JP4740179B2 - 触媒層担持基板の製造方法、膜電極複合体の製造方法、および燃料電池の製造方法 - Google Patents

触媒層担持基板の製造方法、膜電極複合体の製造方法、および燃料電池の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、触媒層担持基板の製造方法、膜電極複合体の製造方法、および燃料電池の製造方法に関する。
固体高分子型燃料電池、特にメタノール溶液を燃料としたメタノール型固体高分子型燃料電池は、低温で動作が可能であって、かつ小型軽量化が可能なため、最近ではモバイル機器などの電源として盛んに研究されている。しかし、従来の燃料電池の性能は、幅広い普及が可能な水準にはまだ達していない。燃料電池は電極触媒反応によって化学エネルギーを電力に変換するため、高性能な燃料電池の開発には高活性な触媒が不可欠である。
燃料電池のアノード触媒としては、PtRuが一般的に使われている。電極触媒反応により得られる理論電圧の1.21Vに対し、PtRu触媒による電圧ロスが約0.3Vであり、PtRuを超える高活性(メタノール酸化活性)のアノード触媒が求められている。メタノール酸化活性を向上させるため,PtRuに他の元素を加えるなど、昔からいろいろ検討され報告されてきた。
これまで、触媒の合成方法としては、原料塩の溶液を用い、含浸、沈殿、液相還元して触媒を合成する溶液法が一般的に用いられている。しかし、溶液法では、還元されにくい元素、合金化しにくい元素については触媒の表面制御をしにくいという課題がある。
一方、スパッタ法,蒸着法による触媒合成は材料制御の面においては有利であり、本発明者らはスパッタまたは蒸着プロセスによって高活性な触媒を見出した。しかし、従来のスパッタ法または蒸着法を用いて触媒を作製する際は、触媒層空孔構造の制御などの問題があり、作製プロセスを改善し、燃料電池特性と貴金属触媒の利用効率を更に高めることが望まれている。例えば、アノード電極においては、触媒の利用効率は燃料―触媒―プロトン伝導体の三相界面の密度に強く依存する。そのため、十分な燃料電池特性を得るには、触媒層の空孔構造を制御し、三相界面の密度を高める必要がある。
これまで、スパッタ法などによる触媒層形成の方法もいくつか開示されている。例えば、特許文献1には、電解質膜に触媒層及びカーボンを同時/順次スパッタすることが報告されている。特許文献2には、気相成膜法を含む方法によって電極基板の上にカーボン粉体と触媒との積層構造を形成することが報告されている。特許文献3には、触媒をスパッタする前にSiをスパッタすることによって二層触媒層構造を形成することが報告されており、触媒の粒成長の抑制に効果があるとしている。しかし、これら方法は触媒層空孔構造の改善などには十分とは言えず、新規プロセスの開発が求められている。
特開2001−307751 国際公開番号WO2002/073722 特開2004−281177
上述の通り、従来の触媒合成プロセスにおいては、触媒層空孔構造の制御が十分でない等の問題があった。
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、触媒層空孔構造の制御の可能な触媒層担持基板の製造方法、膜電極複合体の製造方法、および燃料電池の製造方法を提供することにある。
上記事情を鑑みて、本発明に係る触媒層担持基板の製造方法は、基板上に、金属触媒層をスパッタ、もしくは蒸着する第1の工程と、カーボン及び元素Mを含む金属の混合層をスパッタ、もしくは蒸着する第2の工程とを複数回交互に繰り返して金属触媒層と混合層の積層体を形成する積層工程と、積層工程の後に、積層体に対して酸処理を行う酸処理工程と、を具備することを特徴とする。ただし、元素MはSn、Al、Cu及びZnよりなる群から選ばれる少なくとも一種の元素である。
本発明に係る触媒層担持基板の製造方法においては、金属触媒層の供給源が貴金属元素であるか、W、Hf、Si、Mo、Ta、Ti、Zr、Ni、Co、Nb、V、及びCrよりなる群から選ばれる少なくとも一種の元素、及び貴金属元素であっても良い。
また、本発明に係る触媒層担持基板の製造方法においては、混合層の組成がC1-xxであっても良い。ここで、xは0.2≦x≦0.9である。
また、本発明に係る触媒層担持基板の製造方法においては、金属触媒層の厚みが1層あたり5nm以上100nm以下であっても良い。
また、本発明に係る触媒層担持基板の製造方法においては、混合層の厚みが1層あたり10nm以上150nm以下であっても良い。
また、本発明に係る触媒層担持基板の製造方法においては、積層体は、金属触媒層及び混合層が夫々5層以上100層以下交互に積層されていても良い。
また、本発明に係る第1の膜電極複合体の製造方法は、2つの主面に夫々触媒層が設けられたプロトン伝導性基板材料と、プロトン伝導性基板材料を挟持するよう設けられた一対の導電性基板材料とを具備し、プロトン伝導性基板材料として本発明に係る触媒層担持基板を用いることを特徴とする。
また、本発明に係る第2の膜電極複合体の製造方法は、一方の主面に第1の触媒層が設けられた第1の導電性基板材料と、一方の主面に第2の触媒層が設けられた第2の導電性基板材料と、第1の導電性基板材料と第2の導電性基板材料との間に、第1の触媒層及び第2の触媒層と接するように設けられるプロトン導電性基板材料とを具備し、第1の導電性基板材料及び第2の導電性基板材料の少なくとも一方として本発明に係る触媒層担持基板を用いることを特徴とする。
また、本発明に係る燃料電池の製造方法は、本発明にかかる膜電極複合体を具備することを特徴とする。
本発明によれば、触媒層空孔構造の制御の可能な触媒層担持基板の製造方法、膜電極複合体の製造方法、および燃料電池の製造方法を提供することが出来る。
本発明者らは、上記した目的を達成するために触媒合成プロセスについて鋭意研究を重ねてきた。その結果、金属触媒層と、カーボン及び元素M(Sn、Al、Cu及びZnよりなる群から選ばれる少なくとも一種の元素、以下、元素MまたはM金属と称す)を含む混合層とを、複数回交互に繰り返してスパッタ、もしくは蒸着して積層体を形成し、その後に、積層体に対して酸処理を行うことにより、触媒層構造の制御が可能であり、触媒微粒子の凝集を防ぐことが出来る触媒層担持基板を得られることを見出したのである。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
図1に本発明の触媒合成プロセスの模式図を示す。本発明においては、図1に示すように、触媒担持体としての担体(基板)1上に、触媒材料(金属触媒層)2と、カーボン及び上述したM金属(混合層)3とをそれぞれターゲットとして、(1)触媒材料のスパッタ/蒸着、(2)カーボン及びM金属のスパッタ/蒸着、(3)触媒材料のスパッタ/蒸着…、と交互に多数回積層させ、多層を持つ触媒層構造を作製する。その後、作製した触媒層構造に対し酸処理を行い、適切な空孔構造をもつ多孔質触媒層構造を形成させるものである。
触媒材料2については触媒活性、導電性、安定性がよければよく、例えば、貴金属系触媒などを用いることが出来る。貴金属系触媒とは、Pt、Ru、Rh、Os、Ir、Pd、Auなどの貴金属元素を用いた触媒のことである。このような貴金属系触媒を、アノード側に用いる場合には、例えば、PtRu1−y−zで示される組成とすることが出来る。ここで、yは0.2≦y≦0.8であり、zは0≦z≦0.5であり、元素TはW、Hf、Si、Mo、Ta、Ti、Zr、Ni、Co、Nb、V、及びCrよりなる群から選ばれる少なくとも一種の元素である。また、このような貴金属系触媒を、カソード側に用いる場合には、例えばPt1−uで示される組成とすることが出来る。ここで、uは0.2≦u≦0.75であり、元素TはW、Hf、Si、Mo、Ta、Ti、Zr、Ni、Co、Nb、V、及びCrよりなる群から選ばれる少なくとも一種の元素である。ただし、触媒についてはこれらに限定するものではなく、酸化物系触媒や窒化物系触媒、カーバイド系触媒などを使用してもよい。
カーボン及び上述したM金属3は、触媒粒子成長の抑制、触媒層空孔構造を制御して適切な触媒層を形成するのに重要である。カーボンは適切な空孔構造形成、触媒粒子成長の抑制、導電性維持などに効果があると考えられる。カーボンは酸処理による結晶状態の変化はほとんどなく、適切な空孔構造を形成でき、多孔質触媒層構造の耐久性を向上させる。カーボンの結晶状態については特に限定せず、スパッタ/蒸着プロセスにおいて基板温度、スパッタレートを変化させることにより、アモルファス状態、結晶状態のカーボンを形成することが出来る。結晶性カーボンを用いる場合には、カーボンの導電性と安定性が向上するという効果もある。M元素はSn,Al,Cu及びZnよりなる群から選ばれる少なくとも一種の元素を用いることができる。ターゲットは、多元合金ターゲットを用いても良いし、各金属のターゲットを用い同時スパッタしてもよい。積層後の酸処理によってM金属の一部若しくは全部が除去され、適切な空孔構造の形成に重要である。酸処理により、M金属の除去されない部分が残った場合は、安定な酸化物を形成し、触媒反応の燃料供給に寄与すると考えられる。つまり、アノードの場合であれば、水の供給を、カソードの場合であれば、酸素の供給を促進するのである。カーボン金属混合物中のM元素含有量は20〜90at.%とするのが好ましい。M元素の含有量を20at.%以上とすることにより、より適切な大きさ、量の空孔を形成できるという効果を得ることが出来る。また、M元素の含有量を90at.%以下とすることにより多孔質触媒層構造の強度を向上させ、長期耐久性が向上するという効果を得ることが出来る。本発明においては、カーボン金属混合物中のM元素量は、より好ましくは25〜80at.%である。
基板1としては、導電性基板材料若しくはプロトン伝導性基板材料を用いることが出来る。
導電性基板材料については、例えば導電性カーボン繊維を含む多孔質ペーパーを挙げることができるが、これに限定されるものではなく、導電性と安定性に優れる担体であれば使用することができる。カーボン材料以外には、導電性を持つセラミックス多孔質基板を導電性基板材料として用いても良い。また基板に触媒やカーボンとM金属を交互スパッタしてからほかの多孔質材料、または電解質膜に転写しても良い。
プロトン伝導性基板材料については、例えばフッ素系電解質膜、炭化水素系電解質膜、及び超強酸性質を持つ複合酸化物から構成した電解質膜などを挙げることが出来るが、これに限定されるものではなく、プロトン伝導性を有する材料であれば使用することが出来る。プロトン伝導性基板材料に多孔質触媒層構造を作製する場合には、プロトン伝導性基板材料の熱安定性を考慮して、スパッタ/蒸着の際の、基板温度などのパラメータを調整することが必要である。
基板1上へのスパッタ、若しくは蒸着は以下のようにして行うことが可能である。
触媒材料2のスパッタ、若しくは蒸着は、多元合金ターゲットを用いても良いし、各金属のターゲットを用いた同時スパッタ/蒸着でも良い。スパッタ/蒸着レートは、例えば0.5〜100nm/minにすることが出来る。スパッタリング中の担体温度は400℃以下にすることが望ましい。それより高い温度では、触媒粒子において相分離が生じて触媒活性が不安定になる場合がある。また、担体の冷却に必要なコストを低減するため、担体温度の下限値は10℃にすることが望ましい。
カーボンとM金属との混合物層3を形成するにはカーボンとM金属とそれぞれターゲットとし、同時スパッタまたは同時蒸着によって形成できる。また、カーボンとM金属との混合物ターゲットを用いても良い。いずれの場合でも混合層の目標組成に合わせて、カーボンとM金属のスパッタまた蒸着パラメータまたは混合物ターゲットの組成を考慮する必要がある。例えば、カーボンのスパッタ/蒸着レートは金属より遅いため、混合物ターゲットのカーボン含有量は混合層の目標組成より高く設定する必要がある。
金属触媒層2とカーボン及びM金属の混合層3は、十分な触媒量を確保するため、夫々5層以上100層以下積層するよう、スパッタ若しくは蒸着を交互に繰り返す。5層以上とすることにより、触媒粒子の粒成長の抑制と触媒ローディング量の向上を両立しやすいという効果を得ることが出来る。また100層以下とすることにより細孔構造の制御が容易になるという効果を得ることが出来る。一回の触媒層2のスパッタ量は触媒組成に依存するが、厚みを換算すると5〜100nmにすることが好ましい。5nm以上とすることによりローディング量が向上するという効果を得ることが出来る。また、100nm以下とすることにより粒成長の抑制効果が高まるという効果を得ることが出来る。触媒層2のより好ましい厚さは、10〜50nmである。一回のカーボンと金属の混合層3のスパッタ量は、燃料電池の運転条件などに依存するが、厚みを換算すると10〜150nmにすることが好ましい。10nm以上とすることにより細孔構造の制御が容易になるという効果を得ることが出来る。また、150nm以下とすることによりローディング密度が向上するという効果を得ることが出来る。混合層3のより好ましい厚さは、20〜100nmである。
また、本発明は触媒及びカーボン金属混合物のスパッタ量を調整することによって組成勾配または空孔率勾配を持つ傾斜構造を有する多孔質触媒層も作製できる。具体的には、例えば、プロトン伝導性基板材料側に触媒の含有量を高め、空孔率を低くすることにより、触媒の利用効率を高めることが出来る。
本発明の酸処理については、例えば、硝酸、塩酸、硫酸、またはこれらの混合液を用い、5分〜2時間程度の時間で行うことが出来る。このとき、50〜100℃程度に加熱して酸処理を行っても良い。酸処理を行うことにより、M金属が一部若しくは全部溶解し、空孔が形成される。また、場合によっては、M金属の溶解を促進するためにバイアス電圧を加えたり、熱処理などの後処理を加えても良い。
酸処理した触媒層の空孔の存在は触媒層のTEM観察によって把握できる。TEM観察によって本発明触媒層の空孔の大きさが1〜100nm程度、空隙率は5〜50%程度であることがわかる。
本発明の実施形態に係る膜電極複合体は、一対の導電性基板材料(アノード及びカソード)、および、前記アノードと前記カソードとの間に配置されるプロトン伝導性基板材料(プロトン伝導性膜)を具備する。また、本発明の実施形態に係る燃料電池は、この膜電極複合体を備えるものである。本発明の実施形態に係る触媒層担持基板は、後述するどちらの構成においても、アノード側、カソード側の少なくとも一方に用いればよい。
図2は、本発明の一実施形態に係る燃料電池を模式的に示す側面図である。
図2に示す膜電極複合体(MEA)は、アノード4と、カソード5と、プロトン伝導性膜6とを具備する。アノード4は、拡散層7と、その上に積層されたアノード触媒層8とを含む。カソード5は、拡散層9と、その上に積層されたカソード触媒層10とを含む。アノード4とカソード5は、プロトン伝導性膜6を介して、アノード触媒層8とカソード触媒層10とが対向するように積層される。なお、図2中、参照符号11は外部回路を示す。
拡散層7には、前述した基板1を、アノード触媒層8には、前述した多孔質触媒層2,3を用いることが出来る。アノード触媒としては、例えば、前述した貴金属系触媒を用いることが出来る。一方、拡散層9にも、前述した担体1をカソード触媒層10にも、前述した多孔質触媒層2,3を用いることが出来る。カソード触媒には、例えば、Ptを使用することができる。カソード触媒は、担体に担持させても良いが、無担持のまま使用しても良い。
拡散層7,9には、導電性多孔質シートを使用することができる。導電性多孔質シートには、例えば、カーボンクロス、カーボンペーパーなどの通気性あるいは通液性を有する材料から形成されたシートを使用することができる。
アノード触媒層、カソード触媒層及びプロトン伝導性膜に含まれるプロトン伝導性物質は、プロトンを伝達できる材料であれば特に制限されることなく使用することができる。プロトン伝導性物質としては、例えば、ナフィオン(デュポン社製)、フレミオン(旭化成社製)、アシブレック(旭硝子社製)などのスルホン酸基を持つフッ素樹脂や、タングステン酸やリンタングステン酸などの無機物などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
MEAはこの形態に限ったものではない。例えば、アノードと、カソードと、アノードとカソードの間に設けられるプロトン伝導性膜とを具備し、プロトン伝導性膜のアノード側にアノード触媒層を、カソード側にカソード触媒層を設ける構成としても良い。この場合、プロトン伝導性膜として前述した基板1を、アノード触媒層として、前述した多孔質触媒層2,3を用いることが出来る。アノード触媒としては、前述した貴金属系触媒を用いることが出来る。また、カソード触媒層にも、前述した多孔質触媒層2,3を用いることが出来る。カソード触媒には、例えば、Ptを使用することができる。カソード触媒は、担体に担持させても良いが、無担持のまま使用しても良い。この場合、プロトン伝導性膜としては、例えばフッ素系電解質膜、炭化水素系電解質膜、及び超強酸性質を持つ複合酸化物から構成した電解質膜などを挙げることが出来るが、これに限定されるものではなく、プロトン伝導性を有する材料であれば使用することが出来る。
本発明の実施形態に係る燃料電池は、前述したMEAと、アノードに燃料を供給する手段と、カソードに酸化剤を供給する手段とを含む。使用するMEAの数は1つでもよいが、複数でもよい。複数使用することにより、より高い起電力を得ることができる。燃料としては、メタノール、エタノール、蟻酸、あるいはこれらから選ばれる1種類以上を含む水溶液等を使用することができる。
[実施例]
以下、本発明の実施の形態について説明するが、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
(実施例1〜10)
カーボンペーパー(商品名Toray060)を基板1とし、マグネトロンスパッタリング装置を用いて表1に示すような触媒金属を含むターゲット1のスパッタリングと、M元素を含むターゲット2及びカーボンを含むターゲット3の同時スパッタリングを交互に繰り返し、アノード触媒層2とカーボン金属混合層3との積層構造を形成した。触媒層の厚み、カーボンM混合層の厚みと繰り返し回数を表1に示す。
(実施例11)
カーボンペーパー(商品名Toray060)を基板1とし、マグネトロンスパッタリング装置を用いて表1に示すような触媒金属を含むターゲット1のスパッタリングと、カーボンとM元素の混合物ターゲット2のスパッタリングを交互に繰り返し、アノード触媒層2とカーボン金属混合層3との積層構造を形成した。触媒層の厚み、カーボンM混合層の厚みと繰り返し回数を表1に示す。
(実施例12〜13)
カーボンペーパー(商品名Toray060)を基板1とし、マグネトロンスパッタリング装置を用いて表1に示すような触媒金属を含むターゲット1のスパッタリングと、M元素を含むターゲット2及びカーボンを含むターゲット3の同時スパッタリングを交互に繰り返し、カソード触媒層2とカーボン金属混合層3との積層構造を形成した。触媒層の厚み、カーボンM混合層の厚みと繰り返し回数を表1に示す。
(実施例14)
プロトン伝導膜(Nafion115;デュポン社製)を基板1とし、表1に示すような触媒金属を含むターゲット1のスパッタリングと、M元素を含むターゲット2及びカーボンを含むターゲット3の同時スパッタリングを交互に繰り返し、アノード触媒層とカーボン金属混合層を形成した。その後、膜の裏面に実施例12と同条件で触媒金属を含むターゲット1のスパッタリングと、M元素を含むターゲット2及びカーボンを含むターゲット3の同時スパッタリングを交互に繰り返し、カソード触媒層とカーボン金属混合層を形成した。触媒層の厚み、カーボンM混合層の厚みと繰り返し回数を表1に示す。
(比較例1)
カーボンペーパー(商品名Toray060)を基板1とし、マグネトロンスパッタリング装置を用いて触媒層厚みが300nmになるように、表1に示すような触媒金属を含むターゲット1を用いスパッタリングを行い、アノード触媒層を形成した。
実施例1〜14、比較例1の基板及びその上の積層構造は、その後60℃において50重量%硝酸に入れ、24時間酸処理を行い、純水によって洗浄し、乾燥させた。このように作製した多孔質触媒層構造の触媒ローディング量は約0.36mg/cm2であった。
(比較例2)
特許文献2の実施例1と同様な方法で触媒層及びカーボン層の積層層数のみ変更してカソード電極を作製した。触媒ローディング量は0.36mg/cm2となるようにして積層層数を増やしている。先ず、カーボン粉体(粒径30〜40nm)0.6gを、溶媒NMP(N−メチルピロリドン)40g中に分散させた塗料を、スピンコート法によって、初めは、500rpmで5秒間滴下し、その後、1000rpmで30秒間滴下することによって層を形成し、更に、120℃で加熱乾燥して形成した。次に、白金スパッタ層は、白金(Pt)ターゲットを用いて、DC1A、420Vを印加した。そして、基板を回転させながら、スパッタを行い、白金触媒層を成膜した。なお、カーボン粉体は、スピンコート法を用いて、厚さは300nmとし、それを15層設けた。又、白金(スパッタ)層は、スパッタリング法を用いて、厚さは20nmとし、それを15層設けた。このように作製した電極の触媒ローディング量は実施例1〜14と同様、約0.36mg/cm2であった。
(比較例3)
特許文献1の実施例2と同様な方法によって同様な組成の電極を作製した。先ず、プロトン電解質膜(Nafion115;デュポン社製)を真空雰囲気下に10分間放置して水分を除去し、前処理された膜を得た。この膜に、DC(直流)スパッタリング法によってPt−Ruアノード触媒層が形成され、またこれと同時にRF(高周波)スパッタリング法によって炭素がコーティングされた。このマグネトロンスパッタリングの条件は以下である。反応ガスとしてアルゴンガスとヘリウムガスとの混合気体(配合割合を1:1)を用いた。さらに、圧力を100Paに保持するとともに、スパッタガンの投入電力を300Wとしてスパッタリングを行った。なお、スパッタリングのトータルの時間は400秒としたが、比較的長時間のスパッタリングにより過度に加熱されたターゲットの温度が水素イオン交換高分子膜に伝導しないように、200秒ずつ2回に分けてスパッタリングを行った。さらに、アノード触媒層がコーティングされた膜の裏面にPtカソード触媒と炭素とが同時にコーティングされた。このときの反応ガスの圧力は、アルゴンガスの分圧とヘリウムガスの分圧とを合計した圧力が100Paであり、またRFスパッタリングの条件は300Wで実施した。このように形成されたPtRuアノード触媒とPtカソード触媒のローディング量は各々1.5mg/cm2である。これは実施例1〜14、比較例1〜2の約4倍である。
得られた各種触媒層担持基板(電極または触媒層がコーティングされた膜)は5%重量のNafion(デュポン社製)溶液に含浸し、乾燥させ、触媒層にプロトン伝導体を付与させた。実施例1〜11、比較例1をアノード電極としてそれぞれに対する実施例12のカソード電極を使用し、実施例12〜13、比較例2をカソード電極としてそれぞれに対する実施例1のアノード電極を使用し、膜電極複合体、単セルを以下に示す方法で作製し、評価を行った。
<膜電極複合体の作製>
カソード電極、アノード電極それぞれを電極面積が10cm2になるよう、3.2×3.2cmの正方形に切り取り、カソード電極とアノード電極の間にプロトン伝導性固体高分子膜としてナフィオン115(デュポン社製)を挟んで、125℃、10分、30kg/cm2の圧力で熱圧着して、膜電極複合体を作製した。実施例14、比較例3についてはそれぞれは二枚のカーボンペーパー(商品名Toray060)の間に入れ、125℃、10分、30kg/cm2の圧力で熱圧着して、膜電極複合体を作製した。
この膜電極複合体と流路板とを用いて燃料直接供給型高分子電解質型燃料電池の単セルを作製した。この単セルに燃料としての1Mメタノール水溶液、流量0.6ml/min.でアノード極に供給すると共に、カソード極に空気を100ml/分の流量で供給し、セルを50℃に維持した状態で100mA/cm2電流密度を放電させ、30分後の単セル電圧を測定し、その結果を下記表1に示す。
Figure 0004740179
表1の結果が示されるように、実施例1〜14と比較例1とそれぞれ比較すると、本発明によって作製したものは単セル電圧が高く、高い燃料電池特性が高いとわかる。実施例1〜14と比較例2,3と比較すると、本発明によって作製したものは従来方法より単セル電圧が得られることとわかる。各種試料のTEM観察も行った。本発明のプロセスによって作製したものには1〜100nm以上の空孔が存在しており、従来プロセス(比較例1〜3)のものでは空孔が殆ど観察されなかった。本発明によって作製した電極の高特性はこのような空孔構造によるものと考えられる。このような空孔構造が触媒―プロトン伝導体―燃料の三相界面の密度を高め、触媒利用効率の向上と高燃料電池特性をもたらしたと思われる。実施例1と実施例2,3と比較すると、触媒層の厚み、カーボン金属混合物層の厚みまた積層の層数の制御により、高い特性が得られることが分る。実施例1と実施例9,10と比較すると、カーボン金属混合物層の組成をC1−x(0.2≦x≦0.9)にすることによって高い特性が得られることがわかる。
なお、本発明のプロセスによって作製した電極を用いた改質ガス型高分子電解質型燃料電池にも上記と同様な傾向を確認した。従って、本発明のプロセスはPEMFC燃料電池においても有効である。
本発明の実施形態に関わる触媒合成プロセスの模式図である。 本発明の実施形態に係る燃料電池を模式的に示す側面図である。
符号の説明
1・・・基板
2・・・触媒材料
3・・・カーボン金属混合物
4・・・アノード
5・・・カソード
6・・・プロトン伝導性膜
7,9・・・拡散層
8・・・アノード触媒層
10・・・カソード触媒層
11・・・外部回路

Claims (9)

  1. 基板上に、金属触媒層をスパッタ、もしくは蒸着する第1の工程と、カーボン及び元素Mを含む金属の混合層をスパッタ、もしくは蒸着する第2の工程とを複数回交互に繰り返して前記金属触媒層と前記混合層の積層体を形成する積層工程と、
    前記積層工程の後に、前記積層体に対して酸処理を行う酸処理工程と、
    を具備することを特徴とする触媒層担持基板の製造方法。
    ただし、元素MはSn、Al、Cu及びZnよりなる群から選ばれる少なくとも一種の元素である。
  2. 前記金属触媒層の供給源が貴金属元素であるか、W、Hf、Si、Mo、Ta、Ti、Zr、Ni、Co、Nb、V、及びCrよりなる群から選ばれる少なくとも一種の元素、及び貴金属元素であることを特徴とする請求項1記載の触媒層担持基板の製造方法。
  3. 前記混合層の組成がC1-xxであることを特徴とする請求項1記載の触媒層担持基板の製造方法。
    ここで、xは0.2≦x≦0.9である。
  4. 前記金属触媒層の厚みが1層あたり5nm以上100nm以下であることを特徴とする請求項1記載の触媒層担持基板の製造方法。
  5. 前記混合層の厚みが1層あたり10nm以上150nm以下であることを特徴とする請求項1記載の触媒層担持基板の製造方法。
  6. 前記積層体は、前記金属触媒層及び前記混合層が夫々5層以上100層以下交互に積層されていることを特徴とする請求項1記載の触媒層担持基板の製造方法。
  7. 2つの主面に夫々触媒層が設けられたプロトン伝導性基板材料と、
    前記プロトン伝導性基板材料を挟持するよう設けられた一対の導電性基板材料とを具備し、
    前記プロトン伝導性基板材料として請求項1記載の触媒層担持基板を用いることを特徴とする膜電極複合体の製造方法。
  8. 一方の主面に第1の触媒層が設けられた第1の導電性基板材料と、
    一方の主面に第2の触媒層が設けられた第2の導電性基板材料と、
    前記第1の導電性基板材料と前記第2の導電性基板材料との間に、前記第1の触媒層及び前記第2の触媒層と接するように設けられるプロトン導電性基板材料とを具備し、
    前記第1の導電性基板材料及び前記第2の導電性基板材料の少なくとも一方として請求項1記載の触媒層担持基板を用いることを特徴とする膜電極複合体の製造方法。
  9. 請求項7若しくは8に記載の膜電極複合体を具備することを特徴とする燃料電池の製造方法。
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