JP4743217B2 - ベルト組立用治具およびベルト組立方法 - Google Patents

ベルト組立用治具およびベルト組立方法 Download PDF

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Description

この発明は、板片状の多数のエレメントを互いに対面させて環状に配列し、それらのエレメントをリングにより結束して構成されるベルトを組み立てるための治具および組立方法に関するものである。
車両用の無段変速機に用いられるベルトとして、ブロックもしくはエレメントと称される金属片を、多数、環状に配列し、それらの金属片を無端キャリヤ(リングもしくはフープと称されることもある)によって結束した構成のものが知られている。この種のベルトは、互いに接触して配列されている金属片同士の押圧力によってトルクを伝達するように構成されたものであり、駆動側のプーリにおける巻き掛け溝に挟み込まれた金属片が、そのプーリが回転することによりその巻き掛け溝から順次押し出されて先行する金属片を押圧し、こうして前進させられる金属片が従動側のプーリにおける巻き掛け溝に進入することにより、金属片の進行に伴って従動側のプーリにトルクが伝達される。
このようなベルトの一例が特許文献1に記載されている。この特許文献1に記載されたベルトは、ほぼ台形状をなす多数のブロックをそれぞれ環状をなす二条の無端キャリヤで結束して、全体として環状に構成されている。図7にはそのブロック100の形状を示してある。ここに示すブロック100は、短辺側が内周側となるように環状に配列されその配列状態での左右両側部101,102が、図示しないプーリにおけるV字状の巻き掛け溝のテーパ状の内面に対応して傾斜している。また、上下方向および幅方向のほぼ中央部には、無端キャリヤ103を巻き掛けるサドル面104が形成されている。このサドル面104は幅方向に並べて配置した二条の無端キャリヤ103の幅以上の幅に形成されている。
さらに、無端キャリヤ103がサドル面104から抜け出ることを防止するため、言い換えれば、ブロック100が無端キャリヤ103から外れることを防止するための係止部105,106が設けられている。これらの係止部105,106は、サドル面104の左右両側部あるいはサドル面104に載せられている無端キャリヤ103の左右両側部の上側を覆うものであって、サドル面104の左右両側で立ち上がった逆L字状の部分であり、各係止部105,106同士の間は開いていてサドル面104に対する開口部107となっている。さらに、係止部105,106における一方の面(例えば正面)の左右の二箇所に、断面円形の凸部108,109が形成されており、その凸部108,109とは反対側の面に、凸部108,109を嵌合させる凹部(図示せず)が形成されている。
特開2000−205342号公報
上述したように環状に配列した金属片であるブロックを結束している無端キャリヤは、サドル面に接触してブロックを結束しているだけでなく、プーリにおける巻き掛け溝からブロックを引き抜く作用も行うから、特許文献1に記載されているように係止部が必須である。また、特許文献1に記載されているように、無端キャリヤをブロックの幅方向での中央部に配置する構成であれば、係止部はブロックの左右両側部に設けられ、無端キャリヤの両側縁部を係合させることになる。
したがって、係止部同士の間隔すなわち前記開口部の幅は、ブロックを結束している状態の無端キャリヤ全体の幅より狭くすることになる。そのため、無端キャリヤとブロックとを相互に組み付ける場合、それぞれを組み付け完了後と同様の相対位置に配置したのでは、無端キャリヤがブロックにおける前記開口部を通過できないので、これらを相互に組み付けることができず、何らかの工夫をして無端キャリヤにブロックを組み付ける必要があるが、従来では、連続的にあるいは効率良く多数のブロックを無端キャリヤに組み付ける方法や装置が開発されていないのが実情である。
この発明は上記の技術的課題に着目してなされたものであり、多数のエレメントとこれを環状に結束するリングとからなるベルトを効率よく組み立てあるいは製造することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、姿勢を揃えて環状に配列された板片状の多数のエレメントをリングによって結束してなるベルトを組み立てるベルト組立用治具において、前記エレメントを順次組み付ける前記リングにおける一部を、該一部が前記エレメントに合わせた形状に他の部分よりも変形させやすくなるように前記一部の曲率半径が他の部分の曲率半径より大きくなるように保持する保持部材を備えていることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記エレメントは、前記リングを載せるサドル面と、そのサドル面の左右両側に前記環状に配列した状態で外周側に突出して形成されかつ前記サドル面上のリングを抜け止めする抜け止め部とを備えていることを特徴とするベルト組立用治具である。
請求項3の発明は、請求項1または2の発明において、前記保持部材は、前記リング全体の形状が長円形状もしくは楕円形状となることにより前記一部の曲率半径が他の部分の曲率半径より大きくなるように前記リングを保持する構成を備えていることを特徴とするベルト組立用治具である。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかの発明において、前記ベルトは、互いに幅方向に隣接させて平行に配列された複数の前記リングによって複数の前記エレメントを結束して構成され、前記保持部材は、少なくとも二条の前記リングをその幅方向に互いに隣接させかつ平行に並べて保持するように構成されていることを特徴とするベルト組立用治具である。
請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかの発明において、前記保持部材は、前記リングが巻き掛けられる円弧面を外周部に有しかつ前記リングに張力を付与するように相互の間隔が拡げられる少なくとも一対の拡張部材を含むことを特徴とするベルト組立用治具である。
請求項6の発明は、請求項1ないし4のいずれかの発明において、前記保持部材は、前記リングの外周面の位置を規制して前記リングを長円形状もしくは楕円形状に保持する形状保持具を含むことを特徴とするベルト組立用治具である。
請求項7の発明は、姿勢を揃えて環状に配列された板片状の多数のエレメントをリングによって結束してなるベルトを組み立てるベルト組立方法において、前記リングをその一部が前記エレメントに合わせた形状に他の部分よりも変形させやすくなるように前記一部の曲率半径が他の部分の曲率半径より大きくなるように保持し、そのリングにおける前記一部に前記エレメントをリングに対して抜け止めした状態に順次組み付けることを特徴とする方法である。
請求項8の発明は、請求項7の発明において、前記エレメントは、前記リングを載せるサドル面と、そのサドル面の左右両側に前記環状に配列した状態で外周側に突出して形成されかつ前記サドル面上のリングを抜け止めする抜け止め部とを備えていることを特徴とするベルト組立方法である。
請求項9の発明は、請求項7または8の発明において、前記リングを、その全体の形状が長円形状もしくは楕円形状となることにより前記一部の曲率半径が他の部分の曲率半径より大きくなるように保持することを特徴とするベルト組立方法である。
請求項10の発明は、請求項7ないし9のいずれかの発明において、前記ベルトは、互いに幅方向に隣接させて平行に配列された複数の前記リングによって複数の前記エレメントを結束して構成され、少なくとも二条の前記リングをその幅方向に互いに隣接させかつ平行に並べて保持し、これら二条のリングに対して前記エレメントを組み付けることを特徴とするベルト組立方法である。
請求項1の発明によれば、エレメントを結束するリングは、全体として無端環状であるが、その一部の曲率半径を他の部分より大きくすれば、すなわち一部を直線状もしくはこれに近い形状にすれば、その部分を他の部分より変形させやすくなる。したがって、リングにエレメントを組み付ける場合、前記曲率半径の大きい一部に対して組み付けることにより、リングの一部をエレメントに合わせた形状に変形させ、かつその変形操作を容易に行って組み付けを行うことができ、その結果、全体としての組み付け操作あるいはベルトの組み立て操作を容易かつ効率よく行うことが可能になる。
特に請求項2に記載されている形状のエレメントであれば、サドル面上のリングの左右両側縁部を係合させて抜け止めする抜け止め部が、サドル面の左右両側に形成されているとしても、直線状もしくはそれに近い状態に保持されているリングの一部に変形を与えてエレメントをリングに組み付けることができる。すなわち、抜け止め部の間を通過させてサドル面にリングを挿入することができ、その場合に、リングの一部を容易に変形させることができるので、エレメントの組み付けが容易になり、ひいてはベルトを効率よく組み立ててその製造性を向上させることができる。
請求項3の発明によれば、リングにおける対称箇所を相互に離隔させるように引っ張ることにより、その全体が長円形状もしくは楕円形状になり、その一部を他の部分より曲率半径の大きい直線状もしくはこれに近い状態とし、その部分に容易にエレメントを組み付けることができる。
請求項4の発明によれば、前記ベルトが、互いに幅方向に隣接させて平行に配列された複数の前記リングによって複数の前記エレメントを結束して構成されている場合、前述した曲率半径が相対的に大きい部分でいずれかのリングを変形させて他方のリングに一部を、重ねることができ、またその操作が容易になり、したがってエレメントの組み付けあるいはベルトの組立が容易になり、ベルトの製造性を向上させることができる。
請求項5の発明によれば、拡張部材同士の間隔を広げることにより、これらに巻き掛けられたリングの相互に対称となる箇所が半径方向で外側に引っ張られるので、それらの中間に位置する箇所を直線状もしくはこれに近い形状にすることができ、すなわち一部の曲率半径を大きくすることができる。
請求項6の発明によれば、リングの外周面の複数箇所の位置が規制されるので、リングはそれ自体の弾性で、それらの規制位置を緩やかに結んだ形状になる。その結果、リングの一部を、その曲率半径が他の部分より大きい形状に容易に設定でき、しかもリング自体には特に張力を付与しないので、エレメントを組み付ける部分でのリングの変形が容易であり、それに伴いエレメントの組み付けを容易に行うことが可能になる。
請求項7の発明によれば、エレメントをリングに組み付ける場合、そのリングの一部を直線状もしくはそれに近い形状に延ばしておき、その部分に組み付けるから、リングにおける当該一部を撓ませるなど、容易に変形させることができ、したがってエレメントをリングに対して容易に組み付けることができ、ベルトの製造性を向上させることができる。
請求項8の発明によれば、サドル面上のリングの左右両側縁部を係合させて抜け止めする抜け止め部が、エレメントにおけるサドル面の左右両側に形成されているとしても、直線状もしくはそれに近い状態に保持されているリングの一部に変形を与えてエレメントをリングに組み付けることができる。すなわち、抜け止め部の間を通過させてサドル面にリングを挿入することができ、その場合に、リングの一部を容易に変形させることができるので、エレメントの組み付けが容易になり、ひいてはベルトを効率よく組み立ててその製造性を向上させることができる。
請求項9の発明によれば、リングにおける対称箇所を相互に離隔させるように引っ張ることにより、その全体が長円形状もしくは楕円形状になり、その一部を他の部分より曲率半径の大きい直線状もしくはこれに近い状態とし、その部分に容易にエレメントを組み付けることができる。
請求項10の発明によれば、前記ベルトが、互いに幅方向に隣接させて平行に配列された複数の前記リングによって複数の前記エレメントを結束して構成されている場合、前述した曲率半径が相対的に大きい部分でいずれかのリングを変形させて他方のリングに一部を、重ねることができ、またその操作が容易になり、したがってエレメントの組み付けあるいはベルトの組立が容易になり、ベルトの製造性を向上させることができる。
つぎに、この発明をより具体的に説明する。先ず、この発明で対象とするベルトについて説明すると、この発明で対象とするベルトは、例えば無段変速機に使用されるものであり、プーリの外周部に形成された断面V字状の巻き掛け溝の内部に挟み込まれ、その結果、プーリとの間で生じる摩擦力でトルクを伝達するように構成されている。その一例を図5に模式的に示してあり、ベルト1は無段変速機を構成している駆動プーリ2と従動プーリ3とに巻き掛けられている。これらの各プーリ2,3は、テーパ面をそれぞれ備えた固定シーブと可動シーブとを対向させて配置することにより、これらのシーブの間に断面V字状の巻き掛け溝4が形成され、その可動シーブを油圧シリンダなどのアクチュエータ5によって固定シーブに対して前後動させることにより、巻き掛け溝4の幅を変化させるように構成されている。
このようにして使用されるこの発明で対象とするベルトは、全体として環状をなし、かつ両側面がV字状もしくはテーパ状をなすように、多数のエレメントをリングで環状に結束して構成されている。上記の図5に示すベルト1を構成しているエレメント6の例を図6に示してある。このエレメント6は、金属製の板片であり、同一の形状および寸法のものが、姿勢を揃えて環状に配列される。その整列状態でのエレメント6同士の上下および左右方向の相対位置を維持するために、ディンプル7と称される凸部とこのディンプル7が緩く嵌合するホールと称される凹部(図示せず)とが、エレメントの表裏両面の一箇所に形成されている。具体的には、エレメント6の表面もしくは裏面の一箇所を板厚方向に押圧して窪ませてホールを形成することに伴って、ディンプル7が裏面もしくは表面に突出させられて形成されている。したがって、ディンプル7が、隣接するエレメント6のホールに嵌合することにより、その半径方向すなわち上下方向および左右方向へのエレメント6の相対移動が規制される。
各エレメント6は環状に配列されるので、各エレメント6が平行にならずにベルト1の曲率中心を中心としていわゆる扇状(放射状)に開いた状態に配列される箇所が必ず生じる。各エレメント6を互いに接触させた状態で扇状に開いた配列を可能にするために、エレメント6にはロッキングエッジ8が形成されている。このロッキングエッジ8は、具体的には、エレメントの厚さが変化する境界線もしくは境界領域であり、エレメント6の高さ方向でのほぼ中央部に幅方向(プーリの回転中心軸線と平行な方向)に延びて形成されている。
すなわち、ベルト1がプーリ2,3に巻き掛かった状態では、エレメント6の上側(ベルト1としては外周側)の周長が長くなるので、エレメント6同士の間隔が広くなり、これとは反対にエレメント6の下側(ベルト1としては内周側)の周長が短くなるので、エレメント6同士の間隔が狭くなる。そのため、エレメント6の下側の部分は、下端側で薄くなるように構成されており、このように板厚がエレメントの上側と下側とで変化する箇所がロッキングエッジ8となっている。したがって、各エレメント6は、ロッキングエッジ8を中心にして板厚方向に回転し、すなわちピッチングが生じて、上記のように扇状に開くようになっている。なお、このロッキングエッジ8は表裏両面のいずれか一方に形成されていればよく、一例として前記ディンプル7が突出している面に形成されている。
また、各エレメント6にはリング9を載せる(配置させる)サドル面10が形成されている。そのサドル面10には、多数のエレメント6を結束しているリング9が接触しているので、ベルト1がトルクを伝達している状態ではその接触圧が大きくなるのに対して、エレメント6が直線状に配列されている状態からプーリ2,3に巻き掛かって扇状に開く場合にはリング9とサドル面10との間に摺動が生じ、それに伴って大きい摩擦力が生じる。この摩擦力によるモーメントが大きくならないように、サドル面10は前述したロッキングエッジ8に可及的に近い位置に形成されている。したがって、サドル面10は各エレメント6の上下方向でのほぼ中央部に形成されている。
この発明で対象とするベルト1におけるリング9は、薄い金属製の帯状材を積層して構成され、二条のリング9を前記サドル面10に幅方向に隣接して並べた状態に配置してエレメント6を結束するように構成されている。言い換えれば、サドル面10は、並列させて配置した二条のリング9の幅以上の幅に形成されている。この発明に係るベルトにおいても、リングは、サドル面に載っていて、各エレメントが環状の配列を維持するように各エレメントを結束し、各エレメントが半径方向で外側に離脱しないように作用するが、それだけでなく、エレメントがプーリの巻き掛け溝から送り出される際にエレメントを巻き掛け溝から引き抜く作用も行う。そのため、リングがエレメントから半径方向で外側に抜け出ないようにするために、リングをサドル面との間に挟んだ状態に保持する抜け止め部が設けられている。
その例を説明すると、図6において、エレメント6の左右両側に、サドル面10から上方向に延びてサドル面10の上側の一部を覆う抜け止め部としてのフック部11が設けられている。このフック部11は、図6に示すように、鉤状(逆L字状)をなす部分であって、サドル面10に並列に配置したリング9の左右の側縁部を、サドル面10との間に緩く挟み込むようになっている。したがって、フック部11の先端部同士は離れていて、ここにサドル面10に対する開口部12が形成されている。そのフック部11同士の間隔、言い換えれば、サドル面10の開口幅は、一本のリング9の幅より広く、かつ二本のリング9の幅を合算した寸法より小さくなっている。
この発明で対象とするベルト1の一例は、上述したように、いずれか一条(一本)のリング9の幅がエレメント6における開口部12の幅より狭く、かつ二条(二本)のリング9を合わせた幅がエレメント6における開口部12の幅より広いから、いずれか一条のリング9に全てのエレメント6を組み付けた後、他方のリング9をそれらのエレメント6に組み付ける手順では、他方のリング9を組み付ける過程でエレメント6が脱落してしまい、円滑な組付けを行うことができない。また、二条のリング9をベルト1として組み上がった状態と同様に幅方向に隣接させて互いに平行に配列した状態では、その全体の幅が開口部12の幅より広くなるので、エレメント6のサドル面10にそのままでは挿入できない。そこで、この発明では、下記の治具を使用し、以下に述べる方法でベルト1を組み立てる。
図1は、この発明に係る治具の模式的な正面図であり、ここに示す治具20は前述したベルト1を構成する二条のリング9を互いに平行に隣接させた状態で、楕円形状もしくは長円形状に保持するように構成されている。すなわち、一対のロッド21をほぼ水平方向で互いに反対方向に突出させ、また後退させるアクチュエータ22が、基台23上に配置されている。そのアクチュエータ22は、前記各ロッド21と一体のラックに噛み合っているピニオンをモータ(それぞれ図示せず)で回転させることによりロッド21を進退させる構成のもの、油圧によってロッドを進退させる構成のもの、前記ピニオンをモータに替えて手動で回転させるもの、ばねなどの弾性力発生機構によってロッド21に推力を常時与えておく構成のものなど、必要に応じて適宜の構成のものを採用することができる。
各ロッド21の先端部にはこの発明における保持部材あるいは拡張部材に相当するプッシャー24が設けられている。このプッシャー24は、互いに平行に配列した二条のリング9をその配列状態を維持したまま保持し、かつ所定の張力を付与するためのものであり、したがってリング9を折り曲げないように滑らかな曲面でリング9を保持するように構成されている。具体的には、二条のリング9を並列状態のまま嵌め込むことのできる溝の付いたローラや半円形の受け具などによってプッシャー24を構成することができ、図1には半円ローラによって構成した例を示してある。
前述したベルト1を組み立てる場合、先ず、各プッシャー24を後退させておき、それらのプッシャー24の外側に、二条のリング9を平行に配列した状態で緩く掛ける。ついで、アクチュエータ22によってプッシャー24を互いに反対方向に前進させると、リング9の直径方向で互いに対称となる箇所が押し広げられ、リング9が楕円形状もしくは長円形状に変形する。その結果、プッシャー24で押されている箇所を両端部とした中間の箇所Cが、曲率半径の大きい直線状に近い形状になる。図1には、リング9を楕円形状に保持した状態を示してある。
したがって、リング9のいわゆる中間部分Cは、曲率が大きいことにより、曲げや捩り等の変形が生じやすくなっているので、その特性を利用して、エレメント6の組み付けを曲率の大きい中間部分C、特に上下二箇所の中間部分のうち上側で組み付けを行う。その組み付けの手順(方法)を図2に示してある。
エレメント6は、前述したようにサドル面10の左右両側にフック部11を備えているから、先ず、開口部12がリング9の内周面に対向するようにリング9における前記中間部分Cの内周側にエレメント6を差し込み、かつ一方のフック部11をいずれか一方のリング9の側縁部(いわゆる外側の側縁部)に引っ掛け、その状態で図2の(a)に示すように、エレメント6と共に当該一方のリング9をその内周側に引き下げる。こうすることにより、側縁部を接近もしくは接触させて配列されていた二条のリング9が、上下にずれた状態になる。しかし、この状態であっても、二条のリング9の全体としての幅は、エレメント6の開口部12の幅より広くなっているから、他方のリング9をサドル面10にまで入れることができない。
上記のようにして上下にずらしたリング9のうち上側のリング9、すなわち、エレメント6のサドル面10側に未だ入れていないリング9を、エレメント6と共に引き下げられているリング9の外周側に向けて幅方向に移動させる。これは、リング9の一部を幅方向に変形させることにより行うことになるが、エレメント6の組み付けを行っている箇所は、前述したように曲率半径が大きく変形しやすい状態になっているので、容易に各リング9の一部を上下に重ねた状態とすることができる。なお、幅方向に移動させるリング9は、その全体が平行移動するわけではなく、図2の(b)に示すように、一部が捩りを伴って移動するのであり、上側のリング9は傾いてその一部が下側のリング9に重なる。
結局、二条のリング9が相互に重なるから、その二条のリング9の全体としての幅が従前よりは狭くなり、少なくとも上側のリング9の側縁部(いわゆる外側の側縁部)がエレメント6における開口部12の内側に入る。したがって、図2の(b)に破線および太い矢印で示してあるように、エレメント6をその一方のフック部11(図2の左側のフック部11)を中心にして図2の反時計方向に回転させれば、他方のフック部11が持ち上がるとともに、上側に重なっているリング9の外側の側縁部が開口部12を通過してサドル面10側に入り込む。
ついで、エレメント6を持ち上げるとともに、上側に重なっているリング9の変形を解けば、各リング9が平行に並ぶので、二条のリング9に対するエレメント6の組み付けが完了する。こうした組み付けの完了したエレメント6をリング9に沿って移動させて、リング9における曲率の大きい箇所C、すなわち組み付け部位Cを空けて後続のエレメント6を上述したのと同様の手順でリング9に組み付ける。
なお、上記のエレメント6の組み付けは、一つずつ行ってもよく、あるいは複数個のエレメント6を適宜のホルダーもしくはカードリッジ(図示せず)に入れ、これを一括してリング9に組み付けてもよい。また、手作業で組み付ける以外に、エレメント6を上述したように動かすことのできる自動機や工業用ロボット(それぞれ図示せず)を用意し、その自動機や工業用ロボットによって自動的に組み付けることもできる。さらに、エレメント6の組み付けが進行すると、プッシャー24によって押圧している箇所にもエレメント6が進んでくるので、その場合は、プッシャー24をエレメント6の寸法分、後退させて、リング9をエレメント6ごと押圧し、全体の形状を図1に示す形状に保持する。
上述したように、治具20で保持した二条のリング9には、曲率半径の大きい(曲率の小さい)箇所Cが生じ、その部分ではリング9の一部を撓ませ、あるいは捩るなど容易に変形および変位させることができる。したがって、サドル面10の左右両側にフック部11が形成され、それらのフック部11同士の間の開口部12の幅が、二条のリング9の幅より狭くても、リング9に上述したような変位および変形を生じさせてエレメント6を容易に組み付けることができる。ひいては、ベルト1を効率よく組み立ててその製造性を向上させることができる。
なお、この発明は上述した具体例に限定されないのであって、この発明に係る組立治具は、リング9に張力を付与して所定の形状に保持する構成以外に、圧縮力を付与してリング9を長円形状もしくは楕円形状に保持する構成であってもよい。その一例を図3に模式的に示してあり、二条のリング9の外周側に、複数のいわゆる直動型のアクチュエータ30が配置されている。これらのアクチュエータ30は、ロッド31を進退させるように構成された電動式もしくは流体圧式のアクチュエータであって、リング9の内周部に向けて、あるいはリング9の中心部に向けてそれぞれ配置されている。
また、各アクチュエータ30におけるロッド31の先端部には、リング押え部材32がそれぞれ取り付けられている。それらのリング押え部材32は、互いに隣接して平行に配列された二条のリング9の外周面を押圧することにより、それらのリング9を楕円形状あるいは長円形状などの適宜の形状に保持するためのものであって、例えば図4に示すように、リング9を押すことによる摩擦力でリング9を保持するように押圧面が平坦面に形成された部材である。なお、リング9に付与する形状に湾曲した押圧面を備えていてもよく、あるいはリング9を押圧する平坦面もしくは曲面と、エレメント6の下端部側(環状に配列した場合の内周側)の部分の輪郭に沿った凹部とを有していてもよい。
したがって、図3および図4に示す構成であれば、各アクチュエータ30によるリング9の各部の押圧力を適宜に調整することにより、リング9を長円形状や楕円形状などの所望の形状に保持することができる。そして、そのリング9の一部の曲率半径が他の部分より大きくなって、当該部分でリング9を撓ませ、あるいは捩るなどの変形を容易に生じさせることができるので、前述した例と同様に、エレメント6を二条のリング9に容易に組み付けることができる。
また、この発明は、二条のリング9を用いたベルトを組み立てるための治具および方法に限られないのであって、この発明は、要は、左右両側のフック部にリングの側縁部を係合させてその抜け止めを行うように構成されていればよく、したがってリングは複数であればよい。また、この発明における保持部材は、アクチュエータなどの駆動機構を備えた構成に限られないのであり、例えばリングの全周の半分程度もしくは三分の一程度を嵌め込んで保持する枠体などの固定構造のものであってもよい。
この発明に係る組立治具の一例を模式的に示す正面図である。 二条のリングに対してエレメントを組み付ける手順を説明するための説明図である。 この発明に係る組立治具の他の例を模式的に示す正面図である。 図3のIV−IV線矢視断面図である。 この発明で対象とするベルトを用いた無段変速機の模式図である。 この発明で対象とするベルトを構成しているエレメントの正面図である。 従来のベルトを構成しているブロックの正面図である。
符号の説明
1…ベルト、 6…エレメント、 9…リング、 10…サドル面、 11…フック部、 12…開口部、 20…治具、 24…プッシャー、 32…リング押え部材、 C…曲率半径の大きい箇所(中間部分)。

Claims (10)

  1. 姿勢を揃えて環状に配列された板片状の多数のエレメントをリングによって結束してなるベルトを組み立てるベルト組立用治具において、
    前記エレメントを順次組み付ける前記リングにおける一部を、該一部が前記エレメントに合わせた形状に他の部分よりも変形させやすくなるように前記一部の曲率半径が他の部分の曲率半径より大きくなるように保持する保持部材を備えていることを特徴とするベルト組立用治具。
  2. 前記エレメントは、前記リングを載せるサドル面と、そのサドル面の左右両側に前記環状に配列した状態で外周側に突出して形成されかつ前記サドル面上のリングを抜け止めする抜け止め部とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のベルト組立用治具。
  3. 前記保持部材は、前記リング全体の形状が長円形状もしくは楕円形状となることにより前記一部の曲率半径が他の部分の曲率半径より大きくなるように前記リングを保持する構成を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載のベルト組立用治具。
  4. 前記ベルトは、互いに幅方向に隣接させて平行に配列された複数の前記リングによって複数の前記エレメントを結束して構成され、
    前記保持部材は、少なくとも二条の前記リングをその幅方向に互いに隣接させかつ平行に並べて保持するように構成されていること
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のベルト組立用治具。
  5. 前記保持部材は、前記リングが巻き掛けられる円弧面を外周部に有しかつ前記リングに張力を付与するように相互の間隔が拡げられる少なくとも一対の拡張部材を含むことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のベルト組立用治具。
  6. 前記保持部材は、前記リングの外周面の位置を規制して前記リングを長円形状もしくは楕円形状に保持する形状保持具を含むことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のベルト組立用治具。
  7. 姿勢を揃えて環状に配列された板片状の多数のエレメントをリングによって結束してなるベルトを組み立てるベルト組立方法において、
    前記リングをその一部が前記エレメントに合わせた形状に他の部分よりも変形させやすくなるように前記一部の曲率半径が他の部分の曲率半径より大きくなるように保持し、そのリングにおける前記一部に前記エレメントをリングに対して抜け止めした状態に順次組み付けることを特徴とするベルト組立方法。
  8. 前記エレメントは、前記リングを載せるサドル面と、そのサドル面の左右両側に前記環状に配列した状態で外周側に突出して形成されかつ前記サドル面上のリングを抜け止めする抜け止め部とを備えていることを特徴とする請求項7に記載のベルト組立方法。
  9. 前記リングを、その全体の形状が長円形状もしくは楕円形状となることにより前記一部の曲率半径が他の部分の曲率半径より大きくなるように保持することを特徴とする請求項7または8に記載のベルト組立方法。
  10. 前記ベルトは、互いに幅方向に隣接させて平行に配列された複数の前記リングによって複数の前記エレメントを結束して構成され、
    少なくとも二条の前記リングをその幅方向に互いに隣接させかつ平行に並べて保持し、
    これら二条のリングに対して前記エレメントを組み付けること
    を特徴とする請求項7ないし9のいずれかに記載のベルト組立方法。
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