JP4744201B2 - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4744201B2 JP4744201B2 JP2005181749A JP2005181749A JP4744201B2 JP 4744201 B2 JP4744201 B2 JP 4744201B2 JP 2005181749 A JP2005181749 A JP 2005181749A JP 2005181749 A JP2005181749 A JP 2005181749A JP 4744201 B2 JP4744201 B2 JP 4744201B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- way valve
- cooling water
- electric
- heat exchanger
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/27—Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
- Y02A30/274—Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies using waste energy, e.g. from internal combustion engine
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
一方、ワックス三方弁は、冷却水の温度が固定的な弁切替温度(例えば70℃)に達するまで弁が切り替わらないため、エンジンが起動してから弁切替温度に達するまでの間に冷媒の低温温度が低下してしまった際に、プレート熱交換器が冷媒で十分冷却された後でいきなり70℃以上の冷却水(熱水)が流れ、ヒートショックによるプレート熱交換器の耐久性の低下等を招くおそれがある。この種のヒートショック等を、制御装置の空きポートに接続した電動弁を使って回避できれば便利である。
さらに、上記構成において、前記制御装置は、電動三方弁に対する制御の切替指示を入力する入力部を備えることが好ましい。
図1は、本実施形態に係るガスヒートポンプ式空気調和装置(以下、空気調和装置)10の構成を示す図である。
この空気調和装置10は、室内ユニット11と室外ユニット12とを有し、室内ユニット11の室内冷媒配管13と、室外ユニット12の室外冷媒配管20とが連結されて構成されている。室内ユニット11は、被調和室に設置され、室内冷媒配管13には、室内熱交換器14と室内膨張弁15とが設けられ、また、室内ユニット11内には、室内熱交換器14に向けて被調和室内の空気を送風する室内ファン16が配置されている。
この三方弁41の2つの出口の一方には、冷却水ポンプ43と排ガス熱交換器44とが配管接続され、この排ガス熱交換器44の他端は、冷却水通路42の入口に配管接続されている。すなわち、この三方弁41、冷却水ポンプ43及び排ガス熱交換器44をつなぐ配管経路によって、ガスエンジン30を通過した冷却水をガスエンジン30に戻す第1経路(図中符号αで示す経路)が形成されている。ここで、排ガス熱交換器44は、ガスエンジン30の排気ガスと冷却水との間で熱交換させる熱交換器である。
図4は、エンジン運転時における温水取出三方弁41B2の制御の一例を示すフローチャートである。以下の説明において、温水取出三方弁41B及び電動クーラ三方弁41Aの最大弁開度が2000stepの場合を例に説明する。
エンジン運転時、制御装置50は、制御間隔(2秒)毎に(ステップS1)、外気温センサ52が測定する外気温度を取得し(ステップS2)、外気温度が設定温度(例えば20℃)未満であって、かつ、冷却水電動三方弁45の弁開度が1000step超であれば(ステップS3)、温水取出三方弁41Bの弁開度調整値δを−100stepに設定し(ステップS4)、温水取出三方弁41Bのスキップ制御を行う(ステップS5)。ここで、スキップ制御は、温水取出三方弁41Bの弁開度が閾値以上或いは閾値以下になった時に弁開度をジャンプさせる制御である。
制御装置50は、図5に示すように、エンジン停止時は電動クーラ三方弁41Aの弁開度を1000stepに制御し、エンジン起動時は、冷却水温度センサ51が測定する冷却水温度に比例する弁開度、つまり、冷却水温度が高い程、システム側(ラジエータ47側)に供給する冷却水を多くする弁開度に制御するのが前提である。つまり、仕様Bでは、ワックス弁41Cを用いるため、エンジン起動時はシステム側(ラジエータ47側)に冷却水が流れない構成であるのに対し、仕様Aではエンジン起動時からシステム側(ラジエータ47側)に冷却水が流れるように電動クーラ三方弁41Aが制御される。
一方、制御装置50は、冷却水温度が所定温度(例えば82℃)未満の場合、エンジン起動時(完爆)から所定時間(例えば5分)が経過している場合(ステップS15)、弁開度の制御周期(例えば4秒)のタイミングで(ステップS16)、冷却水温度に基づき弁開度調整値δを設定する(ステップS17)。この場合、制御装置50は、図6に示すように、冷却水温度が高い程、システム側(ラジエータ47側)に供給する冷却水を多くするように弁開度を設定する。
このため、図7に示すように、仕様Bの場合(ワックス弁のとき)には、圧縮機出口の冷媒温度が低い状態(図示の例では−20℃)のときに高温の冷却水(70℃)が冷媒加熱用熱交換器(サブエバ)46に流れる場合があり、その大きい温度差TW(約90℃)によるヒートショックによって冷媒加熱用熱交換器46の耐久性の低下が生じるおそれがあるのに対し、仕様Aの場合(電動クーラ三方弁のとき)には、圧縮機出口の冷媒温度が比較的高い状態(図示の例では約10℃)で冷却水(70℃)が冷媒加熱用熱交換器(サブエバ)46が流れるので、温度差TC(約60℃)が小さく、ヒートショックによる冷媒加熱用熱交換器46の耐久性の低下を回避することができる。
制御装置50は、位置だし制御周期(例えば24時間)をカウントする位置だし遅延タイマ(減算タイマ)を備え、図7に示すように、この遅延タイマのカウント値が0でなければ遅延タイマのカウントを開始させると共に(ステップS21、ステップS22)、ガスエンジン30の運転が停止されているか否かを判定する(ステップS23)。
これによって、電動クーラ三方弁41Aの実際の弁開度と、制御装置50が把握する弁開度との間にずれが生じていたとしても、このずれが解消され、また、電動クーラ三方弁41Aを一端全開にするため、ゴミ等の噛み込みが生じていたとしても、この噛み込みを解消することができ、電動クーラ三方弁41Aの異常を解消することができる。
なお、この位置だし制御は、上記制御に代えて、電動クーラ三方弁41Aの開度を一端全開となる2000stepとし、その後、通常制御範囲の上限値となる1950stepに設定した後になりゆき制御に復帰する簡易位置だし制御を適用してもよい。
しかも、電動クーラ三方弁41Aを接続した場合は、エンジン起動時からシステム側(ラジエータ47側)に冷却水を流すように電動クーラ三方弁41Aを制御するので、ワックス弁41Cを用いる場合に比して、ヒートショックによる冷媒加熱用熱交換器46の耐久性の低下を回避することができる。
また、上記実施形態では、制御装置50が、表示・操作部57及び通信部59を備える場合について説明したが、いずれか一方でもよい。また、制御装置50が、電動クーラ三方弁41Aと温水取出三方弁41Bとの間で制御を切替可能に構成された場合を説明したが、これ以外の電動弁間で制御を切替可能に構成してもよい。また、上記機能を、従来の機種のソフトウェア(制御プログラム)を変更することによって従来機種で実現することも可能である。
11 室内ユニット
12 室外ユニット
21 圧縮機
30 ガスエンジン
40 冷却水回路
41 三方弁
41A 電動クーラ三方弁
41B 温水取出三方弁
41C ワックス弁
44 排ガス熱交換器
45 冷却水電動三方弁
46 冷媒加熱用熱交換器
47 ラジエータ
50 制御装置
Claims (3)
- 冷媒回路内の圧縮機を駆動するエンジンと、このエンジンに冷却水を循環させる冷却水回路とを備える空気調和装置において、
前記冷媒回路内の低圧冷媒と前記冷却水との間で熱交換させる冷媒加熱用熱交換器と、エンジン起動時から冷却水の温度が所定温度を超えるまでは冷却水を前記冷媒加熱用熱交換器を経由させずに前記エンジンに流し、所定温度を超えると前記冷媒加熱用熱交換器側に流すワックス三方弁使用時に使用される電動三方弁と、前記ワックス三方弁の代替となる電動クーラ三方弁とが排他的に接続される接続部を備え、この接続部に接続された電動三方弁に応じて、電動三方弁に対する制御を切替可能な制御装置を備え、
前記電動三方弁が接続される場合、前記冷却水と温水供給系の水との間で熱交換させる温水熱交換器が配置されると共に、前記電動三方弁は、前記ワックス三方弁から前記冷媒加熱用熱交換器側に流れた冷却水を、前記冷媒加熱用熱交換器と前記温水熱交換器とに振り分ける温水取出三方弁として配置され、前記制御装置は、前記電動三方弁の開度を、前記温水供給系の水の温度が温水目標温度に対応する温度より低ければ前記温水熱交換機に流す流量を増やす開度に制御し、
前記電動クーラ三方弁が接続される場合、前記制御装置は、前記電動クーラ三方弁の開度を、エンジン起動時から前記冷却水を前記冷媒加熱用熱交換器に流す開度に制御することを特徴とする空気調和装置。 - 前記制御装置は、前記電動クーラ三方弁が接続される場合、前記冷却水の温度が予め定めた条件を満足しない際に、前記電動クーラ三方弁を全開にする制御を含む位置だし制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
- 前記制御装置は、前記電動三方弁に対する制御の切替指示を入力する入力部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005181749A JP4744201B2 (ja) | 2005-06-22 | 2005-06-22 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005181749A JP4744201B2 (ja) | 2005-06-22 | 2005-06-22 | 空気調和装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007003048A JP2007003048A (ja) | 2007-01-11 |
JP4744201B2 true JP4744201B2 (ja) | 2011-08-10 |
Family
ID=37688853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005181749A Expired - Fee Related JP4744201B2 (ja) | 2005-06-22 | 2005-06-22 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4744201B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5618945B2 (ja) * | 2011-08-22 | 2014-11-05 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 内燃機関の冷却制御装置 |
JP6394580B2 (ja) * | 2015-12-11 | 2018-09-26 | 株式会社デンソー | 車両の制御装置 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3239494B2 (ja) * | 1992-12-22 | 2001-12-17 | 株式会社日立製作所 | 冷凍装置 |
JPH0719172A (ja) * | 1993-06-30 | 1995-01-20 | Kawamoto Seisakusho:Kk | 自動給水装置 |
JP2002115665A (ja) * | 2000-10-03 | 2002-04-19 | Daikin Ind Ltd | 制御基板 |
JP2002213799A (ja) * | 2001-01-22 | 2002-07-31 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和装置 |
JP4097405B2 (ja) * | 2001-01-30 | 2008-06-11 | 三洋電機株式会社 | エンジン冷却方法及び装置並びに冷凍装置 |
JP2002286149A (ja) * | 2001-03-22 | 2002-10-03 | Aisin Seiki Co Ltd | バルブ制御方法 |
JP2003035467A (ja) * | 2001-07-24 | 2003-02-07 | Sanyo Electric Co Ltd | エンジン冷却装置 |
JP2004036966A (ja) * | 2002-07-02 | 2004-02-05 | Sanyo Electric Co Ltd | 給湯暖房ユニットを備えたエンジン駆動ヒートポンプ式空気調和装置及びその運転制御方法 |
JP2004211674A (ja) * | 2003-01-09 | 2004-07-29 | Sanyo Electric Co Ltd | ガスエンジン駆動装置 |
JP2006125768A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ガスヒートポンプ式空気調和装置の制御方法およびガスヒートポンプ式空気調和装置 |
-
2005
- 2005-06-22 JP JP2005181749A patent/JP4744201B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007003048A (ja) | 2007-01-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR0150812B1 (ko) | 외부공기 온도를 추정하는 기능을 갖는 공기조화기 | |
JP5657110B2 (ja) | 温度調節システム及び空気調和システム | |
JP5481937B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP2011202833A (ja) | 空気調和機 | |
JP2018066518A (ja) | 冷房機能付きヒートポンプ給湯機 | |
JP6976878B2 (ja) | ヒートポンプ空調システム | |
JP6141089B2 (ja) | 冷温水供給システム及び空気調和装置 | |
EP1813888A2 (en) | Heat pump type air conditioner | |
GB2273763A (en) | Air conditioning apparatus having a supercooling unit provided between an outdoor unit and a plurality of indoor units | |
JP4535933B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP4744201B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP2008039388A (ja) | マルチ式空気調和機 | |
JP5455338B2 (ja) | 冷却塔及び熱源機システム | |
KR20150009201A (ko) | 히트펌프 시스템 및 그 제어방법 | |
US20100043465A1 (en) | Heat pump system and method of controlling the same | |
JP4105413B2 (ja) | マルチ式空気調和機 | |
JP5701084B2 (ja) | 加温システム | |
JP7082756B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP3583792B2 (ja) | 給湯・冷暖房システム | |
JP2020128858A (ja) | 空気調和機 | |
JP2002228294A (ja) | エンジン冷却方法及び装置並びに冷凍装置 | |
JP2005241039A (ja) | 蓄熱式空気調和機 | |
JP7398617B2 (ja) | 空気調和機 | |
JPH09138024A (ja) | 空気調和機 | |
JP2007327720A (ja) | ヒートポンプの冷凍回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080522 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100831 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100928 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101124 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20101124 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110412 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110510 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |