JP4743753B2 - プラグイン端子装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ネジ式ブレーカをプラグイン式ブレーカに変換するアダプタ又はプラグイン式ブレーカに設けた、相切替ができるプラグイン端子金具を備えたプラグイン端子装置に関するものである。
従来の相切替ができるプラグイン端子金具を備えたプラグイン端子装置としては、例えば、本出願人が先に提案した特開2002−199514(特許文献1)にあるように、端子金具を着脱自在にして位置変更可能に取り付けたり、回動自在に上下方向位置を変更できるものや、特開2003−7189(特許文献2)のように、移動可能な端子金具をカバーを開くことにより位置変更できるものとして、端子金具が定位置に納まる状態でカバーを閉じることができるものがある。
しかしながら、これら従来のプラグイン端子装置は、上下に段積みした主幹バーに横方向からプラグイン端子装置をスライドさせてクリップ状の端子金具を挟持して接続し、また、取り外す場合にはプラグイン端子装置を逆方向にスライドさせて端子金具の主幹バーへの挟持下に引き抜いて解除するものである。そのため、接続時には端子金具を取付箇所方向に押圧するので問題がないが、解除には主幹バーを挟持している端子金具を引き抜くため、端子金具の取付箇所に強い引っ張り荷重がかかり、取付箇所を回動自在としていることから強固な固定がなされておらず、取付箇所が破損する虞がある。
特開2002−199514公報 特開2003−7189公報
本発明は前記のような問題点を解決して、クリップ状の端子金具を主幹バーから引き抜く際に端子金具の取付箇所が破損する虞れの無い相切替ができるプラグイン端子金具を備えたプラグイン端子装置を提供することである。
本発明のプラグイン端子装置は、ネジ式ブレーカをプラグイン式ブレーカに変換するアダプタ又はプラグイン式ブレーカを設けた分電盤の盤面に対して垂直方向に段積みした主幹バーに、該盤面に対して水平方向から接続するプラグイン端子装置において、該プラグイン端子装置は2個のプラグイン端子金具の少なくとも一方を回転式のプラグイン端子取付部材に取り付けて上下方向の相切替えできるものとしたうえ、前面板と両側板部と中央隔壁板部に前記各主幹バーが介入してプラグイン端子金具が臨む切込み横孔を上下に3個設けたカバーを、前記上下方向の相切替えできるプラグイン端子金具が相切替え位置にある時に閉じることのできるものとして、さらに、該カバーの両側板部と中央隔壁板部に前記回転式のプラグイン端子取付部材及び上下方向の相切替えできるプラグイン端子金具を前方に移動することを規制するストッパを設けたものとしたことを特徴とするものを請求項1に係る発明とする。そして、この請求項1に係る発明において、カバーの開閉を上下回動式としたものを請求項2に係る発明とする。また、これら請求項1、2に記載に係る発明において、カバーを透明材よりなるものとしたものを請求項3に係る発明とする。
請求項1に係る発明は、プラグイン端子取付部材に取り付けて上下方向の相切替えできるプラグイン端子金具を備えており、該プラグイン端子金具が相切替え位置にある時に閉じることのできるカバーを設け、該カバーにプラグイン端子取付部材及びプラグイン端子金具を前方移動を規制するストッパを設けたものであるので、上下に段積みした主幹バーに横方向から挟持した端子金具を該主幹バーから取り外す際に、端子金具が主幹バーに強固に挟持されて強い引っ張り荷重を掛ける必要がある場合においても、プラグイン端子取付部材及びプラグイン端子金具がカバーに設けたストッパにより前方移動を規制されているので、該プラグイン端子取付部材及びプラグイン端子金具の取付箇所のみに力が加わることがなく、ストッパを介してカバーにも力が分散されるので、プラグイン端子取付部材及びプラグイン端子金具が破損したり変形する虞の無いものである。
また、請求項2に係る発明は、前記カバーの開閉を上下回動式としたので、カバーの両側板部の回動軌跡上にプラグイン端子金具の先端が位置しないので、ストッパをプラグイン端子取付部材及びプラグイン端子金具の各両側に臨む位置に設置することができ、プラグイン端子取付部材及び相切替プラグイン端子金具を前方移動を強固に規制できるものである。また、カバーの両側板部の回動軌跡上にプラグイン端子金具の先端が位置しないことによりプラグイン端子金具のサイズを前方方向において小さくする必要もないので、的確な挟持力を持ち主幹バーとの接触面を広くとることのできるサイズのものを採用できるものである。
さらに、請求項3に係る発明は、カバーを透明材よりなるものとしたものであるから、切り替えた相や電圧の表示がカバーを介して視認できるものであり、また、切り替えたプラグイン端子金具がどの相の主幹バーに接続されているかを確認できる。
次に、本発明の好ましい3つの実施の形態を説明する。
〔第1の実施形態〕
先ず、第1の実施形態を図1〜図18に示す協約型の2P用のネジ式ブレーカをプラグインブレーカに変換するプラグインアダプタに設けたプラグイン端子装置により説明する。
図1において、1はネジ式ブレーカ2をプラグインブレーカに変換するアダプタである。このアダプタ1は、ネジ式ブレーカ2のネジ端子21、21を図18に示す分電盤の盤面に対して垂直方向に段積みした主幹バー100に盤面に対して水平方向から接続できるプラグイン端子に変換するプラグイン端子装置3と、ネジ式ブレーカ2を搭載して盤面に添って取り付ける、図11、図12に示すような機器取付板110に前記主幹バー100に対して進退自在に水平に移動して着脱できるスライド規制取付板部4とを一体に形成して設けたものである。
前記プラグイン端子装置3は、回転式のプラグイン端子取付部材31に取り付けて上下方向の相切替えできるクリップ状のプラグイン端子金具32を備えたうえ、該プラグイン端子金具32が相切替え位置にある時に閉じることのできるカバー5を設け、また、該カバー5にプラグイン端子取付部材31及びプラグイン端子金具32を前方移動を規制するストッパ5a、5bを設けている。ここで相切替え位置とは、言い換えればプラグイン金具32が主幹バー100に接続できる定位置にある状態を示しているものであり、プラグイン端子金具32が相切替え位置にない状態、つまり、回転移動の途中ではカバー5が閉じることのできないようになっている。また、前方移動とはプラグイン端子装置に対しての回転式のプラグイン端子取付部材31及びプラグイン端子金具32の動きを表したもので、言い換えれば取付箇所の破損となるようなプラグイン端子金具32が主幹バー100からの引き抜く状態を示している。なお、この実施形態のものにあっては、ネジ式ブレーカ2の2個のネジ端子21、21に対応する2個のプラグイン端子金具32、32を相切替えできるものとして、それぞれプラグイン端子取付部材31に取り付けている。このカバー5は手などが触れる感電の防止や隣り合うアダプタやブレーカ等の絶縁距離を確保するものである。
また、プラグイン端子金具32はスライド規制取付板部4に装着する2P用のネジ式ブレーカ2の電源側となるネジ端子21、21と電気的に接続する手段を設けている。すなわち、図4に示すようにプラグホルダー部30を上下に分割できるものとして分割端面間の後方側に2個のネジ端子21、21に対応した接続金具13、13を挟み込み、また、プラグイン端子金具32を取り付けるための分割端面間の前側に軸孔部を形成してプラグイン端子取付部材31が180度回動できるように軸支して相切り替えできるものとして、前記接続金具13の基端に形成した垂直片部13aとプラグイン端子金具32が電線等で電気的に接続されており、プラグイン端子金具32が180度回動しても接続を維持できるように組込んでいる。
これにより、前記プラグ端子装置3は、プラグホルダー部30に保持させた2個のプラグイン端子取付部材31に取り付けたプラグイン端子金具32の一方のプラグイン端子金具32aを上下にL1相、N相、L2相と絶縁を確保して段積した主幹バー100のうちN相とL1相、L2相のどちらか一方と相切り替えできる構成とし、他方のプラグイン端子金具32bを、L1相とL2相に相切り替え可能と構成して、100V及び200Vの配線と相バランスのとれた配線を行うことができるものとしている。
そして、相切り替え可能としたプラグ端子金具32に相や電圧の表示を設けている。すなわち、電圧表示としては、図16(A)に示すものは100V配線の場合には一方のプラグイン端子金具32aを中央のN相と、他方のプラグイン端子金具32bをL1相、L2相のどちらかに接続するように切り替えて、一方のプラグイン端子金具32aが上方から見える位置を無表示としてこの無表示であることを視認して100V配線を確認する手段とし、図16(B)に示すものは200V配線の場合には一方のプラグイン端子金具32aをN相からL1相、L2相のどちらか一方に接続して該一方のプラグイン端子金具42aが上方から見える位置に200V表示をするものとしている。なお、電圧表示の代わりに相表示してもよいことは勿論である。また、前記プラグイン端子金具32の相切り替え可能とする手段は、図1から図2に示すようにプラグ端子金具32をプラグホルダー部30に対して上下方向に180度回動できるように取り付けたものである。
また、前記カバー5は、図6、図7に示すように前面板51と両側板部52、52と中央隔壁板部53に前記L1相、N相、L2相の各主幹バー100が介入して前記相切り替え可能としたプラグイン端子金具32が臨む切込み横孔54を上下に3個を設けて、前記プラグイン端子取付部材31が両側板部52、52と中央隔壁板部53との間に位置してプラグイン端子金具32が相切替え位置にある時に閉じることのできるものとしている。さらに、該カバー5の両側板部52、52と中央隔壁板部53の内面にはプラグイン端子取付部材31を前方移動を規制するストッパ5b及びプラグイン端子金具32を前方移動を規制するストッパ5aを突設させて設けている。なお、前記中央隔壁板部53の基端にはプラグホルダー部30に設けた中央隔壁板30aが嵌合できる縦溝53aが設けてある。
このように、プラグイン端子金具32が相切替え位置にある時に閉じることのできるカバー5を設けているので、相切替えが不完全な状態のものを間違って主幹バーに装着する虞の無いものである。また、該カバー5にプラグイン端子取付部材31及びプラグイン端子金具32を前方に移動することを規制するストッパ5a、5bを設けたので、クリップ状のプラグイン端子金具32を主幹バーから取り外す際に強い引っ張り荷重が掛っても、プラグイン端子取付部材31及びプラグイン端子金具32の取付箇所のみに力が加わることがなく、ストッパ5a、5bを介してカバー5に力が分散されるのでプラグイン端子取付部材31及びプラグイン端子金具32の取付箇所が破損したり変形する虞の無いものである。
また、該カバー5は、前記プラグホルダー部30の上端両側にヒンジ接続して該ヒンジを支点に上下回動式に開閉できるものとしている。左右回動式のカバーでは回動の際に、プラグイン端子金具32が邪魔になってしまうが上下回動式のカバーとすることにより、カバーの両側板部52、52の回動軌跡上にプラグイン端子金具32の先端が位置しないので、ストッパをプラグイン端子取付部材31及びプラグイン端子金具32の各両側に臨む位置に設置することでき、プラグイン端子取付部材31及びプラグイン端子金具32を前方移動を強固に規制できるものである。
また、カバー5の両側板部52、52の回動軌跡上にプラグイン端子金具32の先端が位置しないことによりプラグイン端子金具32の前後方向のサイズを小さくする必要もないので、的確な挟持力をもつサイズのクリップ状のプラグイン端子金具32を採用することができる。なお、カバー5はその下端を係止手段55によりプラグイン端子金具32を主幹バーから取り外す際に開くことなく、ストッパ5a、5bがプラグイン端子取付部材31及びプラグイン端子金具32を前方に移動することを規制するものとしているのは勿論である。また、この端子カバー5は開状時においてプラグイン端子金具32の相切り替えを行うものであるから、開状時に端子カバー5が自重により閉じることのないように開状保持手段を設けてある。さらに、カバー5は透明材よりなるものとしている。これにより、切り替えた相や電圧の表示がカバーを介して視認できるものであり、切り替えたプラグイン端子金具がどの相の主幹バーに接続されているかを確認できるものである。なお、この実施形態では、カバー5のヒンジの支点を上部の設けたものを説明したが、カバー5の下部にヒンジの支点を設け、上部に係止手段を設けた上下回動式としたものでよい。
また、前記アダプタ1は、図3に示すとおりプラグイン端子装置3とスライド規制取付板部4とを一体としたものであるから、スライド規制取付板部4に2P用のネジ式ブレーカ2を搭載することによりプラグ端子装置3も同時にネジ式ブレーカ2に装着されることとなり、プラグ端子装置3部分のみを2P用のネジ式ブレーカ2に取付保持するための手段が不要で部品点数が少なくなり在庫管理が容易なものである。
また、前記スライド規制取付板部4は、適度な強度と弾性を備えた合成樹脂材よりなる薄板状の取付板本体41の前後端の上方に係止爪42、43を設けてある。これにより、薄板状の取付板本体41をその弾性により下方に向け湾曲するように撓ませると前後の係止爪42、43の間が開拡するので、図10に示すように前記ネジ式ブレーカ2を取付板本体41に上方から挿入できる状態となるので該取付板本体41に載置した後にて撓みを解除することにより、前後の係止爪42、43がネジ式ブレーカ2の前後端面下方に設けた係止凹部22、22に係合して、取付板本体41に付与した弾性によりネジ式ブレーカ2を取り付け、そして、プラグイン端子装置3の接続金具13、13をネジ式ブレーカ2のネジ端子21、21に螺合すれば取付完了となり強固に固定される。このように取付板本体41に付与した弾性によりネジ式ブレーカ2を取り付けたものであるから前後の係止爪42、43自体に弾性を持たせることを不要とするものである。なお、適度な強度と弾性を備えた合成樹脂材としては、ポリフェニレンエーテル樹脂が好ましいが、これに限定されることなくポリアミド樹脂、ポリカーボネイト樹脂、ポリエチレン樹脂等であってもよい。さらに、撓み易くするため薄板状の取付板本体41に抜け孔44を設けることがより好ましい。
ネジ式ブレーカ2を搭載したスライド規制取付板部4の機器取付板110への取り付けは、スライド規制取付板部4の薄板状の取付板本体41の下面に突設した前後の左右の取付突起45、45を機器取付板110に設けた平行に隣り合う取付孔111、111の主幹バー100に向かって後方の拡大孔部111a、111aから挿入して前方にスライドさせて前方の小径孔部111b、111bの孔縁に形成したレール部112、112に該取付突起45、45に内向きに設けた鉤部45a、45aを係止させることにより行う。また、スライド規制取付板部4の後方へのスライド規制はスライド規制取付板部4の後端に一体に形成した抜け止め用係止部46を機器取付板110に設けた係止孔113の後方孔縁113aに該抜け止め用係止部46に付与した撓みを利用して係合するので、ネジ式ブレーカ2を搭載したスライド規制取付板部4を盤面に添って取り付けた機器取付板110に前記主幹バー100に対して進退自在に水平に移動して着脱できるものである。
なお、前記抜け止め用係止部46は、図13、図14、図15に示すようにスライド規制取付板部4の後端に連設した張出部47に上下方向に貫通させた枠孔部48の後部孔辺48aに連結部49により撓み可能に一体に連設した操作片46aの前方に連設した平板部46bの先端下方に鉤部46c付の係止片46dを設けたものとしている。そして、スライド規制取付板部4が前方にスライドさせる前である係止片46dの鉤部46cが前記機器取付板110に設けた係止孔113に係合しない機器取付板110の上面に位置する状態にあっては、図13に示すように操作片46aと後枠板部48aとの間の連結部49の撓みにより抜け止め用係止部46のみを上方に押し上げるだけであるから、2P用のネジ式ブレーカ2を装着したスライド規制取付板部4が傾くことなく水平にスライドさせてプラグイン端子装置3を主幹バー100に装着できるものである。
また、ネジ式ブレーカ2を装着したアダプタ1を機器取付板4から取り外すには、前記操作片46aの上端を後側に押圧すなわち後方に引けば図14に示すよう係止片46dの鉤部46cが前記機器取付板110に設けた係止孔113から外れるので、ネジ式ブレーカ2を装着したアダプタ1を後方にスライドさせれば、プラグイン端子装置3が主幹バー100から外れるとともに、取付板本体41の下面に突設した前後の左右の取付突起45、45の鉤部45a、45aがレール部112、112との係合が解かれるとともに取付突起45、45を上方に抜け出すことのできる取付孔111、111の後方の拡大孔部111a、111aに位置するので機器取付板110から容易に取り外しができるものである。このようなものでは、操作片46aを後方に引いて係止を外す動作と、アダプタ1を後方にスライドさせてプラグイン端子装置3を主幹バー100から外す動作が一連のものとなり取り外しの作業性がよいものである。
さらに、前記プラグ端子装置3のプラグホルダー30の上部両側後方に切り取り自在とした側隔壁30bを設け、該側隔壁11aを搭載したネジ式ブレーカ2の上部の切欠部2aに嵌合する形状としてネジ式ブレーカ2の端子部の絶縁を向上させるものとしている。なお、側隔壁30bは前記したとおり、切り取り自在としたものであるので、該側隔壁30bが嵌合できない形状のネジ式ブレーカ2を搭載した場合には図17に示すように側隔壁30bを切り取ることにより対応できるものである。
〔第2の実施形態〕
次に、第2の実施形態を図19から図21に示す2P用のネジ式ブレーカをプラグインブレーカに変換するプラグインアダプタに設けたプラグイン端子装置により説明する。
この第2の実施形態は前記第1の実施形態と異なり、プラグ端子装置3に設けた2個のプラグイン端子金具32のうち一方をプラグイン端子取付部材31に取り付けて相切替できるものとし、他方のプラグイン端子金具32を固定して取り付けて相切替できないものとして、一方のプラグイン端子金具32aを上下のL1相、L2相のどちらか一方と相切り替えできる構成とし、他方のプラグイン端子金具32bを固定して中央のN相用と構成して、一種類の2P用のネジ式ブレーカを相切替して、L1相とL2相に振り分けて相バランスのとれた100Vの配線を行うことができるものとしている。
その他のプラグ端子装置3の構成は前記第1の実施形態と同様であり、また、カバー5も前記第1の実施形態と同様の構成であるので第1の実施形態の説明を援用する。なお、スライド規制取付板部4は基本構成は第1の実施形態と同様であるが、スライド規制取付板部4の後方へのスライド規制はスライド規制取付板部4の後端に一体に形成した抜け止め用係止部46が相違するので、この相違点を説明する。該抜け止め用係止部46は、図20、図21、に示すようにスライド規制取付板部4の後端に連設した張出部47に上下方向に貫通させた孔部から常時突出する方向に付勢している係止片46eを一体に連設した操作片46aを操作して、係止片46dを機器取付板110に設けた係止孔に係脱させてスライド規制及び解除するものとしている。
〔第3の実施形態〕
続いて、第3の実施形態を図22及び図23により説明する。前記の2の実施形態は、2P用のネジ式ブレーカをプラグインブレーカに変換するプラグインアダプタに設けたプラグイン端子装置に関するものであるが、この実施形態はプラグイン式ブレーカに直接前記のようなプラグイン端子装置を設けたものである。
すなわち、図22に示すものは、プラグインブレーカ6の電源側に設けたプラグ端子装置3を、プラグインブレーカ6の電源側壁部をプラグホルダー部30に形成して、該プラグホルダー部30に前記第1の実施形態と同様に、2個のプラグイン端子金具32の双方を相切替できるものとしている。
そして、この相切替えする2個のプラグイン端子金具32は、前記第1の実施形態と同様に、相切替え位置にある時に閉じることのできるカバー5に設けたストッパ5a、5bによりプラグイン端子取付部材31及びプラグイン端子金具32の前方移動を規制されている。その他はアダプタ1に搭載されていない構成を除き同様の構成であるから第1の実施形態の説明を援用する。
図23に示すものは、図22と異なり第2の実施形態と同様に2個のプラグイン端子金具32のうち一方をプラグイン端子取付部材31に取り付けて相切替できるものとし、他方のプラグイン端子金具32を固定して取り付けて相切替できないものとしたものであり、他の構成は図22と同様にその他はアダプタ1に搭載されていない構成を除き同様の構成であるから第1の実施形態の説明を援用する。
なお、この図22、図23に示すプラグイン式ブレーカ6のプラグイン端子装置3を垂直方向に段積みした主幹バーに盤面に対して水平方向から装着する手段として、このようなプラグイン式ブレーカ6を前記第1、第2の実施形態のアダプタ1を構成するスライド規制取付板部4と同様なスライド規制取付板に搭載して機器取付板110へスライドして取り付けできるものとしてもよく、また、プラグイン式ブレーカ6の底面にスライド規制取付板部4と同様な機能を有するものを一体として設けたものでもよい。
第1の実施形態のネジ式ブレーカをアダプタに搭載したカバーを開状態として示す斜視図。 第1の実施形態のネジ式ブレーカをアダプタに搭載したカバーを開状態として相切替えて示す斜視図。 第1の実施形態のアダプタとネジ式ブレーカを示す斜視図。 第1の実施形態のアダプタを示す分解斜視図。 第1の実施形態のネジ式ブレーカをアダプタに搭載したカバーを閉状態として示す斜視図。 カバーの斜視図。 カバーの背面図。 第1の実施形態のネジ式ブレーカをアダプタに搭載したカバーを閉状態として示す下方からの斜視図。 ストッパとプラグイン端子金具の関係を示す概略側面図。 第1の実施形態のアダプタにネジ式ブレーカを搭載する工程を示す斜視図。 第1の実施形態のスライド規制取付板部を機器取付板に取り付ける工程を示す斜視図。 第1の実施形態のスライド規制取付板部を機器取付板に取り付けた状態を示す斜視図。 抜け止め用係止部が機器取付板の係止孔に係止する前の状態を示す概略側断面図。 抜け止め用係止部が機器取付板の係止孔に係止した状態を示す概略側断面図。 抜け止め用係止部が機器取付板の係止孔との係止を解除する状態を示す概略側断面図。 電圧表示を示す図であり、(A)は100V配線状態、(B)は200V配線状態を示す平面図。 側隔壁を切り取って種々のネジ式ブレーカに対応できる状態を示す斜視図。 分電盤に使用した状態を示す斜視図。 第2の実施形態を示す斜視図。 第2の実施形態を態様を異にして示す斜視図。 第2の実施形態を態様を異にして示す斜視図。 第3の実施形態を示す斜視図。 第3の実施形態の他例を示す斜視図。
符号の説明
1 アダプタ
3 プラグイン端子装置
31 プラグイン端子取付部材
32 プラグイン端子金具
5 カバー
5a ストッパ
5b ストッパ

Claims (3)

  1. ネジ式ブレーカをプラグイン式ブレーカに変換するアダプタ又はプラグイン式ブレーカを設けた分電盤の盤面に対して垂直方向に段積みした主幹バーに、該盤面に対して水平方向から接続するプラグイン端子装置において、該プラグイン端子装置は2個のプラグイン端子金具の少なくとも一方を回転式のプラグイン端子取付部材に取り付けて上下方向の相切替えできるものとしたうえ、前面板と両側板部と中央隔壁板部に前記各主幹バーが介入してプラグイン端子金具が臨む切込み横孔を上下に3個設けたカバーを、前記上下方向の相切替えできるプラグイン端子金具が相切替え位置にある時に閉じることのできるものとして、さらに、該カバーの両側板部と中央隔壁板部に前記回転式のプラグイン端子取付部材及び上下方向の相切替えできるプラグイン端子金具を前方に移動することを規制するストッパを設けたものとしたことを特徴とするプラグイン端子装置。
  2. カバーの開閉を上下回動式とした請求項1に記載のプラグイン端子装置。
  3. カバーを透明材よりなるものとした請求項1又は2に記載のプラグイン端子装置。
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