JP4740419B1 - コーティング装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コーティング装置は、上下両面が開放された円筒状をなす回転可能なドラム28Aと、ドラム28Aの下面を塞ぐように配されてドラム28Aと同軸状の回転を可能とされた皿状のディスク38Aとを備えて構成されるコーティング槽25と、ドラム28Aを回転させるための第2モータ17(ドラム用駆動機構)と、ディスク38Aをドラム28Aとは独立して回転させるための第1モータ15(ディスク用駆動機構)と、コーティング槽25を、コーティング槽25の回転軸が概ね鉛直方向を向く起立姿勢と、コーティング槽25の回転軸が鉛直方向に対して斜め方向を向く傾倒姿勢との間で傾動変位させるための傾動機構とを備えている。
【選択図】図2
Description
コーティング槽を起立姿勢にした状態でディスクを高速で回転させると、コーティング槽内のセンター群が螺旋状に流動し、ここにコーティング剤を投入すると、短い時間の間にコーティング処理が進む。一方、コーティング槽を傾倒姿勢にした状態でディスクとドラムを同じ方向に低速で回転させると、コーティング槽内のセンター群がゆっくりと流動するので、起立姿勢での螺旋流動に比べるとセンターへの衝撃が低減される。また、ディスクとドラムの回転速度と回転方向を適宜に変更することによっても、コーティング槽内におけるセンター群の流動形態を変更することができる。
ドラム用駆動機構の駆動軸とディスク用駆動機構の駆動軸を同軸状に配置した場合、ドラム用駆動機構とディスク用駆動機構を配置するためのスペースが、コーティング槽の回転中心と平行な方向に大きくなるので、コーティング装置全体が嵩高となる。その点、本発明では、ドラム用駆動機構の駆動軸とディスク用駆動機構の駆動軸を互いに偏心位置した位置関係となるように配置しているので、コーティング装置の低背化を図ることが可能である。
ディスク用駆動機構の駆動軸をディスクと同軸に配置したので、構造の簡素化を図ることができる。また、駆動軸の回転力を効率良くディスクに伝達することができるので、ディスクを高速で連続的に回転させることができる。
駆動軸と従動ギヤとの係合を従動ギヤの内周側で行うようにしたので、駆動軸を従動ギヤの外側で係合させる場合に比べると、小型化できる。
ディスクを洗浄や交換のためにディスク用駆動機構から外す際には、アンダープレートからドラムを外し、その後、ディスクを持ち上げて支持部材に載置すれば、ディスクの外周縁がアンダープレートの外周縁よりも上方に位置する。したがって、ドラムを外さずに、作業者が上半身をドラム内に入り込ませてディスクを取り出す場合に比べると、ディスクを外す作業を行い易い。
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図17を参照して説明する。本実施形態のコーティング装置は、コーティング槽25の中で、例えばチョコレート菓子、チューイングガム、豆菓子、錠剤等の核となるセンターの表面に、チョコレートやシロップなどのコーティング剤からなるコーティング層を形成するようにしたものである。コーティング槽25は、床面に載置された基台10に設けた傾動機構11により、図1、図2及び図16に示す起立姿勢(コーティング槽25の回転中心軸が概ね鉛直方向となる姿勢)と図3及び図4に示す傾倒姿勢(コーティング槽25の回転中心軸が鉛直方向に対して斜め方向となる姿勢)との間で変位するようになっている。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、ドラム用駆動機構の駆動軸とディスク用駆動機構の駆動軸を互いに偏心した位置関係となるように配置したが、ドラム用駆動機構の駆動軸とディスク用駆動機構の駆動軸は、同軸状に配置してもよい。
(2)上記実施形態では、ドラム用駆動機構の駆動軸をコーティング槽の回転中心と平行に配置したが、ドラム用駆動機構の駆動軸はコーティング槽の回転中心と平行な仮想線に対して交差する方向に配置してもよい。
(3)上記実施形態では、ディスク用駆動機構の駆動軸をコーティング槽の回転中心と平行に配置したが、ディスク用駆動機構の駆動軸はコーティング槽の回転中心と平行な仮想線に対して交差(直交)する方向に配置してもよい。
(4)上記実施形態では、従動ギヤを、内周に歯列を有する内歯歯車とし、この内歯歯車にドラム用駆動機構の駆動軸を係合させたが、従動ギヤを外歯歯車とし、この外歯歯車にドラム用駆動機構の駆動軸を係合させてもよい。
(5)上記実施形態では、ドラムの上面側の開口部を開放した状態のままでコーティングを行うようにしたが、ドラムの上面の開口を、ドラムとは別体の蓋によって開閉できるようにしてもよい。この場合、蓋は、ドラムに対してヒンジ等により開閉動作を可能に且つドラムからは簡単には外せないように取り付けられていてもよく、ドラムに対してボルトや凹凸嵌合などにより比較的簡単に着脱できるようなものであってもよい。
15…第1モータ(ディスク用駆動機構)
16…第1駆動軸(ディスク用駆動機構の駆動軸)
17…第2モータ(ドラム用駆動機構)
18…第2駆動軸(ドラム用駆動機構の駆動軸)
22…支持ピン(支持部材)
25…コーティング槽
26…アンダープレート
27…内歯歯車(従動ギヤ)
28A,28B,28C…ドラム
38A,38B,38C…ディスク
Claims (5)
- 上下両面が開放された略円筒状をなす回転可能なドラムと、前記ドラムの下面を塞ぐように配されて前記ドラムと同軸状の回転を可能とされた皿状のディスクとを備えて構成されるコーティング槽と、
前記ドラムを回転させるためのドラム用駆動機構と、
前記ディスクを、前記ドラムとは独立して回転させるためのディスク用駆動機構と、
前記コーティング槽を、前記コーティング槽の回転軸が概ね鉛直方向を向く起立姿勢と、前記コーティング槽の回転軸が鉛直方向に対して斜め方向を向く傾倒姿勢との間で傾動変位させるための傾動機構とを備えていることを特徴とするコーティング装置。 - 前記ドラム用駆動機構の駆動軸と前記ディスク用駆動機構の駆動軸は、前記コーティング槽の回転中心と平行であって、互いに偏心した位置関係とされていることを特徴とする請求項1記載のコーティング装置。
- 前記コーティング槽は、前記ドラムの下端縁に一体回転可能に結合されるとともに、前記ディスクの下方を覆う皿状のアンダープレートを有しており、
前記ディスク用駆動機構の前記駆動軸は、前記アンダープレートを貫通して前記ディスクに対して同軸状に連結されており、
前記ドラム用駆動機構の前記駆動軸は、前記コーティング槽の回転中心から偏心した位置に配されて、前記アンダープレートに一体回転可能に設けた従動ギヤに係合されていることを特徴とする請求項2記載のコーティング装置。 - 前記従動ギヤは、内周に歯列を有する内歯歯車であり、
前記ドラム用駆動機構の前記駆動軸が前記内歯歯車に係合されていることを特徴とする請求項3記載のコーティング装置。 - 前記ディスク用駆動機構には、上方へ突出して前記ディスクを貫通した形態の複数の支持部材が設けられ、
前記ディスクを持ち上げて前記支持部材に載置した状態では、前記ディスクの外周縁が前記アンダープレートの外周縁よりも上方に位置するようになっていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のコーティング装置。
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