JP2009213102A - 音響機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】音楽鑑賞や、ホームシアターなどの映像鑑賞、ホテルのロビー等の広い空間でのバックグランド音楽等々、様々な利用シーンに於いて要求される、水平面で無指向性の音響空間と、水平面で有指向性の音響空間を、単一のスピーカユニットの設定を切り替えることで提供する。
【解決手段】無指向性特性を得るために機能するアコースティックリフレクタ(音響反射器)の作用の無有を、スピーカユニットの設置状態(方向)で切り換えことで実現する。
【選択図】図7

Description

本発明は、スピーカを含む音響装置に関するものであって、装備された音響反射器の着脱或いは、乖離・近接とスピーカユニットの設置の方法で、ユーザが目的によって所望する多様な音響空間を生成させることが出来る装置である。
通常の音響装置は、聴取者がスピーカ装置の前方から音楽等を聴取するのが一般的なため、殆どの音響装置は前方の概ね定位置で聴取されることを前提とした音響空間を形成出来る構成並びに構造を有している。しかし、広い空間で聴取者が移動する等で定位置での聴取がなされない、或いは聴取者が多数おり対象者を特定出来ないバックグランドミュージック(背景音楽)等を提供する場合、或いは昨今の5.1chや7.1ch等の多次元音響で構成されるホームシアタを含む、音響と映像が融合した環境での利用シーンでは前記の前方から聴取する形態を前提とする音響装置での音響空間の形成では理想的と言い難い場合がある。多様化する映像や音響のメディアや機器に対して個々に整合する装置を追求して個々に装置を購入、設置すると、経費及び設置空間にも問題を生じることなる。
スピーカから放射する音響を、水平面で無指向性する、或いは水平面で有指向性にするかを選択して設定可能にすることで、一般的に要求される前述の主要な2つの音場特性を得るようにする。
音響を反射させように作用する音響反射器を機能させる或いは無機能にするために、音源のスピーカユニットに対して、着脱或いは乖離、近接させる第1の手段、並びにスピーカユニットの音軸の方向を選択的に設定可能にする第2手段。 以上の2つの手段を用いることで、前項の課題を解決する。
多様化するメディア、それに対応する多様化するユーザのニーズからの利用シーン・使用環境が求める望ましい音響空間に対して、本発明の音響機器は一機種で応変に対応でき所望の音響空間を提供出来るため、個々に対応した購入、設置を必要とない。恒久的な無指向型、有指向型の選択的設置はもとより、選択設定が極めて簡便なため一時的に発生する利用シーンに合わせた音響空間つくりが簡単に実施出来る効果を、本発明は持っている。
以下、図に示す実施例に基づいて本発明を詳述する。尚、本発明はこれによって限定されるものではない。
請求項1を実現する実施例を以下説明する。図1は本発明の請求項1の係る音響装置10の斜視図であり、音響反射ユニット12が、スピーカユニット11の上面に装着され、本発明に音響機器における特徴的且つ典型的な使用形態を示すものである。図2は実施の詳細を示すものであり、以降の説明の便宜から垂直に音軸が形成された状態で図示されている。スピーカユニット11はスピーカ振動板部112から音響を発するスピーカ本体111、前記スピーカ振動部の外部からの損傷防止のためにスピーカグリル113、並びに音響特性の向上のためのバックロードポート115を有している前記スピーカ本体を取付け収納するエンクロージャー114で構成されており、前記エンクロージャ114には、床或いは机上へ設置するための第1の脚群、116a、116b、116c、116dを底面に、第2の脚群117a、117b、117c、117ユニットを背面に各々備えている。一方、音響反射ユニット12は前記スピーカ111から発せられた音響を反射させる概ね円錐形の音響反射器121、及び、前記音響反射器121を保持し、放射する音響を遮ることなく着脱可能に前記スピーカユニット11へ取り付けるための取付け支柱部122で構成されており、図2のC−C’部のB−B’断面拡大図で示す様に音響反射ユニット12が安定的に着脱可能な様に係合部材が設けられている。
以下動作を説明する。まず着脱可能な前記音響反射ユニット12がスピーカユニット11へ装着され、且つ前記第2の脚群116a、116b、116c、116d を使って本発明の音響装置の音軸が垂直に設置された図1に示す第1の設置形態の場合につき説明する。スピーカ本体に印加された音声信号に従ってスピーカ振動板は振動し音響を発し、スピーカの軸上に配置された概ね円錐形の音響反射器の作用で図2(側面図)の2点破線矢印Sの方向に反射し、音響反射器を円錐の中心とした円周上の水平面に音波を放散する、この状態は図10に示す様に、水平面に対して指向性を持たない、いわゆる水平面無指向性の特性を呈する。この第1の設置形態の特性は音響が満遍なく周囲に放散されるために“背景技術”の項で前述のように、ホテルやホールのBGMや、ホームシアタ等の映像機器との組み合わせに、利用する音響機器として有効である。
一方、音楽を鑑賞する等の場合は、図11に示す様に、従来の一般のスピーカにように、スピーカの音軸を聴取者に向けて、指向性を持たせた音場で聴取するのが好ましい。本発明ではそれを、請求項1で述べる前記音響反射ユニット12の取り外しと、請求項2で述べる前記スピーカユニット11の音軸の方向を水平方向へ変えて設置することで実現することを特長としている。即ち、図3で示す様に、前記音響反射ユニット12を取り外した状態で、前記第2の脚群117a、117b、117c、117dを使って床面や机の上などに設置すれば、前記スピーカユニット11の音軸は水平となり、且つ前記音響反射器121が作用しないため、図12で示すような一般のスピーカの水平面に於ける指向性を呈することになり、図11に示す様な音響空間を提供することが実現されることになる。
請求項3に関する実施例を以下に説明する。本請求項での発明は、請求項1及び請求項2で実現した無指向性動作の第1の設置形態と、有指向性の第2の設置形態を、更に簡便に実現する方法に関するものである。図4、5、6で実施例の詳細を説明する。スピーカユニット21は請求項1及び請求項2で記述の前記スピーカユニット11に対して脚の群を除き同一構成、同一内容のものである。前記スピーカユニット21から放射される音響(音波)を円周方向へ反射させる音響反射器を備えた音響反射ユニット構造体22は、前記スピーカユニット21を垂直方向に向け音軸を音響反射器121に対向する位置に載置する図6で示す第1の載置、及びスピーカの音軸を水平方向且つ音響反射器から乖離する位置に載置する図5で示す第2の載置の双方の載置方法が受入れ可能なスピーカユニット載置部221を備えている。今図4で示されている状態は前述の第2の設置形態である、即ち、スピーカユニット21の音軸は水平方向に向いており、スピーカユニット21の前記スピーカ振動板と前記音響反射器の位置関係は図5での断面図で示されるように、対向状態でなく、一般のスピーカユニットと同様に有指向性を呈する。一方図6で示すスピーカユニット21の開口部の裏側面(図示でのB面)を下にしてスピーカユニット載置部221に載置することで、スピーカユニット21の前記スピーカ振動板と前記音響反射器の位置関係は図6での断面図で示されるよう対向状態になり、前記音響反射板121が作用し、図10で示すような水平面で指向性を持たない水平面無指向性を呈する。以上の様に単にスピーカ載置部221に置かれたスピーカユニット21を置き換えるだけで、水平面で無指向性形と有指向性形の双方のスピーカ特性を実現出来る。
請求項4に於いては、前記請求項3では前記スピーカユニット21の前記スピーカユニット載置部221への載置方法で、無指向性と有指向性の切換えを行ったのに対し、更に操作性を向上させるべく、スピーカユニット21を回転させることで実現したものである。以下、実施例に沿って説明を行う。図7は請求項4に係る音響装置の斜視図である。構成的には請求項3での前記スピーカユニット21に回転軸を付加したスピーカユニット31と、請求項3での前記音響反射ユニット構造体22が有していたスピーカユニット載置部221の代わり前記スピーカユニット31の回転軸を保持する軸受を備えた音響反射ユニット構造体32で構成されており、動作的には図7で示す組立図上の旋回部材141の回転軸Aを中心として前記スピーカユニット31が矢印で示す旋回動を可能する様になっており、ユーザは前記スピーカユニット31を回転させることで、図8及び図9の断面図で示す様に前記スピーカユニット31を設定することが極めて簡単に出来るので、水平面無指向性の音響空間と、水平面有指向性の音響空間との簡単に切換えや設定が実現可能である。尚、本実施例では内部構造の説明は省略されているが、スピーカユニットを第1の設置位置と第2の設置位置とに、確実且つ安定的に係止するロック機構142が図示に位置に装備されており、無指向性と有指向性の切換えが、たとえ音楽の聴取中、または、映像メディアを観覧中でも、即座の対応出来ることを特徴としている。
本発明に係る、簡単な実施・構成例の図面 本発明に係る音響機器の、構成実施例と動作、作用の詳細を説明する図面 本発明に係る音響機器の、第2の設置法の説明図 本発明の請求項3に係る説明図 上記図4に対する動作説明図(その1) 上記図4に対する動作説明図(その2) 本発明の請求項3に係る説明図 上記図7に対する動作説明図(その1) 上記図7に対する動作説明図(その2) 本発明の音響装置の水平面での無指向性を示す音圧チャート 一般的な、音楽鑑賞、映像鑑賞の場面での音響空間 通常にスピーカが呈する、水平面での指向特性を示す音圧チャート

Claims (4)

  1. スピーカと前記スピーカを取り付けて収納するエンクロージャーから成るスピーカユニット、並びに前記スピーカユニットから放射される音響(音波)を前記スピーカの音軸に対して円周方向へ反射させる概ね円錐形状の音響反射器を備えた音響反射ユニットで構成された音響装置であって、前記音響反射ユニットが前記スピーカユニットの音軸上の前方位置に着脱可能に装着した前記音響装置。
  2. 前記音響装置に含まれた前記スピーカユニットを前記スピーカの音軸方向を垂直方向にして設置する第1の設置手段と、前記スピーカユニットを前記スピーカの音軸方向を水平方向にして設置する第2の設置手段の双方の手段を備えた前記音響装置。
  3. スピーカと前記スピーカを取り付けて収納するエンクロージャーから成るスピーカユニット、並びに前記スピーカユニットから放射される音響(音波)を前記スピーカの音軸に対して円周方向へ反射させる概ね円錐形状の音響反射器を備えた音響反射ユニット構造体で構成された音響装置であって、前記音響反射器ユニット構造体は前記スピーカユニットの音軸を垂直方向にして前記音響反射器に対向する第1の方向、及び前記スピーカユニットの音軸を水平方向にして前記音響反射器に対向しない第2の方向で、前記スピーカユニットを受入れて設置させるここが出来る構造を備えており、その2つの設置方法で音響的に2つの指向特性を提供出来ることを特徴とする前記音響装置。
  4. 請求項3で記述の音響装置であって、前記第1と、第2の方向で前記スピーカユニットを設置可能にする手段として、前記スピーカユニットに回転手段を備えることで、前記第1の方向へ設定した際は、前記スピーカの音軸を前記音響反射器に近接、対向させ音響反射を作用させ、一方、第2の方向へ設定した際は、前記スピーカの音軸を前記音響反射器から乖離、非対向にして、音響反射を作用させなくすることを可能にすることで、2つの指向特性を簡単に得ることが出来ることを特徴とした音響装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011244405A (ja) * 2010-05-21 2011-12-01 Nec Computertechno Ltd 放音装置
CN108650582A (zh) * 2018-07-26 2018-10-12 广州酷狗计算机科技有限公司 一种音响
US10652651B2 (en) 2017-10-30 2020-05-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Speaker and operation method thereof
JP2020137113A (ja) * 2019-02-19 2020-08-31 緯創資通股▲ふん▼有限公司Wistron Corporation 交換可能な音声ガイドアセンブリを備えたスピーカ

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