5は、スピーカユニット1に接続され、スピーカユニット1に電気信号を供給する。このコード5は、前面側ブラケット2、取付金具4および背面側ブラケット3を挿通する。
また、ネジ6は、取付金具4を背面側ブラケット3にネジ止めするためのネジである。ネジ6は、背面側ブラケット3のネジ穴3cに螺合する。これにより、取付金具4と背面側ブラケット3が締め付けられる。
また、粘着板7は、取付平面部3aと略同形状の平板である。ただし、粘着板7には、ネジ止め時にネジ8が挿通する切り欠きが設けられている。さらに、粘着板7の表(おもて)面および裏面にそれぞれ両面粘着テープが配されており、背面側ブラケット3を構造物91へ強固に固定することが可能となる。なお、ネジ止めのみで背面側ブラケット3を構造物91へ固定する場合には、粘着板7は必要ない。
ネジ8は、背面側ブラケット3を構造物91へ固定するためのネジである。ネジ8は、構造物91の反対側に存在するナット9に螺合する。これにより、背面側ブラケット3と構造物91とが締め付けられる。
ここで、前面側ブラケット2と背面側ブラケット3との接合面2d,3b付近における両者の構造の詳細について説明する。図3は、本発明の実施の形態に係るスピーカの前面側ブラケット2の接合面2d付近の拡大斜視図である。図4は、本発明の実施の形態に係るスピーカの背面側ブラケット3の接合面3b付近の拡大斜視図である。
図2に示すように、前面側ブラケット2の接合面2dに形成される突起2eは、前面側ブラケット2より肉薄とされ、前面側ブラケット2の内周面に沿って形成されている。そして、図3に示すように、この突起2eの先端部には、接合面2dの周方向に沿って、径方向外側に突出した固定用凹凸部2fとガイド用凸部2gが形成される。
固定用凹凸部2fは、孔2aを手前として前面側ブラケット2を配置した場合の突起2eの時計方向の端部に形成され、突起2eの突出幅より狭い幅の、隣接する2つの凸部で構成される。ガイド用凸部2gは、固定用凹凸部2fに隣接する位置から、孔2aを手前として前面側ブラケット2を配置した場合の突起2eの反時計方向の端部まで形成され、突起2eの突出幅より狭い幅の略レール状の凸部で形成される。ガイド用凸部2gは、上記反時計方向の端部に近づくに従って(図3の上下方向に)幅広かつ肉厚になるように成形される。
一方、背面側ブラケット3の接合面3bには、図4に示すように、接合面凹部3cが形成されており、この接合面凹部3cが存在する背面側ブラケット3の部分は、肉薄とされている。接合面凹部3cの底3c1において、接合面3bを手前として背面側ブラケット3を配置した場合の時計方向の端部から所定の距離の位置には、背面側ブラケット3の内周面3c2から突出する半円柱状の凸部3hが形成される。さらに、接合面凹部3cの底3c1と接合面3bとの中央付近には、内周面3c2上にガイド用凸部3iが接合面3bに対して平行に形成される。このガイド用凸部3iは、接合面凹部3cの周方向の中央付近から、接合面3bを手前として背面側ブラケット3を配置した場合の時計方向の端部まで設けられる。また、接合面3bを手前として背面側ブラケット3を配置した場合の反時計方向の、接合面凹部3cの端面は、斜面部3jとされる。
図3に示す前面側ブラケット2の突起2eの構造、および図4に示す背面側ブラケット3の接合面凹部3cの構造により、前面側ブラケット2と背面側ブラケット3との連結が可能となる。前面側ブラケット2と背面側ブラケット3との連結時には、まず、突起2eが接合面凹部3c内に挿入され、両者の接合面2d,3bと接合させ、その後、背面側ブラケット3に対して前面側ブラケット2を、前面側ブラケット2を手前とした場合の時計方向に回転させると、ガイド用凸部2g,3iにより、固定用凹凸部2fが凸部3hに近づいていき、固定用凹凸部2fの一方の凸部が凸部3hに当接し凸部3hを乗り越え、固定用凹凸部2fの2つの凸部の間の凹部と凸部3hとが嵌合する。これにより、一定のクリック感とともに、前面側ブラケット2と背面側ブラケット3とが連結される。連結後は、前面側ブラケット2と背面側ブラケット3との相対運動は、接合面2d,3bの周方向においては固定用凹凸部2fと凸部3hとにより規制され、接合面2d,3bに垂直な方向においてはガイド用凸部2g,3iにより規制される。
次に、この実施の形態に係るスピーカの組立てについて説明する。
まず、図1に示すようにコード5が配置される。次に、取付金具4が背面側ブラケット3にネジ止めされる。そして、上述のようにして、前面側ブラケット2が背面側ブラケット3に連結される。その後、スピーカユニット1が、前面側ブラケット2の孔2aへ押し込まれると、スピーカユニット1の係合凹部1gと取付金具4の板バネ4aの係合凸部とが嵌合することで、スピーカユニット1が固定される。
このようにして、この実施の形態に係るスピーカが組立てられる。図5は、本発明の実施の形態に係るスピーカの組立後の外観を示す斜視図である。なお、製品出荷時の状態は、図5に示すような組み立てられた状態、あるいは、図1に示すような分解された状態のいずれの状態としてもよい。
次に、この実施の形態に係るスピーカを、組立後の状態(図5の状態)から分解する場合について説明する。図6は、本発明の実施の形態に係るスピーカのブラケットの分解時の動作について説明する図である。図6(A)〜(C)は、分解時において、スピーカの内部から見たブラケット2,3の接合面2d,3b付近を示す図であり、図6(D),(E)は、分解時におけるスピーカの断面図である。
この実施の形態に係るスピーカの場合、分解の際には、まず、背面側ブラケット3に対して前面側ブラケット2を、前面側ブラケット2を手前とした場合の反時計方向に回転させる。これにより、まず、図6(A)に示す固定位置での固定用凹凸部2fと凸部3hとの嵌合状態が解除される。その際、固定用凹凸部2fの一方の凸部が凸部3hを乗り越える。これにより、一定のクリック感とともに、前面側ブラケット2と背面側ブラケット3との連結が解除され、ガイド用凸部2g,3iに規制されつつ接合面2d,3bに沿って、前面側ブラケット2と背面側ブラケット3とが相対的に移動する。これにより、図6(B)の状態となる。
引き続き、前面側ブラケット2が、前面側ブラケット2を手前とした場合の反時計方向に回転すると、突起2eの端部が、接合面凹部3cの端面である斜面部3jに当接する。突起2eの端部が斜面部3jに当接すると、接合面2d,3bに平行な回転力の一部が、前面側ブラケット2を背面側ブラケット3から押し離す付勢力となる。これにより、接合面2dと接合面3bとが離れ、前面側ブラケット2と背面側ブラケット3とが分離する。これにより、図6(C)に示す状態となる。さらに回転を進めると、前面側ブラケット2の突起2eは、背面側ブラケット3の接合面凹部3cから完全に離脱する。
この一連の動作では、上述のように前面側ブラケット2を背面側ブラケット3から押し離す付勢力が発生する。その際、前面側ブラケット2は、スピーカユニット1のフランジ1fと背面側ブラケット3に挟まれているため、前面側ブラケット2が背面側ブラケット3から押し離されると、スピーカユニット1のフランジ1fは、前面側ブラケット2と同様に付勢力を受ける。これにより、スピーカユニット1は、前面側ブラケット2とともに背面側ブラケット3から離れる方向に移動する。その結果、スピーカユニット1の係合凹部1gから取付金具4の板バネ4aによる係合凸部が外れて、スピーカユニット1および前面側ブラケット2が、背面側ブラケット3から分離する。これにより、図6(D)に示す状態となる。
この状態では、スピーカユニット1は、前面側ブラケット2の孔2aに単に挿入されているだけであるので、図6(E)のようにして、スピーカユニット1と前面側ブラケット2とを互いに反対方向に引張るだけで、スピーカユニット1は、前面側ブラケット2から簡単に離脱する。
このようにして、この実施の形態に係るスピーカは分解される。上述のように、分解に際しては、前面側ブラケット2と背面側ブラケット3とを捻って前面側ブラケット2と背面側ブラケット3とを相対的に逆方向に回転させる第1の動作と、スピーカユニット1と前面側ブラケット2とを互いに逆方向に引張る第2の動作といった2つの動作のみで、スピーカが、スピーカユニット1、前面側ブラケット2および背面側ブラケット3の3つに簡単に分解される。
次に、この実施の形態に係るスピーカの取り付けについて説明する。取り付け方法としては、種々の方法を採用可能である。
第1の方法として、粘着板7のみを使用してスピーカを構造物91に取り付ける場合には、図5に示すような組立後の状態で、スピーカの取付平面部3aと構造物91との間に粘着板7を挿入して、スピーカを構造物91に固定すればよい。
第2の方法として、ネジ8およびナット9によるネジ止めにてスピーカを構造物91に取り付ける場合には、まず、上述のようにしてスピーカを分解した状態、つまり、スピーカユニット1、前面側ブラケット2、背面側ブラケット3および取付金具4が分離した状態とし、ネジ8をネジ孔3fおよび構造物91に挿入しナット9へ螺合させることで、背面側ブラケット3と構造物91とが締め付けられる。これにより、背面側ブラケット3が構造物91に固定される。
次に、ネジ6およびネジ穴3eによるネジ止めより、取付金具4が背面側ブラケット3に固定される。その後の手順としては、上述の組立ての場合の手順と同様であるので、その説明を省略する。
このようにして、スピーカが構造物91に固定される。図7は、本発明の実施の形態に係るスピーカの取り付け後の状態を示す側面図である。図7に示すように、ネジ8およびナット9によるネジ止めで取付平面部3aが構造物91の表面に圧接されるため、取付平面部3aと構造物91の表面とは平行になる。このため、スピーカユニット1は、構造物91の表面に対して所定の角度(仰角)を向く。
上述のような方法により、球面波ホーンバッフルを有するスピーカを、コンパクトな状態で構造物91に取り付けることが可能である。
しかしながら、ユーザによっては、視野の確保のためや乱雑感を軽減するために、さらにスピーカを目立たなくさせたいという希望をもつ場合がある。その場合、本実施の形態に係るスピーカによれば、背面側ブラケット3を使用せずにスピーカユニット1および前面側ブラケット2のみを取り付けることが可能である。これにより、さらにコンパクトな状態でスピーカを取り付けることができる。
スピーカユニット1および前面側ブラケット2のみを取り付ける第3の方法では、分解した状態で、まず、取付金具4を構造物91にネジ止めする。次に、スピーカユニット1を前面側ブラケット2に挿入した状態で、スピーカユニット1の係合凹部1gと取付金具4の板バネ4aによる係合凸部とを係合させる。これにより、スピーカユニット1および前面側ブラケット2が構造物91に固定される。
その際、前面側ブラケット2の突起2eが、取り付けの邪魔となる可能性がある。その場合には、前面側ブラケット2の突起2eを背面側ブラケット3に設け、背面側ブラケット3の接合面凹部3cを前面側ブラケット2に設ければよい。これにより、前面側ブラケット2の接合面2dから突出する部分がなくなるため、簡単に取り付けを行うことができる。
あるいは、前面側ブラケット2も使用せずにスピーカユニット1のみを同様にして取り付けるようにしてもよい。
また、スピーカユニット1のみを取り付ける場合には、構造物91に形成された孔にスピーカユニット1を挿入し、さらにそのスピーカユニット1の外側でカバーを構造物91と係合接続することで、スピーカユニット1をその構造物91に固定するようにしてもよい。
以上のように、上記実施の形態のスピーカは、スピーカユニット1と、スピーカユニットに取り付けられ球面波ホーンバッフルとなるブラケット2,3と、球面波ホーンバッフルとなるブラケット3の外表面の一部に形成される取付平面部3aとを備える。これにより、スピーカユニット1を取り付けるためのブラケット2,3を球面波ホーンバッフルとして十分活かして良好な音響特性を確保しつつ、略球状のバッフルを有するスピーカを構造物91へ固定する際のスピーカ装置全体のサイズがより小さくて済む。
図8は、本発明の実施の形態に係るスピーカの指向性特性の計測結果の一例を示す図である。図8では、スピーカからの各角度に対する音圧レベルSPLの分布をグラフとして示している。グラフでは、径方向における破線の1目盛りが5デシベルに相当し、最外円がデシベルを示す。最外円に付された数値は、スピーカの軸からの角度を示す。図中の実線の音圧レベル特性は、本発明の実施の形態に係るスピーカの一例によるものであり、破線の音圧レベル特性は、従来品によるものである。また、図8(A)は4キロヘルツでの特性であり、図8(B)は5キロヘルツでの特性である。図8から、本発明の実施の形態に係るスピーカによれば、広い角度範囲において音圧レベルがほぼ一定に保たれており、良好な音響特性が得られることがわかる。
さらに、上記実施の形態では、背面側ブラケット3のみに取付平面部3aが形成されているため、取付平面部3aの音響特性への影響を軽減している。
さらに、上記実施の形態に係るスピーカのブラケット構造では、スピーカユニット1に接続される前面側ブラケット2と、前面側ブラケット2とともに球面波ホーンバッフルを構成する背面側ブラケット3と、スピーカユニット1を背面側ブラケット3に係止する係止部材としての取付金具4と、前面側ブラケット2と背面側ブラケット3が接合面2d,3bに沿って回転すると、取付金具4とスピーカユニット1との係止を解除する解除機構(フランジ1f、突起2eおよび接合面凹部3cの斜面部3j)が設けられている。これにより、前面側ブラケット2と背面側ブラケット3を互いに逆方向へ捻るだけでスピーカを簡単に分解することができる。簡単に分解することができるため、様々な方法での取り付けを簡単に行うことができる。
さらに、上記実施の形態によれば、ブラケット2,3内部で使用される取付金具4が、背面側ブラケット3に着脱可能であって、背面側ブラケット3から取り外されてからスピーカユニット1に装着された場合には、スピーカユニット1のみ、またはスピーカユニット1と前面側ブラケット2のみを構造物91に固定する取り付け具となる。これにより、ユーザのニーズにあった取り付け方法を、別の部材を使用することなく実現することができる。
さらに、上記実施の形態によれば、スピーカユニット1の背面側に突出した円筒部1dの内周面に係合凹部1gが形成されており、取付金具4の板バネ4aによる係合凸部は、この係合凹部1gに係合する。これにより、取付金具4が円筒部1dに隠れるため、スピーカユニット1のみをこの取付金具4で取り付ける場合に取付金具4を目立たなくすることができる。
なお、上記実施の形態は、本発明の好適な例であるが、本発明は、これらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形、変更が可能である。
例えば、上記実施の形態において、突起2eおよび接合面凹部3cの形状を周方向に沿った形状を左右反転させた形状とし、上記実施の形態の場合とは逆方向への回転で、前面側ブラケット2と背面側ブラケット3との連結と分離を行えるようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、接合面凹部3cの一端面を斜面部3jとしているが、接合面凹部3cの斜面部3jに追加して、突起2eにおけるガイド用凸部2g側の端面を斜面としてもよい。
また、上記実施の形態においては、スピーカユニット1の円筒部1dに係合凹部1gが設けられ、取付金具4に係合凸部が設けられているが、スピーカユニット1の円筒部1dに係合凸部を設け、取付金具4の板バネ4aにより係合凹部を形成するようにしてもよい。
また、上記実施の形態において、取付金具4の代わりに、樹脂製の取付具を使用してもよい。また、取付金具4などの取付具を背面側ブラケット3と一体的に成形するようにしてもよい。
また、上記実施の形態において、前面側ブラケット2の固定用凹凸部2fと背面側ブラケット3の凸部3hの代わりに、前面側ブラケット2の突起2eに孔を設け、背面側ブラケット3の接合面凹部3cにその孔に嵌合する爪を設けるようにしてもよい。
また、上記実施の形態において、背面側ブラケット3の斜面部3jは、底3c2に対して所定の角度(例えば30度、45度、60度)とされる。所定の角度を小さくした場合には、小さい回転力でもスピーカユニット1と前面側ブラケット2を押し離すことが可能となるが、比較的大きい回転角度が必要となる。逆に所定の角度を大きくした場合には、小さい回転角度でスピーカユニット1と前面側ブラケット2を押し離すことが可能となるが、比較的大きい回転力が必要となる。したがって、この角度は、スピーカユニット1の係合凹部1gと取付金具4の係合凸部との嵌合による機械的な抵抗を考慮して、ユーザが操作しやすくなるように決めればよい。
また、上記実施の形態においては、2つのブラケット2,3に突起2eと接合面凹部3cが1組だけ設けられているが、2組以上を接合面2d,3bに設けるようにしてもよい。2組以上設ける場合には、接合面2d,3bの周方向において等間隔となるように各突起2eと各接合面凹部3cが設けられる。
本発明は、ツイータなどの指向性の高いスピーカユニットを有するスピーカ、車載用スピーカなどに適用可能である。
図1は、本発明の実施の形態に係るスピーカの構成を示す分解斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態に係るスピーカの断面図である。 図3は、本発明の実施の形態に係るスピーカの前面側ブラケットの接合面付近の拡大斜視図である。 図4は、本発明の実施の形態に係るスピーカの背面側ブラケットの接合面付近の拡大斜視図である。 図5は、本発明の実施の形態に係るスピーカの組立後の外観を示す斜視図である。 図6は、本発明の実施の形態に係るスピーカのブラケットの分解時の動作について説明する図である。 図7は、本発明の実施の形態に係るスピーカの取り付け後の状態を示す側面図である。 図8は、本発明の実施の形態に係るスピーカの指向性特性の計測結果の一例を示す図である。 図9は、球面波ホーンバッフルを有するエンクロージャを有するスピーカの一例を示す図である。
符号の説明
1 スピーカユニット
1d 円筒部と、
1f フランジ(解除機構の一部)
1g 係合凹部(第1の係合部)
2 前面側ブラケット(ブラケットの一部、第1のブラケット部材)
2a 孔
2e 突起(解除機構の一部、連結機構の一部)
3 背面側ブラケット(ブラケットの一部、第2のブラケット部材)
3a 取付平面部
3c 接合面凹部(解除機構の一部、連結機構の一部)
4 取付金具(係止部材)
4a 板バネ(第2の係合部)

Claims (8)

  1. スピーカユニットと、
    上記スピーカユニットに取り付けられ球面波ホーンバッフルとなるブラケットと、
    球面波ホーンバッフルとなる上記ブラケットの外表面の一部に形成される取付平面部と、
    を備えることを特徴とするスピーカ。
  2. 前記ブラケットは、前記スピーカユニットに取り付けられる第1のブラケット部材と、その第1のブラケット部材に接続される第2のブラケット部材とを有し、
    前記取付平面部は、前記第2のブラケット部材のみに形成されること、
    を特徴とする請求項1記載のスピーカ。
  3. 第1のブラケット部材と、
    上記第1のブラケット部材に形成されスピーカユニットを挿入可能な孔と、
    上記スピーカユニットの前面周囲に形成され上記孔より大径なフランジと、
    上記第1のブラケット部材とともに略球状のバッフルを構成する第2のブラケット部材と、
    上記第1のブラケット部材を上記第2のブラケット部材に連結する連結機構と、
    上記孔に挿入された上記スピーカユニットと嵌合して上記スピーカユニットを上記第2のブラケット部材に係止する係止部材と、
    上記第1のブラケット部材と上記第2のブラケット部材とが接合面に沿って相対的に回転すると、上記連結機構による上記第2のブラケット部材への上記第1のブラケット部材の連結を解除するとともに、上記第2のブラケット部材から上記第1のブラケット部材とともに上記フランジを押し離すことにより上記係止部材と上記スピーカユニットとの嵌合を解除する解除機構と、
    を備えることを特徴とするスピーカブラケット構造。
  4. 前記連結機構は、前記第1のブラケット部材と前記第2のブラケット部材とが接合面に沿って相対的に第1の方向へ回転すると、前記第1のブラケット部材を前記第2のブラケット部材に連結し、
    前記解除機構は、前記第1のブラケット部材と前記第2のブラケット部材とが接合面に沿って相対的に上記第1の方向とは反対の第2の方向へ回転すると、前記係止部材と前記スピーカユニットとの係止を解除すること、
    を特徴とする請求項3記載のスピーカブラケット構造。
  5. 前記係止部材は、前記第2のブラケット部材に着脱可能であって、前記第2のブラケット部材から取り外され前記スピーカユニットに装着された場合には、前記スピーカユニットのみ、または前記スピーカユニットと前記第1のブラケット部材のみを固定する取り付け具となることを特徴とする請求項3または請求項4記載のスピーカブラケット構造。
  6. 前記スピーカユニットの背面側に突出した円筒部と、
    上記円筒部の内周面に形成された第1の係合部とを備え、
    前記係止部材は、上記第1の係合部に係合する第2の係合部を有し、上記第1の係合部と上記第2の係合部とが係合することで前記スピーカユニットを係止すること、
    を特徴とする請求項5記載のスピーカブラケット構造。
  7. スピーカユニットと、
    請求項3から請求項6のうちのいずれか1項記載のスピーカブラケット構造を有し、上記スピーカユニットを装着されるブラケットと、
    を備えることを特徴とするスピーカ。
  8. 前記ブラケットが、請求項3から請求項6のうちのいずれか1項記載のスピーカブラケット構造を有することを特徴とする請求項1または請求項2記載のスピーカ。
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