JP2016146557A - スピーカ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】設置スペースやコスト負担の増加を招くことなく、用途に応じて高音質を実現することが可能なスピーカ装置を提供する。【解決手段】スピーカ装置2は、スピーカユニット3が設けられる直方体形状の筐体4を備える。筐体4は、スピーカユニット3が配置される第1面4Aと、第1面4Aと一辺4Cが接する第2面4Bとを有する。第1面4A及び第2面4Bには、取り付け孔15,16を備える。取り付け孔15,16は、筐体4を支持する脚部17が着脱自在に取り付けられる。第1面4Aの取り付け孔15は、フロントグリル20と、脚部17とを選択的に取り付け可能である。スピーカ装置2は、第1面4Aが前面で且つ第2面4Bが底面となる第1の姿勢と、第1面4Aが底面となる第2の姿勢とで使用できる。【選択図】図2
Description
本発明は、脚部を取り付け可能なスピーカ装置に関するものである。
従来、高音質な音響を再生するために、さまざまな種類のスピーカ装置が製造及び販売されている。その1つとしてサブウーハが知られている。サブウーハは、メインスピーカ装置(フロントスピーカなどとも呼ばれる)と組み合わせて用いられるスピーカ装置であり、主として、メインスピーカ装置だけでは不足する低音域を補うために用いられる。サブウーハは、主として音楽再生に適したオーディオ用のスピーカシステムに使用される他、映画などの映像付きの音声の再生に適したホームシアター用のスピーカシステムにも使用される。
こうしたユーザの用途に対応するために、サブウーハとしては、スピーカユニットが配置されるバッフル面を筐体の前面とするタイプ(特許文献1〜3)と、バッフル面を筐体の底面とするタイプ(特許文献4、5)とが知られている。一般に、バッフル面を筐体の前面とする前面タイプのサブウーハは、音に指向性が求められるオーディオ用途に適しており、バッフル面を筐体の底面とする底面タイプは、指向性よりも、より重低音の再生を重視するホームシアター用途に適している。底面タイプでは、サブウーハを設置する設置面となる床と、バッフル面とが対向するため、床の反響が大きくなりより重低音を出しやすいためである。
このようにサブウーハには用途に応じた適性があるため、用途に応じて各サブウーハが使い分けられるのが理想的である。
しかしながら、一般的なユーザにとっては、複数種類のサブウーハを購入し、用途に応じて両者を使い分けることは、増加する設置スペースを確保しにくいという問題や、コスト負担が増加するという問題があり、障害が大きい。その一方で、できるだけ高音質を追求したいというユーザの要望も少なからずあり、メーカーに対しては、そうしたユーザの要望をかなえる商品開発への期待も大きい。
本発明は、設置スペースやコスト負担の増加を招くことなく、用途に応じて高音質を実現することが可能なスピーカ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のスピーカ装置は、筐体と、取り付け部とを備える。筐体は、スピーカユニットが配置される第1面と、第1面と一辺が接する第2面とを有する。取り付け部は、第1面と第2面の両方に設けられ、筐体を支持する脚部を着脱自在に取り付け可能となっている。
第1面が前面で、且つ第2面が底面となる第1の姿勢と、第1面が底面となる第2の姿勢とで使用可能であることが好ましい。
スピーカユニットとして低音用スピーカユニットのみを用いたサブウーハであることが好ましい。
第2面は、電気信号や駆動電力を入力するための入力端子又は操作部の少なくとも一方が配置される端子配置面であることが好ましい。
第1面には、作動状況を表すパイロットランプが設けられていることが好ましい。また、パイロットランプは、第1面において、スピーカユニットの周囲であって、第2面と接する一辺よりも、対向する対辺に近い位置に配置されていることが好ましい。
取り付け部は、取り付け孔又は取り付け凸部であることが好ましい。第1面及び第2面の各取り付け部のうち、少なくとも第1面の取り付け部は、スピーカユニットを保護するフロントグリルと、脚部とを選択的に取り付け可能であることが好ましい。
第2面の取り付け部も、スピーカユニットを保護するフロントグリルと、脚部とを選択的に取り付け可能であることが好ましい。
取り付け孔は、内周面に雌ネジが形成されたネジ孔であり、脚部と一体に設けられた取り付けネジと螺合することが好ましい。
ネジ孔には、一方の端部に、ネジ孔と螺合する雄ネジ部を有し、他方の端部に、フロントグリルと嵌合する嵌合ピンが形成されたピン部材を取り付けることが可能であり、フロントグリルは、ピン部材を介して筐体に取り付けられることが好ましい。
本発明によれば、スピーカユニットを床に対向させる姿勢と対向しない姿勢の2つの設置姿勢の使い分けができるので、設置スペースやコスト負担の増加を招くことなく、用途に応じて高音質を実現することができる。
[第1実施形態]
図1及び図2に示すように、スピーカ装置2は、スピーカユニット3が取り付けられた略直方体形状の筐体4を備える。このスピーカ装置2は、スピーカユニット3として低音用スピーカユニットのみを用いたサブウーハである。サブウーハは、例えば、高音域から低音域までの全域をカバーするメインスピーカ装置(フロントスピーカとも呼ばれる)と組み合わせて使用される。メインスピーカ装置は、一般に、高音域までの広い音域をカバーするため、低音域は不足しがちである。サブウーハは、主として、メインスピーカ装置だけでは不足する低音域を補うために使用される。ここで、低音には、通常の低音と呼ばれる20ヘルツ〜30ヘルツの音域よりも周波数が低く、振動として体感される音域の重低音も含まれる。また、スピーカ装置2は、増幅回路(図示せず)を内蔵するアクティブ型のサブウーハである。
図1及び図2に示すように、スピーカ装置2は、スピーカユニット3が取り付けられた略直方体形状の筐体4を備える。このスピーカ装置2は、スピーカユニット3として低音用スピーカユニットのみを用いたサブウーハである。サブウーハは、例えば、高音域から低音域までの全域をカバーするメインスピーカ装置(フロントスピーカとも呼ばれる)と組み合わせて使用される。メインスピーカ装置は、一般に、高音域までの広い音域をカバーするため、低音域は不足しがちである。サブウーハは、主として、メインスピーカ装置だけでは不足する低音域を補うために使用される。ここで、低音には、通常の低音と呼ばれる20ヘルツ〜30ヘルツの音域よりも周波数が低く、振動として体感される音域の重低音も含まれる。また、スピーカ装置2は、増幅回路(図示せず)を内蔵するアクティブ型のサブウーハである。
筐体4は、スピーカユニット3が配置されるバッフル面である第1面4Aと、第1面4Aと一辺4Cが接する第2面4Bとを有する。第2面4Bは、入力端子6、7などが配置される端子配置面となっている。筐体4は直方体形状であるため、第1面4Aと、第2面4Bとは互いに直交する。なお、第1面4A、及び第2面4Bを除く、筐体4の各面は、凹凸が無い平坦面となっている。
第1面4Aは、円形状のスピーカユニット3が中央に配され、スピーカユニット3の周囲にパイロットランプ5が設けられている。パイロットランプ5は、第1面4Aにおいて、第2面4Bと接する一辺4Cよりも、対向する対辺4Dに近い位置に配置されている。パイロットランプ5は、スピーカ装置2の作動状況、例えば電源のオン/オフ状態を表すものであり、例えばLEDランプが用いられる。
第2面4Bには、入力端子6、7と、操作部8、9と、電源スイッチ10とが設けられている。入力端子6は、駆動電力を入力するための電源用端子であり、電源ケーブル11のコネクタ12が接続される。入力端子7は、電気信号である音声信号を入力するための信号用端子であり、信号ケーブル13のコネクタ14が接続される。入力端子7は、例えば、左右の音声信号をそれぞれ入力可能な2つの端子からなるステレオタイプの入力端子である。なお、一方の端子をモノラル用の端子として使用することも可能である。入力端子6、7は、コネクタ挿入方向が第2面4Bに対して直交する方向に形成されており、コネクタ12、14は、第2面4Bに対して直交する方向から挿入することにより入力端子6、7と係合する。
信号ケーブル13は、コネクタ14とは反対の一端が、ステレオアンプ(図示せず)に接続される。ステレオアンプには、例えば、記録メディアに記録された音源を再生する再生機器(図示せず)が接続され、再生機器から出力された音声信号が、ステレオアンプ及び信号ケーブル13を介してスピーカ装置2に入力される。電源ケーブル11はコネクタ12とは反対の一端が商用電源に接続され、商用電源から供給された駆動電力がスピーカ装置2に入力される。
操作部8は、音量調節用の操作つまみであり、回転操作により、スピーカユニット3が発する音量が調節される。操作部9は、周波数調節用の操作つまみであり、回転操作により、スピーカユニット3が発する音の周波数帯域が調節される。周波数帯域の調節は、例えば、入力される音声信号の周波数帯域のうち高音側の出力をカットするためのカットオフ周波数を設定したり、組み合わせて使用するメインスピーカ装置がカバーする周波数帯域の下限に合わせて、低音域を担うスピーカユニット3の周波数帯域の上限を設定するなど、ユーザの好みに応じて行われる。
筐体4は、第1面4A及び第2面4Bの両方にそれぞれ取り付け孔15,16を備える。取り付け孔15、16は、それぞれ、第1面4A及び第2面4Bの各面の4隅付近に設けられる。取り付け孔15、16は、筐体4を支持する脚部17を着脱自在に取り付けるための取り付け部である。図3に示すように、取り付け孔15,16は、内周面に雌ネジが形成されたネジ孔である。脚部17は、柱状体(本例では円柱状)であり、その一端には、取り付けネジ18が一体に設けられている。取り付けネジ18は外周面に雄ネジが形成されており、取り付け孔15,16と螺合する。これにより、脚部17を取り付け孔15、16に確実に取り付けることができる。スピーカ装置2は、重低音を発するため振動が大きいため、筐体4と脚部17はネジ止めによってしっかりと固定する必要がある。
第1面4Aの取り付け孔15は、スピーカユニット3を保護するフロントグリル20と、脚部17とを選択的に取り付け可能である。フロントグリル20は、スピーカユニット3を覆うことにより、スピーカユニット3のコーンを損傷から保護する。また、スピーカユニット3に付着する塵や埃を低減する役割もある。図4に示すように、フロントグリル20は、枠体21と、この枠体21の表面を覆い、一体に取り付けられた保護用のネット22とを有する。ネット22には、例えば、繊維素材で編まれたサランネットが使用される。もちろん、ネット22として、金属を素材とするメッシュ状の金属ネットを使用してもよい。
フロントグリル20は、ピン部材23を介して筐体4に取り付けられる。ピン部材23は、一方の端部に位置する雄ネジ部23aと、他方の端部に位置する嵌合ピン23bと、雄ネジ部23aと嵌合ピン23bとの間を繋ぐスペーサ部23cとを有する。雄ネジ部23aは、外周面に脚部17の取り付けネジ18と同じ雄ネジが形成されており、取り付け孔15と螺合する。嵌合ピン23bは、枠体21の裏面側、4隅付近に設けられた嵌合穴21aと嵌合する。
スピーカ装置2は、図1及び図5Aに示す第1の姿勢と、図6及び図5Bに示す第2の姿勢とで使用可能である。第1の姿勢は、スピーカユニット3が配されるバッフル面となる第1面4Aが前面に、且つ第2面4Bが底面となる姿勢である。図2に示すように、第1の姿勢では、底面となる第2面4Bが、スピーカ装置2が設置される床と対向する。第2面4Bの取り付け孔16には、取り付けネジ18により脚部17が取り付けられる。
第2面4Bには、入力端子6、7及び操作部8、9のように、突起物が複数設けられている。特に入力端子6、7に、コネクタ12、14が接続された場合、突出量が大きくなる。取り付け孔16に脚部17を取り付けることで第2面4Bと、設置する床との間に適切な空間を設けることができるため、突起物が床に当接することがなく、脚部17が筐体4を支持することができる。脚部17の軸方向の長さは、突起物の突出量以上の長さを有する。第2面4Bに脚部17を取り付けることにより、スピーカ装置2は、第1面4Aが前面に、且つ第2面4Bが底面となる第1の姿勢で設置することができる。また、第1の姿勢においては、入力端子6、7などの突起物が配される第2面4Bが底面側に位置することになるため、突起物が目立ちにくくなり、見栄えもよい。また、パイロットランプ5は、スピーカユニット3と同様に第1面4Aに設けられているので、前方から点灯状態を確認しやすい。
さらに、この第1の姿勢では、第1面4Aには、ピン部材23を介してフロントグリル20を取り付けることができる。フロントグリル20が取り付けられている場合でも、ネット22の編み目から光が漏れるため、パイロットランプ5の点灯状態を確認することができる。なお、第1面4Aと、フロントグリル20との間は、ピン部材23のスペーサ部23cの分だけ隙間が設けられるが、隙間が大きいと塵等の進入量が多くなり、スピーカユニット3への塵などの付着量が多くなる。塵等などの進入量を軽減するために、スペーサ部23cの軸方向の長さを短くして、隙間を小さくすることが好ましい。
一方、図6及び図5Bに示すように、第2の姿勢は、第1面4Aが底面となる姿勢である。スピーカ装置2を第2の姿勢で設置する場合には、図7に示すように、第1面4Aの取り付け孔15に取り付けネジ18を螺合させて脚部17を取り付ける。この第2の姿勢の場合、例えば、第2面4Bとは反対側の面4E(図6参照)が前面となるように設置される。第2の姿勢において、面4Eを前面にすれば、第2面4Bが背面となるため、前方からは第2面4Bに設けられた突起物が目立たない。
また、パイロットランプ5は、第1面4Aにおいて、第2面4Bと接する一辺4Cよりも、対辺4Dに近い位置に配置されている。これは、第2の姿勢においても、パイロットランプ5の点灯状態を前方側から確認できるようにするための工夫である。すなわち、第2の姿勢において、面4Eを前面として設置した場合には、図5Bに示すように、底面となる第2面4Bにおいて、パイロットランプ5が、前面となる面4Eに近い位置に配置されることになる。このため、筐体4の前方からパイロットランプ5の点灯状態、具体的には、スピーカ装置2を設置する床に照射されるパイロットランプ5の光から点灯状態を確認することができる。このように、第1面4Aにおけるパイロットランプ5の位置を工夫することで、図5A及び図5Bに示すように、第1の姿勢及び第2の姿勢のいずれにおいても、パイロットランプ5は前面側に位置することになり、筐体4の前方からパイロットランプ5の点灯状態を確認することができる。
このように、スピーカ装置2は、第1の姿勢及び第2の姿勢のいずれかを選択して設置することができる。一般に、バッフル面の第1面4Aが前面となる第1の姿勢は、音の指向性を確保できるため、オーディオ用途に適している。一方、第1面4Aが底面となり、スピーカユニット3を床に対向させる第2の姿勢は、床の反響が大きくなり重低音の迫力が増加するため、ホームシアター用途に適している。
以上のように、スピーカ装置2は、第1面4A及び第2面4Bに取り付け孔15、16を設けたから、取り付け孔15、16に選択的に脚部17を取り付けることで、第1の姿勢と、第2の姿勢のいずれかで設置することが可能である。そのため、ユーザは、第1の姿勢と第2の姿勢を使い分けることで、用途に応じて高音質を実現することが可能となる。また、スピーカ装置2は、用途に応じて複数台のサブウーハを購入する場合と比較して、設置スペースやコスト負担が増加することもない。
さらに、第1の姿勢及び第2の姿勢を使い分けることが可能なスピーカ装置2は、次のような付随的な効果を得ることもできる。例えば、上述したとおり、特許文献4、5に記載のバッフル面を筐体の底面とする底面タイプのサブウーハは振動が大きい。そのため、一戸建ての住宅であれば、隣家への影響が比較的少ないため、問題無く使用できる場合が多いが、マンションなどの集合住宅においては、隣接住戸への配慮から使い難い場合も多いというように、居住環境によっては使えない場合もある。そのため、例えば、ユーザが一戸建てからマンションなどの集合住宅へ引っ越した場合には、それまで使用していたサブウーハが使えなくなってしまうことが起こり得る。こうした場合でも、第1の姿勢と第2の姿勢を使い分けることができるスピーカ装置2ならば、隣家への影響が少ない戸建て住宅においては第2の姿勢で使用して重低音の迫力を楽しみ、隣接住戸への配慮が必要なマンションにおいては、振動が比較的少ない第1の姿勢を選択して使用するというように、居住環境の変化にも対応することができる。
[第2実施形態]
上記第1実施形態では、第2の姿勢においては、フロントグリル20を使用しない例で説明したが、例えば図8、図9A、図9Bに示す第2実施形態のように、第2の姿勢において、フロントグリル20を第2面4Bに取り付け可能な構成にして、第2の姿勢においてもフロントグリル20を使用できるようにしてもよい。第2実施形態では、第1実施形態と同一の部分及び部材については同一の符号を示して説明を省略し、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
上記第1実施形態では、第2の姿勢においては、フロントグリル20を使用しない例で説明したが、例えば図8、図9A、図9Bに示す第2実施形態のように、第2の姿勢において、フロントグリル20を第2面4Bに取り付け可能な構成にして、第2の姿勢においてもフロントグリル20を使用できるようにしてもよい。第2実施形態では、第1実施形態と同一の部分及び部材については同一の符号を示して説明を省略し、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
本実施形態のスピーカ装置30は、第2面4Bに、第1実施形態の入力端子6、8の代わりに入力端子31、32が取り付けられる。入力端子31、32は、コネクタ挿入方向が第2面4Bと平行になっている点で、入力端子6、8と異なる。コネクタ挿入方向を第2面4Bと平行にすることで、第1実施形態と比較して、第2面4Bからのコネクタ12、14及びケーブル11、13の突出量を低減することができる。入力端子31、32は、コネクタ挿入方向以外は、第1実施形態の入力端子6、7と同様にそれぞれ電源供給用の入力端子、及び信号用の入力端子である。
第2面4Bの取り付け孔16も、フロントグリル20と、脚部17とを選択的に取り付け可能である。ピン部材23の雄ネジ部23aは、取り付け孔16と螺合し、嵌合ピン23bは、嵌合穴21aと嵌合する。これにより、フロントグリル20は、第1面4Aと同様に、ピン部材23を介して取り付けることができる。
上述したように、コネクタ挿入方向が第2面4Bと平行な入力端子31、32により、スピーカ装置30は、第2面4Bからのコネクタ12、14等の突出量が抑えられる。そのため、第2面4Bにフロントグリル20を取り付ける場合には、第2面4Bとフロントグリル20との間に、コネクタ12、14及び入力端子31、32を収容するための隙間を確保しなければならないが、突出量を抑えることにより、この隙間を小さくすることができる。なお、操作部8、9、電源スイッチ10については、軸方向の長さを短く形成することで突出量を抑えることができる。また、第2面4Bとフロントグリル20との隙間をさらに小さくするために、フロントグリル20の裏面に、入力端子31、32等の突起物や電源ケーブル11及び信号ケーブル13を収容する溝を設けてもよい。
図9Aに示すように、スピーカ装置30を、第1面4Aが前面に、且つ第2面4Bが底面となる第1の姿勢で設置する場合は、第1実施形態と同様に、第2面4Bに脚部17が取り付けられ、第1面4Aには、ピン部材23を介してフロントグリル20が取り付けられる。
図9Bに示すように、スピーカ装置30を、第1面4Aを床面とする第2の姿勢で設置する場合には、第1面4Aに脚部17を取り付け、第2面4Bには、ピン部材23を介してフロントグリル20を取り付ける。第2面4Bにフロントグリル20を取り付けた状態では、第2の姿勢において、スピーカ装置30を、第1実施形態と同様に、第2面4Bを背面にして設置することもできるし、第2面4Bを前面にして設置することも可能である。フロントグリル20が、入力端子31、32や、そこから引き出される電源ケーブル11及び信号ケーブル13を覆って、第2面4Bの目隠しとして機能するからである。
また、第2実施形態のスピーカ装置30においても、パイロットランプ5は、上記第1実施形態と同様に、第1面4Aにおいて、第2面4Bと接する一辺4Cよりも、対向する対辺4Dに近い位置に配置されている。しかし、これに限らず、一辺4Cに近い位置に配置してもよく、一辺4Cの近くと、対辺4Dの近くの両方に設けてもよい。これにより、第2の姿勢において第2面4Bを前面に設置した場合でも、パイロットランプ5は前面側に位置することになり、筐体4の前方からパイロットランプ5の点灯状態を確認しやすい。
[第3実施形態]
図10、図11、図12A、図12Bに示す第3実施形態のスピーカ装置40のように、ワイヤレス化、すなわち駆動電力の供給に非接触電力伝送を採用して、電源ケーブル11を使用しない給電を可能とし、且つ電気信号の入力方式として無線方式を採用することにより、信号ケーブル13を使用しない音声信号の受信を可能としてもよい。この場合には、第2面4Bから、電源ケーブル11や信号ケーブル13を接続する入力端子を無くすことができる。これにより、第2面4Bの見栄えをよくすることができる。
図10、図11、図12A、図12Bに示す第3実施形態のスピーカ装置40のように、ワイヤレス化、すなわち駆動電力の供給に非接触電力伝送を採用して、電源ケーブル11を使用しない給電を可能とし、且つ電気信号の入力方式として無線方式を採用することにより、信号ケーブル13を使用しない音声信号の受信を可能としてもよい。この場合には、第2面4Bから、電源ケーブル11や信号ケーブル13を接続する入力端子を無くすことができる。これにより、第2面4Bの見栄えをよくすることができる。
本実施形態のスピーカ装置40は、増幅回路41と、信号入力回路42と、無線I/F(InterFace)43と、電源回路44と、受電部45とを備える。増幅回路41、信号入力回路42、無線I/F43、電源回路44、受電部45は、筐体4に収容される。
無線I/F43は、再生機器48が接続されたステレオアンプ46から無線で送られる音声信号(電気信号)を受信する。信号入力回路42は、無線I/F43が受信した音声信号を増幅回路41に入力する。増幅回路41は、音声信号を増幅してスピーカユニット3に出力する。
受電部45は、例えば受電コイルから構成される。受電部45と給電装置47に設けられる送電コイルは対向して配置される。給電装置47に設けられた送電コイルに電流が流されると、磁束を媒介とする電磁誘導により、送電コイルから受電コイルに対して起電力が誘起されて、受電部45に電力が伝送される。受電部45に給電された電力は、電源回路44に出力される。電源回路44は、増幅回路41などスピーカ装置2の各部に駆動電力を出力する。
スピーカ装置40をワイヤレス化することにより、図11に示すように、第2面4Bには、操作部8、9及び電源スイッチ10を除いて、入力端子、及び入力端子に接続されるコネクタ、ケーブル等の突起物が無くなる。突起物は操作部8、9及び電源スイッチ10だけなので、第2面4Bからの突出量を抑えやすい。そのため、第2の姿勢において、フロントグリル20を第2面4Bに取り付ける場合でも、第2実施形態のスピーカ装置30と比較して、第2面4Bとフロントグリル20との隙間をより小さくすることができる。
図12Aに示すように、スピーカ装置40を、第1面4Aが前面になる第1の姿勢で設置する場合には、第1及び第2実施形態と同様に、第2面4Bに脚部17を取り付け、第1面4Aには、ピン部材23を介してフロントグリル20を取り付ける。
図12Bに示すように、スピーカ装置40を、第1面4Aが底面となる第2の姿勢で設置する場合には、第2実施形態と同様に、第1面4Aに脚部17を取り付け、第2面4Bには、ピン部材23を介してフロントグリル20を取り付ける。スピーカ装置40は、第2の姿勢においては、第2実施形態と同様に、フロントグリル20が取り付けられる第2面4Bを前面としてもよいし、背面としてもよい。第2実施形態のスピーカ装置30と異なり、スピーカ装置40の第2面4Bには、操作部8、9及び電源スイッチ10だけが設けられており、入力端子、及び入力端子に接続されるコネクタ、ケーブル類も無い。そのため、第2面4Bを前面とした場合でも、床に配設されるケーブル類が目立つこともないため、スピーカ装置40は、第2実施形態のスピーカ装置30と比べて、見栄えをよくすることができる。
また、パイロットランプ5は、上記第1及び2実施形態と同様に、第1面4Aにおいて、第2面4Bと接する一辺4Cよりも、対向する対辺4Dに近い位置に配置されているが、これに限らず、第2実施形態において言及したとおり、第2面と接する一辺4Cに近い位置に配置してもよく、一辺4Cの近くと、対辺4Dの近くの両方に設けてもよい。
なお、上記第3実施形態では、受電部45で電力を受電する非接触電力伝送の方式の一例として電磁誘導方式を上げているが、非接触電力伝送としてはこれに限らず、送電コイルに高周波電力を入力し、送電コイルと受電コイルとの間の磁界共鳴現象により電力を伝送する磁界共鳴方式、対向する1対の平板電極間の容量結合により電力を伝送する容量結合方式(電界結合方式とも呼ばれる)、1対のアンテナ間で電波を送受信して電力を取り出す電波方式などを適用してもよい。
また、上記第3実施形態では、操作部8、9及び電源スイッチ10が第2面4Bに設けられているが、リモコン操作により操作信号を受信できるようにすれば、操作部8、9などを無くすことも可能である。これにより、第2面4Bを凹凸の無い平坦面にすることができるため、より見栄えをよくすることができる。
なお、上記各実施形態では、端子配置面である第2面4Bに、入力端子に加えて、操作部8、9及び電源スイッチ10を設けているが、第2面4Bには入力端子のみを設けて、操作部8、9及び電源スイッチ10については、筐体4の他の面に設けてもよい。例えば、第1の姿勢や第2の姿勢において、筐体4の側面となる面に操作部を設けてもよい。この場合、第1の姿勢や第2の姿勢のいずれにおいても、操作部が目立つ位置に設けられる。そのため、外観の見栄えは犠牲になるが、第1の姿勢や第2の姿勢のいずれにおいても、前方側からの良好な操作性を確保することができる。
また、上記各実施形態では、取り付け部として、第1面4A及び第2面4Bに取り付け孔15、16を設けているが、これに限らず、第1面4A及び第2面4Bから突出する取り付け凸部を設けて、この取り付け凸部に脚部17又はフロントグリル20を着脱自在に取り付けるようにしてもよい。また、上記各実施形態では、ピン部材23の嵌合ピン23bとフロントグリル20の嵌合穴21aとを嵌合させてフロントグリル20を取り付けているが、これに限らず、ピン部材23またはフロントグリル20の一方に磁石を、他方に磁性体を設けて、磁力によりフロントグリル20を取り付けるようにしてもよい。また、フロントグリル20に取り付け孔15、16に嵌入する突出ピンを設けて、フロントグリル20を、ピン部材23を介さずに、第1面4A又は第2面4Bに直接取り付けるようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、バッフル面となる第1面4A及び端子配置面となる第2面4Bのみに取り付け孔15、16を設けているが、これに限らず、単なる平坦面である、筐体4の他の面についてもフロントグリル20または脚部17を取り付け可能とする取り付け部を設けてもよい。この場合、フロントグリル20は、スピーカユニット3の保護機能や、端子配置面の目隠しとして機能するのではなく、単なる化粧板として使用される。
また、上記各実施形態では、第1面4Aと、第2面4Bとが直交する直方体形状の筐体4を一例として上げているが、筐体4の形状としては、これに限らず、第1面4Aと、第2面4Bとが一辺4Cで接する形状であればよく、例えば図13に示すスピーカ装置50のように、一辺4Cで接する第1面4Aと第2面4Bとが斜交し、側面から見た形状が台形または三角形でもよい。あるいは、一辺4Cで接する第1面4Aと第2面4Bとが斜交し、一辺4Cと対向する対辺4D、4Fを曲面で繋いだ形状でもよい。
上記各実施形態では、スピーカユニット3として低音用スピーカユニットのみを用いたサブウーハを一例として上げているが、これに限らず、例えば、中音用スピーカユニットなどの他の音域のスピーカユニットを用いたスピーカ装置に適用してもよいし、異なる音域の複数のスピーカユニットを組み合わせたスピーカ装置に適用してもよい。もちろん、バッフル面を底面とする第2の姿勢は、床を反響させることにより迫力ある重低音を生み出す効果があるため、低音用スピーカユニットのみを用いたサブウーハにおいて最も有用性がある。そのため、本発明のスピーカ装置はサブウーハに適用することが最も好ましい。また、増幅回路を内蔵しないパッシブ型のスピーカ装置に適用することも可能である。その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更を加えてもよいことはもちろんである。
2、30、40、50 スピーカ装置
3 スピーカユニット
4 筐体
4A 第1面
4B 第2面
15、16 取り付け孔
17 脚部
18 取り付けネジ
20 フロントグリル
23 ピン部材
3 スピーカユニット
4 筐体
4A 第1面
4B 第2面
15、16 取り付け孔
17 脚部
18 取り付けネジ
20 フロントグリル
23 ピン部材
Claims (11)
- スピーカユニットが配置される第1面と、前記第1面と一辺が接する第2面とを有する筐体と、
前記第1面と第2面の両方に設けられ、前記筐体を支持する脚部を着脱自在に取り付け可能な取り付け部とを備えることを特徴とするスピーカ装置。 - 前記第1面が前面で、且つ前記第2面が底面となる第1の姿勢と、
前記第1面が底面となる第2の姿勢とで使用可能であることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。 - 前記スピーカユニットとして低音用スピーカユニットのみを用いたサブウーハであることを特徴とする請求項1または2に記載のスピーカ装置。
- 前記第2面は、電気信号や駆動電力を入力するための入力端子又は操作部の少なくとも一方が配置される端子配置面であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のスピーカ装置。
- 前記第1面には、作動状況を表すパイロットランプが設けられていることを特徴とする請求項4に記載のスピーカ装置。
- 前記パイロットランプは、前記第1面において、前記スピーカユニットの周囲であって、前記第2面と接する前記一辺よりも、対向する対辺に近い位置に配置されていることを特徴とする請求項5に記載のスピーカ装置。
- 前記取り付け部は、取り付け孔又は取り付け凸部であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のスピーカ装置。
- 前記第1面及び第2面の各前記取り付け部のうち、少なくとも前記第1面の前記取り付け部は、前記スピーカユニットを保護するフロントグリルと、前記脚部とを選択的に取り付け可能であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のスピーカ装置。
- 前記第2面の前記取り付け部も、前記スピーカユニットを保護するフロントグリルと、前記脚部とを選択的に取り付け可能であることを特徴とする請求項8に記載のスピーカ装置。
- 前記取り付け孔は、内周面に雌ネジが形成されたネジ孔であり、前記脚部と一体に設けられた取り付けネジと螺合することを特徴とする請求項9に記載のスピーカ装置。
- 前記ネジ孔には、一方の端部に、前記ネジ孔と螺合する雄ネジ部を有し、他方の端部に、前記フロントグリルと嵌合する嵌合ピンが形成されたピン部材を取り付けることが可能であり、
前記フロントグリルは、前記ピン部材を介して前記筐体に取り付けられることを特徴とする請求項10に記載のスピーカ装置。
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-
2015
- 2015-02-06 JP JP2015022528A patent/JP2016146557A/ja active Pending
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