JP2008205880A - リング型スピーカーおよびこれを用いたスピーカーシステム - Google Patents

リング型スピーカーおよびこれを用いたスピーカーシステム Download PDF

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【課題】 不要な振動および異音の抑制を含む周波数特性等の音響特性の改善と、組立の容易化や部品点数および工数の削減とを、両立させることができるリング型スピーカーおよびスピーカーシステムを提供する。
【解決手段】 連結イコライザーが、砲弾状イコライザーと、環状イコライザーと、これらを一体に連結する半径方向に延設された複数の板状の連結アームと、を備え、環状イコライザーが、磁気回路と連結する磁気回路連結部と、磁気回路連結部から半径方向外周側に延設される環状平面部と、環状平面部において複数の連結アームのそれぞれの中心軸の外周側延長線上にリング型スピーカーをキャビネットに固定するネジ取付孔を含んで形成される複数のキャビネット固定部と、環状平面部の背面側から突出して形成されて磁気回路連結部と複数のキャビネット固定部とを半径方向に連結する複数の連結リブ部と、を有する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、円環状のリング振動板を備えるリング型スピーカーに関する。
従来のリング型スピーカーにおいては、周波数特性および指向特性等の音響特性を改善するために、円環状のリング振動板の前面にイコライザー、ホーン等を取り付けるものがある。円環状のリング振動板を備えたリング型スピーカーは、多くは高音域用のツィーターとして使用される。リング振動板は、内周を固定支持され、リング振動板の内周にリング振動板の外周直径に匹敵するような大きさの砲弾状のイコライザーを配置することにより、高音域における音響特性を改善する(特許文献1)。
本願発明の出願人による従来のリング型スピーカーでは、不要な振動および異音の抑制を含む周波数特性等の音響特性の改善と、組立の容易化や部品点数および工数の削減とを、両立させることを目的にして、磁気回路と、磁気回路の磁気空隙に配されるボイスコイルと、ボイスコイルが連結する円環状のリング振動板と、リング振動板の内周に配置される砲弾状イコライザーと、リング振動板の外周に配置される環状イコライザーと、砲弾状イコライザーおよび環状イコライザーを連結する複数の半径方向に延設された板状の連結アームと、を備えるリング型スピーカーであって、連結アームが、半径方向の断面形状において砲弾状イコライザーの頭頂端を通る円弧で表される第1稜線と、半径方向の断面形状において砲弾状イコライザーの底面端を通る円弧で表される第2稜線と、第1稜線および第2稜線を連結する板状部と、を備えるようにしたものがある(特許文献2)。
実開昭57−158285号公報 (第2図) 特開2006−100879号公報 (第1図、第6図)
特に、砲弾状イコライザー、連結アームおよび環状イコライザーが一体に樹脂成形された連結イコライザーを備えるリング型スピーカーでは、連結アームによって連結イコライザーが一体に樹脂成形されているので、さらなる組立の容易化と部品点数および工数の削減とを実現することができる。しかしながら、従来技術のリング型スピーカーでは、音響特性の改善と、組立の容易化や部品点数および工数の削減とを、両立させることが困難な場合がある。本願発明の出願人による特許文献2の実施例2に記載された連結イコライザーを備えるリング型スピーカーであっても、樹脂成形される連結イコライザーは、樹脂の厚みを分厚くすると外観表面にヒケが生じやすくなるので、全体的に薄肉化して形成しなければならない場合がある。その結果、連結イコライザーの構造が弱くなって不要な振動が励起され、振動に起因する異音が発生する、あるいは、音質が劣化するという問題がある。
本発明は、上記の従来技術が有する問題を解決するためになされたものであり、その目的は、不要な振動および異音の抑制を含む周波数特性等の音響特性の改善と、組立の容易化や部品点数および工数の削減とを、両立させることができるリング型スピーカーおよびこれを用いたスピーカーシステムを提供することにある。
本発明のリング型スピーカーは、磁気回路と、磁気回路の磁気空隙に配されるボイスコイルと、ボイスコイルが連結する円環状のリング振動板と、リング振動板ならびに磁気回路と連結する連結イコライザーと、を備えるリング型スピーカーであって、連結イコライザーが、リング振動板の内周に配置される砲弾状イコライザーと、リング振動板の外周に配置される環状イコライザーと、砲弾状イコライザーおよび環状イコライザーを一体に連結する半径方向に延設された複数の板状の連結アームと、を備え、環状イコライザーが、その背面側に形成されて磁気回路と連結する磁気回路連結部と、磁気回路連結部から半径方向外周側に延設される環状平面部と、環状平面部において複数の連結アームのそれぞれの中心軸の外周側延長線上にリング型スピーカーをキャビネットに固定するネジ取付孔を含んで形成される複数のキャビネット固定部と、環状平面部の背面側から突出して形成されて磁気回路連結部と複数のキャビネット固定部とを半径方向に連結する複数の連結リブ部と、を有する。
好ましくは、本発明のリング型スピーカーは、円周方向の断面形状における連結アームの幅が砲弾状イコライザーから環状イコライザーに至るに連れて増大する連結イコライザーを備え、連結イコライザーを背面側から見た場合に、連結リブ部の内周側端部の幅が連結アームの外周側端部の幅にほぼ等しく、円周方向の断面形状における環状イコライザーの連結リブ部の幅が、磁気回路連結部からキャビネット固定部に至るに連れて増大する。
好ましくは、本発明のリング型スピーカーは、円周方向の断面形状における連結アームの幅が砲弾状イコライザーから環状イコライザーに至るに連れて略一定の増大比率で増大する連結イコライザーを備え、円周方向の断面形状における環状イコライザーの連結リブ部の幅が、磁気回路連結部からキャビネット固定部に至るに連れて増大比率と略一致する比率で増大する。
さらに好ましくは、本発明のリング型スピーカーは、連結イコライザーの環状平面部が、環状平面部の背面側から突出して形成されて、複数のキャビネット固定部を円周方向に連結する外周縁部を、さらに有する。
さらに好ましくは、本発明のスピーカーシステムは、上記のリング型スピーカーと、リング型スピーカーを固定するキャビネットと、連結イコライザーの複数のキャビネット固定部のネジ取付孔を貫通して螺着する複数のネジと、を備える。
以下、本発明の作用について説明する。
本発明のリング型スピーカーは、磁気回路と、磁気回路の磁気空隙に配されるボイスコイルと、ボイスコイルが連結する円環状のリング振動板と、リング振動板ならびに磁気回路と連結する連結イコライザーと、を備える。連結イコライザーは、リング型スピーカーの周波数特性並びに指向特性等の音響特性の改善のために設けられ、リング振動板の内周に配置される砲弾状イコライザーと、リング振動板の外周に配置される環状イコライザーと、砲弾状イコライザーおよび環状イコライザーを一体に連結する半径方向に延設された複数の板状の連結アームと、を備える。複数の板状の連結アームは、これらのイコライザーにおける不要な振動および異音の抑制を抑制するために、そして、組立の容易化や部品点数および工数を削減するために設けられる。
連結イコライザーの環状イコライザーは、その背面側に形成されて磁気回路と連結する磁気回路連結部と、磁気回路連結部から半径方向外周側に延設される環状平面部と、環状平面部において複数の連結アームのそれぞれの中心軸の外周側延長線上にリング型スピーカーをキャビネットに固定するネジ取付孔を含んで形成される複数のキャビネット固定部と、を有する。それぞれのキャビネット固定部は、連結アームが外周側へ延長された場合に、その延長線上に位置することになる。したがって、本発明のリング型スピーカーは、砲弾状イコライザーおよび環状イコライザーを一体にされているので、組立の容易化、部品点数および工数を削減することができる。そして、本発明のリング型スピーカーを固定するキャビネットを備えるスピーカーシステムは、連結イコライザーの複数のキャビネット固定部のネジ取付孔に複数のネジを貫通させて螺着させ、リング型スピーカーを強固に取り付けることができる。
ここで、連結イコライザーの環状イコライザーは、環状平面部の背面側から突出して形成されて磁気回路連結部と複数のキャビネット固定部とを半径方向に連結する複数の連結リブ部を有する。つまり、これらの連結リブ部は、樹脂成形される連結イコライザーが外観表面にヒケを発生させないように全体的に薄肉化して形成されている場合に、環状平面部の背面側から突出して形成されて、磁気回路連結部とキャビネット固定部とを半径方向に連結し、薄肉化して形成されている環状イコライザーを補強してリング型スピーカーをキャビネットに取り付けることができる。連結イコライザーの環状平面部が、環状平面部の背面側から突出して形成されて、複数のキャビネット固定部を円周方向に連結する外周縁部を、さらに有する場合は、連結イコライザーはさらに強固に補強される。したがって、不要な振動および異音の抑制を含む周波数特性等の音響特性の改善が図ることができる。
また、この連結イコライザーでは、円周方向の断面形状における連結アームの幅が、砲弾状イコライザーから環状イコライザーに至るに連れて増大する。つまり、円周方向の断面形状における連結アームの形状およびその幅は、半径方向で滑らかに変化し、砲弾状イコライザーの頭頂端に近いほど細く、外周側に、そして、リング振動板に近くなるほど断面形状における厚みが増加し、極端な形状の変化を生じない。その結果、複数の連結アームは、固有の振動モードが生じにくくなり、砲弾状イコライザーを強固に固定することができ、連結イコライザーの不要な振動に起因する異音の発生を低減することができる。そして、一方で、板状の連結アームが音響特性、例えば、高調波歪特性に与える影響を少なくすることもできる。
ここで、好ましくは、連結リブ部は、連結イコライザーの円周方向の断面形状における連結アームの幅が砲弾状イコライザーから環状イコライザーに至るに連れて増大するのに対応して、連結イコライザーを背面側から見た場合に、連結リブ部の内周側端部の幅が連結アームの外周側端部の幅にほぼ等しく、円周方向の断面形状における環状イコライザーの連結リブ部の幅が、磁気回路連結部からキャビネット固定部に至るに連れて増大する。あるいは、好ましくは、円周方向の断面形状における連結アームの幅が、砲弾状イコライザーから環状イコライザーに至るに連れて、略一定の増大比率で増大する場合には、円周方向の断面形状における環状イコライザーの連結リブ部の幅が、磁気回路連結部からキャビネット固定部に至るに連れて増大比率と略一致する比率で増大する。
つまり、連結リブ部を構成するリブは、砲弾状イコライザーと環状イコライザーとを連結する連結アームの幅が増大するのに合わせて増大しつつ、磁気回路連結部と複数のキャビネット固定部とを半径方向に連結する。すなわち、リング型スピーカーをキャビネットに固定するキャビネット固定部が、連結アームと連続的に形成される連結リブ部により補強され、円周方向の断面形状における連結リブ部の幅の変化は、円周方向の断面形状における連結アームの幅の変化の延長上にある。
したがって、連結アームを伝搬する振動が環状イコライザーに伝搬する場合に、連結アームと連続的に形成される連結リブ部において、顕著に振動インピーダンスが変化しないので、連結イコライザーにとって不要な振動が著しく大きなレベルで反射することがない。その結果、連結イコライザーの不要な振動に起因する異音の発生を低減することができ、再生音質の改善と、高調波歪等の音響特性の改善を図ることができる。
本発明のリング型スピーカーおよびこれを用いたスピーカーシステムは、不要な振動および異音の抑制を含む周波数特性等の音響特性の改善と、組立の容易化や部品点数および工数の削減とを、両立させることができる。
本発明のリング型スピーカーは、不要な振動および異音の抑制を含む周波数特性等の音響特性の改善と、組立の容易化や部品点数および工数の削減とを、両立させるという目的を、連結イコライザーが、リング振動板の内周に配置される砲弾状イコライザーと、リング振動板の外周に配置される環状イコライザーと、砲弾状イコライザーおよび環状イコライザーを一体に連結する半径方向に延設された複数の板状の連結アームと、を備え、環状イコライザーが、その背面側に形成されて磁気回路と連結する磁気回路連結部と、磁気回路連結部から半径方向外周側に延設される環状平面部と、環状平面部において複数の連結アームのそれぞれの中心軸の外周側延長線上にリング型スピーカーをキャビネットに固定するネジ取付孔を含んで形成される複数のキャビネット固定部と、環状平面部の背面側から突出して形成されて磁気回路連結部と複数のキャビネット固定部とを半径方向に連結する複数の連結リブ部と、を有するようにすることにより、実現した。
以下、本発明の好ましい実施形態によるリング型スピーカーおよびこれを用いたスピーカーシステムについて説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。
図1は、本発明の好ましい実施形態によるスピーカーシステム1について説明する図である。スピーカーシステム1は、高音域再生用のツィーターとして本発明の好ましい実施形態によるリング型スピーカー2を、そして、中低音域再生用のウーファーとしてコーン型スピーカー3を、それぞれキャビネット4の前面側バフルにネジ5で螺着されて取り付けられて、構成されている。
図2は、本発明の好ましい実施形態によるリング型スピーカー2について説明する分解展開図である。リング型スピーカー2は、磁気回路10と、ボイスコイル14と、円環状のリング振動板15と、リング振動板15ならびに磁気回路10と連結する連結イコライザー20と、を備える。磁気回路10は、ヨーク11と、マグネット12と、プレート13とから構成され、ヨーク11とプレート13との間には磁気空隙が形成される。また、連結イコライザー20は、砲弾状イコライザー21と、環状イコライザー22と、これらを一体に連結する連結アーム23と、を備え、これらが一体に樹脂成形されており、放射孔24およびネジ取付孔25が形成されている。連結イコライザー20は、後述する磁気回路連結部26を有し、磁気回路10のヨーク11のフランジ部が磁気回路連結部26に嵌入されると、磁気回路10は連結イコライザー20と連結し、ボイスコイル14を磁気回路10の磁気空隙に配置する。
ボイスコイル14は、ボビンの一端側にコイルが巻き廻されて構成され、リング型スピーカー2として組み立てられた場合に、コイルは磁気回路10の磁気空隙に配される。円環状のリング振動板15は、その内周側及び外周側を連結イコライザー20に接着剤で予め貼り付けられて固定支持されており、また、ボイスコイル14のボビンのコイルが巻回されていない他端側がリング振動板15の中央付近に接着されて連結している。具体的には、リング振動板15は、例えば、アクリル、ウレタン等の樹脂コートを施した合成繊維の織布を基材としており、その内周と外周とを固定支持される円環状(リング形状)の振動板であり、その断面は2つの凸状のロールが連結した形状であり、リング中央のロールの連結部にボイスコイル14のボビンが連結する。
図3は、本実施例の連結イコライザー20について説明する図であり、図3(a)は連結イコライザー20を裏返して背面側から見た斜視図であり、図3(b)はその要部を説明する拡大図である。リング型スピーカー2を構成する連結イコライザー20は、リング振動板15の内周に配置される砲弾状イコライザー21と、リング振動板15の外周に配置される環状イコライザー22と、砲弾状イコライザー21および環状イコライザー22を一体に連結する半径方向に延設された4本の板状の連結アーム23と、を備え、これらが一体に樹脂成形されている。砲弾状イコライザー21と環状イコライザー22との間には放射孔24が形成され、リング型スピーカー2として組み立てられた場合には、ボイスコイル14のコイルに電流が印加されると、放射孔24から露出するリング振動板15が振動し、音波が放射される。なお、連結イコライザー20は、上記特許文献2のリング型スピーカーが有する連結イコライザーと同様に、再生周波数特性等の音響特性を改善し、不要な振動および異音を抑制するように作用する。
連結イコライザー20の4本の連結アーム23は、中心点Oを中心として、90度回転対称で4方向に配置される。したがって、この場合の連結アーム23のそれぞれの中心軸は、一点鎖線で図示される2本の直交する直線である。一つの連結アーム23は、内周端側が砲弾状イコライザー21に、外周端側が環状イコライザー22に接続している。円周方向の断面形状における中心点Oから半径rの位置での連結アーム23の幅WAは、砲弾状イコライザー21から環状イコライザー22に至るに連れて増大する。具体的には、図3(b)に示すように、正面側に投影した(もしくは背面側から見た)連結アーム23の形状は、点Oを中心点とする角度αの略扇形として表され、中心点Oから半径rの位置での連結アーム23の幅WAは、角度αの略扇形の円弧の長さrαにほぼ等しい。したがって、連結アーム23の幅WAは、砲弾状イコライザー21から環状イコライザー22に至るに連れて略一定の増大比率αで増大し、環状イコライザー22に接続する連結アーム23の外周側端部で最も幅が広くなる。
連結イコライザー20の環状イコライザー22は、その背面側に形成されて磁気回路10と連結する磁気回路連結部26を有する。磁気回路連結部26は、略円筒状に延設されて形成されており、その内側に磁気回路10のヨーク11が嵌入されて、そのフランジ部が磁気回路連結部26の爪部に係止されて固定される。環状平面部27は、磁気回路連結部26から半径方向外周側に延設されており、前面側から外観視される平面を形成し、背面側に4本の連結アーム23のそれぞれの中心軸の外周側延長線上にキャビネット固定部28を4カ所に有する。すなわち、キャビネット固定部28は、略方形の環状イコライザー22の四隅の方向に延びる連結アーム23と同じ方向に、ネジ取付孔25を含んで形成されている。したがって、スピーカーシステム1は、ネジ5をネジ取付孔25に貫通させて螺着して、リング型スピーカー2をキャビネット4に固定することができる。
連結イコライザー20を形成する樹脂は、成形性に優れるABS樹脂であり、樹脂の厚みを分厚くすると外観表面にヒケが生じやすくなるので、全体的に薄肉化して形成するように設計される。連結イコライザー20の平均的な樹脂の厚みは、約4mm〜約6mmであり、例えば、砲弾形状の砲弾状イコライザー21と、環状イコライザー22の環状平面部27とは、それぞれその内部を背面側から肉盗みして、外観表面のヒケを防止している。
連結イコライザー20の環状イコライザー22には、環状平面部27の背面側から突出して形成されて磁気回路連結部26とキャビネット固定部28とを半径方向に連結する連結リブ部29を有する。連結リブ部29を構成するリブは、環状平面部27の背面側から突出して形成されて、磁気回路連結部26とキャビネット固定部28とを半径方向に連結し、薄肉化して形成されている環状イコライザー22を補強する。すなわち、連結リブ部29は、連結アーム23のそれぞれの中心軸の外周側延長線上に設けられ、磁気回路連結部26と4カ所のキャビネット固定部28とをそれぞれ連結するように、4カ所に設けられており、薄肉化された環状平面部27から突出するその高さは、約2mmである。
ここで、円周方向の断面形状における中心点Oから半径rの位置での連結リブ部29の幅WBは、砲弾状イコライザー21と環状イコライザー22とを連結する連結アーム23の幅WAが増大するのに対応して、同様に増大するように設計されている。すなわち、連結リブ部29の幅WBは、図3(b)に示すように、連結アーム23の幅WAを規定する角度αで交叉する鎖線で図示される2つの直線により規定される。具体的には、正面側に投影した(もしくは背面側から見た)連結リブ部29の形状は、連結アーム23の形状と合わせると、点Oを中心点とする角度αの略扇形として表される。円周方向の断面形状における中心点Oから半径rの位置での連結リブ部29の幅WBは、半径rで角度αの略扇形の円弧の長さrαにほぼ等しく、磁気回路連結部26からキャビネット固定部28に至るに連れて略一定の増大比率αで増大する。円周方向の断面形状における連結リブ部29の幅の変化は、円周方向の断面形状における連結アーム23の幅の変化の延長上にあることになる。連結リブ部29の内周側端部における幅WBは、連結アーム23の外周側端部の幅WAにほぼ等しく、中心点Oからの半径rが増大するのに連れて増大し、キャビネット固定部28に接続する外周側端部で最も幅が広くなる。その結果、リング型スピーカー2をキャビネット4に固定するキャビネット固定部28は、連結アーム23と連続的に形成される連結リブ部29により補強される。
連結イコライザー20の環状平面部27は、その背面側から突出して形成されて、4カ所のキャビネット固定部28を円周方向に連結する外周縁部30を、さらに有する。外周縁部30は、環状イコライザー22の環状平面部27の縁の厚みが増大した部分であり、外周縁部30によって連結イコライザー20はさらに強固に補強される。なお、本実施例では、外周縁部30の厚みは、薄肉化された環状平面部27から突出する連結リブ部29の厚みと同じである。
また、図3(b)に示すように、連結リブ部29が磁気回路連結部26ならびにキャビネット固定部28と連結する部分、もしくは、外周縁部30がキャビネット固定部28と連結する部分では、必要に応じてフィレット部分を設けてこれらを滑らかに連結してもよく、また、連結リブ部29が肉厚になってヒケが生じるのを防ぐために、連結リブ部29のリブとリブとの間に肉盗みを設けてもよい。
図4は、(図示しない)比較例のリング型スピーカーを構成する比較例の連結イコライザー40、50、60、および、70を説明する図である。本実施例の連結イコライザー20と、比較例の連結イコライザー40、50、60、および、70とは、それぞれ同一のABS樹脂で成形されており、連結リブ部の構成が相違点である他は共通するので、共通する部分の説明は省略する。また、比較例のリング型スピーカーは、いずれも連結イコライザーが異なるのみで、その他の構成は本実施例のリング型スピーカー2と共通するので、説明を省略する。
図4(a)の比較例1の連結イコライザー40は、砲弾状イコライザー41および環状イコライザー42を連結する連結アーム43を備える連結イコライザーであるが、連結イコライザー20の連結リブ部29に相当する連結リブ部が設けられていない連結イコライザーである。つまり、連結イコライザー40の環状イコライザー42の背面側では、磁気回路連結部46とネジ取付孔45を含むキャビネット固定部48とは、薄肉化された環状平面部47で接続されているにすぎない。
また、図4(b)の比較例2の連結イコライザー50では、砲弾状イコライザー51および環状イコライザー52を連結する連結アーム53の中心軸の外周側延長線上で薄肉化された環状平面部57から突出し、磁気回路連結部56とネジ取付孔55を含むキャビネット固定部58とを半径方向に連結する連結リブ部59が設けられているが、円周方向の断面形状における連結リブ部59の幅W2は、磁気回路連結部56からキャビネット固定部58に至るに連れて一定であり、増大しない。その結果、連結リブ部59の幅W2は、キャビネット固定部58と連結する部分では、本実施例の連結イコライザー20の連結リブ部29のキャビネット固定部28と連結する部分での幅よりも狭い。
また、図4(c)の比較例3の連結イコライザー60では、砲弾状イコライザー61および環状イコライザー62を連結する連結アーム63の中心軸の外周側延長線上で薄肉化された環状平面部67から突出し、磁気回路連結部66とネジ取付孔65を含むキャビネット固定部68とを半径方向に連結する連結リブ部69が設けられているが、円周方向の断面形状における連結リブ部69の幅W3は、磁気回路連結部66からキャビネット固定部68に至るに連れて増大するものの、連結リブ部69の内周側端部における幅W3は、連結アーム63の外周側端部の幅WAよりもはるかに幅が広い。一方、連結リブ部69の幅W3は、キャビネット固定部68と連結する部分では、本実施例の連結イコライザー20の連結リブ部29の円周方向の断面形状におけるキャビネット固定部28と連結する部分での幅よりも広い。
また、図4(d)の比較例4の連結イコライザー70では、連結イコライザー20の連結リブ部29とは異なり、砲弾状イコライザー71および環状イコライザー72を連結する連結アーム73の中心軸の外周側延長線上において磁気回路連結部76とキャビネット固定部78とを連結するリブではなく、外周側延長線上から外れたところに磁気回路連結部76と外周縁部80とを連結する連結リブ部79が設けられている。円周方向の断面形状におけるリブ部79の幅W4は、磁気回路連結部76から外周縁部80に至るに連れて一定であり、増大しない。つまり、連結リブ部79は、連結アーム72のそれぞれの中心軸の外周側延長線上に形成されておらず、磁気回路連結部76とキャビネット固定部78とを連結してない。
図5Aは、リング型スピーカーをキャビネットに取り付けたスピーカーシステムについて、入力信号が正弦波1kHz(1W)の場合の軸上1m音圧特性を表すグラフである。図5A(a)が実施例の連結イコライザー20を用いた場合、図5A(b)が比較例1の連結イコライザー40を用いた場合である。このグラフでは、正弦波入力信号によって生じる高調波歪(2次:2kHz〜)が発生しているのが測定されている。
同様に、図5Bは、リング型スピーカーをキャビネットに取り付けたスピーカーシステムについて、入力信号が正弦波2kHz(1W)の場合の軸上1m音圧歪特性を表すグラフであり、図5B(a)が実施例の連結イコライザー20を用いた場合、図5B(b)が比較例1の連結イコライザー40を用いた場合の音圧特性である。入力信号の周波数が異なる場合にも、同様に、正弦波入力信号によって生じる高調波歪(2次:4kHz〜)が発生している様子が測定されている。
このように、実施例の連結イコライザー20を用いたリング型スピーカー2を有するスピーカーシステムでは、磁気回路連結部46とキャビネット固定部48とを連結する連結リブ部をもたない比較例1の連結イコライザー40を用いた場合よりも、再生音波の高調波歪が減少し、再生音質の改善が図られている。
図6Aは、リング型スピーカーをキャビネットに取り付けたスピーカーシステムについて、入力信号が正弦波1kHz(1W)の場合の連結イコライザー表面における振動加速度特性を表すグラフであり、図6A(a)が実施例の連結イコライザー20を用いた場合に砲弾状イコライザー21において、図6A(b)が比較例1の連結イコライザー40を用いた場合に砲弾状イコライザー41において、図6A(c)が実施例の連結イコライザー20を用いた場合に連結アーム23において、図6A(d)が比較例1の連結イコライザー40を用いた場合に連結アーム43において、測定した振動加速度特性である。連結イコライザーの振動においても、正弦波入力信号によって生じる高調波歪(2次:2kHz〜)が発生しているのが測定されている。
同様に、図6Bは、リング型スピーカーをキャビネットに取り付けたスピーカーシステムについて、入力信号が正弦波2kHz(1W)の場合の連結イコライザー表面における振動加速度特性を表すグラフであり、図6B(a)が実施例の連結イコライザー20を用いた場合に砲弾状イコライザー21において、図6B(b)が比較例1の連結イコライザー40を用いた場合に砲弾状イコライザー41において、図6B(c)が実施例の連結イコライザー20を用いた場合に連結アーム23において、図6B(d)が比較例1の連結イコライザー40を用いた場合に連結アーム43において、測定した振動加速度特性である。振動加速度でも、入力信号の周波数が異なる場合にも、正弦波入力信号によって生じる高調波歪(2次:4kHz〜)が発生している様子が測定されている。
連結イコライザー表面における振動加速度をあらわす図6Aおよび図6Bを参照すると、図5Aおよび図5Bに示された再生音波の高調波歪と同様に、実施例の連結イコライザー20を用いたリング型スピーカー2を有するスピーカーシステムでは、磁気回路連結部46とキャビネット固定部48とを連結する連結リブ部をもたない比較例1の連結イコライザー40を用いた場合に比べて、基本波周波数での振動加速度レベルが低くなり、また、振動加速度の高調波歪が減少する。このように、連結リブ部を有する実施例の連結イコライザー20は、連結リブ部29によって補強されるので、連結リブ部の無い比較例の連結イコライザー40よりも振動レベルを低く抑えることができ、その結果、連結イコライザーが放射する高調波歪音が減少し、再生音質の改善が図られる。
また、図7は、リング型スピーカーをキャビネットに取り付けたスピーカーシステムについて、入力信号が正弦波2kHz(1W)の場合の連結イコライザー表面における振動加速度特性を表すグラフであり、図7(a)が比較例2の連結イコライザー50を用いた場合に砲弾状イコライザー51において、図7(b)が比較例3の連結イコライザー60を用いた場合に砲弾状イコライザー61において、図7(c)が実施例の連結イコライザー70を用いた場合に連結アーム73において、それぞれ測定した振動加速度特性である。したがって、図7の振動加速度特性を表すグラフは、実施例の場合の連結イコライザー表面における振動加速度をあらわす図6B(a)と比較することができる。
図6B(a)および図7を参照すると、実施例の連結イコライザー20を用いたリング型スピーカー2を有するスピーカーシステムでは、比較例2〜4の連結イコライザー50、60または70を用いた場合よりも、基本波周波数での振動加速度レベルが低くなり、また、振動加速度の高調波歪が減少する。例えば、比較例2の連結イコライザー50では、連結アーム53と連続的に形成される連結リブ部59において、顕著に振動インピーダンスが変化するので、基本波周波数での振動加速度レベルが高くなり、また、振動加速度の高調波歪が上昇する。比較例3の連結イコライザー60においても同様である。また、比較例4の連結イコライザー70では、連結リブ部79は、連結アーム72のそれぞれの中心軸の外周側延長線上に形成されていないので、砲弾状イコライザー71での基本波周波数での振動加速度レベルが高くなる。
図5Bに示された再生音波の高調波歪と同様に、連結リブ部29を有する実施例の連結イコライザー20の方が、所定の要件を満たさない連結リブ部、つまり、円周方向の断面形状における連結リブ部の幅の変化が連結アームの幅の変化の延長上にない比較例2から4の連結イコライザーよりも振動レベルが低くなる。その結果、連結イコライザーが放射する高調波歪音が減少し、再生音質の改善が図られる。本実施例のリング型スピーカー2は、連結アーム23によって砲弾状イコライザー21および環状イコライザー22が一体に樹脂成形された連結イコライザー20を備え、連結リブ部29を有しているので、不要な振動および異音が抑制される。そして、連結イコライザー20と磁気回路10とを連結するのにネジを必要しないため、リング型スピーカー2は、さらなる組立の容易化と部品点数および工数の削減とが実現される。
なお、本発明のリング型スピーカーでは、連結イコライザーの連結アームが4本である場合を説明したが、本発明の連結アームは、砲弾状イコライザーおよび環状イコライザーを一体に連結する半径方向に延設されたものであれば、2本で以上の複数であればよい。
本発明のリング型スピーカーは、高音域再生用のツィーターに限られず、フルレンジスピーカーや、中低音域再生用の他のスピーカーにも適用が可能である。リング振動板の内周側には砲弾状イコライザーが、リング振動板の外周側には環状イコライザーが配置され、これらを連結する連結アームを供えるスピーカーに適する。
本発明の好ましい実施形態によるスピーカーシステムについて説明する図である。(実施例) 本発明の好ましい実施形態によるリング型スピーカーについて説明する図である。(実施例) 本発明の好ましい実施形態による連結イコライザーについて説明する図である。(実施例) 従来の連結イコライザーについて説明する図である。(比較例1〜4) 本発明および比較例のリング型スピーカーの再生音圧特性について説明する図である。(実施例、比較例1) 本発明および従来のリング型スピーカーの再生音圧特性について説明する図である。(実施例、比較例1) 本発明および従来のリング型スピーカーの振動加速度特性について説明する図である。(実施例、比較例1) 本発明および従来のリング型スピーカーの振動加速度特性について説明する図である。(実施例、比較例1) 従来のリング型スピーカーの振動加速度特性について説明する図である。(比較例2〜4)
符号の説明
1 スピーカーシステム
2 リング型スピーカー
4 キャビネット
5 ネジ
10 磁気回路
14 ボイスコイル
15 リング振動板
20 連結イコライザー
21 砲弾状イコライザー
22 環状イコライザー
23 連結アーム
24 放射孔
25 ネジ取付孔
26 磁気回路連結部
27 環状平面部
28 キャビネット固定部
29 連結リブ部
30 外周縁部
40、50、60、70 連結イコライザー

Claims (5)

  1. 磁気回路と、該磁気回路の磁気空隙に配されるボイスコイルと、該ボイスコイルが連結する円環状のリング振動板と、該リング振動板ならびに該磁気回路と連結する連結イコライザーと、を備えるリング型スピーカーであって、
    該連結イコライザーが、該リング振動板の内周に配置される砲弾状イコライザーと、該リング振動板の外周に配置される環状イコライザーと、該砲弾状イコライザーおよび該環状イコライザーを一体に連結する半径方向に延設された複数の板状の連結アームと、を備え、
    該環状イコライザーが、
    その背面側に形成されて該磁気回路と連結する磁気回路連結部と、
    該磁気回路連結部から半径方向外周側に延設される環状平面部と、
    該環状平面部において該複数の連結アームのそれぞれの中心軸の外周側延長線上に該リング型スピーカーをキャビネットに固定するネジ取付孔を含んで形成される複数のキャビネット固定部と、
    該環状平面部の背面側から突出して形成されて該磁気回路連結部と該複数のキャビネット固定部とを半径方向に連結する複数の連結リブ部と、を有する、
    リング型スピーカー。
  2. 円周方向の断面形状における前記連結アームの幅が前記砲弾状イコライザーから前記環状イコライザーに至るに連れて増大する前記連結イコライザーを備え、
    該連結イコライザーを背面側から見た場合に、前記連結リブ部の内周側端部の幅が該連結アームの外周側端部の幅にほぼ等しく、
    円周方向の断面形状における該環状イコライザーの該連結リブ部の幅が、前記磁気回路連結部から前記キャビネット固定部に至るに連れて増大する、
    請求項1に記載のリング型スピーカー。
  3. 円周方向の断面形状における前記連結アームの幅が前記砲弾状イコライザーから前記環状イコライザーに至るに連れて略一定の増大比率で増大する前記連結イコライザーを備え、
    円周方向の断面形状における該環状イコライザーの前記連結リブ部の幅が、前記磁気回路連結部から前記キャビネット固定部に至るに連れて該増大比率と略一致する比率で増大する、
    請求項1に記載のリング型スピーカー。
  4. 前記連結イコライザーの前記環状平面部が、
    該環状平面部の背面側から突出して形成されて、該複数のキャビネット固定部を円周方向に連結する外周縁部を、さらに有する、
    請求項1から3のいずれかに記載のリング型スピーカー。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載のリング型スピーカーと、該リング型スピーカーを固定するキャビネットと、前記連結イコライザーの前記複数のキャビネット固定部の前記ネジ取付孔を貫通して螺着する複数のネジと、を備える、スピーカーシステム。
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